JPH1183915A - 信号入力検出装置 - Google Patents

信号入力検出装置

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JPH1183915A
JPH1183915A JP23628297A JP23628297A JPH1183915A JP H1183915 A JPH1183915 A JP H1183915A JP 23628297 A JP23628297 A JP 23628297A JP 23628297 A JP23628297 A JP 23628297A JP H1183915 A JPH1183915 A JP H1183915A
Authority
JP
Japan
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signal
period
input
zero
cycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP23628297A
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English (en)
Inventor
Kazuya Suwabe
一哉 諏訪部
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定周波数の信号入力を検出する信号入力検
出装置において、信号入力が途絶えた場合にその察知を
可能にし、誤判定が生じないようにする。 【解決手段】 周期カウンタ部2は、クロックをカウン
トする。ゼロクロス点判定部1は、入力信号がゼロレベ
ルを横切るのを検出し、ゼロクロス検出信号を出力し、
これにより周期カウンタ部2のカウント値を周期データ
として周期レジスタ部4に保持せしめ、周期カウンタ部
2をリセットする。入力検出部4は、周期レジスタ部3
内の周期データに基づき所定周波数の信号入力を検知す
る。所定周期超過検出部5は、周期カウンタ部2のカウ
ント値が閾値Nthを越えたとき、所定周期超過検出信
号を出力し、周期カウンタ部2のカウント値を周期レジ
スタ部3に保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DTMF(Dual
Tone Multi-Frequency)信号等のような既知の周波数
の信号が入力されるのを検出する信号入力検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電話回線を介して受信された
DTMF信号に基づいて種々の機能を実行することによ
り、遠隔地からの操作を可能にした電話端末装置が知ら
れている。この種の電話端末装置では、DTMF信号が
入力された場合にそれを検知し、かつ、受信したDTM
F信号の周波数を判定する機能が要求される。図3はこ
のような場合に使用される従来の信号入力検出装置の構
成例を示すものである。
【0003】周知の通り、DTMF信号は、発呼者によ
るプッシュボタンの操作によって発生される信号であ
り、高群4種および低群4種から各々選ばれた2種類の
周波数成分を有している。この信号入力検出装置が適用
される電話端末装置等においては、外部から受信された
DTMF信号が高群の周波数成分に対応した信号と低群
の周波数成分に対応した信号とに予め分離される。そし
て、この分離された各信号が一定のサンプリング周波数
でA/D変換され、図3に示す信号入力検出装置に処理
対象として供給されるのである。
【0004】図3において、ゼロクロス点判定部1に
は、上記のA/D変換されたサンプルデータI(n)
(n=0,1,2,…)が入力される。ゼロクロス点判
定部1は、このようにして入力されるサンプルデータI
(n)がゼロレベルを例えば正方向に横切ったとき、す
なわち、負のサンプルデータI(n−1)が入力され、
その直後、正のサンプルデータI(n)が入力されたと
きにゼロクロス検出信号を出力する。
【0005】周期カウンタ部2は、上記A/D変換のサ
ンプリングクロックCLK(周波数fs)をカウントす
る。また、周期カウンタ部2は、ゼロクロス点判定部1
からゼロクロス検出信号が与えられることによって、そ
のカウント値がリセットされる。
【0006】周期レジスタ部3は、ゼロクロス検出信号
が与えられることにより、その時点における周期カウン
タ部2のカウント値(リセットされる直前のカウント
値)を取り込み、次のゼロクロス検出信号が与えられる
までの間、周期データとして保持する。
【0007】入力検出部4は、一定の時間間隔で周期レ
ジスタ部3に保持されている周期データを読み出し、こ
の読み出した周期データに基づいて所定の周波数の信号
が入力されたか否かを判定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の信号入力検出装置においては、周期レジスタ部3に
保持された周期データを定期的に参照することにより所
定周波数の信号が入力されたか否かの判定が行われるた
め、DTMF信号が入力されていなくてもDTMF信号
の高群(または低群)のいずれか一の周波数に対応した
周期データが周期レジスタ部3に保持されていれば、D
TMF信号が入力されたとの誤判定がなされてしまうと
いう問題があった。
【0009】この問題について具体例を挙げて説明す
る。図4は、このような誤検出が行われる場合の入力信
号波形を例示したものである。なお、図中、黒丸で表し
たプロットは、ゼロクロス点判定部1に入力される入力
信号波形のサンプルデータI(n)を表している。
【0010】図4では、2周期分の正弦波信号のサンプ
ルデータがゼロクロス点判定部1に入力された後、ゼロ
クロス点判定部1に対する入力信号がなくなった場合を
示している。この場合、図4に示すサンプルデータI
(k1)がゼロクロス点判定部1に入力されると、これ
によりゼロクロス検出信号が出力されるため、図示の2
周期分の正弦波のうち先の正弦波の周期データT1が周
期レジスタ部3に書込まれる。ところが、その次の周期
の正弦波はゼロレベル線Hを正方向に横切らない。この
ため、上記周期データT1の書込み後は、ゼロクロス検
出信号は出力されず、周期データT1は継続して周期レ
ジスタ部3に保持されることとなる。そして、この周期
データT1が所定周波数のDTMF信号に対応したもの
である場合には、これを定期的に読み出す入力検出部4
は、ゼロクロス点判定部1に対する信号入力が途絶えて
いるにも拘らず、所定周波数のDTMF信号が入力され
たと誤判定をしてしまうのである。
【0011】以上、DTMF信号を対象とした信号入力
検出装置を例に説明したが、この問題は、これに限ら
ず、所定周波数の信号が入力されるのを検出するあらゆ
る信号入力検出装置において生じる。
【0012】この発明は、以上説明した事情に鑑みてな
されたものであり、信号が入力されなくなった場合に周
期データに基づいてそれを察知することができ、誤判定
の生じない信号入力検出装置を提供することを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力信号が
ゼロレベルを横切るのを検出し、ゼロクロス検出信号を
出力するゼロクロス点判定手段と、前記ゼロクロス検出
信号が出力されてから次のゼロクロス検出信号が出力さ
れるまでの経過時間を計測し、計測を行っている期間
は、既に得られた最新の計測結果を表す周期データを保
持する周期計測手段と、一定時間間隔で前記周期計測手
段によって保持されている周期データを読み出し、該周
期データに基づいて所定周波数の信号が入力されたか否
かを判定する入力検出手段とを有する信号入力検出装置
において、前記周期計測手段は、前記ゼロクロス検出信
号が出力されてからの経過時間が、前記所定周波数に対
応した周期よりも大きな値に定められた閾値を越えたと
き、当該時点までの経過時間の計測結果を前記周期デー
タとして保持することを特徴とする信号入力検出装置を
要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に理解しやすく
するため、実施の形態について説明する。かかる実施の
形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を
限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可能
である。
【0015】図1はこの発明の一実施形態である信号入
力検出装置の構成を示すブロック図である。この信号入
力検出装置は、前掲図3の信号入力検出装置に対し、所
定周期超過検出部5およびORゲート6を追加した構成
となっている。なお、図1における他の要素については
前掲図3におけるものと変るところがないので、各図間
で同一の符号を使用している。
【0016】所定周期超過検出部5は、周期カウンタ部
2のカウント値を監視し、同カウント値が予め定められ
た閾値Nthに達したときに所定周期超過検出信号を出
力する。ここで、閾値Nthは、検出対象たるDTMF
信号の周波数をfmin、周期カウンタ部2がカウント
を行うクロックの周波数をfsとした場合にNth=f
min/fs+α(ただし、α>0)なる関係を満たす
ように定められる。
【0017】ORゲート6は、ゼロクロス点判定部1か
ら出力されるゼロクロス検出信号または所定周期超過検
出部5から出力される所定周期超過検出信号を周期カウ
ンタ部2および周期レジスタ部3に供給する。
【0018】他の構成については、前掲図3に示したも
のと変るところがないので、説明を省略する。
【0019】次に図2を参照し、本実施形態の動作につ
いて説明する。図2は、ゼロクロス点判定部1に対する
入力信号波形を例示したものである。なお、上述した従
来の技術との対比のため、図示の入力信号波形は前掲図
4のものと全く同じ信号波形となっている。
【0020】このような入力信号が与えられた場合、従
来の技術と同様、サンプルデータI(k1)が入力され
ることによりゼロクロス点判定部1からゼロクロス検出
信号が出力され、図示の2周期分の正弦波のうち先の正
弦波の周期データT1が周期レジスタ部3に書込まれ
る。
【0021】そして、図示のように、その次の周期の正
弦波がゼロレベル線Hを正方向に横切らない場合には、
ゼロクロス点判定部1からゼロクロス検出信号が出力さ
れることはない。しかし、その間、周期カウンタ部2に
よるクロックCLKのカウントが進行し、そのカウント
値が閾値Nthに達すると、所定周期超過検出部5から
所定周期超過検出信号が出力される。そして、所定周期
超過検出信号がORゲート6を介して周期カウンタ部2
および周期レジスタ部3に供給される結果、その時点に
おける周期カウンタ部2のカウント値、すなわち、図2
に示すNthに相当するカウント値が周期レジスタ部3
に書込まれ、また、周期カウンタ部2がリセットされ
る。
【0022】その後、周期レジスタ部3に書込まれた周
期データ(=Nth)は、入力検出部4によって読み出
されることとなるが、この周期データは最も周波数の低
いDTMF信号の周期よりも明らかに長い周期を示して
いる。従って、入力検出部4により、DTMF信号が入
力されていない旨の判定がなされるのである。
【0023】このように本実施形態によれば、ゼロクロ
ス検出信号の発生後、所定の閾値Nthに相当する時間
だけ待っても次のゼロクロス検出信号が出力されない場
合には、その時点において周期カウンタ部2のカウント
値が周期レジスタ部3に書込まれるので、DTMF信号
の入力が途絶えたことを周期レジスタ部3内の周期デー
タに基づいて判定することができる。従って、DTMF
信号が入力されていないにも拘らず、周期レジスタ部3
内の周期データを新たに入力されたDTMF信号のもの
であると誤認する動作を防止することができる。
【0024】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明の適用範囲はこれに限定されるもので
はなく、様々な変形が考えられる。例えば、上記実施形
態では、ゼロクロス点判定部1は、順次入力されるサン
プルデータI(n)の符号が負から正に変ることをもっ
てゼロクロス検出信号を発生したが、サンプルデータI
(n)を時間軸上において補間し、この補間したサンプ
ルデータについてゼロクロス検出を行うようにしてもよ
い。また、上記実施形態では全てをデジタル回路によっ
て構成したが、例えばゼロクロス点判定部1をアナログ
回路によって構成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る信
号入力検出装置によれば、信号が入力されなくなった場
合に周期データに基づいてそれを察知することができる
ので、信号入力が途絶えているにも拘らず所定周波数の
信号が入力されたとの誤った判定がなされるのを防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態である信号入力検出装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態の動作を説明する波形図である。
【図3】 従来の信号入力検出装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 同装置の問題点を説明する波形図である。
【符号の説明】
1……ゼロクロス点判定部(ゼロクロス点判定手段)、
2……周期カウンタ部、3……周期レジスタ部、5……
所定周期超過検出部、6……ORゲート(以上、周期計
測手段)、4……入力検出部(入力検出手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号がゼロレベルを横切るのを検出
    し、ゼロクロス検出信号を出力するゼロクロス点判定手
    段と、 前記ゼロクロス検出信号が出力されてから次のゼロクロ
    ス検出信号が出力されるまでの経過時間を計測し、計測
    を行っている期間は、既に得られた最新の計測結果を表
    す周期データを保持する周期計測手段と、 一定時間間隔で前記周期計測手段によって保持されてい
    る周期データを読み出し、該周期データに基づいて所定
    周波数の信号が入力されたか否かを判定する入力検出手
    段とを有する信号入力検出装置において、 前記周期計測手段は、前記ゼロクロス検出信号が出力さ
    れてからの経過時間が、前記所定周波数に対応した周期
    よりも大きな値に定められた閾値を越えたとき、当該時
    点までの経過時間の計測結果を前記周期データとして保
    持することを特徴とする信号入力検出装置。
JP23628297A 1997-09-01 1997-09-01 信号入力検出装置 Pending JPH1183915A (ja)

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JP23628297A JPH1183915A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 信号入力検出装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100362387B1 (ko) * 2000-08-26 2002-11-23 삼성전자 주식회사 주기 검출 장치 및 방법
JPWO2015063943A1 (ja) * 2013-11-01 2017-03-09 インフォメティス株式会社 信号処理システム、信号処理方法および信号処理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100362387B1 (ko) * 2000-08-26 2002-11-23 삼성전자 주식회사 주기 검출 장치 및 방법
JPWO2015063943A1 (ja) * 2013-11-01 2017-03-09 インフォメティス株式会社 信号処理システム、信号処理方法および信号処理プログラム
US10317438B2 (en) 2013-11-01 2019-06-11 Informetis Corporation Signal processing system signal processing method and signal processing program for estimating operation conditions from pieces of current and voltage information of an electric device

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