JPH1174916A - 通信方法、及び通信システム - Google Patents

通信方法、及び通信システム

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JPH1174916A
JPH1174916A JP20813497A JP20813497A JPH1174916A JP H1174916 A JPH1174916 A JP H1174916A JP 20813497 A JP20813497 A JP 20813497A JP 20813497 A JP20813497 A JP 20813497A JP H1174916 A JPH1174916 A JP H1174916A
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    • H04B1/20Circuits for coupling gramophone pick-up, recorder output, or microphone to receiver
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相互に異なる中継装置に各々属するノード端
末間でデータ交換を行う場合であっても、単位時間当た
りのデータ伝送量を低下させることなく、発信元ノード
端末から指定された宛先ノード端末へ通信データを確実
に送信することができる通信方法、及び通信システムを
提供することを課題とする。 【解決手段】 経路要求中継装置は、送信対象となる通
信データが占有使用する要求サブチャネル数を、発信元
から宛先へ至る経路に存在する全ての同報宛先中継装置
へ向けて同報送信する一方、経路要求中継装置から要求
サブチャネル数を受信した同報宛先中継装置の各々は、
受信した要求サブチャネル数、及び経路情報記憶手段に
記憶されている経路情報を参照して、各自の通信経路を
それぞれ管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1又は2以上のノ
ード端末が各々に接続された複数の中継装置間をデータ
伝送路を介して接続して構成され、ノード端末間、中継
装置間、又はノード端末と中継装置間でデータ交換を行
う通信システムに係り、特に、例えば、相互に異なる中
継装置に各々属するノード端末間でデータ交換を行う場
合であっても、単位時間当たりのデータ伝送量を低下さ
せることなく、発信元ノード端末から指定された宛先ノ
ード端末へ通信データを確実に送信することができる通
信方法、及び通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1又は2以上のノード端末が各々
に接続された複数の中継装置間をデータ伝送路を介して
接続して構成され、ノード端末間、中継装置間、又はノ
ード端末と中継装置間でデータ交換を行う通信システム
が一般に知られている。
【0003】上記従来の通信システムにおいて、例え
ば、ある発信元ノード端末から宛先ノード端末へ向けて
通信データを送信する際等における通信経路管理は、集
中管理装置を用いた集中管理方式を採用するのが一般的
である。
【0004】この集中管理方式について述べると、通信
システムに接続されている集中管理装置は、各中継装置
毎にそれぞれ複数設けられたデータチャネルの使用/開
放状態を常時監視している。このとき、例えば、ある中
継装置に接続されているあるノード端末において通信デ
ータの送信要求を生じると、これを受けて中継装置は、
集中管理装置へ向けてデータチャネルの使用要求を発信
する。すると、集中管理装置は、発信元ノード端末から
宛先ノード端末へ至る複数の通信経路のなかから、開放
状態又は開放可能状態にあるデータチャネルを順次探索
し、探索されたデータチャネルを、使用要求を発信した
中継装置に対して割り当てる。これにより、発信元ノー
ド端末から宛先ノード端末へ至る通信経路が確保され、
この通信経路に沿って発信元ノード端末から宛先ノード
端末へ確実に通信データを送信することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の通信システムにおける通信経路の集中管理方法
によれば、例えばノード端末間でデータ交換を行う場合
には、ある中継装置に接続されているあるノード端末に
おいて通信データの送信要求を生じる毎に、このノード
端末が接続されている中継装置は、集中管理装置へ向け
てデータチャネルの使用要求を送信し、これを受けて集
中管理装置は、発信元ノード端末から宛先ノード端末へ
至る複数の通信経路のなかから、開放状態又は開放可能
状態にあるデータチャネルを順次探索し、探索されたデ
ータチャネルを使用要求を送信した中継装置に対して割
り当てるという煩雑な処理手順を実行しなければなら
ず、このため、使用可能な通信経路を確保する際の所要
時間が比較的長くかかる結果として、通信システム全体
としての単位時間当たりのデータ伝送量を増大させるこ
とが困難であるという解決すべき課題を内在していた。
【0006】本発明は、上記した実情を鑑みてなされた
ものであり、各中継装置における経路管理に係る負荷を
軽減するとともに、各中継装置における経路管理に係る
処理時間を短縮することにより、例えば、相互に異なる
中継装置に各々属するノード端末間でデータ交換を行う
場合であっても、単位時間当たりのデータ伝送量を低下
させることなく、発信元ノード端末から指定された宛先
ノード端末へ通信データを確実に送信することができる
通信方法、及び通信システムを提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、1又は2以上のノード端末が各
々に接続された複数の中継装置間をデータ伝送路を介し
て接続して構成された通信システムに用いられ、前記ノ
ード端末間、前記中継装置間、又は前記ノード端末と前
記中継装置間でデータ交換を行う際の通信方法であっ
て、前記複数の中継装置の各々は、各自の中継装置に対
して送受信される通信データの経路となる複数個のサブ
チャネルと、当該各サブチャネル毎の発信元から宛先に
至る経路に関する経路情報を記憶する経路情報記憶手段
と、を備えており、前記複数の中継装置のうち、自身の
中継装置、又は自身の中継装置に接続されているノード
端末のいずれかにおいて、所定の宛先へ向けて通信デー
タの送信要求を生じたときに経路要求中継装置となる前
記自身の中継装置は、送信対象となる通信データが占有
使用する要求サブチャネル数を、発信元から宛先へ至る
経路に存在する全ての同報宛先中継装置へ向けて同報送
信し、前記経路要求中継装置から前記要求サブチャネル
数を受信した同報宛先中継装置の各々は、当該受信した
要求サブチャネル数、及び前記経路情報記憶手段に記憶
されている経路情報を参照して、各自の通信経路をそれ
ぞれ管理することを要旨とする。
【0008】請求項1の発明によれば、経路要求中継装
置は、送信対象となる通信データが占有使用する要求サ
ブチャネル数を、発信元から宛先へ至る経路に存在する
全ての同報宛先中継装置へ向けて同報送信する一方、経
路要求中継装置から要求サブチャネル数を受信した同報
宛先中継装置の各々は、受信した要求サブチャネル数、
及び経路情報記憶手段に記憶されている経路情報を参照
して、各自の通信経路をそれぞれ管理するので、したが
って、各中継装置における経路管理に係る処理負荷が軽
減されるとともに、各中継装置における経路管理に係る
処理時間が短縮されて、この結果、例えば、相互に異な
る中継装置に各々属するノード端末間でデータ交換を行
う場合であっても、単位時間当たりのデータ伝送量を低
下させることなく、発信元ノード端末から指定された宛
先ノード端末へ通信データを確実に送信することができ
る。
【0009】また、請求項2の発明は、前記経路要求中
継装置から前記要求サブチャネル数を受信した同報宛先
中継装置の各々は、当該受信した要求サブチャネル数、
及び前記経路情報記憶手段に記憶されている経路情報を
参照して、前記要求数のサブチャネルを準備可能か否か
の準備可否判定を行い、当該準備可否判定の結果を前記
経路要求中継装置へ返信応答することを要旨とする。
【0010】請求項2の発明によれば、経路要求中継装
置から要求サブチャネル数を受信した同報宛先中継装置
の各々は、受信した要求サブチャネル数、及び経路情報
記憶手段に記憶されている経路情報を参照して、要求数
のサブチャネルを準備可能か否かの準備可否判定を行
い、当該準備可否判定の結果を経路要求中継装置へ返信
応答する。
【0011】さらに、請求項3の発明は、前記経路要求
中継装置から前記要求サブチャネル数を受信した同報宛
先中継装置の各々は、当該受信した要求サブチャネル
数、及び前記経路情報記憶手段に記憶されている経路情
報を参照して、前記要求数のサブチャネルを準備可能か
否かの準備可否判定を行い、当該準備可否判定の結果、
要求数のサブチャネルを準備不能であると判定されたと
き、該準備不能状況を前記経路要求中継装置へ返信応答
することを要旨とする。
【0012】請求項3の発明によれば、経路要求中継装
置から要求サブチャネル数を受信した同報宛先中継装置
の各々は、受信した要求サブチャネル数、及び経路情報
記憶手段に記憶されている経路情報を参照して、要求数
のサブチャネルを準備可能か否かの準備可否判定を行
い、当該準備可否判定の結果、要求数のサブチャネルを
準備不能であると判定されたとき、該準備不能状況を前
記経路要求中継装置へ返信応答するので、準備不能状況
を受信した経路要求中継装置は、各同報宛先中継装置毎
の準備不能状況を全て把握することができる。
【0013】さらにまた、請求項4の発明は、1又は2
以上のノード端末が各々に接続された複数の中継装置間
をデータ伝送路を介して接続して構成された通信システ
ムに用いられ、前記ノード端末間、前記中継装置間、又
は前記ノード端末と前記中継装置間でデータ交換を行う
際の通信方法であって、前記複数の中継装置の各々は、
各自の中継装置に対して送受信される通信データの経路
となる複数個のサブチャネルと、当該サブチャネルの使
用/開放状態と、出所が異なる通信データ同士を相互に
識別可能とする如く出所が同一の各通信データ毎に各々
固有値が付与される経路番号と、当該通信システム内で
使用中の経路番号のうち最大値となる最大経路番号とを
含む経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、を備えて
おり、前記複数の中継装置のうち、自身の中継装置、又
は自身の中継装置に接続されているノード端末のいずれ
かにおいて、所定の宛先へ向けて通信データの送信要求
を生じたときに経路要求中継装置となる前記自身の中継
装置は、送信対象となる通信データが占有使用する要求
サブチャネル数を、発信元から宛先へ至る経路に存在す
る全ての同報宛先中継装置へ向けて同報送信し、前記経
路要求中継装置から前記要求サブチャネル数を受信した
同報宛先中継装置の各々は、当該受信した要求サブチャ
ネル数、及び前記経路情報記憶手段に記憶されている経
路情報を参照して、前記要求数のサブチャネルを準備可
能か否かの準備可否判定を行い、当該準備可否判定の結
果、要求数のサブチャネルを準備可能であると判定され
たとき、通信データの受信準備が完了した旨を前記経路
要求中継装置へ返信応答し、当該通信データの受信準備
が完了した旨を全ての同報宛先中継装置から受信した前
記経路要求中継装置は、前記経路情報記憶手段に記憶さ
れている最大経路番号に所定の演算を施して求められた
新経路番号の使用宣言を、少なくとも全ての同報宛先中
継装置へ向けて同報送信することを要旨とする。
【0014】請求項4の発明によれば、経路要求中継装
置は、送信対象となる通信データが占有使用する要求サ
ブチャネル数を、発信元から宛先へ至る経路に存在する
全ての同報宛先中継装置へ向けて同報送信する一方、経
路要求中継装置から要求サブチャネル数を受信した同報
宛先中継装置の各々は、受信した要求サブチャネル数、
及び経路情報記憶手段に記憶されている経路情報を参照
して、要求数のサブチャネルを準備可能か否かの準備可
否判定を行い、当該準備可否判定の結果、要求数のサブ
チャネルを準備可能であると判定されたとき、通信デー
タの受信準備が完了した旨を経路要求中継装置へ返信応
答する。そして、通信データの受信準備が完了した旨を
全ての同報宛先中継装置から受信した経路要求中継装置
は、経路情報記憶手段に記憶されている最大経路番号に
所定の演算を施して求められた新経路番号の使用宣言
を、少なくとも全ての同報宛先中継装置へ向けて同報送
信する。
【0015】これにより、発信元から宛先に至るまでの
通信データの経路を、使用宣言された新経路番号をもっ
て確保することができ、しかも、確保された通信経路に
は、出所が異なる通信データ同士を相互に識別可能とす
る如く出所が同一の各通信データ毎に各々が固有値とな
る経路番号が付与されるので、通信経路毎の移動、立ち
上げ、休止等を経路番号単位で容易に行うことができ、
この結果、経路管理の容易性及び拡張性を格段に向上す
ることができる。
【0016】しかも、請求項5の発明は、前記経路要求
中継装置から前記新経路番号使用宣言を受信した同報宛
先中継装置の各々は、経路情報記憶手段に記憶されてい
る最大経路番号を、受信した新経路番号に書き換え更新
することを要旨とする。
【0017】請求項5の発明によれば、経路要求中継装
置から新経路番号使用宣言を受信した同報宛先中継装置
の各々は、経路情報記憶手段に記憶されている最大経路
番号を、受信した新経路番号に書き換え更新する。
【0018】また、請求項6の発明は、1又は2以上の
ノード端末が各々に接続された複数の中継装置間をデー
タ伝送路を介して接続して構成され、前記ノード端末
間、前記中継装置間、又は前記ノード端末と前記中継装
置間でデータ交換を行う通信システムであって、前記複
数の中継装置の各々は、各自の中継装置に対して送受信
される通信データの経路となる複数個のサブチャネル
と、当該各サブチャネル毎の発信元から宛先に至る経路
に関する経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、を備
えており、前記複数の中継装置のうち、自身の中継装
置、又は自身の中継装置に接続されているノード端末の
いずれかにおいて、所定の宛先へ向けて通信データの送
信要求を生じたときに経路要求中継装置となる前記自身
の中継装置は、送信対象となる通信データが占有使用す
る要求サブチャネル数を、発信元から宛先へ至る経路に
存在する全ての同報宛先中継装置へ向けて同報送信する
要求サブチャネル数同報送信手段を備え、前記経路要求
中継装置から前記要求サブチャネル数を受信した同報宛
先中継装置の各々は、当該受信した要求サブチャネル
数、及び前記経路情報記憶手段に記憶されている経路情
報を参照して、各自の通信経路をそれぞれ管理する経路
制御手段を備えていることを要旨とする。
【0019】請求項6の発明によれば、経路要求中継装
置の要求サブチャネル数同報送信手段は、送信対象とな
る通信データが占有使用する要求サブチャネル数を、発
信元から宛先へ至る経路に存在する全ての同報宛先中継
装置へ向けて同報送信する一方、経路要求中継装置から
要求サブチャネル数を受信した同報宛先中継装置の各々
に設けられる経路制御手段は、受信した要求サブチャネ
ル数、及び経路情報記憶手段に記憶されている経路情報
を参照して、各自の通信経路をそれぞれ管理するので、
したがって、各中継装置における経路管理に係る処理負
荷が軽減されるとともに、各中継装置における経路管理
に係る処理時間が短縮されて、この結果、例えば、相互
に異なる中継装置に各々属するノード端末間でデータ交
換を行う場合であっても、単位時間当たりのデータ伝送
量を低下させることなく、発信元ノード端末から指定さ
れた宛先ノード端末へ通信データを確実に送信すること
ができる。
【0020】さらに、請求項7の発明は、前記経路制御
手段は、前記受信した要求サブチャネル数、及び前記経
路情報記憶手段に記憶されている経路情報を参照して、
前記要求数のサブチャネルを準備可能か否かの準備可否
判定を行い、当該準備可否判定の結果を前記経路要求中
継装置へ返信応答することを要旨とする。
【0021】請求項7の発明によれば、経路要求中継装
置から要求サブチャネル数を受信した同報宛先中継装置
の各々に設けられる経路制御手段は、受信した要求サブ
チャネル数、及び経路情報記憶手段に記憶されている経
路情報を参照して、要求数のサブチャネルを準備可能か
否かの準備可否判定を行い、当該準備可否判定の結果を
経路要求中継装置へ返信応答する。
【0022】さらにまた、請求項8の発明は、前記経路
制御手段は、前記受信した要求サブチャネル数、及び前
記経路情報記憶手段に記憶されている経路情報を参照し
て、前記要求数のサブチャネルを準備可能か否かの準備
可否判定を行い、当該準備可否判定の結果、要求数のサ
ブチャネルを準備不能であると判定されたとき、該準備
不能状況を前記経路要求中継装置へ返信応答することを
要旨とする。
【0023】請求項8の発明によれば、経路要求中継装
置から要求サブチャネル数を受信した同報宛先中継装置
の各々に設けられる経路制御手段は、受信した要求サブ
チャネル数、及び経路情報記憶手段に記憶されている経
路情報を参照して、要求数のサブチャネルを準備可能か
否かの準備可否判定を行い、当該準備可否判定の結果、
要求数のサブチャネルを準備不能であると判定されたと
き、該準備不能状況を前記経路要求中継装置へ返信応答
するので、準備不能状況を受信した経路要求中継装置
は、各同報宛先中継装置毎の準備不能状況を全て把握す
ることができる。
【0024】しかも、請求項9の発明は、1又は2以上
のノード端末が各々に接続された複数の中継装置間をデ
ータ伝送路を介して接続して構成され、前記ノード端末
間、前記中継装置間、又は前記ノード端末と前記中継装
置間でデータ交換を行う通信システムであって、前記複
数の中継装置の各々は、各自の中継装置に対して送受信
される通信データの経路となる複数個のサブチャネル
と、当該サブチャネルの使用/開放状態と、出所が異な
る通信データ同士を相互に識別可能とする如く出所が同
一の各通信データ毎に各々固有値が付与される経路番号
と、当該通信システム内で使用中の経路番号のうち最大
値となる最大経路番号とを含む経路情報を記憶する経路
情報記憶手段と、を備えており、前記複数の中継装置の
うち、自身の中継装置、又は自身の中継装置に接続され
ているノード端末のいずれかにおいて、所定の宛先へ向
けて通信データの送信要求を生じたときに経路要求中継
装置となる前記自身の中継装置は、送信対象となる通信
データが占有使用する要求サブチャネル数を、発信元か
ら宛先へ至る経路に存在する全ての同報宛先中継装置へ
向けて同報送信する要求サブチャネル数同報送信手段を
備え、前記経路要求中継装置から前記要求サブチャネル
数を受信した同報宛先中継装置の各々は、当該受信した
要求サブチャネル数、及び前記経路情報記憶手段に記憶
されている経路情報を参照して、前記要求数のサブチャ
ネルを準備可能か否かの準備可否判定を行い、当該準備
可否判定の結果、要求数のサブチャネルを準備可能であ
ると判定されたとき、通信データの受信準備が完了した
旨を前記経路要求中継装置へ返信応答する経路制御手段
を備え、当該通信データの受信準備が完了した旨を全て
の同報宛先中継装置から受信した前記経路要求中継装置
は、前記経路情報記憶手段に記憶されている最大経路番
号に所定の演算を施して求められた新経路番号の使用宣
言を、少なくとも全ての同報宛先中継装置へ向けて同報
送信する使用宣言同報送信手段を備えていることを要旨
とする。
【0025】請求項9の発明によれば、経路要求中継装
置の要求サブチャネル数同報送信手段は、送信対象とな
る通信データが占有使用する要求サブチャネル数を、発
信元から宛先へ至る経路に存在する全ての同報宛先中継
装置へ向けて同報送信する一方、経路要求中継装置から
要求サブチャネル数を受信した同報宛先中継装置の各々
に設けられる経路制御手段は、受信した要求サブチャネ
ル数、及び経路情報記憶手段に記憶されている経路情報
を参照して、要求数のサブチャネルを準備可能か否かの
準備可否判定を行い、当該準備可否判定の結果、要求数
のサブチャネルを準備可能であると判定されたとき、通
信データの受信準備が完了した旨を経路要求中継装置へ
返信応答する。そして、通信データの受信準備が完了し
た旨を全ての同報宛先中継装置から受信した経路要求中
継装置の使用宣言同報送信手段は、経路情報記憶手段に
記憶されている最大経路番号に所定の演算を施して求め
られた新経路番号の使用宣言を、少なくとも全ての同報
宛先中継装置へ向けて同報送信する。
【0026】これにより、発信元から宛先に至るまでの
通信データの経路を、使用宣言された新経路番号をもっ
て確保することができ、しかも、確保された通信経路に
は、出所が異なる通信データ同士を相互に識別可能とす
る如く出所が同一の各通信データ毎に各々が固有値とな
る経路番号が付与されるので、通信経路毎の移動、立ち
上げ、休止等を経路番号単位で容易に行うことができ、
この結果、経路管理の容易性及び拡張性を格段に向上す
ることができる。
【0027】そして、請求項10の発明は、前記経路要
求中継装置から前記新経路番号使用宣言を受信した同報
宛先中継装置の各々は、経路情報記憶手段に記憶されて
いる最大経路番号を、受信した新経路番号に書き換え更
新する経路番号書換更新手段を備えていることを要旨と
する。
【0028】請求項10の発明によれば、経路要求中継
装置から新経路番号使用宣言を受信した同報宛先中継装
置の各々に設けられる経路番号書換更新手段は、経路情
報記憶手段に記憶されている最大経路番号を、受信した
新経路番号に書き換え更新する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る通信方法、
及び通信システムの一実施形態について、図に基づいて
詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明に係る通信システムの要部
となるルートハブRHのブロック構成図、図2乃至図3
は、本通信システムの全体を示す概略ブロック構成図、
図4乃至図5は、本通信システムの要部となるルートハ
ブRHの動作フローチャート図、図6は、ルートハブR
Hの経路情報記憶部に記憶される経路情報の一例を示す
図、図7乃至図12は、複数群の通信データの発信元と
宛先間の経路接続状態、及びこの経路接続状態時の各ル
ートハブRHにおけるサブチャネルの経路状態に係る状
態遷移図、図13は、各ルートハブRHにおける経路要
求順番毎に付与される経路番号を表す図である。
【0031】まず、本発明に係る通信システム1は、図
2又は図3に示すように、中継装置として位置付けられ
る複数のルートハブRH1,RH2,RH3,RH4,
RH5間を、ループ状のデータ伝送路3を介して相互に
データ交換可能に接続して構成されており、ルートハブ
RH1には、通信システム1全体の同期制御や、通信シ
ステム1を構成する各ルートハブRH、及び次述する各
機能機器Nのアドレス設定動作等を統括管理するシステ
ムコントロールユニット(SCU)5が接続されてい
る。なお、通信システム1のネットワークトポロジとし
ては、上述したループ形式以外にも、例えばバス形式、
スター形式等の適宜の形態を採用することができる。
【0032】複数のルートハブRHの各々には、ノード
端末として位置付けられる1又は2以上の各種機能機器
N1乃至N15がそれぞれ接続されており、ルートハブ
RH間、機能機器N間、又は機能機器NとルートハブR
H間において、例えば図1中の矢印方向への通信データ
の伝送を許容するデータ伝送路3を介して、相互にデー
タ交換可能に構成されている。
【0033】機能機器Nとしては、例えば、携帯電話、
ファックス(FAX)、ディジタルTV、ラジオ受信
機、ナビゲーション装置(NV)、道路交通情報通信シ
ステム(Vehicle Information a
nd Communication System)か
ら提供される道路交通情報を受信する車載受信機(VI
CS)、有料道路利用料金等を自動的に徴収する自動料
金収受システム(Electrical Toll C
ollection System)との間で料金情報
を通信する車載通信機(ETC)、DVD(Digit
al VideoDisc)−ROM装置、CD(Co
mpact Disc)−ROM装置、DAT(Dig
ital Audio Taperecorder)、
MD(Mini Disc)、ディジタル信号プロセッ
サ(DSP)内蔵のオーディオアンプ、CAN(Con
troller Area Network)インター
フェース、方位センサや車速センサ等の各種センサ、モ
ニタ装置、及び車載パーソナルコンピュータ等の各種の
機能機器を採用することができる。
【0034】複数のルートハブRHの各々は、例えば、
ファックス(FAX)、又は携帯電話(TEL)等から
の無線電波や、ディジタルTV、又はラジオ受信機から
の放送電波を各種機能機器Nから入力するチューナ系、
音声信号や映像信号、又は道路渋滞情報等をナビゲーシ
ョン装置(NV)等の各種機能機器Nから入力する娯楽
系、各種センサ等の機能機器Nから制御情報等を入力す
る制御系、画像信号をモニタ装置等へ出力する画像信号
系、音声信号をディジタル信号プロセッサ(DSP)内
蔵のオーディオアンプ等へ出力する音声信号系の如く、
それぞれが機能単位毎に分割されている。
【0035】複数のルートハブRH、及び機能機器Nの
各々には、例えば、通信システム1の電源立ち上げ時に
おけるシステムコントロールユニット(SCU)5のア
ドレス設定動作により、それぞれが相互に識別可能とな
る如く各自に固有のアドレスがあらかじめ付与設定され
ており、これらのアドレスが、ルートハブRH間、各種
機能機器N間、又は各種機能機器NとルートハブRH間
でデータ伝送路3を介してデータ交換を行う場合におい
て、宛先、又は発信元を指定する際に用いられる。図1
の例では、複数のルートハブRHの各々に対し、RH
1,RH2,RH3,RH4,RH5の如く各自に固有
の自己アドレスが設定される一方、複数の機能機器Nの
各々に対し、N1,N2,N3…,N15の如く各自に
固有の自己アドレスが設定されている。
【0036】次に、中継装置として位置付けられるルー
トハブRH内部のブロック構成について、ルートハブR
H3を代表的に例示して図1を参照しつつ説明すると、
ルートハブRH3は、ネットワーク入力インターフェー
ス(以下、「インターフェース」を「I/F」と省略す
る。)7と、ネットワークバッファ9と、ネットワーク
出力I/F11と、機器入力I/F13と、経路制御部
15と、経路情報記憶部17と、機器出力I/F19と
を備えて構成されている。なお、経路制御部15には、
ルートハブRH3自身に接続されている各種機能機器N
7,N8,N9に通信線23を介して接続され、各種機
能機器N7,N8,N9の操作状態に関する操作情報を
常時監視入力し、入力した操作情報を経路制御部15へ
送出する一方、経路制御部15から送出される各種機能
機器N7,N8,N9の操作情報を入力し、入力した操
作情報を各種機能機器N7,N8,N9へ分配して送出
する操作制御装置21が接続されている。
【0037】ネットワーク入力I/F7は、データ伝送
路3bを介して上流側に位置するルートハブRH2から
送信される、各種の命令や機能機器Nの操作情報、又は
ソースデータ等を含む通信データ、又は後述する機器入
力I/F13から送出される通信データを入力し、入力
した通信データを適宜の送出先へ分配出力する機能を備
えている。
【0038】ネットワークバッファ9は、ネットワーク
入力I/F7を介して入力した通信データを一時的に記
憶保持する機能を備えている。
【0039】ネットワーク出力I/F11は、ネットワ
ークバッファ9又は経路制御部15から送出された通信
データを、データ伝送路3cを介して下流側に位置する
ルートハブRH4へ送信出力する機能を備えている。
【0040】機器入力I/F13は、第1乃至第3の3
つの入力ポートP1,P2,P3を備え、第1乃至第3
入力ポートP1,P2,P3を介して各々接続されてい
る機能機器N8,N9から送出される通信データを入力
し、入力した通信データに対して適宜の変換処理を施
し、変換処理後の通信データをネットワーク入力I/F
7へ送出する機能を備えている。
【0041】経路情報記憶部17は、操作制御装置21
から入力した各種機能機器N7,N8,N9の操作情報
を適時に反映させながら、次述する経路情報を常に最新
の状態に更新記憶する機能を備えている。経路情報記憶
部17に記憶されるルートハブRH3の経路情報は、図
6(a),(b)に示すように、ルートハブRH3に対
して出入りする通信データの受信(Rx)/送信(T
x)毎に各々割り付けられる、例えば各3つのチャネル
CH1,CH2,CH3をそれぞれ8分割して構成され
る各24個のサブチャネルS1乃至S24の使用/開放
状態と、使用状態にあるサブチャネルが存在するとき、
この使用状態のサブチャネル領域に記述される、出所が
異なる通信データ同士を相互に識別可能とする如く出所
が同一の各通信データ毎に各々固有値が付与される経路
番号と、通信システム1内で使用中の経路番号のうち最
大値となる最大経路番号とを含んで構成されている。
【0042】経路制御部15は、ルートハブRH3自
身、又はルートハブRH3自身に接続されている各種機
能機器N7,N8,N9のうち、発信元ノード端末とな
る機能機器N8,N9のいずれかにおいて、所定の宛先
へ向けて通信データの送信要求を生じたとき、発信元か
ら宛先へ至る経路に存在する全てのルートハブRHに対
して同報送信される、通信データの送信に使用される要
求サブチャネル数をネットワーク出力I/F11へ送出
する要求サブチャネル数送出機能と、全ての同報宛先か
ら要求数のサブチャネルを準備可能である旨の応答を受
信したとき、発信元から宛先へ至る経路に存在する全て
のルートハブRHに対して同報送信される、経路情報記
憶部17に記憶されている最大経路番号に所定の演算を
施して求められた新経路番号、具体的には、例えば
「1」等の所定値をインクリメントして求められた新経
路番号の使用宣言をネットワーク出力I/F11へ送出
する新経路番号使用宣言機能と、ネットワーク入力I/
F7を介して上流側に位置するルートハブRH2から要
求サブチャネル数を含む同報通信データを受信したと
き、経路情報記憶部17に記憶されている自己経路情報
を参照して、ルートハブRH3自身が要求数のサブチャ
ネルを準備可能か否かを判定する準備可否判定機能と、
この準備可否判定の結果、ルートハブRH3自身が要求
数のサブチャネルを準備不能であると判定されたとき、
同報通信データの発信元に対して送信される、ルートハ
ブRH3自身の自己経路情報をネットワーク出力I/F
11へ送出する自己経路情報送出機能と、上記準備可否
判定の結果、ルートハブRH3自身が要求数のサブチャ
ネルを準備可能であると判定されるか、又はルートハブ
RH3自身が要求数のサブチャネルを準備不能であると
判定後に要求数を満足するサブチャネルの空きが生じた
とき、同報通信データの発信元に対して送信される、ル
ートハブRH3自身が通信データの受信準備を完了した
旨をネットワーク出力I/F11へ送出する受信準備完
了送出機能と、ネットワーク入力I/F7を介して上流
側に位置するルートハブRH2から新経路番号の使用宣
言を受信したとき、経路情報記憶部17に記憶されてい
る最大経路番号を、新経路番号に書き換え更新する経路
番号書換更新機能と、ネットワーク入力I/F7を介し
て上流側に位置するルートハブRH2から各種の命令や
機能機器Nの操作情報、又はソースデータ等を含む通信
データを受信したとき、受信した機能機器Nの操作情報
のうち、ルートハブRH3自身に接続されている各種機
能機器N7,N8,N9の操作情報を抽出して操作制御
装置21へ送出する操作情報抽出機能とを備えている。
【0043】機器出力I/F19は、第1乃至第3の3
つの出力ポートP4,P5,P6を備え、ネットワーク
出力I/F11から送出される通信データを入力し、入
力した通信データに対して適宜の変換処理を施し、変換
処理後の通信データを、第1乃至第3出力ポートP4,
P5,P6のうち、指定された第4出力ポートP4を介
して機能機器N7へ分配出力する機能を備えている。
【0044】次に、各ルートハブRHの動作について、
ルートハブRH3を代表的に例示して、ルートハブRH
3自身、又はルートハブRH3自身に接続されている各
種機能機器N7,N8,N9のうち、発信元ノード端末
となる機能機器N8,N9のいずれかにおいて、所定の
宛先へ向けて通信データの送信要求を生じた場合、つま
りルートハブRH3が経路要求ルートハブRHである場
合と、その他のルートハブRHから経路要求を受けるル
ートハブRHである場合とに分けて、図4乃至図5に示
す動作フローチャートを参照して順次説明する。
【0045】はじめに、ルートハブRH3の動作につい
て、ルートハブRH3が経路要求ルートハブRHである
場合を例示して説明する。
【0046】図4に示すように、ルートハブRH3自
身、又はルートハブRH3自身に接続されている各種機
能機器N7,N8,N9のうち、発信元ノード端末とな
る機能機器N8,N9のいずれかにおいて、所定の宛先
へ向けて通信データの送信要求を生じたとき、経路制御
部15は、送信対象となる一群の通信データが占有使用
する要求サブチャネル数をネットワーク出力I/F11
へ送出し、これを受けてネットワーク出力I/F11
は、発信元から宛先へ至る経路に存在する全てのルート
ハブRHを同報宛先として要求サブチャネル数を同報送
信する(ステップS1)。
【0047】次に、経路制御部15は、ネットワーク入
力I/F7を介して、同報宛先ルートハブRHから使用
中の経路番号を含む自己経路情報を受信したか否かの判
定を行う(ステップS3)。ここで、経路要求ルートハ
ブRHから要求サブチャネル数を受信した同報宛先ルー
トハブRHは、後述するように、自身のルートハブRH
が要求数のサブチャネルを準備可能か否かを判定し、こ
の準備可否判定の結果、自身のルートハブRHが要求数
のサブチャネルを準備不能であると判定されたとき、自
身のルートハブRHの自己経路情報を経路要求ルートハ
ブRHへ返信するので、ステップS3の自己経路情報受
信判定により、同報宛先ルートハブRHのうち、要求数
のサブチャネルを準備不能であるルートハブRHが存在
するか否かを判定することができるとともに、要求数の
サブチャネルを準備不能であるルートハブRHが存在す
る場合には、経路要求ルートハブRHであるルートハブ
RH3において、要求数のサブチャネルを準備不能であ
るルートハブRHの自己経路情報を全て入手することに
より、各ルートハブRHにおいて要求数のサブチャネル
が準備不能である状況、例えば不足サブチャネル数等を
各個別に把握することができる。
【0048】ステップS3の自己経路情報受信判定の結
果、同報宛先ルートハブRHから自己経路情報を受信し
たとき、さらに、経路制御部15は、ネットワーク入力
I/F7を介して、自己経路情報の発信元ルートハブR
Hから要求数のサブチャネルを準備可能である旨を受信
したか否か、つまり、通信データの受信準備が完了した
か否かを判定し(ステップS5)、全ての同報宛先ルー
トハブRHにおいて通信データの受信準備が完了するま
でステップS5の判定を繰り返し実行する。ここで、経
路要求ルートハブRHへ自己経路情報を返信した同報宛
先ルートハブRHは、後述するように、要求数を満足す
るサブチャネルの空きが生じたか否かを監視し、この空
き発生監視の結果、要求数を満足するサブチャネルの空
きが生じたとき、自身のルートハブRHが要求数のサブ
チャネルを準備可能である旨を経路要求ルートハブRH
へ返信するので、ステップS5の受信準備完了判定によ
り、経路要求ルートハブRHは、全ての同報宛先ルート
ハブRHにおいて通信データの受信準備が整ったか否か
を把握することができる。
【0049】ステップS3又はステップS5の判定の結
果、全ての同報宛先ルートハブRHにおいて通信データ
の受信準備が整ったと判定されると、経路制御部15
は、経路情報記憶部17に記憶されている最大経路番号
に所定の演算を施して求められた新経路番号、具体的に
は、例えば経路情報記憶部17に記憶されている最大経
路番号に「1」をインクリメントして求められた新経路
番号の使用宣言をネットワーク出力I/F11へ送出
し、これを受けてネットワーク出力I/F11は、同報
宛先以外のルートハブRHを含む全てのルートハブRH
へ向けて新経路番号使用宣言を同報送信する(ステップ
S7)。ここで、経路要求ルートハブRHから新経路番
号の使用宣言を受信した同報宛先ルートハブRHは、後
述するように、経路情報記憶部17に記憶されている最
大経路番号を、受信した新経路番号に書き換え更新する
とともに、受信準備完了時点で空き領域となっていた所
定のサブチャネルに新経路番号を記述するので、経路要
求ルートハブRHは、発信元から宛先に至るまでの新た
な通信データの経路を確保することができる。また、経
路要求ルートハブRHから新経路番号の使用宣言を受信
した同報宛先以外のルートハブRHは、経路情報記憶部
17に記憶されている最大経路番号を、受信した新経路
番号に書き換え更新する。
【0050】次に、ルートハブRH3の動作について、
ルートハブRH3がその他のルートハブRHから経路要
求を受けるルートハブRHである場合を例示して説明す
る。
【0051】図5に示すように、まず、経路制御部15
は、経路要求ルートハブRHからルートハブRH3自身
を同報宛先とする要求サブチャネル数を受信したか否か
を判定する(ステップS11)。
【0052】ステップS11の受信可否判定の結果、経
路要求ルートハブRHから要求サブチャネル数を受信し
たと判定されると、経路制御部15は、受信した要求サ
ブチャネル数、及び経路情報記憶部15に記憶されてい
る自己経路情報のうち、サブチャネルの経路状態を参照
して、自身のルートハブRH3が要求数のサブチャネル
を準備可能か否かを判定する(ステップS13)。
【0053】ステップS13の準備可否判定の結果、自
身のルートハブRH3が要求数のサブチャネルを準備不
能であると判定されたとき、経路制御部15は、使用中
の経路番号を含む自己経路情報をネットワーク出力I/
F11へ送出し、これを受けてネットワーク出力I/F
11は、経路要求ルートハブRHへ自己経路情報を返信
する(ステップS15)。なお、ルートハブRH3は、
例えばサブチャネルの不足数を経路要求ルートハブRH
へ返信する如く構成することもできる。また、同報宛先
としてのルートハブRH3は、要求数のサブチャネルを
準備可能か否かにかかわらず、自身が使用中の経路番号
のうち、最大経路番号を経路要求ルートハブRHへ返信
する如く構成することもできる。
【0054】次に、経路制御部15は、サブチャネルの
空きが要求数を満足するに至ったか否かを監視すること
により、通信データの受信準備が完了したか否かの準備
可否判定を行い(ステップS17)、ステップS17の
準備可否判定をサブチャネルの空きが要求数を満足する
まで繰り返し実行する。なお、例えば、現在ルートハブ
RH3のサブチャネルを占有している複数群の通信デー
タ間での優先度等に基づいて空き調停を行うか、又はサ
ブチャネルの空きが要求数を満足するまで所定時間待機
する等の処理を実行後に、ステップS17の準備可否判
定を実行することもできる。
【0055】ステップS17の準備可否判定の結果、ル
ートハブRH3が要求数のサブチャネルを準備可能であ
ると判定されると、つまり、通信データの受信準備が完
了したとき、経路制御部15は、通信データの受信準備
が完了した旨をネットワーク出力I/F11へ送出し、
これを受けてネットワーク出力I/F11は、経路要求
ルートハブRHへ通信データの受信準備が完了した旨を
返信する(ステップS19)。
【0056】一方、経路制御部15は、経路要求ルート
ハブRHへ通信データの受信準備が完了した旨を返信応
答後に、経路要求ルートハブRHから新経路番号使用宣
言を受信したか否かの経路宣言受信可否判定を行い(ス
テップS21)、ステップS21の経路宣言受信可否判
定を新経路番号使用宣言を受信するまで繰り返し実行す
る。
【0057】ステップS21の経路宣言受信可否判定の
結果、経路要求ルートハブRHから新経路番号使用宣言
を受信したと判定されると、経路制御部15は、経路情
報記憶部17に記憶されている最大経路番号を、受信し
た新経路番号に書き換え更新するとともに、受信準備完
了時点で空き領域となっていた所定のサブチャネルに新
経路番号を記述する(ステップS23)。これにより、
ルートハブRH3は、経路要求ルートハブRHから発信
される通信データの経路を確保することができる。
【0058】次に、本発明に係る通信システム1におい
て各々に固有の経路番号が経路要求順番毎に付与された
複数群の通信データの発信元と宛先間の経路接続状態、
及びこの経路接続状態時の各ルートハブRHにおけるサ
ブチャネルの経路状態について、図7乃至図12に示す
状態遷移図、及び図13に示す経路要求順番毎に付与さ
れた経路番号を参照して説明する。なお、簡単のため
に、図7,図9,図11中において、複数の経路番号に
対して,,…等の丸数字を付すことにより、相互
に異なる通信経路を一目で識別し得るようにしている。
【0059】はじめに、図7の例では、図13に示す複
数の経路要求ルートハブRH1,RH2,RH5が順次
通信データの経路要求を行い、各要求経路に対して経路
番号「1」、「2」、「3」がそれぞれ付与される形態
が示されている。
【0060】ここで、例えば、ルートハブRH1が、発
信元機能機器N3から宛先機能機器N15に至るまでの
通信データの経路要求を行う場合を例示して、経路確保
手順について説明すると、まず、ルートハブRH1は、
同報宛先としてルートハブRH2,RH3,RH4,R
H5を指定して、要求サブチャネル数として例えば
「6」を同報宛先へ向けて同報送信する。次に、ルート
ハブRH1は、要求数のサブチャネルを準備可能である
か否かの返信応答を全ての同報宛先から受信し、この受
信結果に基づいて、各同報宛先において通信データの経
路準備が完了したか否かを判定する。そして、全ての同
報宛先において通信データの経路準備が完了すると、ル
ートハブRH1は、例えば通信システム1の立ち上げ時
には「0」に初期設定される最大経路番号に例えば
「1」等の所定値をインクリメントした演算値「1」を
新経路番号として、新経路番号使用宣言を同報宛先へ向
けて同報送信する。これにより、発信元機能機器N3か
ら宛先機能機器N15に至るまでの通信データの経路
が、使用宣言された新経路番号「1」で確保される。
【0061】具体的には、図7に示すように、ルートハ
ブRH1に接続されている機能機器N3(ラジオ)を発
信元とし、ルートハブRH5に接続されている機能機器
N15(DSP3)を宛先とする通信データの経路が経
路番号で確保され、ルートハブRH2に接続されてい
る機能機器N6(CD/DAT/MD)を発信元とし、
ルートハブRH5に接続されている機能機器N14(D
SP2)を宛先とする通信データの経路が経路番号で
確保され、ルートハブRH5に接続されている機能機器
N13(センサ2)を発信元とし、ルートハブRH3に
接続されている機能機器N7(DSP1)を宛先とする
通信データの経路が経路番号で確保されている。
【0062】図8には、図7に示す経路接続状態時に対
応する各ルートハブRHにおけるサブチャネルの経路状
態が一覧形式で示されており、6個のサブチャネルを占
有使用する経路番号の通信データの経路を確保するた
めに、ルートハブRH1の送信側(Tx)サブチャネル
S1乃至S6に経路番号「1」が記述されており、ルー
トハブRH2,RH3,RH4の受信側(Rx)及び送
信側(Tx)サブチャネルS1乃至S6に経路番号
「1」が記述されており、ルートハブRH5の受信側
(Rx)サブチャネルS1乃至S6に経路番号「1」が
記述されている。
【0063】また、6個のサブチャネルを占有使用する
経路番号の通信データの経路を確保するために、ルー
トハブRH2の送信側(Tx)サブチャネルS7乃至S
12に経路番号「2」が記述されており、ルートハブR
H3,RH4の受信側(Rx)及び送信側(Tx)サブ
チャネルS7乃至S12に経路番号「2」が記述されて
おり、ルートハブRH5の受信側(Rx)サブチャネル
S7乃至S12に経路番号「2」が記述されている。
【0064】そして、4個のサブチャネルを占有使用す
る経路番号の通信データの経路を確保するために、ル
ートハブRH5の送信側(Tx)サブチャネルS13乃
至S16に経路番号「3」が記述されており、ルートハ
ブRH1,RH2の受信側(Rx)及び送信側(Tx)
サブチャネルS13乃至S16に経路番号「3」が記述
されており、ルートハブRH3の受信側(Rx)サブチ
ャネルS13乃至S16に経路番号「3」が記述されて
いる。
【0065】図8の例では、複数群の通信データを発信
元から宛先へ向けてそれぞれ送信するために、各ルート
ハブRHは、各群の通信データ毎に対応する同一番号の
サブチャネルを占有使用する形態が示されている。
【0066】また、図9の例では、図7の例における経
路番号に該当する通信が終了し、経路番号,に該
当する通信が維持された状態で、さらに、新たに生起し
た2系統の通信経路として、ルートハブRH3に接続さ
れている機能機器N9(センサ1)を発信元とし、ルー
トハブRH4に接続されている機能機器N10(モニ
タ)を宛先とする通信データの経路が経路番号で確保
され、ルートハブRH3に接続されている機能機器N8
(CAN)を発信元とし、ルートハブRH4に接続され
ている機能機器N10(モニタ)を宛先とする通信デー
タの経路が経路番号で確保されている。
【0067】図10には、図9に示す経路接続状態時に
対応する各ルートハブRHにおけるサブチャネルの経路
状態が一覧形式で示されている。なお、経路番号,
に該当する通信経路はそのままの状態に維持されてお
り、図8の経路状態は同一に維持されている。そこで、
経路番号,に該当する通信経路に関する説明は省略
し、新たに生起した2系統の通信経路を確保するための
各ルートハブRHにおけるサブチャネルの経路状態につ
いて説明する。
【0068】まず、4個のサブチャネルを占有使用する
経路番号の通信データの経路を確保するために、ルー
トハブRH3の送信側(Tx)サブチャネルS13乃至
S16に経路番号「4」が記述されており、ルートハブ
RH4の受信側(Rx)サブチャネルS13乃至S16
に経路番号「4」が記述されている。
【0069】そして、4個のサブチャネルを占有使用す
る経路番号の通信データの経路を確保するために、ル
ートハブRH3の送信側(Tx)サブチャネルS13乃
至S16に経路番号「4」が記述されており、ルートハ
ブRH4の受信側(Rx)サブチャネルS13乃至S1
6に経路番号「4」が記述されている。
【0070】図10の例では、図7の例における通信が
終了して空き領域となった経路番号に該当するサブチ
ャネルは使用せずに、経路番号が占有使用するサブチ
ャネルと同一番号であって、空き領域となっていたサブ
チャネルを使用する形態が示されている。
【0071】さらに、図11の例では、図9の例におけ
る経路番号に該当する通信が終了し、経路番号,
,に該当する通信が維持された状態で、さらに、新
たに生起した2系統の通信経路として、ルートハブRH
1に接続されている機能機器N3(ラジオ)を発信元と
し、ルートハブRH5に接続されている機能機器N14
(DSP2)を宛先とする通信データの経路が経路番号
で確保され、ルートハブRH2に接続されている機能
機器N6(CD/DAT/MD)を発信元とし、ルート
ハブRH5に接続されている機能機器N15(DSP
3)を宛先とする通信データの経路が経路番号で確保
されている。
【0072】図12には、図11に示す経路接続状態時
に対応する各ルートハブRHにおけるサブチャネルの経
路状態が一覧形式で示されている。なお、経路番号,
,に該当する通信経路はそのままの状態に維持され
ており、図10の経路状態は同一に維持されている。そ
こで、経路番号,,に該当する通信経路に関する
説明は省略し、新たに生起した2系統の通信経路,
を確保するための各ルートハブRHにおけるサブチャネ
ルの経路状態について説明する。
【0073】まず、6個のサブチャネルを占有使用する
経路番号の通信データの経路を確保するために、ルー
トハブRH1の送信側(Tx)サブチャネルS1乃至S
6に経路番号「6」が記述されており、ルートハブRH
2,RH3,RH4の受信側(Rx)及び送信側(T
x)サブチャネルS1乃至S6に経路番号「6」が記述
されており、ルートハブRH5の受信側(Rx)サブチ
ャネルS1乃至S6に経路番号「6」が記述されてい
る。
【0074】そして、6個のサブチャネルを占有使用す
る経路番号の通信データの経路を確保するために、ル
ートハブRH2の送信側(Tx)サブチャネルS7乃至
S12に経路番号「7」が記述されており、ルートハブ
RH3,RH4の受信側(Rx)及び送信側(Tx)サ
ブチャネルS7乃至S12に経路番号「7」が記述され
ており、ルートハブRH5の受信側(Rx)サブチャネ
ルS7乃至S12に経路番号「7」が記述されている。
【0075】図12の例では、図7又は図9の例におけ
る通信が終了して空き領域となったサブチャネルS1乃
至S12を、新たに生起した2系統の通信経路,が
使用する形態が示されている。
【0076】なお、本実施形態中、経路要求ルートハブ
RHから要求サブチャネル数を受信するとともに、経路
番号使用宣言を受信した同報宛先ルートハブRHの各々
は、各自のサブチャネルの経路状態を参照して、任意の
サブチャネルの空き領域に使用宣言された経路番号を記
述する如く構成することができる。すなわち、同報宛先
ルートハブRHの各々は、各自における経路管理を独自
に分散して実行することができる。
【0077】上述したように、本発明に係る通信システ
ム1によれば、経路要求を生じた経路要求ルートハブR
Hは、まず、発信元から宛先に至る経路に存在するルー
トハブRHを同報宛先として、要求サブチャネル数を同
報宛先へ向けて同報送信する。次に、経路要求ルートハ
ブRHは、要求数のサブチャネルを準備可能であるか否
かの返信応答を全ての同報宛先から受信し、この受信結
果に基づいて、各同報宛先において通信データの経路準
備が完了したか否かを判定する。そして、全ての同報宛
先において通信データの経路準備が完了すると、経路要
求ルートハブRHは、経路情報記憶部17に記憶されて
いる最大経路番号に例えば「1」等の所定数をインクリ
メントした演算値を新経路番号として、新経路番号使用
宣言を同報宛先以外のルートハブRHを含む全てのルー
トハブRHへ向けて同報送信する。これにより、発信元
から宛先に至るまでの通信データの経路を、使用宣言さ
れた新経路番号をもって確保することができる。
【0078】また、本発明に係る通信システムによれ
ば、経路要求を生じた経路要求ルートハブRHは、発信
元から宛先に至る経路に存在するルートハブRHを同報
宛先として、要求サブチャネル数を同報宛先へ向けて同
報送信する一方、同報宛先となる各々のルートハブRH
は、要求サブチャネル数を確保すべく通信経路管理を独
自に分散して実行するので、したがって、各ルートハブ
RHにおける経路管理に係る処理負荷が軽減されるとと
もに、各ルートハブRHにおける経路管理に係る処理時
間が短縮されて、この結果、例えば、相互に異なるルー
トハブRHに各々属する機能機器間でデータ交換を行う
場合であっても、単位時間当たりのデータ伝送量を低下
させることなく、発信元から宛先へ通信データを確実に
送信することができる。
【0079】さらに、本発明に係る通信システムによれ
ば、経路要求を生じた経路要求ルートハブRHは、発信
元から宛先へ至るまでの通信経路を確保し、確保された
通信経路には、出所が異なる通信データ同士を相互に識
別可能とする如く出所が同一の各通信データ毎に各々が
固有値となる経路番号が付与されるので、通信経路毎の
移動、立ち上げ、休止等を経路番号単位で容易に行うこ
とができ、この結果、経路管理の容易性及び拡張性を格
段に向上することができる。
【0080】さらにまた、本発明に係る通信システムに
よれば、経路要求を生じた経路要求ルートハブRHは、
発信元から宛先に至る経路に存在するルートハブRHを
同報宛先として、要求サブチャネル数を同報宛先へ向け
て同報送信する一方、各々の同報宛先ルートハブRH
は、要求サブチャネル数を確保すべく通信経路管理を独
自に分散して実行するが、要求サブチャネル数を準備不
能な場合には、例えば不足サブチャネル数、又は自己経
路情報を経路要求ルートハブRHへ返信応答するので、
したがって、経路要求ルートハブRHは、同報宛先ルー
トハブRH毎に要求チャネル数の準備不能状況を把握す
ることができる。
【0081】そして、本発明に係る通信システムによれ
ば、複数のルートハブRHの各々は、分散経路管理を独
自に実行することができるのに加えて、例えば、複数組
の通信経路を同時に切り換える旨を同報宛先へ向けて同
報送信すれば、複数組の通信経路を同時に切り換えるこ
ともでき、この結果、集中経路管理をも分散経路管理と
同様に簡易に実行することができる。
【0082】以上詳細に説明したが、本発明は、上述し
た実施形態の例に限定されることなく、請求の範囲内に
おいて適宜の変更を加えた形態をも含むことは言うまで
もない。
【0083】すなわち、例えば、本実施形態中、出所が
異なる通信データの経路毎に相互に識別可能となる如く
各自に固有の経路番号を付与する形態を例示したが、さ
らに、サブチャネル毎に、経路番号に例えば−1、
−2、…の如くサブ番号を付与することにより、使用す
るサブチャネル領域の順序を任意に交換制御することも
できる。
【0084】また、本実施形態中、複数群の通信データ
を発信元から宛先へ向けてそれぞれ送信するために、各
ルートハブRHは、各群の通信データ毎に対応する同一
番号のサブチャネルを占有使用する形態を例示して説明
したが、本発明はこの形態に限定されることなく、複数
群の通信データを発信元から宛先へ向けてそれぞれ送信
するために、各ルートハブRHは、各群の通信データ毎
に相互に異なる番号のサブチャネルを、例えば空き領域
を左詰め方式で順次占有使用する形態を採用することも
できる。
【0085】最後に、本発明に係る通信システムによれ
ば、各中継装置は、各自に接続されているノード端末間
におけるチャネル間の接続処理を実行することにより、
各中継装置に接続されているノード端末間でデータ交換
を行うことができることは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】請求項1又は6の発明によれば、各中継
装置における経路管理に係る処理負荷が軽減されるとと
もに、各中継装置における経路管理に係る処理時間が短
縮されて、この結果、例えば、相互に異なる中継装置に
各々属するノード端末間でデータ交換を行う場合であっ
ても、単位時間当たりのデータ伝送量を低下させること
なく、発信元ノード端末から指定された宛先ノード端末
へ通信データを確実に送信することができる。
【0087】また、請求項3又は8の発明によれば、経
路要求中継装置から要求サブチャネル数を受信した同報
宛先中継装置の各々は、受信した要求サブチャネル数、
及び経路情報記憶手段に記憶されている経路情報を参照
して、要求数のサブチャネルを準備可能か否かの準備可
否判定を行い、当該準備可否判定の結果、要求数のサブ
チャネルを準備不能であると判定されたとき、該準備不
能状況を前記経路要求中継装置へ返信応答するので、準
備不能状況を受信した経路要求中継装置は、各同報宛先
中継装置毎の準備不能状況を全て把握することができ
る。
【0088】さらに、請求項4又は9の発明によれば、
発信元から宛先に至るまでの通信データの経路を、使用
宣言された新経路番号をもって確保することができ、し
かも、確保された通信経路には、出所が異なる通信デー
タ同士を相互に識別可能とする如く出所が同一の各通信
データ毎に各々が固有値となる経路番号が付与されるの
で、通信経路毎の移動、立ち上げ、休止等を経路番号単
位で容易に行うことができ、この結果、経路管理の容易
性及び拡張性を格段に向上することができるというきわ
めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る通信システムの要部とな
るルートハブRHのブロック構成図である。
【図2】図2は、本通信システムの全体を示す概略ブロ
ック構成図である。
【図3】図3は、本通信システムの全体を示す概略ブロ
ック構成図である。
【図4】図4は、本通信システムの要部となるルートハ
ブRHの動作フローチャート図である。
【図5】図5は、本通信システムの要部となるルートハ
ブRHの動作フローチャート図である。
【図6】図6は、複数群の通信データの発信元と宛先間
の経路接続状態、及びこの経路接続状態時の各ルートハ
ブRHにおけるサブチャネルの経路状態に係る状態遷移
図である。
【図7】図7は、複数群の通信データの発信元と宛先間
の経路接続状態、及びこの経路接続状態時の各ルートハ
ブRHにおけるサブチャネルの経路状態に係る状態遷移
図である。
【図8】図8は、複数群の通信データの発信元と宛先間
の経路接続状態、及びこの経路接続状態時の各ルートハ
ブRHにおけるサブチャネルの経路状態に係る状態遷移
図である。
【図9】図9は、複数群の通信データの発信元と宛先間
の経路接続状態、及びこの経路接続状態時の各ルートハ
ブRHにおけるサブチャネルの経路状態に係る状態遷移
図である。
【図10】図10は、複数群の通信データの発信元と宛
先間の経路接続状態、及びこの経路接続状態時の各ルー
トハブRHにおけるサブチャネルの経路状態に係る状態
遷移図である。
【図11】図11は、複数群の通信データの発信元と宛
先間の経路接続状態、及びこの経路接続状態時の各ルー
トハブRHにおけるサブチャネルの経路状態に係る状態
遷移図である。
【図12】図12は、複数群の通信データの発信元と宛
先間の経路接続状態、及びこの経路接続状態時の各ルー
トハブRHにおけるサブチャネルの経路状態に係る状態
遷移図である。
【図13】図13は、各ルートハブRHにおける経路要
求順番毎に付与される経路番号を表す図である。
【符号の説明】
1 通信システム 3 データ伝送路 5 システムコントロールユニット(SCU) 7 ネットワーク入力I/F 9 ネットワークバッファ 11 ネットワーク出力I/F(要求サブチャネル数同
報送信手段、使用宣言同報送信手段) 13 機器入力I/F 15 経路制御部(経路制御手段、要求サブチャネル数
同報送信手段、使用宣言同報送信手段、経路番号書換更
新手段) 17 経路情報記憶部(経路情報記憶手段) 19 機器出力I/F 21 操作制御装置 23 通信線 RH ルートハブ(中継装置) N 機能機器(ノード端末) P 入出力ポート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は2以上のノード端末が各々に接続
    された複数の中継装置間をデータ伝送路を介して接続し
    て構成された通信システムに用いられ、前記ノード端末
    間、前記中継装置間、又は前記ノード端末と前記中継装
    置間でデータ交換を行う際の通信方法であって、 前記複数の中継装置の各々は、 各自の中継装置に対して送受信される通信データの経路
    となる複数個のサブチャネルと、 当該各サブチャネル毎の発信元から宛先に至る経路に関
    する経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、を備えて
    おり、 前記複数の中継装置のうち、自身の中継装置、又は自身
    の中継装置に接続されているノード端末のいずれかにお
    いて、所定の宛先へ向けて通信データの送信要求を生じ
    たときに経路要求中継装置となる前記自身の中継装置
    は、 送信対象となる通信データが占有使用する要求サブチャ
    ネル数を、発信元から宛先へ至る経路に存在する全ての
    同報宛先中継装置へ向けて同報送信し、 前記経路要求中継装置から前記要求サブチャネル数を受
    信した同報宛先中継装置の各々は、 当該受信した要求サブチャネル数、及び前記経路情報記
    憶手段に記憶されている経路情報を参照して、各自の通
    信経路をそれぞれ管理することを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】 前記経路要求中継装置から前記要求サブ
    チャネル数を受信した同報宛先中継装置の各々は、 当該受信した要求サブチャネル数、及び前記経路情報記
    憶手段に記憶されている経路情報を参照して、前記要求
    数のサブチャネルを準備可能か否かの準備可否判定を行
    い、 当該準備可否判定の結果を前記経路要求中継装置へ返信
    応答することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 【請求項3】 前記経路要求中継装置から前記要求サブ
    チャネル数を受信した同報宛先中継装置の各々は、 当該受信した要求サブチャネル数、及び前記経路情報記
    憶手段に記憶されている経路情報を参照して、前記要求
    数のサブチャネルを準備可能か否かの準備可否判定を行
    い、 当該準備可否判定の結果、要求数のサブチャネルを準備
    不能であると判定されたとき、該準備不能状況を前記経
    路要求中継装置へ返信応答することを特徴とする請求項
    1に記載の通信方法。
  4. 【請求項4】 1又は2以上のノード端末が各々に接続
    された複数の中継装置間をデータ伝送路を介して接続し
    て構成された通信システムに用いられ、前記ノード端末
    間、前記中継装置間、又は前記ノード端末と前記中継装
    置間でデータ交換を行う際の通信方法であって、 前記複数の中継装置の各々は、 各自の中継装置に対して送受信される通信データの経路
    となる複数個のサブチャネルと、 当該サブチャネルの使用/開放状態と、出所が異なる通
    信データ同士を相互に識別可能とする如く出所が同一の
    各通信データ毎に各々固有値が付与される経路番号と、
    当該通信システム内で使用中の経路番号のうち最大値と
    なる最大経路番号とを含む経路情報を記憶する経路情報
    記憶手段と、を備えており、 前記複数の中継装置のうち、自身の中継装置、又は自身
    の中継装置に接続されているノード端末のいずれかにお
    いて、所定の宛先へ向けて通信データの送信要求を生じ
    たときに経路要求中継装置となる前記自身の中継装置
    は、 送信対象となる通信データが占有使用する要求サブチャ
    ネル数を、発信元から宛先へ至る経路に存在する全ての
    同報宛先中継装置へ向けて同報送信し、 前記経路要求中継装置から前記要求サブチャネル数を受
    信した同報宛先中継装置の各々は、 当該受信した要求サブチャネル数、及び前記経路情報記
    憶手段に記憶されている経路情報を参照して、前記要求
    数のサブチャネルを準備可能か否かの準備可否判定を行
    い、 当該準備可否判定の結果、要求数のサブチャネルを準備
    可能であると判定されたとき、通信データの受信準備が
    完了した旨を前記経路要求中継装置へ返信応答し、 当該通信データの受信準備が完了した旨を全ての同報宛
    先中継装置から受信した前記経路要求中継装置は、 前記経路情報記憶手段に記憶されている最大経路番号に
    所定の演算を施して求められた新経路番号の使用宣言
    を、少なくとも全ての同報宛先中継装置へ向けて同報送
    信することを特徴とする通信方法。
  5. 【請求項5】 前記経路要求中継装置から前記新経路番
    号使用宣言を受信した同報宛先中継装置の各々は、 経路情報記憶手段に記憶されている最大経路番号を、受
    信した新経路番号に書き換え更新することを特徴とする
    請求項4に記載の通信方法。
  6. 【請求項6】 1又は2以上のノード端末が各々に接続
    された複数の中継装置間をデータ伝送路を介して接続し
    て構成され、前記ノード端末間、前記中継装置間、又は
    前記ノード端末と前記中継装置間でデータ交換を行う通
    信システムであって、 前記複数の中継装置の各々は、 各自の中継装置に対して送受信される通信データの経路
    となる複数個のサブチャネルと、 当該各サブチャネル毎の発信元から宛先に至る経路に関
    する経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、を備えて
    おり、 前記複数の中継装置のうち、自身の中継装置、又は自身
    の中継装置に接続されているノード端末のいずれかにお
    いて、所定の宛先へ向けて通信データの送信要求を生じ
    たときに経路要求中継装置となる前記自身の中継装置
    は、 送信対象となる通信データが占有使用する要求サブチャ
    ネル数を、発信元から宛先へ至る経路に存在する全ての
    同報宛先中継装置へ向けて同報送信する要求サブチャネ
    ル数同報送信手段を備え、 前記経路要求中継装置から前記要求サブチャネル数を受
    信した同報宛先中継装置の各々は、 当該受信した要求サブチャネル数、及び前記経路情報記
    憶手段に記憶されている経路情報を参照して、各自の通
    信経路をそれぞれ管理する経路制御手段を備えているこ
    とを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】 前記経路制御手段は、 前記受信した要求サブチャネル数、及び前記経路情報記
    憶手段に記憶されている経路情報を参照して、前記要求
    数のサブチャネルを準備可能か否かの準備可否判定を行
    い、 当該準備可否判定の結果を前記経路要求中継装置へ返信
    応答することを特徴とする請求項6に記載の通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記経路制御手段は、 前記受信した要求サブチャネル数、及び前記経路情報記
    憶手段に記憶されている経路情報を参照して、前記要求
    数のサブチャネルを準備可能か否かの準備可否判定を行
    い、 当該準備可否判定の結果、要求数のサブチャネルを準備
    不能であると判定されたとき、該準備不能状況を前記経
    路要求中継装置へ返信応答することを特徴とする請求項
    6に記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 1又は2以上のノード端末が各々に接続
    された複数の中継装置間をデータ伝送路を介して接続し
    て構成され、前記ノード端末間、前記中継装置間、又は
    前記ノード端末と前記中継装置間でデータ交換を行う通
    信システムであって、 前記複数の中継装置の各々は、 各自の中継装置に対して送受信される通信データの経路
    となる複数個のサブチャネルと、 当該サブチャネルの使用/開放状態と、出所が異なる通
    信データ同士を相互に識別可能とする如く出所が同一の
    各通信データ毎に各々固有値が付与される経路番号と、
    当該通信システム内で使用中の経路番号のうち最大値と
    なる最大経路番号とを含む経路情報を記憶する経路情報
    記憶手段と、を備えており、 前記複数の中継装置のうち、自身の中継装置、又は自身
    の中継装置に接続されているノード端末のいずれかにお
    いて、所定の宛先へ向けて通信データの送信要求を生じ
    たときに経路要求中継装置となる前記自身の中継装置
    は、 送信対象となる通信データが占有使用する要求サブチャ
    ネル数を、発信元から宛先へ至る経路に存在する全ての
    同報宛先中継装置へ向けて同報送信する要求サブチャネ
    ル数同報送信手段を備え、 前記経路要求中継装置から前記要求サブチャネル数を受
    信した同報宛先中継装置の各々は、 当該受信した要求サブチャネル数、及び前記経路情報記
    憶手段に記憶されている経路情報を参照して、前記要求
    数のサブチャネルを準備可能か否かの準備可否判定を行
    い、当該準備可否判定の結果、要求数のサブチャネルを
    準備可能であると判定されたとき、通信データの受信準
    備が完了した旨を前記経路要求中継装置へ返信応答する
    経路制御手段を備え、 当該通信データの受信準備が完了した旨を全ての同報宛
    先中継装置から受信した前記経路要求中継装置は、 前記経路情報記憶手段に記憶されている最大経路番号に
    所定の演算を施して求められた新経路番号の使用宣言
    を、少なくとも全ての同報宛先中継装置へ向けて同報送
    信する使用宣言同報送信手段を備えていることを特徴と
    する通信システム。
  10. 【請求項10】 前記経路要求中継装置から前記新経路
    番号使用宣言を受信した同報宛先中継装置の各々は、 経路情報記憶手段に記憶されている最大経路番号を、受
    信した新経路番号に書き換え更新する経路番号書換更新
    手段を備えていることを特徴とする請求項9に記載の通
    信システム。
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