JP2006256759A - エレベーター巻上機のブレーキカバー - Google Patents

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【課題】作業性に優れるとともに、気密性を確保することのできるエレベーター巻上機のブレーキカバーの提供。
【解決手段】昇降路の底部に形成されるピットに設置され、乗かごを昇降させるためのロープが巻き掛けられるシーブを駆動するモータ2と、このモータ2を制動するブレーキ3とを備えたエレベーター巻上機1にあって、モータ2のフランジ2bに取付けられ、ブレーキ3を覆うエレベーター巻上機のブレーキカバーにおいて、端面がフランジ2bの側面に密着して固定され、モータ3の下方を覆う下カバー10aと、下面が下カバー10aの上面に密着するとともに、端面がフランジ2bの側面に密着される中間プレート10bと、下面が中間プレート10bの上面と密着して固定され、ブレーキ3の上方を覆う上カバー10cとを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーター巻上機のブレーキカバーに係り、特に、昇降路の底部に設置されたモータのブレーキを防水するエレベーター巻上機のブレーキカバーに関する。
従来、洪水時などにより昇降路の底部が冠水した際に、底部に設置された巻上機、特にそのブレーキを防水するものとして、モータ本体の端面、すなわちフリンジにブレーキ装置を覆うブレーキカバーを密着して接続したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ブレーキ装置を覆うブレーキカバーを上下2分割とし、各カバーの一端面をモータのフリンジ、かつ、他の端面を他方のカバーにそれぞれ密着して接続するものも提案されている。
WO2000−46139号公報
しかしながら、前者のブレーキカバーは一体式であることから、保守作業等にあってブレーキに直接触れることを要する際には、ブレーキカバーを横方向に引き抜いて取外す必要があり、したがって広い作業空間を要し、狭い昇降路では困難な作業となるという問題があった。
また、後者のものは上下2分割であることから、保守作業等にあって、例えば上方向に向けて上カバーのみを取外すことが可能になり作業性という点においては優れている。しかし、ブレーキカバーは冠水からブレーキを保護するためその気密性が重要な要素であり、この観点から述べると、分割された各カバーの一端面をモータのフリンジ、および他の端面を他方のカバーにそれぞれ密着して接続する必要があり気密性の面で問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、作業性に優れるとともに、気密性を確保することのできるエレベーター巻上機のブレーキカバーを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1記載に係る発明は、昇降路の底部に形成されるピットに設置され、乗かごを昇降させるためのロープが巻き掛けられるシーブを駆動するモータと、このモータを制動するブレーキとを備えたエレベーター巻上機にあって、前記モータのフランジに取付けられ、前記ブレーキを覆うエレベーター巻上機のブレーキカバーにおいて、端面が前記フランジの側面に密着して固定され、前記モータの下方を覆う下カバーと、下面が前記下カバーの上面に密着するとともに、端面が前記フランジの側面に密着される中間プレートと、下面が前記中間プレートの上面と密着して固定され、前記ブレーキの上方を覆う上カバーとを備えた構成にしてある。
このように構成した本発明の請求項1に係る発明は、下カバーはその端面がフランジの側面に密着して固定され、中間プレートはその下面が下カバーの上面に密着するとともに、端面がフランジの側面に密着され、かつ上プレートはその下面が中間プレートの上面と密着して固定される。これにより、保守点検等にあっては上方に向けて上カバーのみを取外せばよい。また、作業時に主に取外される上カバーは中間プレートの上面とのみ接合するとともに、中間プレートは作業時にフランジとの密着状態を保ち取外されることがないことから、従来のように分割されたそれぞれのカバーがフリンジ側および他方のカバー側の2つの接合面を有するものと比較しより容易にその気密性を保つことができる。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記中間プレートと前記上カバーとの間にゴムパッキンを介設した構成にしてある。
このように構成した本発明の請求項2に係る発明は、中間プレートと上カバーとの間にゴムパッキンを介設したことから、より高い気密性を確保することができる。
本発明によれば、ブレーキカバーが分割式であることから作業性に優れ、狭い昇降路でも保守点検等を効率よく行うことができる。
また、作業時に主に取外される上カバーは中間プレートの上面とのみ接合することからより容易に気密性を保つことができ、これによりブレーキの防水効果を高めることができる。
さらに、中間プレートと上カバーとの間にゴムパッキンを介設することにより、高い気密性を確保し、防水効果をより高めることができる。
以下、本発明に係るエレベーター巻上機のブレーキカバーの実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明のエレベーター巻上機のブレーキカバーの一実施形態を示す要部縦断面図、図2は図1のA−A線に沿う要部縦断面図、図3は図2のB−B線に沿う要部横断面図である。
昇降路の底部に形成されるピットには図1〜図3に示すように、乗かごを昇降させるための巻上機1が設置され、この巻上機1は、乗かごを昇降させるためのロープが巻き掛けられる図示しないシーブを駆動するモータ2と、このモータ2のモータ軸2aに接続されるディスク3aに摺接し、モータ2を制動するブレーキ3とを備えている。
そして、モータ2のフランジ2bに取付けられ、ブレーキ3を覆う本実施形態のブレーキカバー10は、端面がフランジ2bの側面に密着して固定され、モータ2の下方を覆う下カバー10aと、下面が下カバー10aの上面に密着するとともに、端面がフランジ2bの側面に密着される中間プレート10bと、下面が中間プレート10bの上面と密着されるゴムパッキン10dと、下面がゴムパッキン10dの上面と密着して固定され、ブレーキ3の上方を覆う上カバー10cとからなっている。
また、前記の下カバー10aは、フランジ2b方向に螺進される複数のねじ11によりフランジ2bに固定される。また、前記の中間プレート10bは下カバー10aに固定される。さらに、前記の上カバー10cは、図中下方向に螺進される複数のねじ12によりその一部がゴムパッキン10dを介して中間プレート10bに固定される。
本実施形態にあっては、ブレーキカバー10を取付ける場合、下カバー10aの端面に図示しないシール材を塗布しフランジ2bの側面に密着させた状態で複数のねじ11により固定し、次いで、中間プレート10bの下面にシール材を塗布して下カバー10aの上面に密着させ、かつその端面にシール材を塗布してフランジ2bの側面に密着させる。この状態で上カバー10cをゴムパッキン10dを介して中間プレート10bに対向させ、複数のねじ12により固定する。一方、保守作業等にあってブレーキ3に直接触れることを要する際は、ねじ12を取外すとともに、上カバー10cを図中上方に移動し中間プレート10bとの接合を解除する。そして、作業中、中間プレート10bは、その下面の下カバーとの密着およびその端面のフランジとの密着を保持するとともに、作業終了時に、再び上カバー10cをゴムパッキン10dを介して中間プレート10bに対向させ、ねじ12により固定する。
このように構成した本実施形態では、ブレーキカバー10が分割式であることから作業性に優れ、狭い昇降路でも保守点検等を効率よく行うことができる。また、作業時に主に取外される上カバー10cは中間プレート10dの上面とのみ接合することからより容易に気密性を保つことができ、これによりブレーキ3の防水効果を高めることができる。さらに、中間プレート10bと上カバー10cとの間にゴムパッキン10dを介設したことから高い気密性を確保し、防水効果をより高めることができる。
本発明のエレベーター巻上機のブレーキカバーの一実施形態を示す要部縦断面図である。 図1のA−A線に沿う要部縦断面図である。 図2のB−B線に沿う要部横断面図である。
符号の説明
1 巻上機
2 モータ
2a モータ軸
2b フランジ
3 ブレーキ
3a ディスク
10 ブレーキカバー
10a 下カバー
10b 中間プレート
10c 上カバー
10d ゴムパッキン
11 ねじ
12 ねじ

Claims (2)

  1. 昇降路の底部に形成されるピットに設置され、乗かごを昇降させるためのロープが巻き掛けられるシーブを駆動するモータと、このモータを制動するブレーキとを備えたエレベーター巻上機にあって、前記モータのフランジに取付けられ、前記ブレーキを覆うエレベーター巻上機のブレーキカバーにおいて、
    端面が前記フランジの側面に密着して固定され、前記モータの下方を覆う下カバーと、下面が前記下カバーの上面に密着するとともに、端面が前記フランジの側面に密着される中間プレートと、下面が前記中間プレートの上面と密着して固定され、前記ブレーキの上方を覆う上カバーとを備えたこと特徴とするエレベーター巻上機のブレーキカバー。
  2. 前記中間プレートと前記上カバーとの間にゴムパッキンを介設したことを特徴とする請求項1記載のエレベーター巻上機のブレーキカバー。

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