JP2000078007A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JP2000078007A JP2000078007A JP10241473A JP24147398A JP2000078007A JP 2000078007 A JP2000078007 A JP 2000078007A JP 10241473 A JP10241473 A JP 10241473A JP 24147398 A JP24147398 A JP 24147398A JP 2000078007 A JP2000078007 A JP 2000078007A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価なテスターを使用しても、LSIに内蔵
されたA/Dコンバーターの精度の確認を可能にする。 【解決手段】 例えば8bitのA/Dコンバーター5
は、入力ランプ波をデジタル変換し、分解能の関係で0
から255の出力コードを一致検出回路9に供給する。
リファレンス値設定回路7は、DSP非内蔵テスター2
1からのリファレンス設定信号に基づき、一ランプ波入
力期間毎に1つの値を一致検出回路9に供給する。リフ
ァレンス値設定回路7は、254個のランプ波入力に従
い1から254の値を順に一致検出回路9に供給する。
一致検出回路9は、一ランプ波入力毎に、A/Dコンバ
ーター5からの出力コードと、リファレンス値設定回路
7からの値とが一致する期間の検出期間信号(例えば、
連続したハイ信号)を、テスター21に供給する。テス
ター21は、その検出期間信号が、いくつのクロックに
渡るかをカウントすることになる。
されたA/Dコンバーターの精度の確認を可能にする。 【解決手段】 例えば8bitのA/Dコンバーター5
は、入力ランプ波をデジタル変換し、分解能の関係で0
から255の出力コードを一致検出回路9に供給する。
リファレンス値設定回路7は、DSP非内蔵テスター2
1からのリファレンス設定信号に基づき、一ランプ波入
力期間毎に1つの値を一致検出回路9に供給する。リフ
ァレンス値設定回路7は、254個のランプ波入力に従
い1から254の値を順に一致検出回路9に供給する。
一致検出回路9は、一ランプ波入力毎に、A/Dコンバ
ーター5からの出力コードと、リファレンス値設定回路
7からの値とが一致する期間の検出期間信号(例えば、
連続したハイ信号)を、テスター21に供給する。テス
ター21は、その検出期間信号が、いくつのクロックに
渡るかをカウントすることになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路、
特に内蔵されたアナログ・デジタルコンバーター(以
下、A/Dコンバーターという)のテスト用の回路に関
する。
特に内蔵されたアナログ・デジタルコンバーター(以
下、A/Dコンバーターという)のテスト用の回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIに内蔵されたA/Dコンバ
ーターをテストする場合、外部からA/Dコンバーター
にランプ波を与え、A/Dコンバーターの出力を専用の
DSP(デジタル シグナル プロセッサ)を内蔵した
テスターで解析していた。
ーターをテストする場合、外部からA/Dコンバーター
にランプ波を与え、A/Dコンバーターの出力を専用の
DSP(デジタル シグナル プロセッサ)を内蔵した
テスターで解析していた。
【0003】A/Dコンバーターがランプ波を例えば8
bitのデジタル信号に変換すると仮定して、テスター
は、1ランプ波入力に対するA/Dコンバーターの出力
コード1から254で構成される254個のコードの個
々のコードがそれぞれいくつのクロックに渡って出現す
るかを、1ランプ入力の間にカウントする。
bitのデジタル信号に変換すると仮定して、テスター
は、1ランプ波入力に対するA/Dコンバーターの出力
コード1から254で構成される254個のコードの個
々のコードがそれぞれいくつのクロックに渡って出現す
るかを、1ランプ入力の間にカウントする。
【0004】ちなみに、254個のコードの個々のコー
ドについてのカウンタクロック数がばらつくのであれ
ば、そのA/Dコンバーターは不良品ということにな
る。
ドについてのカウンタクロック数がばらつくのであれ
ば、そのA/Dコンバーターは不良品ということにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来で使用するDSP
を内蔵したテスターは、高価なものであるという問題点
が有った。
を内蔵したテスターは、高価なものであるという問題点
が有った。
【0006】そこで本発明は、安価なテスターを使用し
ても、半導体集積回路に内蔵されたA/Dコンバーター
の精度の確認を可能にするテスト用の回路を提供するこ
とを目的とする。
ても、半導体集積回路に内蔵されたA/Dコンバーター
の精度の確認を可能にするテスト用の回路を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】テスト用入力信号をデジ
タル信号に変換するアナログ・デジタルコンバーター
と、一テスト用入力信号毎に所定の1つのリファレンス
値を設定するリファレンス値設定回路と、前記アナログ
・デジタルコンバーターからの出力コードと前記リファ
レンス値設定回路からの前記リファレンス値が一致する
期間の検出期間信号を出力する一致検出回路とを具備し
たことを特徴とする。
タル信号に変換するアナログ・デジタルコンバーター
と、一テスト用入力信号毎に所定の1つのリファレンス
値を設定するリファレンス値設定回路と、前記アナログ
・デジタルコンバーターからの出力コードと前記リファ
レンス値設定回路からの前記リファレンス値が一致する
期間の検出期間信号を出力する一致検出回路とを具備し
たことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に、本発明のLSI(大規模
集積回路)に内蔵されたA/Dコンバーターのテスト用
の回路の第1の実施の形態の構成を示す。1は、LSI
を示し、点線で囲まれた部分3がテスト回路を構成す
る。
集積回路)に内蔵されたA/Dコンバーターのテスト用
の回路の第1の実施の形態の構成を示す。1は、LSI
を示し、点線で囲まれた部分3がテスト回路を構成す
る。
【0009】DSP非内蔵テスター21からトリガー信
号が供給されると、ランプ波生成器31は、ランプ波を
生成し、LSI1内のA/Dコンバーター5に供給す
る。ランプ波は、A/Dコンバーター5の入力レンジを
十分カバーする振幅を持つものとする。
号が供給されると、ランプ波生成器31は、ランプ波を
生成し、LSI1内のA/Dコンバーター5に供給す
る。ランプ波は、A/Dコンバーター5の入力レンジを
十分カバーする振幅を持つものとする。
【0010】A/Dコンバーター5は、仮に8bitの
A/Dコンバーターであるものとする。A/Dコンバー
ター5は、入力ランプ波をデジタル信号に変換する。そ
して、A/Dコンバーター5は、分解能の関係で0から
255で構成される256個のコードのデジタル信号
を、一致検出回路5に供給する。ただし、コード0とコ
ード255は、A/Dコンバーター5のダイナミックレ
ンジ外の入力時にも出現するため、以降の処理では対象
外とする。
A/Dコンバーターであるものとする。A/Dコンバー
ター5は、入力ランプ波をデジタル信号に変換する。そ
して、A/Dコンバーター5は、分解能の関係で0から
255で構成される256個のコードのデジタル信号
を、一致検出回路5に供給する。ただし、コード0とコ
ード255は、A/Dコンバーター5のダイナミックレ
ンジ外の入力時にも出現するため、以降の処理では対象
外とする。
【0011】DPS非内蔵テスター21は、前記各トリ
ガー信号を出力する直前毎に、リファレンス設定信号
(パルス)をリファレンス値設定回路7に供給する。リ
ファレンス値設定回路7は、リファレンス設定信号を受
けて、A/Dコンバーター5に対する一ランプ波の入力
開始から終了の間、1つの値を連続して一致検出回路9
に供給する。
ガー信号を出力する直前毎に、リファレンス設定信号
(パルス)をリファレンス値設定回路7に供給する。リ
ファレンス値設定回路7は、リファレンス設定信号を受
けて、A/Dコンバーター5に対する一ランプ波の入力
開始から終了の間、1つの値を連続して一致検出回路9
に供給する。
【0012】そして、リファレンス値設定回路7は、次
のトリガー信号直前の次のリファレンス設定信号(パル
ス)が入力されたら、1を加えた値を、A/Dコンバー
ター5に対する次のランプ波の入力開始から終了の間連
続して一致検出回路9に供給する。つまり、リファレン
ス値設定回路7は、254個のランプ波が入力されるま
で、一ランプ波が入力される毎に1から254の順に1
つの値を、A/Dコンバーター5に対する一ランプ波の
入力開始から終了の間連続して一致検出回路9に供給す
る。
のトリガー信号直前の次のリファレンス設定信号(パル
ス)が入力されたら、1を加えた値を、A/Dコンバー
ター5に対する次のランプ波の入力開始から終了の間連
続して一致検出回路9に供給する。つまり、リファレン
ス値設定回路7は、254個のランプ波が入力されるま
で、一ランプ波が入力される毎に1から254の順に1
つの値を、A/Dコンバーター5に対する一ランプ波の
入力開始から終了の間連続して一致検出回路9に供給す
る。
【0013】なお、トリガー信号直前毎のリファレンス
設定信号としては、1から254までの順の具体的な1
つの値の信号でも良く、その値を受けて、リファレンス
値設定回路7は、その値を、A/Dコンバーター5に対
する一ランプ波の入力開始から終了の間連続して一致検
出回路9に供給する。この場合も、一巡するのに254
個のランプ入力を必要とする。
設定信号としては、1から254までの順の具体的な1
つの値の信号でも良く、その値を受けて、リファレンス
値設定回路7は、その値を、A/Dコンバーター5に対
する一ランプ波の入力開始から終了の間連続して一致検
出回路9に供給する。この場合も、一巡するのに254
個のランプ入力を必要とする。
【0014】一致検出回路9は、一ランプ波入力毎に、
A/Dコンバータ5からの出力コードと、リファレンス
値設定回路7からの値とが一致する期間の検出期間信号
(例えば、一致した期間ハイになる信号)を、DSP非
内蔵テスター21に供給する。
A/Dコンバータ5からの出力コードと、リファレンス
値設定回路7からの値とが一致する期間の検出期間信号
(例えば、一致した期間ハイになる信号)を、DSP非
内蔵テスター21に供給する。
【0015】DSP非内蔵テスター21は、前記検出期
間信号が、いくつのクロックに渡るかをカウントするこ
とになる。つまりA/Dコンバーター5の出力コード、
例えば1が何クロック間出現するかをカウントすること
になる。
間信号が、いくつのクロックに渡るかをカウントするこ
とになる。つまりA/Dコンバーター5の出力コード、
例えば1が何クロック間出現するかをカウントすること
になる。
【0016】ちなみに、A/Dコンバーター5にはゆっ
くり増加するランプ波が入力するため、理想的なA/D
コンバーターでは、全ての出力コード(本例では1から
254)はほぼ同じ頻度で出現する。コードの出現頻度
は、クロックの間隔とランプ波の傾きで決まる。例え
ば、111122223333・・・というように、全
てのコードが、4クロック期間出現する。
くり増加するランプ波が入力するため、理想的なA/D
コンバーターでは、全ての出力コード(本例では1から
254)はほぼ同じ頻度で出現する。コードの出現頻度
は、クロックの間隔とランプ波の傾きで決まる。例え
ば、111122223333・・・というように、全
てのコードが、4クロック期間出現する。
【0017】従って、精度の良いA/Dコンバーター5
の場合、一致検出回路9からの一ランプ波入力毎の検出
期間信号の幅は、ほぼ同じとなる。このためDSP非内
蔵テスター21による検出期間信号のカウントクロック
数は、一ランプ波入力毎にほぼ同じになる。
の場合、一致検出回路9からの一ランプ波入力毎の検出
期間信号の幅は、ほぼ同じとなる。このためDSP非内
蔵テスター21による検出期間信号のカウントクロック
数は、一ランプ波入力毎にほぼ同じになる。
【0018】しかし、精度の悪いA/Dコンバーターで
は、出力コード毎にその出現頻度がばらつく。例えば、
11112233333・・・というように、1が4ク
ロック期間出現し、2が2クロック期間出現し、3が5
クロック期間出現するといった具合にバラバラとなる。
は、出力コード毎にその出現頻度がばらつく。例えば、
11112233333・・・というように、1が4ク
ロック期間出現し、2が2クロック期間出現し、3が5
クロック期間出現するといった具合にバラバラとなる。
【0019】従って、精度の悪いA/Dコンバーター5
の場合、一致検出回路9からの一ランプ波入力毎の検出
期間信号の幅は、バラバラになる。このためDSP非内
蔵テスター21による検出期間信号のカウントクロック
数は、一ランプ波入力毎にバラバラになる。
の場合、一致検出回路9からの一ランプ波入力毎の検出
期間信号の幅は、バラバラになる。このためDSP非内
蔵テスター21による検出期間信号のカウントクロック
数は、一ランプ波入力毎にバラバラになる。
【0020】以上DSP非内蔵テスター21は、前記検
出期間信号が、いくつのクロックに渡るかをカウント出
来さえすればよく、安価なテスターで良い。
出期間信号が、いくつのクロックに渡るかをカウント出
来さえすればよく、安価なテスターで良い。
【0021】そして、一ランプ入力毎の前記検出期間信
号についてのカウントクロック数を相互に比較すること
により、A/Dコンバーター5の精度を判断出来る。
号についてのカウントクロック数を相互に比較すること
により、A/Dコンバーター5の精度を判断出来る。
【0022】次に図2に本発明のLSIに内蔵されたA
/Dコンバーターのテスト用の回路の第2の実施の形態
の構成を示す。図1と同一構成要素については、同一参
照符号を付し詳細な説明は省略する。図4に、後述する
図2のカウンタ11の動作タイミングおよびカウンタ1
1出力読み出しタイミングを示す。
/Dコンバーターのテスト用の回路の第2の実施の形態
の構成を示す。図1と同一構成要素については、同一参
照符号を付し詳細な説明は省略する。図4に、後述する
図2のカウンタ11の動作タイミングおよびカウンタ1
1出力読み出しタイミングを示す。
【0023】本実施の形態が、第1の実施の形態と異な
るところは、カウンタ11をテスト回路3に追加した点
である。カウンタ11は、一致検出回路9からの前記検
出期間信号が、いくつのクロックに渡るかをカウントす
る。カウンタ11は、前記検出期間信号についてのカウ
ントクロック数のデータを、パラレルデータとしてDS
P非内蔵テスター21に供給する。
るところは、カウンタ11をテスト回路3に追加した点
である。カウンタ11は、一致検出回路9からの前記検
出期間信号が、いくつのクロックに渡るかをカウントす
る。カウンタ11は、前記検出期間信号についてのカウ
ントクロック数のデータを、パラレルデータとしてDS
P非内蔵テスター21に供給する。
【0024】カウンタ11の出力側に、変換回路を配置
し、前記パラレルデータをシリアルデータに変換して、
DSP非内蔵テスター21に供給しても良い。
し、前記パラレルデータをシリアルデータに変換して、
DSP非内蔵テスター21に供給しても良い。
【0025】なお、カウンタ11は、図4に示す如く、
DSP非内蔵テスター21からのカウンターイネーブル
により、A/Dコンバーター5への一ランプ波入力開始
時点からこの一ランプ波の入力終了時点まで、動作状態
を維持する。
DSP非内蔵テスター21からのカウンターイネーブル
により、A/Dコンバーター5への一ランプ波入力開始
時点からこの一ランプ波の入力終了時点まで、動作状態
を維持する。
【0026】本実施の形態のDSP非内蔵テスター21
は、カウンタ11からの出力を読み取る機能を有するだ
けで良いため、安価なテスターで良い。
は、カウンタ11からの出力を読み取る機能を有するだ
けで良いため、安価なテスターで良い。
【0027】そして、カウンタ11から供給される一ラ
ンプ入力毎の前記検出期間信号についてのカウントクロ
ック数を相互に比較することにより、A/Dコンバータ
ー5の精度を判断出来る。
ンプ入力毎の前記検出期間信号についてのカウントクロ
ック数を相互に比較することにより、A/Dコンバータ
ー5の精度を判断出来る。
【0028】次に図3に、本発明のLSIに内蔵された
A/Dコンバーターのテスト用の回路の第3の実施の形
態の構成を示す。図1および図2と同一構成要素につい
ては、同一参照符号を付し詳細な説明は省略する。図4
に、後述する図3の比較器13のスペック入力タイミン
グおよび出力読み出しタイミングを示す。
A/Dコンバーターのテスト用の回路の第3の実施の形
態の構成を示す。図1および図2と同一構成要素につい
ては、同一参照符号を付し詳細な説明は省略する。図4
に、後述する図3の比較器13のスペック入力タイミン
グおよび出力読み出しタイミングを示す。
【0029】本実施の形態が、第2の実施の形態と異な
るところは、比較器13をテスト回路3に追加した点で
ある。DSP非内蔵テスター21から、トリガー信号出
力直前毎に上限スペックaと下限スペックbが、比較器
13に供給される。
るところは、比較器13をテスト回路3に追加した点で
ある。DSP非内蔵テスター21から、トリガー信号出
力直前毎に上限スペックaと下限スペックbが、比較器
13に供給される。
【0030】比較器13は、ランプ波入力毎に、カウン
タ11からのカウントクロック数が上限スペックaと下
限スペックbの範囲に入っているか否かを比較し、その
結果を各ランプ波の入力が終わった時点で、DSP非内
蔵テスター21に供給する。
タ11からのカウントクロック数が上限スペックaと下
限スペックbの範囲に入っているか否かを比較し、その
結果を各ランプ波の入力が終わった時点で、DSP非内
蔵テスター21に供給する。
【0031】A/Dコンバーター5にはゆっくり増加す
るランプ波が入力するため、理想的なA/Dコンバータ
ーでは、全ての出力コード(本例では1から254)は
ほぼ同じ頻度で出現する。コードの出現頻度は、クロッ
クの間隔とランプ波の傾きで決まる。例えば、1111
22223333・・・というように、全てのコード
が、4クロック期間出現する。
るランプ波が入力するため、理想的なA/Dコンバータ
ーでは、全ての出力コード(本例では1から254)は
ほぼ同じ頻度で出現する。コードの出現頻度は、クロッ
クの間隔とランプ波の傾きで決まる。例えば、1111
22223333・・・というように、全てのコード
が、4クロック期間出現する。
【0032】そこで上限スペックa=5、下限スペック
b=3としておけば、A/Dコンバーター5が精度の良
いものであれば、比較器13における比較動作の結果、
b<カウンタ11からのカウントクロック数<aとな
る。そこで比較器13は、カウンタ11からのカウント
クロック数が、上限スペックaと下限スペックbの範囲
内にある旨の例えばハイの信号を一ランプ波の入力が終
わった時点で、DSP非内蔵テスター21に供給する。
このハイの信号は、254個のランプ波入力の間続く。
b=3としておけば、A/Dコンバーター5が精度の良
いものであれば、比較器13における比較動作の結果、
b<カウンタ11からのカウントクロック数<aとな
る。そこで比較器13は、カウンタ11からのカウント
クロック数が、上限スペックaと下限スペックbの範囲
内にある旨の例えばハイの信号を一ランプ波の入力が終
わった時点で、DSP非内蔵テスター21に供給する。
このハイの信号は、254個のランプ波入力の間続く。
【0033】しかし、精度の悪いA/Dコンバーターで
は、出力コード毎にその出現頻度がばらつく。例えば、
11112233333・・・というように、1が4ク
ロック期間出現し、2が2クロック期間出現し、3が5
クロック期間出現するといった具合にバラバラとなる。
は、出力コード毎にその出現頻度がばらつく。例えば、
11112233333・・・というように、1が4ク
ロック期間出現し、2が2クロック期間出現し、3が5
クロック期間出現するといった具合にバラバラとなる。
【0034】従って、精度の悪いA/Dコンバーター5
の場合、一致検出回路9からの一ランプ波入力毎の検出
期間信号の幅は、バラバラになる。このためDSP非内
蔵テスター21による検出期間信号のカウントクロック
数は、一ランプ波入力毎にバラバラになる。
の場合、一致検出回路9からの一ランプ波入力毎の検出
期間信号の幅は、バラバラになる。このためDSP非内
蔵テスター21による検出期間信号のカウントクロック
数は、一ランプ波入力毎にバラバラになる。
【0035】このため比較器13の比較動作の結果、あ
るリファレンス値において、カウンタ11からのカウン
トクロック数>aまたはカウンタ11からのカウントク
ロック数<bとなる。そこで比較器13は、カウンタ1
1からのカウントクロック数が、上限スペックaと下限
スペックの範囲内にない旨のローの信号を一ランプ波の
入力が終わった時点で、DSP非内蔵テスター21に供
給する。このローの信号は、254個のランプ波入力の
間たびたび生じることになる。
るリファレンス値において、カウンタ11からのカウン
トクロック数>aまたはカウンタ11からのカウントク
ロック数<bとなる。そこで比較器13は、カウンタ1
1からのカウントクロック数が、上限スペックaと下限
スペックの範囲内にない旨のローの信号を一ランプ波の
入力が終わった時点で、DSP非内蔵テスター21に供
給する。このローの信号は、254個のランプ波入力の
間たびたび生じることになる。
【0036】そして、比較器13からの信号を観察する
ことにより、A/Dコンバーター5の精度を判定出来
る。
ことにより、A/Dコンバーター5の精度を判定出来
る。
【0037】DSP非内蔵テスター21は、比較器13
からの出力を読み取る機能を有するだけで良いため、安
価なテスターで良い。
からの出力を読み取る機能を有するだけで良いため、安
価なテスターで良い。
【0038】
【発明の効果】以上本発明では、A/Dコンバーターの
精度の確認を可能にするテスト用の回路をLSI内に具
備しているため、使用するテスターは安価なものでも良
い。
精度の確認を可能にするテスト用の回路をLSI内に具
備しているため、使用するテスターは安価なものでも良
い。
【図1】本発明のLSI(大規模集積回路)に内蔵され
たA/Dコンバーターのテスト用の回路の第1の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
たA/Dコンバーターのテスト用の回路の第1の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のLSIに内蔵されたA/Dコンバータ
ーのテスト用の回路の第2の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
ーのテスト用の回路の第2の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明のLSIに内蔵されたA/Dコンバータ
ーのテスト用の回路の第3の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
ーのテスト用の回路の第3の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図2のカウンタ11の動作タイミング、カウン
タ11の出力読み出しタイミング並びに図3の比較器1
3のスペック入力タイミング、比較器13の出力読み出
しタイミングを示すタイミング図である。
タ11の出力読み出しタイミング並びに図3の比較器1
3のスペック入力タイミング、比較器13の出力読み出
しタイミングを示すタイミング図である。
1・・・LSI(大規模集積回路)、3・・・テスト回
路、5・・・A/Dコンバーター(アナログ・デジタル
コンバーター)、7・・・リファレンス値設定回路、9
・・・一致検出回路、11・・・カウンタ、13・・・
比較器、21・・・DSP(デジタル シグナル プロ
セッサ)非内蔵テスター、31・・・ランプ波生成器。
路、5・・・A/Dコンバーター(アナログ・デジタル
コンバーター)、7・・・リファレンス値設定回路、9
・・・一致検出回路、11・・・カウンタ、13・・・
比較器、21・・・DSP(デジタル シグナル プロ
セッサ)非内蔵テスター、31・・・ランプ波生成器。
Claims (4)
- 【請求項1】 テスト用入力信号をデジタル信号に変換
するアナログ・デジタルコンバーターと、 一テスト用入力信号毎に所定の1つのリファレンス値を
設定するリファレンス値設定回路と、 前記アナログ・デジタルコンバーターからの出力コード
と前記リファレンス値設定回路からの前記リファレンス
値が一致する期間の検出期間信号を出力する一致検出回
路とを具備したことを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項2】 前記一致検出回路からの前記検出期間信
号をカウントし、そのカウント結果を外部に出力するカ
ウンタを具備したことを特徴とする請求項1に記載の半
導体集積回路。 - 【請求項3】 前記カウンタからのカウント結果のパラ
レル信号をシリアル信号に変換し、そのシリアル信号を
外部に出力する変換手段を具備したことを特徴とする請
求項2に記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】前記カウンタからのカウント結果が、第1
のスペックaと第2のスペックb(a>b)の範囲内に
あるか否かを比較判断し、その結果を外部に出力する比
較手段を具備したことを特徴とする請求項2に記載の半
導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241473A JP2000078007A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241473A JP2000078007A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000078007A true JP2000078007A (ja) | 2000-03-14 |
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ID=17074847
Family Applications (1)
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-
1998
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