JPH07182805A - ラッチアクチュエータ - Google Patents

ラッチアクチュエータ

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JPH07182805A
JPH07182805A JP34611193A JP34611193A JPH07182805A JP H07182805 A JPH07182805 A JP H07182805A JP 34611193 A JP34611193 A JP 34611193A JP 34611193 A JP34611193 A JP 34611193A JP H07182805 A JPH07182805 A JP H07182805A
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iron core
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latch
iron plate
voice coil
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Yoichi Akagami
陽一 赤上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超小型磁気ディスク装置に加わる回転方向等
の衝撃力に抗して、ヘッドが確実にラッチでき、又ボイ
スコイルの自力でラッチを解除できるラッチアクチュエ
ータを供する。 【構成】 ボイスコイルモータの駆動コイル19端部に
設けられた吸引用鉄板1に対置して、駆動部の先端に接
続した磁気回路があり、この駆動部は可動鉄心7、固定
鉄心9および励磁コイル8からなるソレノイドと、この
ソレノイドを囲むヨーク5からなっている。往復運動す
る可動鉄心7によって、磁気回路は吸着用鉄板11に近
付いてラッチ状態になり、離れてボイスコイルのトルク
によりラッチが解除されたりするが、この往復範囲はヨ
ーク5にもたせたストッパー機能と、可動鉄心にまかれ
たばね6の弾力との作用によって決められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型磁気ディスク装置
の磁気ヘッドのラッチ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のラッチ機構としては、大
型の磁気ディスク装置では両ラッチ式のソレノイドを使
用し、小型の磁気ディスク装置ではラッチ用マグネット
と駆動コイル端部に配置した鉄板との磁気的吸着力によ
りラッチしていた。しかし、超小型磁気ディスク装置に
おいては、その用途の一つとして、携帯用パソコンに搭
載された場合、磁気ディスク装置にかかる回転方向等の
衝撃力が大きくなり、従来は300G程度であったの
が、500Gに達するようになり、この衝撃力に打ち勝
ってラッチするためには、ラッチ力は従来方式の場合よ
りも大きくすることが要求される。従って、吸着力を強
力にする必要があるが、強力にすると、一方では、ボイ
スコイルモータの形状が小さくなっているので、自力で
発生するトルクではラッチ解除が困難となるという問題
があった。又、ラッチ力を大きくすることにより、吸着
用の鉄板とラッチ用マグネットとの吸着時の衝突による
発塵の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、超小
型磁気ディスク装置にかかる回転方向等の衝撃力に抗し
て、磁気ヘッドが確実にラッチできるようにラッチ力を
高めるとともに、一方では、ボイスコイル自体のトルク
でラッチが解除でき、又ラッチ時に生じる発塵の問題を
解決したラッチアクチュエータを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ラッチ用磁気回路を駆動
するための駆動部を設け、この駆動部を構成する可動鉄
心の先端にラッチ用磁気回路を接続し、可動鉄心にはば
ねを配置し、可動鉄心を囲むソレノイドヨークの底部を
可動鉄心軸方向の磁気回路側に伸ばした延長部の先端を
屈曲させて、この屈曲部をラッチ用磁気回路のホルダと
かみ合うストッパー部として機能させ、可動鉄心に巻か
れたばねの伸力でラッチ用磁気回路をそのホルダを介し
て先のストッパーに押し付けて、ボイスコイルの駆動コ
イル端部に取り付けられた鉄板に近接させて、その距離
を一定に保持する機構とする。この近接状態で、駆動コ
イルの端部に取り付けられた鉄板とラッチ用磁気回路と
が吸引力によってラッチする。このようにして、鉄板と
ラッチ用磁気回路が非接触でラッチ状態となる。ラッチ
解除においては、ソレノイドに具備している励磁コイル
に電圧が印加され、可動鉄心が磁気回路側と反対方向に
動作(後退)し、ラッチしていた磁気回路と駆動コイル
に配置した鉄板との距離が広がることにより、吸引力が
減衰する。これにより、ボイスコイルモータ自身のトル
ク力によって、ラッチ解除が可能となる。
【0005】
【作用】ボイスコイルモータ側に取り付けられた鉄板に
対置してラッチ磁気回路を配置して、このラッチ用磁気
回路を鉄板に近付けてラッチし、遠ざけてラッチを解除
するように、ラッチ用磁気回路を前進・後退させるため
の可動鉄心を有する駆動部をつなげて配置した構造とす
る。そして、ラッチ用磁気回路がボイスコイルモータ側
に取り付けられた鉄板との距離をラッチ時においても一
定の距離を保つようにし、一方、ラッチ解放時にはボイ
スコイルモータ側の鉄板とラッチ用磁気回路との間隔を
可動鉄心が後退することにより広げ、ラッチ吸引力を弱
めて駆動コイルの自力で解除できるようにした。又、こ
のような機構にすると、ラッチ吸着用鉄板とラッチ用磁
気回路とは、非接触のため、接触による発塵が起こらな
い。
【0006】
【実施例】本発明にかかるラッチアクチュエータの外観
を鉄板を配置したボイスコイルモータの駆動コイル端部
とともに図1および図2に示す。
【0007】図1ではラッチ状態を示し、ラッチ吸引用
鉄板1がヨーク2、ラッチ用永久磁石3およびヨーク2
および永久磁石3を抱持するホルダ4で構成されている
ラッチ用磁気回路と吸引してラッチ状態にある。駆動コ
イル19端部に配置された鉄板1と磁気回路との間隔は
0.2〜0.5mmとし、直接鉄板と磁気回路とは接触し
ない非接触方式とする。この間隔を保持するため、可動
鉄心7、励磁コイル8および固定鉄心9を囲むソレノイ
ドヨーク5の底面を磁気回路側に延長した先端を折り曲
げてソレノイドヨーク先端屈曲部51を形成し、ポリウ
レタン製ホルダ4に形成されたストッパー部41(ダン
パーとしても働く)とかみ合うようにし、可動鉄心7に
巻き付けられたばね6が伸びようとする弾力で磁気回路
をストッパー部41を介してソレノイドヨーク先端屈曲
部51に押さえ付けて、固定鉄心9とヨーク2との最近
接距離を決める。
【0008】図2では、本発明にかかるラッチアクチュ
エータのラッチ解除状態を示す。励磁コイル8に電圧が
印加され、可動鉄心7が固定鉄心9へ吸着され、ばね6
が縮み、ヨーク2、永久磁石3およびホルダ4からなる
磁気回路が、鉄板1との最近接距離から離れ、鉄板との
吸着力が弱くなり、図3に示すような配置のボイスコイ
ルモータ自体のトルクにより、自力で駆動コイル19の
ラッチ状態は解除される。解除後は、励磁コイル8の励
磁電圧は切られ、可動鉄心7に配されたばね6の反発力
で速やかに、ソレノイドヨーク先端屈曲部51で決定さ
れる位置にラッチ用磁気回路が再び保持される。
【0009】本発明によれば、駆動コイルのラッチ力を
強めながら、ボイスコイルモータの自力のトルクでラッ
チを解除することが可能となる。
【0010】本発明にかかる磁気回路と駆動部とからな
るラッチアクチュエータは、光磁気ディスクの光ピック
アップのラッチに応用できる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、超
小型磁気ディスクの磁気ヘッド駆動コイルのラッチの保
持力を上げることにより、磁気ディスクに回転方向等の
衝撃力が加わっても、この衝撃力に抗して確実にラッチ
され、一方ではボイスコイルモータの自力でラッチを解
除できるラッチアクチュエータの提供が可能となった。
又、ラッチ状態においても、ボイスコイルモータ側の吸
引用鉄板とラッチアクチュエータ側のマグネットとは接
触しないので、発塵の問題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるラッチアクチュエータのラッチ
時の状態を示す外観斜視図。
【図2】本発明にかかるラッチアクチュエータのラッチ
解除時の状態を示す外観斜視図。
【図3】従来の磁気ディスクの一部とヘッドポジショナ
ーのボイスコイルモータを示す図。図3(a)はボイス
コイルモータの一部破砕図。図3(b)は図3(a)の
矢印A方向からの断面図。
【符号の説明】
1 (ラッチ吸引用)鉄板 2 (ラッチ用磁気回路の)ヨーク 3 (ラッチ用)永久磁石 4 (磁気回路の)ホルダ 41 (ホルダの)ストッパー部 5 (ソレノイド)ヨーク 51 ソレノイドヨーク先端屈曲部 6 (可動鉄心に巻かれた)ばね 7 可動鉄心 8 励磁コイル 9 固定鉄心 11 (ラッチ吸着用)鉄板 12 キャリッジ(駆動コイルが取り付いている) 13 (ボイスコイルモータの)カバーヨーク 14 ベアリングアッセイ 15 磁気ヘッド 16 磁気ディスク 17 (ボイスコイルモータの)ベースヨーク 18 (ボイスコイルモータの)永久磁石 19 駆動コイル 20 (ポリウレタン製)ダンパー 21 ラッチ吸着用永久磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイスコイルモータの駆動コイル端部に
    設けられた吸引用鉄板に所定の空間部を介して対向した
    磁気回路に駆動部が連結しており、前記磁気回路はラッ
    チ用永久磁石と、ヨークと、ホルダとからなり、前記駆
    動部は可動鉄心と、励磁コイルと、固定鉄心と、可動鉄
    心に巻かれたばねと、ソレノイドヨークとからなり、前
    記可動鉄心に巻かれたばねの弾力と、前記ホルダおよび
    ソレノイドヨークの有するストッパー機能とにより、前
    記鉄板と前記磁気回路とが一定の間隔を保ってラッチ状
    態となり、前記可動鉄心が後退して前記永久磁石と前記
    鉄板との間隔がひらいてラッチ解除状態となるように構
    成されたことを特徴とするラッチアクチュエータ。
JP34611193A 1993-12-21 1993-12-21 ラッチアクチュエータ Expired - Fee Related JP3351603B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990061734A (ko) * 1997-12-31 1999-07-26 윤종용 헤드 액튜에이터 래치
KR100363152B1 (ko) * 1995-11-21 2003-02-19 삼성전자 주식회사 하드디스크드라이브
KR100493032B1 (ko) * 2002-11-12 2005-06-07 삼성전자주식회사 솔레노이드를 이용한 하드 디스크 드라이브의 액츄에이터로킹장치
KR100505581B1 (ko) * 1997-12-31 2005-10-05 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 자기헤드 이송장치
JP2005346904A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Samsung Electronics Co Ltd ディスクドライブのアクチュエータラッチ装置

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