JPH1181835A - シャッタ−非常電源装置 - Google Patents
シャッタ−非常電源装置Info
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- JPH1181835A JPH1181835A JP9259371A JP25937197A JPH1181835A JP H1181835 A JPH1181835 A JP H1181835A JP 9259371 A JP9259371 A JP 9259371A JP 25937197 A JP25937197 A JP 25937197A JP H1181835 A JPH1181835 A JP H1181835A
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Abstract
を所定高さまで開放することができ、また、自動モ−ド
および手動モ−ドを備えた制御盤を有するシャッタ−装
置に対しても良好に設置することができるシャッタ−の
非常開放装置を提供することを目的とする。 【解決手段】平常時はシャッタ−制御盤に商用電源を供
給し、火災時には消防送水検知スイッチにより起動さ
れ、停電時には内蔵バッテリ−による電源をシャッタ−
制御盤に供給し、非停電時には商用電源をシャッタ−制
御盤に供給し、かつシャッタ−開放信号を送出するシャ
ッタ−非常電源装置において、火災時に該消防送水検知
スイッチにより起動された際に、非停電時の場合には、
商用電源の供給を一旦遮断し、その後商用電源を復帰供
給するようにした。
Description
放システムにおけるシャッタ−非常電源に関するもので
ある。
を閉鎖しているシャッタ−を開放して消防が建物内に侵
入できるようにする必要があり、通常、非常電源装置を
備えた非常開放システムが設けられる。このような非常
開放システムにおける非常電源装置は、平常時(非火災
時)もシャッタ−開閉用の商用電源を同装置を経由して
供給している。そして、火災時には消防の放水の水圧・
水量を消防送水検知スイッチが検知することで該非常電
源を起動させ、シャッタ−開閉機の制御盤に開信号を送
信することでシャッタ−カ−テンを所定高さまで開放さ
せるが、シャッタ−を開放する電力は非停電時(商用電
源がONの場合)には、それが優先して用いられ、停電
時には非常電源装置に内蔵されたバッテリ−からの電力
をインバ−タによって変換して供給することでシャッタ
−を開放する。
トであって、平常時は、非常開放装置を経由して常時商
用電源が供給されている。火災時に、検知スイッチから
の信号によって非常電源装置が起動すると、開信号がシ
ャッタ−制御盤に送られて(接点(XA)を閉じて)シ
ャッタ−を開放する。非停電時には、電源出力として商
用電源を用いるが、この場合は開信号をTM1の間送っ
た後、1秒程度の間商用電源の出力をOFFにしてシャ
ッタ−を停止させている。電源出力としてバッテリ−を
用いる場合には、開信号をTM1の間送った後、インバ
−タの駆動を停止することでシャッタ−を停止させてい
る。
動作においては、開閉制御機構上(図7参照)、一旦、
押ボタンによってシャッタ−の下降が開始すると、たと
え開信号が送信されても閉信号が優先され開信号の入力
が禁止されてしまい(インタ−ロック)、シャッタ−カ
−テンは下限位置でロック解除されるまで下降を継続す
る(自己保持)ようになっている。したがって、火災時
かつ非停電時(商用電源がONの場合)に、シャッタ−
カ−テンが下降中に、非常電源から開信号がシャッタ−
制御盤に送信されても、シャッタ−カ−テンの下降は自
己保持されており、全閉位置で下限リミットが働いて自
己保持が解除された後でしか、シャッタ−カ−テンは開
放を始めない。よって、シャッタ−カ−テンが下降中に
開信号を送信する場合において、開信号が送信されてか
ら全閉状態となるまでの間をtとすると、実質的には
(TM1−t)の時間しかシャッタ−カ−テンを開放す
ることができず、消防活動に必要な開口高さまでシャッ
タ−カ−テンを開放できない畏れがあった。
号を一旦シャッタ−制御盤に送信してシャッタ−カ−テ
ンの駆動を停止させた後、開信号を送信することで対応
することもできるが、この場合は配線本数が増えてしま
うという不具合があった。
モ−ド(マニュアルモ−ド)の切換可能な自動制御盤を
備えたシャッタ−装置において、自動モ−ドでは、セン
サ−が人や物を感知することでシャッタ−カ−テンが開
放され、シャッタ−カ−テンが全開後、センサ−がON
していないと、タイマ−によりT秒後にシャッタ−カ−
テンが下降して開口部を閉鎖するようにしており(図2
(a))、手動モ−ドでは、全閉時に押ボタンにより開
指示を出して開口部を全開し、全開時に押ボタンにより
閉指示を出して開口部を全閉するようにしている(図2
(b))。したがって、自動モ−ド時に、非常電源から
の開信号が送信されてシャッタ−カ−テンを開放して
も、開放後所定時間後に自動的にシャッタ−カ−テンが
下降をしてしまうという不具合があり、また、一見して
このような制御盤は何れのモ−ドとなっているかを判別
することはできないので、このような制御盤を有するシ
ャッタ−装置に非常電源を備えた非常開放システムを使
用することはできないとされていた。
を解消するべく創案されたものであって、非停電時(商
用電源がON)の場合であっても確実にシャッタ−カ−
テンを所定高さまで開放することができ、また、自動モ
−ドおよび手動モ−ドを備えた制御盤を有するシャッタ
−装置に対しても良好に設置することができるシャッタ
−の非常開放装置を提供することを目的とするものであ
る。
に本発明が採用した技術手段は、平常時はシャッタ−制
御盤に商用電源を供給し、火災時には消防送水検知スイ
ッチにより起動され、停電時であれば内蔵バッテリ−に
よる電源をシャッタ−制御盤に供給し、非停電時であれ
ばそのまま商用電源をシャッタ−制御盤に供給し、かつ
シャッタ−開放信号を送出するシャッタ−非常電源装置
において、火災時に該消防送水検知スイッチにより起動
された際に、非停電時の場合には、商用電源の供給を一
旦遮断し、その後商用電源を復帰供給するようにしたこ
とを特徴とするものである。
テンが下降中に消防送水検知スイッチからの信号が入る
と、非常電源を経由して供給される商用電源が所定時
間、例えば1秒程度、OFFとなり、これによってシャ
ッタ−カ−テンの動作がどの状態にあっても停止する。
その後、商用電源を復帰させると同時に、シャッタ−制
御盤に開信号を出すので、非常電源装置で予め設定した
時間分シャッタ−カ−テンを開放することができ、消防
活動に必要な開口高さまでシャッタ−カ−テンを開放す
ることができる。
ものにあっては、一旦商用電源がOFFとなることで、
その後の商用電源の復帰時には手動モ−ドから始まる
(安全性等の観点から、自動モ−ド/手動モ−ド切換可
能な制御盤は一旦電源を落すと手動モ−ドから始まるよ
うに制御されている。)。したがって、非常電源装置か
らの開信号を押ボタン入力に入れればシャッタ−カ−テ
ンを開放することができ、開放後所定時間後に自動的に
シャッタ−カ−テンが下降するようなこともない。
ムの基本的構成を示す概略斜視図、図4は非常開放装置
を示すブロック図であって、シャッタ−非常開放装置
は、非常電源装置1と、消防送水検知スイッチ2とを有
し、消防隊が建物外壁に設けた送水口3に図示しないポ
ンプ車から送水すると、送水の水圧・水量を検知して検
知スイッチがONとなり、起動信号を非常電源装置1に
送信して非常電源装置を起動させ、非常電源装置が起動
すると、開信号がシャッタ−開閉機4の制御盤5に送信
されて、シャッタ−カ−テン6が所定高さまで開放され
る。
は、非停電時(商用電源がON)の場合にはそのまま商
用電源が用いられ、停電時等の商用電源がOFFの場合
には、非常電源装置に内蔵したインバ−タが起動してバ
ッテリ−より取り出した直流電力を交流電力に変換して
電動シャッタ−を駆動するようになっている。
たシャッタ−開放の手順を示すフロ−チャ−ト、図6は
タイムチャ−トであって、消防送水検知スイッチが入る
と非常電源装置が駆動し、制御回路内の公知の電源監視
回路が商用電源のON、OFFを検知する。商用電源が
OFFの場合には、電力の出力切換がインバ−タ側とな
り、インバ−タが起動して、シャッタ−制御盤にバッテ
リ−からの電力を供給する。
商用電源をシャッタ−制御盤に供給するが、シャッタ−
制御盤に供給している電源を一旦遮断するようにしてい
る。商用電源からシャッタ−制御盤への電力供給の遮断
は、例えば、検知スイッチからの信号を受信した制御回
路からの信号によって切り換えスイッチをインバ−タ側
に倒すことで行うが、商用電源の出力をOFFとする手
段はこれに限定されるものではない。制御回路に内蔵さ
れたタイマ−により、所定時間後に商用電源の出力がO
Nとなる。商用電源の出力をOFFとする時間は、動作
中のシャッタ−カ−テンを停止させるのに必要な長さで
あり、かつその後の迅速なシャッタ−カ−テンの開放に
支障を来さなければよく、好ましくは0.5秒から5秒
の間であり、さらに好適には1秒間である。
ャッタ−の開信号がシャッタ−制御盤に送信され、シャ
ッタ−カ−テンがタイマ−によって予め設定された時間
(TM1)だけ開放され、所定時間経過後には該タイマ
−によって商用電源の出力がOFFとなり、シャッタ−
カ−テンの開放が停止する。1秒後にはタイマ−によっ
て商用電源をONとする。
回路であって、上昇用押釦スイッチ(PBU)の閉成時
には上昇側リレ−スイッチ(RYU)およびそのメイク
接点(RYU1、RYU2、RYU3、RYU4)が閉成状態となり、下
降用押釦スイッチ(PBD)の閉成時には下降側リレ−
スイッチ(RYD)およびそのメイク接点(RYD1、RYD
2、RYD3、RYD4)が閉成状態となるように接続されてい
る。上昇用押釦スイッチ(PBU)には、常時は開成状
態の接点(XA)が並列に接続されており、非常電源装
置の制御回路からの開信号によって(接点(XA)を閉
成する)シャッタ−を開放するようにしている。シャッ
タ−カ−テンの下降時には、RYD2が図6において下方に
閉じることで、シャッタ−カ−テン上昇側の回路を開放
しており、この状態で接点(XA)を閉じてもシャッタ
−カ−テンは上昇せず、下降を続ける。シャッタ−カ−
テンが下限リミットまで下降すると下限リミットスイッ
チ(LSD)が開成して回路を開放し、下降側リレ−ス
イッチ(RYD)およびメイク接点(RYD1、RYD2、RYD
3、RYD4)は元の開放状態となる。尚、このような開閉制
御回路自体は公知である。
ボタンによるシャッタ−カ−テンの下降中に、消防送水
検知スイッチが入ると非常電源装置が駆動し、制御回路
からの信号により商用電源の出力を1秒間OFFとし
て、シャッタ−制御盤への電力供給を遮断し、シャッタ
−カ−テンの下降作動を停止させる。そして、商用電源
の出力を復帰させると共に、制御回路から開信号をシャ
ッタ−制御盤に送信して、所定時間の間シャッタ−カ−
テンを上昇させる。したがって、一旦シャッタ−が全閉
してから開放することがないのみならず、既に、ある程
度開放した状態からシャッタ−カ−テンは上昇されるの
で、同じ時間(TM1)の間の駆動であっても、より大
きい開口を確保することができる。
ッタ−制御盤を有するシャッタ−装置において、自動モ
−ドにある時に、消防送水検知スイッチが入ると非常電
源装置が駆動し、制御回路からの信号により商用電源の
出力を1秒間OFFとする。一旦電源を落すことで、商
用電源の出力を復帰させた時には、シャッタ−制御盤は
手動モ−ドから始まる。したがって、制御回路から開信
号をシャッタ−制御盤に送信して、所定時間の間シャッ
タ−カ−テンを上昇させることができ、上昇したシャッ
タ−カ−テンが自動的に下降するようなことがない。
商用電源を供給し、火災時には消防送水検知スイッチに
より起動され、停電時であれば内蔵バッテリ−による電
源をシャッタ−制御盤に供給し、非停電時であればその
まま商用電源をシャッタ−制御盤に供給し、かつシャッ
タ−開放信号を送出するシャッタ−非常電源装置におい
て、火災時に該消防送水検知スイッチにより起動された
際に、非停電時の場合には、商用電源の供給を一旦遮断
し、その後商用電源を復帰供給するようにしたことを特
徴とするので以下に述べるような有利な効果を奏する。 (1)商用電源が有効であって、シャッタ−カ−テンが
下降している時に、非常電源装置から開信号を送信した
場合においても、消防活動に必要な高さまでシャッタ−
を開放することができる。 (2)シャッタ−の制御盤が自動モ−ドにある時に、非
常電源装置から開信号を送信した場合においても、一旦
商用電源の出力がOFFとなるので、商用電源復帰時に
はシャッタ−制御盤が手動モ−ドになっており、開信号
によって開放したシャッタ−カ−テンが所定時間後に自
動的に下降してしまうようなことがない。 (3)本発明は、商用電源の出力を一旦OFFすること
を特徴とするものであるので、何ら配線本数や構成部品
を増やすことなく、前記有利な効果を奏することができ
る。
ャ−トである。
制御盤を有するシャッタ−装置の概略斜視図であり。
(a)は自動モ−ド、(b)は手動モ−ドの場合につい
て示している。
成を示すブロック図である。
るシャッタ−の開放の手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
イムチャ−トである。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】平常時はシャッタ−制御盤に商用電源を供
給し、火災時には消防送水検知スイッチにより起動さ
れ、停電時であれば内蔵バッテリ−による電源をシャッ
タ−制御盤に供給し、非停電時であればそのまま商用電
源をシャッタ−制御盤に供給し、かつシャッタ−開放信
号を送出するシャッタ−非常電源装置において、火災時
に該消防送水検知スイッチにより起動された際に、非停
電時の場合には、商用電源の供給を一旦遮断し、その後
商用電源を復帰供給するようにしたことを特徴とするシ
ャッタ−非常電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25937197A JP3500597B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | シャッタ−非常電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25937197A JP3500597B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | シャッタ−非常電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1181835A true JPH1181835A (ja) | 1999-03-26 |
JP3500597B2 JP3500597B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=17333201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25937197A Expired - Lifetime JP3500597B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | シャッタ−非常電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3500597B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007023594A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Sanwa Shutter Corp | シャッターの開閉制御装置 |
CN105652213A (zh) * | 2016-02-22 | 2016-06-08 | 昆山市诚泰电气股份有限公司 | 应急电源电池低电量提示系统 |
JP2021167544A (ja) * | 2020-04-13 | 2021-10-21 | 住友不動産株式会社 | 駐車場の出入口構造およびシャッター警告方法 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP25937197A patent/JP3500597B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007023594A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Sanwa Shutter Corp | シャッターの開閉制御装置 |
JP4684780B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2011-05-18 | 三和シヤッター工業株式会社 | シャッターの開閉制御装置 |
CN105652213A (zh) * | 2016-02-22 | 2016-06-08 | 昆山市诚泰电气股份有限公司 | 应急电源电池低电量提示系统 |
JP2021167544A (ja) * | 2020-04-13 | 2021-10-21 | 住友不動産株式会社 | 駐車場の出入口構造およびシャッター警告方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3500597B2 (ja) | 2004-02-23 |
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