JP2008013328A - エレベータのかご室 - Google Patents

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明宏 門井
Hatsuo Yamada
初雄 山田
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Abstract

【課題】かご上に設置される電気機器をかご室天井内に上方から収納、組み込み出荷を可能とし、据付け時の余長配線処理を天井内にて実装することにより、かご室上部のフラット化及び配線処理が無くし、据付け及び保守作業の簡素化、安全性確保を可能にしたエレベータのかご室を得る。
【解決手段】かご室1の上端部周縁に固定され、上面に凹部3が形成されたかご室天井本体2と、かご室天井本体の凹部内に上方から収容され、上面に電気機器9が載置固定された断面コ字状の内側天井部材8と、内側天井部材に載置固定された電気機器の外周面とかご室天井本体の内側面との間に形成され、電気機器の配線・ケーブル11を収容するスペースからなる配線ダクトと、配線ダクトの上面を塞ぐとともに、配線・ケーブルを隠蔽する配線蓋12とを備える。
【選択図】図5

Description

この発明は、エレベータのかご室に関するものである。
昨今、機械室レスエレベータの普及が増加しており、エレベータ機器の据付け及び保守作業は、かご上を利用して、実作業が行われるケースが増えている。また、従来のエレベータのかご室の天井本体は、例えば、図9、図10に示すように、フラット構造とし作業性を向上させるようにしているが、かご上ステーションや電気機器9等を天井上に設置したり、電気機器9等の配線・ケーブル11についても天井上に設置する構成とされているため、かご室1の天井上面より上方に突出した状態となっている。特に、配線・ケーブル11の配線処理は乱雑となっている。
また、機械室レスエレベータにおいては、オーバーヘッド寸法(昇降路頂部から最上階フロアの寸法)を短縮化するため、電気機器等の背丈を低くして薄型化を図っているが、それでも電気機器等の突出により、必ずしも据付け及び保守作業時の安全性が確保されているとは言い難いものであった。
従来のエレベータのかご室においては、天蓋の下面が意匠面としてかご内から見えるエレベータかご室の天井の天蓋を天蓋上板と天蓋下板で構成された二層構造とし、この二層構造の天蓋の内部に補強部と、エレベータ関連機器(BGMスピーカ、照明用安定器など)を配置するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−115239号公報
昨今、普及が増加している機械室レスエレベータでは、オーバーヘッド寸法の短縮化に伴い、かご室の天井フラット構造が要求されている。この要求は天井本体だけでなく、かご室の上部全体としてのフラット化が必要である。
また、従来のエレベータのかご室では、かご室天井内には照明用安定器やBGMスピーカなどの小物機器を収納した構造であるが、かご室上部には、その他の突出した電気機器が配置されているため、電気機器を避けた位置での限られたスペースによる昇降路機器の据付け及び保守作業となり、作業上困難を来たす可能性があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、かご上に設置される電気機器をかご室天井内に上方から収納、組み込み出荷を可能とし、据付け時の余長配線処理を天井内にて実装することにより、かご室上部のフラット化及び配線処理が無くし、据付け及び保守作業の簡素化、安全性確保を可能にしたエレベータのかご室を提供するものである。
この発明に係るエレベータのかご室は、かご室の上端部周縁に固定され、上面に凹部が形成されたかご室天井本体と、かご室天井本体の凹部内に上方から収容され、上面に電気機器が載置固定された断面コ字状の内側天井部材と、内側天井部材に載置固定された電気機器の外周面とかご室天井本体の内側面との間に形成され、電気機器の配線・ケーブルを収容するスペースからなる配線ダクトと、配線ダクトの上面を塞ぐとともに、配線・ケーブルを隠蔽する配線蓋とを備えたものである。
この発明によれば、かご上に設置される電気機器をかご室天井内に組み込み出荷を可能とし、且つ据付け時の余長配線処理を天井内にて実装することにより、かご室天井上部のフラット化及び配線処理が無くなることによる据付け及び保守作業の簡素化、安全性確保を可能にする効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータかご室の天井に電気機器を収納する状態を示す斜視図、図2は図1の縦断面図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータかご室の天井に電気機器の配線・ケーブルなどを収納した状態を示す斜視図、図4は図3の縦断面図、図5は電気機器の配線・ケーブルなどを収納した部分にフラット部材からなる配線蓋を取り付ける状態を示す斜視図、図6は図5の縦断面図、図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータかご室の天井上をフラット化した状態を示す斜視図、図8は図7の縦断面図である。なお、図1〜図8において、かご上安全手摺は図示を省略してある。
図において、1はかご室、2はかご室1の上端部周縁上に周縁部を載置固定された皿状のかご室天井本体で、その中央部上面には大きな凹部3が形成されている。上記かご室天井本体2の底面部から周縁載置部までの高さ寸法、すなわち厚さ寸法は機械室レスエレベータであるため薄型化が要求される。かご室天井本体2の凹部3の両側部は箱体構造4となっており、この箱体構造4内には照明用ランプ5が収納されている。6はかご室天井本体2の下面に設けられた照明用カバー、7はかご室天井本体2のかごの戸側の上部に設けられたドア駆動用電動機、8は断面コ字状を呈しており、その上面中央部にBGMスピーカ、照明用安定器などの電気機器9が載置固定された内側天井部材である。この内側天井部材8は、図1、図2に示すように、上記かご室天井本体2の凹部3内に上方から収容され、且つその両側縁部下面がかご室天井本体2の両側部の箱体構造4上面に載置される。また、内側天井部材8の上面中央部に載置固定された電気機器9の外周面とかご室天井本体2の内側面との間には、図3、図4に示すように、内側天井部材8の収容状態でやや大き目の収容スペースからなる配線ダクト10が形成されており、この配線ダクト10内に電気機器9の配線・ケーブル11が余裕を持って収容されるものであり、据付け時の余長配線処理をかご天井内にて実装することができる。上記配線・ケーブル11を収容する配線ダクト10は、電気機器9の外周面だけではなく、かご室天井本体2の内側面と箱体構造4の側面との間にも連続するように形成されている。12は電気機器9の外周面とかご室天井本体2の内側面との間及びかご室天井本体2の内側面と箱体構造4の側面との間に形成された配線ダクト10の上面をそれぞれ塞ぐとともに、電気機器9の配線・ケーブル11を隠蔽するための配線蓋である。この配線蓋12は、図5、図6に示すように、フラット部材から構成されており、その装着時には、図7、図8に示すように、かご室天井本体2の上面及び電気機器9の上面とともに、かご室天井上部のフラット化を実現するものである。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、かご上に設置される電気機器をかご室天井内に組み込み出荷を可能とし、且つ据付け時の余長配線処理を天井内にて実装することにより、かご室天井上部のフラット化及び配線処理が無くなることによる据付け及び保守作業の簡素化、安全性確保を可能にする。
この発明の実施の形態1におけるエレベータかご室の天井に電気機器を収納する状態を示す斜視図である。 図1の縦断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータかご室の天井に電気機器の配線・ケーブルなどを収納した状態を示す斜視図である。 図3の縦断面図である。 電気機器の配線・ケーブルなどを収納した部分にフラット部材からなる配線蓋を取り付ける状態を示す斜視図である。 図5の縦断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータかご室の天井上をフラット化した状態を示す斜視図である。 図7の縦断面図である。 従来のエレベータかご室の天井に電気機器及び配線・ケーブルを設置した状態を示す斜視図である。 図9の縦断面図である。
符号の説明
1 かご室
2 かご室天井本体
3 凹部
4 箱体構造
5 照明用ランプ
6 照明用カバー
7 ドア駆動用電動機
8 内側天井部材
9 電気機器
10 収容スペースからなる配線ダクト
11 配線・ケーブル
12 配線蓋

Claims (4)

  1. かご室の上端部周縁に固定され、上面に凹部が形成されたかご室天井本体と、
    前記かご室天井本体の凹部内に上方から収容され、上面に電気機器が載置固定された断面コ字状の内側天井部材と、
    前記内側天井部材に載置固定された前記電気機器の外周面と前記かご室天井本体の内側面との間に形成され、前記電気機器の配線・ケーブルを収容するスペースからなる配線ダクトと、
    前記配線ダクトの上面を塞ぐとともに、前記配線・ケーブルを隠蔽する配線蓋と、
    を備えたことを特徴とするエレベータのかご室。
  2. 配線蓋はフラット部材から構成され、その装着時にかご室天井本体上面及び電気機器上面とともにかご室天井上部をフラット化することを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
  3. かご室天井本体は、両側部が箱体構造であり、前記箱体構造の間の中央部上面に凹部が形成されており、上面中央部に電気機器が載置固定された内側天井部材が前記凹部内に上方から収容され、前記内側天井部材の両側縁部が前記箱体構造に載置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータのかご室。
  4. 昇降路頂部から最上階フロアのオーバーヘッド寸法が短縮される機械室レスエレベータのかご室に適用したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータのかご室。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130220742A1 (en) * 2010-10-11 2013-08-29 Kone Corporation Elevator
CN110691750A (zh) * 2017-06-15 2020-01-14 株式会社日立制作所 电梯装置、电梯装置的维护方法及电梯装置的制造方法

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