JPH1183882A - 車輪速の計測方法及び測定装置 - Google Patents
車輪速の計測方法及び測定装置Info
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- JPH1183882A JPH1183882A JP9257743A JP25774397A JPH1183882A JP H1183882 A JPH1183882 A JP H1183882A JP 9257743 A JP9257743 A JP 9257743A JP 25774397 A JP25774397 A JP 25774397A JP H1183882 A JPH1183882 A JP H1183882A
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- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/171—Detecting parameters used in the regulation; Measuring values used in the regulation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車輪速の算出の処理時間を短縮すること。
【解決手段】車輪速が所定の速度より大きい場合、車輪
速センサのパルス信号の立上り、又は立下りのどちらか
一方をカウントし、車輪速が所定の速度より小さい場
合、車輪速センサのパルス信号の立上り、及び立下りの
両方をカウントし、車輪速を算出する車輪速の計測方法
及び装置。
速センサのパルス信号の立上り、又は立下りのどちらか
一方をカウントし、車輪速が所定の速度より小さい場
合、車輪速センサのパルス信号の立上り、及び立下りの
両方をカウントし、車輪速を算出する車輪速の計測方法
及び装置。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪速センサによ
る車輪速の算出に関するものである。
る車輪速の算出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車輪速センサからのパルス信号の
立上りと立下りの両方のタイミングをカウント処理し
て、車輪速を求めていた。
立上りと立下りの両方のタイミングをカウント処理し
て、車輪速を求めていた。
【0003】しかし、このように立上りと立下りの両方
のタイミングをカウント処理すると、車輌の高速走行時
では、車輪速を求めるには余分なカウント数を処理する
ことになる。そして、通常、このカウント処理を4輪全
部に対して行うので、多くの無駄な時間を消費すること
になる。
のタイミングをカウント処理すると、車輌の高速走行時
では、車輪速を求めるには余分なカウント数を処理する
ことになる。そして、通常、このカウント処理を4輪全
部に対して行うので、多くの無駄な時間を消費すること
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車輪速の算
出の処理時間を短縮することにある。
出の処理時間を短縮することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車輪の速度を
測定する車輪速センサと、車輪速センサからの信号を受
けて演算処理する電子制御装置とを備えた車輌用制御装
置において、車輪速が所定の速度より大きい場合、車輪
速センサのパルス信号の立上り、又は立下りのどちらか
一方をカウントし、車輪速が所定の速度より小さい場
合、車輪速センサのパルス信号の立上り、及び立下りの
両方をカウントし、車輪速を算出することを特徴とす
る、車輪速の計測方法、又は、車輪の速度を測定する車
輪速センサと、車輪速センサからの信号を受けて演算処
理する電子制御装置とを備えた車輌用制御装置におい
て、車輪速センサのパルス信号の立上り、又は立下りの
どちらか一方をカウントする半カウント手段と、車輪速
センサのパルス信号の立上り、及び立下りの両方をカウ
ントする全カウント手段と、半カウント手段と全カウン
ト手段を切り換える切換手段とを備え、切換手段によ
り、車輪速が所定の速度より大きい場合、半カウント手
段に切り換え、車輪速が所定の速度より小さい場合、全
カウント手段に切り換えて、車輪速センサの信号から車
輪速を算出することを特徴とする、車輪速の計測装置、
又は、車輪の速度を測定する車輪速センサと、車輪速セ
ンサからの信号を受けて演算処理する電子制御装置とを
備えた車輌用制御装置において、車輪速センサのパルス
信号の立上り、又は立下りのどちらか一方をカウントす
る半カウント手段と、車輪速センサのパルス信号の立上
り、及び立下りの両方をカウントする全カウント手段
と、半カウント手段と全カウント手段を切り換える切換
手段とを備え、演算サイクルの開始時点から初めてカウ
ントがあった時に全カウント手段に切り換え、その演算
サイクル中でのカウント数が一定値以上になると、前演
算サイクル中で最後にカウントした立上り又は立下りの
信号と一定の関係を持つ方向の信号をカウントする半カ
ウント手段に切り換えることを特徴とする、車輪速の計
測装置、又は、前記車輪速の計測装置において、前サイ
クルのカウント手段と現サイクルのカウント手段とから
カウント数を補正し、現サイクルのカウント手段の1カ
ウント当たりの車輪の並進距離と補正したカウント数と
の積を取り、車輪速を算出することを特徴とする、車輪
速の計測装置にある。
測定する車輪速センサと、車輪速センサからの信号を受
けて演算処理する電子制御装置とを備えた車輌用制御装
置において、車輪速が所定の速度より大きい場合、車輪
速センサのパルス信号の立上り、又は立下りのどちらか
一方をカウントし、車輪速が所定の速度より小さい場
合、車輪速センサのパルス信号の立上り、及び立下りの
両方をカウントし、車輪速を算出することを特徴とす
る、車輪速の計測方法、又は、車輪の速度を測定する車
輪速センサと、車輪速センサからの信号を受けて演算処
理する電子制御装置とを備えた車輌用制御装置におい
て、車輪速センサのパルス信号の立上り、又は立下りの
どちらか一方をカウントする半カウント手段と、車輪速
センサのパルス信号の立上り、及び立下りの両方をカウ
ントする全カウント手段と、半カウント手段と全カウン
ト手段を切り換える切換手段とを備え、切換手段によ
り、車輪速が所定の速度より大きい場合、半カウント手
段に切り換え、車輪速が所定の速度より小さい場合、全
カウント手段に切り換えて、車輪速センサの信号から車
輪速を算出することを特徴とする、車輪速の計測装置、
又は、車輪の速度を測定する車輪速センサと、車輪速セ
ンサからの信号を受けて演算処理する電子制御装置とを
備えた車輌用制御装置において、車輪速センサのパルス
信号の立上り、又は立下りのどちらか一方をカウントす
る半カウント手段と、車輪速センサのパルス信号の立上
り、及び立下りの両方をカウントする全カウント手段
と、半カウント手段と全カウント手段を切り換える切換
手段とを備え、演算サイクルの開始時点から初めてカウ
ントがあった時に全カウント手段に切り換え、その演算
サイクル中でのカウント数が一定値以上になると、前演
算サイクル中で最後にカウントした立上り又は立下りの
信号と一定の関係を持つ方向の信号をカウントする半カ
ウント手段に切り換えることを特徴とする、車輪速の計
測装置、又は、前記車輪速の計測装置において、前サイ
クルのカウント手段と現サイクルのカウント手段とから
カウント数を補正し、現サイクルのカウント手段の1カ
ウント当たりの車輪の並進距離と補正したカウント数と
の積を取り、車輪速を算出することを特徴とする、車輪
速の計測装置にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 <イ>車輌における車輪速センサの配置 車輪速センサ31は、図1のように各車輪(右前輪2、
左前輪1、右後輪4、左後輪3)の付近に配置され、各
車輪の回転数を検出する。車輪速センサ31からの信号
は、電子制御装置30に入力される。電子制御装置30
では、車輪速センサ31からの信号など各種のデータを
処理して、車輪速や推定車体速などを算出し、例えば、
トラクション制御システム(TCS)、車輌挙動制御シ
ステム又はアンチロックブレーキ制御システム(AB
S)などのブレーキ制御を行う。
の形態を説明する。 <イ>車輌における車輪速センサの配置 車輪速センサ31は、図1のように各車輪(右前輪2、
左前輪1、右後輪4、左後輪3)の付近に配置され、各
車輪の回転数を検出する。車輪速センサ31からの信号
は、電子制御装置30に入力される。電子制御装置30
では、車輪速センサ31からの信号など各種のデータを
処理して、車輪速や推定車体速などを算出し、例えば、
トラクション制御システム(TCS)、車輌挙動制御シ
ステム又はアンチロックブレーキ制御システム(AB
S)などのブレーキ制御を行う。
【0007】ブレーキ制御においては、ブレーキが踏み
込まれると、ブレーキ液がマスタシリンダ10から液圧
ユニットを通りホイールシリンダ11に供給され、車輪
にブレーキがかかる。その際、電子制御装置30は、各
車輪の車輪速や推定車体速から車輪のスリップ状態を調
べ、車輪がスリップしている場合、液圧ユニット20を
制御して各車輪に対して最適なブレーキ液圧の制御を行
う。なお、電子制御装置30は、専用ハード装置、又、
マイクロコンピュータなど一般のコンピュータ装置の構
成を有していても良い。
込まれると、ブレーキ液がマスタシリンダ10から液圧
ユニットを通りホイールシリンダ11に供給され、車輪
にブレーキがかかる。その際、電子制御装置30は、各
車輪の車輪速や推定車体速から車輪のスリップ状態を調
べ、車輪がスリップしている場合、液圧ユニット20を
制御して各車輪に対して最適なブレーキ液圧の制御を行
う。なお、電子制御装置30は、専用ハード装置、又、
マイクロコンピュータなど一般のコンピュータ装置の構
成を有していても良い。
【0008】<ロ>車輪速センサからの信号の処理 車輪速センサ31は、図2のように、車輪の回転に伴っ
て回転するセンサロータ34の凹凸部を検出して、ほぼ
サインカーブの波形を有する信号Aを出力する。信号A
がインターフェース回路(I/F)32に入力される
と、信号Bのようなパルスに波形整形される。波形整形
されたパルスの信号Bは、中央演算処理装置(MPU)
33でパルス数をカウントし、車輪速を求める。インタ
ーフェース回路32はどこに配置されてもよいが、例え
ば中央演算処理装置33と共に電子制御装置30に配置
される。
て回転するセンサロータ34の凹凸部を検出して、ほぼ
サインカーブの波形を有する信号Aを出力する。信号A
がインターフェース回路(I/F)32に入力される
と、信号Bのようなパルスに波形整形される。波形整形
されたパルスの信号Bは、中央演算処理装置(MPU)
33でパルス数をカウントし、車輪速を求める。インタ
ーフェース回路32はどこに配置されてもよいが、例え
ば中央演算処理装置33と共に電子制御装置30に配置
される。
【0009】<ハ>低速時の信号処理 車輪が低速時には、図3のように、信号Aの周波数が低
くなるので、単位時間当たりのパルス数が少なくなり、
パルス数のバラツキが生じ、正確な車輪速を算出できな
くなる。
くなるので、単位時間当たりのパルス数が少なくなり、
パルス数のバラツキが生じ、正確な車輪速を算出できな
くなる。
【0010】そのために、パルス信号Bの立上りと立下
りの両方をカウントして、カウント数を多くする。
りの両方をカウントして、カウント数を多くする。
【0011】このように算出すると、演算サイクル(n
−1)で4個の信号(t2〜t5)、演算サイクル
(n)で4個の信号(t6〜t9)を計測できる。も
し、立上り又は立下りのみをカウントすると、信号の個
数が半分となり、測定誤差が生じることになる。
−1)で4個の信号(t2〜t5)、演算サイクル
(n)で4個の信号(t6〜t9)を計測できる。も
し、立上り又は立下りのみをカウントすると、信号の個
数が半分となり、測定誤差が生じることになる。
【0012】<ニ>高速時の信号処理 車輪が高速時には、図4のように、信号Aの周波数が高
くなるので、単位時間当たりのカウント数が車輪速を求
めるには必要以上に多くなり、その分、電子制御の演算
時間を多く取ることになり、処理時間の浪費となる。
くなるので、単位時間当たりのカウント数が車輪速を求
めるには必要以上に多くなり、その分、電子制御の演算
時間を多く取ることになり、処理時間の浪費となる。
【0013】そのために、パルス信号Bの立上りと立下
りどちらか一方をカウントして、カウントの個数を減ら
し、演算処理の時間を短縮する。
りどちらか一方をカウントして、カウントの個数を減ら
し、演算処理の時間を短縮する。
【0014】このようにカウントすると、演算サイクル
(n−1)で5個の信号(t2〜t6)、演算サイクル
(n)で6個の信号(t7〜t12)を計測できる。も
し、立上りと立下りの両方をカウントすると、信号の個
数が倍となり、処理時間が増大する。この処理は4車輪
に対して行われる。
(n−1)で5個の信号(t2〜t6)、演算サイクル
(n)で6個の信号(t7〜t12)を計測できる。も
し、立上りと立下りの両方をカウントすると、信号の個
数が倍となり、処理時間が増大する。この処理は4車輪
に対して行われる。
【0015】<ホ>全カウント手段と半カウント手段 中央演算処理装置33は、パルス信号の立上りと立下り
の両方をカウントする両カウント手段(機能)と、立上
りと立下りのどちらか一方をカウントする半カウント手
段(機能)とを有し、これらを切り換える切換手段(機
能)を有している。
の両方をカウントする両カウント手段(機能)と、立上
りと立下りのどちらか一方をカウントする半カウント手
段(機能)とを有し、これらを切り換える切換手段(機
能)を有している。
【0016】<ヘ>カウント手段の切換1 そこで、中央演算処理装置33は、現在の車輪速や車体
速などの速度を調べて、所定速度より遅い場合は、全カ
ウント手段に切り換え、それより速い場合は、半カウン
ト手段に切り換える。
速などの速度を調べて、所定速度より遅い場合は、全カ
ウント手段に切り換え、それより速い場合は、半カウン
ト手段に切り換える。
【0017】この所定速度は、センサロータ、車輪速セ
ンサ、タイヤ径など種々の条件で決められるが、例え
ば、車輪の並進4cmに対してパルス信号Bの山谷1サ
イクルが対応する場合は、10〜20km/hで切り換
える様にする。
ンサ、タイヤ径など種々の条件で決められるが、例え
ば、車輪の並進4cmに対してパルス信号Bの山谷1サ
イクルが対応する場合は、10〜20km/hで切り換
える様にする。
【0018】<ト>カウント手段の切換2 演算サイクル(n)のカウント数から切り換えることも
できる。図5において、各演算サイクルの開始点から初
めてカウントがあった時(☆印のある立上り、又立下り
時)に全カウント手段に切り換え、立上りと立下りの両
方をカウントする。そのn演算サイクル中でのカウント
数が一定値以上になると、半カウント手段に切り換える
(図5では、一定値は2としてある)。
できる。図5において、各演算サイクルの開始点から初
めてカウントがあった時(☆印のある立上り、又立下り
時)に全カウント手段に切り換え、立上りと立下りの両
方をカウントする。そのn演算サイクル中でのカウント
数が一定値以上になると、半カウント手段に切り換える
(図5では、一定値は2としてある)。
【0019】半カウント手段は、例えば、前演算サイク
ル(n−1)中で最後にカウントした立上り又は立下り
の信号と一定の関係を持つ方向の信号をカウントする。
この一定の関係とは、前演算サイクルが最後に立上りを
カウントすると、同一方向の立上りをカウントし、立下
りをカウントすると、同一方向の立下りをカウントす
る。又は、この逆で、前演算サイクルが最後に立上りを
カウントすると、反対方向の立下りをカウントし、立下
りをカウントすると、反対方向の立上りをカウントす
る。図5のいずれのケース(〜)(同一方向の場
合)も、前演算サイクル(n−1)が立上りをカウント
して終わっているので、立上り(○印のある立上り)で
半カウント手段に切り換える。但し、ケースとは、
半カウント手段に切り換える条件になっていない。
ル(n−1)中で最後にカウントした立上り又は立下り
の信号と一定の関係を持つ方向の信号をカウントする。
この一定の関係とは、前演算サイクルが最後に立上りを
カウントすると、同一方向の立上りをカウントし、立下
りをカウントすると、同一方向の立下りをカウントす
る。又は、この逆で、前演算サイクルが最後に立上りを
カウントすると、反対方向の立下りをカウントし、立下
りをカウントすると、反対方向の立上りをカウントす
る。図5のいずれのケース(〜)(同一方向の場
合)も、前演算サイクル(n−1)が立上りをカウント
して終わっているので、立上り(○印のある立上り)で
半カウント手段に切り換える。但し、ケースとは、
半カウント手段に切り換える条件になっていない。
【0020】<チ>並進距離の算出 1演算サイクル当たりの並進距離Lは、図6の表に従っ
てカウント数を補正して算出する。ケースは、前サイ
クルが全カウント手段で終了し、現サイクルが半カウン
ト手段で終了するので、L=(N−1)×2aとなる。
ここで、Nは、現サイクルにおけるカウント値であり、
aは、全カウント手段での1カウント当たりの並進距離
であり、半カウント手段での1カウント当たりの並進距
離は2aになる。従って、図5からケースではL=
(3−1)×2aとなる。
てカウント数を補正して算出する。ケースは、前サイ
クルが全カウント手段で終了し、現サイクルが半カウン
ト手段で終了するので、L=(N−1)×2aとなる。
ここで、Nは、現サイクルにおけるカウント値であり、
aは、全カウント手段での1カウント当たりの並進距離
であり、半カウント手段での1カウント当たりの並進距
離は2aになる。従って、図5からケースではL=
(3−1)×2aとなる。
【0021】同様に、ケースは、前サイクルが半カウ
ント手段で終了し、現サイクルが半カウント手段で終了
するので、L=(N−1)×2aとなり、図5からL=
(3−1)×2aとなる。ケースでは、前サイクルも
現サイクルも全カウント手段のままであるので、L=N
×aとなり、図5からL=1×aとなる。ケースで
は、前サイクルが半カウント手段で終了し、現サイクル
が全カウント手段で終了するので、L=(N+1)×a
となり、図5からL=(2+1)×aとなる。
ント手段で終了し、現サイクルが半カウント手段で終了
するので、L=(N−1)×2aとなり、図5からL=
(3−1)×2aとなる。ケースでは、前サイクルも
現サイクルも全カウント手段のままであるので、L=N
×aとなり、図5からL=1×aとなる。ケースで
は、前サイクルが半カウント手段で終了し、現サイクル
が全カウント手段で終了するので、L=(N+1)×a
となり、図5からL=(2+1)×aとなる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>低速時の車輪速の演算結果の分解能を保持しつ
つ、高速時での演算時間の短縮を図ることができる。
できる。 <イ>低速時の車輪速の演算結果の分解能を保持しつ
つ、高速時での演算時間の短縮を図ることができる。
【図1】ブレーキ制御の概略図
【図2】車輪速センサと信号処理の説明図
【図3】低速時の波形処理の説明図
【図4】高速時の波形処理の説明図
【図5】カウント手段の切換の説明図
【図6】カウント数の補正の説明図
1〜4・・車輪 10・・・マスタシリンダ 11・・・ホイールシリンダ 20・・・液圧ユニット 30・・・電子制御装置 31・・・車輪速センサ 32・・・インターフェース(I/F) 33・・・中央演算処理装置 34・・・センサロータ
Claims (4)
- 【請求項1】車輪の速度を測定する車輪速センサと、車
輪速センサからの信号を受けて演算処理する電子制御装
置とを備えた車輌用制御装置において、 車輪速が所定の速度より大きい場合、車輪速センサのパ
ルス信号の立上り、又は立下りのどちらか一方をカウン
トし、 車輪速が所定の速度より小さい場合、車輪速センサのパ
ルス信号の立上り、及び立下りの両方をカウントし、 車輪速を算出することを特徴とする、 車輪速の計測方法。 - 【請求項2】車輪の速度を測定する車輪速センサと、車
輪速センサからの信号を受けて演算処理する電子制御装
置とを備えた車輌用制御装置において、 車輪速センサのパルス信号の立上り、又は立下りのどち
らか一方をカウントする半カウント手段と、 車輪速センサのパルス信号の立上り、及び立下りの両方
をカウントする全カウント手段と、 半カウント手段と全カウント手段を切り換える切換手段
とを備え、 切換手段により、車輪速が所定の速度より大きい場合、
半カウント手段に切り換え、車輪速が所定の速度より小
さい場合、全カウント手段に切り換えて、車輪速センサ
の信号から車輪速を算出することを特徴とする、 車輪速の計測装置。 - 【請求項3】車輪の速度を測定する車輪速センサと、車
輪速センサからの信号を受けて演算処理する電子制御装
置とを備えた車輌用制御装置において、 車輪速センサのパルス信号の立上り、又は立下りのどち
らか一方をカウントする半カウント手段と、 車輪速センサのパルス信号の立上り、及び立下りの両方
をカウントする全カウント手段と、 半カウント手段と全カウント手段を切り換える切換手段
とを備え、 演算サイクルの開始時点から初めてカウントがあった時
に全カウント手段に切り換え、その演算サイクル中での
カウント数が一定値以上になると、前演算サイクル中で
最後にカウントした立上り又は立下りの信号と一定の関
係を持つ方向の信号をカウントする半カウント手段に切
り換えることを特徴とする、 車輪速の計測装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の車輪速の計測装置におい
て、 前サイクルのカウント手段と現サイクルのカウント手段
とからカウント数を補正し、現サイクルのカウント手段
の1カウント当たりの車輪の並進距離と補正したカウン
ト数との積を取り、車輪速を算出することを特徴とす
る、 車輪速の計測装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257743A JPH1183882A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 車輪速の計測方法及び測定装置 |
US09/148,319 US6166534A (en) | 1997-09-05 | 1998-09-04 | Method and apparatus for measuring the wheel speed |
KR1019980036391A KR19990029509A (ko) | 1997-09-05 | 1998-09-04 | 차륜속의 계측 방법 및 측정장치 |
DE19840815A DE19840815A1 (de) | 1997-09-05 | 1998-09-07 | Verfahren und Vorrichtung zum Messen von Radgeschwindigkeiten |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257743A JPH1183882A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 車輪速の計測方法及び測定装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1183882A true JPH1183882A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17310493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JPH1183882A (ja) |
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-
1998
- 1998-09-04 US US09/148,319 patent/US6166534A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1998-09-07 DE DE19840815A patent/DE19840815A1/de not_active Withdrawn
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