JPH1179519A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置

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JPH1179519A
JPH1179519A JP24819897A JP24819897A JPH1179519A JP H1179519 A JPH1179519 A JP H1179519A JP 24819897 A JP24819897 A JP 24819897A JP 24819897 A JP24819897 A JP 24819897A JP H1179519 A JPH1179519 A JP H1179519A
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JP
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sheet
loading table
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holding member
discharged
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JP24819897A
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Inventor
Soji Sugita
壮志 杉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出性能を確保すると共に、使用者が自分に
とって不要なシートを積載台に戻しても、該シートの積
載順番の狂いやジャム等を起こさないようにすること。 【解決手段】 シートを排出搬送する排出ローラ101 及
び排出コロ104 と、該排出ローラ101 及び排出コロ104
によって排出されたシートを積載する積載台106と、該
積載台106 に排出されたシートを積載台方向に押さえる
シート押さえ部材107 とを有し、前記積載台106 に排出
積載されたシートを一旦取り出し再び積載台106 に戻す
動作を行った時に、前記シート押さえ部材107 が積載台
106 に戻されるシートを退避し、次に排出されてくるシ
ートを積載台方向に押さえることが可能な元の位置に復
帰するように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送装置に
関し、例えばプリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像
形成装置に用いられるシート搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタやファクシミリ等の画像
形成装置に用いられるシート搬送装置としては、例え
ば、図12に示す如きシート排出部400 がある。このシー
ト排出部400 は、図12(a)に示すように、対向するロ
ーラ401 とコロ402 とからなる排出ローラ対403 と、該
排出ローラ対403 によって排出されたシートPを積載す
る積載台404 と、該積載台404 上に排出されたシートP
の後端を積載台方向に押さえるシート押さえ部材405 を
備えている。
【0003】尚、前記積載台404 は、シートPの端部
(後端)を受ける端部受け部404a、シートPの面を受け
る面受け部404bを有している。この端部受け部404aの大
きさが、いわゆる積載台404 のフトコロであり、この大
きさでシートが何枚積めるか決まる。
【0004】前記シート押さえ部材405 は、排出された
シートPの後端を積載台方向に押さえ込むことによって
該シートPの積載高さを押さえ、前記ローラ401 とコロ
402による排出口が、前記積載シートPによって塞がれ
てしまうのを防ぐ役割を担っている。このシート押さえ
部材405 の効果によって同じ積載枚数でも積載台404の
フトコロ(端部受け部404aの大きさ)を小さくできるの
で、装置をコンパクトにすることができる。
【0005】更に、最近、装置の小型化を目的とするた
めに、図12(a)に示すように、積載台404 をほぼ垂直
方向(水平方向に対して上側に傾けて)に配設し、シー
トPを重力に逆らって排出するように構成した装置が製
品化されている。このような装置において、排出シート
Pは積載台方向に働く重力も弱く、且つシート後端と積
載台最下部との摩擦力もあるので、前述の如きシート押
さえ部材405 がないとシートPの積載高さが高くなり易
く、前記ローラ401 とコロ402 による排出口を塞ぎ易く
なる(図5参照)。依って、垂直若しくは傾けて配設し
た積載台404 に対してシートPを排出するように構成し
た装置において、排出性能を確保し且つ装置をコンパク
トにするために、前記シート押さえ部材405 の役割は大
きい。
【0006】このシート押さえ部材405 は、例えば、P
ETフィルム(マイラー)等の可撓性の変形自在な材質
で形成され、一方の端部を支持部に固定され、もう一方
の端部でシートPを押さえる。従って、図12(b)に示
すように、シートPが積載台404 に排出され積載されて
いっても自在に変形するので、排出機能を損なうことは
ない。また、積載されたシートPが数枚(例えば図12
(a)に示す少載時)であっても、確実に積載台404 に
シートPを押さえ付けることができるように、該シート
押さえ部材405 のシート押さえ側の端部は積載台404 の
近傍まで伸びている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下に述べるような問題があった。
【0008】ファクシミリやネットワークプリンタ、マ
ルチファンクションプリンタ等、数人で共有して使うよ
うな装置の場合、前述の如くして積載台404 上に積載さ
れたシートPの所有者は1人でない場合が多く、この場
合、使用者は、自分のシートを取るために前記積載台40
4 上のシートPを一旦全部取り出し、自分の分を取り除
いた後に、残りのシートPを再び装置の積載台404 に戻
すという作業を行っていた。
【0009】このような動作が行われた場合、従来例の
ようなシート押さえ部材405 を持つ装置では、該シート
押さえ部材405 が積載台404 上に戻されるシートPによ
って図13に示す如く変形してしまい、次に排出されてく
るシートが積載台404 上のシートPの束の中にもぐり込
んで順番性が損なわれたり、シート押さえ部材405 の本
来の機能を阻害したりし、最悪の場合には前述の如く変
形したシート押さえ部材405 によって排出口が塞がれ、
ジャムに至る可能性もあった。
【0010】かかる問題を解決する方法として、図14に
示すような構成をとるものがある。これは、図14に示す
ように、積載台404 上に排出されたシートPの後端を積
載台方向に押さえるシート押さえ部材405 の長さを半分
にしてその先端を積載台404から遠ざけると共に、前述
の如くしてシートPを積載台404 上に戻す時に該積載台
側にシートを押さえる変形自在な可撓性のシート押さえ
部材406 を新たに設けたものである。この構成により、
前述の如くして積載台404 上に戻されるシートPを、シ
ート押さえ部材406 によって積載台側に押さえ、シート
押さえ部材405と積載台404 の間の空間に入り込ませる
ことができる。
【0011】しかしながら、上記従来の構成では、シー
ト押さえ部材405 と積載台404 の間の空間よりも厚いシ
ートPの束を積載台404 上に戻した場合、結局、上層の
何枚かのシートPがシート押さえ部材405 上にのっか
り、同様に前述の如き問題を引き起こす可能性があっ
た。また、シート押さえ部材405 を短くした(先端を積
載台404 から遠ざけた)ことによって、図12に示す構成
のものよりも排出性能が劣ってしまうという問題もあっ
た。
【0012】そこで、本発明の目的は、排出性能を確保
すると共に、使用者が自分にとって不要なシートを積載
台に戻しても、該シートの積載順番の狂いやジャム等を
起こさないようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、シートを排出搬送する排出
手段と、該排出手段によって排出されたシートを積載す
る積載台と、該積載台に排出されたシートを積載台方向
に押さえるシート押さえ部材とを有し、前記積載台に排
出積載されたシートを一旦取り出し再び積載台に戻す動
作を行った時に、前記シート押さえ部材が積載台に戻さ
れるシートを退避し、次に排出されてくるシートを積載
台方向に押さえることが可能な元の位置に復帰するよう
に構成したことを特徴とする。
【0014】更に、前記シート押さえ部材は、該シート
押さえ部材を保持するための保持部材に一方の端部を固
定されると共に他方の端部を摺動可能に保持され、該両
端部間に積載台方向に突出した折曲部を有し、該折曲部
が積載台のシート積載面に近接していることを特徴とす
る。
【0015】更に、前記シート押さえ部材の折曲部の頂
点と摺動側端部の端点を結んだ直線と前記積載台と平行
な直線とがなす角度であって前記積載台と平行な直線を
始線とした反時計回りの角度をαとし、前記シート押さ
え部材の折曲部の頂点と固定側端部の端点を結んだ直線
と前記積載台と平行な直線とがなす角度であって前記積
載台と平行な直線を始線とした反時計回りの角度をβと
したとき、前記シート押さえ部材が、0°<α≦45°
且つ90°≦β≦150°を満たすことを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、積載台に排出積載され
たシートを一旦取り出し再び積載台に戻す動作を行った
時に、シート押さえ部材が積載台に戻されるシートを退
避し、次に排出されてくるシートを積載台方向に押さえ
ることが可能な元の位置に復帰するので、排出性能を確
保すると共に、使用者が自分にとって不要なシートを積
載台に戻しても、該シートの積載順番の狂いやジャム等
を起こさないようにすることが可能となる。
【0017】また、シートを排出搬送する排出手段と、
該排出手段によって排出されたシートを積載する積載台
と、該積載台に排出されたシートを積載台方向に押さえ
るシート押さえ部材と、該シート押さえ部材を積載台上
にシートを押さえる第1の位置又は積載台上のシートか
ら完全に離間する第2の位置に移動させるための移動手
段とを有し、前記シート押さえ部材は、シート搬送時に
は第1の位置にあるか若しくは第1の位置と第2の位置
を往復し、シート非搬送時には第2の位置にあることを
特徴とする。
【0018】更に、前記シート押さえ部材はストレート
形状であり、該シート押さえ部材がなす直線と前記積載
台と平行な直線とがなす角度であって前記積載台と平行
な直線を始線とした反時計回りの角度をβとしたとき、
前記シート押さえ部材が、90°≦β≦150°を満た
すことを特徴とする。
【0019】また、前記移動手段は、シート押さえ部材
を保持し積載台に対して接離方向に揺動可能な揺動部材
と、該揺動部材に当接して摺動回転することで揺動部材
を揺動させるカムと、駆動源からカムへの駆動力伝達経
路を連結/切断するための駆動切換手段と、揺動部材を
シート押さえ部材がシートを押さえる方向に付勢する付
勢手段とを有し、シート搬送時には駆動切換手段の連結
によりカムを回転させ揺動部材を揺動させることでシー
ト押さえ部材が第1の位置と第2の位置とに往復移動
し、シート非搬送時にはシート押さえ部材が第2の位置
にくるカムの位置で駆動切換手段により駆動力伝達経路
が切断されることを特徴とする。
【0020】或いは、前記移動手段は、シート押さえ部
材を保持し積載台に対して接離方向に揺動可能な揺動部
材と、正逆回転可能な駆動源から揺動部材への駆動力伝
達経路を連結/切断するための駆動切換手段とを有し、
シート搬送時には駆動切換手段の連結により駆動源の正
回転の駆動力を伝達してシート押さえ部材を第1の位置
に移動し、該第1の位置で駆動切換手段により駆動力伝
達経路を切断し、シート非搬送時には駆動切換手段が連
結された状態でシート押さえ部材が第2の位置になる角
度だけ駆動源を逆回転することを特徴とする。
【0021】上記構成によれば、前記移動手段によりシ
ート押さえ部材は、シート搬送時にはシート押さえ位置
である第1の位置にあり、シート非搬送時には離間位置
である第2の位置にあるので、排出性能を確保すると共
に、使用者が自分にとって不要なシートを積載台に戻し
ても、該シートの積載順番の狂いやジャム等を起こさな
いようにすることが可能となる。
【0022】また、前記シート押さえ部材は、前記積載
台に排出されたシート材の排出方向後端を積載台方向に
押さえる可撓性の部材であることを特徴とする。
【0023】また、前記積載台は、シートの排出方向後
端を受ける端部受け部と、シートの面を受ける面受け部
を有し、該面受け部がほぼ垂直になるように設置されて
いることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したシート搬
送装置の実施の形態について図面を参照して具体的に説
明する。尚、以下の説明では、画像形成装置におけるシ
ート搬送装置を例示している。
【0025】〔第1実施形態〕第1実施形態に係るシー
ト搬送装置について図面を参照して詳しく説明する。
尚、本実施形態では、シート搬送装置として、画像形成
装置としてのマルチファンクションプリンタにおけるシ
ート排出部を例示している。
【0026】先ず、マルチファンクションプリンタの概
略構成について図3を用いて説明する。図3は本実施形
態に係るシート搬送装置を備えたマルチファンクション
プリンタ(ファクシミリ)の断面図である。
【0027】図3に示すマルチファンクションプリンタ
は、記録紙等のシートに画像を記録形成する画像形成部
1(ファクシミリの受信側)、原稿等のシートの画像を
読み取る画像読取部2(ファクシミリの送信側)、ファ
ックス操作やコピー操作等を行う操作パネル部3等によ
り構成されている。尚、本実施形態は、画像形成部のシ
ート搬送部(排出部)に本発明を適用した場合を例示し
ているので、以下、主に画像形成部について説明する。
【0028】図3において、4は給送トレイであり、複
数枚のシートPが積載可能となっている。5は給送ユニ
ットであり、給送ローラ6等により給送トレイ4上に積
載されたシートPを1枚ずつ分離給送する。7はプロセ
スカートリッジであり、感光体ドラム11とこれに作用す
るプロセス手段(帯電手段、現像手段、クリーニング手
段等)を一体的に備え、装置本体に対して着脱可能とな
っている。8は転写ローラであり、これと対向する感光
体ドラム11との間を通過するシートに対して該感光体ド
ラム11上に形成されたトナー像を転写する。9は定着ユ
ニットであり、トナー像が転写されたシートに対して該
トナー像を半永久的に定着する。10はレーザースキャナ
ユニットであり、画像読取部2にて読み取った画像情報
或いは他機から送られてきた画像情報であるレーザー光
を感光体ドラム11に照射して潜像を形成する。100 は本
発明を適用したシート排出部であり、これに関しては後
で詳しく説明する。
【0029】給送トレイ4上に積載されたシートPは、
画像形成部1がプリント命令を受けると、給送ローラ6
によって1枚ずつ分離給送され、プロセスカートリッジ
7内の感光体ドラム11とこれと対向する転写ローラ8の
間(ニップ)に送られる。尚、プリント命令は、例え
ば、不図示のパソコン等から画像情報を送られたり、フ
ァクシミリとして電話回線を通じて画像情報を受けたり
した時等に発生する。このプリント命令と共にレーザー
スキャナユニット10から前記画像情報をビットイメージ
にしたもの(レーザー光)を感光体ドラム11上に照射
し、そのビットイメージに従って感光体ドラム11上にト
ナー画像が形成される。この感光体ドラム11上に形成さ
れたトナー画像は、該感光体ドラム11と転写ローラ8の
ニップでシートPに転写される。そして、トナー画像が
転写されたシートPは定着ユニット9に送られ、該定着
ユニット9にて加熱・加圧されて前記トナー画像が半永
久的に定着される。画像定着がなされたシートPは、シ
ート反転ガイド12を介して後述するシート排出部100 に
送られる。
【0030】次に、本発明を適用したシート排出部につ
いて説明する。図1は本実施形態に係るシート排出部を
示す断面図、図2は図1の矢印A方向から見た図であ
る。
【0031】図において、101 は排出ローラであり、該
ローラ101 の排出軸102 の一方の端部にはギア103 が配
設されている。尚、本実施形態では、排出ローラ101
は、ゴム等の摩擦係数の高い材質のものが用いられてお
り、所定の幅(本実施形態では幅約10mm程度)のローラ
が長手方向(搬送方向と直交する幅方向)に数個配設さ
れている。104 は排出コロであり、各排出ローラ101 の
対向位置に配置されニップを形成しており、バネ105 に
よって排出ローラ側に押圧されている。これら排出ロー
ラ101 や排出コロ104 等によって排出手段を構成してい
る。
【0032】106 は積載台であり、排出ローラ101 と排
出コロ104 によって排出されたシートPを積載するもの
である。この積載台106 は、シートの端部(排出方向後
端)を受ける端部受け部106a、シートの面(本実施形態
では画像面側)を受ける面受け部106b、106cを有してい
る。また端部受け部106aは、排出コロ104 を回転自在に
保持する保持部材としても機能している。この端部受け
部106aの大きさが、いわゆる積載台106 のフトコロであ
り、この大きさでシートが何枚積めるか決まる。また面
受け部106b,106cのうち、面受け部106cはシートの排出
方向先端側の面を受ける補助トレイである。
【0033】107 はシート押さえ部材であり、積載台10
6 に排出されたシートを積載台方向に押さえるものであ
る。シート押さえ部材107 は、保持部材としてのフレー
ム部材108 に一方の端部107bを固定されると共に他方の
端部107cを摺動可能に保持され、該両端部106b,106c間
に積載台方向に突出した折曲部107aを有し、該折曲部10
7aが積載台106 の面受け部106bに近接するように構成さ
れている。尚、本実施形態では、シート押さえ部材107
の摺動側端部107cは、図2に示す如くT字型に形成され
ている。
【0034】尚、シート押さえ部材107 の材質として
は、可撓性の部材、例えば、PETフィルム等のいわゆ
るマイラーや、0.1mm 以下の薄いSUS板等が用いられ
る。また、本実施形態では、シート押さえ部材107 を長
手方向に2個配置した構成を例示しているが、これに限
定されるものではなく、必要に応じて数を増やしても良
い。
【0035】108 はフレーム部材であり、積載台106 上
に積載されたシートPが図1中矢印B方向に倒れるのを
防ぐと共に、前述のシート押さえ部材107 を保持するた
めの保持部材としての役割等がある。また、本実施形態
においては、フレーム部材108 は画像読取部2を保持す
る役割もある。このフレーム部材108 にはリブ108aが配
設されている。これは、積載台106 上にシートPが満載
近くまで積載された時に、排出されてくるシートとの摺
動抵抗を減らし、該シートの面とフレーム部材108 との
摺動抵抗によるジャムを起きにくくするためである。ま
た、シート押さえ部材107 の両端部106b,106cがシート
に接触しないようにこれを保護したり、カールしたシー
トの先端や中央部を押さえる役割もある。
【0036】更に前記フレーム部材108 には、断面が三
角形状の座108bと、穴部108dを有するブリッジ108cが設
けられている。ブリッジ108cの穴部108dの幅は、シート
押さえ部材107 のT字型の摺動側端部107cの幅広部より
狭く、且つそれ以外の部分の幅より広く設定されてい
る。このフレーム部材108 にシート押さえ部材107 を組
み付ける時は、シート押さえ部材107 の固定側端部107b
をブリッジ108cの穴108dに通し、該固定側端部107bを座
108bの面108eに粘着剤や接着剤等の手段で貼り付け固定
する。このとき、シート押さえ部材107 の摺動側端部10
7cは、その幅広部がブリッジ108cに引っ掛かって抜けて
しまうことがなく、且つそれ以外の部分がブリッジ108c
の穴部108dに対して摺動可能となっている。このフレー
ム部材108のブリッジ108cや座108bは、前述のリブ108a
よりも低い位置に形成されており、該リブ108aによって
保護されているので、積載台106 上のシートPがたとえ
満載になったとしても、シート押さえ部材107 が座108b
やブリッジ108cから外れるような力はかからない。
【0037】次に、図4を用いて、フレーム部材108 に
取り付けられた状態におけるシート押さえ部材107 の形
状について説明する。図4(a)に示すように、前記シ
ート押さえ部材107 の折曲部107aの頂点と摺動側端部10
7cの端点を結んだ直線と前記積載台106 と平行な直線と
がなす角度であって、前記積載台106 と平行な直線を始
線とした反時計回り方向の角度をαと定義し、前記シー
ト押さえ部材107 の折曲部107aの頂点と固定側端部107b
の端点を結んだ直線と前記積載台106 と平行な直線とが
なす角度であって、前記積載台106 と平行な直線を始線
とした反時計回り方向の角度をβと定義する。尚、シー
ト押さえ部材107 の折曲部107aの頂点とは、積載台106
に最も近い点である。
【0038】ここで、角度αは使用者が積載台106 から
シートを取り出してまた元に戻す場合を考えると、0°
に近い方が抵抗がなくて良く、且つ少なくとも45°以下
であることが好ましい。また、角度βは90°〜150 °の
間が良い。それは、角度βが90°より小さく0°に近い
場合、排出シート先端が座側にもぐり込んで、先端が引
っ掛かってしまうからである(図4(b)参照)。ま
た、角度βが150 °を越えて大きくなると、シート後端
から離れた部分を押さえこととなるので、後端が跳ね上
がり、排出口を塞ぎ易いからである(図4(c)参
照)。
【0039】尚、角度βは90°に近いほど従来例で述べ
たシート押さえ部材の本来の目的が達成されやすい。ま
た、シート押さえ部材107 の折曲部107aの頂点は少載の
時を考えて、できるだけ積載台106 に近い方が良い。
【0040】依って、前記シート押さえ部材107 は、前
記両角度α,βが、0°<α≦45°且つ90°≦β≦150
°を満たすように構成されている。
【0041】次に、図6を用いて、前述の如きシート排
出部にシートを排出した時の動作を説明する。図6は積
載台106 にシートが排出された時のシート押さえ部材10
7 の動きを示す図である。定着ユニット9にて画像が定
着されたシートPは、シート反転ガイド12により方向を
変え、排出ローラ101 及び排出コロ104 のニップに到達
する。シートPは排出ローラ101 及び排出コロ104 のニ
ップを通って積載台106 に送られる。シートPの先端は
排出ローラ101 及び排出コロ104 によって積載台106 に
鋭角にぶつかるような向きで排出され、その後端が排出
されると、シート押さえ部材107 によって後端がバラけ
ることなく積載台106 に押さえ付けられる。尚、このシ
ート押さえ部材107 がないと、図5に示すように、後端
がバラけて少ない枚数で排出口が塞がってしまう。積載
台106 にシートPが満載近く積載されてもシート押さえ
部材107 が図6に示すように変形するので、シート押さ
え部材107 はその機能を損なうことはない。
【0042】次に、図7を用いて、使用者が積載台から
シートを取り出し該シートを再び積載台に戻す時の動作
を説明する。図7は使用者が取り出したシートを積載台
106に戻した時のシート押さえ部材107 の動きを示す図
である。図7(a)に示すように、使用者がシートPを
積載台106 に戻す時、まずシートPがシート押さえ部材
107 に当たって矢印X方向に力がかかるので、該シート
押さえ部材107 は図7(b)に示すように変形する。使
用者がシートPを更に押し込んで、該シートPの後端が
折曲部107aの頂点を越えると、該シートPによってかか
る矢印X方向の力よりもシート押さえ部材107 の反発力
(矢印Y方向の力)の方が大きくなるので、該シート押
さえ部材107 は図7(c)に示すような形になる。これ
は図6で示す満載時のシート押さえ部材107 の形状と同
じ形状である。即ち、シート押さえ部材107 は積載台10
6 に戻されるシートPを退避し、次に排出されてくるシ
ートPを積載台方向に押さえることが可能な位置に復帰
する。ので、新たなシートPを積載台106 に送って積載
していってもジャムしたり、積載順番が変わったりする
ことはない。
【0043】上述したように、本実施形態によれば、使
用者が積載台106 からシートPを取り出して該シートP
を積載台106 に戻しても、シート押さえ部材107 がこれ
を退避して元の形状に復帰するため、排出機能(シート
押さえ部材が積載シート後端を押さえ、少ないフトコロ
でより多くのシートが積載可能)を確保すると共に、使
用者が自分にとって不要なシートを積載台に戻しても、
該シートの積載順番の狂いやジャム等を起こさないよう
にすることができる。
【0044】〔第2実施形態〕第2実施形態に係るシー
ト搬送装置について図面を参照して詳しく説明する。
尚、本実施形態でも、シート搬送装置として、画像形成
装置としてのマルチファンクションプリンタにおけるシ
ート排出部を例示しているが、マルチファンクションプ
リンタ全体の概略構成は前述した第1実施形態とほぼ同
じなので説明を省略する。また、前述した第1実施形態
と同様の機能を有する部材には、同一符号を付して説明
を省略する。
【0045】以下、本実施形態に係るシート排出部につ
いて説明する。図8は本実施形態に係るシート排出部を
示す断面図、図9は図8の矢印A方向から見た図であ
る。
【0046】本実施形態では、シート押さえ部材を積載
台上にシートを押さえる第1の位置又は積載台上のシー
トから完全に離間する第2の位置に移動させるための移
動手段を有し、前記シート押さえ部材を、シート搬送時
には第1の位置に、シート非搬送時には第2の位置に移
動させるように構成している。
【0047】更に本実施形態では、前記移動手段が、以
下に説明する揺動部材、カム、駆動切換手段、付勢手段
等によって構成されている。
【0048】尚、図において、201 は排出ローラ、202
は排出コロ、206 は積載台である。207 はシート押さえ
部材であり、前述した実施形態と同様に、材質としては
PETフィルム等のいわゆるマイラーや、0.1mm 以下の
薄いSUS板等を用いている。このシート押さえ部材20
7 はストレート形状であり、後述するシート押さえ位置
である第1の位置207Bの角度βは、第1実施形態で説明
した角度βの範囲内である。
【0049】図において、210 は揺動部材としてのシー
ト押さえ保持部材であり、シート押さえ部材207 を保持
し積載台206 に対して接離方向に揺動可能となってい
る。即ち、シート押さえ保持部材210 は、一方の端部21
0aにシート押さえ部材207 が粘着剤や接着剤等の手段で
貼り付け固定されており、軸210 bがフレーム部材208
の穴208fに回動自在に軸支されている。そして、シート
押さえ保持部材210 の他方の端部210cは、付勢手段とし
てのバネ211 によってシート押さえ部材207 がシートを
押さえる方向に付勢されている。
【0050】209 はカムであり、シート押さえ保持部材
210 に当接して摺動回転することで該シート押さえ保持
部材210 を揺動させるものである。本実施形態に係るカ
ム209 は、シート押さえ保持部材210 のバネ211 側の回
転軸近傍に当接して摺動回転する。そして、このカム20
9 の突起209aが下側に位置する時にシート押さえ部材20
7 は持ち上がり、フレーム部材208 のリブ208aより低い
第2の位置(離間位置)207Aに移動する。また、このカ
ム209 の突起209aが上側に位置する時にシート押さえ部
材207 は第1の位置(シート押さえ位置)207Bに移動す
る。
【0051】前記カム209 は軸212 に固定支持され、軸
212 と共に回転する。軸212 の一方の端部には、駆動切
換手段を構成するバネクラッチ213 を介してギア214 が
連結されている。バネクラッチ213 はその外周面に突起
213aを有し、ソレノイド215の爪215aが突起213aを押さ
えている時に空転し、爪215aが突起213aから離れるとギ
ア214 の駆動力を軸212 に伝達する。尚、ギア214 には
シート搬送に用いられるモータ(不図示)からギア列
(不図示)を介して駆動力が伝達される。
【0052】次に本実施形態に係るシート排出部の作用
を説明する。本実施形態のマルチファンクションプリン
タがプリント信号を受け、シートが搬送され始めると、
ソレノイド215 が引かれてバネクラッチ213 の突起213a
から爪215aが離れるので、軸212 にギア214 の駆動力が
伝達される。この軸212 と共にカム209 が回転するの
で、該カム209 の回転と共にシート押さえ保持部材210
が上下に揺動する。そして、シート押さえ部材207 はシ
ート押さえ保持部材210 と共に上下に揺動し、カム209
の突起209aが上側に位置する時に、第1の位置207Bで排
出されるシートの後端を押さえる。
【0053】そして、プリントが終了し、マルチファン
クションプリンタが後回転の状態になると、ソレノイド
215 の爪215aがバネクラッチ213 の突起213aを引っ掛
け、シート押さえ部材207 が第2の位置207Aにくるカム
209 の位置、即ちカム209 の突起209aが下側に位置する
状態でバネクラッチ213 が空転する。やがて、シート搬
送に用いられるモータ(不図示)は駆動を停止する。そ
して、シート押さえ部材207 は持ち上がった第2の位置
207Aの状態のままリブ208 aより低い位置に待機してい
る。
【0054】このプリント及び駆動の止まった状態にお
いて、使用者が積載台206 上のシートを取り出しまた元
に戻しても、シート押さえ部材207 はリブ208 aによっ
て保護されるため、積載台206 上に戻されるシートがシ
ート押さえ部材207 に干渉することはない。
【0055】上述したように、本実施形態によれば、シ
ート搬送時には、前述の如くシートを押さえる位置(第
1の位置207B)にあるシート押さえ部材207 によって積
載シートの後端が押さえられるので、少ないフトコロで
より多くのシートを積載することができる。更にシート
を搬送していない時には、シート押さえ部材207 は前述
の如きシートを押さえる位置からシートが干渉しない位
置(第2の位置207A)に退避しているため、使用者が積
載台206 からシートを取り出して該シートを積載台206
に戻しても、シートの積載順番の狂いやジャム等を起こ
さないようにすることができる。
【0056】〔第3実施形態〕第3実施形態に係るシー
ト搬送装置について図面を参照して詳しく説明する。
尚、本実施形態でも、シート搬送装置として、画像形成
装置としてのマルチファンクションプリンタにおけるシ
ート排出部を例示しているが、マルチファンクションプ
リンタ全体の概略構成は前述した第1実施形態とほぼ同
じなので説明を省略する。また、前述した第1実施形態
と同様の機能を有する部材には、同一符号を付して説明
を省略する。
【0057】以下、本実施形態に係るシート排出部につ
いて説明する。図10は本実施形態に係るシート排出部を
示す断面図、図11は図10の矢印A方向から見た図であ
る。
【0058】本実施形態も前述した第2実施形態と同様
に、シート押さえ部材を積載台上にシートを押さえる第
1の位置又は積載台上のシートから完全に離間する第2
の位置に移動させるための移動手段を有し、前記シート
押さえ部材を、シート搬送時には第1の位置に、シート
非搬送時には第2の位置に移動させるように構成してい
る。
【0059】更に本実施形態では、前記移動手段が、以
下に説明する揺動部材、駆動切換手段、正逆回転可能な
駆動源等によって構成されている。
【0060】尚、図において、301 は排出ローラ、302
は排出コロ、306 は積載台である。307 はシート押さえ
部材であり、前述した実施形態と同様に、材質としては
PETフィルム等のいわゆるマイラーや、0.1mm 以下の
薄いSUS板等を用いている。このシート押さえ部材30
7 はストレート形状であり、後述するシート押さえ位置
である第1の位置307Bの角度βは、第1実施形態で説明
した角度βの範囲内である。
【0061】図において、310 は揺動部材としてのシー
ト押さえ保持部材であり、シート押さえ部材307 を保持
し積載台306 に対して接離方向に揺動可能となってい
る。即ち、シート押さえ保持部材310 は、保持部310aに
シート押さえ部材307 が粘着剤や接着剤等の手段で貼り
付け固定されており、軸312 に固定支持されて該軸312
と共に回動する。
【0062】軸312 の一方の端部には、駆動切換手段を
構成するバネクラッチ313 を介してギア314 が連結され
ている。バネクラッチ313 は突起313aを有し、係止部材
315が突起313aにかかると空転し、係止部材315 が離れ
ているとギア314 の駆動力を軸312 に伝達する。係止部
材315 がバネクラッチ313 の突起313aにかかる位置は、
シート押さえ部材307 がシートを押さえる第1の位置30
7Bである。尚、ギア314 は、ギア列(不図示)を介して
駆動源としてのモータによって駆動力を伝達されるが、
本実施形態では正逆回転可能なギア列及びモータを用い
ている。
【0063】次に本実施形態に係るシート排出部の作用
を説明する。本実施形態のマルチファンクションプリン
タがプリント信号を受け、シートが搬送され始めると、
モータによってギア314 に駆動力が伝達され、軸312 が
正回転側に回動し、シート押さえ部材307 がシート押さ
え位置である第1の位置307Bまで移動する。この第1の
位置307Bで係止部材315 がバネクラッチ313 の突起313a
にかかるので、軸312は空転し、シート押さえ部材307
は第1の位置307Bに保持される。
【0064】マルチファンクションプリンタがプリント
を終え、シート搬送を終了したと判断すると、モータが
逆回転を行う。逆回転の量は、シート押さえ部材307 が
離間位置である第2の位置307Aに移動する分である。こ
の第2の位置307Aは、シート押さえ部材307 がフレーム
部材308 のリブ308 aより低くなる位置である。これに
より、使用者が積載台306 上のシートを取り出しまた元
に戻しても、シート押さえ部材307 はリブ308 aによっ
て保護されるため、積載台306 上に戻されるシートがシ
ート押さえ部材307 に干渉することはない。
【0065】上述したように、本実施形態によれば、シ
ート搬送時には、前述の如くシートを押さえる位置(第
1の位置307B)にあるシート押さえ部材307 によって積
載シートの後端が押さえられるので、少ないフトコロで
より多くのシートを積載することができる。更にシート
を搬送していない時には、シート押さえ部材307 は前述
の如きシートを押さえる位置からシートが干渉しない位
置(第2の位置307A)に退避しているため、使用者が積
載台306 からシートを取り出して該シートを積載台306
に戻しても、シートの積載順番の狂いやジャム等を起こ
さないようにすることができる。
【0066】〔他の実施形態〕尚、シート押さえ部材を
積載台上にシートを押さえる第1の位置又は積載台上の
シートから完全に離間する第2の位置に移動させるため
の移動手段は、前述した第2及び第3実施形態の構成に
限定されるものではなく、シート搬送時にはシート押さ
え部材を第1の位置に、シートを搬送していない時には
シート押さえ部材を第2の位置に移動させるものであれ
ばその他の構成であっても良い。
【0067】また前述した実施形態では、画像形成装置
としてマルチファンクションプリンタを例示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えばプリン
タ、ファクシミリ、複写機等の他の画像形成装置であっ
ても良く、該画像形成装置に用いられるシート搬送装置
に本発明を適用することにより同様の効果を得ることが
できる。
【0068】また前述した実施形態では、画像形成装置
の画像形成部におけるシート搬送装置に本発明を適用し
た場合を例示したが、これに限定されるものではなく、
例えば画像読取部におけるシート搬送装置であっても良
く、該シート搬送装置に本発明を適用することにより同
様の効果を得ることができる。
【0069】また前述した実施形態では、記録方式とし
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
積載台に排出積載されたシートを一旦取り出し再び積載
台に戻す動作を行った時に、シート押さえ部材が積載台
に戻されるシートを退避し、新たに排出されてくるシー
トを積載台方向に押さえることが可能な位置に復帰する
ので、排出性能を確保しつつ、使用者が自分にとって不
要なシートを積載台に戻しても、該シートの積載順番の
狂いやジャム等を起こさないようにすることができる。
【0071】また、シート押さえ部材を積載台上にシー
トを押さえる第1の位置又は積載台上のシートから完全
に離間する第2の位置に移動させるための移動手段を有
し、該移動手段によりシート押さえ部材を、シート搬送
時には第1の位置に、シート非搬送時には第2の位置に
移動させることにより、シート搬送時には、シートを押
さえる位置である第1の位置にあるシート押さえ部材に
よってシートの後端が押さえられるので、少ないフトコ
ロでより多くのシートを積載することができる。更にシ
ート非搬送時には、シート押さえ部材はシートを押さえ
る第1の位置からシートが干渉しない第2の位置に退避
しているため、使用者が積載台からシートを取り出して
該シートを積載台に戻しても、シートの積載順番の狂い
やジャム等を起こさないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るシート排出部を示す断面図
【図2】図1の矢印A方向から見た図
【図3】本実施形態に係るシート搬送装置を備えたマル
チファンクションプリンタ(ファクシミリ)の断面図
【図4】シート押さえ部材の形状を示す図
【図5】シート押さえ部材がない場合のシート排出部の
状態図
【図6】積載台にシートが排出された時のシート押さえ
部材の動きを示す図
【図7】使用者が取り出したシートを積載台に戻した時
のシート押さえ部材の動きを示す図
【図8】第2実施形態に係るシート排出部を示す断面図
【図9】図8の矢印A方向から見た図
【図10】第3実施形態に係るシート排出部を示す断面
【図11】図10の矢印A方向から見た図
【図12】従来技術の説明図
【図13】従来技術の説明図
【図14】従来技術の説明図
【符号の説明】
1 …画像形成部 2 …画像読取部 3 …操作パネル部 4 …給送トレイ 5 …給送ユニット 6 …給送ローラ 7 …プロセスカートリッジ 8 …転写ローラ 9 …定着ユニット 10 …レーザースキャナユニット 11 …感光体ドラム 12 …シート反転ガイド 100 …シート排出部 101 …排出ローラ 102 …排出軸 103 …ギア 104 …排出コロ 105 …バネ 106 …積載台 106a …端部受け部 106b,106c…面受け部 107 …シート押さえ部材 107a …折曲部 107b,107c…端部 108 …フレーム部材 108a …リブ 108b …座 108c …ブリッジ 108d …穴部 108e …面 201 …排出ローラ 204 …排出コロ 206 …積載台 207 …シート押さえ部材 207A …第2の位置 207B …第1の位置 208 …フレーム部材 208a …リブ 208f …穴 209 …カム 209a …突起 210 …シート押さえ保持部材 210b …軸 210a,210c…端部 211 …バネ 212 …軸 213 …バネクラッチ 213a …突起 214 …ギア 215 …ソレノイド 215a …爪 301 …排出ローラ 304 …排出コロ 306 …積載台 307 …シート押さえ部材 307A …第2の位置 307B …第1の位置 308 …フレーム部材 308a …リブ 310 …シート押さえ保持部材 310a …保持部 312 …軸 313 …バネクラッチ 313a …突起 314 …ギア 315 …係止部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを排出搬送する排出手段と、該排
    出手段によって排出されたシートを積載する積載台と、
    該積載台に排出されたシートを積載台方向に押さえるシ
    ート押さえ部材と、を有し、 前記積載台に排出積載されたシートを一旦取り出し再び
    積載台に戻す動作を行った時に、前記シート押さえ部材
    が積載台に戻されるシートを退避し、次に排出されてく
    るシートを積載台方向に押さえることが可能な元の位置
    に復帰するように構成したことを特徴とするシート搬送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シート押さえ部材は、該シート押さ
    え部材を保持するための保持部材に一方の端部を固定さ
    れると共に他方の端部を摺動可能に保持され、該両端部
    間に積載台方向に突出した折曲部を有し、該折曲部が積
    載台のシート積載面に近接していることを特徴とする請
    求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記シート押さえ部材の折曲部の頂点と
    摺動側端部の端点を結んだ直線と前記積載台と平行な直
    線とがなす角度であって前記積載台と平行な直線を始線
    とした反時計回りの角度をαとし、前記シート押さえ部
    材の折曲部の頂点と固定側端部の端点を結んだ直線と前
    記積載台と平行な直線とがなす角度であって前記積載台
    と平行な直線を始線とした反時計回りの角度をβとした
    とき、前記シート押さえ部材が、0°<α≦45°且つ
    90°≦β≦150°を満たすことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 シートを排出搬送する排出手段と、該排
    出手段によって排出されたシートを積載する積載台と、
    該積載台に排出されたシートを積載台方向に押さえるシ
    ート押さえ部材と、該シート押さえ部材を積載台上にシ
    ートを押さえる第1の位置又は積載台上のシートから完
    全に離間する第2の位置に移動させるための移動手段
    と、を有し、 前記シート押さえ部材は、シート搬送時には第1の位置
    にあるか若しくは第1の位置と第2の位置を往復し、シ
    ート非搬送時には第2の位置にあることを特徴とするシ
    ート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記シート押さえ部材はストレート形状
    であり、該シート押さえ部材がなす直線と前記積載台と
    平行な直線とがなす角度であって前記積載台と平行な直
    線を始線とした反時計回りの角度をβとしたとき、 前記シート押さえ部材が、90°≦β≦150°を満た
    すことを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記移動手段は、シート押さえ部材を保
    持し積載台に対して接離方向に揺動可能な揺動部材と、
    該揺動部材に当接して摺動回転することで揺動部材を揺
    動させるカムと、駆動源からカムへの駆動力伝達経路を
    連結/切断するための駆動切換手段と、揺動部材をシー
    ト押さえ部材がシートを押さえる方向に付勢する付勢手
    段と、を有し、 シート搬送時には駆動切換手段の連結によりカムを回転
    させ揺動部材を揺動させることでシート押さえ部材が第
    1の位置と第2の位置とに往復移動し、 シート非搬送時にはシート押さえ部材が第2の位置にく
    るカムの位置で駆動切換手段により駆動力伝達経路が切
    断されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載
    のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記移動手段は、シート押さえ部材を保
    持し積載台に対して接離方向に揺動可能な揺動部材と、
    正逆回転可能な駆動源から揺動部材への駆動力伝達経路
    を連結/切断するための駆動切換手段と、を有し、 シート搬送時には駆動切換手段の連結により駆動源の正
    回転の駆動力を伝達してシート押さえ部材を第1の位置
    に移動し、該第1の位置で駆動切換手段により駆動力伝
    達経路を切断し、 シート非搬送時には駆動切換手段が連結された状態でシ
    ート押さえ部材が第2の位置になる角度だけ駆動源を逆
    回転することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載
    のシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記シート押さえ部材は、前記積載台に
    排出されたシート材の排出方向後端を積載台方向に押さ
    える可撓性の部材であることを特徴とする請求項1〜請
    求項7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記積載台は、シートの排出方向後端を
    受ける端部受け部と、シートの面を受ける面受け部を有
    し、該面受け部がほぼ垂直になるように設置されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に
    記載のシート搬送装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれか1項に
    記載のシート搬送装置を有することを特徴とする画像形
    成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8087666B2 (en) 2008-05-28 2012-01-03 Ricoh Company, Ltd. Sheet discharge device and image forming apparatus
US8608162B2 (en) 2011-04-27 2013-12-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8087666B2 (en) 2008-05-28 2012-01-03 Ricoh Company, Ltd. Sheet discharge device and image forming apparatus
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