JP2003073009A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003073009A
JP2003073009A JP2001271940A JP2001271940A JP2003073009A JP 2003073009 A JP2003073009 A JP 2003073009A JP 2001271940 A JP2001271940 A JP 2001271940A JP 2001271940 A JP2001271940 A JP 2001271940A JP 2003073009 A JP2003073009 A JP 2003073009A
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recording material
relay
image forming
forming apparatus
paper discharge
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Application number
JP2001271940A
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Inventor
Risa Eguchi
利佐 江口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴内空間部に排出される記録材の積載領域や
取り出しスペースを確保しながら、記録材受け部材上で
の記録材の乱れを抑えて良好なジャム処理を行える胴内
排出式の画像形成装置を提供する。 【解決手段】 胴内空間部50に、複数段の排紙トレイ
41,42と、胴内空間部50内に排出される用紙51
を排紙トレイ41へ選択的に案内する中継排紙部44と
を設ける。排紙トレイ41への用紙の案内を可能とする
案内位置と用紙のジャム処理位置とに中継排紙部44を
移動可能とし、排紙トレイ41との間隔を変化させる方
向に排紙トレイ42を移動可能に設ける。そして、中継
排紙部44の移動範囲から外れるように排紙トレイ42
を形成し、中継排紙部44が案内位置を占めたときに、
排紙トレイ42の記録材積載面42cの一部を構成する
ように設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、各種プリ
ンター、ファクシミリ、スキャナ、あるいはこれらの複
合機等の画像形成装置であって、特に記録材が胴内空間
部に排出される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、装置の外部に突出し
ていた記録材受け部としての排紙トレイを装置本体の設
置面積内に収まるように、装置本体に形成した胴内空間
部に配置してウイングレス化して、装置の省スペース化
を図った胴内排出式のものがある。例えば、特開200
0−72310号に記載の画像形成装置では、記録材を
分類して排出するために、複数の排紙トレイを胴内空間
部内に多段化して配置するとともに、排紙トレイの内の
上段側に位置する第2の排紙トレイを下段側に位置する
第1の排紙トレイとの間隔を変化させる方向に移動可能
とし、記録材の取出性の向上を図っている。この装置に
は、第1の排紙トレイへ記録材を案内可能とする案内位
置と記録材のジャム処理位置とに回動可能な中継排紙部
が胴内空間部に設けられていて、中継排紙部をジャム処
理位置に移動させることで、ジャム処理を可能としてい
る。また、この画像形成装置は、一端が装置外部に開口
され、他端が中継排紙部と連通可能に設けられた中継搬
送部を有し、中継排紙部にフラップ等の方向切換手段を
設けて、記録材を案内位置において中継搬送部と第1の
排紙トレイとへ選択的に案内するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の胴内排出式の画
像形成装置では、装置本体という限られた空間に形成さ
れた胴内空間部に両者を設けているので、排紙トレイに
使用できるスペース、すなわち、積載領域は狭く、中継
排紙部を移動したときに第2の排紙トレイと干渉して、
このトレイを移動させてしまうことがある。このため、
記録材が第2の排紙トレイに積載されている状態で中継
排紙部のジャム処理を実行すると、記録材の積載状態が
乱れてしまうというスタック性に関する課題がある。本
発明は、胴内空間部に排出される記録材の積載領域や取
り出しスペースを確保しながら、記録材受け部材上での
記録材の乱れを抑えて良好なジャム処理を行える胴内排
出式の画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、胴内空間部内に排出される記録材を
積載する複数段の記録材受け部と、胴内空間部に排出さ
れる記録材を複数段の記録材受け部の内の第1の記録材
受け部へ選択的に案内する中継排紙部とが胴内空間部に
設けられ、中継排紙部が、第1の記録材受け部への記録
材の案内を可能とする案内位置と記録材のジャム処理位
置とに移動可能であり、複数段の記録材受け部の内の第
2の記録材受け部が、第1の記録材受け部との間隔を変
化させる方向に移動可能な画像形成装置において、中継
排紙部の移動範囲から外れるように第2の記録材受け部
を形成するとともに、中継排紙部が案内位置を占めたと
きに第2の記録材受け部の記録材積載面の一部を構成す
るように中継排紙部を設けた画像形成装置を提案してい
る。
【0005】本発明によると、第2の記録材受け部が中
継排紙部の移動範囲から外れるように形成されているの
で、中継排紙部を移動しても中継排紙部と第2の記録材
受け部とが干渉しない。中継排紙部は、案内位置を占め
たときには第2の記録材受け部の記録材積載面の一部を
構成するので、胴内空間部に排出された記録材を第2の
記録材受け部の記録材積載面と中継排紙部とによって受
けることができ、胴内空間部内での記録材の積載領域を
確保できる。
【0006】請求項2では、請求項1記載の画像形成装
置において、中継排紙部は、記録材積載面に習う形状に
形成された案内面を有し、中継排紙部が案内位置を占め
たときに案内面が記録材積載面と略連続する画像形成装
置を提案している。本発明によると、記録材積載面に習
う形状に形成された中継排紙部の案内面と、第2の記録
材受け部の記録材積載面とによって胴内空間部内での記
録材の積載領域が確保される。
【0007】請求項3では、請求項2記載の画像形成装
置において、中継排紙部がジャム処理位置を占めたとき
に、案内面が記録材積載面に対して交差する位置を占め
るように中継排紙部を設けた画像形成装置を提案してい
る。本発明によると、中継排紙部がジャム処理位置を占
めたときに、案内面が記録材積載面に対して交差する位
置を占めるので、中継排紙部の移動に伴い、案内面と記
録材積載面とにまたがるように積載された記録材が、案
内面に押されて記録材積載面側に移動して、記録材積載
面上で揃えられる。
【0008】請求項4では、請求項2または3記載の画
像形成装置において、中継排紙部がその外観を形成する
ケースを有し、このケースの外面で案内面を構成した画
像形成装置を提案している。請求項5では、請求項1、
2、3または4記載の画像形成装置において、一端が装
置外部に開口され、他端が中継排紙部と連通可能に設け
られた中継搬送部を有し、中継排紙部が記録材を案内位
置において中継搬送部と第1の記録材受け部とへ選択的
に案内する機能を有する画像形成装置を提案している。
【0009】請求項6では、請求項1、2、3、4また
は5記載の画像形成装置において、中継排紙部を装置本
体に対して着脱自在とし、第2の記録材受け部が、記録
材積載面を有する本体と、この本体に対して伸縮可能な
延長部とを有する画像形成装置を提案している。本発明
によると、中継排紙部が装置から取り除かれた場合に
は、第2の記録材受け部の本体から延長部を伸ばすこと
で、胴内空間部内での記録材の積載領域が確保される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明にかかる画像形成装置の実
施の形態について図面を用いて説明する。図1に示す画
像形成装置は、装置本体15の略中央部に作像部1が配
置され、その直ぐ下方に給紙部2、上方に排紙部4が配
置されている。給紙部2には、上下2段の給紙カセット
21が配置されている。各給紙カセット21には、記録
材としての用紙51を上昇するための底板22がそれぞ
れ取り付けられている。給紙部2には、各底板22によ
って持ち上げられた用紙51をそれぞれ分離して送り出
す呼び出しローラ23と、送り出された用紙51をレジ
ストローラ対14に向かって搬送する複数の送り出しロ
ーラ対24が設けられている。給紙部2は、必要に応じ
てカセット段数を増減することができる。各給紙カセッ
ト21内には、同一サイズの用紙を同一あるいは異なる
向きで収納してもよいし、異なるサイズの用紙を同一あ
るいは異なる向きで収納してもよい。本形態では、上段
の給紙カセット21に用紙51が長手方向に送り出され
る向きで収納されている。
【0011】作像部1の上方には、胴内空間部(以下
「空間部」と記す)50を隔てて原稿読み取り部として
のスキャナ部3が設けられている。作像部1とスキャナ
部3との間の空間部50は排紙部4として形成され、作
像部1を通過して画像形成された用紙51が排出される
ようになっている。
【0012】作像部1は、像担持体として有機感光体か
らなる感光体ドラム5を備えている。有機感光体として
はベルト状のものを使用してもよい。感光体ドラム5の
周囲には、ドラム表面に帯電処理を行う帯電手段として
の帯電チャージャ6、画像情報を感光体ドラム5上にレ
ーザ光で照射して静電潜像を形成する露光装置7、感光
体ドラム5上に形成される静電潜像にトナーを供給して
可視像化する現像装置8、感光体ドラム5上のトナー像
を用紙51に転写する転写ローラ9、感光体ドラム5上
の残留トナーを除去回収するクリーニング装置10等が
配置されている。感光体ドラム5と転写ローラ9とで構
成される転写部よりも用紙搬送方向の下流側には、トナ
ー画像を転写された用紙51に対して定着処理を施す定
着装置11が配設されている。定着装置11の近傍に
は、定着装置11を通過した用紙51を排紙部4に向か
って搬送する搬送部17が形成されているスキャナ部3
では、コンタクトガラス32上に載置された図示しない
原稿の読取走査を行うための、原稿照明用光源とミラー
によりなる読取走行体31が走査方向に移動可能に設け
られている。この読取走行体31により、走査された画
像情報は、レンズ34の後方に設けられた画像読取装置
33に画像信号として読み込まれる。読み込まれた画像
信号は、デジタル化されて画像処理される。
【0013】露光装置7は、画像処理された信号に基づ
いて図示しないレーザーダイオードを駆動し、レーザー
ダイオードからレーザ光を照射しポリゴンミラーで反射
した後、複数のミラーを介して、感光体ドラム5上に照
射して、このドラム上に静電潜像を形成する周知の構成
である。
【0014】排紙部4は、画像形成装置の正面を除く三
方が装置本体15を形成する壁面によって取り囲まれて
構成されており、スキャナ部3を上方に持ち上げ支持し
ている。その結果、画像形成された用紙51は画像形成
装置の胴内に排紙されることになり、原稿が例えば機密
文書であっても、その複写物の内容が近くの人に盗み見
され難くなる。
【0015】排紙部4は、空間部50内に排出される用
紙51を積載する複数段の記録材受け部としての第1の
排紙トレイ41と第2の排紙トレイ42、搬送部17と
接続され、搬送部17を通って作像部1から搬送された
用紙51を排紙トレイ41と第2トレイ42へ案内して
排出する排紙部43、排紙部43から排出される用紙5
1を排紙トレイ41へ選択的に案内して排出する中継排
紙部44、一端45aが装置外部に開口され、他端45
bが中継排紙部44に連通可能に設けられた搬送路45
を備えた中継搬送部46を備えている。排紙部4は、必
要に応じて、もしくは排紙部4として設定されたスペー
スの大きさによって排紙トレイを3段以上にすることが
できる。
【0016】中継搬送部46は、ケースで覆われた第1
搬送部46Aと第2搬送部46Bとから構成されてい
て、空間部50の底部50aに置かれている。第1搬送
部46Aは、底部50aに固定され、第2搬送部46B
は、図2に示すように、軸501を中心に上方に向かっ
て回動自在に設けられていて、搬送路45の一部を開放
可能としている。搬送路45には、図示しない駆動モー
タによって回転駆動される搬送ローラ対502,50
3,504が配設されている。中でも、第2搬送部46
B内の搬送ローラ対504は、搬送路45の一端45a
に接続される用紙後処理装置600との連結ローラ対を
構成している。図3において、符号505は、第2搬送
部46Bを回動させる際に利用する取手である。用紙処
理装置600としては、用紙仕分け機、用紙綴じ機、用
紙折り曲げ機等が挙げられる。
【0017】排紙トレイ41は、図1,図2に示すよう
に、第1及び第2搬送部46A、46Bの上面に、排紙
部43側が低くなるように傾斜して形成されていて、本
形態では最下段の排紙トレイを構成している。排紙トレ
イ42は、排紙トレイ41の上方に間隔を持って配設さ
れていて、本形態では最上段の排紙トレイを構成してい
る。排紙トレイ42は、図3に示すように、矢印Xで示
す用紙51の排紙方向(以下「排紙方向X」と記す)に
延在するトレイ本体42Aと、トレイ本体42Aに回動
自在に設けられた張出部42Bとから構成されている。
トレイ本体42の前縁42dには、トレイ中央に向かっ
てへこんだ切欠部404が形成されている。張出部42
Bは、この切欠部404内に、排紙方向Xと略平行に配
置された軸402によって上下方向に回動自在に支持さ
れている。図3において符号300は、装置の正面側で
あり、排紙部300からの用紙取出口となる。
【0018】トレイ本体42Aは、排紙方向Xに位置す
る端部42aが、矢印Yで示す排紙方向Xと平面的に見
て交差するトレイ幅方向(以下「トレイ幅方向Y」と記
す)に伸びる軸401を介して取付部403に回動自在
に支持されている。この取付部403は、図1、図2に
示すように空間部50の右方に位置する壁部4Aに固定
されるものである。このため、排紙トレイ42は排紙ト
レイ41との間隔を変化させる方向に、すなわち、上下
方向に移動可能に装置本体15に取り付けられることに
なる。
【0019】空間部50には、排紙トレイ42の下方へ
の移動を規定して用紙51を受けて積載する初期位置に
排紙トレイ42を保持するストッパー52が装置奥側の
壁部に固定されて配置されている。排紙トレイ42は、
その上面を用紙積載面42cとしと、初期位置にあると
きに、この用紙積載面42cが排紙部43に向かうにつ
れて低くなる円弧面とされている。
【0020】排紙部43は、空間部50の左方に配置さ
れている。排紙部43は、用紙51を排紙トレイ42へ
搬送案内する排紙搬送路43Aと、排紙トレイ41へ搬
送案内する排紙搬送路43とを備えている。排紙搬送路
43A,43Bの端部は、空間部50に向かって開口し
ていて、開口近傍には排紙ローラ対47,48がそれぞ
れ設けられている。排紙搬送路43Aと排紙搬送路43
Bの間には、用紙搬送方向を排紙搬送路43Aと排紙搬
送路43Bとへ選択的に切り換えるためのフラップ49
が設けられている。このフラップ49は、図2に示すよ
うに、用紙51を排紙搬送路43Bに案内する実線で示
す第1の位置と、用紙51を排紙搬送路43Aへ案内す
る一点鎖線で示す第2の位置とを占めるように、軸49
aを中心として揺動自在に支持されており、適宜図示し
ない駆動手段によってその位置が切り換えられるように
構成されている。
【0021】中継排紙部44は、装置本体15に対して
着脱自在に設けられ、装着時には、排紙搬送路43Bに
接続するように排紙トレイ41の左端部上に配置され
る。中継排紙部44は、図1に示すように、その外観を
形成するケース440を備えている。このケース440
内には、図2に示すように用紙51を排紙トレイ41に
案内する搬送路441と搬送路45へつながる搬送路4
42、用紙51を搬送路441と搬送路442とに選択
的に切り換えるためのフラップ443、搬送路441か
ら用紙51を排紙トレイ41へ排出する排紙ローラ対4
44が設けられている。フラップ443は、用紙51を
搬送路441に案内する実線で示す排出位置と、用紙5
1を搬送路442から搬送路45へ案内する一点鎖線で
示す中継位置とを占めるように、軸445を中心にして
揺動自在に支持されていて、図示しない駆動手段によっ
てその位置が切り換えられるように構成されている。こ
れら搬送路441,442とフラップ443及び排紙ロ
ーラ対444は、ケース440に取り付けられている。
【0022】ケース440は、図2に示すように、排紙
トレイ41への用紙51の案内を可能とする実線で示す
案内位置と、排紙搬送路43Bや搬送路45との接続を
断って排紙搬送路43Bや搬送路45との接続部を開放
するジャム処理位置とに軸411で回動自在に支持され
て移動可能とされている。本形態において、ケース44
0は、排紙トレイ42に向かって回動自在とされてい
る。ケース440の正面側には、図3に示すように、ケ
ース440を回動させる際に使用する取手412が形成
されている。
【0023】中継排紙部44は、排紙トレイ42の用紙
積載面42cに習う形状に形成された案内面446を有
している。この案内面446は、ケース440の外面に
形成されていて、ケース440が案内位置を占めたとき
に初期位置を占めている排紙トレイ42の用紙積載面4
3cと略連続する面となるように形成されている。すな
わち、中継排紙部44は、ケース440が案内位置を占
めているときには、用紙積載面42cの一部を構成する
ように構成されている。中継排紙部44は、ケース44
0がジャム処理位置を占めたときに、排紙トレイ42の
先端42b側で案内面446が用紙積載面43cに対し
て装置正面側から見て交差する起立位置を占めるように
構成されている。
【0024】ここで、トレイ本体42Aと中継排紙部4
4の関係について説明する。トレイ本体42Aの排紙方
向Xにおける全長、すなわち、端部42aから先端42
bまでの長さは、排紙トレイ42を装置本体15に装着
した状態で、先端42bが中継排紙部44の手前近傍で
あって、ケース440の移動範囲から外れる長さとされ
ている。ここでいうケース440の移動範囲とは、案内
位置とジャム処理位置との間の範囲である。
【0025】中継排紙部44と隣接し、空間部50側に
位置する排紙部43の内側面43Cには、段部43Dが
形成されていて、この段部43Dには排紙トレイ42上
の用紙51の有無を検出するための検知センサS1が設
けられている。装置変体15には、検知センサS1が排
紙トレイ42上の用紙51を検知すると点灯する図示し
ないLED等の表示装置が設けられていて、装置を使用
するオペレータに用紙51が載置されたことを知らせる
ようになっている。
【0026】このような構成の画像形成装置による排紙
部4への用紙51の排出動作について説明する。ここで
は中継排出部44が図2に示すように、装置本体15に
装着されていてケース440が実線で示す案内位置を占
めているものとする。
【0027】作像部1から定着装置11、搬送部17を
経て排紙部43に搬送された用紙51は、図2に示すよ
うに、フラップ49が実線で示す第1の位置にあり、フ
ラップ443が実線で示す排出位置にあると、搬送路4
41へ搬送されて排紙トレイ41上に順次排出されて積
載される。フラップ443が一端鎖線で示す中継位置に
あると、用紙51は搬送路43Bから搬送路45へと搬
送されて用紙後処理装置600へと搬送される。
【0028】排紙部43のフラップ49が一点鎖線で示
す第2の位置とを占めていると、用紙51は、搬送部1
7から搬送路43Aへと案内されて排紙ローラ対47に
よって排紙トレイ42へ順次排出される。排出された用
紙51は、用紙積載面43cが排紙部43に向かって低
くなる円弧面とされているので、用紙積載面43c上を
排紙部43に向かってすべり落ちる。このため、用紙5
1の端部51aは、排紙部43の内側面43Cに当接し
た状態で、かつ用紙積載面43cと案内面446とに跨
った状態で積載される。このため、排紙トレイ42の全
長を短くしても、案内面446が用紙積載面43cの延
長面を構成するので、用紙51の積載領域を確保するこ
とができる。
【0029】用紙積載面43cと案内面446とに用紙
51が跨った状態で、ジャム処理をすべく、ケース44
0を図2に実線で示す案内位置から一点鎖線で示すジャ
ム処理位置へと回動させると、図4に示すように案内面
446上の用紙51が案内面446によって用紙積載面
43cに向かって押される。このため、用紙51は、用
紙積載面43c上で、案内面446にその端部51aが
当接した状態で整列されて積載されることになる。よっ
て、ジャム処理のために排紙トレイ42を持ち上げずに
済むと共に、中継排紙部44を移動しても用紙51の乱
れを防止することができる。
【0030】また、本実施形態においては、作像部1に
おいて、画像は用紙51の表面に形成され、排紙部4に
搬送される際には、表裏反転されて搬送排紙されるの
で、排紙トレイ41,42には、画像面が下向きで排出
されるので、用紙51の画像面をオペレータが直接目視
できないので、形成された画像の機密性を保持する点で
も好ましい。
【0031】図5は、排紙トレイ42のトレイ本体42
Aに、トレイ本体42に対して伸縮可能な延長部として
の補助トレイ420を設けたものである。この補助トレ
イ420は、その上面420aが用紙積載面42cに習
う形状に形成された板状部材で構成されている。補助ト
レイ420は、排紙方向Xにスライド自在にトレイ本体
42の内部に支持されている。図5の形態では、補助ト
レイ420をトレイ本体42Aの内部に収納するように
しているが、この形態に限定されるものではない。例え
ば、トレイ本体42の用紙積載面42cと反対側の裏面
側にスライド自在に支持する形態であってもよい。補助
トレイ420は板状部材で構成したが、不使用時には収
縮状態となり、使用時には伸びる折畳み式に構成したも
のであってもよい。補助トレイ420は、用紙51を積
載できる強度を持つ材料である樹脂材や棒材等で作られ
ている。
【0032】このように、トレイ本体42に対して伸縮
可能な補助トレイ420を設けることで、図6に示すよ
うに中継排紙部44が装置本体15から取り除かれてい
る場合でも、補助トレイ420をトレイ本体42から伸
ばし、内側面43Cの段部43Dに引っ掛けて係止する
ことで、用紙積載面43cの延長面を構成するので、用
紙51の積載領域を確保することができる。また、トレ
イ本体42Aに補助トレイ420を設けることで、中継
排紙部44を使用しない装置にも排紙トレイ42を使用
することができ、部品の共通化を図ることができる。
【0033】上記形態において、排紙トレイ42を支持
する取付部403の固定場所は、排紙方向Xに位置する
壁部4Aとされているが、この場所は、第2搬送部46
Bの開閉方向によって変えた方が望ましい。上記形態で
は、第2搬送部46Bの開閉が取出口300に対して直
角に行われる、すなわち、壁面4A側に向かって開閉自
在とされている。よって、取付部403は、排出方向X
の下流側に位置する壁部4Aに固定し、排紙トレイ42
は排出方向Xの下流側に位置する端部42a側を回動支
点として、排出方向Xの上流側側に位置する先端42b
を自由端とした方がよい。
【0034】第2搬送部46Bの開閉が取出口300に
平行な支点を基準に行われる場合、例えば、取出口30
0と反対側に位置する空間部50の奥側を回動支点とし
て取手505側を開閉自在とする。この場合には、図7
に示すように、取付部403を取出口300の反対側の
壁部4Bに固定し、トレイ本体42Aの後縁42e側を
回動支点とし、取出口300に位置する前縁42d側を
自由端とするのが、トレイの回動方向と第2搬送部46
Bの開閉方向とが同一となるので好ましい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、中継排紙部を移動して
も中継排紙部と第2の記録材受け部とが干渉せず、胴内
空間部に排出された記録材は第2の記録材受け部の記録
材積載面と中継排紙部とによって受けることができるの
ので、胴内空間部に排出される記録材の積載領域や取り
出しスペースを確保しながら、記録材受け部材上での記
録材の乱れを抑えて良好なジャム処理を行える。本発明
によれば、中継排紙部をジャム処理位置に移動すると、
その案内面と記録材積載面とにまたがるように積載され
た記録材が、記録材積載面と交差する案内面で押されて
記録材積載面側に移動されるので、記録材を記録材積載
面上で揃えることができ、記録材受け部材上での記録材
の乱れをより抑えて良好なジャム処理を行える。本発明
によれば、中継排紙部が装置から取り除かれた場合に
は、第2の記録材受け部の本体から延長部を伸ばすこと
で、胴内空間部内での記録材の積載領域が確保されるの
で、中継排紙部等の有無に関わらず、共通して第2の記
録材受け部を使用できるようになり、第2の記録材受け
部の共通化が計れて交換等の手問も省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置の一形態を示す全
体構成図である。
【図2】本発明の要部となる胴内空間部内の構成を示す
拡大図である。
【図3】第1及び第2の記録材受け部と中継排紙部と中
継搬送部の全体構成を示す斜視図である。
【図4】中継排紙部がジャム処理位置を占めた時の記録
材の状態を示す拡大図である。
【図5】延長部を有する第2の記録材受け部の全体構成
を示す斜視図である。
【図6】図5に示す第2の記録材受け部を設けた胴内空
間部内の状態を示す拡大図である。
【図7】第2の記録材受け部の支持形態の変形例を示す
平面図である。
【符号の説明】
15 装置本体 41 第1の記録材受け部 42 第2の記録材受け部 42A 本体 42c 記録材積載面 44 中継排紙部 45a 一端 45b 他端 46 中継搬送部 50 胴内空間部 51 記録材 420 延長部 440 ケース 446 案内面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 AA35 AA37 AA39 2H072 AB12 EA16 FA05 FB02 FC04 JA02 JA04 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BA02 BC05 BC08 BC13 BD02 BD04 BF03 BF08 BJ02 BJ10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴内空間部に排出される記録材を積載する
    複数段の記録材受け部と、上記胴内空間部内に排出され
    る記録材を複数段の記録材受け部の内の第1の記録材受
    け部へ選択的に案内する中継排紙部とが上記胴内空間部
    に設けられ、 上記中継排紙部が、第1の記録材受け部への記録材の案
    内を可能とする案内位置と記録材のジャム処理位置とに
    移動可能であり、複数段の記録材受け部の内の第2の記
    録材受け部が、第1の記録材受け部との間隔を変化させ
    る方向に移動可能な画像形成装置において、 上記中継排紙部の移動範囲から外れるように第2の記録
    材受け部を形成するとともに、上記中継排紙部が上記案
    内位置を占めたときに、第2の記録材受け部の記録材積
    載面の一部を構成するように上記中継排紙部を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 上記中継排紙部は、上記記録材積載面に習う形状に形成
    された案内面を有し、上記案内位置を占めたときに上記
    案内面が上記記録材積載面と略連続することを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置において、 上記中継排紙部が上記ジャム処理位置を占めたときに、
    上記案内面が上記記録材積載面に対して交差する位置を
    占めることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の画像形成装置にお
    いて、 上記中継排紙部は、その外観を形成するケースを有し、
    このケースの外面で上記案内面を構成したことを特徴と
    する画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4記載の画像形成
    装置において、 一端が装置外部に開口され、他端が上記中継排紙部と連
    通可能に設けられた中継搬送部を有し、上記中継排紙部
    が上記案内位置で、上記記録材を上記中継搬送部と第1
    の記録材受け部とへ選択的に案内する機能を有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載の画像
    形成装置において、 上記中継排紙部が装置本体に対して着脱自在であり、 第2の記録材受け部が、上記記録材積載面を有する本体
    と、この本体に対して伸縮可能な延長部とを有すること
    を特徴とする画像形成装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7942414B2 (en) 2008-06-16 2011-05-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method of managing discharged sheets
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