JP3301388B2 - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents
無段変速機の変速制御装置Info
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Description
制御装置の改良に関するものである。
Vベルト式やトロイダル型等の無段変速機が従来から知
られており、これら無段変速機の変速制御としては、例
えば、本願出願人が提案した特開平9−53716号等
がある。
速または出力軸回転数や入力軸回転数の検出信号が、軸
に設けた歯車とホール素子等によるパルスを検出するこ
とで行われるため、回転数が極めて低い発進後等の低車
速時には検出値が不完全であり、変速比の検出精度が低
下して正確なフィードバック制御を行うことができな
い。
できるまでの間は、フィードフォワードによって変速制
御を行い、フィードフォワード制御からフィードバック
制御への切り替え時に、目標値に段差が生じて変速ショ
ックが発生するのを抑制するため、フィードフォワード
制御時の目標値をフィードバック制御時の値から学習制
御するものである。
た場合には、トルクシフトを補償する必要があるが、例
えば、特開平8−326887号公報のように、フィー
ドバック制御系をPI(比例・積分)制御により構成す
るとともに、フィードフォワードによってトルクシフト
の補償を行うものでは、フィードフォワード制御による
トルクシフト補償値を、PI制御の積分器の値を利用し
て学習補正するものが知られている。
としてトロイダル型を採用して、変速機構の各部を図1
3に示すように設定した場合、変速比iと傾転角φの関
係は、次のように表される。
された定数 である。
と傾転角φの関係は、図7に示すように、非線形とな
る。
と傾転角φが同義であるとしており、図7に示すような
非線形性を考慮しておらず、変速制御を厳密に行う場合
には、この非線形性に伴って誤差が生じるという問題が
あった。また、上記非線形性の問題は、トロイダル型無
段変速機だけではなく、Vベルト式無段変速機にも発生
し、溝幅を変更可能な可変プーリの軸方向変位量と、変
速比の関係は上記トロイダル型と同様に非線形性を備え
ている。
ード制御からフィードバック制御への切り替え時に、フ
ィードフォワード制御時のトルクシフト補償値を学習制
御により決定しているため、学習が不完全な状態では上
記目標値の段差によって変速ショックが発生するという
問題がある。
に目標変速比を最大変速比で一定とし、車速の増大に応
じてフィードフォワードからフィードバックへ制御の切
り替えを行っている。
ータに駆動される油圧制御装置を介して変速機構の制御
を行う場合、ステップモータの応答特性が低下する低油
温時等では、フィードフォワードによって変速制御を行
い、油温の上昇に応じてフィードバックへ切り替える場
合では、目標変速比が一定である保証はなく、学習制御
の範囲が増大して、制御の負荷が著しく増大するという
問題があった。
れたもので、無段変速機の非線形特性を解消するととも
に、フィードフォワード制御とフィードバック制御の切
り替えを円滑に行って、変速制御の精度を向上させるこ
とを目的とする。
エータに連結された油圧制御機構を介して駆動される変
速機構とを備えて変速比を連続的に変更する無段変速機
と、運転状態に応じて前記無段変速機の目標変速比を演
算する目標値演算手段と、実際の変速比と目標変速比の
偏差に基づいて、実際の変速比が目標変速比に一致する
ように前記アクチュエータを駆動するフィードバック制
御手段と、フィードフォワードによって前記目標値に応
じてアクチュエータを駆動するフィードフォワード制御
手段と、所定の運転状態が成立したときには、フィード
バック制御手段とフィードフォワード制御手段とを選択
的に切り替える切替手段とを備えた無段変速機の変速制
御装置において、前記変速機構の駆動量と変速比の関係
が非線形性を備え、前記フィードバック制御手段とフィ
ードフォワード制御手段には、前記非線形を補償して前
記アクチュエータへの指令値と変速比の関係を一致また
は近似させる非線形性補償手段をそれぞれ設ける一方、
前記切替手段は、制御の切り換えから所定時間までは時
定数を一時的に増大させるローパスフィルタを設ける。
いて、前記ローパスフィルタは、車両の運転状態に基づ
いて時定数を決定する。
いて、前記フィードバック制御手段に設けた非線形性補
償手段は、実変速比と変速機構の駆動量との非線形性を
補償する一方、前記フィードフォワード制御手段に設け
た非線形性補償手段は、目標変速比と変速機構の駆動量
との非線形性を補償する。
結された油圧制御機構を介して駆動される変速機構とを
備えて変速比を連続的に変更する無段変速機と、運転状
態に応じて前記無段変速機の目標変速比を演算する目標
値演算手段と、実際の変速比と目標変速比の偏差に基づ
いて、実際の変速比が目標変速比に一致するように前記
アクチュエータをフィードバック制御により駆動するフ
ィードバック制御手段と、所定の運転状態が成立したと
きには、フィードフォワードによって前記目標変速比に
応じてアクチュエータを駆動する制御切替手段とを備え
た無段変速機の変速制御装置において、前記変速機構の
駆動量と変速比の関係が非線形性を備えて、前記フィー
ドバック制御手段には、前記非線形を補償して前記アク
チュエータへの指令値と変速比の関係を一致または近似
させる非線形性補償手段を設ける一方、前記制御切替手
段は、フィードフォワード制御を選択するときには、フ
ィードバックゲインを1に設定するゲイン変更手段を設
ける。
いて、前記ゲイン変更手段は、制御切り替え時のフィー
ドバックゲインの急変を抑制するローパスフィルタを備
える。
いて、前記ゲイン変更手段は、車両の運転状態に応じて
前記ローパスフィルタの時定数を変更する時定数変更手
段を設け、制御の切り替え時には時定数の変更によって
前記ゲインの急変を抑制する。
いて、前記ローパスフィルタは、車両の運転状態として
検出した車速、変速比、無段変速機の油温、油圧に基づ
いて時定数を変更する。
る低車速時やアクチュエータの応答性が低下するような
所定の運転状態では、フィードバックによる変速制御の
精度が低下するためフィードフォワードによって制御を
行い、運転状態がフィードバック可能な条件に移行する
と、変速制御をフィードフォワードからフィードバック
制御へ切り替えるが、ローパスフィルタの時定数を一時
的に増大することでフィードフォワードとフィードバッ
クの目標値の段差を吸収して、変速ショックを抑制する
一方、所定時間経過後には時定数を元の値に減少させる
ことで、フィードバック制御の応答性を阻害するのを防
止できる。
ィードバック制御手段はそれぞれ、変速特性の非線形性
を補償することができ、線形理論による制御を用いて
も、前記従来例のような、非線形性による誤差などの悪
影響を抑制して、高精度で変速比制御を行うことが可能
となり、目標値を変速比とすることで、例えば、変速比
とプーリ幅の関係が非線形となるVベルト式無段変速機
で得た知見を、同じく非線形特性を備えるトロイダル型
無段変速機へ容易に適用することができ、変速制御装置
の設計に要する労力を低減することができる。
時定数を運転状態に応じて変更することで、発生しうる
目標値の段差の大きさに応じて時定数の大きさを決定で
き、時定数が過大に設定されて制御の切り替え直後にフ
ィードバック制御の応答性が悪化するのを確実に防止で
きる。
では実変速比に対する変速機構の駆動量との非線形性を
補償し、フィードフォワード制御では目標変速比に対す
る変速機構の駆動量との非線形性を補償することで、各
制御状態に応じて非線形特性を補償することができ、制
御精度の向上を図ることができる。
ンを変更することでフィードバック制御とフィードフォ
ワード制御とを切り替えることができ、フィードバック
ゲインを1にすればフィードフォワード制御へ切り替
え、その他の場合にはフィードバック制御を行うことが
できるのに加え、常時変速特性の非線形性を補償して高
精度で制御を行うことが可能となる。そして、非線形補
償手段はひとつでよいので、制御の簡素化を図ることが
できる。
ンはローパスフィルタを介して出力されるため、制御の
切り替え時には、フィードバックゲインの急激な変化を
防いで、前記従来例のような変速ショックが発生するの
を防ぐことができる。
時定数を車両の運転状態に応じて変更することで、制御
の切り替え時には発生しうるフィードフォワードとフィ
ードバックの目標値の段差に応じた時定数の変更によっ
てフィードバックゲインの急変を抑制することができ
る。
時定数の変更は、車速、変速比、無段変速機の油温及び
油圧に基づいて変更するため、運転状態に対応した最適
の時定数を設定して、変速ショックの防止と、制御切り
替え後の応答性の確保を両立させることができる。
面に基づいて説明する。
採用した場合に、本発明を適用した一例を示す。
アップ機構L/Uを備えたトルクコンバータ12を介し
てエンジン11に連結される一方、出力軸側(出力ディ
スク側)を図示しない駆動輪に連結しており、トロイダ
ル型の無段変速機10の変速機構及びメカニカルフィー
ドバック機構は前記従来例と同様に構成され、変速制御
コントローラ61の指令に応じてステップモータ4(ア
クチュエータ)が変速制御弁(図示せず)を駆動するこ
とで変速が行われるものである。
ンピュータを主体に構成されており、スロットル開度セ
ンサ62が検出したスロットル開度TVO、無段変速機
10の出力軸側に配設された車速センサ63からの車速
VSP及び入力軸回転センサ64が検出した無段変速機
10の入力軸20の回転数Niに基づいて車両の運転状
態に応じた到達目標変速比を演算する。
Pを所定の定数で除したものを無段変速機10の出力軸
回転数Noとする。
65が検出した無段変速機10の油温Tempと、油圧
センサ66が検出した無段変速機10のライン圧PLに
基づいて、運転状態に応じたPID制御(比例、積分、
微分制御)の各フィードバックゲインc0、c1、c2を
求め、無段変速機10の実際の変速比が目標変速比と一
致するような変速指令値u(すなわち、図示しない変速
制御弁を駆動するためのステップ数STP)を演算し
て、ステップモータ4へ指令する。
る低車速時や、ステップモータ4の応答速度が低下する
低油温時または高油温時には、フィードフォワード制御
によってステップモータを駆動し、車速VSPや油温T
empがフィードバック条件に移行すると、変速制御を
フィードフォワードからフィードバックへ切り替えるも
のである。
の概要は、図2に示すように、実際の変速比、すなわ
ち、パワーローラの傾転角を求める実変速比算出部71
と、スロットル開度TVOと車速VSP等の運転状態に
応じて目標変速比を演算する目標変速比算出部(図示せ
ず)と、フィードバック制御を行うフィードバックパス
80と、フィードフォワード制御を行うフィードバック
パス81が設けられ、これらフィードバックとフィード
フォワードの制御を選択的に切り替える切替器79が配
設される。
プは、積分器74や各フィードバックゲインの乗算器を
備えたフィードバックパス80と、パワーローラのオフ
セット量yを演算するy変位推定部72と、PID制御
の各ゲインを算出するゲイン算出部73、トロイダル型
無段変速機10のメカニカルフィードバック分を相殺す
るカム相殺フィードバック70、そして、演算された目
標変速比をステップモータ4への指令値に変換するステ
ップ変換部75を主体に構成されて、運転状態に応じた
各種ゲインや各種信号の演算を行うのに加え、前記従来
例に述べたような、傾転角と変速比の非線形性を補償す
るため、偏微分導関数演算部76と逆関数演算部77を
備えている。
件にない場合に、切替器79で選択されるフィードフォ
ワードパス81には、上記フィードバック制御時と同様
に、傾転角と変速比の非線形性を補償するために、逆関
数演算部77’が介装される。
を所定の定数で除した出力軸回転数Noと入力軸回転数
Niの比から、実際の変速比iを求める。
ル開度TVOと車速VSPから、予め設定したマップ
(図示せず)に基づいて目標変速比i*を演算する。
差eに基づいて、フィードバック制御量の演算が行われ
る。
速比i、油温Temp、ライン圧PLに基づいて、PI
D制御の各フィードバックゲイン、すなわち、積分ゲイ
ンc0、比例ゲインc1、微分ゲインc2を、例えば、本
願出願人が提案した特願平9−312048号等と同様
に、次式によって決定する。
伝達関数W(s)は、
定数λ1、λ2、λ3は、正の実数でなければならない。
負であれば、系は不安定となって目標変速比へ制御する
ことは不可能となり、また、定数λ1、λ2、λ3の何れ
かが虚数であれば、フィードバック特性が振動的となっ
て、運転性に悪影響をもたらすハンチングを生じること
になる。
クゲインは、積分器74の出力に積分ゲインC0を乗じ
たものと、偏差eに比例ゲインc1を乗じたものとを加
算してから、y変位推定部72の出力に微分ゲインC2
を乗じた出力PiMOutを加算して、制御出力vを得
る。
提案した特願平7−71495号と同様にして、実変速
比iと制御出力vに基づいて、パワーローラのオフセッ
ト量yを推定する。なお、このオフセット量yは、パワ
ーローラの傾転角度φの微分値から求めても良い。
分導関数演算部76で、図7、図8に示すように、予め
設定した関数ないしマップに基づいて、現在の変速比i
に応じた偏微分導関数を乗じたものを、出力v’として
演算する。
関数は、図7に示すように、傾転角度φに対応する変速
比を関数h(φ)としたとき、偏微分関数∂h/∂φよ
り、任意の傾転角度φにおいて、
に、予め設定されたものである。
ニカルフィードバック相殺手段)では、逆関数演算部7
7で、実変速比iに基づいて、図7の傾転角度φに対応
する変速比iの関数h(φ)の逆関数h-1(φ)より、
実変速比iから傾転角度φを得て、これにカム比aを乗
じたものを、上記出力v’に加算したものを、図3に示
すようにローパスフィルタ83を備えた切替器79を介
して、制御指令値uを求める。
と、逆関数h-1(φ)によって、変速比iと傾転角φの
非線形関係が解消されるのである。
フィードバックとローパスフィルタ83によって処理さ
れた制御指令値uをステップモータ4のステップ数ST
Pに変換する。すなわち、目標変速比i*に対応する傾
転角度φと実変速比iに対応する傾転角度の偏差を解消
するよう、図示しない変速制御弁のバルブ変位量(開口
量)を求めるとともに、このバルブ変位量に対応するス
テップ数STPをステップモータ4へ指令する。
された逆関数演算部77’も上記逆関数演算部77と同
じく、図7の傾転角度φに対応した変速比iの関数h
(φ)の逆関数h-1(φ)を用いるが、ここでは、実変
速比iに代わって、目標変速比i*に基づいて目標傾転
角度φ*を得て、これにカム比aを乗じたものを、目標
変速比v’として切替器79へ送出する。
たはフィードフォワードパス81のうちの一方の目標変
速比v’を選択して、ローパスフィルタ処理を行ったも
のを、制御指令値uとして出力する。
ついて考えると、トロイダル型無段変速機の動特性を決
定する方程式は、次のように表すことができる。
(回転軸とトラニオン側のY軸方向オフセット) x2:傾転角φ である。
の関係は、
ようなカム相殺フィードバックを行うものでは、図4
(B)に示すように、目標変速比(制御出力)vから制
御指令値uまでの関係が、 u=ah-1(i) ………(12) の場合、
ない変速過渡状態では線形化されないことになる。
うに、非線形フィードバックを用いると、目標変速比v
から制御指令値uまでの関係は、
り、傾転角φと変速比iの非線形性が補償される。
ム相殺フィードバックを行う従来例と、同等の伝達関数
となるのである。
が解消されるため、変速比を目標値として与えても、前
記従来例のように誤差を生じることがなくなって、高精
度な変速制御を行うことができるのである。
ワード制御を切り替える切替器79は、図3に示すよう
に構成されており、車速センサ63からの車速VSP
と、油温センサからの油温Tempに基づいて、ローパ
スフィルタ83への入力を、フィードフォワードパスと
フィードバックパスのうちの一方に切り替える切替決定
手段793と、この切替決定手段793が、制御の切り
替えを決定したときに、車両の運転状態に応じてローパ
スフィルタ83の時定数ゲイン791を決定する時定数
決定手段792から構成される。
プから、車速センサ63からの車速VSP、油温センサ
65からの無段変速機油温Temp、油圧センサ66か
らのライン圧PL及び実変速比算出部71からの実変速
比iに基づいて、ローパスフィルタ83の時定数κを決
定しており、フィードフォワード制御からフィードバッ
ク制御への切り替え時には、時定数κを大きく(遅く)
設定して、ローパスフィルタ出力βの変動を抑制する一
方、この切り替え時から所定時間経過後には、再び時定
数κを小さく(速く)設定して、フィードバック制御の
応答性の低下を防止する。なお、時定数ゲイン91は、
時定数κの逆数、すなわち、1/κである。
標値と、フィードバック制御時の目標値は必ずしも一致
していないため、制御の切り替えを行う際には、目標値
の差に応じた段差によって、不快な変速ショックを生じ
る場合がある。
9のローパスフィルタ83の時定数κを大きく設定して
目標値の段差を吸収することで、上記変速ショックの発
生を防止する一方、切り替えが終了した後には時定数κ
を小さく設定することで、フィードバック制御の応答性
の低下を防止でき、加えて、この時定数κの設定を、車
速VSP、油温Temp、ライン圧PL、変速比iに応
じて変更するようにしたため、発生しうる目標値の段差
の大きさに応じて時定数κの大きさを決定でき、時定数
κが過大に設定されて制御の切り替え直後にフィードバ
ック制御の応答性が悪化するのを確実に防止できるので
ある。
る上記変速制御の一例を、図5、図6のフローチャート
を参照しながら以下に詳述する。
ドバックとフィードフォワードの切替制御の一例を示
し、図6は、上記非線形性を補償するフィードバック制
御の一例を示しており、それぞれ、所定時間毎に実行さ
れるもので、例えば、10msec毎に実行される。
すると、ステップS1で、各種センサから車速VSP、
油温Temp及びライン圧PLを読み込むとともに、上
記図2の実変速比算出部71から実変速比iを読み込ん
でから、ステップS2で、現在の運転状態がフィードバ
ック(図中FB)条件とフィードフォワード(図中F
F)条件のどちらにあるかを判定する。
え、かつ、油温Tempが所定値T1を超えているとき
には、フィードバック制御を選択するためステップ3へ
進んで、制御モードModeをフィードバック(FB)
に設定する一方、車速VSPが所定値V1以下の低車速
域、または、油温Tempが所定値T1以下の低温域の
どちらか一方が成立した場合には、フィードフォワード
制御を選択するためステップ4へ進んで、制御モードM
odeをフィードフォワード(FF)に設定する。
時からカウントを開始した変数Timerの値が0より
も大きいか否かを判定し、0より大きい場合には、後述
するステップS7、S9で、既に制御切り替え過渡時の
時定数κが設定されているため、そのままステップS1
2へ進む一方、0以下の場合には、ステップS6、8で
制御の切り替えが行われたかを判定する。
deの現在値と前回値LastModeとを比較して、
上記ステップS2〜S4で、制御の切り替えが発生した
かを判定し、フィードフォワードからフィードバックへ
切り替えられた場合には、ステップS7へ進んで、ロー
パスフィルタ83の時定数κを、予め設定したテーブル
kTable1より、上記ステップS1で読み込んだ車
速VSP、油温Temp、実変速比i、ライン圧PLに
基づいて設定する。
ードへ制御を切り替えた場合には、ステップS9へん
で、ローパスフィルタ83の時定数κを、予め設定した
テーブルkTable2より、上記ステップS1で読み
込んだ車速VSP、油温Temp、実変速比i、ライン
圧PLに基づいて設定する。
7、S9で時定数κを変更した後、この時定数を所定時
間維持するため、ステップS10へ進んで、変数Tim
erの値を所定値TimeConstに設定してから、
ステップS12へ進む。
にNOとなった場合には、制御の切り替えが行われてい
ない通常制御中なので、ステップS11へ進んで予め設
定したテーブルkTable3より、上記ステップS1
で読み込んだ車速VSP、油温Temp、実変速比i、
ライン圧PLに基づいて時定数κを設定する。
り替え方向に応じて設定した後、ステップS12では、
現在の制御モードModeを前回値LastModeへ
代入するとともに、変数Timerをデクリメントす
る。ただし、デクリメントしたTimerが負となった
場合には、Timer=0にリセットする。
プ)は、通常制御中のテーブルkTable3で設定さ
れる値は、制御切り替え時のテーブルkTable1、
2の値よりも小さく設定され、上記したように、制御の
切り替え時には、切替器79のローパスフィルタ83の
時定数κを大きく設定して目標値の段差を吸収すること
で、変速ショックの発生を防止する一方、切り替えが終
了した後には時定数κを小さく設定することで、フィー
ドバック制御の応答性の低下を防止する。
ックへ切り替わる際は、車速VSPと油温Tempが共
に所定値V1、T1を超えなければ制御の切り替えが行
われないのに対し、フィードバックからフィードフォワ
ードに切り替わる場合では、油温Tempが所定値T1
となった後であるため、車速VSPが所定の低車速域へ
減速した場合である。
替え方向に応じて異なるため、2つのテーブルkTab
le1、2を用意するとともに、運転状態に応じた時定
数κを設定して、変速ショックの発生を抑制するもので
ある。
態を示す値、例えば、車速VSP、油温Temp、実変
速比i、ライン圧PLに基づいて設定するようにしたた
め、フィードフォワードによる目標値と、フィードバッ
クによる目標値の段差を確実に吸収しながらも、切り替
え後の制御の応答性に与える影響を低減することができ
るのである。
角φの非線形性を補償して、変速比を目標値として傾転
角を高精度で制御しており、この制御の一例を、図6の
フローチャートを参照しながら詳述する。
サ64が検出した入力軸回転数Niと車速センサ63が
検出した車速VSPを所定の定数で除した値を、実変速
比iとして算出する。
2の制御出力vから、パワーローラのY軸方向変位(図
13参照。図示しないトラニオンの駆動量)を推定し、
この推定値に微分ゲインC2を乗じた値PiMOutを
算出する。
変速比iの偏差eの積分値(図2の積分器74の出力)
に積分ゲインC0を乗じた値と、偏差eに比例ゲインC1
を乗じた値とを加算してから、ステップS12で求めた
PiMOutを減算して制御出力vを演算する。
に変速比iの関数である上記(4)式の偏微分導関数を
乗じて、
ら逆関数h-1(φ)より傾転角度φを得て、これにカム
比aを乗じたものをカム相殺フィードバックbとして演
算する。
力v’にカム相殺フィードバックbを加算して、制御指
令値uを求め、ステップS17では、上記図5で求めた
時定数κに応じたローパスフィルタ83の遅れを加えて
目標変速比i*に対応する傾転角度φと実変速比iに対
応する傾転角度の偏差を解消するよう、図示しない変速
制御弁のバルブ変位量(開口量)を求めるとともに、こ
のバルブ変位量に対応するステップ数STPをステップ
モータ4へ指令する。
に、傾転角度φに対応する変速比iの逆関数h-1(i)
と、上記(4)式の偏微分導関数から、非線形フィード
バックを構成することで、変速比iと傾転角φの非線形
性を補償することが可能となって、前記従来例のよう
に、上記非線形性による誤差などの悪影響を抑制し、線
形制御系によって高精度かつ高速度で変速比制御を行う
ことが可能となると同時に、フィードバックとフィード
フォワードの制御を切り替える際に、目標値の段差を吸
収して変速ショックの発生を抑制することが可能となる
のである。
定数と通常制御時の定数とを選択的に切り替えてもよ
い。
前記第1実施形態の、逆関数演算部77とカム比aの乗
算部を、ステップ変換部75の前段に移動する一方、フ
ィードフォワードパス81と偏微分導関数演算部76を
廃止して、変速比iと傾転角φの非線形性を補償しなが
ら、ゲイン算出部73で求めた各ゲインを変更すること
で、フィードフォワード制御とフィードバック制御を円
滑に切り替えるようにしたもので、その他の構成は、前
記第1実施形態と同様である。
2048号等と同様に、運転状態に応じて各ゲインを演
算するのに加え、フィードバック制御をPID制御によ
って行う場合、図10に示すように、制御切り替え時に
は各ゲイン、すなわち、比例ゲインc0、積分ゲイン
c1、微分ゲインc2をそれぞれ切り替えるゲイン切り替
え部735a〜735cと、時定数κのゲインを切り替
える時定数変更部731a〜c731と、ローパスフィ
ルタ734a〜734cを備えており、ゲイン切り替え
部735a〜735cは、車速センサ63からの車速V
SPと、油温センサからの油温Tempに基づいて、フ
ィードバック制御とフィードフォワード制御とを切り替
える切り替え決定手段733と、この切替決定手段79
3が、制御の切り替えを決定したときに、各ローパスフ
ィルタ734a〜734cの時定数変更部731a〜7
31cに設定する時定数ゲイン1/κc0、1/κc1、
1/κc2を車両の運転状態に応じて変更する時定数ゲ
イン決定手段732から構成される。
クからフィードフォワードへの制御の切り替えを決定す
ると、フィードバックゲインが1となるようゲイン切り
替え部735a〜735cを設定する。
1、積分ゲインc1=0、微分ゲインc2=0として、閉
ループのフィードバックゲインが1となるように設定す
ることで、図11に示すように、カム相殺フィードバッ
ク70と変速比フィードバックが相殺されて、目標変速
比i*に応じたフィードフォワード制御に切り替えるも
のである。
c1、c2の急激な変動を抑制するため、ローパスフィル
タ734a〜734cが配設され、時定数ゲイン決定手
段732は、図示しないマップから、車速センサ63か
らの車速VSP、油温センサ65からの無段変速機油温
Temp、油圧センサ66からのライン圧PL及び実変
速比算出部71からの実変速比i等の運転状態に基づい
て、ローパスフィルタ734a〜734cの時定数κc
0、κc1、κc2を決定して、時定数変更部731a〜
731cで各時定数ゲイン1/κc0、1/κc1、1/
κc2を変更する。
κc1、1/κc2は、上記運転状態に基づくゲインスケ
ジュールによって、ゲインの急激な変化を防ぐととも
に、制御切り替え時に、前記従来例のような変速ショッ
クが発生するのを防ぐ。
われる変速制御は、例えば、図12に示すように行わ
れ、前記第1実施形態の図5に示したフローチャートの
うち、ステップS7、S9、S11を、予め設定したテ
ーブル(またはマップ)κc0Table0、κc1Ta
ble1、κc2Table2と、運転状態に基づいて
各時定数ゲインκc0、κc1、κc2を決定するように
したものであり、その他は、前記第1実施形態と同様で
ある。
て、y変位推定部72からの出力PiMoutを差し引
いた制御出力vに、カム相殺フィードバック70からの
実変速比iを加えたものから、逆関数演算部77で、上
記図6に示した関数h(φ)の逆関数h-1(φ)によっ
て、傾転角φを得るとともに、この値にカム比aを乗じ
たものを、制御指令値uとしてステップ変換部75へ入
力して、制御指令値uに応じたステップ数STPを、ス
テップモータ4へ出力する。
分導関数と逆関数を用いる場合では、無段変速機10へ
の制御指令値uは、任意の変速比i0のとき、 u=ah-1(i)+a(∂h-1/∂i)v ………(19) となる。ところで、系に入力される目標値vの変化δv
が小さい場合には、上記制御指令値uとu’はほぼ等し
くなり、前記第1実施形態に近似した制御指令値を得る
ことができる。
変速比iまでの伝達関数は、
定常状態になるのは、v=0のときであり、vは外乱を
補正量として作用することが分かる。
ム相殺フィードバック70の逆関数演算部77及びカム
比aの乗算部を、偏微分関数として用いることで、使用
する非線形関数はひとつになって、制御内容を簡素にし
ながらも制御特性を、前記第1実施形態の制御特性に近
似させて、線形理論値に近似した応答を得ることが可能
となり、変速制御装置の設計を容易にするとともに、変
速制御コントローラ61の演算負荷を低減して、制御の
高速化を図ることが可能となる。
0)式に示したように、カム比aの分だけ値が大きくな
っているため、カム比aに応じて制御出力vに1/aを
乗ずるか、あるいは、制御対象の無段変速機をa倍して
Pi制御ゲインを算出しておく必要がある。
としてトロイダル型を採用した場合について述べたが、
Vベルト式等に適用してもよい。
開平9−210158号公報に開示されるように、駆動
側プーリと変速制御弁をリンクによって連結するととも
に、このリンクをステップモータなどのアクチュエータ
駆動することで変速比を制御するものでは、上記実施形
態と同様に、アクチュエータ出力と変速比の関係が非線
形になる。
変速比iの関係を、プーリの軸方向移動量(プーリ溝幅
の変化量)と変速比iの関係に置き換えればよく、駆動
側及び従動側プーリのベルト接触部の半径を、それぞ
れ、ri、roとすると、変速比は、 i=ri/ro となる。
の関係と置き換えればよい。
御装置の概念図。
る。
発明を示し、(B)は従来例を示す。
の一例を示すフローチャートである。
チャートである。
と偏微分関数の関係を示すマップである。
を示すマップである。
ブロック図である。
御の一例を示すフローチャートである。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 アクチュエータに連結された油圧制御機
構を介して駆動される変速機構とを備えて変速比を連続
的に変更する無段変速機と、 運転状態に応じて前記無段変速機の目標変速比を演算す
る目標値演算手段と、 実際の変速比と目標変速比の偏差に基づいて、実際の変
速比が目標変速比に一致するように前記アクチュエータ
を駆動するフィードバック制御手段と、 フィードフォワードによって前記目標値に応じてアクチ
ュエータを駆動するフィードフォワード制御手段と、 所定の運転状態が成立したときには、フィードバック制
御手段とフィードフォワード制御手段とを選択的に切り
替える切替手段とを備えた無段変速機の変速制御装置に
おいて、 前記変速機構の駆動量と変速比の関係が非線形性を備
え、前記フィードバック制御手段とフィードフォワード
制御手段には、前記非線形を補償して前記アクチュエー
タへの指令値と変速比の関係を一致または近似させる非
線形性補償手段をそれぞれ設ける一方、前記切替手段
は、制御の切り換えから所定時間までは時定数を一時的
に増大させるローパスフィルタを設けたことを特徴とす
る無段変速機の変速制御装置。 - 【請求項2】 前記ローパスフィルタは、車両の運転状
態に基づいて時定数を決定することを特徴とする請求項
1に記載の無段変速機の変速制御装置。 - 【請求項3】 前記フィードバック制御手段に設けた非
線形性補償手段は、実変速比と変速機構の駆動量との非
線形性を補償する一方、前記フィードフォワード制御手
段に設けた非線形性補償手段は、目標変速比と変速機構
の駆動量との非線形性を補償することを特徴とする請求
項1に記載の無段変速機の変速制御装置。 - 【請求項4】 アクチュエータに連結された油圧制御機
構を介して駆動される変速機構とを備えて変速比を連続
的に変更する無段変速機と、 運転状態に応じて前記無段変速機の目標変速比を演算す
る目標値演算手段と、 実際の変速比と目標変速比の偏差に基づいて、実際の変
速比が目標変速比に一致するように前記アクチュエータ
をフィードバック制御により駆動するフィードバック制
御手段と、 所定の運転状態が成立したときには、フィードフォワー
ドによって前記目標変速比に応じてアクチュエータを駆
動する制御切替手段とを備えた無段変速機の変速制御装
置において、 前記変速機構の駆動量と変速比の関係が非線形性を備え
て、前記フィードバック制御手段には、前記非線形を補
償して前記アクチュエータへの指令値と変速比の関係を
一致または近似させる非線形性補償手段を設ける一方、
前記制御切替手段は、フィードフォワード制御を選択す
るときには、フィードバックゲインを1に設定するゲイ
ン変更手段を設けたことを特徴とする無段変速機の変速
制御装置。 - 【請求項5】 前記ゲイン変更手段は、制御切り替え時
のフィードバックゲインの急変を抑制するローパスフィ
ルタを備えたことを特徴とする請求項4に記載の無段変
速機の変速制御装置。 - 【請求項6】 前記ゲイン変更手段は、車両の運転状態
に応じて前記ローパスフィルタの時定数を変更する時定
数変更手段を設け、制御の切り替え時には時定数の変更
によって前記ゲインの急変を抑制することを特徴とする
請求項4に記載の無段変速機の変速制御装置。 - 【請求項7】 前記ローパスフィルタは、車両の運転状
態として検出した車速、変速比、無段変速機の油温、油
圧に基づいて時定数を変更することを特徴とする請求項
6に記載の無段変速機の変速制御装置。
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