JP2005126166A - エレベータの改造作業方法及びエレベータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本件発明のエレベータの改造作業方法及びそのエレベータは、昇降路と機械室を備え、該機械室に巻上機が設置されているエレベータにおいて、所定の移動手段を用いて所定の場所へ移動するか、前記既設の巻上機101のシーブ部分を取り除くか、又は、前記新設の巻上機113を機械室内の空いている空間に配設し、前記新設の巻上機113として回転軸方向長さよりも回転軸垂直方向の長さが大きくなるような薄型の巻上機を用いたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
図1において101は既設の巻上機である。該既設の巻上機101の典型的な構造としては機械室の下に壁を隔てて配置されている昇降路内の昇降かご103(点線で示されている)を昇降するためのロープがシーブ105に巻きつけられている。該シーブ105は減速機107を介してモータ109により駆動され、ブレーキ111により停止するような構成となっている。該既設の巻上機101を新設の巻上機113に交換する際は、該既設の巻上機101が大きく重いため、機械室内で分解して運び出す必要があった。しかし、本件発明においてはこのような手間を省くために前記既設の巻上機101を機械室内に新設の巻上機113を配置する際に邪魔にならない空間へ移動して該既設の巻上機101を機械室内に残したまま新設の巻上機113を所定の場所に配置する。このような配置方法をとることにより昇降かごと巻上機の間のロープを結ぶため、既存の機械室と昇降路の間のロープを通すための連通孔を使用することができる。また、巻上機だけを交換したい場合でも該巻上機の交換方法をとることにより、既存のロープと既存の昇降かごを再使用することができる。前記既設の巻上機101の移動手段としては、機械室内で使用できる自走式ウインチ(図示せず)で前記既設の巻上機101を持ち上げて邪魔にならない場所まで移動してもよいが、既設の巻上機が大型の場合、機械室の床面に前記既設の巻上機101を移動したい場所までレールを敷き該レールに巻上機を載せるための台車を配置し、該台車にウインチ等を用いて既設の巻上機101を乗せて移動する手段がある。また、既設の巻上機101よりも上部に、前記既設の巻上機101の場所と該既設の巻上機101を移動したい場所とを結ぶようにビームを張り、該ビームに沿って移動するウインチを移動可能に固定して、該ウインチによって前記既設の巻上機101を持ち上げて移動することもできる。
図2において201は既設の巻上機である。207は減速機、209はモータ、211はブレーキである。該既設の巻上機201はシーブ及びそのシーブに対して放射方向内外周に配置されている回転軸等のシーブ周辺部材を取外す又は/及び切り落とす等により取り除き、既設の巻上機のシーブがあった当該部分に新設の巻上機のシーブを対応させて配して、既設の巻上機201を移動することなく残したまま、機械室と昇降路の間のロープを通すための既存の連通孔を再利用して、新設の巻上機213を配置することができる。従って、巻上機だけを交換したい場合でも、該巻上機の交換方法をとることにより、既存のロープと既存の昇降かごを使用することができる。
図3において301は既設の巻上機である。該既設の巻上機301の典型的な構造としては昇降かご303を昇降するためのロープがシーブ305に巻きつけられている。該シーブ305は減速機307を介してモータ309により駆動され、ブレーキ311により停止するような構成となっている。しかし、短時間で巻上機の交換を行う必要がある等なんらかの理由で該既設の巻上機301を実施例1又は実施例2の方法が取れない場合には、既設の巻上機301はそのままにして機械室内の空いている空間、例えば機械室の壁面に沿って新設の巻上機313を設置する。本実施例の場合は新設の巻上機313のシーブ321に巻きつけてあるロープが機械室内の既存のそらせプーリを用いずに直接機械室の床面に開けた機械室と昇降路を結ぶ連通孔を通り昇降路に垂れるようになっている。従って、本実施例の場合は、新設の巻上機313が配置された床面の機械室と昇降路の間の壁に新たにロープを通すための連通孔が開けられている。
新設の巻上機313のシーブ321に巻きつけられているロープの一端は昇降路内で錘用転向プーリ331を介して昇降路の天井に固定されている。また、錘用転向プーリ331には釣合錘323が固定されている。さらに、ロープの他端は昇降かご303の底部に配置されている転向プーリ335及び336を介して昇降路の天井に固定されている。このような構成にすることにより、昇降路内の既存の昇降かご303及び既存の釣合睡323を用いて容易に既設の巻上機301を移動することなく、空いている空間に新設の巻上機313を配置することができる。このように、従来の1:1ローピング方式を2:1ローピング方式への変更が可能である。
図5、6において、11は図示していない昇降かごを昇降させる巻上機であり、この巻上機11は機械室内の取付けビーム等(図示せず)に取付けられた固定部材12を有する。この固定部材12は直立した矩形の略板状を呈し、詳しくは、平板状の本体部12aと、本体部12aの下端から一側に向かって延びる補強リブ12bとからなる形状を呈している。
昇降かごを昇降させる場合には、駆動モータ29のコイル30に通電して永久磁石33を有するロータ34、入力軸38を一体的に回転させる。これと同時に各ブレーキユニット61の電磁石にも通電してブレーキシュー69をスプリングに対抗して一側に吸着移動させる。これにより、ブレーキシュー69はブレーキディスク24から離隔し、ブレーキ58は駆動モータ29を制動から解除する。この結果、前記入力軸38の回転はブレーキ58から制動を受けることなく複数の回転体40を介して円筒体39、シーブ26に減速されながら伝達され、該シーブ26を低速回転させる。この結果、シーブ26の周溝28に巻き掛けられているロープが走行し、昇降かごが昇降する。
15 支持部材
55 切欠き
56,57 突出部
11、101、201、301 既設の巻上機
103、303 昇降かご
26、105、305、321 シーブ
37、107、207、307 減速機
29、109、209、309 モータ
58、111、211、311 ブレーキ
113、213、313 新設の巻上機
331 錘用転向プーリ
323 釣合錘
335、337 転向プーリ
Claims (9)
- 昇降路と機械室とを備え、該機械室に既設の巻上機が設置され、該既設の巻上機を新設の巻上機に交換するエレベータの改造作業方法において、既設の巻上機を機械室内に残したまま新設の巻上機を設置したことを特徴とするエレベータの改造作業方法。
- 前記既設の巻上機を前記機械室内において移動し、前記新設の巻上機を機械室内の所定の場所に設置したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの改造作業方法。
- 前記既設の巻上機のシーブ周辺部材を取り除き、当該部分に新設の巻上機のシーブが配されるように該新設の巻上機を設置したことを特徴とする請求項1記載のエレベータの改造作業方法。
- 前記新設の巻上機を前記機械室の壁に沿って設置したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの改造作業方法。
- ローピング方式を1:1ローピング方式から2:1ローピング方式に変更したことを特徴とする請求項4に記載のエレベータの改造作業方法。
- 前記新設の巻上機を昇降路内の昇降かごの通路外の隙間に設置したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの改造作業方法。
- 昇降路と機械室とを備え、該機械室に既設の巻上機が設置されているエレベータにおいて、既設の巻上機を機械室内に残したまま新設の巻上機を設置したことを特徴とするエレベータ。
- 前記新設の巻上機の設置面積が、前記既設の巻上機の設置面積よりも小さいことを特徴とする請求項7に記載のエレベータ。
- 前記新設の巻上機として回転軸垂直方向長さよりも回転軸方向長さが短い薄型の巻上機を用いたことを特徴とする請求項8に記載のエレベータ。
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