JPH1178686A - 車載ランプ駆動回路 - Google Patents

車載ランプ駆動回路

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Publication number
JPH1178686A
JPH1178686A JP9234429A JP23442997A JPH1178686A JP H1178686 A JPH1178686 A JP H1178686A JP 9234429 A JP9234429 A JP 9234429A JP 23442997 A JP23442997 A JP 23442997A JP H1178686 A JPH1178686 A JP H1178686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
driving circuit
transistor
lamps
Prior art date
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Pending
Application number
JP9234429A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Kawase
秀一 川瀬
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH1178686A publication Critical patent/JPH1178686A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載ランプ駆動回路の小面積化を図りつつ素
子への過負荷を防ぐ。 【解決手段】 並列負荷回路12内の複数のランプ12
a,12b,…の各駆動電流Ia,Ib,…を抑制する
定電流回路14a,14b,…を備えているので、回路
設計上、スイッチ部13等の第3トランジスタQ3等の
定格電流を小さく設定しても、突入電流等による過負荷
がかかることなく安全に駆動できる。したがって、素子
搭載面積を縮小でき、小面積化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車内のフロ
ントパネルの操作ボタンのON/OFF表示灯またはデ
ィスプレイ等の照明ランプ等に使用される車載ランプ駆
動回路に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
の分野においては自動航法(カーナビゲーション)シス
テムやVICS情報表示システム等の通信機能が発展
し、これに伴って自動車のフロントパネルの操作ボタン
の構成やディスプレイ表示も複雑になりつつある。
【0003】図3は、操作ボタンやディスプレイ照明等
の分野における第1従来技術としての車載ランプ駆動回
路を示した回路図である。この回路は単一のバッテリ1
を電源とし、複数のランプ2a,2b,…を有する並列
負荷回路2が、バッテリ1及びスイッチ3を有してなる
閉回路内に直列に接続されている。
【0004】ところで、第1従来技術のような回路は、
バッテリ1に何ら調整を加えていないため、各ランプ2
a,2b,…の印加電圧が周囲環境の変化等に応じて影
響を受けてしまい、操作ボタンのON/OFF表示灯や
ディスプレイとして見た場合にランプの輝度が変化して
ちらつき等の問題が発生することがある。
【0005】そこで、実際には図4のように定電圧回路
4を設けて各ランプ2a,2b,…の輝度安定化を図っ
ている(第2従来技術)。この定電圧回路4としては、
例えばツェナーダイオードを利用した定電圧回路やオぺ
アンプを使用した定電圧回路等がある。
【0006】ところが、上記いずれの従来技術において
も、スイッチ3をONに切換えた瞬間に突入電流(ラッ
シュ電流)が流れ込むため、定電圧回路4として定格電
流の大きな素子を使用する必要がある。その結果、定電
圧回路4の形状及びサイズが大きくなってしまい、回路
基板の小型化を阻害する要因となっていた。
【0007】そこで、この発明の課題は、輝度安定化を
図ることができ、且つ突入電流による各部素子への影響
を防止できる車載ランプ駆動回路を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
この発明は、自動車内に搭載されるランプを駆動するた
めの車載ランプ駆動回路であって、複数のランプが並列
に接続された並列負荷回路に駆動電流を供給するバッテ
リと、前記バッテリと前記並列負荷回路との間で駆動電
流の供給の有無を切換えるスイッチ部と、前記並列負荷
回路内の複数の前記ランプのそれぞれに接続されて当該
各ランプの各駆動電流を抑制する定電流回路とを備える
ものである。
【0009】望ましくは、前記スイッチ部は、操作者に
よりスイッチ操作を行う手動式開閉器と、前記手動式開
閉器の開閉動作に応じて開閉する半導体スイッチング素
子とを備えるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一の実施形態の
車載ランプ駆動回路の概略を示す回路ブロック図であ
る。この車載ランプ駆動回路は、図1の如く、単一のバ
ッテリ11を電源とし、複数のランプ12a,12b,
…を並列に有する並列負荷回路12が、バッテリ11及
びスイッチ部13に対して直列に接続されている。そし
て、並列負荷回路12内においては、定電流回路14
a,14b,…が各ランプ12a,12b,…に直列に
接続されている。
【0011】ランプ12a,12b,…は、例えば操作
ボタンのON/OFF表示灯や背面発光型液晶表示ディ
スプレイの背面照明等の機能を有せしめられたものであ
って、自動車の各種電装装置の中でも小さな電流で駆動
されるものである。なお、ランプ12a,12b,…は
全てが同じ定格の同等品が使用されている。
【0012】スイッチ部13は、実際には耐久性を考慮
して図2のような電流保護方式の回路を使用している。
このスイッチ部13としての回路は、スモールスイッチ
(手動式開閉器)SSと、このスモールスイッチSSの
閉時(ON時)に形成される第1閉回路C1を分圧する
第1及び第2抵抗R1,R2と、これら2個の抵抗R
1,R2の接続中間点にベース接続され且つバッテリ1
1の負側にエミッタ接続されたNPN型の第1トランジ
スタQ1と、この第1トランジスタQ1にコレクタ接続
された第3抵抗R3と、この第3抵抗R3にベース接続
され且つバッテリ11の負側にコレクタ接続されたPN
P型の第2トランジスタQ2と、この第2トランジスタ
Q2の閉時(ON時)に形成される第2閉回路C2を分
圧するよう第2トランジスタQ2にエミッタ接続された
第4及び第5抵抗R4,R5と、これら2個の抵抗R
4,R5の接続中間点にベース接続され且つバッテリ1
1の正側にエミッタ接続された第3トランジスタQ3
(半導体スイッチング素子)とを備えている。
【0013】各定電流回路14a,14b,…は、各ラ
ンプ12a,12b,…に直列に接続されたNPN型の
第4トランジスタQ4及び抵抗(第6抵抗)R6と、第
4トランジスタQ4にベース接続されてベース電圧を供
給する第7抵抗R7と、第4トランジスタQ4のベース
とバッテリ11の負側との間に介在されたツェナーダイ
オードDzとを備えてなる。かかる構成により、各定電
流回路14a,14b,…では、ツェナーダイオードD
zにより第4トランジスタQ4のベース電圧が一定のツ
ェナー電圧Vzに維持され、その結果、第4トランジス
タQ4に流れるランプ12a,12b,…の駆動電流I
a,Ib,…が一定に維持される。
【0014】上記構成の車載ランプ駆動回路において、
スイッチ部13のスモールスイッチSSの閉時(ON
時)には、第1閉回路C1における第1及び第2抵抗R
1,R2の分圧により第1トランジスタQ1にベース入
力がなされ、その結果、第3抵抗R3に電流が流れて第
2トランジスタQ2のベース電流が流れ第2トランジス
タQ2が閉切換(ON切換)される。そうすると、第2
閉回路C2に電流が流れるため、第3トランジスタQ3
のベース電位は第4及び第5抵抗R4,R5による分圧
により上昇し、第3トランジスタQ3が閉切換(ON切
換)する。そして、第3トランジスタQ3のコレクタか
らは、ランプ12a,12b,…を有する並列負荷回路
12に駆動電流I(≒Ia+Ib+…)が出力される。
【0015】各定電流回路14a,14b,…では、第
4トランジスタQ4のベース電流Isが第7抵抗R7を
通じて与えられ、これに応じて第4トランジスタQ4が
閉状態(ON状態)になると、駆動電流Ia,Ib,…
が各第4トランジスタQ4を流れるため、各ランプ12
a,12b,…が点灯する。
【0016】この際、並列負荷回路12及び第3トラン
ジスタQ3(半導体スイッチング素子)には、大量の突
入電流(ラッシュ電流)が急激に流れ込もうとする。し
かしながら、第4トランジスタQ4にツェナーダイオー
ドDzをベース接続しているので、第4トランジスタQ
4のベース電圧がツェナーダイオードDzによって一定
のツェナー電圧に維持され、第4トランジスタQ4に流
れる駆動電流Ia,Ib,…が一定に維持される。
【0017】このように、各ランプ12a,12b,…
の駆動電流Ia,Ib,…が一定値に抑制されるため、
回路設計上、半導体スイッチング素子としての第3トラ
ンジスタQ3等の各素子の定格電流を小さく設定するこ
とができる。その結果、素子搭載面積を縮小でき、小面
積化を図り得る。
【0018】また、他の負荷変動による照明輝度のちら
つきを防止でき、ディスプレイ品位の向上を図ることが
できる。
【0019】さらに、並列負荷回路12内においていず
れかのランプ12a,12b,…が断線した場合でも、
定電流回路14a,14b,…が電流値を抑制するた
め、回路全体を容易に保護することができる。
【0020】なお、定電流回路14a,14b,…は図
2に示した構成に限るものではなく、一般に使用可能な
回路構成であればどのようなものを適用してもよい。ま
た、スイッチ部13についても、図2に示した構成に限
るものではない。
【0021】また、上記実施形態では、ランプ12a,
12b,…の全てを同じ定格の同等品として説明してい
たが、異なった電流特性を有する異種のランプを用いて
も良い。この場合、定電流回路14a,14b,…の定
電流値を回路的に変化させてやればよい。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、並列負荷回路内の複
数のランプの各駆動電流を抑制する定電流回路を備えて
いるので、回路設計上、スイッチ部等の各素子(例えば
請求項2に記載の半導体スイッチング素子)の定格電流
を小さく設定しても、過負荷がかかることなく安全に駆
動できる。したがって、素子搭載面積を縮小でき、小面
積化を図ることができる。
【0023】また、他の負荷変動によるランプ輝度のち
らつきを防止でき、ランプ照明等の品位の向上を図るこ
とができる。
【0024】さらに、並列負荷回路内においていずれか
のランプが断線した場合でも、定電流回路が電流値を抑
制するため、回路全体を容易に保護することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施形態の車載ランプ駆動回路
の概略を示す回路ブロック図である。
【図2】この発明の一の実施形態の車載ランプ駆動回路
を示す回路図である。
【図3】第1従来技術の車載ランプ駆動回路の概略を示
す回路ブロック図である。
【図4】第2従来技術の車載ランプ駆動回路の概略を示
す回路ブロック図である。
【符号の説明】
11 バッテリ 12 並列負荷回路 12a,12b,… ランプ 13 スイッチ部 14a,14b,… 定電流回路 SS スモールスイッチ(手動式開閉器)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車内に搭載されるランプを駆動する
    ための車載ランプ駆動回路であって、 複数のランプが並列に接続された並列負荷回路に駆動電
    流を供給するバッテリと、 前記バッテリと前記並列負荷回路との間で駆動電流の供
    給の有無を切換えるスイッチ部と、 前記並列負荷回路内の複数の前記ランプのそれぞれに接
    続されて当該各ランプの各駆動電流を抑制する定電流回
    路とを備えることを特徴とする車載ランプ駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車載ランプ駆動回路で
    あって、 前記スイッチ部は、 操作者によりスイッチ操作を行う手動式開閉器と、 前記手動式開閉器の開閉動作に応じて開閉する半導体ス
    イッチング素子とを備える車載ランプ駆動回路。
JP9234429A 1997-08-29 1997-08-29 車載ランプ駆動回路 Pending JPH1178686A (ja)

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JP9234429A JPH1178686A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 車載ランプ駆動回路

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ID=16970887

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JP9234429A Pending JPH1178686A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 車載ランプ駆動回路

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JP (1) JPH1178686A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6452337B1 (en) 1999-06-22 2002-09-17 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Lamp circuit for automobiles
US7414244B2 (en) 2004-06-30 2008-08-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Mixing ration detecting apparatus, method of controlling mixing ration detecting apparatus, and fuel cell system incorporating mixing ratio detecting apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6452337B1 (en) 1999-06-22 2002-09-17 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Lamp circuit for automobiles
US7414244B2 (en) 2004-06-30 2008-08-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Mixing ration detecting apparatus, method of controlling mixing ration detecting apparatus, and fuel cell system incorporating mixing ratio detecting apparatus

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