JPH117864A - 電子機器の操作つまみ - Google Patents
電子機器の操作つまみInfo
- Publication number
- JPH117864A JPH117864A JP17281097A JP17281097A JPH117864A JP H117864 A JPH117864 A JP H117864A JP 17281097 A JP17281097 A JP 17281097A JP 17281097 A JP17281097 A JP 17281097A JP H117864 A JPH117864 A JP H117864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation knob
- switch
- key
- boss
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】機器が振動したときの操作つまみと操作パネル
または操作つまみとスイッチとの衝突音をなくす。 【解決手段】パネルとスイッチの間に配置されキー2が
フレーム1とヒンジ3を介して一体となるように成形さ
れた操作つまみにおいて、パネルおよびスイッチとに対
向する部分5b、4aをエラストマー樹脂とした。
または操作つまみとスイッチとの衝突音をなくす。 【解決手段】パネルとスイッチの間に配置されキー2が
フレーム1とヒンジ3を介して一体となるように成形さ
れた操作つまみにおいて、パネルおよびスイッチとに対
向する部分5b、4aをエラストマー樹脂とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はオーディオ機器等
の操作つまみに係わり、特に、機器の振動による異音発
生を防止した操作つまみに関する。
の操作つまみに係わり、特に、機器の振動による異音発
生を防止した操作つまみに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のオーディオ機器の操作つま
みの例を示す。操作つまみは単一素材の樹脂により一体
成形により作られている。すなわち、フレーム1にキー
2、2がヒンジ3、3…を介して連なり、フレーム1に
はさらにリブ6、6…が突出するように形成されてい
る。キー2には下面にボス4が突出するように形成さ
れ、側面にはフランジ5が突出するように形成されてい
る。
みの例を示す。操作つまみは単一素材の樹脂により一体
成形により作られている。すなわち、フレーム1にキー
2、2がヒンジ3、3…を介して連なり、フレーム1に
はさらにリブ6、6…が突出するように形成されてい
る。キー2には下面にボス4が突出するように形成さ
れ、側面にはフランジ5が突出するように形成されてい
る。
【0003】このような操作つまみはプリント基板7と
図示していない操作パネルの裏面に挟まれるように配置
されている。操作パネルの開口部から突出したキー2を
指で押すとヒンジ3が撓み、ボス4が下方向に動いてプ
リント基板7上のタクトスイッチ8を動作させる。
図示していない操作パネルの裏面に挟まれるように配置
されている。操作パネルの開口部から突出したキー2を
指で押すとヒンジ3が撓み、ボス4が下方向に動いてプ
リント基板7上のタクトスイッチ8を動作させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の操作つ
まみは通常ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・ス
チレン)やPS(ポリスチレン)の硬質の樹脂で作られ
ており、フランジ5と硬質の操作パネルとの間に隙間が
介在している。このような操作つまみを備えたオーディ
オ機器が振動すると、フランジ5と操作パネルとが衝突
して音が発生する。さらに、ボス4とタクトスイッチ8
とが衝突して音が発生する。このような衝突音は振動の
周期が小さいと、ビリツキ音となり耳障りなものであっ
た。
まみは通常ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・ス
チレン)やPS(ポリスチレン)の硬質の樹脂で作られ
ており、フランジ5と硬質の操作パネルとの間に隙間が
介在している。このような操作つまみを備えたオーディ
オ機器が振動すると、フランジ5と操作パネルとが衝突
して音が発生する。さらに、ボス4とタクトスイッチ8
とが衝突して音が発生する。このような衝突音は振動の
周期が小さいと、ビリツキ音となり耳障りなものであっ
た。
【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、機器が振動して
も操作つまみと操作パネルやスイッチとの衝突音が発生
しない電子機器の操作つまみを提供することにある。
のであって、その目的とするところは、機器が振動して
も操作つまみと操作パネルやスイッチとの衝突音が発生
しない電子機器の操作つまみを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の電子機器の操
作つまみは、パネルとスイッチの間に配置された操作つ
まみにおいて、前記パネルあるいはスイッチに対向する
部分をエラストマー樹脂としたものである。
作つまみは、パネルとスイッチの間に配置された操作つ
まみにおいて、前記パネルあるいはスイッチに対向する
部分をエラストマー樹脂としたものである。
【0007】また、この発明の電子機器の操作つまみ
は、パネルとスイッチの間に配置されキーがフレームと
ヒンジを介して一体となるように成形された操作つまみ
において、前記パネルあるいはスイッチに対向する部分
をエラストマー樹脂としたものである。
は、パネルとスイッチの間に配置されキーがフレームと
ヒンジを介して一体となるように成形された操作つまみ
において、前記パネルあるいはスイッチに対向する部分
をエラストマー樹脂としたものである。
【0008】また、前記各電子機器の操作つまみにおい
て、ABS樹脂とエラストマー樹脂とで二色成形された
ものである。
て、ABS樹脂とエラストマー樹脂とで二色成形された
ものである。
【0009】さらに、前記各電子機器の操作つまみにお
いて、キーの背後に発光素子を配置し、前記発光素子を
キーに設けた透明のエラストマー樹脂で覆うように構成
したものである。
いて、キーの背後に発光素子を配置し、前記発光素子を
キーに設けた透明のエラストマー樹脂で覆うように構成
したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施例であるオーディ
オ機器の操作つまみを図面に基づいて説明する。図1は
この発明の第1の実施例である操作つまみを示す分解斜
視図である。操作つまみは二色成形法によりABSまた
はPSの硬質の樹脂とエラストマー樹脂とが一体となる
ように成形されている。フレーム1、キー2、2、ヒン
ジ3、3…フランジ5およびリブ6、6…は硬質の樹脂
で一体に成形されている。キー2の下面に突出するボス
4aおよびフランジ5と連なるフランジ5aとフランジ
5aから突出するだぼ5bはエラストマー樹脂で形成さ
れている。
オ機器の操作つまみを図面に基づいて説明する。図1は
この発明の第1の実施例である操作つまみを示す分解斜
視図である。操作つまみは二色成形法によりABSまた
はPSの硬質の樹脂とエラストマー樹脂とが一体となる
ように成形されている。フレーム1、キー2、2、ヒン
ジ3、3…フランジ5およびリブ6、6…は硬質の樹脂
で一体に成形されている。キー2の下面に突出するボス
4aおよびフランジ5と連なるフランジ5aとフランジ
5aから突出するだぼ5bはエラストマー樹脂で形成さ
れている。
【0011】このような操作つまみはプリント基板7と
図示していない操作パネルの裏面に挟まれるように配置
されている。そして、だぼ5b、5b…と操作パネルの
裏面が密接し、ボス4a、4aとプリント基板上のタク
トスイッチ8、8が密接している。エラストマー樹脂は
軟らかく、だぼ5b、5b…と操作パネルの裏面が密接
した状態でも自然状態でボス4aがタクトスイッチ8を
作動させることはない。そして、操作パネルの開口部か
ら突出したキー2を指で押すとヒンジ3が撓み、ボス4
aが下方向に動いてプリント基板7上のタクトスイッチ
8を動作させる。
図示していない操作パネルの裏面に挟まれるように配置
されている。そして、だぼ5b、5b…と操作パネルの
裏面が密接し、ボス4a、4aとプリント基板上のタク
トスイッチ8、8が密接している。エラストマー樹脂は
軟らかく、だぼ5b、5b…と操作パネルの裏面が密接
した状態でも自然状態でボス4aがタクトスイッチ8を
作動させることはない。そして、操作パネルの開口部か
ら突出したキー2を指で押すとヒンジ3が撓み、ボス4
aが下方向に動いてプリント基板7上のタクトスイッチ
8を動作させる。
【0012】このように、自然状態でだぼ5b、5b…
と操作パネルの裏面およびボス4a、4aとタクトスイ
ッチ8、8が密接しており、だぼ5b、5b…およびボ
ス4a、4aが軟らかいためオーディオ機器が振動して
も衝突音が発生しない。
と操作パネルの裏面およびボス4a、4aとタクトスイ
ッチ8、8が密接しており、だぼ5b、5b…およびボ
ス4a、4aが軟らかいためオーディオ機器が振動して
も衝突音が発生しない。
【0013】このように上記実施例のオーディオ機器の
操作つまみによれば、オーディオ機器が振動しても操作
つまみと操作パネルまた操作つまみとスイッチとの衝突
音が発生しない。
操作つまみによれば、オーディオ機器が振動しても操作
つまみと操作パネルまた操作つまみとスイッチとの衝突
音が発生しない。
【0014】また、操作つまみと操作パネルまた操作つ
まみとスイッチとの間の隙間をなくすことによりキーを
押したときに遊びが発生せず操作感がよくなる。
まみとスイッチとの間の隙間をなくすことによりキーを
押したときに遊びが発生せず操作感がよくなる。
【0015】図2はこの発明の第2の実施例である操作
つまみを示す斜視図である。この例では第1の実施例と
同様に操作つまみは二色成形法によりABSまたはPS
の硬質の樹脂とエラストマー樹脂とが一体となるように
成形されている。フレーム1、キー2、ヒンジ3、フラ
ンジ5は硬質の樹脂で一体に成形されている。キー2の
下面に突出するボス4aおよびフランジ5と連なるフラ
ンジ5aとフランジ5aから突出するだぼ5bはエラス
トマー樹脂で形成されている。キー2の中央部には透明
のエラストマー樹脂で透光部2aが形成されている。
つまみを示す斜視図である。この例では第1の実施例と
同様に操作つまみは二色成形法によりABSまたはPS
の硬質の樹脂とエラストマー樹脂とが一体となるように
成形されている。フレーム1、キー2、ヒンジ3、フラ
ンジ5は硬質の樹脂で一体に成形されている。キー2の
下面に突出するボス4aおよびフランジ5と連なるフラ
ンジ5aとフランジ5aから突出するだぼ5bはエラス
トマー樹脂で形成されている。キー2の中央部には透明
のエラストマー樹脂で透光部2aが形成されている。
【0016】このような操作つまみはプリント基板と操
作パネルの裏面に挟まれるように配置され、だぼ5bと
操作パネルの裏面が密接し、ボス4aとプリント基板上
のタクトスイッチが密接している。透光部2aの背後に
は発光素子が配置される。また、タクトスイッチ8に発
光素子を設け、光をボス4aを介して透光部2aへ導い
てもよい。
作パネルの裏面に挟まれるように配置され、だぼ5bと
操作パネルの裏面が密接し、ボス4aとプリント基板上
のタクトスイッチが密接している。透光部2aの背後に
は発光素子が配置される。また、タクトスイッチ8に発
光素子を設け、光をボス4aを介して透光部2aへ導い
てもよい。
【0017】操作パネルの開口部から突出したキー2を
指で押すとヒンジ3が撓み、ボス4aが下方向に動いて
プリント基板上のタクトスイッチを動作させる。透光部
2aの背後の発光素子を光らせることにより、透光部2
aをプレイインジケータとして光らせることができる。
透光部2aの色を変えることによりプレイインジケータ
を好みの色とすることができる。オーディオ機器が振動
しても衝突音が発生しないことは第1の実施例と同様で
ある。
指で押すとヒンジ3が撓み、ボス4aが下方向に動いて
プリント基板上のタクトスイッチを動作させる。透光部
2aの背後の発光素子を光らせることにより、透光部2
aをプレイインジケータとして光らせることができる。
透光部2aの色を変えることによりプレイインジケータ
を好みの色とすることができる。オーディオ機器が振動
しても衝突音が発生しないことは第1の実施例と同様で
ある。
【0018】以上の実施例はヒンジを用いた構造とした
が、キーとスイッチの間に配置した弾性体(例えばバ
ネ)によりキーが所定方向に付勢されるようにしてもよ
い。
が、キーとスイッチの間に配置した弾性体(例えばバ
ネ)によりキーが所定方向に付勢されるようにしてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】この発明の電子機器の操作つまみによれ
ば、機器が振動しても操作つまみとパネルまたは操作つ
まみとスイッチとの衝突音が発生しない。
ば、機器が振動しても操作つまみとパネルまたは操作つ
まみとスイッチとの衝突音が発生しない。
【図1】この発明の第1の実施例である操作つまみを示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図2】この発明の第2の実施例である操作つまみを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】従来の操作つまみの例を示す分解斜視図であ
る。
る。
1 フレーム 2 キー、2a 透光部 3 ヒンジ 4 ボス、4a ボス 5 フランジ、5a フランジ、5b だぼ 6 リブ 7 プリント基板 8 タクトスイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 パネルとスイッチの間に配置された操作
つまみにおいて、前記パネルあるいはスイッチに対向す
る部分をエラストマー樹脂としたことを特徴とする電子
機器の操作つまみ。 - 【請求項2】 パネルとスイッチの間に配置されキーが
フレームとヒンジを介して一体となるように成形された
操作つまみにおいて、前記パネルあるいはスイッチに対
向する部分をエラストマー樹脂としたことを特徴とする
電子機器の操作つまみ。 - 【請求項3】 ABS樹脂とエラストマー樹脂とで二色
成形された請求項1または2の電子機器の操作つまみ。 - 【請求項4】 キーの背後に発光素子を配置し、前記発
光素子をキーに設けた透明のエラストマー樹脂で覆うよ
うに構成した請求項1から3のいずれかに記載した電子
機器の操作つまみ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17281097A JPH117864A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 電子機器の操作つまみ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17281097A JPH117864A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 電子機器の操作つまみ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117864A true JPH117864A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15948803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17281097A Pending JPH117864A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 電子機器の操作つまみ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH117864A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007200574A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-09 | Kenwood Corp | 押ボタン装置 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP17281097A patent/JPH117864A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007200574A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-09 | Kenwood Corp | 押ボタン装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040831 |