JPH1178044A - 記録ヘッドの洗浄方法 - Google Patents

記録ヘッドの洗浄方法

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JPH1178044A
JPH1178044A JP23825997A JP23825997A JPH1178044A JP H1178044 A JPH1178044 A JP H1178044A JP 23825997 A JP23825997 A JP 23825997A JP 23825997 A JP23825997 A JP 23825997A JP H1178044 A JPH1178044 A JP H1178044A
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cleaning
ink
recording head
liquid
head
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JP23825997A
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English (en)
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Koji Suenaga
幸治 末永
Naoki Morita
直己 森田
Kazunori Onishi
一典 大西
Jun Isozaki
準 磯崎
Yumiko Nanba
由美子 難波
Toshiyuki Yano
敏行 矢野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたる使用および搬送、保管において
記録ヘッドを正常に保ち、高画質を維持することのでき
る液体噴射記録装置における記録ヘッドの洗浄方法を提
供する。 【解決手段】 まず作業員は、S31で記録用のインク
タンクを取り外し、S32で洗浄用のインクタンクを装
着し、洗浄を開始させる。S33において、メンテナン
ス機構を用いたポンプによるインク吸引、ダミージェッ
ト、ワイパーによるふき取りなどの洗浄動作を行なう。
洗浄終了後、S34で洗浄タンクを取り外し、S35で
記録ヘッド内に残留している洗浄液を排出する。洗浄液
の排出は洗浄動作と同様、インク吸引やダミージェット
などで行なうことができる。これによって記録ヘッド内
に大気が導入され、内部を乾燥させる。この状態で保
管、輸送すれば、インクの漏れや乾燥は発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を噴射して飛
翔液滴を形成しこの飛翔液滴により記録を行なう液体噴
射記録装置における記録ヘッドの洗浄方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】液体噴射記録装置で用いる水性インク
は、物性上、「乾く」、「濡れる」という問題を有して
いる。乾けばインクの性質が変化し、画質の劣化を招く
ばかりでなく、乾燥が極度に進めばノズル内部でインク
が固化してインクの噴射が不可能となるケースもある。
また、でこぼこ道を搬送したり、空輸などで低圧下を輸
送すると、ノズルからインク漏れを引き起こすことがあ
る。漏れたインクは人の手に付着すれば汚れとなり、装
置内部に付着すれば装置の不調の原因ともなりかねな
い。このため、様々な技術が取り込まれているが、1年
以上の高温での長期放置や、でこぼこ道での搬送といっ
た過酷な条件下ではインクの乾燥や漏れという問題は避
けられない。
【0003】液体噴射記録装置では、種々の記録ヘッド
の洗浄を行なう方法が考えられている。例えば、特開平
6−8461号公報、特開平8−150712号公報、
特開平8−150734号公報等では、洗浄装置を用い
て記録ヘッドの表面の洗浄を行なっている。しかしこれ
らは記録ヘッドの内部を洗浄するものではない。また、
特開平8−207308号公報、特開平7−25021
号公報、特開平8−295029号公報などでは、洗浄
用の特殊なインクタンクを用い、記録ヘッド内部の洗浄
を行なっている。さらに特開平9−39260号公報に
記載されているように、通常使用するインクタンクと共
通のタンクを用い、特殊な洗浄液を用いて洗浄する方法
も提案されている。しかし、これらはいずれも記録ヘッ
ド内を洗浄した後、インクを充填させるものであり、根
本的には長期放置や強振動に耐えるための方法ではな
い。また、特開昭58−71170号公報には記録ヘッ
ドを洗浄した後、空とすることが記載されているが、具
体的な洗浄方法については説明がなく実現性に乏しいも
のである。
【0004】以上はユーザの使用時において洗浄を行な
うものであるが、記録ヘッドが長期使用に耐えるパーマ
ネント方式の場合、記録ヘッドは記録装置に固定である
ため、メーカーからの出荷においても洗浄が行なわれ
る。すなわち、最終検査を行なった際にはインクタンク
を装着し、インクで記録ヘッドが満たされている状態と
なっている。しかし、この状態でそのまま出荷を行なう
と、上述のようにインクの漏れが発生し、あるいは倉庫
の保管を長期にわたって行なえば乾燥が発生する。海外
への輸出を航空便にて行なえば、気圧の低下による漏れ
も発生し、着荷障害を発生する。
【0005】また、記録ヘッドがインクタンクと一体と
なったカートリッジにおいては、近年の環境リサイクル
やコストの観点から、インクがなくなっても再充填を行
なって再利用することが常識となりつつある。この場
合、記録ヘッドの使用時間は伸びるため、実質的にはイ
ンクタンク交換型と同様の特性が要求されるようになり
つつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、長期にわたる使用および搬
送、保管において記録ヘッドを正常に保ち、高画質を維
持することのできる液体噴射記録装置における記録ヘッ
ドの洗浄方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体噴射記録
装置における記録ヘッドの洗浄方法において、記録ヘッ
ド内のインクを洗浄液に置換して洗浄した後、記録ヘッ
ド内に大気を導入する。例えば出荷、搬送あるいは保管
前に記録ヘッドの洗浄を行ない、インクを除去し、なお
かつ記録ヘッド内に大気を導入して洗浄液も除去し、ヘ
ッドのノズル内を空の状態とする。これによって、長期
にわたる保管や搬送を行なっても、インクの漏れや、イ
ンクの乾燥などが発生せず、記録ヘッドを最良の状態に
保持することができ、また搬送時のトラブルを回避する
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の洗浄方法を実施
する液体噴射記録装置の記録ヘッドおよびインクタンク
の一例を示す分解斜視図、図2は、同じくヘッドチップ
の一例を示す断面図である。図中、1はブラックインク
タンク、2はカラーインクタンク、3はガスケット、4
はフィルタ、5はジョイント部材、6はマニホールド、
7はヒートシンク、8はヘッドチップ、9はフェースプ
レート、10はプリント基板、11は筺体、12はサポ
ート部材、13はスキャンシャフト、21は噴射素子基
板、22は流路層、23はノズル基板、24は共通液
室、25はバイパス流路、26は個別流路、27はノズ
ル、28は噴射素子である。ここでは、記録ヘッドとイ
ンクタンクが分離可能な構成を示している。
【0009】この例では、ブラックインクを保持するブ
ラックインクタンク1と、ブラック以外の複数のカラー
インクを保持するカラーインクタンク2の2つのインク
タンクを用いる。ここではカラーインクとして3色のイ
ンクを用いる。そのため、カラーインクタンク2は内部
が3つに分けられており、それぞれの色のインクごとに
インクの供給口を有している。ブラックインクタンク1
は1つのインクの供給口を有している。
【0010】ジョイント部材5にはインクタンクのイン
クの供給口に対応してジョイント部が設けられている。
ジョイント部にはフィルタ4およびガスケット3が設け
られている。ジョイント部材5はマニホールド6と接合
され、インクの流路が形成される。
【0011】一方、ヒートシンク7上にはヘッドチップ
8が設けられており、マニホールド6内のインクの流路
がヘッドチップ8に接合される。ヘッドチップ8は、図
2に示すように、噴射素子基板21とノズル基板23と
が流路層22を挟んで接合されて形成されている。噴射
素子基板21には多数の噴射素子28が形成されてい
る。流路層22は、これらの噴射素子28上、および、
バイパス流路25を除く部分に形成されている。また、
ノズル層23には貫通孔として共通液室24が形成され
るとともに、多数の噴射素子28に対応した個別流路2
6が形成されている。個別流路26の先端がノズル27
となる。
【0012】またヒートシンク7上にはプリント配線が
施されており、ヘッドチップ8に対して電力および信号
の授受を行なう。ヘッドチップ8の先端部には、フェー
スプレート9が装着されている。
【0013】このような組立体はそれぞれのインクタン
クに応じて形成されている。ブラックインクタンク1に
対応する組立体にはジョイント部が1つ設けられてお
り、ヘッドチップ8もすべてブラックインク用として用
いられる。カラーインクタンク1に対応する組立体には
カラーインクタンク2の各インクの供給口に対応して3
つのジョイント部が設けられており、マニホールド6内
にも3本のインクの供給路が設けられている。さらに、
ヘッドチップ8も各色のインクに対応して3分割して用
いられる。
【0014】このような組立体が筺体11に装着され
る。また、プリント基板10が装着される。本体とプリ
ント基板10との間はフレキシブルケーブルなどで接続
され、ヒートシンク7を介して本体とヘッドチップ8と
が電気的に接続される。また、筐体11はスキャンシャ
フト13に固定され、摺動自在に本体に組み付けられて
いる。
【0015】インクタンクは、筐体11のサポート部材
12によりプリントヘッド上に保持される。このとき、
各インクタンクのインクの供給口の周囲がジョイント部
のガスケット3と当接し、インクの流路を形成する。こ
れによってインクタンク1,2より供給されるインク
は、ガスケット3により形成されるインクの流路、およ
び、フィルタ4、ジョイント部材5、マニホールド6を
介して、ヒートシンク7上のヘッドチップ8に供給され
る。ヘッドチップ8に供給されたインクは、図2に示す
ように共通液室24、バイパス流路25を介してそれぞ
れの個別流路26に供給される。
【0016】また、記録装置本体からプリント基板1
0、ヒートシンク7上のプリント配線を介してヘッドチ
ップ8へ電気信号が送られ、選択的にインクを噴射して
記録動作を行なう。このとき、図2に示す噴射素子28
によってインクが付勢され、ノズル27からインク滴が
飛翔する。インク滴が被記録媒体に付着することによっ
て記録が行なわれる。記録装置本体は、記録ヘッドおよ
びインクタンクを摺動させて主走査を行なうとともに、
例えば被記録媒体を副走査方向に移動させ、画像を形成
する。また、記録装置本体は、記録ヘッドおよびインク
タンクをメンテナンスステーションに移動させ、種々の
メンテナンスや記録を行なっていない間の保持動作を行
なう。さらに、以下に説明するような洗浄動作も行な
う。
【0017】図3は、洗浄タンクの一例を示す斜視図で
ある。通常の記録用のインクタンクと同一のものであ
り、内部に洗浄液を充填したものである。洗浄タンクと
通常の記録用のインクタンクは見た目にわかるようにシ
ールなどで分別されている。このように洗浄タンクは、
インク以外、通常の記録用のインクタンクと同じとする
ことによって、新たに洗浄用のインクタンクを製造する
必要はなく、充填作業のみで作製することができる。ま
た、記録用のインクタンクと同様にユーザから回収した
使用済みタンクを用いることもできる。この場合は、イ
ンクタンク内の洗浄を必要とするが、インクタンク自体
は何回でも使えるので好ましい。あるいは洗浄タンクの
場合、インクの染料あるいは顔料成分を含まないため化
学耐性を要求しない。そのため、タンクを形成する材料
の選択範囲が広がり、安価にすることは可能である。い
ずれにしても通常のインクタンク技術の範囲であり特殊
な設計を必要としない。以下の説明では、記録ヘッド内
の洗浄を行なう際にはこのような洗浄タンクを用いて行
なうものとする。
【0018】図4は、本発明の記録ヘッドの洗浄方法の
実施の一形態の基本的なシーケンスを示すフローチャー
トである。これはユーザが行なう作業および工場出荷の
際に作業として行なう内容を示している。まずS31に
おいて、ユーザあるいは作業員は、それまで用いていた
記録用のインクタンクを取り外す。そしてS32におい
て、例えば図3に示すような洗浄用のインクタンクを装
着し、洗浄を開始させる。
【0019】S33において記録ヘッド内の洗浄動作を
行なう。この洗浄動作では、メンテナンス機構を用いた
ポンプによるインク吸引、ワイパーによるふき取り、メ
ンテナンスポジションでのインク噴射(以下、ダミージ
ェットと呼ぶ)などを行なう。これらは、通常のメンテ
ナンス動作において行なわれる動作であり、これらの組
合わせである。
【0020】洗浄終了後は、S34において洗浄タンク
を取り外し、S35において記録ヘッド内に残留してい
る洗浄液を排出する。洗浄液の排出は、洗浄動作と同
様、例えばメンテナンス機構を用いたポンプによるイン
ク吸引やダミージェットなどで行なうことができる。こ
れによって記録ヘッド内に大気が導入され、内部を乾燥
させることができる。
【0021】このように洗浄し、洗浄液を排出した後
は、記録用のインクタンクも洗浄タンクも取り外した状
態にしておく。図示していないが、ヘッドはホームポジ
ションに戻って電源オフの状態とすればよい。この状態
では、記録ヘッド内にインクが存在しないので、インク
漏れやインクの固化を発生させずに、長期間にわたる保
管や、劣悪な輸送環境にも対応することができる。な
お、図4に示すような洗浄動作は、メンテナンス動作の
シーケンスの1つとして組み込まれており、メーカの作
業員またはユーザは、上述のようにタンクの交換作業と
洗浄動作の介し支持などを行なうのみである。
【0022】図5、図6は、本発明の記録ヘッドの洗浄
方法の実施の一形態における具体的な第1の動作例を示
すフローチャートである。記録ヘッドの洗浄を開始する
に当たり、キャリッジをインクタンク交換ポジションま
で移動する。ここで記録用のインクタンクから洗浄タン
クに交換する。洗浄タンクに交換後、洗浄動作を開始さ
せる。
【0023】初めにブラックのインクが供給されていた
記録ヘッド(以下、ブラックヘッドと呼ぶ)についての
洗浄動作を行なう。まずS41においてブラックヘッド
のノズル面にキャップを装着し、S42において吸引動
作を行なう。キャップは、通常、記録ヘッドの乾燥防止
やメンテナンスのためにメンテナンスステーションに設
けられている。さらにS43において、ブラックヘッド
によってダミージェットを行なう。ダミージェットによ
って噴射された液滴はキャップ内に溜まるので、S44
においてそのキャップ内の液を吸引動作により除去す
る。初期の頃は記録ヘッド内に残留しているインクが吸
引やダミージェットで外部に排出される。インクが外部
に排出された分だけ洗浄液が洗浄タンクから供給され、
記録ヘッド内はしだいにインクが洗浄液に置換されて行
くことになる。
【0024】ブラックヘッドにおけるダミージェット
は、例えばラダーチャート状のパターンで行なうことが
できる。図7は、ブラックヘッドにおけるダミージェッ
トの駆動パターンの一例の説明図である。○は噴射動作
を行なわないノズル、●は噴射動作を行なうノズルを示
している。図7(A)では、複数本のノズルごとに噴射
を行なうものと行なわないものを配したパターンを示し
ており、各噴射タイミングにおいて噴射を行なうノズル
と行なわないノズルを交代して駆動する。また、図7
(B)に示すパターンは、噴射を行なうノズルと行なわ
ないノズルとのパターンを少しずつずらして行く例を示
している。さらに図7(C)では、噴射するノズル数と
噴射しないノズル数を変えた例を示しており、噴射する
ノズル位置を順次ずらしたパターンを示している。これ
らのパターンを適宜組み合わせて用いることもできる。
もちろん、ダミージェットの休止期間を調整する等の他
のパターンであってもよい。
【0025】このようなパターンに基づいてダミージェ
ットを行なうことによって、ヘッドチップ8内の共通液
室24に供給される洗浄液をノズルの配列方向に揺動さ
せることができる。これによってヘッドチップ内の洗浄
効果を促進させることができる。ダミージェットは、具
体的には例えば各ノズルについて30回程度行なう。
【0026】次にS45においてカラーヘッドのノズル
面にキャップを装着し、S46において吸引動作および
ダミージェットを行なう。この吸引動作およびダミージ
ェットを交互に連続して3回行なう。このときのダミー
ジェットもそれぞれ30回程度行なう。その後、S47
においてキャップ内の液を吸引動作により除去する。さ
らにS48において、キャップを外した後、ダミージェ
ットを行なう。このダミージェットも30回程度行なえ
ばよい。
【0027】S49において再びブラックヘッドの吸
引、ダミージェット、キャップ内の吸引動作を行なう。
すなわちS49において上述のS41〜S44の動作を
行なうことになる。次にS50において再びカラーヘッ
ドにおいて、吸引とダミージェットを交互に連続して3
回行ない、キャップ内の吸引動作を行ない、キャップ内
の吸引動作およびキャップを外してのダミージェットを
行なう。すなわち、S50においてS45〜S48の動
作を行なうことになる。そしてS51において3度目の
ブラックヘッドの吸引、ダミージェット、キャップ内の
吸引動作を行なう。
【0028】このようにブラックヘッドとカラーヘッド
の吸引動作を交互に行なうことにより、洗浄タンクから
供給される洗浄液をヘッドチップ8の共通液室24やバ
イパス流路25の端部に生じる死水域に拡散させるため
の時間を確保し、また各部の洗浄液に接している時間を
確保して、洗浄処理全体として迅速に洗浄を行なうこと
ができる。
【0029】その後、S52においてブラックヘッドか
らキャップを外し、カラーヘッドのダミージェットを行
なう。ここでは、先のダミージェットよりも多い回数、
例えば14000回程度行なう。S53においてキャッ
プ内の液体の吸引動作を行ない、S54においてワイピ
ングを行なった後、キャリッジをインクタンク交換ポジ
ションまで移動させる。ここまでの過程によって、記録
ヘッド内の洗浄を行なう。
【0030】以下の処理では、記録ヘッド内に空気を導
入し乾燥させる処理を行なう。S55において、洗浄タ
ンクを取り外す。以下の処理では記録ヘッドにはいずれ
のタンクも装着しないで行なう。まず、S56において
カラーヘッドにキャップを装着し、S57において吸引
動作とダミージェットとを連続して3回繰り返す。この
ときのダミージェットは、先の洗浄処理の場合より多
く、例えば2000回程度行なってカラーヘッド内の洗
浄液を排出する。その後、S58においてキャップ内の
液体の吸引動作を行なう。また、S59においてキャッ
プを外してダミージェットを行ない、S60においてキ
ャップ内の液体の吸引動作を行なう。S59におけるダ
ミージェットはカラーヘッド内の乾燥のために行なわれ
る。このダミージェットは、例えば30000回程度行
なう。
【0031】続いてS61においてブラックヘッドにキ
ャップを装着し、S62において吸引動作とダミージェ
ットとを連続して3回繰り返す。これによってブラック
ヘッドから洗浄液を排出する。このときのダミージェッ
トは例えば2000回程度行なう。その後、S63にお
いてキャップ内の液体の吸引動作を行なう。また、S6
4においてブラックヘッドからキャップを外してダミー
ジェットを行ない、ブラックヘッド内部を乾燥させる。
このときのダミージェットは例えば15000回程度行
なう。その後、S65においてキャップ内の液体を吸引
する。
【0032】このように記録ヘッドに何も装着せず、吸
引動作およびダミージェットを行なうことにより、ノズ
ル周辺に残った洗浄液を噴射により除去することがで
き、これにより記録ヘッド内部を空とすることができ
る。なお、噴射素子が発熱体の場合、インクを加熱した
ことによってコゲが生成され、そのコゲによって記録ヘ
ッドの劣化を招くことがしられているが、上述のような
洗浄液に対して加熱を行なってもコゲは発生せず、空噴
射による画質への影響は認められなかった。
【0033】カラーヘッドおよびブラックヘッドの洗浄
液の排出および乾燥後は、S66においてそれぞれのヘ
ッドにキャッピングを行ない、洗浄動作を終了する。
【0034】図8は、本発明の記録ヘッドの洗浄方法の
実施の一形態における具体的な第2の動作例を示すフロ
ーチャートである。上述の例では、洗浄時の吸引動作お
よびダミージェットを、ブラックヘッド、カラーヘッ
ド、ブラックヘッド、カラーヘッド、ブラックヘッドの
順に分けて行なった。この例では、ブラックヘッドとカ
ラーヘッドの洗浄時の動作をまとめて行なうようにした
例を示している。
【0035】通常の記録時のインクタンクを外し、洗浄
タンクを装着して洗浄処理を開始する。S71におい
て、カラーヘッドにキャップを装着し、吸引動作とダミ
ージェットとを連続して6回行なう。この動作は、S4
6およびS50の動作をまとめたものである。S72に
おいてキャップ内の液体を吸引し、S73においてカラ
ーヘッドからキャップをはずし、ダミージェットを行な
う。
【0036】またS74において、ブラックヘッドにキ
ャップを装着し、吸引動作とダミージェットとを連続し
て3回行なう。この動作は、S41〜S43,S49,
S51の3回のブラックヘッドの動作をまとめたもので
ある。S75においてキャップ内の液体を吸引し、S5
2以降の処理を行なう。
【0037】図9は、本発明の記録ヘッドの洗浄方法の
実施の一形態における具体的な各動作例における洗浄テ
ストの結果の説明図である。上述のような洗浄方法の具
体的な動作例による洗浄テストを行なった。ここでは図
5、図6に示した第1の動作例における洗浄を行なった
場合と、この第1の動作例においてダミージェットを行
なう際にラダーチャート状のパターンに従った噴射を行
なわず、均等に噴射を行なって洗浄を行なった場合と、
図8に示した第2の動作例における洗浄を行なった場合
についてテストを行なった。テストは、各洗浄方法によ
って洗浄を行ない、その後60℃の環境で放置した。放
置後、画質劣化、ノズル表面観察およびノズル分解での
残さ物の観察を行なった。
【0038】実験の結果、第2の動作例に従って洗浄を
行なったものにノズルの閉塞が発生したものが1つあ
り、同様に画質も劣化していたが、それ以外はノズルの
閉塞および画質の劣化とも発生せず、本発明の洗浄方法
が有効であったことがわかる。
【0039】また、上述の各動作例の間における洗浄性
能を比べると、上述のようにノズルの閉塞および画質の
劣化が発生したことと、分解観察によって残さ物が存在
したノズル数が他より多いことから、第2の動作例より
も第1の動作例の方が望ましいことがわかる。さらに、
第1の動作例においてラダーチャート状のパターンを用
いてダミージェットを行なったか否かによって、残さ物
が存在したノズル数が異なることから、ラダーチャート
状のパターンを用いてダミージェットを行なうことによ
って洗浄効果が向上することがわかった。
【0040】次に洗浄液について考える。洗浄液に要求
される特性は、 1.インクと混ざりやすいこと、 2.乾きやすく、乾いた後、ヘッド部材に残さ物を残さ
ない、ヘッド部材の濡れ性を濡れにくい方向にしないこ
と、 3.環境安定性、 である。この3つの特性をそれぞれ特性1〜特性3とす
る。特性1はインクの除去性を向上させるためのもので
ある。また特性2は洗浄終了し、ヘッドを空の状態にし
た時に必要な特性、すなわち、記録ヘッドが再び記録に
用いられるときに正常に記録を行なうために必要な特性
である。特性3は市場で変質しない程度の安定性で具体
的にはカビ等の防止が要求される。
【0041】図10は、種々の洗浄液およびインクの組
成と特性の関係の説明図である。上述の特性1を得るた
めには、まず、洗浄液の組成は記録用のインクの範囲で
選定することが好ましい。通常、記録用のインク中に
は、染料や顔料といった着色材、記録ヘッドの耐性を向
上させるpH調整材や保湿材などのヘッド/インク信頼
性部材、インクのにじみ防止材あるいはインクの紙面で
の乾燥促進材といった画質向上材等が含まれている。こ
れらのうち、例えば着色材や画質向上材などは洗浄液と
して必要のないものである。また、本発明の洗浄方法で
は、従来の洗浄方法とは異なり、洗浄後は記録ヘッドを
空状態に保つため、保湿材などのヘッド/インク信頼性
材料もおおむね不要である。
【0042】このような見地から、洗浄液として図10
に示すように3種類の洗浄液を試みた。各洗浄液では、
着色材および画質向上材料を除いた。また、洗浄液1で
はヘッド/インク信頼性材料はそのまま(約15%)残
し、後は水(85%)とした。また洗浄液2ではヘッド
ヘッド/インク信頼性材料を約5%だけ残し、後は水
(95%)とした。さらに洗浄液3としてすべて水(1
00%)とした。また図10では比較のため、通常の記
録用のインクについても示している。
【0043】これらの洗浄液ではインクの組成の範囲内
であるため、特性1である親インク性を有している。ま
た、ヘッド/インク信頼性材料の割合が少ないほど特性
2が向上している。しかし、上述の特性3とのバランス
を考慮する必要がある。すなわち、洗浄液3に示すよう
に組成が水のみであると、ユーザのもとで高温多湿の環
境におかれた場合、カビなどが発生しやすくなる。その
ため、特性3が低下してしまう。そのため、例えば他の
方法で環境を安定させることができるメーカー出荷時な
どでは洗浄液3あるいは洗浄液2と洗浄液3の中間の組
成のものを用い、どのような環境下で保存あるいは搬送
されるかわからないユーザによる洗浄時には洗浄液2を
用いるようにするなど、適宜洗浄液を選択して使用すれ
ばよい。
【0044】上述の例では記録ヘッドとインクタンクが
分離可能な構成について説明した。記録ヘッドとインク
タンクが一体のカートリッジとなった構成では、液体噴
射記録装置にカートリッジを装着したまま出荷され、通
常は使いきって交換となるが、リフィルして再使用する
場合は、ユーザ使用時における長期保管や、搬送等の懸
念は残る。記録ヘッドとインクタンクが一体の構成の場
合、記録時のインクタンクを洗浄タンクに変えることは
できないが、カートリッジ内にインクが無くなった時点
で洗浄液注入キットを用いて洗浄液を充填する。洗浄液
注入キットは、通常のインクのリフィルキットと同様で
あり、またその充填方法も同様である。さらに、使用す
る洗浄液についても上述の分離型と同様である。また、
液体噴射記録装置側の洗浄処理のについても、例えば洗
浄液を充填後、図5、図6あるいは図8に示したような
処理を行なえばよい。これによってカートリッジ内イン
クタンクおよび記録ヘッドを洗浄し、乾燥させることが
できる。
【0045】以上、洗浄液による記録ヘッドの洗浄処理
について述べてきたが、本発明にはさらに別の効果もあ
る。上述の記録ヘッドの洗浄は、すなわちメンテナンス
部品の洗浄を同時に行なっている。記録枚数が極度に多
いユーザの使用する液体噴射記録装置や、5年程度経過
した液体噴射記録装置では、メンテナンス部品、すなわ
ち、ノズル面を清掃するワイパーやノズルキャップ部品
がインクの付着により異常動作を起こすことがあり得
る。その際は上述のような洗浄動作を行なうことでメン
テナンス部品を良好な状態に復帰させることが可能であ
る。
【0046】図11は、メンテナンス部品へ付着したイ
ンクを洗浄する際の動作の一例を示すフローチャートで
ある。例えばメンテナンス部品へのインクの不着に起因
した画質劣化が発生した場合には、すぐに洗浄タンクに
交換し、S82において洗浄動作を行なう。この洗浄動
作は、例えば上述の図5、図6や図8に示した動作を行
なえばよい。これによって記録ヘッドの洗浄が行なわれ
るとともに、メンテナンス部品も洗浄することができ
る。洗浄を行なった後、S83において記録用のインク
タンクを装着し、通常の記録に復帰すればよい。
【0047】また、記録枚数が10000枚以上となっ
たり、使用年数が5年以上経過した場合には、S81に
おいてモニター等に警告メッセージを表示したり、警告
音を鳴奏するなどしてユーザに洗浄時期が到来したこと
を知らせる。そしてユーザが適当なタイミングで洗浄タ
ンクを装着し、S82において洗浄動作を行なう。その
後、S83において記録用のインクタンクに戻し、再び
通常の記録を行なえばよい。このようにして、メンテナ
ンス部品へのインクの不着による画質不良を回避するこ
とができる。なお、洗浄を行なう記録枚数や使用年数は
一例であって、これに限るものではない。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、記録ヘッド内を洗浄後、洗浄液を排除して乾
燥させるので、長期にわたる保管や過酷な搬送を行なっ
たり、気圧が低下した場合であっても、インクの漏れや
インクの乾燥などを回避し、記録ヘッドを最良の状態に
保持してこく画質を維持することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の洗浄方法を実施する液体噴射記録装
置の記録ヘッドおよびインクタンクの一例を示す分解斜
視図である。
【図2】 本発明の洗浄方法を実施する液体噴射記録装
置のヘッドチップの一例を示す断面図である。
【図3】 洗浄タンクの一例を示す斜視図である。
【図4】 本発明の記録ヘッドの洗浄方法の実施の一形
態の基本的なシーケンスを示すフローチャートである。
【図5】 本発明の記録ヘッドの洗浄方法の実施の一形
態における具体的な第1の動作例を示すフローチャート
である。
【図6】 本発明の記録ヘッドの洗浄方法の実施の一形
態における具体的な第1の動作例を示すフローチャート
(続き)である。
【図7】 ブラックヘッドにおけるダミージェットの駆
動パターンの一例の説明図である。
【図8】 本発明の記録ヘッドの洗浄方法の実施の一形
態における具体的な第2の動作例を示すフローチャート
である。
【図9】 本発明の記録ヘッドの洗浄方法の実施の一形
態における具体的な各動作例における洗浄テストの結果
の説明図である。
【図10】 種々の洗浄液およびインクの組成と特性の
関係の説明図である。
【図11】 メンテナンス部品へ付着したインクを洗浄
する際の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ブラックインクタンク、2…カラーインクタンク、
3…ガスケット、4…フィルタ、5…ジョイント部材、
6…マニホールド、7…ヒートシンク、8…ヘッドチッ
プ、9…フェースプレート、10…プリント基板、11
…筺体、12…サポート部材、13…スキャンシャフ
ト、21…噴射素子基板、22…流路層、23…ノズル
基板、24…共通液室、25…バイパス流路、26…個
別流路、27…ノズル、28…噴射素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯崎 準 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 難波 由美子 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 矢野 敏行 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体インクを用いて記録を行なう液体噴
    射記録装置における記録ヘッドの洗浄方法において、前
    記記録ヘッド内のインクを洗浄液に置換して洗浄し、洗
    浄後に前記記録ヘッド内に大気を導入することを特徴と
    する記録ヘッドの洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記液体噴射記録装置は記録ヘッドとイ
    ンクタンクが分離可能に構成されており、前記記録ヘッ
    ド内を洗浄するための洗浄液を保持したインクタンクを
    装着し、前記記録ヘッド内を洗浄することを特徴とする
    請求項1に記載の記録ヘッドの洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記液体噴射記録装置は記録ヘッドとイ
    ンクタンクが一体に構成されており、前記インクタンク
    にインクを再充填する場合と同様にして洗浄液を充填
    し、前記記録ヘッド内を洗浄することを特徴とする請求
    項1に記載の記録ヘッドの洗浄方法。
  4. 【請求項4】 インクを洗浄液に置換して洗浄する際に
    は、メンテナンスポジションにおいて噴射パターンを変
    化させながらインク噴射動作を行なうことを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の記録ヘ
    ッドの洗浄方法。
  5. 【請求項5】 前記噴射パターンは、噴射する噴射素子
    と噴射しない噴射素子とを交互に入れ替えたパターンで
    あることを特徴とする請求項4に記載の記録ヘッドの洗
    浄方法。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッド内に大気を導入した後、
    前記記録ヘッド内部を乾燥させることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の記録ヘッド
    の洗浄方法。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッド内部の乾燥は、インク噴
    射動作により行なうことを特徴とする請求項6に記載の
    記録ヘッドの洗浄方法。
  8. 【請求項8】 前記洗浄液を保持したインクタンクは、
    通常の記録時に用いる前記液体インクを保持するインク
    タンクに前記洗浄液を充填したものを用いることを特徴
    とする請求項2に記載の記録ヘッドの洗浄方法。
  9. 【請求項9】 前記洗浄液の組成は、液体インクから着
    色を行なう染料成分あるいは顔料成分と画質向上のため
    の成分を取り除いたものから水の範囲であることを特徴
    とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の
    記録ヘッドの洗浄方法。
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