JPH118115A - 自己保持型ソレノイド - Google Patents

自己保持型ソレノイド

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Publication number
JPH118115A
JPH118115A JP9173192A JP17319297A JPH118115A JP H118115 A JPH118115 A JP H118115A JP 9173192 A JP9173192 A JP 9173192A JP 17319297 A JP17319297 A JP 17319297A JP H118115 A JPH118115 A JP H118115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
case
permanent magnet
base
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP9173192A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Aoki
光雄 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9173192A priority Critical patent/JPH118115A/ja
Publication of JPH118115A publication Critical patent/JPH118115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ドアにロック機構を設ける事なく、ソレノイ
ドを設置するだけで、閉時のドアロックを行う事が出来
る自己保持型ソレノイドを提供する。 【解決手段】 図はドアを閉にした時、自己保持ソレノ
イドがドアロックした状態を示す。鉄製のドア8を閉に
すると、ドア8がケース1の端面接触する。これによっ
て、永久磁石2がエンドケース1’−ケース1−ドア8
−プッシュベース5−固定ベース3の磁路を形成し、ド
ア8を自己保持ソレノイド側に吸着保持する。従って、
振動や衝撃等によってドア8が開になる事が防がれる。
又、ドア8の開時は、ドア8を開にする寸前に、コイル
6に永久磁石2の磁束を打ち消す様に電圧を印加する。
これによってドア8とケース1の端面との間の吸着保持
力はなくなり、同時にスプリング4がプッシュベース5
を押圧して、ドア8をケース1の端面から引き離す。こ
れにより磁気回路は断つたれるのでドア8は自由に開可
能な状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばドアの閉時
に振動や衝撃などでドアが開閉してしまう事を防止する
為の自己保持型ソレノイドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドアを自動ロックする場合
は、ロータリソレノイドやシリンダーソレノイドを用い
て施錠するなどの方法が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、ソレノイドの
他にドア側に施錠装置などを取り付けなければならず、
構造的に複雑となった。 (2)
【0004】従って本発明の目的は、ドア側には全く附
加装置を設ける事なく、従来型の自己保持ソレノイドを
一部追加工するだけで、ドアの自動ロックへの適用が可
能な自己保持型ソレノイドを提供するものである。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、円筒状の永
久磁石と円筒状のコイルとを覆う磁性体のケースと、磁
性体の固定ベースで保持された永久磁石及びコイルの中
心部を、可動自在に躍動する磁性体のプッシュベース
と、プッシュベースに対抗して配置された磁性体の負
荷、例えば鉄製のドアと、コイルの無通電時にプッシュ
ベースを負荷側へ押圧するスプリングとにより構成され
た自己保持型ソレノイドである。
【0006】そして、ドアがケースの先端部に接触した
時、永久磁石はケースとドアにより閉磁路を形成して、
ドアをケースの先端部に吸着保持する事により、ドアの
開閉ロックを行う。
【0007】又、コイルに永久磁石の磁束方向と逆方向
のパルス通電をする事により、ドアとケースの吸着保持
力を解除し、さらに、スプリングの反発力によって、プ
ッシュベースがドアをベースの先端から強制的に離脱さ
せ、ドアロックを解除する事を特徴とする自己保持型ソ
レノイドである。
【0008】
【実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施の形態
を説明する。図1は、本発明の自己保持型ソレノイドが
ドアに吸着保持し、ドアロックをした状態を示す図であ
る。図において、円筒状の永久磁石2及び円筒状のコイ
ル6が、磁性体のプッシュベース5の進退方向に同芯円
に配置されている。又、永久磁石2及びコイル6は、磁
性体のケース1及び磁性体のエンドケース1’に覆われ
ている。 (3)
【0009】さらに、コイル6の内周面には、磁性体の
固定ベース3が固定的にはめ込まれ、固定ベース3の鍔
部分を形成する一端が永久磁石2の一方の磁極側、例え
ばN極をおさえて永久磁石2を固定している。尚、永久
磁石2の他方の磁極、例えばS極は、エンドケース1’
に接している。
【0010】又、固定ベース3の他端は、自己保持状態
において、進退自在に可動するプッシュベース5の一端
に接している。そして、プッシュベース5の他端が、鉄
製のドア8に接触している。
【0011】さらに、固定ベース3の内周面には、スプ
リング4が介在されており、プッシュベース5をドア8
側へ押圧している。
【0012】尚、コイル6は一端を固定ベース3の鍔部
分で押え、他端を非磁性体のコイル押え7で押えて固定
されている。
【0013】次に動作について説明する。ドア8として
は、2つ折れの折りたたみドアについて考える。自己保
持ソレノイドは、ドアを囲う囲いの天井部分に取り付
け、自己保持ソレノイドのプッシュベース5がドア8の
折りたたみ両扉にまたがる位置に来る様に設置する。
尚、ドア8は折りたたむとプッシュベース5から逃げる
方向に折りたたまれる様に設置する。
【0014】今、ドアを8を閉にすると、スプリング4
に抗してプッシュベース5を固定ベース3の端面側へ押
す。これによって永久磁石2は、S極−エンドケース1
−ドア8−プッシュベース5−固定ベース3のN極の磁
路を形成し、ドア8を自己保持ソレノイドのケース1の
端面側へ吸着保持する。 (4)
【0015】これによってドア8は閉の状態を保持し、
振動や衝撃によって容易に開くことがない。
【0016】次に、ドアを開にする場合について説明す
る。図2は、ドア開時に自己保持ソレノイドが吸着保持
を解除し、ドアロックを解いた状態を示す図である。
【0017】ドア開のモータが駆動する直前に、自己保
持ソレノイドのコイル6に、永久磁石2とは逆方向の磁
界をかける様に電圧を印加する。これによって、永久磁
石2のS極−エンドケース1’−ケース1−ドア8−プ
ッシュベース5−固定ベース3−永久磁石2のN極の磁
路は消磁され、ケース1の端面とドア8の吸着力は無く
なる。
【0018】そして、スプリング4のバネ力によってプ
ッシュベース5をストッパ9で止まる位置まで押圧し、
結果的にドア8をケース1の端面から引き離し、自己保
持を解除すると共にドア8を開可能な状態にする。
【0019】この様に永久磁石を用いたソレノイドを用
いるによってドアをロックしている間は、電力を消費す
る事なく、ドア閉のロック状態を保持する事が出来る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ドアをソレノイドの磁
路の一部に使う事によって、ドア側に施錠装置を設けな
くてもドアロックをする事が出来るので既設のドアに
も、本発明のロック構成を設ける事が出来る。又、ドア
ロック中はソレノイドは電力を消費する事がないので、
経済的なドアロック機構を実現出来る。
【図面の簡単な説明】
(5)
【図1】本発明の自己保持ソレノイドがドアに吸着保持
を解除し、ドアをロックした状態を示す図。
【図2】ドア開時に自己保持ソレノイドが吸着保持を解
除し、ドアロックを解いた状態を示す図。
【符号の簡単な説明】
1 ケース 1’ エンドケース 2 永久磁石 3 固定ベース 4 スプリング 5 プッシュベース 6 コイル 7 コイル押え 8 ドア 9 ストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の永久磁石と円筒状のコイルとを覆
    う磁性体のケースと、磁性体の固定ベースで保持された
    前記永久磁石及び前記コイルの中心部を、可動自在に躍
    動する磁性体のプッシュベースと、 前記プッシュベースに対向して配置された磁性体の負荷
    と、 前記コイルの無通電時に前記プッシュベースを前記負荷
    側へ押圧するスプリングとにより構成され、 前記負荷が前記ケースの先端部に接触した時、前記永久
    磁石は閉磁路を形成して、前記負荷を前記ケースの先端
    部に吸着保持し、 前記コイルに、前記永久磁石の磁束方向と逆方向のパル
    ス通電をする事により前記吸着保持力は解除され、かつ
    前記プッシュベースは、前記スプリングの反発力によ
    り、前記負荷を前記ベースの先端から強制的に離脱させ
    る事を特徴とする自己保持型ソレノイド。
JP9173192A 1997-06-13 1997-06-13 自己保持型ソレノイド Pending JPH118115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9173192A JPH118115A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 自己保持型ソレノイド

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JP9173192A JPH118115A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 自己保持型ソレノイド

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Publication Number Publication Date
JPH118115A true JPH118115A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15955808

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JP9173192A Pending JPH118115A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 自己保持型ソレノイド

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