JP2001304314A - 無励磁作動型電磁ブレーキ - Google Patents

無励磁作動型電磁ブレーキ

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JP2001304314A JP2000124141A JP2000124141A JP2001304314A JP 2001304314 A JP2001304314 A JP 2001304314A JP 2000124141 A JP2000124141 A JP 2000124141A JP 2000124141 A JP2000124141 A JP 2000124141A JP 2001304314 A JP2001304314 A JP 2001304314A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、少数の
部品でカバーの支持を確実にし、しかもカバーによる防
塵、防水、防音効果を確保する。 【解決手段】 励磁コイル12と制動ばね19とを設け
たフィールドコア11の磁極面に、アーマチュア13と
ブレーキディスク18とサイドプレート14をフィール
ドコア側から並べて配置する。前記ブレーキディスクは
被制動軸2側のハブ16上に設ける。前記アーマチュ
ア、ブレーキディスク、サイドプレートからなる可動部
全体をカップ状に形成したカバー20で覆う。このカバ
ーの開口端縁20aを前記フィールドコアの外周部にO
リング21を介して嵌装する。また、前記サイドプレー
トに設けたねじ孔26に螺合させたねじ22でカラー2
3とシール材(ゴムブッシュ24)を介して前記カバー
を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はたとえばギヤドモー
タの回転軸に付設され非励磁時においてこの軸に制動力
を作用させる無励磁作動型の電磁ブレーキに関し、特に
この電磁ブレーキにおいて可動部の防塵、防水、防音対
策を図るためのカバーの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】無励磁作動型電磁ブレーキは、励磁コイ
ルの励磁時に被制動軸への制動を解放するとともに、非
励磁時には被制動軸を制動するように動作する。このよ
うな無励磁作動型電磁ブレーキは、機器停止時に制動状
態を維持できることから、種々の分野における産業機械
機器、装置の回転軸を非通電時において停止させた状態
を維持する安全ブレーキとして用いられている。
【0003】この種の無励磁作動型電磁ブレーキとして
は、従来から種々の構造のものが提案されている。最も
一般には、励磁コイルと制動ばねとを設けたフィールド
コアの磁極面に、アーマチュアとブレーキディスクとサ
イドプレートとをフィールドコア側から並べて配置し、
ブレーキディスクを被制動軸側のハブに設けるととも
に、サイドプレートをフィールドコア側に固定した構造
のものが知られている。そして、前記励磁コイルへの非
通電時にアーマチュアとサイドプレートとの間でブレー
キディスクを挟持することにより被制動軸への制動力を
得るとともに、励磁コイルへの通電時にアーマチュアを
フィールドコアに磁気吸着することにより前記制動状態
を解放するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した構造の無励磁
作動型電磁ブレーキは、たとえばギヤドモータの回転軸
の制動、制動解放用として用いられる。このような電磁
ブレーキを設置現場の環境が厳しいところに設ける場合
には、電磁ブレーキの可動部である摩擦係合部分(摩擦
板とこれに摩擦係合する部材からなる)を保護すること
が必要となる。たとえば屋外に設置される機器に使用し
た電磁ブレーキでは、ブレーキディスクの摩擦面に雨水
が浸入すると制動力が低下するおそれがある。また、塵
埃が侵入しても同様の問題を招く。さらに、摩擦板の摩
擦面からの摩耗粉の飛散を防止したり、騒音の外部への
放散を防止することも必要である。
【0005】このため、上述した電磁ブレーキにおける
可動部、特に摩擦係合部分をカップ状のカバーで覆うこ
とが従来から考えられている。しかし、従来構造のもの
はいずれも一長一短があり、防塵、防水、防音対策を講
じることができるカバーを可能な限り簡単な構造によっ
て確実に固定することができ、しかもその固定部との隙
間を確実に密封することができるものは未だ提案されて
いない。
【0006】また、上述した無励磁作動型電磁ブレーキ
では、たとえば被制動軸を有する機器や電磁ブレーキ自
体の保守、点検を行うために、非励磁時においてアーマ
チュアをブレーキディスクから強制的に離間させるため
のブレーキ手動解放手段を設ける必要がある。このよう
なブレーキ手動解放手段として最も簡単なものには、固
定側のサイドプレートに設けたねじ孔に螺合させるねじ
がある。このねじの先端でアーマチュアを制動ばねに抗
して移動させることにより、人為的に離間させることが
できるのである。
【0007】前述したように防塵、防水、防音対策を図
るためにカバーを用いている無励磁作動型電磁ブレーキ
では、このようなブレーキ手動解放用のねじを設けるた
めにはカバーにねじ挿通用孔を開ける必要がある。しか
し、このようなねじ挿通用孔を設けると、その部分の密
封する手段が必要となり、カバーを密封構造とするため
の構成部品点数が増え、しかも確実な密封状態は得にく
い。
【0008】カバーの密封構造を確実にするためには上
述したねじ挿通用孔は設けない方がよい。しかし、この
ようにすると、手動解放を行うにはカバーをその度毎に
取り外して行う必要があり、ブレーキの手動解放時に煩
雑な操作を行わなければならない。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ブレーキ可動部を覆って防塵、防水、防音
効果を得るためのカバーを、少数の部品により簡単にし
かも確実に取付け固定できるとともに、カバー取付け部
分の確実な密封構造を得ることができる無励磁作動型電
磁ブレーキを得ることを目的としている。
【0010】また、本発明は、非励磁時におけるブレー
キ手動解放用の孔を設けたり、この孔を密封する必要を
なくし、カバーの密封構造を確保できるとともに、ブレ
ーキ手動解放時にカバーを取り外すといった煩雑な操作
も不要とすることができる無励磁作動型電磁ブレーキを
得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的に応える
ために本発明の請求項1記載の発明に係る無励磁作動型
電磁ブレーキは、励磁コイルと制動ばねとを設けたフィ
ールドコアの磁極面に、アーマチュアとブレーキディス
クとサイドプレートとを配置し、ブレーキディスクを被
制動軸側に設けるとともに、サイドプレートをフィール
ドコア側に固定し、励磁コイルへの非通電時にアーマチ
ュアとサイドプレートとの間でブレーキディスクを挟持
することにより制動力を得るにあたって、前記アーマチ
ュア、ブレーキディスク、サイドプレートからなる可動
部全体をカップ状に形成したカバーで覆い、このカバー
の開口端縁を前記フィールドコアの外周部にシール部材
を介して嵌装するとともに、前記サイドプレートに設け
たねじ孔に螺合させたねじでシール材とカラーを介して
前記カバーを取付けたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項2記載の発明に係る
無励磁作動型電磁ブレーキは、シール材として、全体が
ほぼ円筒形状を呈するとともに外方端側にカバーの外側
で挿通用孔をシールする部分を備えたゴムブッシュを用
いたことを特徴とする。
【0013】本発明によれば、カバーの開口端縁をフィ
ールドコアの外周部に所定の締め代を与えて設けたシー
ル部材により密封するとともに、カバー取付け用のねじ
を、カバーの挿通用孔に付設したシール材、たとえばゴ
ムブッシュ内に嵌挿したカラーを挿通させてねじ込み、
サイドプレートのねじ孔に螺合させることにより、ゴム
ブッシュを圧縮変形させてこれらの部分の隙間を密封す
ることができる。
【0014】また、本発明の請求項3記載の発明に係る
無励磁作動型電磁ブレーキは、請求項2において、前記
カラーを、前記ゴムブッシュよりも軸線方向の長さが短
くなるように形成したことを特徴とする。
【0015】本発明によれば、カラーを嵌挿させたゴム
ブッシュを、サイドプレートとカバーとの間に介在さ
せ、ゴムブッシュの端面をサイドプレートに押し当てた
状態でカバー取付け用のねじをねじ込むことにより、ゴ
ムブッシュをカラーの軸線方向の長さによるつぶし代を
もって圧縮変形させることができる。
【0016】また、本発明の請求項4記載の発明に係る
無励磁作動型電磁ブレーキは、請求項2または請求項3
において、前記アーマチュアとブレーキディスクとの間
を人為的に離間させるためのねじを、前記サイドプレー
トのねじ孔に前記カバー取付け用のねじの代わりに螺合
させたことを特徴とする。
【0017】本発明によれば、カバー取付け用のねじを
カバーの挿通用孔部分から取り外し、これよりも長さの
あるブレーキ手動解放用のねじを差し込んでサイドプレ
ートのねじ孔に螺合させ、その先端をアーマチュアに押
し当ててブレーキディスクから強制的に離間させること
により、カバーを取り外すことなく制動状態を手動で解
放することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は本発明に係る無
励磁作動型電磁ブレーキの一つの実施の形態を示す。こ
れらの図において、この実施の形態では、無励磁作動型
電磁ブレーキ10を、符号1で示すギヤドモータの反負
荷側のボディ端部に付設し、モータの回転軸2を被制動
軸として制動状態または非制動状態(ブレーキ解放状
態)とする場合を説明する。
【0019】無励磁作動型電磁ブレーキ10は、前記モ
ータのボディ端部1の端面に一体的に固定された円筒状
のフィールドコア11を備え、このフィールドコア11
内には励磁コイル12が組込まれている。このフィール
ドコア11は磁束通路を形成する磁性材料により形成さ
れている。前記フィールドコア11の外側端側の磁極面
には、前記励磁コイル12が励磁されたときに磁気吸着
される環状のアーマチュア13が所望の磁気ギャップを
介して対向した状態で配置されている。
【0020】前記アーマチュア13の外側面側には、所
定間隔を隔ててサイドプレート14が対向して配置さ
れ、このサイドプレート14は前記フィールドコア11
の外側端面から突設されたスタッドボルト15の先端側
に取付け固定されている。図中16a,16bはスタッ
ドボルト15の先端側ねじ部に螺合され前記サイドプレ
ート14を所定箇所で固定するナットである。また、1
5aはスタッドボルト15のアーマチュア13に対応す
る位置に設けた円筒部である。
【0021】前記アーマチュア13の円筒部15aに対
応する部分には切欠き13aが形成されており、アーマ
チュア13の回り止めと軸線方向へのガイドとして機能
している。前記アーマチュア13はこの円筒部15aに
よりフィールドコア11側に軸線方向にのみ移動自在な
状態で支持されている。
【0022】16は前記回転軸2(被制動軸)の先端部
2aにキー結合により一体的に回転自在に設けた角筒状
を呈するハブであり、このハブ16の角部には断面がほ
ぼコ字状を呈する板ばね17が組み付けられている。ハ
ブ16は非磁性材で形成すればよいが、磁性材で形成し
てもよい。また、板ばね17はばね用ステンレス鋼材に
より形成されている。この板ばね17は、ハブ16上に
支持するブレーキディスク18のがた付きを緩衝するた
めのものである。
【0023】前記ハブ16には、前記アーマチュア13
とサイドプレート14との間でそれぞれに所定間隔をお
いて対向するブレーキディスク18が嵌装して設けられ
ている。このブレーキディスク18は、前記ハブ16に
対して軸線方向に移動可能な状態でハブ16に支持され
ている。前記ブレーキディスク18は、詳細な図示は省
略したが非磁性材製のディスクと、このディスク両側面
に固着した摩擦板とから形成されている。
【0024】前記励磁コイル12が非励磁状態である作
動時には、アーマチュア13はフィールドコア11の端
面から離間し、ブレーキディスク18側に付勢する制動
ばねとしての圧縮コイルばね19によりブレーキディス
ク18をサイドプレート14との間で挟持する。このよ
うな制動状態にあると、回転軸2に制動力を与えること
ができる。このような圧縮コイルばね19のような制動
ばねとしては、フィールドコア11内に設けた構造に限
らず、アーマチュア13をブレーキディスク18に圧接
し、さらにこのブレーキディスク18をサイドプレート
14に押付ける付勢力をもつものであればよい。
【0025】前記励磁コイル12が励磁されたときに
は、アーマチュア13はフィールドコア11に磁気吸着
され、ブレーキディスク18はこのアーマチュア13や
サイドプレート14から解放されて自由に回転可能な状
態になり、ブレーキ解放状態となる。このときには、回
転軸2は自由に回転動作する。
【0026】上述した無励磁作動型電磁ブレーキ10に
おいて、ブレーキ作動時やブレーキ解放時の作動音、た
とえばフィールドコア11の磁極面にアーマチュア13
が磁気吸着されたときの衝突音を防止するために、図2
(b)に示す構造を採っている。ここでは、フィールド
コア11の磁極面において周方向の複数箇所に凹溝31
aを形成し、Oリング31をアーマチュア13側に張り
出す状態で設けている。このような緩衝部材としては、
Oリング31に限定されず、弾性シート等を始め、種々
の変形例を採ることは自由である。
【0027】以上のような無励磁作動型電磁ブレーキ1
0では、図1、図2、図3に示すように、フィールドコ
ア11の端面とアーマチュア13、ブレーキディスク1
8、サイドプレート14、回転軸2やハブ16等の可動
部を覆うカバー20を設けている。このカバー20は、
たとえば深絞り冷間圧延鋼板材によって全体がほぼカッ
プ状を呈する形状で形成されている。
【0028】カバー20は、電磁ブレーキ10を使用し
ている機器の使用環境条件によって防塵、防水、防音対
策を講じる必要がある場合に用いられる。このカバー2
0は、ブレーキ可動部分を覆い全体を密封構造とするこ
とにより、摩擦係合部分に塵埃が侵入して噛み込んだり
雨水等が浸入し摩擦板の摩擦面が濡れて制動力の低下を
招き、電磁ブレーキとしての性能が損なわれるのを防ぐ
ために必要である。
【0029】本発明は、上述した電磁ブレーキ10にお
いて、電磁ブレーキの可動部を密封しこの部分の防塵、
防水、防音効果が得られるように、カバー20をフィー
ルドコア11に取付け固定するにあたって、フィールド
コア11の外周部との間にシール部材としてのOリング
21を介在させるとともに、このカバー20の取付け固
定を行うカバー取付け用ねじ22をカラー23とシール
材としてのゴムブッシュ24を介して行うように構成し
たところを特徴とする。
【0030】前記カバー20は、前記フィールドコア1
1の外周部の外方端寄りの部分に嵌装され、その間にO
リング21を介在させることにより、この組付け部分を
シールした状態で組付けられている。このようにカバー
20を組付けることにより、電磁ブレーキ10のほぼ全
体を覆うことができるから、外径方向への張り出しを防
ぎ、電磁ブレーキ10の径方向のコンパクト化を図って
いる。
【0031】ここで、前記カバー20の開口端縁には外
径方向に向かって広がる縁部20aが形成されている。
この縁部20aは、フィールドコア11の外周部に形成
した環状溝21aに付設したOリング21のガイド面部
20bとして機能するところであり、カバー20はこの
縁部20aによってOリング21を乗り越えて嵌装され
る。Oリング21は、この縁部20aに近接する内周部
によって所定の締め代を与えられるから、この部分のシ
ール性を確保することができる。
【0032】前記カバー20は、図1、図3、図4
(a)および図5に示すように、三本のカバー取付け用
ねじ22により固定部側、ここではフィールドコア11
にスタッドボルト15を介して固定されたサイドプレー
ト14に取付け固定されている。この実施の形態では、
カバー20においてのカバー取付け用ねじ22の取付け
部における防塵、防水、防音対策を、前述した取付け用
ねじ22、カラー23、ゴムブッシュ24、平座金25
という4部品で達成している。
【0033】これを詳述すると、前記ゴムブッシュ24
は、図4(a)、図5(a),(b),(c)に示すよ
うに、たとえばニトリルゴム等により全体がほぼ円筒形
状を呈するように形成されるとともに、外方端寄りの部
分にカバー20の挿通用孔20cの周縁部分が嵌め込ま
れるカバー取付け溝24aが形成され、これよりも外方
端部分は先端が小径となる差込み端部24bとして形成
されている。ゴムブッシュ24は、この差込み端部24
bをカバー20の挿通用孔20cに差込み、この挿通用
孔20cの周縁部分が取付け溝24aに嵌め込まれた状
態とすることによりカバー20に組付けられる。
【0034】前記ゴムブッシュ24の内部には、これよ
りも全長が短いカラー23が嵌挿されている。このカラ
ー23は、たとえば機械構造用炭素鋼鋼材からなる金属
管で形成されている。このカラー23は、図5(a),
(b),(c)に示すように組付け前の通常状態におい
て前記ゴムブッシュ24の内孔よりも軸線方向の長さが
短い。これは、取付け用ねじ22を平座金25を介在さ
せた状態でゴムブッシュ24の内側に組込んだカラー2
3内に嵌挿し、先端を前記サイドプレート14のねじ孔
26に螺合させて締め込んだときの締め込み長さを確保
することにより、ゴムブッシュ24に所望のつぶし代を
与えるためである。
【0035】前記ゴムブッシュ24は、カバー取付け用
ねじ22をカラー23内に嵌挿し、先端をサイドプレー
ト14にねじ込むことにより、カラー23の軸線方向の
長さまで圧縮変形される。ゴムブッシュ24は、この圧
縮変形に伴う弾撥力によってカバー20との間の隙間、
すなわちカラー23、平座金25との間、およびカバー
20の挿通用孔20cの周縁部分との間を密封してシー
ル性を確保することができるのである。なお、取付け用
ねじ22の締め込み量はカラー23で規定されるため、
ゴムブッシュ24を必要以上に変形させることはない。
【0036】上述したようなカバー20の取付け構造を
採用すると、電磁ブレーキ10において防塵、防水対策
が必要な可動部分を覆うカバー20を、少数の部品で確
実に支持させ、しかもカバー20を取付けることにより
防塵、防水効果を得るとともに、防音効果を得てブレー
キ可動部から外部への騒音の放散も抑制することができ
る。
【0037】すなわち、Oリング21やゴムブッシュ2
4を用いてカバー20を取付けることにより、外部から
の塵埃の侵入を防ぐことができ、またこれと同時に摩擦
板の摩擦面からの摩耗粉の放出を防止することができ
る。また、Oリング21やゴムブッシュ24を用いるこ
とにより、摩擦係合部分をカバー20により密封し、外
部からの雨水等の水の浸入を防止することができる。
【0038】さらに、上述したカバー20の取付け構造
では、カバー20の開口端縁側はOリング21を介して
フィールドコア11の外周部に支持され、またカバー2
0はゴムブッシュ23を介してカバー取付け用ねじ22
によって支持されるため、モータ(被制動側の機器)や
電磁ブレーキ10自体、さらにその設置現場が振動条件
下にある場合であっても、カバー20が他の金属材(フ
ィールドコア11、取付け用ねじ22等)と衝突するこ
とによる騒音の発生も防止できる。すなわち、Oリング
21やゴムブッシュ24を用いることにより、金属材ど
おしの接触部分がなくなり、カバー20を緩衝材を介し
て支持できることから、振動の減衰効果が得られ、防音
を図ることができる。
【0039】また、ゴムブッシュ24はサイドプレート
14とカバー20との間に介在され、内方端をカバー取
付け用ねじ22のねじ込みによってサイドプレート14
の外側面に押し当てた状態となるから、ブレーキ作動時
にアーマチュア13が制動ばね19の付勢力でサイドプ
レート14側に押されたときの衝突音を小さくすること
ができる。
【0040】また、上述したように電磁ブレーキ10に
対して軸線方向から組付けて支持させたカバー20の取
付け構造によれば、電磁ブレーキ10の径方向における
コンパクト化が図れる。すなわち、カバー取付け用ねじ
22を電磁ブレーキ10の外径方向からではなく、軸線
方向から組付けることにより、外径寸法を抑えることが
できる。この実施の形態では、カバー20の軸線方向に
おいて形成する後述する簡易の手動解放用の孔(ねじ孔
26、挿通用孔20c)を利用してカバー取付け用ねじ
22を組付けているから、通常状態においてカバー20
に手動解放用として挿通用孔とこの孔を密封する手段と
を別に設ける必要はなく、全体構造の簡素化を図ること
ができる。
【0041】また、このカバー20を薄い金属薄板材で
形成するとともに、フィールドコア11の外周部とカバ
ー20との間の防塵、防水対策をOリング21を用いて
行うことにより、電磁ブレーキ10の外径方向の寸法を
最小限に抑えることができる。
【0042】ここで、上述したブレーキ手動解放機構に
ついて以下に説明する。すなわち、無励磁作動型電磁ブ
レーキ10は、非励磁時にアーマチュア13を圧縮コイ
ルばね(制動ばね)19の付勢力でブレーキディスク1
8に圧接させ、このブレーキディスク18をアーマチュ
ア13とサイドプレート14との間で挟持することによ
り、回転軸2に制動力を与えている。そして、励磁コイ
ル12が通電されることによる励磁時において、アーマ
チュア13をフィールドコア11の磁極面に磁気吸着す
ることにより、ブレーキディスク18を解放し、これに
より回転軸2への制動力を解除している。
【0043】したがって、このような無励磁作動型電磁
ブレーキ10またはこれを付設したモータなどの被制動
側の機器の保守、点検を行うには、通電を止めて非作動
状態とする一方、非励磁時においての電磁ブレーキによ
る制動を解除することが必要となる。このため、この種
の無励磁作動型電磁ブレーキ10にあっては、カバー2
0の取付け用ねじ孔26をブレーキ手動解放用のねじ孔
26としても兼用している。
【0044】制動を手動で解放する際には、図4
(a),(b)に示すように、前記カバー取付け用ねじ
22を取り外し、その代わりにこれよりもねじ部長さの
長いブレーキ手動解放用ねじ30を前記挿通用孔20c
に嵌挿してサイドプレート14のねじ孔26にねじ込む
とともに、その先端でアーマチュア13をフィールドコ
ア11の磁極面に向かって押圧しアーマチュア13をブ
レーキディスク18から強制的に離間させることによ
り、制動を解放することができるのである。この状態で
は、被制動軸(回転軸2)の制動が解放されるから、被
制動型の機器や電磁ブレーキ10についての適宜の保
守、点検等を行うことができる。
【0045】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変
形、変更し得ることはいうまでもない。たとえば上述し
た実施の形態では、カバー取付け用ねじ22の頭部に平
座金25を介在させてカラー23、ゴムブッシュ24の
端部に圧接力を作用させているが、本発明はこれに限定
されず、カラー23を鍔付きカラーとしたり、ねじ22
の頭部で同等の機能を得られる場合には平座金25を省
略してもよい。
【0046】また、上述したゴムブッシュ24に代えて
カバー20の外側にパッキン等のシール材を配設するよ
うに構成してもよい。要は、適宜のシール材を用いてカ
バー取付け用ねじ22の頭部とカバー20の挿通用孔2
0cの周縁部との間をシールできるものであればよい。
【0047】また、上述した実施の形態では、フィール
ドコア11の外周部に形成した環状溝内にOリング21
を嵌め込み、カバー20の開口端縁との間をシールして
いるが、本発明はこれに限らず、フィールドコア11の
外周面またはカバー20の開口端縁の内周面に薄板状の
ゴムリングなどのシール部材を固着する等の変形例を採
用してもよい。
【0048】また、本発明は上述した実施の形態で説明
したようなギヤドモータの回転軸を制動または制動解除
するための無励磁作動型電磁ブレーキに適用した例を説
明したが、本発明はこれに限定されない。種々の分野に
おいて回転力を出力または伝達する機器、装置におい
て、制動、制動解除を行うための被制動軸に付設する無
励磁作動型電磁ブレーキであれば適用可能である。この
ような無励磁作動型電磁ブレーキ10の構造としても、
従来から広く知られている構造をもつものであれば、適
宜変形、変更してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る無励磁
作動型電磁ブレーキによれば、可動部である摩擦係合部
分を覆うカバーを取付けるにあたって、その取付け用ね
じによる取付け部をカラーとシール材とを介して、また
開口端部分をシール部材を介して密封しているから、簡
単な構造であるにもかかわらず、電磁ブレーキの防塵、
防水、防音効果を発揮させることができる。しかも、カ
バーの取付けにあたって必要最小限の部品で簡単に行え
るとともに、確実な取付け状態を得ることができるとい
う利点がある。
【0050】また、本発明によれば、カバーの取付け部
にOリング等のシール部材やゴムブッシュ等のシール材
を用いることにより金属材どうしの接触部分をなくして
おり、カバーが緩衝材を介して支持されるので、振動の
減衰効果を得て、防音効果を高めることができる。さら
に、カバーの取付け用ねじを電磁ブレーキの軸線方向か
ら組込むことにより、全体の外径寸法を抑制しコンパク
ト化を図ることができる。
【0051】また、本発明によれば、カラーの軸線方向
の長さでシール材を構成するゴムブッシュのつぶし代を
与えているから、カバー取付け用のねじをねじ込んだと
きに、ゴムブッシュをサイドプレートとカバーとの間に
挟み込んで圧縮変形させ、カバー取付け用ねじのための
孔部分での密封構造を得ることができる。さらに、この
ような構造によれば、シール材としてのゴムブッシュを
サイドプレートの外側面に押し当てることができるか
ら、ブレーキ作動時においてアーマチュアが制動ばねの
付勢力でサイドプレート側に押されたときの衝突音を小
さくすることができるという利点がある。
【0052】本発明によれば、カバーに設けた挿通用孔
を、カバー取付け用ねじの組込用孔として用いるととも
に、アーマチュアとブレーキディスクとの間を人為的に
離間させるためのブレーキ手動解放用ねじの挿通用孔と
して兼用して用いているから、手動解放用ねじを挿通さ
せるための孔を取付け用ねじのための孔とは別に設けた
り、その部分の密封手段を組付ける必要がなくなり、カ
バー取付けにあたっての部品数を最小限にすることがで
き、密封構造も採用しやすい。
【0053】また、手動解放が必要な際には、カバー取
付け用のねじを外し、その代わりにブレーキ手動解放用
のねじを用いるだけで、アーマチュアとブレーキディス
クとの間を強制的に離間させ、制動状態を手動で解放す
ることがきわめて簡単に行える。したがって、本発明に
よれば、ブレーキ手動解放のための機構を特別に設ける
必要はなく、ブレーキ全体の構造の簡素化を図ることが
でき、従来問題であったカバーの取り外し等の面倒な作
業は不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る無励磁作動型電磁ブレーキの一
つの実施の形態を示し、要部を断面した縦断側面図であ
る。
【図2】 図1の無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、
(a)はカバーを取り外した状態で側面図、(b)は
(a)のII−II線断面図である。
【図3】 図1の無励磁作動型電磁ブレーキをカバー側
から見た側面図である。
【図4】 図1の無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、
(a)はカバー取付け用ねじを含めたカバー取付け部を
拡大する拡大断面図、(b)はカバー取付け用ねじの代
わりに手動解放用ねじをねじ込んだ状態を示す拡大断面
図である。
【図5】 図1の無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、
(a),(b),(c)はカバーを取付ける際のカバー
取付け部に用いるカラー、ゴムブッシュ、取付け用ねじ
の状態を順をもって示す拡大図である。
【符号の説明】
1…ギヤドモータのボディ端部、2…回転軸(被制動
軸)、10…無励磁作動型電磁ブレーキ、11…フィー
ルドコア、12…励磁コイル、13…アーマチュア、1
4…サイドプレート、15…スタッドボルト、16…ハ
ブ、17…板ばね、18…ブレーキディスク、19…圧
縮コイルばね(制動ばね)、20…カバー、20a…開
口端側の縁部、20b…ガイド面部、20c…挿通用
孔、21…Oリング(シール部材)、22…カバー取付
け用のねじ、23…カラー、24…ゴムブッシュ(シー
ル材)、24a…カバー取付け溝、24b…差込み端
部、25…平座金、26…ねじ孔、30…ブレーキ手動
解放用のねじ、31…作動音対策用のOリング、31a
…凹溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井田 勝巳 群馬県桐生市相生町2丁目678番地 小倉 クラッチ株式会社内 (72)発明者 岡 俊雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 沼口 充泰 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3J058 AA43 AA53 AA78 AA88 BA26 BA27 CC13 CC72 CC77 DC02 DC13 DC18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイルと制動ばねとを設けたフィー
    ルドコアの磁極面に、アーマチュアとブレーキディスク
    とサイドプレートとを配置し、 前記ブレーキディスクを被制動軸側に設けるとともに、
    前記サイドプレートをフィールドコア側に固定し、前記
    励磁コイルへの非通電時に前記アーマチュアとサイドプ
    レートとの間でブレーキディスクを挟持することにより
    制動力を得る無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、 前記アーマチュア、ブレーキディスク、サイドプレート
    からなる可動部全体をカップ状に形成したカバーで覆
    い、 このカバーの開口端縁を前記フィールドコアの外周部に
    シール部材を介して嵌装するとともに、 前記サイドプレートに設けたねじ孔に螺合させたねじで
    カラーとシール材とを介して前記カバーを取付けたこと
    を特徴とする無励磁作動型電磁ブレーキ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無励磁作動型電磁ブレー
    キにおいて、 前記シール材として、全体がほぼ円筒形状を呈するとと
    もに外方端側に前記カバーの外側で挿通用孔をシールす
    る部分を備えたゴムブッシュを用いたことを特徴とする
    無励磁作動型電磁ブレーキ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の無励磁作動型電磁ブレー
    キにおいて、 前記カラーを、前記ゴムブッシュよりも軸線方向の長さ
    が短くなるように形成したことを特徴とする無励磁作動
    型電磁ブレーキ。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、 前記アーマチュアとブレーキディスクとの間を人為的に
    離間させるためのねじを、前記サイドプレートのねじ孔
    に前記カバー取付け用のねじの代わりに螺合させたこと
    を特徴とする無励磁作動型電磁ブレーキ。
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