JP3661908B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、詳しくは、画像形成(定着処理を含む)が終わった後の用紙の排紙構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタル複写機やプリンタ等の画像形成装置において、図9に示すように、装置本体100の上面に標準排紙トレイとしての第1の排紙トレイ102を有し、更にこの第1の排紙トレイ102の上方に、例えば用紙を仕分けするオプション排紙トレイとしての第2の排紙トレイ104を有するものがある。符号106はスキャナである。
図示省略した装置本体100の下部で画像形成されて定着処理された用紙は、排紙手段108により実線で示す排紙経路R1で第1の排紙トレイ102に排紙され、あるいは排紙手段110により破線で示す排紙経路R2で第2の排紙トレイ104に排紙されるようになっている。図示しないが、排紙手段108と110への用紙の案内は図示しない分岐爪により選択的になされる。
第1の排紙トレイ102からスキャナ106までの間隔H、すなわち排紙及び取り出し空間の高さは、排紙された用紙を容易に取り出せるように任意に決定されるものではなく、スキャナ106を含めた装置本体100の実用的高さ寸法の影響を受け、規制される。
【0003】
このような画像形成装置では、大量の部数の仕分けやホチキス止めなどの後処理を行うために仕分装置や後処理装置を付設(連結)することがある。例えば、図10に示すように、装置の多機能化、すなわち、他のオプション機器との実用的共存(同時付設)を可能とするために、後処理装置112が装置本体100の排紙部Eとは反対側の側面に付設される。このような場合、後処理装置112と装置本体100の排紙部Eとを連絡するために、中継搬送手段114を設置することが行われている。なお、中継搬送手段114の存在を明確にするために、図面上ドットを付して他の要素と区別している。
中継搬送手段114は内部に図示しない駆動源により駆動される搬送部材116を複数備えており、第1の排紙トレイ102上の空間を利用して設置されているとともに、本来第1の排紙トレイ102に対応した排紙手段108に接続されている。すなわち、標準排紙トレイとしての第1の排紙トレイ102を非機能状態にした接続構成が採用されている。
【0004】
標準排紙トレイとしての第1の排紙トレイ102を非機能状態としたことを補完すべく、中継搬送手段114の上面には本来の第1の排紙トレイ102に代わる第1の排紙トレイ103が形成されており、排紙手段108の近傍にはこの第1の排紙トレイ103へ排紙するための排紙手段118が備えられている。
装置本体100の排紙手段118を出て中継搬送手段114に案内された用紙は、排紙手段118により一点鎖線で示す排紙経路R3で第1の排紙トレイ103に排紙され、あるいは中継搬送手段114の内部を通る搬送経路R4で後処理装置112へ案内されるようになっている。第1の排紙トレイ103と中継搬送手段114への案内は、中継搬送手段114に備えられた分岐爪120により選択的になされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の中継搬送手段の設置構成によれば、図10に示すように、標準排紙トレイとしての第1の排紙トレイ103と、オプション排紙トレイとしての第2の排紙トレイ104による排紙機能を維持しながら後処理装置への用紙搬送を行うことができ、機能的には実用性に優れているといえる。また、中継搬送手段114の上面を第1の排紙トレイ103として形成していることにより、構成の合理性を評価できる。
しかしながら、第2の排紙トレイ104とスキャナ106との間の間隔は変わらないものの、第1の排紙トレイ103とスキャナ106との間隔hは、本来の第1の排紙トレイ102とスキャナ106との間隔Hよりも中継搬送手段114の厚み分狭くなるため、第1の排紙トレイ103のトレイ容量(用紙積載量)が少なくなるとともに、用紙の取り出しが困難となる。
【0006】
また、従来技術では、用紙を中継搬送手段114内に取り込んだ後に分岐する構成であるので、排紙手段118及び分岐爪120等を装備するための幅寸法nが不可欠である。このため、本来の第1の排紙トレイ102のトレイ長さW0に比べて中継搬送手段114の上面に形成された第1の排紙トレイ103のトレイ長さW1は短くなり、本来の第1の排紙トレイ102と同じトレイ長さを確保するためには中継搬送手段114の長さを大きくする必要がある。
中継搬送手段114を長くすると、後処理装置112の付設構造が変化することによる対応をせまられ、また、後処理装置112への搬送時間が長くなるという問題があった。
【0007】
また、従来技術では、中継搬送手段114の上面に形成した第1の排紙トレイ103の容量を確保するために、本来の第1の排紙トレイ102の形状に倣って排紙部E側を深くする必要があるが、これに対応して中継搬送手段114内の搬送経路R4が湾曲するため、直線的搬送経路に比べて搬送性が劣るという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記従来技術が抱える問題を解消でき、機能性及び使用性に優れた画像形成装置の提供を、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術における諸問題が、標準排紙トレイを非機能状態にして中継搬送手段を標準排紙トレイの位置に設置するという構成に起因していると考え、その改善を狙ったものである。
具体的には、請求項1記載の発明では、装置本体の一側面側に設けられ、画像形成された用紙を排紙する第1の排紙手段と、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を積載する第1の排紙トレイと、装置本体にオプションとして上記第1の排紙トレイより上方へ間隔を有して設置可能に設けられ、且つ、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記装置本体の一側面側と対向する他側面側に搬送する中継搬送手段とを備えた画像形成装置において、上記第1の排紙トレイが装置本体の上面に設けられ、上記中継搬送手段は、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記中継搬送手段内に案内する開いた状態と上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記第1の排紙トレイに排紙させる閉じた状態とに開閉可能な搬送路切換手段を備え、上記中継搬送手段がオプションとして設置されていない場合には、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記第1の排紙トレイに排紙し、上記中継搬送手段がオプションとして設置されている場合には、上記搬送路切換手段が閉じた状態のとき、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記第1の排紙トレイに排紙し、上記搬送路切換手段が開いた状態のとき、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記中継搬送手段により装置本体の一側面側から他側面側に搬送する、という構成を採っている。
【0010】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の構成において、上記第1の排紙手段より上方に設けられ、画像形成された用紙を排紙する第2の排紙手段を備え、上記第2の排紙手段から排紙された用紙を積載する第2の排紙トレイを上記搬送路切換手段の上に設けた、という構成を採っている。
【0011】
請求項3記載の発明では、請求項1記載の構成において、上記第1の排紙手段より上方に設けられ、画像形成された用紙を排紙する第2の排紙手段を備え、上記第2の排紙手段から排紙された用紙を積載する第2の排紙トレイが上記中継搬送手段に一体的に構成されている、という構成を採っている。
【0012】
請求項4記載の発明では、請求項3記載の構成において、上記中継搬送手段が、用紙の一面側に対応する上側部材と、用紙の他面側に対応する下側部材とから構成され、該上側部材が上記第2の排紙トレイである、という構成を採っている。
【0013】
請求項5記載の発明では、請求項3又は4記載の構成において、上記第2の排紙トレイは少なくともその一部が透明部材により形成され、上記中継搬送手段の搬送路の一部が視認可能である、という構成を採っている。
【0014】
請求項6記載の発明では、請求項3記載の構成において、上記中継搬送手段が、用紙の一面側に対応する上側部材と、用紙の他面側に対応する下側部材とから構成され、上記中継搬送手段の上側部材と下側部材のいずれか一方のみが用紙を搬送するコロ等の搬送部材を備え、他方は少なくとも用紙搬送時には固定されるガイド部材としてなる、という構成を採っている。
【0015】
請求項7記載の発明では、請求項6記載の構成において、上記中継搬送手段の上側部材と下側部材のうち上記ガイド部材としてなる方は用紙の搬送方向と平行なリブを有し、該リブは上記コロ等の搬送部材に対して用紙の搬送方向と直角な方向に関して組み違え位置に配置されている、という構成を採っている。
【0016】
請求項8記載の発明では、請求項6記載の構成において、上記中継搬送手段の上側部材と下側部材のうち上記ガイド部材としてなる方の一部が開閉可能に形成されている、という構成を採っている。
【0017】
【実施例】
以下、図に基づいて本発明の実施例を説明する。
先ず、画像形成装置2における画像形成動作を説明する。図1に示すように、装置本体4内の下部に備えられた給紙トレイ50から給紙コロ群52によって供給された用紙は、搬送コロ54によってレジストローラ対56に送られる。そして、スキャナ14からの画像データに対応して書き込みユニット58により感光体ドラム60上に作像されたトナー像とタイミングを合わせられてレジストローラ対56より転写部62ヘ搬送され、トナー像を転写される。未定着トナー像を載せた用紙は定着部64へと搬送され、定着後搬送コロ65によって排紙部66へ搬送される。
【0018】
排紙部66へ搬送された定着済みの用紙は、排紙手段8によって装置本体4の上面に形成された標準排紙トレイとしての第1の排紙トレイ6に排紙されるか、あるいは排紙手段12によって第1の排紙トレイ6の上方に設けられたオプション排紙トレイとしての第2の排紙トレイ10に排紙される。搬送コロ65から排紙手段8又は排紙手段12への案内は、図示しない分岐爪によってなされる。
【0019】
装置本体4の排紙手段8側と反対側の側面には付設装置としての後処理装置16(例えばステープラー)が付設されている。これに対応して、第1の排紙トレイ6から上方に間隔をおいて、且つ、第2の排紙トレイ10の下面側には、排紙手段8から排紙される用紙を後処理装置16に搬送する中継搬送手段18が備えられている。
【0020】
第2の排紙トレイ10は中継搬送手段18と一体的に構成されており、第2の排紙トレイ10が中継搬送手段18の一部を兼ねるようになっている。すなわち、中継搬送手段18が下側部材として、第2の排紙トレイ10が上側部材としてなり、全体として中継搬送機能を呈するようになっている。
【0021】
第2の排紙トレイ10は、図2に示すように、装置本体4に固定される後半部20と、この後半部20に上下方向に回動自在に連結された前半部22とから構成されており、前半部22は透明部材により形成されている。後半部20、前半部22共に断面コ字形のフレーム状に形成されており、それらの内部には用紙の搬送方向に延びるリブ10aが形成されている。
【0022】
中継搬送手段18は、図示しない駆動源に接続されて回転駆動される搬送部材としての複数の搬送コロ24(コロ自体及び回転軸を含む)を備えており、その後端には、上下方向に開閉可能な搬送路切換手段25が設けられている。
第2の排紙トレイ10と中継搬送手段18を一体に組み付けた場合、図3に示すように、中継搬送手段18の搬送コロ24に対して第2の排紙トレイ10のリブ10aが用紙の搬送方向と直角な方向(用紙の幅方向)に関して組み違え位置になるように、すなわち、互いにずれるように構成されている。
用紙はリブ10aと搬送コロ24との間で挟まれ、搬送される。搬送コロ24は上側部材としての第2の排紙トレイ10に設けてもよく、また、第2の排紙トレイ10と中継搬送手段18の双方に設けてもよい。また、搬送部材としてはコロに限らず搬送ベルトを使用することもできる。
【0023】
第2の排紙トレイ10の一部である前半部22が透明部材で形成されているので、画像形成装置2のオペレーターは、図4に示すように、中継搬送手段18内での搬送状況を容易に視認でき、ジャムが発生したと確認した場合には、図5に示すように、第2の排紙トレイ10の前半部22を上方に引き上げて容易にジャム処理を行うことができる。中継搬送手段18の用紙搬送時には、第2の排紙トレイ10の前半部22は図示しない係合手段によって固定されるようになっている。
【0024】
図1は、搬送路切換手段25が開いた状態を示しており、これによって排紙手段8を出た用紙は中継搬送手段18内に案内され、後処理装置16へ搬送される。
第1の排紙トレイ6へ通常排紙する場合には、図6に示すように搬送路切換手段25が閉じられる。排紙手段8を出た用紙は搬送路切換手段25によって中継搬送手段18内への進入を阻まれ、第1の排紙トレイ6に排紙される。第2の排紙トレイ10へ排紙する場合には、図6に破線で示す排紙経路となり、第2の排紙トレイ10の上面は従来と同様にトレイとして機能する。
【0025】
このように、中継搬送手段18を第2の排紙トレイ10の下面側に設け、且つ、第2の排紙トレイ10が中継搬送手段18の一部を兼ねる一体的構成とすることにより、第1の排紙トレイ6と第2の排紙トレイ10を非機能状態にすることなくそのまま使用することができ、各トレイとスキャナ14との間隔は変化しないので、排紙された用紙が取り出しにくくなることもない。中継搬送手段18を第2の排紙トレイ10とは独立に設けてもよいが、一体的構成とすることによって第1の排紙トレイ6のトレイ容量の減少を極力少なくすることができる。
また、第1の排紙トレイ6及び第2の排紙トレイ10は本来のトレイ長さをそのまま維持することになるので、トレイ長さを確保するためには第1の排紙トレイ6が装置本体4から突出せざるを得ない、という問題も解消できる。
また、中継搬送手段18を第2の排紙トレイ10の裏面側に設けることによって中継搬送手段18の搬送路の直線性が向上し、搬送性の向上が得られる。
また、搬送路切換手段25によって搬送路を切り換える構成としたので、中継搬送手段18に対する個別な排紙手段を設ける必要がなく、既存の排紙手段8によって中継搬送手段18又は第1の排紙トレイ6へ選択的に案内することができる。
【0026】
上記実施例では搬送路切換手段25を中継搬送手段18に設けたが、図7に示すように中継搬送手段18の一部としての第2の排紙トレイ10に設ける構成とすることもできる。この場合には中継搬送手段18が装置本体4に固定されることになる。本参考例では第2の排紙トレイ10と中継搬送手段18との間で排紙手段12が共用されることになり、搬送路切換手段25が実線の位置にある場合には排紙手段12から出た用紙は中継搬送手段18へ案内され、二点鎖線で示す位置にある場合には第2の排紙トレイ10へ排紙される。
このように搬送路切換手段25は中継搬送手段18と中継搬送手段18の一部としての第2の排紙トレイ10のいずれに設けても良いが、上記実施例のように中継搬送手段18に設ける方が、第2の排紙トレイ10の標準化を図ることができるので有利である。
【0027】
また、上記実施例では第2の排紙トレイ10の前半部22全体を回動自在に設ける構成としたが、図8に示すように、前半部22の一部22aのみを回動自在とし、且つ、この一部22aのみを透明部材で形成する構成とすることもできる。一部22aのみを透明部材で形成した場合でもオペレーターによる中継搬送手段18内の搬送状況の視認は容易であり、ジャム処理を容易に行うことができる。なお、上記実施例と同様に、一部22aは中継搬送手段18の用紙搬送時は固定される。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、装置本体の一側面側に設けられ、画像形成された用紙を排紙する第1の排紙手段と、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を積載する第1の排紙トレイと、装置本体にオプションとして上記第1の排紙トレイより上方へ間隔を有して設置可能に設けられ、且つ、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記装置本体の一側面側と対向する他側面側に搬送する中継搬送手段とを備えた画像形成装置において、上記第1の排紙トレイが装置本体の上面に設けられ、上記中継搬送手段は、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記中継搬送手段内に案内する開いた状態と上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記第1の排紙トレイに排紙させる閉じた状態とに開閉可能な搬送路切換手段を備え、上記中継搬送手段がオプションとして設置されていない場合には、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記第1の排紙トレイに排紙し、上記中継搬送手段がオプションとして設置されている場合には、上記搬送路切換手段が閉じた状態のとき、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記第1の排紙トレイに排紙し、上記搬送路切換手段が開いた状態のとき、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記中継搬送手段により装置本体の一側面側から他側面側に搬送する構成としたので、第1の排紙トレイを非機能状態にすることなく、後処理装置等への搬送機能を得ることができる。また、標準排紙トレイとしての第1の排紙トレイのトレイ容量も十分に維持することができる。
また、搬送路切換手段を、第1の排紙トレイに対する排紙手段を中継搬送手段との間で共用できるので、第1の排紙トレイを非機能状態にすることなく、後処理装置等への搬送機能を得ることができ、且つ、構成の簡易化を図ることができる。
【0029】
請求項2記載の発明によれば、上記第1の排紙手段より上方に設けられ、画像形成された用紙を排紙する第2の排紙手段を備え、上記第2の排紙手段から排紙された用紙を積載する第2の排紙トレイを上記搬送路切換手段の上に設けた構成としたので、第1の排紙トレイと第2の排紙トレイを非機能状態にすることなく、後処理装置等への搬送機能を得ることができる。また、標準排紙トレイとしての第1の排紙トレイのトレイ容量も十分に維持することができる。
請求項3記載の発明によれば、上記第1の排紙手段より上方に設けられ、画像形成された用紙を排紙する第2の排紙手段を備え、上記第2の排紙手段から排紙された用紙を積載する第2の排紙トレイが上記中継搬送手段に一体的に構成されている構成としたので、第1の排紙トレイのトレイ容量の減少をさらに少なくすることができる。
【0030】
請求項4記載の発明によれば、中継搬送手段と第2の排紙トレイを一体的に構成し、第2の排紙トレイに中継搬送手段の一部を兼ねさせる構成としたので、第1の排紙トレイのトレイ容量の減少をさらに少なくすることができる。
【0031】
請求項5記載の発明によれば、中継搬送手段の一部を兼ねる第2の排紙トレイの一部を透明部材で形成する構成としたので、中継搬送手段内の搬送状況を容易に視認することができ、ジャヤムが発生した場合には迅速に対応することができる。
【0032】
請求項6記載の発明によれば、中継搬送手段の上側部材と下側部材のいずれか一方のみに搬送部材を設ける構成としたので、中継搬送手段の上下方向の厚みを少なくでき、よって第1の排紙トレイのトレイ容量の減少を抑制しながら後処理装置等への中継搬送機能を得ることができる。
【0033】
請求項7記載の発明によれば、リブと搬送コロとを組み違いになるように配する構成としたので、中継搬送手段の上下方向の厚みを少なくでき、よって第1の排紙トレイのトレイ容量の減少を抑制しながら後処理装置等への中継搬送機能を得ることができる。
【0034】
請求項8記載の発明によれば、中継搬送手段の上側部材と下側部材のうちガイド部材としてなる方の一部が開閉可能に形成されている構成としたので、搬送部材を備えた方を開閉することなく容易にジャム処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体概要図である。
【図2】図1で示した実施例における第2の排紙トレイと中継搬送手段の分解斜視図である。
【図3】同組立斜視図である。
【図4】図1で示した実施例における要部斜視図である。
【図5】図1で示した実施例における第2の排紙トレイの一部を開放した状態を示す斜視図である。
【図6】図1で示した実施例において、搬送路切換手段を駆動して搬送路を切り換えた状態を示す要部側面図である。
【図7】搬送路切換手段の設置位置の変形例を示す要部側面図である。
【図8】第2の排紙トレイの一部開閉構造の変形例を示す斜視図である。
【図9】従来の排紙構造を示す要部側面図である。
【図10】従来において中継搬送手段を設置した場合の要部側面図である。
【符号の説明】
4 装置本体
6 第1の排紙トレイ
8 排紙手段
10 第2の排紙トレイ(上側部材、ガイド部材)
12 排紙手段
16 後処理装置
18 中継搬送手段(下側部材)
24 搬送部材としての搬送コロ
25 搬送路切換手段
Claims (8)
- 装置本体の一側面側に設けられ、画像形成された用紙を排紙する第1の排紙手段と、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を積載する第1の排紙トレイと、装置本体にオプションとして上記第1の排紙トレイより上方へ間隔を有して設置可能に設けられ、且つ、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記装置本体の一側面側と対向する他側面側に搬送する中継搬送手段とを備えた画像形成装置において、
上記第1の排紙トレイが装置本体の上面に設けられ、上記中継搬送手段は、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記中継搬送手段内に案内する開いた状態と上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記第1の排紙トレイに排紙させる閉じた状態とに開閉可能な搬送路切換手段を備え、上記中継搬送手段がオプションとして設置されていない場合には、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記第1の排紙トレイに排紙し、上記中継搬送手段がオプションとして設置されている場合には、上記搬送路切換手段が閉じた状態のとき、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記第1の排紙トレイに排紙し、上記搬送路切換手段が開いた状態のとき、上記第1の排紙手段から排紙された用紙を上記中継搬送手段により装置本体の一側面側から他側面側に搬送することを特徴とする画像形成装置。 - 上記第1の排紙手段より上方に設けられ、画像形成された用紙を排紙する第2の排紙手段を備え、上記第2の排紙手段から排紙された用紙を積載する第2の排紙トレイを上記搬送路切換手段の上に設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 上記第1の排紙手段より上方に設けられ、画像形成された用紙を排紙する第2の排紙手段を備え、上記第2の排紙手段から排紙された用紙を積載する第2の排紙トレイが上記中継搬送手段に一体的に構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 上記中継搬送手段が、用紙の一面側に対応する上側部材と、用紙の他面側に対応する下側部材とから構成され、該上側部材が上記第2の排紙トレイであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 上記第2の排紙トレイは少なくともその一部が透明部材により形成され、上記中継搬送手段の搬送路の一部が視認可能であることを特徴とする請求項3又は4記載の画像形成装置。
- 上記中継搬送手段が、用紙の一面側に対応する上側部材と、用紙の他面側に対応する下側部材とから構成され、上記中継搬送手段の上側部材と下側部材のいずれか一方のみが用紙を搬送するコロ等の搬送部材を備え、他方は少なくとも用紙搬送時には固定されるガイド部材としてなることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 上記中継搬送手段の上側部材と下側部材のうち上記ガイド部材としてなる方は用紙の搬送方向と平行なリブを有し、該リブは上記コロ等の搬送部材に対して用紙の搬送方向と直角な方向に関して組み違え位置に配置されていることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
- 上記中継搬送手段の上側部材と下側部材のうち上記ガイド部材としてなる方の一部が開閉可能に形成されていることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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