JP2000018290A - ブレーキ装置 - Google Patents

ブレーキ装置

Info

Publication number
JP2000018290A
JP2000018290A JP10184454A JP18445498A JP2000018290A JP 2000018290 A JP2000018290 A JP 2000018290A JP 10184454 A JP10184454 A JP 10184454A JP 18445498 A JP18445498 A JP 18445498A JP 2000018290 A JP2000018290 A JP 2000018290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake device
cover
braking device
rotor
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10184454A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Tsuburaya
久雄 円谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Co Ltd filed Critical Furukawa Co Ltd
Priority to JP10184454A priority Critical patent/JP2000018290A/ja
Publication of JP2000018290A publication Critical patent/JP2000018290A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキ装置への水や土砂の侵入を防止する
ことにより、パッドの摩耗を少なくして交換頻度を減少
させ稼働率を向上させると共に、ブレーキ装置の寿命を
大幅に延長する。 【解決手段】 ハブ2と一体になって回転するロータ3
にパッド5をピストン4で圧接させることにより、ロー
タ3に制動力を与えるブレーキ装置1において、複数の
カバー部材12A、12B、12Cを互いに密着させて
ブレーキ装置本体11を覆う密閉カバー12を形成しシ
ャフトハウジング8外周に固定すると共に、密閉カバー
内12にオイルを注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設車両のブレー
キ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設車両の足廻りに装着されるブレーキ
装置には、図4に示すような構造のものが用いられてい
る。このブレーキ装置41は、ハブ42と一体になって
回転するディスク43の両側にピストン44を配置し、
ピストン44先端部に設けられているパッド45をピス
トン44でディスク43に圧接させることにより制動力
を発生させる。
【0003】ピストン44は、トルクプレート46に形
成されているシリンダ室47に摺動自在に挿設されてお
り、トルクプレート46はシャフトハウジング48の外
側に固定されている。
【0004】このブレーキ装置41では、シリンダ室4
7内への水や粉塵等の侵入を防止するためにブーツ49
が設けられているが、ディスク43やパッド45は大気
中に開放された状態になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】建設車両は、絶えず水
や土砂等にさらされる苛酷な環境で使用されるので、ブ
レーキ装置41がこのような状態で足廻りに装着されて
いると、水や土砂が入って、パッド45やディスク43
が摩耗しやすい。従って、パッド45の交換頻度が多く
なり、メンテナンス回数が増加し稼働率が低下し、ブレ
ーキ装置41の寿命が短くなってコストアップをきた
す。
【0006】本発明は、建設車両のブレーキ装置におけ
る上記問題を解決するものであって、水や土砂の侵入を
防止することにより、パッドの摩耗を少なくして交換頻
度を減少させ稼働率を向上させると共に、寿命を大幅に
延長してコストを低減することのできるブレーキ装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、ハブと一
体になって回転するロータにパッドをピストンで圧接さ
せることにより、ロータに制動力を与えるブレーキ装置
において、複数のカバー部材を互いに密着させてブレー
キ装置本体を覆う密閉カバーを形成しシャフトハウジン
グ外周に固定すると共に、密閉カバー内にオイルを注入
することにより上記課題を解決している。
【0008】このブレーキ装置では、密閉カバーが水や
土砂等の外部からの異物の侵入を防止すると共に、内蔵
されたオイルの冷却効果により、パッドやロータの摩耗
を少なくしてパッドの交換頻度を減少させ稼働率を向上
させ、ブレーキ装置の寿命を大幅に延長させる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
るブレーキ装置の構成を示す縦断面図、図2はブレーキ
装置本体の正面図、図3は密閉カバーの正面図である。
【0010】このブレーキ装置1は、建設車両の足廻り
に装着されるものであって、そのブレーキ装置本体11
の構造は、従来のブレーキ装置と同様である。即ち、ハ
ブ2にロータボルト20で固定されハブ2と一体になっ
て回転するディスク状のロータ3の両側にピストン4を
配置し、ピストン4先端部に設けられているパッド5を
ピストン4でロータ3に圧接させることにより制動力を
発生させる。なお、ブレーキ装置本体11は、ピストン
4をロータ3の片側に設けたものであってもよい。
【0011】ピストン4は、トルクプレート6に形成さ
れているシリンダ室7に摺動自在に挿設されており、ト
ルクプレート6はシャフトハウジング8の外側に取付ボ
ルト10で固定されている。シリンダ室7内への水や粉
塵等の侵入を防止するためにブーツ9が設けられてい
る。
【0012】このブレーキ装置1には、ブレーキ装置本
体11を覆うように、密閉カバー12が設けられてい
る。密閉カバー12は、上下のカバー部材12A、12
Bが接合ボルト13で互いに接合され、この上下のカバ
ー部材12A、12Bのハブ2側にカバー部材12Cが
接合ボルト14で接合されていて、上下のカバー部材1
2A、12Bがカバーボルト15でシャフトハウジング
8外周のフランジ16に固定されている。ハブ2側のカ
バー部材12Cは内周にシール17が嵌合されていて、
ハブ2に摺接するようになっている。
【0013】上下のカバー部材12A、12B間の接合
面A、上下のカバー部材12A、12Bとハブ2側のカ
バー部材12C間の接合面B、及び上下のカバー部材1
2A、12Bとフランジ16間の接合面Cには、シール
材が塗布されており、接合ボルト13、14、及びカバ
ーボルト15を締めつけることにより密着し、密閉カバ
ー12はオイル漏れが生じないように一体化されてい
る。
【0014】この密閉カバー12内にはオイルが注入さ
ている。このように、密閉カバー12がブレーキ装置本
体11の外側を覆っているので、水や土砂等の外部から
の異物の侵入が防止されると共に、内蔵されたオイルの
冷却効果により、パッドやロータの摩耗を少なくしてパ
ッドの交換頻度を減少させ稼働率を向上させると共に、
ブレーキ装置の寿命を大幅に延長させる。
【0015】この密閉カバー12は、接合ボルト13、
14、及びカバーボルト15を外すことにより簡単に着
脱できるので、ブレーキ装置本体11のメンテナンス作
業も容易に行うことができる。
【0016】密閉カバー12は、既存のブレーキ装置に
取り付けることも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のブレーキ
装置は、水や土砂の侵入を防止することにより、パッド
の摩耗を少なくして交換頻度を減少させ稼働率を向上さ
せると共に、ブレーキ装置の寿命を大幅に延長してコス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるブレーキ装置の構
成を示す縦断面図である。
【図2】ブレーキ装置本体の正面図である。
【図3】密閉カバーの正面図である。
【図4】従来のブレーキ装置の構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】 1 ブレーキ装置 2 ハブ 3 ロータ 4 ピストン 5 パッド 6 トルクプレート 7 シリンダ室 8 シャフトハウジング 9 ブーツ 10 取付ボルト 11 ブレーキ装置本体 12 密閉カバー 13 接合ボルト 14 接合ボルト 15 カバーボルト 16 フランジ 17 シール A 接合面 B 接合面 C 接合面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブと一体になって回転するロータにパ
    ッドをピストンで圧接させることにより、ロータに制動
    力を与えるブレーキ装置であって、複数のカバー部材を
    互いに密着させてブレーキ装置本体を覆う密閉カバーを
    形成しシャフトハウジング外周に固定すると共に、密閉
    カバー内にオイルを注入したことを特徴とするブレーキ
    装置。
JP10184454A 1998-06-30 1998-06-30 ブレーキ装置 Withdrawn JP2000018290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10184454A JP2000018290A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 ブレーキ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10184454A JP2000018290A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 ブレーキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000018290A true JP2000018290A (ja) 2000-01-18

Family

ID=16153441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10184454A Withdrawn JP2000018290A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 ブレーキ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000018290A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304314A (ja) * 2000-04-25 2001-10-31 Ogura Clutch Co Ltd 無励磁作動型電磁ブレーキ
JP2006132651A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nabtesco Corp 偏心揺動型減速機
WO2006086852A1 (en) * 2005-02-21 2006-08-24 Safe Effect Pty Ltd Brake housing
JP2006256759A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Hitachi Ltd エレベーター巻上機のブレーキカバー
WO2011069194A1 (en) * 2009-12-08 2011-06-16 Advanced Braking Pty Ltd Wet disc brake system

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304314A (ja) * 2000-04-25 2001-10-31 Ogura Clutch Co Ltd 無励磁作動型電磁ブレーキ
JP4528412B2 (ja) * 2000-04-25 2010-08-18 三菱電機株式会社 無励磁作動型電磁ブレーキ
JP2006132651A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nabtesco Corp 偏心揺動型減速機
WO2006086852A1 (en) * 2005-02-21 2006-08-24 Safe Effect Pty Ltd Brake housing
JP2006256759A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Hitachi Ltd エレベーター巻上機のブレーキカバー
JP4504848B2 (ja) * 2005-03-16 2010-07-14 株式会社日立製作所 エレベーター巻上機のブレーキカバー
WO2011069194A1 (en) * 2009-12-08 2011-06-16 Advanced Braking Pty Ltd Wet disc brake system
CN102782354A (zh) * 2009-12-08 2012-11-14 卓越制动私人有限公司 湿式盘式制动器系统
US20120318622A1 (en) * 2009-12-08 2012-12-20 Advanced Braking Pty Ltd Wet Disc Brake System
JP2013513079A (ja) * 2009-12-08 2013-04-18 アドヴァンスト ブレイキング プロプライエタリー リミテッド 湿式ディスクブレーキシステム
US8800727B2 (en) 2009-12-08 2014-08-12 Advanced Braking Pty Ltd. Wet disc brake system
AU2010330682B2 (en) * 2009-12-08 2015-08-20 Advanced Braking Pty Ltd Wet disc brake system
CN102782354B (zh) * 2009-12-08 2016-01-20 卓越制动私人有限公司 湿式盘式制动器系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5832028Y2 (ja) 車輛用ディスクブレ−キ装置
JP3795587B2 (ja) ディスクブレーキ装置
JP2000018290A (ja) ブレーキ装置
EP1158195A2 (en) Disc brake actuator with caliper and heat protection of the boot
JP2002362106A (ja) 車輪支持構造
US4762206A (en) Disc brake
JP4193280B2 (ja) ホイールインモータ用ブレーキの防水構造
US6397980B1 (en) Sealed dry disc brake
US4650041A (en) Dual drum brake assembly with cooling means
JPH0439473Y2 (ja)
CN107234927A (zh) 车桥组件
US20230375053A1 (en) Disk brake system with a shell
KR20010000668A (ko) 자동차용 브레이크 장치의 분리형 브레이크 디스크
JPS5916579Y2 (ja) 車両用ディスクブレ−キのダストカバ−
JPS6293526A (ja) 車両におけるデイスクブレ−キ装置の取付構造
JP2529945Y2 (ja) 組込み治具付きメカニカルシール
JPH0244104Y2 (ja)
JPH07167178A (ja) ディスクブレーキ
JPH027306Y2 (ja)
KR200143122Y1 (ko) 브레이크장치의 유압 호스 접속구조
KR100356863B1 (ko) 작동소음저감기능을 갖는 차량 브레이크용 캘리퍼
MXPA05012473A (es) Encapsulamiento de un sistema de freno a disco, vehiculo automotor y conjunto de suspension vehicular.
KR20130064642A (ko) 차량용 액슬 장치
JPS6133309Y2 (ja)
KR20000019683U (ko) 자동차 드럼브레이크용 휠실린더어셈블리

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906