JPH1181185A - 打紙の製造方法 - Google Patents

打紙の製造方法

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JPH1181185A
JPH1181185A JP25765497A JP25765497A JPH1181185A JP H1181185 A JPH1181185 A JP H1181185A JP 25765497 A JP25765497 A JP 25765497A JP 25765497 A JP25765497 A JP 25765497A JP H1181185 A JPH1181185 A JP H1181185A
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JP
Japan
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paper
laminate
producing
lye
water
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JP25765497A
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English (en)
Inventor
Toru Miyashita
徹 宮下
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HAKUSAN SANGYO KK
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HAKUSAN SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箔打紙や脂取り紙として使用する打紙を簡単
かつ安価に製造する方法を提供する。 【解決手段】 セルロース繊維を水中に懸濁して漉水を
製造する調製工程と、漉水を抄き取ったあと脱水して抄
紙を製造する紙抄き工程と、抄紙に灰汁および/または
シルクタンパク液を付与する含浸工程と、抄紙を所定形
状に裁断したあとその裁断片の間に平滑シートを介装し
て積層体を作る混成工程と、この積層体を槌で打って平
坦にする均し工程とを備える。灰汁は藁灰を水に溶か
し、柿渋及び卵を添加して製造される。シルクタンパク
液は、セリシン、フィブロイン又はこれらの混合物を含
む水溶液である。セルロース繊維はパルプ等から製造さ
れた木質繊維および麻等から製造された靭皮繊維であ
る。平滑シートは合成樹脂製フィルム、カーボン紙、剥
離紙、アルミ箔を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、箔打紙や脂取り
紙として使用することができる平滑で強靭な薄紙(以下
並びに発明の名称及び特許請求の範囲で「打紙」とい
う。)の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙は、セルロース繊維のような水酸基
(−OH)を有する植物繊維を水に懸濁して絡み合わせ
て漉水を製造し、この漉水を抄きとって乾燥することに
より、繊維の粘着性を回復させて、紙としての形状や強
度を持たせたものである。普通の紙はパルプから製造し
たセルロース繊維を交絡したものであり、水酸基を有し
ているので吸水性に優れており、汗や脂を吸い取ること
ができる。
【0003】普通の方法で製造された紙をお白粉やファ
ンデーションで化粧した肌に当てると、脂や汗のほかに
お白粉やファンデーションが付着し、化粧くずれを起こ
すのでそのまま脂取り紙として使用することができな
い。化粧くずれを起こさずに脂や汗を吸い取る能力(脂
取り能力)が優れたものとして箔打ち紙が知られてい
る。箔打ち紙は、雁皮、ミツマタやコウゾなどの靱皮繊
維から製造した漉水を抄いて製造した和紙に、藁灰、柿
渋及び卵から製造した灰汁を含浸させたものであり、金
箔を箔打機で薄く打ち延ばす際に金箔を挟むのに用いる
紙である。
【0004】脂取り紙として使用される箔打紙として
は、箔打ち作業に使用する前のものと、箔打ち作業に使
用したあとのものとがあり、箔打ち作業に使用したあと
のもののうち使用回数の多いものほど脂取り能力に優れ
ていると考えられている。それは使用回数の多いものほ
ど灰汁が繊維に多くかつ均一に付着しており、繊維の吸
水性が増加するからである。
【0005】つまり、箔打ち紙を何度か使用すると、紙
目に箔片が詰まって箔が延びなくなるので再生する。再
生作業は、まず紙目に詰まった箔片を奇麗に落としたあ
と、箔打紙を多数枚重ねて、藁灰、柿渋及び卵から製造
された灰汁に浸漬し、絞ったあと生乾きの状態で皮に包
んで叩く。叩くことによって箔打紙の温度が150〜1
60℃程度に上昇するので、箔打紙相互がくっついて板
状になる。次に箔打紙を一枚毎剥がして渋紙に並べて自
然乾燥する。再生作業はこのような工程をなんども繰り
返す作業であり、大変な手間と時間とが必要である。こ
の再生作業により、紙目に灰汁が均一に浸透して、箔打
紙はもとの平滑さを取り戻して箔を延ばす能力を回復す
るのである。何度も再生した箔打ち紙は灰汁が繊維内部
に浸透しており、灰汁の付着量が多くかつ均一に付着し
ており透明感がある。
【0006】しかし、箔打紙は金箔製造の副産物であ
り、その生産量が限られており、また生産コストが高い
という問題がある。また、箔打ち作業に使用する前のも
のを脂取り紙として使用する場合であっても、前述のよ
うに多数の工程により製造されるものであるから、安価
かつ大量に供給することは不可能である。そこで箔打紙
と同種の紙に汗や水に強いコーティング加工を施して、
安価で大量生産の可能な脂取り紙が提供されているが、
箔打紙に比べると脂取り能力が劣っている。
【0007】本発明は、箔打紙として、また脂取り紙と
して使用することができる平滑で強靭な薄紙(打紙)を
簡単かつ安価に製造する方法を提供することを課題とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の打紙の製
造方法は、セルロース繊維を水中に懸濁して漉水を製造
する調製工程と、漉水を抄き取ったあと脱水して抄紙を
製造する紙抄き工程と、抄紙に灰汁および/またはシル
クタンパク液を付与する含浸工程と、抄紙を所定形状に
裁断したあとその裁断片の間に平滑シートを介装して積
層体を作る混成工程と、この積層体を槌で打って平坦に
する均し工程とを備えたものである。灰汁は藁灰を水に
溶かし、柿渋及び卵を添加して製造される。シルクタン
パク液は、セリシン、フィブロイン又はこれらの混合物
を含む水溶液であり、セリシンとは、家蚕の吐糸口から
紡糸される2本の絹糸を膠着している低分子量ポリペプ
チドである。フィブロインとは、高蛋白質の一種で、絹
繊維の主成分をなすものであり、長さが10ミクロン程
度のものが好ましい。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の打
紙の製造方法において、漉水のセルロース繊維がパルプ
等から製造された木質繊維および麻等から製造された靭
皮繊維であることを特徴とするものである。木質繊維は
パルプ、再生パルプなどから製造したセルロース繊維を
いう。靱皮繊維とは植物の靱皮から採取したものであ
り、麻、アマ、ジュートなどのように長くて丈夫なセル
ロース繊維をいう。
【0010】請求項3記載の発明は、箔打ちに使用され
た箔打紙の間に平滑シートを介装して積層体を作る混成
工程と、この積層体を灰汁および/またはシルクタンパ
ク液に浸漬する含浸工程と、積層体を槌で打って平坦に
する均し工程とを備えたことを特徴とするものである。
この方法は、箔打紙の再生に利用される。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の打紙の製造方法において、平滑シートが合成樹
脂製フィルム、カーボン紙、剥離紙及びアルミ箔からな
る群から選ばれた一のシート材であることを特徴とする
ものである。合成樹脂フィルムとしては、耐熱性がある
ものを使用することができ、特に厚さ80μ程度のポリ
エステルフィルムが好ましい。カーボン紙は、硫酸紙に
カーボンブラックをにかわで固着したもの、更にアルミ
ニウム塊を載せて槌で打って平滑な面としたものおよび
箔打ちに使用したものを使用することができる。剥離紙
は紙の表面にシリコーン油やオリーブ油を塗ったもので
ある。アルミ箔とは、アルミニウウムを圧延し、薄紙の
ように延ばしたものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明は、スプレー等で抄紙に灰
汁および/またはシルクタンパク液を付与する含浸工程
を備えているので、カレンダーローラへと送られる抄紙
に連続的に灰汁やシルクタンパク液を付与することがで
き、連続生産が可能である。抄紙に付与された灰汁やシ
ルクタンパク液は紙の吸水性を増加させる。また、シル
クタンパク液(セリシン、フィブロイン等のシルクから
製造されたタンパク質を含む液)は、均し工程において
木質繊維と靱皮繊維との相対移動を円滑にして、薄くて
平滑な表面の打紙が製造される。また、セリシンやフィ
ブロインは、保湿性、吸透湿性、生体適合性に優れてい
るだけでなく、水や油への分散性が良く、脂や汗と親和
性を有している。また、平滑シートを介装して抄紙を槌
で打つので、平滑シートが抄紙相互の接着を防止し、一
枚ごと剥がす作業が不要になり、作業性が大幅に改善さ
れる。平滑シートの平滑面が抄紙に転写されて平滑で薄
い打紙を得ることができる。均し工程により、灰汁およ
び/またはシルクタンパク液を均一に付着させることが
でき、化粧崩れを起こすことなく汗や脂を吸着する性能
に優れた打紙を製造できる。
【0013】請求項2記載の発明は、漉水に懸垂してい
るセルロース繊維がパルプ等から製造された木質繊維及
び麻等から製造された靭皮繊維であり、木質繊維は紙の
製造コストを下げ、また紙に柔軟性を付与する。靱皮繊
維は抄紙の引裂強度を高めて槌打ちによって平滑な表面
の薄紙を形成するときに抄紙が裂けないようにしてい
る。特に麻は繊維長さが長く比較的低廉であるから、製
造コストの上昇を抑えながら引裂強度の大きな打紙を製
造することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、箔打ちに使用され
た箔打紙の間に平滑シートを介装した状態で槌で打つの
で、平滑シートが箔打紙相互の接着を防止し、一枚毎剥
がす作業が不要になる。また、平滑シートの平滑面が箔
打紙に転写されるので、平滑な面を有する打紙を得るこ
とができる。また、平滑シートは浸漬時に灰汁の吸い込
み速度を上昇させ、浸漬時間を短縮することができるほ
か、槌打ち時に皺が入るのを防止できる。
【0015】請求項4記載の発明は、平滑シートとして
合成樹脂製フィルム、カーボン紙、剥離紙又はアルミ箔
を使用するものである。これらのものは入手が容易で安
価であり、耐久性もあるので、繰り返し使用することが
できる。特に耐熱性のある合成樹脂製フィルムは、衝撃
吸収性があり箔打紙を介して作業者に伝達される衝撃力
を吸収するので作業者の負担を軽減する。また、衝撃吸
収性により槌打ち時の積層体の温度上昇を抑えて箔打紙
の寿命を長くする。なお、平滑シートとして剥離紙を用
いて製造ないし再生された打紙はシリコーン等が付着し
ており、脂取り紙としては不適当である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、請求項1記載
の発明の実施例を示したものであり、箔打紙としてまた
は脂取り紙として利用できる打紙の製造方法を示したも
のである。絹糸を酸で処理したあとミルにかけて10ミ
クロン程度に細断し、これと灰汁とを3:1に混合して
水に分散させてなる塗装液を準備しておく。未晒のパル
プおよび麻を20:80に混合し、水に懸濁して漉水を
調製する(調製工程)。漉水を図2の抄紙機で抄き取り
真空脱水して抄紙を作る(紙抄き工程)。紙抄き工程は
ロール1〜4に巻回された無端の金網5を一定速度で移
動させ、その表面に漉水6を流下させて真空脱水機7で
吸引乾燥して抄紙8を作る工程である。抄紙8にスプレ
ー9で前記塗装液を吹きつけて、マングル11で絞って
シリンダ12で乾燥し、カレンダー処理して巻き取る
(含浸工程)。その後、所定形状に裁断し、裁断片の間
にポリエステルフィルムを入れながら積重して積層体を
作り(混成工程)、この積層体14を箔打機の槌15で
図3に示すようにジグザグに打ち、90度毎回動して合
計4回同じようにジクジグに打って平坦にする。最後に
ポリエステルフィルムを分離して打紙を得る(均し工
程)。
【0017】図4ないし図6は請求項3記載の発明の実
施例を示したものであり、箔打紙の再生に使用される方
法である。箔打ちに使用された箔打紙21の紙目に詰ま
った箔片を奇麗に落としたあと、箔打紙の間にカーボン
紙22を入れながら積重して積層体23を作り(混成工
程)、積層体23を灰汁24を入れた容器25に一定時
間漬けたあと、マングル26で絞る(含浸工程)。カー
ボン紙が介装されていると積層体の灰汁の吸収速度が増
し、浸漬時間を短縮することができる。積層体を図3に
示すようにして槌打ちしたあと、カーボン紙を分離して
打紙を製造する(均し工程)。この打紙は再び箔打紙と
して利用することができるし、裁断して脂取り紙として
利用することもできる。
【0018】
【発明の効果】化粧くずれをおこさずに脂や汗を吸い取
る能力の指標として、下記の汗を吸い取る能力の試験を
行った。表1及び表2は請求項1記載の発明方法で製造
した打紙の汗吸収能力を比較したものである。試験方法
は、紙片に5.0μlの人工汗を浸して吸収される状態
を広がり(ヨコx×タテy)と時間(分)とで測定したもの
である。広がりが大きく、時間が短いほど吸水能力が優
れている。
【0019】
【表1】 ───────────────────────────────── 時間(分) 広がり(ヨコx×タテy) 引張強度 ───────────────────────────────── 無処理 23 0.9×1.5 75 ───────────────────────────────── 灰汁 13 0.7×1.5 − ───────────────────────────────── シルクタンハ゜ク 液 15 0.9×1.3 − ───────────────────────────────── 灰汁・シルクタンハ゜ク 液 10 1.0×1.5 − ─────────────────────────────────
【0020】
【表2】 ───────────────────────────────── 灰汁:シルクタンハ゜ク 液 時間(分) 広がり(ヨコx×タテy) 透明度 ───────────────────────────────── 3:1 10 1.0×1.3 5 ───────────────────────────────── 4:1 10 0.9×1.5 6 ───────────────────────────────── 1:4 12 1.2×1.3 5 ───────────────────────────────── 1:3 7 1.5×1.7 5 ───────────────────────────────── 透明度はJIS規格文字判別距離法(cm)による。
【0021】表1から灰汁とシルクタンパク液の混合物
を付与した打紙が汗の吸収能力に優れていることが分か
る。また表2より灰汁とシルクタンパク液の混合比は
1:3が良いことが分かる。なお、無処理のものと比べ
ると、吸収時間では約1/3であり、広がり幅も広くな
っており、吸水性が飛躍的に向上していることが分か
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の打紙の製造工程を示す図
【図2】打紙の製造装置の模式図
【図3】打紙の打ち方を示す図
【図4】請求項3記載の箔打紙の製造工程(再生工程)
を示す図
【図5】積層体の含浸工程の斜視図
【図6】積層体の絞り工程の模式図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルロース繊維を水中に懸濁して漉水を
    製造する調製工程と、漉水を抄き取ったあと脱水して抄
    紙を製造する紙抄き工程と、抄紙に灰汁および/または
    シルクタンパク液を付与する含浸工程と、抄紙を所定形
    状に裁断したあとその裁断片の間に平滑シートを介装し
    て積層体を作る混成工程と、この積層体を槌で打って平
    坦にする均し工程とを備えたことを特徴とする、打紙の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 漉水のセルロース繊維がパルプ等から製
    造された木質繊維および麻等から製造された靭皮繊維で
    あることを特徴とする、請求項1記載の打紙の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 箔打ちに使用された箔打紙の間に平滑シ
    ートを介装して積層体を作る混成工程と、この積層体を
    灰汁および/またはシルクタンパク液に浸漬する含浸工
    程と、積層体を槌で打って平坦にする均し工程とを備え
    たことを特徴とする、打紙の製造方法。
  4. 【請求項4】 平滑シートが合成樹脂製フィルム、カー
    ボン紙、剥離紙およびアルミ箔からなる群から選ばれた
    一のシート材であることを特徴とする、請求項1、2又
    は3記載の打紙の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1916335A1 (en) 2006-10-25 2008-04-30 SCA Hygiene Products GmbH Tissue paper product with a lotion containing silk proteins
JP2016202370A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 箔座株式会社 金箔及び金箔の製造方法
CN108867165A (zh) * 2018-07-23 2018-11-23 王晚秀 一种丝胶纸张施胶剂的制备方法

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