JPH1179540A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Info

Publication number
JPH1179540A
JPH1179540A JP9243174A JP24317497A JPH1179540A JP H1179540 A JPH1179540 A JP H1179540A JP 9243174 A JP9243174 A JP 9243174A JP 24317497 A JP24317497 A JP 24317497A JP H1179540 A JPH1179540 A JP H1179540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
sheet
main body
discharge
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9243174A
Other languages
English (en)
Inventor
Otoya Kosugiyama
乙矢 小杉山
Atsuo Mori
厚夫 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9243174A priority Critical patent/JPH1179540A/ja
Publication of JPH1179540A publication Critical patent/JPH1179540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体に着脱自在のオプションユニットを
装着時に、排出されるシートの取り扱いを容易にしたシ
ート処理装置を実現する。 【解決手段】 画像形成装置本体200上にシートPを
排出する排紙ユニット201を着脱自在に設け、この排
紙ユニットを取り外した状態の画像形成装置本体上に、
画像形成装置本体から排出したシートを仕分け積載可能
な、オプションユニットとしての積載ユニット202を
着脱自在に接続し、さらに、画像形成装置本体から取り
外した排紙ユニットを上記積載ユニットに着脱自在取り
付け可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理装置及
びこれを備える画像形成装置に係り、詳しくは、装置本
体に積載ユニット、ステイプラに等のオプションユニッ
トを着脱自在にし、前記装置本体及びオプションユニッ
トに着脱自在の排紙ユニットを、を備えるシート処理装
置及びこれを備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いて画像をシート
に印刷するプリンタを例にして、図を用いて従来の技術
を説明する。図8、図9はパソコンの出力装置であるプ
リンタの一部およびこれに装着された排紙スタッカーを
示す概略断面図である。
【0003】図において、100はプリンタ本体、10
1は定着排紙ローラ、102は搬送路を切り替えるフラ
ッパ、103、104は紙を排出する排紙ローラーおよ
び排紙コロ、105は紙を積載する排紙トレイである。
カセット112のシートPは、給紙ローラ113により
プロセスカートリッジ115内の感光ドラム116に送
られて画像(トナー像)が形成され、定着器117によ
り定着されて上記定着排紙ローラ101へ搬送される。
105aは支軸105bを中心として回動自在の開閉カ
バー部であって、プロセスカートリッジ115の着脱や
ジャム処理を行う時は、これを開いて行う。
【0004】106は排紙スタッカー本体、107はプ
リンタ本体100から排出されたシートPを搬送する搬
送ローラー、108は排出口を切り換える複数のフラッ
パ、109は排出ローラー、110はシートPを積載す
る複数のビンである。排紙スタッカー106は、プリン
タ本体100の上部に装着する構成になっている。
【0005】プリンタの使用者は、目的に応じてフラッ
パ102の位置を変えることで、シートPの排紙場所を
排紙トレイ105又は排紙スタッカ106に切り換える
ことが可能である。シートPを排紙トレイ105に排紙
する場合は、フラッパ102を細線で示す状態にセット
し、排紙スタッカー106に排紙する場合は太線で示す
状態にすればよい。
【0006】次に、図9を用いて排紙スタッカー106
の構成を説明する。
【0007】排紙スタッカー106には、複数個の積載
ビン110と、これと同数の排出ローラ109、および
排出口切り換えフラッパ108が設けられている。プリ
ンタ本体100の定着排紙ローラ101を通過したシー
トPは、切り換えフラッパ102により矢印A方向に搬
送され、搬送ローラ107によって排紙スタッカー10
6内の搬送路に到達する。
【0008】搬送路には、複数個の排出口切り換えフラ
ッパ108が設けられており、通常は細線で示す位置に
ある。例えば、上から3段目のビンに積載したい場合、
フラッパ108を太線で示す状態にすることにより、シ
ートPが排出ローラ109に到達してビン110に積載
される。このように、複数個の積載ビン110のどれを
使用するかは、フラッパ108の切り換え位置を選択す
ることで可能である。
【0009】上記の排紙トレイ105、排紙スタッカー
106への切換は、プリンタに接続されている不図示の
パソコンやプリンタの操作パネルから、ユーザーが容易
に指定することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】プリンタ装置における
問題点として、以下の事が挙げられる。
【0011】1.卓上型のプリンタ装置において、ソー
ター(積載ユニット)、ステイプラー等の排紙オプショ
ンユニットを装着する場合、排紙オプションユニットを
装置の上部に装着する事が多い。その際、プリンタは装
置の上部に通常の排紙口を設けているものが殆どであ
り、この様な装置の上部に排紙オプションユニットを装
着した場合、通常の排紙口からの排紙シートの取り出し
がスムースには行えず、ユーザの手指に不自然な動作を
強いられるという問題が生じていた。
【0012】2.プリンタ本体上部にオプションを設置
するには、例えば地震や人間が装置に衝突した場合で
も、後から装着したオプションが落下したりしないよう
に、十分な取り付け強度が必要である。そのためには、
プリンタ本体の排紙部と排紙オプションユニットに取り
付け部を設けるとともに、十分な強度が必要である。
【0013】しかし、プリンタ本体上部の排紙トレイ
や、積載トレイ、プリンタ内部のメンテナンス用の開口
部が設けられている場合、プリンタ本体とオプションユ
ニットの設置面積や位置が制約が大きいため、強固に排
紙オプションと本体を接続するのは構造上難しいという
問題もある。
【0014】3.また、排紙搬送部に積載ユニットやス
テイプラ等のオプションユニットが接続可能なプリンタ
の場合、将来、これらのオプションユニットが接続され
るか、されないにもかかわらず、十分な強度を有するオ
プション設置部材と、本体排紙部へ向かう搬送路とオプ
ションヘ向かう搬送路を切り換えるフラッパ及びそのフ
ラッパの動作部材が必要である。
【0015】従って、プリンタにオプションユニットを
使用としないユーザーにとっては、必要のない部材のた
めのコストがかかっており、さらには、これらの部材が
故障することや、フラッパ部でのジャム等が発生するこ
ともあるので、プリンタの信頼性が低下するという問題
もある。
【0016】本発明は、装置本体に着脱自在のオプショ
ンユニットを装着時に、排出されるシートの取り扱いを
容易にしたシート処理装置及びこれを備える画像形成装
置をてすると目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
装置本体の上部から排出されるシートを積載する複数の
ビン、及び該ビンにシートを変向する変向手段を備え前
記装置本体の上部に着脱自在の積載ユニットと、該積載
ユニット及び前記装置本体に着脱自在であって積載ユニ
ットから排出されるシートを積載ユニット又は装置本体
上に排出する排出手段を備える排出ユニットと、備える
ことを特徴とする。
【0018】請求項2に係る発明は、前記積載ユニット
は、前記装置本体の上部に着脱自在であり、かつ前記排
出ユニットは前記積載ユニット上に着脱自在であること
を特徴とすることを特徴とする。
【0019】請求項3に係る発明は、前記積載ユニット
の上部に前記排出ユニットから排出されたシートを積載
可能な積載トレイを有することを特徴とする。
【0020】請求項4に係る発明は、前記装置本体内で
搬送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、該
画像形成したシートを定着する定着手段と、定着後のシ
ートを前記積載ユニットに排出する排出手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0021】請求項5に係る発明は、前記定着手段が前
記排出手段を兼用し、前記画像形成手段へのシート搬送
路と、前記画像形成手段から前記定着手段への定着搬送
路と、が同一の直線上にあることを特徴とする。
【0022】請求項6に係る発明は、前記排出手段が排
出するシートのカール取りを行うカール取りローラを備
えることを特徴とする。
【0023】[作用]以上構成に基づき、装置本体にオ
プションユニットを接続する場合、装置本体から取り外
した排紙ユニットはオプションユニットの上部に装置さ
れることで、装置本体から排出したシートをオプション
ユニットに収納しない場合には、装置本体にオプション
ユニットが設置された状態においても、シートをオプシ
ョンユニットの最上部に排出することができる。これに
より、オプションユニット上において、排出したシート
の取り出しや、各人が出力したシートの選別作業等を、
オプションユニットを接続した状態であっても、容易に
行うことができる。
【0024】また、オプションユニットに接続された排
紙ユニットが、シート搬送路の最後に位置するため、装
置本体の定着搬送路の排紙部に、装置本体上の積載部と
オプションユニットヘの搬送路の切換を行うフラッパ等
の、オプション装着状態で動作する装置を設ける必要が
ない。そのため、装置本体のシート搬送の信頼性が向上
し、また、部品低減によりコストを削減できる。
【0025】また、オプションユニットは、装置本体の
排紙ユニットを取り外した上に装着されるため、オプシ
ョンユニットの設置面積が大きく、また、オプションの
設置する場所の自由度があり、装置本体においても、構
造的に上部に突出した排紙ユニットにオプションユニッ
トー設置されないので、装置本体の排紙部に大きな剛性
をもたせる必要がない。従って、適切な設計が可能であ
って、オプションユニットを容易、確実に接続ができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】
〈実施の形態1〉図1〜図3は、本発明の実施の形態1
に係る電子写真プロセスを用いたプリンタを画像形成装
置の例を示す断面図である。図1は、本発明の構成を表
すプリンタの主断面図、図2は接続されるオプションユ
ニットとして用いた4ビンソータの主断面図、図3はプ
リンタ200と4ビンソータを接続した状態を示すであ
る。
【0027】以下、図を用いて本発明の実施の形態を説
明する。
【0028】200はプリンタ本体、201はプリンタ
の排紙ユニットで、図1の点線Aよりも上部が排紙ユニ
ットである。202(図2)は4ビンソータである。2
03は定着排紙ローラ、206はプリンタ200のFD
排紙トレイ、206aはシート積載部206a、206
bはプリンタ内部のメンテナンスをする時の開閉部、2
06cはその回動中心である。207は排紙ユニット2
01の1対のFD排紙ローラ、208は排紙ユニット2
01のカバーである。
【0029】プリンタ本体200は、感光ドラム(画像
形成手段)250を内装しているプロセスカートリッジ
251を備えている。上記感光ドラム250には、レー
ザスキャナ252により、画像情報にも基づいた光が投
光され、形成した光像を電子写真プロセスにより現像し
てトナー像が形成される。
【0030】給紙カセット253内のシートPは、給紙
ローラ255により感光ドラム250へ送られてトナー
像が形成され、矢印256方向に搬送されて定着器24
0によりトナー像が定着される。定着後のシートPは、
矢印で示す定着搬送路259,260を経て定着排紙ロ
ーラ203により排紙ユニット201に排出され、さら
に、FD排紙ローラ207によりFD排紙トレイ206
上に排出される。
【0031】次に、4ビンソータ202を図2を用いて
説明する。
【0032】202は4ビンソータ本体、210はソー
タ排出ローラ、261は搬入口、262は排出口、26
3はシート搬送路を示す。また、211‐1〜211‐
4は排紙ローラ、212‐1〜212‐4は搬送方向を
切り換えるフラッパ、213‐1〜213‐4はオプシ
ョントレイとしての積載ビン、214は4ビンソータ2
02のカバー、215はオプションユニットのトップト
レイ(積載トレイ)である。
【0033】次に、オプションユニットとしての4ビン
ソータのプリンタ本体200への接続について説明す
る。
【0034】まず、排紙ユニット201をプリンタ本体
200に固定されている不図示のロック機構を解除し
て、プリンタ本体200からはずし、排紙ユニット20
1をプリンタ本体200から分離する。次に、4ビンソ
ータ202をプリンタ本体の上部に機械的に取り付け、
これを不図示のロック機構で固定する。4ビンソータ2
02を、プリンタ本体200の所定の位置に設置するこ
とで、不図示のコネクタも接続されて、同時に電気的な
接続も完了する。
【0035】次に、一旦はずした排紙ユニット201
を、4ビンソータ202の上部の所定の位置に設置し、
不図示のロック機構で固定すると接続が完了する。図3
はこの状態を示したものである。
【0036】次に、印刷(画像形成)したシートPの搬
送動作について説明する。
【0037】シートPの排紙位置が、4ビンソータ20
2内の何れかのビン213‐1〜213‐4に指定され
ている場合においては、そのビン213‐1〜213‐
4に対応したフラッパ212‐1〜212‐4が動作し
て、実線で示す状態から点線で示す状態へと移動し、シ
ートPの搬送方向が垂直方向から湾曲パスヘと切り替わ
り、排出ローラ211‐1〜211‐4により各オプシ
ョントレイ210‐1〜210‐4へと搬送される。
【0038】シートPの排紙位置が、プリンタ本体20
0の通常のFD排紙トレイ206に指定されている場合
は、フラッパ212‐1〜212‐4が動作せず、シー
トPは排出ローラ210へ導かれ、この排出ローラ21
0を通過後、FD排紙ローラ207によりトップトレイ
215上に排出/積載される。
【0039】以上説明したように、最も使用頻度が高い
プリンタ本体上部のFD排紙トレイ206がプリンタ本
体200の最上位に、そしてトップトレイ215が4ビ
ンソータ202の最上位に位置することで、プリンタ本
体200への4ビンソータ202の接続の有無にかかわ
らず、FD排紙トレイ206又はトップトレイ215上
に積載したシートPの操作性が損なわれることはない。
【0040】また、図1で示したプリンタ本体200の
みの構成において、シートPの搬送路を、排紙ユニット
201と4ビンソータ202に切り換えるためのフラッ
パ等の手段が必要ない。一般に、シート搬送において、
フラッパ部はフラッパの位置、形状、切換タイミングな
どの原因で、シートPがフラッパに引っかかり、ジャム
の危険性が比較的高い部分である。
【0041】本実施の形態においては、プリンタ本体2
00にオプションユニットとしての4ビンソータ202
が接続可能でありながら、プリンタ本体200にはフラ
ッパがないことで、シート搬送の信頼性が高く、また、
装置のコスト削減の効果がある。
【0042】プリンタ本体200への4ビンソータ20
2の接続状態では、プリンタ本体200のFD排紙トレ
イ206にシートPが積載されないので、4ビンソータ
202は、プリンタ本体200の開閉部206bの開
閉、及びプリンタ内部のメンテナンス作業に支障がない
領域ならば、プリンタ本体2側に設置して、取り付け可
能である。
【0043】従来装置では、プリンタ本体200の上部
に突出した排紙部に、オプションユニットを取り付けて
いたので、プリンタは4ビンソータ202の設置の有無
にかかわらず、プリンタ本体200の排紙部に強度を持
たせる必要があり、また、4ビンソータ202は、比較
的大きくシートPを積載するとさらに重くなるので、確
実にプリンタ上部に固定するには、技術的限界があっ
た。
【0044】一方、本実施の形態によれば、図1におい
て、プリンタ本体200の排紙部から開閉部206bの
回動中心206cまでの領域を、4ビンソータ202の
設置面として使用することができるので、4ビンソータ
をプリンタ本体200に容易に、かつ、確実に取り付け
ることが可能である。また、排紙ユニット201は、オ
プションユニットの装着を想定して、強度を持たせる必
要もない。
【0045】〈実施の形態2〉図4〜図6を用いて、本
発明の実施の形態2を説明する。なお、実施の形態1と
同形状、同機能の部材は、同一記号と名称を付し再度の
説明を省略する。
【0046】本実施の形態2は、電子写真プロセスを行
う搬送路が垂直なプリンタにオプションユニットとして
メイルボックスを装着したものである。
【0047】図において、221はプリンタ本体、20
1は排紙ユニット、223はメイルボックスである。2
24はプリンタの外装カバー、225は開閉カバー部で
225aは開閉カバー、226bは開閉カバー225a
の回動中心である。プリンタ本体221のメンテナン
ス、ジャム処理や、カートリッジの交換を行う時には、
この開閉カバー226aがユーザにより開かれる。
【0048】226は定着器226、227はプリンタ
のFD排紙トレイ、228はFD排紙トレイ227上に
おいて、シート搬送方向に位置調整可能な排紙ストッパ
ーである。排紙ユニット201において、229は湾曲
搬送路、230は1対の排紙ローラである。
【0049】本実施の形態では、定着器226から排出
されるシートPがそのまま排紙ユニット201に排出さ
れるように定着器226、感光ドラム250が配設され
ていて、定着器226の定着ローラ自体がプリンタ本体
221の排出ローラを兼用していて、実施の形態1にお
ける定着排紙ローラ203が省略されている。
【0050】また、給紙ローラ255により給紙されて
感光ドラム250に至るシート搬送路256と、感光ド
ラム250から定着器226に至る定着搬送路260と
が直線状になっていて、厚手の封筒の搬送に好適な構成
となっている。
【0051】メイルボックス223は、複数の人間が一
台のプリンタを使用し、かつ、他人に見られたくない機
密性の高い書類をプリントする場合に使用する排紙オプ
ションユニットである。
【0052】各個人には、専用の排紙ビンが割り当てら
れ、パスワードや鍵等で、本人しかそのビンに排出され
た書類が取り出せない機能を有する。
【0053】231‐1〜231‐4は、メイルボック
ス223の4つの積載ビンで、積載ビンの全体構成を表
すものである。この各積載ビン231‐1〜231‐4
は、主に4つの部材から構成されていて、各ビンに対応
して、232‐1〜232‐4のフラッパ、233‐1
〜233‐4の1対の排紙ローラ、234‐1〜234
‐4の積載トレイ、235‐1〜235‐4のロックカ
バーがそれぞれ設けられている。236は排出ローラ、
237はメイルボックス223のトップトレイ(積載ト
レイ)である。
【0054】次に、プリンタの動作について説明する。
【0055】プリンタ本体221に排紙ユニット201
が接続された状態において、シートPはプリンタ本体2
21内で電子写真プロセスにより印字され、定着器22
6湾曲搬送路228、排紙ローラ230をそれぞれ経由
して、FD排紙トレイ227に排出される。排出された
シートは、その先端の位置が排紙ストッパー228で制
限され、整った状態でFD排紙トレイ227上に積載さ
れる。
【0056】次に、メイルボックス223の設置につい
て説明する。
【0057】基本的には、前記の実施の形態1と同様
で、まず、排紙ユニット201と排紙ストッパー228
をプリンタ本体からはずし、プリンタ本体221から分
離する。次に、メイルボックス223をプリンタ本体2
21の上部に、そして排紙ストッパー228をトップト
レイ237の上部にに取り付ける。図6はこの状態を示
したものである。
【0058】次に、シートの搬送動作について説明す
る。
【0059】シートPの排紙位置として、メイルボック
ス223の何れかのビン231‐1〜231‐4が指定
されている場合は、そのビン231‐1〜231‐4に
対応したフラッパ232‐1〜232‐4が動作して、
実線で示す状態から点線で示す状態へと移動し、シート
Pの搬送方向が垂直方向から湾曲パスヘと切り替わり、
排出ローラ233‐1〜233‐4により各オプション
トレイ234‐1〜4へと排紙される。
【0060】プリンタの利用者は、必要に応じてメイル
ボックス223の各人が使用している積載ビン231の
ロックを解除し、ロックカバー235‐1〜235‐4
を開いて、内部に積載されている文書(シートP)を他
人に見られることなく、取り出すことができる。
【0061】シートPの排紙位置として、プリンタ本体
221のFD排紙トレイ227が指定されている場合
は、フラッパ232‐1〜232‐4が動作せず、シー
トPは排出ローラ236へ導かれ、この排出ローラ23
6を通過後、排紙ローラ230によりトップトレイ23
7上に排紙される。
【0062】以上説明したように、本実施の形態では、
感光ドラム250へのシート搬送路256、及び感光ド
ラム250から定着器226への定着搬送路260の画
像形成プロセス搬送路を直線状にし、かつ、定着器22
6に排出機能をもたせたことで、例えば封筒当の厚手の
シートPの搬送が容易になると共に、専用の排出ローラ
を不要とすることができる。
【0063】また、プリンタ本体221の上面に開閉部
がないため、上面全体をメイルボックス223の設置に
利用することができ、さらに、オプションユニットとし
てのメイルボックス223を、安定して取り付けること
が可能である。従って、装置への人間の衝突、あるい
は、地震等の突発的な外力がプリンタ221に加わって
も、メイルボックス223がプリンタ本体221から外
れたり落下することを防止できる。
【0064】また、プリンタで使用していたストッパ2
28を、そのままメイルボックス223のトップトレイ
237に取り付けることが可能であるため、コストや捨
てる部品が発生しないという効果もある。
【0065】〈実施の形態3〉次に、本発明の実施の形
態3を、図7を用いて説明する。
【0066】図7は、本実施の形態3を示す電子写真プ
ロセスを用いたプリンタを画像形成装置を例に採った断
面図で、プリンタ本体200と4ビンソータ202を接
続した状態を示すである。
【0067】本実施の形態3は、従来装置において、排
紙ユニットの排紙ローラに設けていたカール取りローラ
を、プリンタ本体に設け、オプションユニット、排紙ユ
ニットの双方に搬送されるシートが、同一のカール取り
ローラを経て搬送されるようにしたものである。
【0068】図7を用いて本発明の実施の形態3を説明
する。
【0069】図7において、前記実施の形態1と同一機
能、同一形状の部材には、同一名称、記号を付して再度
の説明を省略する。
【0070】240は、画像形成したトナー像の定着プ
ロセスを行う定着器で、240aは定着ローラ、240
bは加圧ローラ、240cは定着フレーム、241は排
出ローラ部を兼ねるカール取りユニット、241aはカ
ール取りローラ、241b,241cはカールコロであ
る。
【0071】定着器240では、シートPに熱と圧力が
加えられ、シートPは定着ローラ241a側ヘカールす
る特性を持つ。カール取りユニット241のカールロー
ラ241aと、2個のカールコロ241b,241cで
形成される搬送路は、この定着器240の定着プロセス
で発生するカール方向とは反対方向に湾曲している。従
って、シートPの排出時に、カール取りユニット241
を通過することで、定着プロセスで発生したシートPの
カールは、除去または軽減される。
【0072】図7は、プリンタ本体に4ビンソータが接
続された図である。
【0073】定着器240でトナー像の印刷が行われた
シートPは、カール取りローラユニット241でカール
が除去されながら、4ビンソータ202に搬送され、選
択された所定の積載ビンに搬送、排紙される。4ビンソ
ータ202が接続されていない場合には、シートPは、
カール取りユニット241通過後、排紙ユニット201
に搬送され、排紙ローラ207によってトップトレイ2
15上に排紙される。
【0074】以上説明したように、従来装置では、排紙
ユニットの排紙ローラ部に取り付けられていたカール取
り部材を、本実施の形態では、プリンタ本体200側に
取り付け、プリンタ本体200への4ビンソータ202
の接続の有無に関わらず、カールを除去されたシートP
が、排紙ユニット201または4ビンソータ202に搬
送される構成となっている。
【0075】これにより、シートPへのトナー像の定着
プロセスで発生したカールが除去されずに搬送される
と、シートPのジャムや、積載性不良等の原因になる
が、本実施の形態では、プリンタのシステム構成に関わ
らず(オプションユニットの接続の有無に関わらず)、
シートPのジャムの発生を防止でき、またカールの少な
いシートPが良好な整列性で、FD排紙トレイ206、
積載ビン213及びトップトレイ215等に排紙積載さ
れる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置本体上にシートを排出する排紙ユニットを
着脱自在に設け、排紙ユニットを取り外した状態の画像
形成装置本体上に、画像形成装置本体から排出したシー
トを仕分け積載可能な、オプションユニットとしての積
載ユニットを着脱自在に設け、さらに、画像形成装置本
体から取り外した排紙ユニットを上記積載ユニットに着
脱自在取り付け可能にしたので、以下の効果を奏するこ
とができる。
【0077】(1) 画像形成装置本体から取り外された積
載ユニットは、画像形成装置本体に装着した積載ユニッ
ト上に位置することで、通常、最も使用頻度の高い画像
形成装置本体上に排出されるシートは、積載ユニット上
に排出可能になって、最上位に排出されるシートの操作
性は、画像形成装置本体へのオプションユニットとして
の積載ユニットの有無に関わらず、常に良好である。
【0078】(2) 定着後のシートを搬送、排出する画像
形成装置本体の定着搬送路内に、シートを積載ユニット
と、画像形成装置本体上とに分岐するフラッパ等のオプ
ションユニット装着状態で動作する部品を設ける必要が
なくなることで、画像形成装置本体のシート搬送の信頼
性の向上及びコスト削減を実現することができる。
【0079】(3) 画像形成装置本体にオプションユニッ
トを接続する場合、オプションユニットは、排紙ユニッ
トを取り外した画像形成装置本体上に装着されるため、
オプションユニットの設置面積が大きく、かつ、設置す
る場所の自由度があり、かつ、オプションユニットの接
続時には、画像形成装置本体上には積載ユニットがない
ので、画像形成装置本体の排紙部に、従来装置のような
大きな強度をもたせる必要がなく、オプションユニット
の設置について、適切な設計が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート処理装置が適用可能であって、
実施の形態1に係るプリント本体の縦断正面図。
【図2】同じく図1のプリント本体に着脱自在のオプシ
ョンユニットとしての4ビンソータの縦断正面図。
【図3】同じくプリント本体に4ビンソータを装着した
プリンタの縦断正面図。
【図4】本発明のシート処理装置が適用可能であって、
実施の形態2に係るプリント本体の縦断正面図。
【図5】同じく図4のプリント本体に着脱自在のオプシ
ョンユニットとしてのメイルボックスの縦断正面図。
【図6】同じくプリント本体にメイルボックスを装着し
たプリンタの縦断正面図。
【図7】本発明のシート処理装置の実施の形態3に係る
オプションユニットとしての4ビンソータ202を接続
したプリンタの縦断正面図。
【図8】従来の排紙スタッカーを接続したプリント本体
の縦断正面図。
【図9】図8の排紙スタッカ部の縦断正面図。
【符号の説明】
P シート 200 プリンタ本体 201 排紙ユニット 202 4ビンソータ(積載ユニット) 203 定着排紙ローラ(排出手段) 213 積載ビン 215 トップトレイ(積載トレイ) 223 メイルボックス(積載ユニット) 226 定着器 231 積載ビン 237 トップトレイ(積載トレイ) 240 定着器 241 排出ローラ部としてのカール取りユ
ニット 241a カール取りローラ 241b カールコロ 250 感光ドラム(画像形成手段) 257 定着器 259,260 定着搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 534 B41J 29/00 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の上部から排出されるシートを
    積載する複数のビン、及び該ビンにシートを変向する変
    向手段を備え前記装置本体の上部に着脱自在の積載ユニ
    ットと、 該積載ユニット及び前記装置本体に着脱自在であって積
    載ユニットから排出されるシートを積載ユニット又は装
    置本体上に排出する排出手段を備える排出ユニットと、 を備えることを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記積載ユニットは、前記装置本体の上
    部に着脱自在であり、かつ前記排出ユニットは前記積載
    ユニット上に着脱自在であることを特徴とすることを特
    徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 【請求項3】 前記積載ユニットの上部に前記排出ユニ
    ットから排出されたシートを積載可能な積載トレイを有
    することを特徴とする請求項1に記載のシート処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記装置本体内で搬送されるシートに画
    像を形成する画像形成手段と、該画像形成したシートを
    定着する定着手段と、定着後のシートを前記積載ユニッ
    トに排出する排出手段と、を有することを特徴とする画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記定着手段が前記排出手段を兼用し、
    前記画像形成手段へのシート搬送路と、前記画像形成手
    段から前記定着手段への定着搬送路と、が同一の直線上
    にあることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記排出手段が排出するシートのカール
    取りを行うカール取りローラを備えることを特徴とする
    請求項4に記載の画像形成装置。
JP9243174A 1997-09-08 1997-09-08 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 Pending JPH1179540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9243174A JPH1179540A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9243174A JPH1179540A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1179540A true JPH1179540A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17099926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9243174A Pending JPH1179540A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1179540A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001315401A (ja) * 2000-05-01 2001-11-13 Ricoh Co Ltd シート状媒体搬送装置
JP2002332157A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Max Co Ltd プリンター
USRE39168E1 (en) 1998-09-17 2006-07-11 Konica Corporation Image forming apparatus in use with a sheet post-processing apparatus
JP2006256864A (ja) * 2005-02-16 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN100333983C (zh) * 2003-02-27 2007-08-29 佳能株式会社 片处理装置和图像形成装置
US7463860B2 (en) 2004-07-26 2008-12-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2015064440A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 キヤノン株式会社 画像形成装置及び収容装置
US9405258B2 (en) 2013-10-30 2016-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE39168E1 (en) 1998-09-17 2006-07-11 Konica Corporation Image forming apparatus in use with a sheet post-processing apparatus
JP2001315401A (ja) * 2000-05-01 2001-11-13 Ricoh Co Ltd シート状媒体搬送装置
JP2002332157A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Max Co Ltd プリンター
CN100333983C (zh) * 2003-02-27 2007-08-29 佳能株式会社 片处理装置和图像形成装置
US7463860B2 (en) 2004-07-26 2008-12-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7957689B2 (en) 2004-07-26 2011-06-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2006256864A (ja) * 2005-02-16 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7673984B2 (en) 2005-02-16 2010-03-09 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a removable output unit
JP2015064440A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 キヤノン株式会社 画像形成装置及び収容装置
US9405258B2 (en) 2013-10-30 2016-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3470982B2 (ja) メールボックス/コンパイラ構造
JP3449565B2 (ja) 複数ジョブセット分割装置
US5464200A (en) Sheet storing device with locking bins
JPH06329328A (ja) メールボックスまたはソータービン検出システム
JPH09134050A (ja) 画像形成装置
US8204431B2 (en) Compact image forming apparatus with post-processing
JPH1179540A (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JPS60218256A (ja) 画像記録装置
JPH08505114A (ja) 用紙貯蔵カセットを有するプリンタ
JPH09194124A (ja) メールボックス・システム
JPH02291352A (ja) 画像形成装置
JPH08106191A (ja) 試しコピー機能を有する画像形成装置
JP3661908B2 (ja) 画像形成装置
JP3690103B2 (ja) 記録媒体排出装置
JP3532374B2 (ja) 画像形成装置
JP7459597B2 (ja) シート後処理装置及び画像形成システム
JP2000128415A (ja) 排紙積載装置及びこれを備える画像形成装置
JP3395413B2 (ja) ロック機構付ソータ装置
JPH072422A (ja) シ−ト保管装置
JP2002356267A (ja) シート排出装置および画像形成装置
JP3585711B2 (ja) シート後処理装置
JPH01220677A (ja) 複写機等の用紙スタック装置
JPH09185198A (ja) 排紙装置
JP3312774B2 (ja) 転写材排出装置
JPH04101964A (ja) 用紙排出方向切換機構