JPH1182574A - 無励磁作動形電磁ブレーキ - Google Patents

無励磁作動形電磁ブレーキ

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JPH1182574A
JPH1182574A JP9257769A JP25776997A JPH1182574A JP H1182574 A JPH1182574 A JP H1182574A JP 9257769 A JP9257769 A JP 9257769A JP 25776997 A JP25776997 A JP 25776997A JP H1182574 A JPH1182574 A JP H1182574A
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JP
Japan
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brake
type electromagnetic
armature
operation type
electromagnetic brake
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JP9257769A
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Yutaka Arai
豊 新井
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Ogura Clutch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦板の偏摩耗や当打音が防止できる無励磁
作動形電磁ブレーキを提供する。 【解決手段】 ブレーキディスク16に長孔16dが形
成された磁気抵抗部16cを設け、漏洩磁束14による
ブレーキディスク16のアーマチュア7側への磁気吸引
力を小さくした。また、ブレーキディスク16に防塵カ
バー17・18を固定することにより、スプライン嵌合
部への摩耗粉の侵入を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無励磁作動形電
磁ブレーキのスプライン嵌合部のバックラッシュ音の防
止と、前記スプライン嵌合部の摺動不良の防止に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無励磁作動形電磁ブレーキは、磁
性材製のハブの外周面に形成されたスプライン外歯と磁
性材製のブレーキディスクの中心に形成されたスプライ
ン内歯とが噛み合うスプライン嵌合部が設けられてい
る。そして、前記ハブと前記ブレーキディスクとを磁路
とする漏洩磁束による磁気吸引力により、スプライン嵌
合部のバックラッシュ音が防止されている。また、電動
機の回転軸の慣性回転を制動するとともに、停止した前
記回転軸を静止保持する安全ブレーキとして使用されて
いる。以下、図3により従来の無励磁作動形電磁ブレー
キを説明する。
【0003】無励磁作動形電磁ブレーキ1は、図示せぬ
電動機のハウジングにフィールドコア2が固定される。
フィールドコア2は、正面(図面右側)に開口する環状
溝2aが形成され、この環状溝2a内に多条に巻回され
た電磁コイル3が収容されている。また、環状溝2aよ
り半径方向外側の端面を外磁極面2bとし、環状溝2a
より半径方向内側の端面を内磁極面2cとしている。ま
た更には、外磁極面2bに開口する複数のねじ孔2dと
複数のばね孔2eが穿設されている。そして、各ねじ孔
2dに螺合されて固着された複数のスタットボルト4に
より、フィールドコア2と受圧板5とが一体に連結され
ている。
【0004】スタットボルト4は、フィールドコア2の
ねじ孔2dに螺合された一方のねじ部4aと、受圧板5
の貫通穴5aに挿入された他方のねじ部4bと、これら
ねじ部4a・4bの間に設けられた円柱状の係合部4c
とを有する形状である。また、中心孔5bが形成された
円板状の受圧板5は、スタットボルト4のねじ部4bに
螺合された一対のナット6a・6bにより、フィールド
コア2の磁極面2b・2cに対する軸線方向の位置が調
整されるようになっている。一方、これらフィールドコ
ア2の磁極面2b・2cと受圧板5との間には、スタッ
トボルト4の係合部4cと係合された複数の貫通孔7a
が形成されたアーマチュア7が介在されている。アーマ
チュア7は、フィールドコア2の中心孔2fと略同一な
寸法からなる中心孔7bが形成された円板状の部材であ
り、スタットボルト4の係合部4cに案内されて軸線方
向にのみ移動自在に配設されている。
【0005】また、アーマチュア7と受圧板5との間に
は、外周側の挾圧部の両側面に摩擦板8が固着されたブ
レーキディスク9が介在されている。このブレーキディ
スク9の中心に形成されたスプライン内歯9aは、ハブ
10の外周面に形成されたスプライン外歯10aと噛み
合っている。ハブ10は、電動機の回転軸11にキー嵌
合されスナップリングにより固定されている。そして、
スプライン内歯9aとスプライン外歯10aとが噛み合
ったスプライン嵌合部とハブ10を介して、ブレーキデ
ィスク9と回転軸11とが一体に連結されている。ま
た、ブレーキディスク9は、フィールドコア2の各ばね
孔2eに挿入された制動ばね12のばね力により押され
たアーマチュア7と、前記制動ばね12のばね力を受け
る受圧板5との間に挟まれ制動されている。このとき、
フィールドコア2の磁極面2b・2cとアーマチュア7
との間には、エアギャップGが形成されている。なお、
以上の説明において、フィールドコア2とアーマチュア
7およびブレーキディスク9とハブ10は、磁性材料か
ら製造されている。
【0006】このような構造からなる従来の無励磁作動
形電磁ブレーキ1は、電動機が停止しているときには電
磁コイル3への通電が断たれているので、図のように制
動ばね12のばね力によりブレーキディスク9が制動さ
れ、回転軸11が静止保持されている。またこの無励磁
状態から電磁コイル3へ通電した励磁状態にすると、フ
ィールドコア2からアーマチュア7に迂回される主磁束
13の磁気吸引力により、制動ばね12のばね力に抗し
てアーマチュア7がフィールドコア2の磁極面2b・2
cに磁気吸着する。そして、電動機の駆動により、回転
軸11とハブ10およびブレーキディスク9が回転す
る。またこの回転中において、回転軸11の脈動する回
転によりブレーキディスク9に振動が作用するが、スプ
ライン嵌合部のスプライン内歯9aとスプライン外歯1
0aは、スプライン嵌合部を磁路とする漏洩磁束14の
磁気吸引力により、回転方向または半径方向で磁気吸着
された状態に保持されているので、スプライン嵌合部の
バックラッシュ音は防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の無励磁作動形電
磁ブレーキ1は、漏洩磁束14によるブレーキディスク
9のアーマチュア7側への磁気吸引力が大きいと、回転
中のブレーキディスク9の摩擦板8がアーマチュア7と
摩擦係合され、摩擦板8の偏摩耗や摩擦板8とアーマチ
ュア7の当打音が発生する。そこで、漏洩磁束14の磁
路の中に構成されるフィールドコア2の中心孔2fと回
転軸11との間の環状な空間などにより、磁路中の磁気
抵抗を大きくしている。したがって、このような主磁束
13に対する漏洩磁束14の調整では、漏洩磁束14の
磁路の磁気抵抗を増大するために、装置の外径寸法を大
きくして前記環状な空間を大きくしなければならないと
いう問題がある。
【0008】なお、このような漏洩磁束14の磁気吸引
力を小さくした無励磁作動形電磁ブレーキが、実公昭6
2−428号公報に説明されている。その公報によれ
ば、ブレーキディスク9の外径寸法を小さくしてそのブ
レーキディスク9の外側に摩擦板8を一体にモールドす
るとともに、摩擦板8により磁路中の磁気抵抗を大きく
すればよいと考えられるが、ブレーキディスク9の制動
力が大きい無励磁作動形電磁ブレーキ1においては、ブ
レーキディスク9の挾圧部がないとモールド成形された
摩擦板8が破損してしまう虞れがある。
【0009】また、従来の無励磁作動形電磁ブレーキ1
は、スプライン嵌合部に摩擦板8の摩耗粉が侵入するた
め、ブレーキディスク9のスプライン外歯10a上での
摺動抵抗が大きくなってしまうという問題もあった。即
ち、ブレーキディスク9の摺動不良が発生すると、励磁
状態にしても制動ばね12で押圧されていたブレーキデ
ィスク9の摩擦板8が受圧板5に当接した状態に保持さ
れているので、回転中のブレーキディスク9の摩擦板8
が受圧板5と摩擦係合され、摩擦板8の偏摩耗や摩擦板
8と受圧板5の当打音が発生する。この発明は、摩擦板
の偏摩耗や当打音を防止することができる無励磁作動形
電磁ブレーキを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を解決す
るために、この発明の無励磁作動形電磁ブレーキは、環
状溝内に電磁コイルが収容されたフィールドコアと、前
記環状溝の開口側に対向して配設され案内部材により前
記フィールドコアと一体に連結された受圧板と、前記フ
ィールドコアと前記受圧板との間に介在されるとともに
前記案内部材に係合されて移動自在に配設されたアーマ
チュアと、このアーマチュアと前記受圧板との間に介在
されるとともに、外周側の挾圧部と内周側の取付け部及
びこれら挾圧部と取付け部との間の磁気抵抗部が設けら
れ、中心にはスプライン内歯が形成されたブレーキディ
スクと、前記挾圧部の両側面に固着された摩擦板と、前
記取付け部の一方の側面に固定され前記アーマチュアの
中心孔を通り前記フィールドコアの中心孔内まで延設さ
れた非磁性材製の一方の防塵カバーと、前記取付け部の
他方の側面に固定され前記受圧板の中心孔内まで延設さ
れた非磁性材製の他方の防塵カバーと、前記ブレーキデ
ィスクのスプライン内歯と噛み合うスプライン外歯が形
成され前記防塵カバーの内側に配設されたハブと、前記
アーマチュアを前記受圧板側へ押圧する制動ばねとを備
え、前記電磁コイルの漏洩磁束が、前記ブレーキディス
クの磁気抵抗部を通り前記ハブに流れるようにしたこと
を特徴とする。
【0011】また、この発明の無励磁作動形電磁ブレー
キは、前記ブレーキディスクの磁気抵抗部に、円周方向
に間隔をおいて複数の円弧状の長孔を穿設することによ
り、前記ブレーキディスクを前記アーマチュア側に磁気
吸引する前記電磁コイルの漏洩磁束の磁気吸引力を調整
するようにしたことを特徴とする。
【0012】また更に、この発明の無励磁作動形電磁ブ
レーキは、前記防塵カバーに、前記フィールドコアまた
は前記受圧板の中心孔内まで延設されたカバー部の端部
にフランジ部を一体に設けて、前記ブレーキディスクの
取付け部に穿設されて複数の貫通孔に個々に挿通された
非磁性材製の固定部材により、前記防塵カバーのフラン
ジ部を前記ブレーキディスクの取付け部に固定したこと
を特徴とする。
【0013】また、この発明の無励磁作動形電磁ブレー
キは、前記防塵カバーのフランジ部と前記ブレーキディ
スクの取付け部との間に、隙間を密閉するシール部材を
設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態とし
て示した無励磁作動形電磁ブレーキの断面図であり、図
2は図1のブレーキディスクの正面図である。以下、こ
れら図面により実施の形態を説明する。なお、図3の無
励磁作動形電磁ブレーキと同じ構成部材にはすでに使用
した符号を付けることにより、重複する説明を省略す
る。
【0015】無励磁作動形電磁ブレーキ15は、磁性材
料から製造された円板状のブレーキディスク16が設け
られている。ブレーキディスク16は、外周側の部位を
挾圧部16aとして内周側の部位を取付け部16bとし
ている。そして、挾圧部16aの両側面に摩擦板8が固
着され、取付け部16bの両側面に防塵カバー17・1
8が固定されている。また、挾圧部16aと取付け部1
6bの間を磁気抵抗部16cとして、円周方向に間隔を
おいて複数の円弧状の長孔16dが穿設されている。ま
た更に、ブレーキディスク16の中心には、ハブ10の
スプライン外歯10aと噛み合うスプライン内歯16e
が形成されている。
【0016】防塵カバー17・18は、円筒状のカバー
部17a・18aとこのカバー部17a・18aの端部
に一体に形成された円板状のフランジ部17b・18b
とが設けられている。また、ブレーキディスク16の取
付け部16bの各側面に、フランジ部17b・18bが
当接している。そして、これら取付け部16bとフラン
ジ部17b・18bに穿設された複数の貫通孔に個々に
挿通された非磁性材製の固定部材としてのリベット19
により、防塵カバー17・18のフランジ部17b・1
8bがブレーキディスク16の取付け部16bに固定さ
れている。また、防塵カバー17のカバー部17aは、
アーマチュア7の中心孔7bを通りフィールドコア2の
中心孔2fの内側まで延びている。また更に、防塵カバ
ー18のカバー部18aは、受圧板5の中心孔5bを通
り抜けている。なお、防塵カバー17・18のフランジ
部17b・18bまたはブレーキディスク16の取付け
部16bに樹脂のシール材を塗布してから、これら部材
はリベット19により一体に固定されている。
【0017】このような構造からなる無励磁作動形電磁
ブレーキ15は、先に説明した無励磁作動形電磁ブレー
キ1と同様に、電磁コイル3への通電が断たれた無励磁
状態では、電動機の回転軸11を制動して静止保持す
る。また、電磁コイル3へ通電した励磁状態では、アー
マチュア7をフィールドコア2の磁極面2b・2cに磁
気吸着して、電動機の回転軸11の制動を解放する。
【0018】また励磁状態においては、電磁コイル3の
漏洩磁束14が、ブレーキディスク16の磁気抵抗部1
6cからスプライン内歯16eとスプライン外歯10a
とが噛み合うスプライン嵌合部を介してハブ10に流れ
るので、回転軸11の脈動する回転により発生するスプ
ライン嵌合部のバックラッシュ音は漏洩磁束14の磁気
吸引力により防止される。しかもこの実施の形態では、
複数の円弧状の長孔16dによりブレーキディスク16
に磁気抵抗部16cを設け、電磁コイル3の磁束のうち
主磁束13の割合を増大して漏洩磁束14の割合を減少
させたので、漏洩磁束14の磁気吸引力によるブレーキ
ディスク16の摩擦板8の偏摩耗や当打音は防止され
る。
【0019】また、励磁状態から無励磁状態に切り換え
たとき、制動ばね12のばね力で押されたアーマチュア
7と制動ばね12のばね力を受ける受圧板5とで摩擦板
8が挟まれて制動されるので、摩擦板8の摩耗粉が発生
する。しかしながら、この発明の実施の形態では、スプ
ライン嵌合部とハブ10を防塵カバー17・18の内側
に配設したので、また、防塵カバー17・18のフラン
ジ部17b・18bとブレーキディスク16の取付け部
16bとの間にシール部材を設けたので、スプライン嵌
合部への摩耗粉の侵入によるブレーキディスク16の摺
動不良は防止される。したがって、ブレーキディスク1
6の摩擦板8の偏摩耗や当打音は防止される。
【0020】なお、以上の説明において、複数の円弧状
の長孔16dを穿設することによりブレーキディスク1
6に磁気抵抗部16cを設けたが、磁気抵抗部16cを
設けるためには、アーマチュア7または受圧板5側に開
口する環状溝を形成してその環状溝に非磁性材料を充て
んした構造や、ブレーキディスク16を半径方向に分割
して非磁性材料で一体に結合した構造などを実施するこ
ともできる。
【0021】またこの発明の実施の形態では、防塵カバ
ー17・18の内側が外側から完全に密閉されていない
が、ハブ10の外周面と防塵カバー17・18の内周面
との間にゴムリングなどのシール部材を介装して密閉し
てもよい。その密閉された内部に潤滑油を充てんすれ
ば、スプライン嵌合部の摺動が長期に亘り安定する。
【0022】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、この発明
の無励磁作動形電磁ブレーキは、ブレーキディスクに磁
気抵抗部を設け漏洩磁束によるブレーキディスクのアー
マチュア側への磁気吸引力を小さくしたので、励磁状態
における摩擦板の偏摩耗や摩擦板とアーマチュアとの当
打音の発生を防止することができる。また、ブレーキデ
ィスクの設計を変更するだけでよく、既存の無励磁作動
形電磁ブレーキに簡単に実施できる。また更に、スプラ
イン嵌合部に対する防塵カバーを設けたので、ブレーキ
ディスクの摺動不良は防止され、励磁状態における摩擦
板の偏摩耗や摩擦板と受圧板との当打音の発生を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態として示した無励磁作動
形電磁ブレーキの断面図である。
【図2】図1のブレーキディスクの正面図である。
【図3】従来の無励磁作動形電磁ブレーキの断面図であ
る。
【符号の説明】
2 …フィールドコア 3 …電磁コイル 4 …スタットボルト 5 …受圧板 7 …アーマチュア 8 …摩擦板 10 …ハブ 12 …制動ばね 13 …主磁束 14 …漏洩磁束 16 …ブレーキディスク 17 …防塵カバー 18 …防塵カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状溝内に電磁コイルが収容されたフィ
    ールドコアと、前記環状溝の開口側に対向して配設され
    案内部材により前記フィールドコアと一体に連結された
    受圧板と、前記フィールドコアと前記受圧板との間に介
    在されるとともに前記案内部材に係合されて移動自在に
    配設されたアーマチュアと、このアーマチュアと前記受
    圧板との間に介在されるとともに、外周側の挾圧部と内
    周側の取付け部及びこれら挾圧部と取付け部との間の磁
    気抵抗部が設けられ、中心にはスプライン内歯が形成さ
    れたブレーキディスクと、前記挾圧部の両側面に固着さ
    れた摩擦板と、前記取付け部の一方の側面に固定され前
    記アーマチュアの中心孔を通り前記フィールドコアの中
    心孔内まで延設された非磁性材製の一方の防塵カバー
    と、前記取付け部の他方の側面に固定され前記受圧板の
    中心孔内まで延設された非磁性材製の他方の防塵カバー
    と、前記ブレーキディスクのスプライン内歯と噛み合う
    スプライン外歯が形成され前記防塵カバーの内側に配設
    されたハブと、前記アーマチュアを前記受圧板側へ押圧
    する制動ばねとを備え、前記電磁コイルの漏洩磁束が、
    前記ブレーキディスクの磁気抵抗部を通り前記ハブに流
    れるようにしたことを特徴とする無励磁作動形電磁ブレ
    ーキ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無励磁作動形電磁ブレー
    キにおいて、前記ブレーキディスクの磁気抵抗部には、
    複数の円弧状の長孔が円周方向に間隔をおいて穿設され
    ていることを特徴とする無励磁作動形電磁ブレーキ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無励磁作動形電磁ブレー
    キにおいて、前記防塵カバーには、前記フィールドコア
    または前記受圧板の中心孔内まで延設されたカバー部
    と、このカバー部の端部に一体に形成され前記ブレーキ
    ディスクの取付け部に固定されたフランジ部とが設けら
    れ、前記ブレーキディスクの取付け部に穿設された複数
    の貫通孔に個々に挿通された非磁性材製の固定部材によ
    り、前記防塵カバーのフランジ部が前記ブレーキディス
    クの取付け部に固定されていることを特徴とする無励磁
    作動形電磁ブレーキ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の無励磁作動形電磁ブレー
    キにおいて、前記防塵カバーのフランジ部と前記ブレー
    キディスクの取付け部との間には、隙間を密閉するシー
    ル部材が設けられていることを特徴とする無励磁作動形
    電磁ブレーキ。
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