JPH11830A - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JPH11830A
JPH11830A JP15869397A JP15869397A JPH11830A JP H11830 A JPH11830 A JP H11830A JP 15869397 A JP15869397 A JP 15869397A JP 15869397 A JP15869397 A JP 15869397A JP H11830 A JPH11830 A JP H11830A
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JP
Japan
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bar
work
transfer
bar unit
transfer device
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JP15869397A
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Makoto Itatsu
誠 板津
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡易な設備で高速搬送することがで
き、かつ高精度な位置決めが可能で組立作業性も良好と
なるワーク搬送装置を提供する。 【解決手段】 工程単位の複数のバーユニット26を接
続一体化して1本のトランスファーバー20とし、ワー
ク27がセットされたトランスファーバー20を長手方
向に移動させて工程間の搬送を行い、これに伴ってトラ
ンスファーバー20の最前部のバーユニットを切り離す
と共に最後部に他のバーユニットを接続することでワー
ク27の搬送を行うように構成した。また、トランスフ
ァーバー20を構成する各バーユニット26を、ワーク
27を保持した状態で、それぞれの組立ステージ内で軸
まわりに任意に回転させて位置決め固定することができ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車車体
の組立てラインなどの部品組立てラインにおけるワーク
を搬送するワーク搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車車体の組立てラインの分野
では、車体組立てライン内の各組立ステージ間での搬送
および組立方式として、例えば図6に示すものが知られ
ている。図6において、(a)はプレーンシャトル方
式、(b)はベルトコンベア方式、(c)は台車方式の
ワーク搬送装置を示している。
【0003】図6(a)のプレーンシャトル方式では、
シャトルバー1にパネル材などのワーク3を載置した状
態でシャトルバー1は前進し、リフター2でワーク3を
持ち上げる。そして、ワーク3を持ち上げて、リフター
2上のフィンガー5にて位置決めした状態で、各組立ス
テージにおいて溶接などの組立作業を行い、その間にシ
ャトルバー1が後退するようになっている。
【0004】図6(b)のベルトコンベア方式では、ベ
ルトコンベア4上に専用のフィンガー5が取り付けられ
ており、このフィンガー5によりワーク3をクランプす
ると共に、ベルトコンベア4の駆動により搬送を行い、
各組立ステージにおいて組立作業が行われる。
【0005】図6(c)の台車方式では、台車6上に専
用のフィンガー5が取り付けられており、このフィンガ
ー5によりワーク3をクランプすると共に、台車6自体
を順次各組立ステージに移動させて搬送が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のベルトコンベア方式および台車方式のワーク搬
送装置にあっては、その駆動方式に起因して搬送速度が
どうしても低速となってしまうという欠点がある。さら
に、ベルトコンベア方式のワーク搬送装置では、高い位
置決め精度を得るのは難しいという問題もある。
【0007】一方、プレーンシャトル方式のワーク搬送
装置では、高速搬送が可能ではあるが、各組立ステージ
にリフターを設置しなければならず、設備が比較的高価
で設置の手間もかかるものとなる。
【0008】また、上記従来のワーク搬送装置では、い
ずれの方式も、各組立ステージに搬送されたワークは、
その組立ステージにおいては常に一定の位置および姿勢
に固定された状態で組立作業が行われる。したがって通
常は、ワークに対して最適な方向から種々の作業を施す
ために、ワーク搬送装置のワーク進行方向に向かって両
側にロボットなどを配置して組立て作業を行う必要があ
り、これにより組立てライン設備の設置占有面積が大き
くなるという問題もある。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、比較的簡
易な設備で高速搬送することができ、かつ高精度な位置
決めが可能で組立作業性も良好となるワーク搬送装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、組立ステージ毎に分割され
た複数のバーユニットを接続して長手方向に移動自在に
トランスファーバーを設置し、ワークがセットされた前
記トランスファーバーを前記バーユニットの長さ分前進
させる毎に、最前部のバーユニットを切り離すと共に最
後部に他のバーユニットを接続することによりワークの
搬送を行うことを特徴とするワーク搬送装置である。
【0011】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載のワーク搬送装置において、前記トランスファーバ
ーの切り離された最前部のバーユニットを、当該トラン
スファーバーの最後部に向けて回送する回送手段を設け
たことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載のワーク搬送装置において、前記バーユニットにワ
ークを保持するワーク保持手段が設けられ、当該バーユ
ニットは、それが位置される組立ステージ内で、前記ト
ランスファーバーの移動方向を軸として当該軸まわりに
前記ワーク保持手段と共に回転され、所定の角度位置で
位置決めされることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載のワーク搬送装置において、前記バーユニットは、
前記ワーク保持手段が取り付けられる回転部と、当該回
転部の両端に設けられ当該回転部を前記軸まわりに回転
し得る回転駆動手段並びに電気的接続・分離が可能なコ
ネクタを少なくとも一方に配置した非回転の2つの固定
部と、を有することを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載のワーク搬送装置において、前記各バーユニットは
その断面が同一形状を呈しており、当該バーユニットを
接続したトランスファーバーをガイドする回転自在のロ
ーラを備えた支持手段を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、ワークの高速搬送を確保することができると同時
に、各バーユニット上でのワークの位置決め固定が可能
となるため、比較的簡易な設備とすることができるとい
う効果を奏する。
【0016】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記請求項1に係る効果のほかに、トランスファーバーの
最前部のバーユニットを切り離して順次最後部に接続す
る流れが確保され、スムーズなワークの搬送作業を行う
ことが可能となるという効果を奏する。
【0017】また、請求項3に記載の発明によれば、上
記請求項1に係る効果のほかに、ワークの姿勢を作業し
易い姿勢に適宜設定することができ、作業効率を著しく
向上させることが可能となるという効果を奏する。しか
も、作業ロボットなどをワーク搬送装置の片側に配置す
るのみで所望の作業が可能となるため、省スペース化が
図られる。
【0018】また、請求項4に記載の発明によれば、上
記請求項3に係る効果のほかに、ワークの搬送中は駆動
機能を持たないトランスファーバーと同様の構成であり
ながら、ワークの位置決め作業時は、駆動機能を持った
可動装置として使用することができるという効果を奏す
る。
【0019】また、請求項5に記載の発明によれば、上
記請求項1に係る効果のほかに、一体化されたトランス
ファーバーをローラによりガイドして滑らかにワーク搬
送方向に移動させることができ、工程内におけるワーク
の位置決め精度を一層高くすることができるという効果
を奏する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
あるワーク搬送装置が用いられた自動車車体の組立てラ
インの全体構成を示す概略平面図、図2は、同組立てラ
インの斜視図である。
【0021】図1および図2に示す自動車車体の組立て
ラインは、例えば図示のように4つの組立ステージが設
けられており、ワーク搬送装置10によって搬送される
自動車車体のパネル材などのワーク27は、各組立ステ
ージに設置されたロボット23〜25により、搬入さ
れ、溶接などの所定の組立作業が行われた後、ライン外
に搬出されるようになっている。
【0022】組立てラインの上流側には、この組立てラ
インで所定の組立作業を施す対象となるワーク27が搬
入されるプリセット台21が設けられている。ワーク2
7は、例えば図示しないサブラインで組み立てられた後
に、あるいは単品の部品として、プリセット台21上に
載置される。プリセット台21上のワーク27は、搬入
ロボット23の有するハンドによりワーク搬送装置10
にセットされる。
【0023】一方、組立てラインの下流側には、搬出台
22が設けられる。所定の組立作業が完了したワーク2
7は、搬出ロボット25の有するハンドにより搬出台2
2上に載置された後、例えば別の組立てラインなどに向
けて搬出されるようになっている。
【0024】本実施の形態では、ワーク搬送装置10
は、組立ステージ毎に分割された複数のバーユニット2
6を接続して構成されるトランスファーバー20を有し
ている。バーユニット26は、組立ステージのワーク搬
送方向長さ、すなわち1工程分の長さに分割されてお
り、各バーユニット26の端部同士を脱着可能とするこ
とによって、相互に結合および分割を行うことができる
構成とされている。
【0025】また、図2に示すように、バーユニット2
6の両側を長手方向に移動自在に支持する支持手段とし
てのポスト41が、ワーク搬送方向に沿って各組立ステ
ージ間隔毎に複数設置される。
【0026】複数のバーユニット26を結合して一体化
したトランスファーバー20の上流側には、当該トラン
スファーバー20を図中白抜き矢印で示す1方向に搬送
する搬送駆動装置28が設置されている。この搬送駆動
装置28によりトランスファーバー20をバーユニット
26の長さ分前進させる毎に、最前部のバーユニットを
切り離すと共に最後部に他のバーユニットを接続するこ
とによって、ワーク27の搬送が行われるようになって
いる。
【0027】組立てラインには、ワーク搬送装置10の
トランスファーバー20と平行するように、トランスフ
ァーバー20の切り離された最前部のバーユニットを、
当該トランスファーバー20の最後部に向けて回送する
回送手段29が設けられている。これにより、トランス
ファーバーの最前部のバーユニットを切り離して順次最
後部に接続する流れが確保され、スムーズなワークの搬
送作業を行うことが可能となる。回送手段29として
は、例えばベルトコンベアが使用される。
【0028】図3は、各組立ステージにおけるバーユニ
ット周辺を横から見た図、図4は、ワーク搬送装置を搬
送方向上流側から見た図である。
【0029】各バーユニット26はその断面が同一形状
を呈しており、ポスト41の上部には、当該バーユニッ
ト26を接続したトランスファーバー20をガイドする
回転自在のローラを有するカムフォロア42が設けられ
る。このカムフォロア42は、トランスファーバー20
の底面および側面と接触するそれぞれのローラを備えて
いる。したがって、一体化されたトランスファーバー2
0は、ポスト41上のカムフォロア42によりガイドさ
れて滑らかにワーク搬送方向に移動され、工程内の位置
決め精度を一層高くすることができる。
【0030】また、各バーユニット26には、ワーク2
7を保持するワーク保持手段としてのフィンガー43が
設けられる。このフィンガー43は、固定ゲージ43a
とこれに揺動自在に取り付けられるクランプ片43bと
によりワーク27の一部を挟持して保持する構成とされ
ている。なお、フィンガー43は、ワーク27を確実に
保持できればよく、上記構成に限定されるものではな
い。
【0031】さらに、図4に示したように、各バーユニ
ット26は、当該バーユニット26が位置する組立ステ
ージ内で、トランスファーバー20の移動方向を軸とし
て当該軸まわりにフィンガー43と共に矢印方向に、独
立して回転され、所定の角度位置で位置決めできるよう
に構成されている。これにより、フィンガー43に保持
されたワーク27の姿勢を、溶接ロボット24による作
業がし易い姿勢とすることが可能となる。
【0032】また、従来はワークに対して好ましい方向
からの作業を確保するために、ワーク搬送装置の両側に
ロボットなどを配置する必要があったが、本実施の形態
ではワーク27の姿勢を180°反転させることも容易
にできるため、組立作業ロボットはワーク搬送装置の片
側に配置するのみで済ませることができる。これにより
組立てライン設備の設置占有面積を小さくすることが可
能となり、省スペース化が図られている。
【0033】図5は、バーユニット同士の連結部の拡大
図であり、(a)は結合状態を、(b)は分離状態を示
している。
【0034】各バーユニット26は、フィンガー43が
取り付けられる回転部26aと、当該回転部26aの両
端に接続された非回転とされる固定部26b,26cと
を有している。バーユニット26の中央に配される回転
部26aは、固定部26b,26cに対してベアリング
65,65により回転自在に支持される。
【0035】先端側の固定部26bの内部には、回転部
26aを矢印68で示す方向に軸まわりに回転し得る回
転駆動手段として、モータなどのアクチュエータ66が
収容されている。アクチュエータ66の回転主軸67
は、例えばキーやスプラインなどにより回転部26aの
端部と連結されており、回転駆動力が伝達されるように
なっている。また、アクチュエータ66には、エンコー
ダ76が付設されており、回転部26aの回転方向の角
度位置を検出することができる。これにより、ワークを
保持するフィンガー43が取り付けられた回転部26a
を、所定の角度位置に正確に位置決め固定することが可
能となっている。
【0036】また、バーユニット同士は、図示のよう
に、分割面61において脱着可能に構成されている。脱
着時のバーユニット同士の位置決めは、先端側の固定部
26bの端面に立設される2つの位置決めピン62,6
3が、後端側の固定部26cの端面に形成される図示し
ない2つの位置決め係合孔に嵌挿されることによって行
われる。
【0037】後端側の固定部26cにはロック装置64
が設けられており、ロック装置64は、ワーク搬送方向
に直交する方向に進退動可能に設けられるロックピンと
このロックピンを移動させるアクチュエータとを有して
いる。そして、このロック装置64のロックピンが先端
側の固定部26bの位置決めピン62の側面に形成され
る係合孔62aに挿入されることにより、バーユニット
同士の連結がロックされる。
【0038】先端側の固定部26b内のアクチュエータ
66、およびエンコーダ76は、脱着式のカプラ69を
介して、外部の図示しない動力源および制御装置と接続
される。カプラ69は、アクチュエータ70を作動させ
ることにより電気的に接続あるいは分離される差し込み
式のワンタッチコネクタとして構成されている。これに
より、ワークの搬送中は駆動機能を持たないトランスフ
ァーバーと同様の構成でありながら、ワークの位置決め
作業時は、駆動機能を持った可動装置とすることができ
る。
【0039】また、後端側の固定部26c内のロック装
置64、および回転部26aのフィンガー43も同様
に、脱着式のカプラ74を介して、外部の図示しない動
力源や制御装置と接続され、アクチュエータ75を作動
させることにより電気的に接続あるいは分離される。な
お、フィンガー43からの配線72は、回転部26aの
中空ボス部71を挿通してカプラ74に接続されてお
り、回転部26aの矢印73で示す方向の回転を吸収す
る。
【0040】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0041】自動車車体の組立てラインにおいて、ワー
ク27は、まずプリセット台21に載置される。そし
て、ワーク27は、搬入ロボット23により、ワーク搬
送装置10のトランスファーバー20を構成する最下流
側のバーユニット26上にセットされ、フィンガー43
により保持される。
【0042】次いで、搬送駆動装置28を作動させ、ト
ランスファーバー20を、ポスト41上のカムフォロア
42によりガイドしつつ、バーユニット26の長さ分前
進させる。こうしてワーク27は、これを保持したバー
ユニット26ごと、次の組立ステージに運ばれることに
なり、溶接ロボット24により所定の組立作業が行われ
る。また、ワーク27を保持したバーユニット26は、
同様にしてさらに次の組立ステージに運ばれて、引き続
き別の所定の組立作業が行われるようになっている。な
お、図1および図2においては、溶接ロボット24によ
る組立作業が行われる組立ステージは2箇所とされてい
るが、適宜組立ステージ数を増やすことができることは
言うまでもない。
【0043】ここで、溶接ロボット24による組立作業
は、図4の矢印で示すように、ワーク27を保持した状
態で、バーユニット26の回転部26aが、当該バーユ
ニット26が位置する組立ステージ内で、軸まわりに独
立して回転され、所定の角度位置で適宜位置決めされた
うえで行われる。これにより、フィンガー43に保持さ
れたワーク27の姿勢を、溶接ロボット24による作業
がし易い姿勢とすることが可能となり、作業効率を高め
ることができる。
【0044】所定の組立作業がすべて完了すると、ワー
ク27を保持したバーユニット26は、搬送駆動装置2
8により搬出ロボット25が設置される組立ステージま
で搬送され、この搬出ロボット25により搬出台22上
に載置された後、当該ラインの外に搬出される。
【0045】一方、ワーク27が搬出されたあとの最前
部のバーユニット26は、当該バーユニット26の固定
部26c内のロック装置64が解除され、一体化された
トランスファーバー20から切り離される。切り離され
たバーユニット26は、搬出ロボット25により回送手
段29上に載置され、回送手段29により最上流側に向
けて回送される。このバーユニット26は、順次搬入ロ
ボット23によりハンドリングされてワーク搬送装置1
0の方へ移動され、トランスファーバー20の最後部に
再び接続される。
【0046】このように、本実施の形態によれば、工程
単位の複数のバーユニットを接続一体化して1本のトラ
ンスファーバーとし、ワークがセットされたトランスフ
ァーバーを長手方向に移動させて工程間の搬送を行い、
これに伴ってトランスファーバーの最前部のバーユニッ
トを切り離すと共に最後部に他のバーユニットを接続す
ることでワークの搬送を行うようにしたので、ワークの
高速搬送を確保することができると同時に、各バーユニ
ット上でのワークの位置決め固定が可能となることから
比較的簡易な設備とすることができる。
【0047】また、バーユニットを組立ステージ内で軸
まわりに任意に回転し位置決めすることができるので、
ワークの姿勢を作業し易い姿勢に適宜設定することがで
き、作業効率を著しく向上させることが可能となる。し
かも、作業ロボットをワーク搬送装置の片側に配置する
のみで所望の作業が可能となるため、省スペース化が図
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるワーク搬送装置
が用いられた自動車車体の組立てラインの全体構成を示
す概略平面図である。
【図2】 同組立てラインの斜視図である。
【図3】 各組立ステージにおけるバーユニット周辺を
横から見た図である。
【図4】 ワーク搬送装置を搬送方向上流側から見た図
である。
【図5】 バーユニット同士の連結部の拡大図であり、
(a)は結合状態を、(b)は分離状態を示す。
【図6】 従来のワーク搬送装置を横から見た図であ
る。
【符号の説明】
10…ワーク搬送装置、 20…トランスファーバー、 26…バーユニット、 26a…回転部、 26b,26c…固定部、 27…ワーク、 29…回送手段、 43…フィンガー(ワーク保持手段)、 66…アクチュエータ(回転駆動手段)、 69,74…カプラ(コネクタ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立ステージ毎に分割された複数のバー
    ユニットを接続して長手方向に移動自在にトランスファ
    ーバーを設置し、ワークがセットされた前記トランスフ
    ァーバーを前記バーユニットの長さ分前進させる毎に、
    最前部のバーユニットを切り離すと共に最後部に他のバ
    ーユニットを接続することによりワークの搬送を行うこ
    とを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記トランスファーバーの切り離された
    最前部のバーユニットを、当該トランスファーバーの最
    後部に向けて回送する回送手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のワーク搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記バーユニットにワークを保持するワ
    ーク保持手段が設けられ、当該バーユニットは、それが
    位置される組立ステージ内で、前記トランスファーバー
    の移動方向を軸として当該軸まわりに前記ワーク保持手
    段と共に回転され、所定の角度位置で位置決めされるこ
    とを特徴とする請求項1記載のワーク搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記バーユニットは、前記ワーク保持手
    段が取り付けられる回転部と、当該回転部の両端に設け
    られ当該回転部を前記軸まわりに回転し得る回転駆動手
    段並びに電気的接続・分離が可能なコネクタを少なくと
    も一方に配置した非回転の2つの固定部と、を有するこ
    とを特徴とする請求項3記載のワーク搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記各バーユニットはその断面が同一形
    状を呈しており、当該バーユニットを接続したトランス
    ファーバーをガイドする回転自在のローラを備えた支持
    手段を有することを特徴とする請求項1記載のワーク搬
    送装置。
JP15869397A 1997-06-16 1997-06-16 ワーク搬送装置 Withdrawn JPH11830A (ja)

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