JPH1182701A - 無段変速機の変速比制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速比制御装置

Info

Publication number
JPH1182701A
JPH1182701A JP9234604A JP23460497A JPH1182701A JP H1182701 A JPH1182701 A JP H1182701A JP 9234604 A JP9234604 A JP 9234604A JP 23460497 A JP23460497 A JP 23460497A JP H1182701 A JPH1182701 A JP H1182701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear ratio
continuously variable
change gear
variable transmission
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9234604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3319355B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Ashizawa
裕之 芦沢
Kazutaka Adachi
和孝 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP23460497A priority Critical patent/JP3319355B2/ja
Publication of JPH1182701A publication Critical patent/JPH1182701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3319355B2 publication Critical patent/JP3319355B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステップモータの脱調等の外乱を補償しなが
ら、変速制御弁の推定開口量と実際の開口量のずれを抑
制して正確な変速比制御を行う。 【解決手段】 車両の運転状態に応じて無段変速機の目
標変速比を設定する目標変速比演算部410と、実際の
変速比を検出する実変速比演算部430と、無段変速機
に加わる外乱を補償して所定の動特性となるよう目標変
速比に基づいて変速比指令値を演算する外乱補償手段
と、実変速比が変速比指令値に一致するようにステップ
モータを駆動するステップモータ角位置調整部510と
を備え、開口方向演算部460では外乱補償後の変速比
指令値と外乱補償前の変速比指令値から変速制御弁の開
口量を推定演算し、制御対象動特性演算部470で、こ
の開口量の推定値に基づいて動特性を決定する時定数を
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速機の変速
比制御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される無段変速機の変速比制
御装置としては、Vベルト式のものが従来から知られて
おり、例えば、本願出願人が提案した特願平8−154
42号等がある。
【0003】これは、目標変速比の指令値に応動するス
テップモータを介して駆動される変速指令弁と、変速リ
ンクを介してステップモータに駆動される制御弁によっ
て、プライマリプーリの軸方向変位、すなわち、変速比
を油圧制御するもので、変速制御弁の開口量及び開口方
向と、演算した実変速比に基づいて予め設定されたマッ
プから制御対象(変速機構部)の動特性(変速応答)を
演算する制御対象動特性演算部と、制御対象動特性演算
部にて演算された制御対象時定数から、設計者が希望す
る応答を得るための制御定数を決定して制御を行なう動
特性補償部と、制御対象の特性変化や外乱の影響を除去
する外乱補償部から構成されている。
【0004】また、実変速比から算出したプライマリプ
ーリ変位と、ステップモータ角位置指令値から算出した
変速指令弁のスプール変位と、外乱補償出力(変速比指
令値への補正量)から算出した変速機構部に生じている
外乱(ステップモータの脱調等)に基づく変速指令弁の
スプール変位から、変速制御弁の開口量及び開口方向を
算出することで、無段変速機の経年変化や製造時のバラ
ツキ等の影響を抑制して、変速制御弁の状態に関わらず
常時予め設定した変速比応答を維持することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の変速比制御装置では、コントローラからの変速比指
令値と変速指令弁のスプール変位の関係、すなわち、ス
テップモータと変速リンクに連結された変速制御弁の開
口量の関係は、図12に示すよう非線形性を有している
のに対し、上記変速指令弁スプール変位の演算は、非線
形性を考慮せずに、外乱補償出力から外乱による変速指
令弁のスプール変位を算出しているため、正確な変速指
令弁スプール変位を推定演算することができない。この
ため、図13に示すように、変速制御弁の推定開口量と
実際の開口量にずれが生じ、制御対象の動特性と制御対
象時定数演算部において算出される動特性が一致しなく
なって、モデル化誤差が生じることになり、このモデル
化誤差が外乱補償部で修正できる範囲を超えてしまう
と、希望した応答が得られず変速比のふらつき等が生じ
て、運転者に違和感を与える場合があった。
【0006】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、ステップモータの脱調等の外乱を補償しな
がら、変速制御弁の推定開口量と実際の開口量のずれを
抑制して正確な変速比制御を行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、アクチュ
エータに駆動される変速制御弁からの油圧に基づいて変
速比が無段階に可変制御される無段変速機と、車両の運
転状態または運転者からの指令に応じて前記無段変速機
の目標変速比を設定する目標変速比設定手段と、実際の
変速比を検出する実変速比検出手段と、無段変速機に加
わる外乱を補償して所定の動特性となるよう前記目標変
速比に基づいて変速比指令値を演算する外乱補償手段
と、実変速比が変速比指令値に一致するように前記アク
チュエータ駆動する駆動手段とを備えた無段変速機の変
速比制御装置において、前記外乱補償手段は、外乱補償
後の変速比指令値と外乱補償前の変速比指令値から変速
制御弁の開口量を推定演算し、この開口量の推定値に基
づいて動特性を決定する時定数を変更する。
【0008】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記外乱補償手段は、外乱補償後の変速比指令値
にローパスフィルタ処理を行った後に変速制御弁の開口
量を推定演算する。
【0009】また、第3の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記外乱補償手段は、変速制御弁の開口方向を推
定するとともに、この開口方向に応じて前記時定数を変
更する。
【0010】
【発明の効果】したがって、第1の発明は、外乱補償後
の変速比指令値と、外乱補償前の変速比指令値から変速
制御弁の開口量を推定演算することで、例えば、変速制
御弁とアクチュエータをリンクによって連結して、アク
チュエータの駆動量と変速比の関係が非線形となる場
合、推定演算した変速制御弁の開口量と実際の開口量の
偏差を縮小することが可能となって、前記従来例のよう
に制御対象の動特性と制御対象時定数が一致しなくなる
のを防いで、制御対象のモデル化誤差を低減することに
より、アクチュエータの駆動量のずれ(脱調)やリンク
のガタ等に起因する変速比のふらつきを防止して予め設
定した変速比応答を得ることができ、運転者に与える違
和感を抑制して無段変速機を備えた車両の運転性を向上
させることが可能となる。
【0011】また、第2の発明は、外乱補償後の変速比
指令値にローパスフィルタ処理を施すことで、制御に不
要なノイズを除去して変速制御弁の開口量の推定演算を
高精度で行うことができ、制御対象のモデル化誤差をさ
らに低減できる。
【0012】また、第3の発明は、変速制御弁の開口方
向に応じて動特性を決定する時定数の変更を行って、変
速方向に応じた動特性で変速制御を行うことができ、制
御対象のモデル化誤差をさらに低減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0014】図1〜図8に本発明の一実施形態を示し、
図1はVベルト式無段変速機の変速比制御装置の概略構
成図を示し、図2は油圧コントロールバルブ3の概略構
成図を、図3はCVTコントロールユニット1で行われ
る制御の概念図をそれぞれ示す。
【0015】図1において、無段変速機17はロックア
ップクラッチ11を備えたトルクコンバータ12を介し
て図示しないエンジンに連結されており、一対の可変プ
ーリとして入力軸側のプライマリプーリ16と、駆動軸
(出力軸)に連結されたセカンダリプーリ26を備え、
これら一対の可変プーリ16、26はVベルト24によ
って連結されている。
【0016】プライマリプーリ16は、トルクコンバー
タ12の出力軸と一体となって回転する固定円錐板18
と、固定円錐板18と対向配置されてV字状のプーリ溝
を形成するとともに、プライマリプーリシリンダ室20
へ作用する油圧(プライマリプーリ油圧)によって軸方
向へ変位可能な可動円錐板22から構成される。
【0017】一方、セカンダリプーリ26は出力軸側に
設けられており、この出力軸と一体となって回転する固
定円錐板30と、この固定円錐板30と対向配置されて
V字状のプーリ溝を形成するとともに、セカンダリプー
リシリンダ室32へ作用する油圧(セカンダリ油圧)に
応じて軸方向へ変位可能な可動円錐板34から構成され
る。なお、プライマリプーリシリンダ室20は、セカン
ダリプーリシリンダ室32よりも大きな受圧面積を有し
ている。
【0018】エンジンから入力された駆動トルクは、ト
ルクコンバータ12を介して無段変速機17へ入力さ
れ、プライマリプーリ16からVベルト24を介してセ
カンダリプーリ26へ伝達される。
【0019】上記のような動力伝達の際に、プライマリ
プーリ16の可動円錐板22及びセカンダリプーリ26
の可動円錐板34を軸方向へ変位させて、Vベルト24
との接触半径を変更することにより、プライマリプーリ
16とセカンダリプーリ26との変速比、すなわち変速
比ipを連続的に変更することができる。
【0020】例えば、プライマリプーリ16のV字状プ
ーリ溝の幅を拡大すれば、セカンダリプーリ26とVベ
ルト24の接触半径は大きくなるので、変速比はLo側
へ大きくなる一方、可動円錐板22及び34をこの逆方
向へ変位させれば変速比はHi側に変化して小さな値に
設定される。
【0021】そして、無段変速機17の変速比及びVベ
ルト24の接触摩擦力は油圧コントロールバルブ3によ
って制御され、油圧コントロールバルブ3には、図2に
示すように、CVTコントロールユニット1からの目標
変速比に応じて変速指令弁68のスプール68aを、ラ
ックアンドピニオン65、66を介して駆動するステッ
プモータ64と、一端に変速指令弁68のスプール68
aを連結する一方、他端でプライマリプーリ16の可動
円錐板22の軸方向変位をフィードバックするフィード
バック部材71と連結した変速リンク67を揺動自由に
支持し、この変速リンク67の途中にプライマリプーリ
16のシリンダ室20への油圧を制御する変速制御弁6
3等が収装されている。なお、フィードバック部材71
の他端には、ライン圧を調整するライン圧制御弁60が
連結される。
【0022】上記油圧コントロールバルブ3の構成は、
本願出願人が提案した特開昭61−105353号と同
様のものである。
【0023】CVTコントロールユニット1は、無段変
速機17のプライマリプーリ16の回転数Npri(入力
軸回転数)を検出するプライマリプーリ回転数センサ
6、セカンダリプーリ26の回転数Nsec(出力軸回転
数)を検出するセカンダリプーリ回転数センサ7からの
信号と、インヒビタースイッチ8からのシフト位置と、
運転者が操作するアクセルペダルの踏み込み量に応じた
スロットル開度センサ5からのスロットル開度TVO
(又は、アクセルペダルの開度)を読み込むとともに、
図示しないエンジンの回転数Ne、図示しないアイドル
スイッチや切換検出スイッチなどの運転状態を示す信号
を読み込んで、車両の運転状態ないし運転者の要求に応
じて、変速比ipを可変制御している。なお、本実施形
態では、セカンダリ回転数Nsecを車速VSPとして読
み込む。
【0024】このような、プライマリプーリ16とセカ
ンダリプーリ26のV字状プーリ溝の幅を変化させる変
速比制御は、プライマリプーリシリンダ室20への油圧
制御によって行われ、図2に示すように、油圧コントロ
ールバルブ3の変速制御弁63を駆動するステップモー
タ64を制御することで行われる。
【0025】ステップモータ64は、変速リンク67を
介してCVTコントロールユニット1からの指令に応じ
て変速制御弁63を駆動し、プライマリプーリ16のシ
リンダ室20に供給される油圧を調整することで実変速
比ipRを目標変速比ipTに一致させるよう制御する。
【0026】油圧コントロールバルブ3を構成する変速
制御弁63、ステップモータ64及び変速リンク67を
主体とするフィードバック手段は前記従来例と同様に構
成されており、上記したように、ステップモータ64は
ピニオン66を介して変速指令弁68のスプール68a
に形成したラック65と歯合しており、このラック65
は所定のレバー比iLの変速リンク67の一端に連結さ
れる。そして、この変速リンク67の途中には変速制御
弁63のスプール63aが連結されて、ランド63bの
変位に応じてプライマリポート63Pがタンクポート6
3Tまたはライン圧ポート63Lに接続されるととも
に、変速リンク67の他端には可動円錐板22の軸方向
の変位に応動するフィードバック部材71が連結され
る。
【0027】このフィードバック部材71は、一端を可
動円錐板22の外周22aと軸方向で係合するととも
に、所定の位置にはライン圧制御弁60のスプール60
aが連結され、ステップモータ64の変位と、実際の変
速比となる可動円錐板22の変位に応じて変速制御弁6
3及びライン圧制御弁60を駆動する。
【0028】変速制御弁63は、ステップモータ64の
駆動量(回転位置=角位置θ)に応じて、プライマリプ
ーリ16のシリンダ室20への供給油圧を制御し、ラッ
ク65の図中左方向への変位によって、図2のプライマ
リポート63Pとライン圧ポート63Lを連通してプラ
イマリプーリ16のシリンダ室20への供給油圧を増大
し、Hi側への変速を行う一方、同じく右方向への変位
によってプライマリポート63Pをタンクポート63T
に連通することでシリンダ室20の油圧を低減してLo
側へ変速を行う。なお、セカンダリプーリ26のシリン
ダ室32には変速制御弁36のポート63Sを介して常
時ライン圧が供給される。
【0029】次に、CVTコントロールユニット1で行
われる変速比制御の一例について、図3の制御概念図を
参照しながら説明する。
【0030】まず、目標変速比演算部410は、車速V
SP=セカンダリ回転数Nsec、エンジン回転数Ne、
スロットル開度TVO、シフト位置及び図示しないアイ
ドルスイッチからの信号より、車両の走行状態を推定し
て目標変速比ipTを演算する。この目標変速比ipT
演算は、スロットル開度TVOをパラメータとして車速
VSPに応じた目標変速比ipT(または目標プライマ
リプーリ回転数tNpri)を設定したマップなどから演
算される。
【0031】実変速比演算部430は、プライマリ回転
数Npriとセカンダリ回転Nsec(=車速VSP)から次
式に基づいて実変速比ipRを演算する。
【0032】ipR=Npri/Nsec ………(1) 変速制御弁開口方向演算部460は、上記実変速比演算
部430からの実変速比ipRと、後述する動特性補償
出力演算部440の動特性補償出力ipA、ステップモ
ータ角位置司令部510からの角位置指令値θrより、
変速制御弁63の開口方向Sdと開口量XSTを演算す
る。
【0033】この開口方向Sdは、図2に示したよう
に、プライマリポート63Pをライン圧ポート63L及
びタンクポート63Tのどちらと連通させるかを決定す
るものである。
【0034】次に、変速比制御部420では、上記目標
変速比ipT、実変速比ipR、開口方向Sd、開口量X
STに基づいて、実変速比ipRが予め設定した応答で目
標変速比ipTに追従するよう、ステップモータ64の
角位置指令値θrを演算する。
【0035】この変速比制御部420では、制御対象で
ある無段変速機17の変速機構の動特性GP(s)=変
速応答を、次の(2)式に示すように、一次遅れと無駄
時間で表すことができる。
【0036】
【数1】
【0037】ただし、 KP(ipR);無段変速機のゲイン−ステップモータ角
位置に対する変速比は正比例しないため、これを補正す
る。
【0038】TP(ipR、XST);無段変速機の時定数
で制御対象時定数演算部470の出力 L;無段変速機の無駄時間 s;微分演算子 XST;変速制御弁63の開口量=スプール変位 である。
【0039】上記制御対対象の時定数TPは、制御対象
動特性演算部470において、後述するように、予め実
験などにより求めた図7に示すような制御対象時定数マ
ップを用いて、開口量XSTと開口方向Sd及び変速方向
から演算する。なお、このマップは、各変速比のアップ
シフト側、ダウンシフト側についてそれぞれ時定数TP
を設定している。
【0040】動特性補償出力演算部440及び動特性補
償定数演算部480は、制御対象時定数TPに基づい
て、予め設定した動特性GP(s)で実変速比ipRが追
従するよう、動特性補償出力演算部440を構成するフ
ィードフォワード部(図示せず)の出力ipAFを次式に
よって演算する。
【0041】
【数2】
【0042】ただし、TFB;動特性補償出力演算部44
0を構成するフィードバック部(図示せず)の目標とす
る応答の時定数。
【0043】TT;動特性補償定数演算部480の出力 である。
【0044】上記フィードフォワード部出力ipAFと実
変速比ipRより出力ipAの演算を次式により行う。
【0045】 ipA=C1ipAF+C2ipR ………(4) ただし、 C1=TP/TFB ………(5) C2=(TP/TFB)−1 ………(6) である。
【0046】次に、外乱補償定数演算部490は、制御
対象動特性演算部470で求めた制御対象時定数TP
り、外乱補償器450のローパスフィルタの時定数TH
(カットオフ周波数)を決定する。
【0047】まず、変速比制御系の安定性を確保するた
め、例えば、ゲイン余裕12[dB]以上、位相余裕45度
以上になるよう時定数THを算出する。
【0048】外乱補償器450は、本願出願人が特願平
7−98712号として提案したものと同様であり、上
記(2)式の動特性をモデルとして、この基準モデルが
前記従来例に示したような寸法公差などによる量産時の
ばらつき(パラメータの変動)や、外乱による乱れを除
去するように予め設計しておく。そして、上記実変速比
ipR、制御対象時定数推定値TP、ローパスフィルタ時
定数THと、後述する変速比指令値ipから、次の
(7)式に基づいて外乱補償器出力ipDを算出する。
【0049】
【数3】
【0050】そして、変速比指令値ipは、上記動特性
補償器出力ipAと外乱補償器出力ipDより、次式より
算出する。
【0051】 ip=ipA−ipD ………(8) 上記(8)式から算出される変速比指令値ipを用いる
ことにより、各部品の寸法公差によるパラメータの変動
や外乱の影響を受けることなく、設計値に応じた変速比
応答を得ることができる。
【0052】次に、変速比指令値変換部500は、変速
比指令値ipからステップモータ64の角位置指令値θ
s(ステップ数)に変換する。このステップモータ角位
置指令値θsは、変速指令弁68のスプール68aのス
トローク量に相当する。
【0053】そして、ステップモータ角位置調整部51
0は、ステップモータ角位置指令値θsとステップモー
タ64の実際の角位置θを一致させるため、ステップモ
ータ64の応答特性に応じて速度(パルスレート)の最
大値を規制したものを角位置指令値θrとして出力す
る。
【0054】ここで、上記変速制御弁開口方向演算部4
60で行われる変速制御弁63の開口量XST及び開口方
向Sdの演算は、後述する変速指令弁68のスプール変
位XSC、プライマリプーリ16の軸方向変位(可動円錐
板22の軸方向変位)XPPに基づいて、次のように演算
する。
【0055】まず、プライマリプーリ16の軸方向変位
PPを次式により求める。なお、軸方向変位XPPの演算
は、次式に基づいて演算を行うか、次式に基づいて予め
設定した図6に示すマップから、実変速比ipRに基づ
いて演算を行う。
【0056】 XPP=(ri−ri0)2tan(β) ………(9) ただし、各変数及び定数は、図4(A)、(B)に示す
ように、 ri;プライマリプーリ16のベルト巻き付き半径 ri0 :プライマリプーリの最小半径 β :プーリ溝の角度 であり、プライマリプーリ16のベルト巻き付き半径r
iは、
【0057】
【数4】
【0058】より求められる。
【0059】ただし、各定数は、図4(A)、(B)に
示すように、 Dc :プライマリプーリとセカンダリプーリの距離 LB :Vベルトの長さ である。
【0060】次に、変速リンク67のステップモータ6
4側の変位量を示す変速指令弁68のスプール68aの
変位量XSCは、ステップモータ角位置調整部510から
出力される角位置指令値θrと実際の角位置θが一致し
ている場合は、次式により算出することができる。
【0061】XSC=θr×Ds ………(11) ただし、Ds;ステップモータ64の1ステップ当たり
の変速制令弁スプール68aの変位量である。
【0062】変速リンク67の機構の組み立て精度のば
らつきや機械的なガタ、及びステップモータ制御をフィ
ードフォワード制御方式とした場合において、ステップ
モータ64は角位置指令値θrと実際の角位置θとの間
にずれが生じる可能性がある(以下、これらのずれを脱
調とする)。
【0063】この場合、脱調によって生じる変速指令弁
68のスプール変位分、すなわち、ステップモータ64
側の変速リンク67の変位を考慮し、変速指令弁スプー
ル68aの変位XSCを算出しなければならない。
【0064】脱調による変速指令弁スプール変位Xerr
は、定常的に生じる外乱と考えることができるため、外
乱補償出力の定常値をスプール変位に変換した値と等し
い。
【0065】したがって、脱調による変速指令弁38の
スプール38aの変位Xerrは、外乱を補償する前の変
速比指令値(動特性補償出力演算部440)ipAをス
プール39aの変位に変換した値XSCAと、外乱を補償
した後の変速比指令値ipをスプール変位に変換した値
SC{ステップモータ角位置θrから上記(10)式に
基づいて算出した値}の偏差にローパスフィルタを施す
ことにより正確に算出することができる。
【0066】まず、外乱補償前の変速比指令値ipA
スプール38aの変位に変換した値XSCAは、 XSCA=f(ipA) ………(12) ただし、f(ipA);変速比を変速指令弁38のスプ
ール変位=ステップモータ角位置θに変換するマップま
たは関数で、図5に示すマップなどで構成される。
【0067】次に、脱調による変速指令弁38のスプー
ル38aの変位Xerrは、
【0068】
【数5】
【0069】より求められる。
【0070】ただし、TL;予め設定したローパスフィ
ルタ時定数である。
【0071】また、脱調分を考慮した変速指令弁スプー
ル変位XSCCは、次式によって算出する。
【0072】XSCC = XSC+Xerr ………(14) 変速制御弁36のスプール36aの変位XSTは、上記プ
ライマリプーリ変位XPP及び上記変速指令弁スプール変
位XSCCから、次の(15)式より求めることができ
る。
【0073】 XST = (XSCC−XPP)/iL ………(15) ただし、iL;リンクレバー比で、変速リンク67の基
端(フィードバック部材71と連結した側の端部)から
変速制御弁スプール36aまでの距離と、変速指令弁ス
プール38aまでの距離の比である。
【0074】開口方向Sdは、変速制御弁36のスプー
ル63aの変位XSTより、以下に示す条件に基づいて判
定する。
【0075】XST≧0 であれば開口方向Sdは減圧方
向(ダウンシフト) XST<0 であれば開口方向Sdは増圧方向(アップシ
フト) である。
【0076】そして、開口方向Sd、及び実変速比ip
Rから、予めパラメータ同定実験などに基づいて作成し
た図7に示す時定数マップを用いて時定数Tpを求め
る。
【0077】アップシフト側の時定数Tpは、図7の変
速比−時定数マップから算出される時定数Tpmapをそ
のまま用いればよい。
【0078】 XST<0 → Tp=Tpmap ………(16) 一方、ダウンシフト側の時定数Tpは、変速制御弁スプ
ール変位XSTに基づいて、予め設定した図8のマップを
用いて求めた係数Csと、実変速比ipRから、図7の
マップより求めた時定数Tpmapより次式に基づいて算
出する。
【0079】 Tp=(1−Cs)Tps+Cs・Tpmap ………(17) ただし、Tps;一定開口量以下の時定数で、極端に応
答の遅い値となる。
【0080】こうして、外乱補償後の変速比指令値ip
と、外乱補償前の変速比指令値(動特性補償出力演算部
440の出力)ipAを、非線形性を考慮して変速指令
弁スプール変位XSCAに変換し、その偏差にローパスフ
ィルタを施すことによりステップモータ64の脱調によ
る変速指令弁38のスプール38aの変位Xerrを算出
する。そして、この変位Xerrに基づいてステップモー
タ64の脱調を加味した変速指令弁38のスプール変位
SCCを求めて、実変速比ipRから算出したプライマリ
プーリ変位XPPから変速制御弁36の開口量XST及び開
口方向Sdを推定演算し、これら開口量XST、開口方向
Sd、実変速比ipRから制御対象である無段変速機1
7の時定数Tpを決定する。
【0081】この時定数Tpにより、図9に示すよう
に、推定演算した変速制御弁36の開口量XSTと実際の
開口量の偏差を縮小することが可能となって、前記従来
例のように制御対象の動特性と制御対象時定数が一致し
なくなるのを防いで、制御対象のモデル化誤差を低減す
ることにより、ステップモータ64の脱調や変速リンク
67などのガタ等に起因する変速比のふらつきを防止し
て予め設定した変速比応答を得ることができ、運転者に
与える違和感を抑制して無段変速機を備えた車両の運転
性を向上させることが可能となる。
【0082】次に、マイクロコンピュータを主体とする
CVTコントロールユニット1によって上記変速比制御
を行う場合について、図10、図11のフローチャート
を参照しながら説明する。
【0083】まず、ステップS1で所定時間経過した後
に、ステップS2へ進んで、無段変速機17からプライ
マリ回転数Npriとセカンダリ回転数Nsec(=車速VS
P)と、運転者の操作に応じたスロットル開度TVOや
インヒビタースイッチ8からのシフト位置等を読み込
む。
【0084】ステップS3では、上記目標変速比演算部
410と同様にして、スロットル開度TVOをパラメー
タとして車速VSPに応じた目標変速比ipTを予め設
定したマップなどから算出する。
【0085】次に、ステップS4では、前記実変速比演
算部430と同様に、セカンダリ回転数Nsec(車速V
SP)とプライマリ回転数Npriから実変速比ipRを演
算する。
【0086】ステップS5〜S9は、上記変速制御弁開
口方向演算部460で行われる処理と同様であり、ステ
ップS5では上記(12)式より、外乱補償前の変速比
指令値ipAの前回値(K−1)をスプール38aの変
位に変換した値XSCAを演算し、ステップS6では、上
記(11)式より外乱補償後の出力である変速比指令値
ipの前回値(K−1)に基づいて算出する。
【0087】そして、ステップS7では、上記ステップ
S5、6で求めた外乱補償前後の変速指令弁38のスプ
ール38aの変位の偏差に、ローパスフィルタ処理を施
したものを、脱調を加味したスプール38aの変位X
SCCとして上記(13)、(14)式より演算する。な
お、このスプール変位XSCCが、ステップモータ64側
の変速リンク67の変位に相当する。
【0088】そして、ステップS8では、上記(9)式
より、プライマリプール16の溝幅に対応する可動円錐
板2の軸方向変位XPPを実変速比ipRに基づいて演算
してから、上記(15)式によって変速制御弁36のス
プール36aの開口量XSTを演算し、ステップS9で
は、この開口量XSTに基づいて、開口方向Sdの判定を
行う。
【0089】そして、ステップS10では、上記制御対
象動特性演算部470と同様に、実変速比ipRと開口
方向Sd(変速方向)より、アップシフト時には図7の
マップから制御対象時定数TPを求める一方、ダウンシ
フト時には上記(17)式と同様に、変速制御弁36の
スプール変位XSTに基づいて、図8のマップから係数C
sを求めた後に制御対象時定数TPを演算する。
【0090】次に、ステップS11では、上記動特性補
償出力演算部440と同様に、実変速比ipR、目標変
速比ipT、制御対象時定数TPから動特性補償出力ip
Aを演算する。
【0091】ステップS12では、上記外乱補償定数演
算部490と同様にして、ステップS10で求めた制御
対象時定数TPに基づいて、外乱補償器450のローパ
スフィルタの時定数THを求め、ステップS13におい
て、外乱補償器出力ipDを算出する。
【0092】さらに、ステップS14では、この外乱補
償器出力ipDと上記動特性補償出力ipAより、上記
(8)式に基づいて変速比指令値ipを演算する。
【0093】そして、ステップS15では、上記変速比
指令値変換部500と同じく、予め設定したマップ等か
ら、変速比指令値ipからステップモータ角位置θsに
変換した後、ステップS16において、ステップモータ
64の応答特性に応じて速度の最大値を規制したものを
ステップモータ角位置指令値θrとして出力する。
【0094】こうして、上記ステップS1〜S16を所
定時間毎などに繰り返して実行することで、上記と同様
に、推定演算した変速制御弁36の開口量XSTと実際の
開口量の偏差を縮小することが可能となって、前記従来
例のような制御対象のモデル化誤差を低減して変速比の
ふらつきを防止することができ、外乱を抑制しながら予
め設定した変速比応答を得ることができ、運転者に与え
る違和感を抑制して無段変速機を備えた車両の運転性を
向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す無段変速機の概略構成
図。
【図2】同じく油圧コントロールバルブの概略図。
【図3】同じくCVTコントロールユニットの制御概念
図。
【図4】Vベルト式無段変速機の概略図で、(A)はプ
ライマリプーリとセカンダリプーリの関係を、(B)は
固定円錐板と可動円錐板の関係を示す。
【図5】変速比とステップモータ角位置の関係を示すマ
ップ。
【図6】変速比とプライマリプーリの軸方向変位の関係
を示すマップ。
【図7】変速比と制御対象時定数TPの関係を示すマッ
プ。
【図8】変速制御弁スプール開口量と係数Csの関係を
示すマップ。
【図9】作用を示すグラフで、目標変速比、変速制御弁
スプール開口量と時間の関係を示す。
【図10】CVTコントロールユニットで行われる変速
比制御の一例を示すフローチャートの前半部。
【図11】同じくフローチャートの後半部。
【図12】変速比指令値と変速指令弁スプール変位の関
係を示すグラフ。
【図13】従来例を示し、目標変速比、変速制御弁スプ
ール開口量と時間の関係を示す。
【符号の説明】
1 CVTコントロールユニット 6 プライマリ回転数センサ 7 セカンダリ回転数センサ 16 プライマリプーリ 17 無段変速機 18 固定円錐板 20 プライマリプーリシリンダ室 22 可動円錐板 24 Vベルト 26 セカンダリプーリ 30 固定円錐板 32 セカンダリプーリシリンダ室 34 可動円錐板 60 ライン圧制御弁 63 変速制御弁 63a スプール 63b ランド 63T タンクポート 63P プライマリポート 63L ライン圧ポート 63S セカンダリポート 64 ステップモータ 65 ラック 67 変速リンク 68 変速指令弁 68a スプール 70 ライン圧制御弁 71 フィードバック部材 410 目標変速比演算部 430 実変速比演算部 440 動特性補償出力演算部 450 外乱補償器 460 変速制御弁開口方向演算部 470 制御対象動特性演算部 480 動特性補償定数演算部 490 外乱補償定数演算部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータに駆動される変速制御弁
    からの油圧に基づいて変速比が無段階に可変制御される
    無段変速機と、 車両の運転状態または運転者からの指令に応じて前記無
    段変速機の目標変速比を設定する目標変速比設定手段
    と、 実際の変速比を検出する実変速比検出手段と、 無段変速機に加わる外乱を補償して所定の動特性となる
    よう前記目標変速比に基づいて変速比指令値を演算する
    外乱補償手段と、 実変速比が変速比指令値に一致するように前記アクチュ
    エータ駆動する駆動手段とを備えた無段変速機の変速比
    制御装置において、 前記外乱補償手段は、外乱補償後の変速比指令値と外乱
    補償前の変速比指令値から変速制御弁の開口量を推定演
    算し、この開口量の推定値に基づいて動特性を決定する
    時定数を変更することを特徴とする無段変速機の変速比
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記外乱補償手段は、外乱補償後の変速
    比指令値にローパスフィルタ処理を行った後に変速制御
    弁の開口量を推定演算することを特徴とする請求項1に
    記載の無段変速機の変速比制御装置。
  3. 【請求項3】 前記外乱補償手段は、変速制御弁の開口
    方向を推定するとともに、この開口方向に応じて前記時
    定数を変更することを特徴とする請求項1に記載の無段
    変速機の変速比制御装置。
JP23460497A 1997-08-29 1997-08-29 無段変速機の変速比制御装置 Expired - Fee Related JP3319355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23460497A JP3319355B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 無段変速機の変速比制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23460497A JP3319355B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 無段変速機の変速比制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1182701A true JPH1182701A (ja) 1999-03-26
JP3319355B2 JP3319355B2 (ja) 2002-08-26

Family

ID=16973645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23460497A Expired - Fee Related JP3319355B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 無段変速機の変速比制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3319355B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001221331A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の変速比制御システム
US7037235B2 (en) 2002-09-30 2006-05-02 Jatco Ltd Speed change ratio control unit for continuously variable transmission
US7568995B2 (en) 2006-08-11 2009-08-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift control device and shift control method of vehicular continuously variable transmission

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59219554A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の制御装置
JPH08296708A (ja) * 1995-04-24 1996-11-12 Nissan Motor Co Ltd 無段自動変速機の制御装置
JPH08338515A (ja) * 1995-04-12 1996-12-24 Nissan Motor Co Ltd 無段自動変速機の制御装置
JPH09144823A (ja) * 1995-11-16 1997-06-03 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の変速比制御装置
JPH09210158A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Nissan Motor Co Ltd 無段自動変速機の変速制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59219554A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の制御装置
JPH08338515A (ja) * 1995-04-12 1996-12-24 Nissan Motor Co Ltd 無段自動変速機の制御装置
JPH08296708A (ja) * 1995-04-24 1996-11-12 Nissan Motor Co Ltd 無段自動変速機の制御装置
JPH09144823A (ja) * 1995-11-16 1997-06-03 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の変速比制御装置
JPH09210158A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Nissan Motor Co Ltd 無段自動変速機の変速制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001221331A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の変速比制御システム
US7037235B2 (en) 2002-09-30 2006-05-02 Jatco Ltd Speed change ratio control unit for continuously variable transmission
US7568995B2 (en) 2006-08-11 2009-08-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift control device and shift control method of vehicular continuously variable transmission

Also Published As

Publication number Publication date
JP3319355B2 (ja) 2002-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3211714B2 (ja) 無段変速機の変速比制御装置
WO1995023302A1 (fr) Dispositif et procede de commande d'un vehicule equipe d'un variateur de vitesse
JP2001173770A (ja) 無段変速機の制御装置
JP3606142B2 (ja) 無段変速機の変速比制御システム
JP3164011B2 (ja) 無段変速機の変速比制御装置
JP3319355B2 (ja) 無段変速機の変速比制御装置
JP3223768B2 (ja) 無段変速機の変速比制御装置
JP3301388B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
US10871224B2 (en) Control device for continuously variable transmission and control method for continuously variable transmission
US10989301B2 (en) Control device for continuously variable transmission and control method for continuously variable transmission
JP3596447B2 (ja) 無段変速機の変速比制御システム
JP3427736B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP3334553B2 (ja) 無段変速機の変速比制御装置
JP2004360725A (ja) 無段変速機の変速比制御装置
JPH07117146B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP2000039060A (ja) トロイダル型無段変速機の変速制御装置
JP3277852B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JPH109379A (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP3606216B2 (ja) 無段変速機の変速比制御装置
JP3419301B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP2005003071A (ja) 無段変速機の変速比制御装置
JP3559897B2 (ja) 無段変速機の変速比制御システム
JP2021025625A (ja) ベルト式無段変速機の変速制御装置
JPH1182706A (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP2004347064A (ja) ベルト式無段変速機の変速制御フィードバック系の設計方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees