JPH118361A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH118361A
JPH118361A JP9161671A JP16167197A JPH118361A JP H118361 A JPH118361 A JP H118361A JP 9161671 A JP9161671 A JP 9161671A JP 16167197 A JP16167197 A JP 16167197A JP H118361 A JPH118361 A JP H118361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral circuit
film
memory cell
insulating film
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9161671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3061117B2 (ja
Inventor
Hidemitsu Mori
秀光 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9161671A priority Critical patent/JP3061117B2/ja
Priority to KR1019980022703A priority patent/KR100283269B1/ko
Priority to US09/098,526 priority patent/US6127231A/en
Priority to CNB981029361A priority patent/CN1135615C/zh
Publication of JPH118361A publication Critical patent/JPH118361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3061117B2 publication Critical patent/JP3061117B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/77Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
    • H01L21/78Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
    • H01L21/82Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
    • H01L21/822Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being a semiconductor, using silicon technology
    • H01L21/8232Field-effect technology
    • H01L21/8234MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type
    • H01L21/823437MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type with a particular manufacturing method of the gate conductors, e.g. particular materials, shapes
    • H01L21/823443MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type with a particular manufacturing method of the gate conductors, e.g. particular materials, shapes silicided or salicided gate conductors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/05Making the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/09Manufacture or treatment with simultaneous manufacture of the peripheral circuit region and memory cells
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/48Data lines or contacts therefor
    • H10B12/485Bit line contacts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺回路部のゲート電極側壁に絶縁膜サイド
ウォールを形成する際に、メモリセル内の拡散層部がエ
ッチング雰囲気に曝されることを、簡単に防止する。 【解決手段】 P- 半導体基板1上のメモリセル内
(a)に一定のゲート電極4間隔を有する多数の第1の
トランジスタを形成するとともに、P- 半導体基板1上
の周辺回路部(b)(c)に第1のトランジスタよりも
広いゲート電極4間隔を有する多数の第2のトランジス
タを形成し、メモリセル内(a)及び周辺回路部(b)
(c)の全面に一定の膜厚のシリコン酸化膜を被着し、
このシリコン酸化膜全体をエッチングすることにより、
第1のトランジスタのゲート電極4間には埋め込みシリ
コン酸化膜7を形成するとともに、第2のトランジスタ
のゲート電極4にはシリコン酸化膜サイドウォール8を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特にメモリセルを含むICにおけるトラン
ジスタの形成方法に特徴を有する、半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(Dynamic Rando
m Access Memory)に代表されるメモリ
は、一つのチップ内がメモリセル部と周辺回路部とに大
別される。DRAMの場合、メモリセル内のトランジス
タには、ソース・ドレイン領域の一方の側にキャパシタ
が形成されるため、高い電荷保持特性が要求される。一
方、周辺回路部のトランジスタには、高速化を図るた
め、高い電流駆動能力が要求される。
【0003】これらの要求を同時に満たすものとして、
高い信頼性を有しながら高い電流駆動能力を示すと言わ
れる、LDD(Lightly Doped Drai
n)トランジスタ等が知られている。LDDトランジス
タ等を形成する際には、ゲート電極側壁に絶縁膜のサイ
ドウォールを形成する必要がある。ところが、このサイ
ドウォール形成におけるエッチングの際に、メモリセル
内の拡散層もエッチング雰囲気に曝されるので、結晶欠
陥が発生し、これにより電荷保持特性が劣化するという
問題がある。
【0004】この問題を解決するために、トランジスタ
形成後に、メモリセル内のみのトランジスタ表面を絶縁
膜で覆い、周辺回路部のトランジスタ表面を絶縁膜で覆
わない方法が提案されている。その中の一例が、図12
乃至図19に示すような方法である(特公平8−216
87号公報参照)。
【0005】図12乃至図19は第1従来例を示す断面
図である。各図における(a)、(b)、(c)は、そ
れぞれメモリセル内、周辺回路部(Nch)、周辺回路
部(Pch)を示している。
【0006】まず、図12に示すように、P- 型半導体
基板1上に通常の選択酸化(LOCOS−Local
Oxidation of Silicon)法等の方
法により、フィールド酸化膜2を形成する。フィールド
酸化膜2によって区画された素子能動領域上にゲート酸
化膜3を形成した後に、例えば膜厚200nm程度のポ
リシリコン膜やタングステンシリサイド膜のような導電
膜を全面に成長させる。この導電膜を、所定の形状にパ
ターニングを行い、ゲート電極4を形成する。続いて、
周辺回路部(Pch)上のみにレジストを形成し、例え
ばリンのような不純物の注入により、メモリセル内と周
辺回路部(Nch)の拡散層部のみにN- 拡散層5を形
成した後、レジストを除去する。
【0007】続いて、図13に示すように、例えば膜厚
100nm程度のシリコン酸化膜6を全面に成長させ
る。
【0008】続いて、図14に示すように、メモリセル
内の上部のみにレジストを形成して、シリコン酸化膜6
のエッチングを行った後に、レジストを除去する。これ
により、メモリセル内にはシリコン酸化膜6が全面に残
っており、周辺回路部ではゲート側壁にシリコン酸化膜
サイドウォール8が形成される状態になる。
【0009】続いて、図15に示すように、例えば膜厚
200nm程度のシリコン酸化膜25を全面に成長させ
る。
【0010】続いて、図16に示すように、シリコン酸
化膜25のエッチングを行い、シリコン酸化膜サイドウ
ォール26を形成する。続いて、メモリセル内と周辺回
路部(Pch)の上部にレジストを形成した後、例えば
リンや砒素のような不純物の注入を行い、周辺回路部
(Nch)のみにN+ 拡散層10を形成する。さらに、
メモリセル内と周辺回路部(Nch)の上部にレジスト
を形成した後、例えばボロンやBF2 のような不純物の
注入を行い、周辺回路部(Pch)のみにP+ 拡散層1
1を形成する。
【0011】さらに、図17に示すように、例えば膜厚
300nm程度の例えばリンやボロンを含むシリコン酸
化膜のような層間絶縁膜12を全面に成長する。その
後、メモリセル内の所定の領域に開口を形成した後、開
口部内に例えばリンを含むポリシリコンのような埋め込
み導電膜13を形成する。続いて、全面に例えば膜厚2
00nm程度のタングステンシリサイド膜のような導電
膜を全面に成長させ、この導電膜にパターニングを行
い、ビット線14を形成する。
【0012】続いて、図18に示すように、例えば膜厚
300nm程度のリンとボロンを含むシリコン酸化膜の
ような層間絶縁膜15を全面に形成した後、層間絶縁膜
15の所定の領域に開口部を形成する。さらに、例えば
膜厚600nm程度のリンを含むポリシリコンのような
導電膜を全面に形成し、所定の形状にパターニングを行
い、キャパシタ下部電極16を形成する。
【0013】続いて、図19に示すように、例えば膜厚
6nm程度のシリコン窒化膜のようなキャパシタ絶縁膜
17を全面に成長した後、例えば膜厚200nm程度の
リンを含むポリシリコンのような導電膜を全面に成長し
た後、パターニングを行い、メモリセル内のみにキャパ
シタ上部電極18を形成する。さらに、例えばリンとボ
ロンを含むシリコン酸化膜とノンドープのシリコン酸化
膜との複合膜による層間絶縁膜19を全面に形成した
後、周辺回路部の所定の領域に開口部を形成する。開口
部内部に例えばタングステンのような導電膜による埋め
込み導電膜20形成した後、例えばチタン、窒化チタ
ン、シリコンや銅を含むアルミ、窒化チタンのような膜
を順次形成した後、パターニングを行い、低抵抗配線2
1を形成する。
【0014】以上によりDRAMのメモリセル内及び周
辺回路部の基本的な部分を形成することが可能になる。
この第1従来例によれば、周辺回路部においてはゲート
電極4側壁に絶縁膜サイドウォールを形成することが可
能になるため、Nch部ではいわゆるLDD(Ligh
tly Doped Drain)トランジスタ、Pc
h部ではBC−LDD(Buried Channel
LDD)トランジスタを形成することが可能になり、
トランジスタの信頼性を向上しつつ、高い電流駆動能力
を得ることが可能になる。また、メモリセル内において
は、メモリセルが絶縁膜で覆われていることから、メモ
リセル内のN- 拡散層5がエッチング雰囲気に曝されな
いことにより、結晶欠陥発生が抑制され、メモリセルの
電荷保持特性の向上が図れる。
【0015】次に、第2従来例について説明する。第2
従来例においては、一般的な方法である拡散層部のチタ
ンシリサイド化を第1従来例に用いることにより、さら
にトランジスタの電流駆動能力の向上が図れるものであ
る。その中の一例が図20乃至図24に示すような方法
である。
【0016】まず、図20に示すように、P- 型半導体
基板1上に通常の選択酸化(LOCOS−Local
Oxidation of Silicon)法等の方
法により、フィールド酸化膜2を形成する。フィールド
酸化膜2によって区画された素子能動領域上にゲート酸
化膜3を形成した後に、例えば膜厚200nm程度のポ
リシリコン膜やタングステンシリサイド膜のような導電
膜を全面に成長させ、この導電膜に所定の形状にパター
ニングを行い、ゲート電極4を形成する。続いて、周辺
回路部(Pch)上のみにレジストを形成し、例えばリ
ンのような不純物の注入により、メモリセル内と周辺回
路部(Nch)の拡散層部のみにN- 拡散層5を形成し
た後、レジストを除去する。
【0017】続いて、図21に示すように、例えば膜厚
100nm程度のシリコン窒化膜27を全面に成長させ
る。
【0018】続いて、図22に示すように、シリコン窒
化膜27のエッチングを行い、ゲート電極4の側壁にシ
リコン窒化膜サイドウォール22を形成する。続けて、
メモリセル内と周辺回路部(Pch)の上部にレジスト
を形成した後、例えばリンや砒素のような不純物の注入
を行い、周辺回路部(Nch)のみにN+ 拡散層10を
形成する。さらに、メモリセル内と周辺回路部(Nc
h)の上部にレジストを形成した後、例えばボロンやB
2 のような不純物の注入を行い、周辺回路部(Pc
h)のみにP+ 拡散層11を形成する。
【0019】続いて、図23に示すように、例えば膜厚
80nm程度のチタンをスパッタ法により全面に成長し
た後、窒素雰囲気で熱処理を行う。さらに、未反応のチ
タンを硫酸および週酸化水素の混合液中で除去する。以
上により、ゲート上チタンシリサイド膜23、拡散層上
チタンシリサイド膜24を形成する。ここで、拡散層上
にチタンシリサイドを形成しているが、コバルトシリサ
イドのような、シリコンと遷移金属元素とからなるシリ
サイド膜でもよい。このような反応を、一般的にはサリ
サイド化と呼んでいる。
【0020】続いて、図24に示すように、例えば膜厚
300nm程度の例えばリンやボロンを含むシリコン酸
化膜のような層間絶縁膜12を全面に成長させる。その
後、メモリセル内の所定の領域に開口を形成した後、開
口部内に例えばリンを含むポリシリコンのような埋め込
み導電膜13を形成する。全面に例えば膜厚200nm
のタングステンシリサイド膜のような導電膜を全面に成
長した後、パターニングを行い、ビット線14を形成す
る。続いて、例えば膜厚300nm程度のリンとボロン
を含むシリコン酸化膜のような層間絶縁膜15を全面に
形成した後、層間絶縁膜15の所定の領域に開口部を形
成する。さらに、例えば膜厚600nm程度のリンを含
むポリシリコンのような導電膜を全面に形成し、所定の
形状にパターニングを行い、キャパシタ下部電極16を
形成する。続いて、例えば膜厚6nmのシリコン窒化膜
のようなキャパシタ絶縁膜17を全面に成長した後、例
えば膜厚200nmのリンを含むポリシリコンのような
導電膜を全面に成長した後、パターニングを行い、メモ
リセル内のみにキャパシタ上部電極18を形成する。さ
らに、例えばリンとボロンを含むシリコン酸化膜とノン
ドープのシリコン酸化膜との複合膜による層間絶縁膜1
9を全面に形成した後、周辺回路部の所定の領域に開口
部を形成する。開口部内部に例えばタングステンのよう
な導電膜による埋め込み導電膜20形成した後、例えば
チタン、窒化チタン、シリコンや銅を含むアルミ、窒化
チタンのような膜を順次形成した後、パターニングを行
い、低抵抗配線21を形成する。
【0021】第2従来例によれば、拡散層上部がサリサ
イド化されることにより、トランジスタの電流駆動能力
の向上が図れる。また、ゲート電極上部がサリサイド化
されることにより、ゲート電極の低抵抗化が図れる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は第1従
来例に関する。すなわち、周辺回路部のゲート電極側壁
にシリコン酸化膜サイドウォール8を形成する際に、メ
モリセル内をエッチング雰囲気に曝されないようにする
ため、メモリセル内をレジストで覆う必要がある。した
がって、上記リソグラフィーと酸化膜エッチングそれぞ
れ1回の工程数の増大と、リソグラフィーのためのレチ
クルの作成が必要となってくる。
【0023】第2の問題点は第2従来例に関する。すな
わち、メモリセル内のN- 拡散層5では、拡散層のサリ
サイド化に耐えうるために深い接合を形成する必要があ
る。このため、トランジスタの短チャネル効果が発生し
易くなり、DRAMメモリセルの微細化には不利とな
る。また、N- 拡散層5をサリサイド化することによ
り、欠陥が増加し、N- 拡散層5部の接合リークが増加
する。これにより、メモリセルの電荷保持特性が劣化す
る現象が起こる。
【0024】
【発明の目的】本発明の第1の目的は、周辺回路部に高
信頼性かつ高い電流駆動能力を有するLDDトランジス
タを形成するために、ゲート電極側壁に絶縁膜サイドウ
ォールを形成する際に、特別な工程を追加することな
く、メモリセル内の拡散層部が、エッチング雰囲気に曝
されることを防止できる、半導体装置の製造方法を提供
することにある。
【0025】本発明の第2の目的は、周辺回路部の電流
駆動能力を向上させるための拡散層部のサリサイド化を
行う際に、メモリセル内の拡散層上ではサリサイド化が
行われないようにし、メモリセル内のトランジスタの短
チャネル効果発生を抑制し、加えて接合リークの増加の
抑制できる、半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の製造方法は、.半導体基板上の第1の領域に一定の
ゲート電極間隔を有する多数の第1のトランジスタを形
成するとともに、前記半導体基板上の第2の領域に前記
第1のトランジスタよりも広いゲート電極間隔を有する
多数の第2のトランジスタを形成し、.これらの第1
及び第2の領域の全面に一定の膜厚の絶縁膜を被着し、
.この絶縁膜全体をエッチングすることにより、前記
第1のトランジスタのゲート電極間には前記絶縁膜から
なる埋め込み層を形成するとともに、前記第1のトラン
ジスタのゲート電極には前記絶縁膜からなる側壁を形成
する、という工程を基本的に備えている。また、絶縁膜
の膜厚Dと、第1のトランジスタのゲート電極間隔Sと
は、S<2×Dの関係が成り立つように、設定すること
が好ましい。例えば、前記半導体装置はメモリ素子であ
り、前記第1の領域はメモリセル内であり、前記第2の
領域は周辺回路部である。
【0027】工程において、第1のトランジスタでは
ゲート電極間が自己整合的に絶縁膜で埋め込まれ、第2
のトランジスタではゲート電極に絶縁膜による側壁が形
成される。これにより、工程のエッチング時におい
て、第1のトランジスタのゲート電極間すなわち拡散層
上は、絶縁膜で被覆されているので、エッチング雰囲気
に曝されることがない。
【0028】さらに、工程の後に、.前記第1及び
第2の領域の全面に金属膜を被着し、.この金属膜と
前記半導体基板の母材とを加熱により反応させる、とい
う工程を付加してもよい。工程において、第1のトラ
ンジスタの拡散層上(ゲート電極間)は絶縁膜で被覆さ
れたままであり、第2のトランジスタの拡散層上(ゲー
ト電極間)は側壁のある部分を除き剥き出しとなってい
る。したがって、工程において、第1のトランジスタ
の拡散層は金属膜と反応せず、第2のトランジスタの拡
散層は金属膜と反応する。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1実施形態を図
面を参照して説明する。図1及び図2は初期工程の断面
図、図3及び図4は中期工程の断面図、図5は主要工程
の断面図、図6及び図7は後期工程の断面図、図8は最
終工程の断面図である。ここで、各図面における
(a)、(b)、(c)は、それぞれメモリセル内、周
辺回路部(Nch)、周辺回路部(Pch)を示してい
る。
【0030】まず、図1に示すように、P- 型半導体基
板(シリコン)1上に通常の選択酸化(LOCOS−L
ocal Oxidation of Silico
n)法等の方法により、フィールド酸化膜2を形成す
る。フィールド酸化膜2は、基板中に開口を形成し、そ
の内部に酸化膜を埋め込むトレンチ分離等の、他の方法
により形成されたものでもよい。フィールド酸化膜2に
よって区画された素子能動領域上にゲート酸化膜3を形
成した後に、例えば膜厚200nm程度のポリシリコン
膜やタングステンシリサイド膜のような導電膜を全面に
成長させ、この導電膜を所定の形状にパターニングし、
ゲート電極4を形成する。周辺回路部(Pch)上のみ
にレジストを形成し、例えばリンのような不純物の注入
により、メモリセル内と周辺回路部(Nch)の拡散層
部のみにN- 拡散層5を形成した後、レジストを除去す
る。本実施形態では、メモリセル内と周辺回路部(Nc
h)のN- 拡散層は、同時に同じ不純物の注入を行って
いるが、それぞれ別にパターニングを行い、別の注入を
行ってもよい。
【0031】続いて、図2に示すように、シリコン酸化
膜6を全面に成長させる。このとき、ゲート電極4の間
隔をS、シリコン酸化膜6の膜厚をDとすると、S<2
×Dとなるように、DとSを決定する。例えば、S=1
50nmのときは、Dは75nm以上あればよい。これ
により、メモリセル内では、ゲート間がシリコン酸化膜
6により埋め込まれた形態になる。
【0032】続いて、図3に示すように、シリコン酸化
膜6のエッチングを行う。これにより、メモリセル内で
は、シリコン酸化膜6がゲート電極間に残存し、埋め込
みシリコン酸化膜7を形成する。一方、周辺回路部にお
いては、シリコン酸化膜がゲート電極側壁のみに残存
し、シリコン酸化膜サイドウォール8が形成される。
【0033】続いて、図4に示すように、メモリセル内
と周辺回路部(Pch)の上部にレジスト9を形成した
後、例えばリンや砒素のような不純物の注入を行った後
にレジスト9を除去し、周辺回路部(Nch)のみにN
+ 拡散層10を形成する。
【0034】続いて、図5に示すように、メモリセル内
と周辺回路部(Nch)の上部にレジストを形成した
後、例えばボロンやBF2 のような不純物の注入を行っ
た後にレジストを除去し、周辺回路部(Pch)のみに
+ 拡散層11を形成する。以上により、メモリセル内
と周辺回路部のトランジスタ部が全て形成される。
【0035】さらに、図6に示すように、例えば膜厚3
00nm程度の例えばリンやボロンを含むシリコン酸化
膜のような層間絶縁膜12を全面に成長させる。その
後、メモリセル内の所定の領域に開口を形成した後、開
口部内に例えばリンを含むポリシリコンのような埋め込
み導電膜13を形成する。続いて、全面に例えば膜厚2
00nmのタングステンシリサイド膜のような導電膜を
全面に成長させた後、パターニングを行い、ビット線1
4を形成する。
【0036】続いて、図7に示すように、例えば膜厚3
00nm程度のリンとボロンを含むシリコン酸化膜のよ
うな層間絶縁膜15を全面に形成した後、層間絶縁膜1
5の所定の領域に開口部を形成する。さらに、例えば膜
厚600nm程度のリンを含むポリシリコンのような導
電膜を全面に形成し、所定の形状にパターニングを行
い、キャパシタ下部電極16を形成する。キャパシタ下
部電極16は、通常スタック型と呼ばれる円柱形状又は
長方形形状となるが、シリンダー型、フィン型等と呼ば
れる3次元構造に加工してもよい。
【0037】続いて図8に示すように、例えば膜厚60
nmのシリコン窒化膜のようなキャパシタ絶縁膜17を
全面に成長した後、例えば膜厚200nmのリンを含む
ポリシリコンのような導電膜を全面に成長した後、パタ
ーニングを行い、メモリセル内のみにキャパシタ上部電
極18を形成する。キャパシタ絶縁膜17は、シリコン
窒化膜により形成されているが、シリコン窒化膜/シリ
コン酸化膜による複合膜、又は酸化タンタル膜等の高誘
電膜により形成してもよい。このような高誘電膜の場合
には、上下電極として白金、ルテニウム、イリジウムの
ような導電体が用いられる。さらに、例えばリンとボロ
ンを含むシリコン酸化膜とノンドープのシリコン酸化膜
との複合膜による層間絶縁膜19を全面に形成した後、
周辺回路部の所定の領域に開口部を形成する。続いて、
開口部内部に例えばタングステンのような導電膜による
埋め込み導電膜20形成した後、例えばチタン、窒化チ
タン、シリコンや銅を含むアルミ、窒化チタンのような
膜を順次形成した後、パターニングを行い、低抵抗配線
21を形成する。以上によりDRAMのメモリセル内及
び周辺回路部の基本的な部分を形成することが可能にな
る。
【0038】本実施形態では、周辺回路部のゲート電極
側壁にシリコン酸化膜サイドウォール8を形成する際
に、メモリセル内ではゲート電極間が自己整合的に埋め
込みシリコン酸化膜7で埋め込まれた形態になる。これ
により、メモリセル内ではN- 拡散層5が、シリコン酸
化膜サイドウォール8を形成の際に、エッチング雰囲気
に曝されることがない。
【0039】次に、第2実施形態に関して図面を参照し
て説明する。図9及び図10は主要工程の断面図、図1
1は最終工程の断面図である。
【0040】初期、中期及び主要工程は、第1実施形態
と全く同様にして形成され、図1乃至図5に示すとおり
である。ここまでの工程で、メモリセル内と周辺回路部
のトランジスタ部基本構造が全て形成される。
【0041】続いて、図9に示すように、例えば膜厚8
0nm程度のチタンをスパッタ法により全面に成長した
後、窒素雰囲気で熱処理を行う。さらに、未反応のチタ
ンを硫酸及び過酸化水素の混合液中で除去する。以上に
より、ゲート上チタンシリサイド膜23、拡散層上チタ
ンシリサイド膜24を形成する。拡散層上及びゲート上
には、チタンシリサイド膜を形成しているが、コバルト
シリサイド膜等の膜を形成してもよい。
【0042】続いて、図10に示すように、例えば膜厚
300nm程度の例えばリンやボロンを含むシリコン酸
化膜のような層間絶縁膜12を全面に成長させる。その
後、メモリセル内の所定の領域に開口を形成した後、開
口部内に例えばリンを含むポリシリコンのような埋め込
み導電膜13を形成する。さらに、例えば膜厚200n
mのタングステンシリサイド膜のような導電膜を全面に
成長した後、パターニングを行い、ビット線14を形成
する。
【0043】続いて、図11に示すように、例えば膜厚
300nm程度のリンとボロンを含むシリコン酸化膜の
ような層間絶縁膜15を全面に形成した後、層間絶縁膜
15の所定の領域に開口部を形成する。さらに、例えば
膜厚600nm程度のリンを含むポリシリコンのような
導電膜を全面に形成し、所定の形状にパターニングを行
い、キャパシタ下部電極16を形成する。続いて、例え
ば膜厚6nmのシリコン窒化膜のようなキャパシタ絶縁
膜17を全面に成長させた後、例えば膜厚200nmの
リンを含むポリシリコンのような導電膜を全面に成長さ
せた後、パターニングを行い、メモリセル内のみにキャ
パシタ上部電極18を形成する。さらに、例えばリンと
ボロンを含むシリコン酸化膜とノンドープのシリコン酸
化膜との複合膜による層間絶縁膜19を全面に形成した
後、周辺回路部の所定の領域に開口部を形成する。続い
て、開口部内部に例えばタングステンのような導電膜に
よる埋め込み導電膜20形成した後、例えばチタン、窒
化チタン、シリコンや銅を含むアルミ、窒化チタンのよ
うな膜を順次形成した後、パターニングを行い、低抵抗
配線21を形成する。
【0044】本実施形態によれば、周辺回路部の拡散層
がサリサイド化されるため、周辺回路部のトランジスタ
の電流駆動能力を向上させることができる。また、メモ
リセル内では、拡散層上がサリサイド化されないため、
サリサイド化に伴って発生する接合リークの増加を抑え
ることができる。
【0045】なお、本発明は、第1及び第2実施形態で
はストレッジノード電極がビット線よりも上層に形成さ
れているCOB構造となっているが、ビット線がストレ
ッジノード電極よりも上層に形成されている場合も、同
様にして適用することができる。また、本発明は、第1
及び第2実施形態ではメモリセル内にはDRAMを用い
ているが、SRAM等の他のメモリセルにも応用するこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】第1の効果は次のとおりである。周辺回
路部(第2の領域)においてゲート電極側壁に絶縁膜サ
イドウォールを形成する際に、メモリセル内(第1の領
域)においてはゲート電極間が自己整合的に絶縁膜で埋
め込まれるようになる。したがって、メモリセル内の拡
散層部がエッチング雰囲気に曝されないようにするため
の、特別な工程を追加する必要がなく、工程数の削減が
図れる。
【0047】第2の効果は次のとおりである。周辺回路
部(第2の領域)の拡散層上のサリサイド化を行う際
に、メモリセル内(第1の領域)の拡散層のサリサイド
化は行われない。これにより、メモリセル内においてサ
リサイド化に耐えうるために深い接合を形成する必要が
ないため、トランジスタの短チャネル効果を抑制するこ
とができる。また、サリサイド化に伴って発生する結晶
欠陥によるN- 拡散層の接合リークの増加を抑制するこ
とが可能になる。これにより、メモリセルの電荷保持特
性を良好に保つことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の初期工程を示す断面図
であり、図1(a)はメモリセル内、図1(b)は周辺
回路部(Nch)、図1(c)は周辺回路部(Pch)
である。
【図2】本発明の第1実施形態の初期工程を示す断面図
であり、図2(a)はメモリセル内、図2(b)は周辺
回路部(Nch)、図2(c)は周辺回路部(Pch)
である。
【図3】本発明の第1実施形態の中期工程を示す断面図
であり、図3(a)はメモリセル内、図3(b)は周辺
回路部(Nch)、図3(c)は周辺回路部(Pch)
である。
【図4】本発明の第1実施形態の中期工程を示す断面図
であり、図4(a)はメモリセル内、図4(b)は周辺
回路部(Nch)、図4(c)は周辺回路部(Pch)
である。
【図5】本発明の第1実施形態の主要工程を示す断面図
であり、図5(a)はメモリセル内、図5(b)は周辺
回路部(Nch)、図5(c)は周辺回路部(Pch)
である。
【図6】本発明の第1実施形態の後期工程を示す断面図
であり、図6(a)はメモリセル内、図6(b)は周辺
回路部(Nch)、図6(c)は周辺回路部(Pch)
である。
【図7】本発明の第1実施形態の後期工程を示す断面図
であり、図7(a)はメモリセル内、図7(b)は周辺
回路部(Nch)、図7(c)は周辺回路部(Pch)
である。
【図8】本発明の第1実施形態の最終工程を示す断面図
であり、図8(a)はメモリセル内、図8(b)は周辺
回路部(Nch)、図8(c)は周辺回路部(Pch)
である。
【図9】本発明の第2実施形態の主要工程を示す断面図
であり、図9(a)はメモリセル内、図9(b)は周辺
回路部(Nch)、図9(c)は周辺回路部(Pch)
である。
【図10】本発明の第2実施形態の主要工程を示す断面
図であり、図10(a)はメモリセル内、図10(b)
は周辺回路部(Nch)、図10(c)は周辺回路部
(Pch)である。
【図11】本発明の第2実施形態の最終工程を示す断面
図であり、図11(a)はメモリセル内、図11(b)
は周辺回路部(Nch)、図11(c)は周辺回路部
(Pch)である。
【図12】第1従来例の初期工程を示す断面図であり、
図12(a)はメモリセル内、図12(b)は周辺回路
部(Nch)、図12(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図13】第1従来例の初期工程を示す断面図であり、
図13(a)はメモリセル内、図13(b)は周辺回路
部(Nch)、図13(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図14】第1従来例の中期工程を示す断面図であり、
図14(a)はメモリセル内、図14(b)は周辺回路
部(Nch)、図14(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図15】第1従来例の中期工程を示す断面図であり、
図15(a)はメモリセル内、図15(b)は周辺回路
部(Nch)、図15(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図16】第1従来例の主要工程を示す断面図であり、
図16(a)はメモリセル内、図16(b)は周辺回路
部(Nch)、図16(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図17】第1従来例の主要工程を示す断面図であり、
図17(a)はメモリセル内、図17(b)は周辺回路
部(Nch)、図17(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図18】第1従来例の後期工程を示す断面図であり、
図18(a)はメモリセル内、図18(b)は周辺回路
部(Nch)、図18(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図19】第1従来例の最終工程を示す断面図であり、
図19(a)はメモリセル内、図19(b)は周辺回路
部(Nch)、図19(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図20】第2従来例の主要工程を示す断面図であり、
図20(a)はメモリセル内、図20(b)は周辺回路
部(Nch)、図20(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図21】第2従来例の主要工程を示す断面図であり、
図21(a)はメモリセル内、図21(b)は周辺回路
部(Nch)、図21(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図22】第2従来例の後期工程を示す断面図であり、
図22(a)はメモリセル内、図22(b)は周辺回路
部(Nch)、図22(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図23】第2従来例の後期工程を示す断面図であり、
図23(a)はメモリセル内、図23(b)は周辺回路
部(Nch)、図23(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【図24】第2従来例の最終工程を示す断面図であり、
図24(a)はメモリセル内、図24(b)は周辺回路
部(Nch)、図24(c)は周辺回路部(Pch)で
ある。
【符号の説明】
1 P- 型半導体基板 2 フィールド酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 N- 拡散層 6 シリコン酸化膜 7 埋め込みシリコン酸化膜 8 シリコン酸化膜サイドウォール 9 レジスト 10 N+ 拡散層 11 P+ 拡散層 12,15,19 層間絶縁膜 13,20 埋め込み導電膜 14 ビット線 16 キャパシタ下部電極 17 キャパシタ絶縁膜 18 キャパシタ上部電極 21 低抵抗配線 22 シリコン窒化膜サイドウォール 23 ゲート上チタンシリサイド膜 24 拡散層上チタンシリサイド膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/78 H01L 29/78 301Y 21/336

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の第1の領域に一定のゲー
    ト電極間隔を有する多数の第1のトランジスタを形成す
    るとともに、前記半導体基板上の第2の領域に前記第1
    のトランジスタよりも広いゲート電極間隔を有する多数
    の第2のトランジスタを形成し、 これらの第1及び第2の領域の全面に一定の膜厚の絶縁
    膜を被着し、 この絶縁膜全体をエッチングすることにより、前記第1
    のトランジスタのゲート電極間には前記絶縁膜からなる
    埋め込み層を形成するとともに、前記第2のトランジス
    タのゲート電極には前記絶縁膜からなる側壁を形成す
    る、 半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜の膜厚をDとし、前記第1の
    トランジスタのゲート電極間隔をSとしたときに、 S<2×D の関係が成り立つ、請求項1記載の半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1のトランジスタのゲート電極間
    には前記絶縁膜からなる埋め込み層を形成するととも
    に、前記第1のトランジスタのゲート電極には前記絶縁
    膜からなる側壁を形成した後に、 前記第1及び第2の領域の全面に金属膜を被着し、この
    金属膜と前記半導体基板の母材とを加熱により反応させ
    る、 請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のトランジスタのゲート電極間
    には前記絶縁膜からなる埋め込み層を形成するととも
    に、前記第1のトランジスタのゲート電極には前記絶縁
    膜からなる側壁を形成した後に、 前記第1及び第2の領域の全面に金属膜を被着し、この
    金属膜と前記半導体基板の母材及び前記ゲート電極とを
    加熱により反応させる、 請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板の母材がシリコンであ
    り、前記金属膜がチタン又は遷移金属元素である、請求
    項3又は4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ゲート電極がポリシリコン又はシリ
    サイドからなる、請求項4記載の半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記半導体装置がメモリ素子であり、前
    記第1の領域がメモリセル内であり、前記第2の領域が
    周辺回路部である、請求項1,2,3,4,5又は6記
    載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記メモリ素子がDRAMである請求項
    7記載の半導体装置の製造方法。
JP9161671A 1997-06-18 1997-06-18 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3061117B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9161671A JP3061117B2 (ja) 1997-06-18 1997-06-18 半導体装置の製造方法
KR1019980022703A KR100283269B1 (ko) 1997-06-18 1998-06-17 반도체디바이스제조방법
US09/098,526 US6127231A (en) 1997-06-18 1998-06-17 Method of making transistors in an IC including memory cells
CNB981029361A CN1135615C (zh) 1997-06-18 1998-06-18 半导体器件制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9161671A JP3061117B2 (ja) 1997-06-18 1997-06-18 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH118361A true JPH118361A (ja) 1999-01-12
JP3061117B2 JP3061117B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=15739637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9161671A Expired - Fee Related JP3061117B2 (ja) 1997-06-18 1997-06-18 半導体装置の製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6127231A (ja)
JP (1) JP3061117B2 (ja)
KR (1) KR100283269B1 (ja)
CN (1) CN1135615C (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6815281B1 (en) 1999-10-27 2004-11-09 Nec Electronics Corporation Method of manufacturing a semiconductor device having a memory cell section and an adjacent circuit section
JP2005333165A (ja) * 2005-08-22 2005-12-02 Nec Electronics Corp 半導体装置
JP2009200517A (ja) * 2009-04-28 2009-09-03 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法
JP2011044724A (ja) * 2003-02-21 2011-03-03 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法
US8492813B2 (en) 2003-02-21 2013-07-23 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and semiconductor device manufacturing method

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW416057B (en) * 1997-09-17 2000-12-21 Siemens Ag Memory-cell device and its production method
JP3623400B2 (ja) * 1998-07-13 2005-02-23 株式会社東芝 半導体装置及びその製造方法
JP2003007854A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Nec Corp 半導体記憶装置及びその製造方法
US6645806B2 (en) 2001-08-07 2003-11-11 Micron Technology, Inc. Methods of forming DRAMS, methods of forming access transistors for DRAM devices, and methods of forming transistor source/drain regions
US9716098B2 (en) * 2015-09-04 2017-07-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and manufacturing method thereof

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0821687B2 (ja) * 1989-05-31 1996-03-04 富士通株式会社 半導体装置及びその製造方法
US5324680A (en) * 1991-05-22 1994-06-28 Samsung Electronics, Co. Ltd. Semiconductor memory device and the fabrication method thereof
JPH05335515A (ja) * 1992-06-02 1993-12-17 Sony Corp 半導体記憶装置の製造方法
JPH06177349A (ja) * 1992-12-02 1994-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高密度dramの製造方法および高密度dram
JPH0821687A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Hitachi Zosen Corp 耐火レンガおよび焼却炉の側壁構造

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6815281B1 (en) 1999-10-27 2004-11-09 Nec Electronics Corporation Method of manufacturing a semiconductor device having a memory cell section and an adjacent circuit section
US8101986B2 (en) 1999-10-27 2012-01-24 Renesas Electronics Corporation Dynamic random access memory with silicide contacts, CMOS logic section and LDD structure
US8610219B2 (en) 1999-10-27 2013-12-17 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device having a memory cell section, an adjacent circuit section, and silicide formed on an impurity diffused region
US8710569B2 (en) 1999-10-27 2014-04-29 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and manufacturing method thereof
JP2011044724A (ja) * 2003-02-21 2011-03-03 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法
US8492813B2 (en) 2003-02-21 2013-07-23 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and semiconductor device manufacturing method
JP2013243402A (ja) * 2003-02-21 2013-12-05 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法
US8647944B2 (en) 2003-02-21 2014-02-11 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and semiconductor device manufacturing method
JP2005333165A (ja) * 2005-08-22 2005-12-02 Nec Electronics Corp 半導体装置
JP2009200517A (ja) * 2009-04-28 2009-09-03 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1135615C (zh) 2004-01-21
KR19990007054A (ko) 1999-01-25
KR100283269B1 (ko) 2001-04-02
US6127231A (en) 2000-10-03
JP3061117B2 (ja) 2000-07-10
CN1211070A (zh) 1999-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5677557A (en) Method for forming buried plug contacts on semiconductor integrated circuits
US6545360B1 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
US6130145A (en) Insitu doped metal policide
US20040183111A1 (en) Semiconductor device and semiconductor device manufacturing method
US6873019B2 (en) Semiconductor device including memory cells and manufacturing method thereof
JP2585140B2 (ja) 半導体装置の配線接触構造
US5981324A (en) Methods of forming integrated circuits having memory cell arrays and peripheral circuits therein
US5545926A (en) Integrated mosfet device with low resistance peripheral diffusion region contacts and low PN-junction failure memory diffusion contacts
JP3061117B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8043912B2 (en) Manufacturing method of a semiconductor device having polycide wiring layer
EP0905750B1 (en) Reliable polycide gate stack with reduced sheet resistance
US6551882B2 (en) Semiconductor device manufacturing method permitting suppression of leak current through the PN junction
JPH09116113A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2000232076A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0794596A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2001068546A (ja) 半導体装置の製造方法
US6696351B1 (en) Semiconductor device having a selectively deposited conductive layer
KR100190108B1 (ko) 메모리셀을 갖는 반도체소자의 트랜지스터 제조방법
JP2000269461A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JPH08139314A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2000188378A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US6531395B1 (en) Method for fabricating bitlines
KR100195260B1 (ko) 임베디드 메모리 논리소자의 트랜지스터 제조방법
JP3213442B2 (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JP3234010B2 (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000329

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees