JPH1174368A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法

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JPH1174368A
JPH1174368A JP18511698A JP18511698A JPH1174368A JP H1174368 A JPH1174368 A JP H1174368A JP 18511698 A JP18511698 A JP 18511698A JP 18511698 A JP18511698 A JP 18511698A JP H1174368 A JPH1174368 A JP H1174368A
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film
forming
gate electrode
region
gate
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JP18511698A
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Inventor
Yoshitaka Tsunashima
祥隆 綱島
Kiyotaka Miyano
清孝 宮野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一基板上に異なる材料/厚さのゲート酸化膜
/ゲート電極が形成された半導体装置およびこの半導体
装置の製造方法。 【解決手段】半導体基板の第1および第2の素子領域
(3a、3b)に第1絶縁膜(203)と第1ポリシリ
コン膜(204)を形成する。第2の素子領域の第1絶
縁膜および第1ポリシリコン膜が除去され、この除去さ
れた領域に第2絶縁膜(211)を介して第2ポリシリ
コン膜(212)を形成する。第1の素子領域では第1
ポリシリコン膜によって第1のゲート電極が構成され、
第2の素子領域では第2ポリシリコン膜によって第2の
ゲート電極が構成される。素子分離上のシリコン窒化膜
を除去し、この除去された領域に第1のゲート電極と第
2のゲート電極とを接続する金属膜を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置および半
導体装置の製造方法に関し、特に、同一基板上に異なる
材料および/または異なる厚さのゲート酸化膜および/
またはゲート電極が形成された半導体装置およびこの半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、DRAM(Dynamic Random Access
Memory)等のLSI(Large-scale Integration) 回路装
置を構成するトランジスタには、単一膜厚のゲート酸化
膜を用いているのが普通である。この場合の利点とし
て、製造工程が単純であり、それゆえにコストを低く維
持でき、また歩留まりも高く維持できるという点があげ
られる。反面、高速動作を追求した最新のトランジスタ
を採用できないため、性能を犠牲にしなくてはならない
面もある。
【0003】近年、同一基板上に2種類のゲート絶縁膜
やゲート電極を形成することが要求されている。これ
は、同一半導体基板に形成された回路中に2種類以上の
電源電圧が加わるような場合、信頼性上の制約から高電
圧回路部分のトランジスタのゲート絶縁膜を厚くするな
どの工夫が必要なためである。例えば、DRAMやEE
PROM(electrically erasable and programmable re
ad-only memory) のセル内トランジスタのゲート絶縁膜
を他の回路部のゲート絶縁膜に比べて厚くすることなど
が要求されている。
【0004】また、CMOS(complementary metal oxi
de semiconductor) 回路においては、従来ではn+ ポリ
シリコンゲートを用いるのが通常であるが、この素子構
造では、素子の微細化とともにPMOSトランジスタの
短チャネル効果の抑制が難しくなってきており、PMO
Sトランジスタにはゲート電極材料にp+ ポリシリコン
を用い、NMOSトランジスタにはゲート電極材料にn
+ ポリシリコンを用いる、いわゆるデュアルゲート構造
が好ましいとされている。この場合にも、さらにゲート
絶縁膜の厚さをかえることができれば、より高性能な回
路動作が期待できる。
【0005】通常、同一基板上に2種類のゲート絶縁膜
やゲート電極を形成する場合には、リソグラフィ手段を
用いて同一基板上の領域を二つのの領域に分けることに
よって行われる。一例をあげると以下の通りである。
【0006】トレンチ素子分離を形成した後、熱酸化に
より半導体基板上に熱酸化膜を形成する。次に、フォト
レジストを全面に塗布し、フォトリソグラフィ工程によ
ってNMOS領域のみにフォトレジストを残し、PMO
S領域のフォトレジストを除去する。このようにパター
ン形成されたフォトレジストをマスクとして、PMOS
領域の熱酸化膜をエッチング除去する。次に、フォトレ
ジストを剥離し除去し、再度熱酸化によってPMOS全
面に領域に熱酸化膜を形成する。この時、NMOS領域
では、先に形成した熱酸化膜が残っているため、この領
域の酸化膜の厚さはPMOS領域の酸化膜よりも厚くな
る。
【0007】しかし、このような工程では、NMOS領
域のゲート酸化膜がフォトレジストに直接接触すること
になる。フォトレジストには、ゲート絶縁膜の膜質を劣
化させるNaや重金属が多く含まれており、これらの不
純物を次の酸化工程時に取り込んでしまう危険性があ
る。従って、素子の信頼性や歩留まりが低下するという
問題が生じる。
【0008】他の従来の半導体装置の製造方法を図1か
ら図7を参照して説明する。
【0009】図1は半導体装置の平面構成の概念図であ
り、参照符号1は素子分離領域を、参照符号2はゲート
配線領域を、参照符号3a,3bは拡散領域を示す。こ
こでは、異なる拡散領域3a,3b上に、それぞれ異な
る材料のゲート絶縁膜およびゲート電極を有する第1お
よび第2のトランジスタが形成される。
【0010】図2から図4は図1に示される破断線IIa
−IIaでの断面を右側に、破断線IIb−IIbの断面を左
側に示している。即ち、図2から図4は、右側に第1の
トランジスタの製造工程を、左側に第2のトランジスタ
の製造工程を示している。図5から図7は、図1に示さ
れる破断線III −III における断面を示している。
【0011】先ず、シリコン基板10にウェル領域(図
示せず)やSTI(Shallow TrenchIsolation)構造の素
子分離領域11が形成される。その後、第1のゲート酸
化膜12が熱酸化法により形成され、その上に第1のゲ
ート電極であるポリSi膜13がCVD(Chemical Vapo
r Deposition) 法で形成される。ポリSi膜13中のド
ーパント不純物は、成膜中に添加、あるいは成膜後にイ
オン注入法などで導入される(図2(a)、図5
(a))。
【0012】次に、ポリSi膜13がリソグラフィ/ド
ライエッチング技術により第1のトランジスタが形成さ
れる領域のみを残すようにパターニングされる。その
後、露出した部分の第1のゲート酸化膜12を希フッ酸
溶液がエッチング除去されて、その部分のシリコン基板
10が露出される(図2(b)、図5(b))。
【0013】次に、この露出されたシリコン基板上10
に、第2のゲート酸化膜14が熱酸化法で形成される。
その際、第1のゲート電極であるポリSi膜13上およ
びその側壁も酸化されてシリコン酸化膜14が形成され
る。更に、その上に第2のゲート電極であるポリSi膜
15がCVD法で形成される(図3(a)、図6
(c))。
【0014】この後、この第2のポリSi膜15がリソ
グラフィ/ドライエッチング技術により第2のトランジ
スタが形成される領域のみを残すようにパターニングさ
れる。この後、露出された部分のポリSi膜上に形成さ
れた熱酸化膜14が希フッ酸溶液でエッチングされ、除
去される(図3(d)、図6(d))。
【0015】この後、第1のゲート電極と第2のゲート
電極を接続するための第3のゲート電極材料としてタン
グステンシリサイド(WSi2 )16が基板10上の全
面に形成される(図4(e)、図7(e))。
【0016】次に、タングステンシリサイド/ポリSi
(第1、および第2ゲート電極)膜がリソグラフィ/ド
ライエッチング技術により、ゲート配線形状に加工され
る(図4(f)、図7(e))。
【0017】その後、通常の後酸化、側壁残し、ソース
/ドレイン形成、メタライゼーションなどの工程を経
て、2種類の異なるゲート酸化膜厚の構造を持つトラン
ジスタが完成される。
【0018】上述した、従来のトランジスタ製造方法に
より製造された半導体集積回路は以下に示す問題点を有
する。
【0019】第1の問題点は、図7(e)から明らかな
ように、リソグラフィ工程における合わせずれの余裕を
含めて考えると、接続部で第1のゲート電極13と第2
のゲート電極15との幅Wの重ね合わせ部分を必ず設け
る必要があることである。トランジスタの能動領域であ
るチャネル部は、この重ね合わせ部分から離して形成す
る必要があり、この重ね合わせ分だけ必ず素子分離領域
の幅が広くなる。このため、必然的に半導体装置全体の
寸法が大きくなり、一枚のシリコン基板から取れるチッ
プの数が減少し、ひいては製造コストアップに繋がる。
【0020】第2の問題点は、同じく図7(e)に示さ
れるように、半導体装置に段差が生じることである。こ
の段差のため、その後の配線加工時のリソグラフィ/ド
ライエッチング工程が非常に複雑になり、微細寸法の素
子で構成された半導体装置を製造することが困難とな
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の半導
体装置および半導体装置の製造方法においては、同一基
板上に異なる材料および/または異なる厚さのゲート酸
化膜および/またはゲート電極を形成することが困難で
あった。
【0022】本発明の目的は同一基板上に膜厚および/
または材料の異なるゲート電極および/またはゲート絶
縁膜が形成された半導体装置および半導体装置の製造方
法を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は以下に示す手段を用いてい
る。
【0024】(1)本発明の半導体装置の製造方法は、
基板上のゲート電極が形成される複数の領域に第1の膜
と第2の膜とを形成するステップと、複数の領域の内の
少なくとも1つの領域から第1の膜と第2の膜とを取り
除くステップと、第1の膜と第2の膜とが取り除かれた
少なくとも1つの領域に第1の絶縁膜と第1のゲート電
極とを形成するステップとを具備することを特徴とする
ものである。
【0025】(2)本発明の製造方法は、上記(1)に
記載した製造方法であって、かつ第1の膜と第2の膜と
を形成するステップは、基板全面に第1の膜と第2の膜
とを形成するステップと、第2の膜上に第3の膜を積層
形成するステップと、複数の領域をパターニングするこ
とによりダミー配線部を形成するステップと、ダミー配
線部の周囲に絶縁部を形成するステップとを具備し、第
1の絶縁膜と第1のゲート電極とを形成するステップ
は、複数の領域の内、所望の1つ以上の領域を除く領域
をマスクするステップと、所望の1つ以上の領域の第1
の膜と第2の膜と第3の膜とを除去するステップと、第
1の膜と第2の膜と第3の膜とが除去された領域に第1
の絶縁膜と第1のゲート電極を形成するステップを具備
するものである。
【0026】(3)本発明の製造方法は、上記(2)に
記載した製造方法であって、かつ第1の膜と第2の膜と
を形成するステップは、ダミー配線部が形成された後、
ダミー配線部をマスクとして不純物をイオン注入するス
テップと、これによりソース・ドレイン領域を形成する
ステップとを具備するものである。
【0027】(4)本発明の製造方法は、上記(2)に
記載した製造方法であって、かつ第1の膜と第2の膜と
を形成するステップは、複数の領域がパターニングされ
た後、第1の膜と第3の膜と第4の膜とによる積層膜の
側壁に第2の絶縁膜を形成するステップを具備するもの
である。
【0028】(5)本発明の製造方法は、上記(2)に
記載した製造方法であって、かつダミー配線部の周囲に
絶縁部を形成するステップは、基板上に第3の絶縁膜を
形成するステップと、第3の膜をストッパーとして化学
的機械的研磨を行うことによりダミー配線部の周囲に絶
縁部を形成するステップとを具備するものである。
【0029】(6)本発明の製造方法は、上記(2)に
記載した製造方法であって、かつ第1の絶縁膜と第1の
ゲート電極とを形成するステップは、第1の膜と第2の
膜とが除去された領域に第1の絶縁膜を形成するステッ
プと、基板上に第1のゲート電極を形成するステップ
と、第1のゲート電極を化学的機械的研磨を行うことに
より第1の膜と第2の膜とが除去された領域に第1のゲ
ート電極を残置させるステップとを具備するものであ
る。
【0030】(7)本発明の製造方法は、上記(2)に
記載した製造方法であって、かつ所望の1つ以上の領域
に、第1の絶縁膜と第1のゲート電極が形成された後、
複数の領域の内、所望の1つ以上の領域を除く領域の第
3の膜を取り除き、第3の膜が取り除かれた領域の第2
の膜上に第2のゲート電極を形成するステップをさらに
具備し、これにより、所望の1つ以上の領域には、第1
のゲート電極により構成される第1のゲート電極が形成
され、複数の領域の内、所望の1つ以上の領域を除く領
域には、第2の膜と第2のゲート電極とにより構成され
る第2のゲート電極が形成されるものである。
【0031】(8)本発明の製造方法は、上記(7)に
記載した製造方法であって、かつ第2のゲート電極を形
成するステップは、基板上に第2のゲート電極を形成す
るステップと、化学的機械的研磨により第3の膜を取り
除かれた領域に第2のゲート電極を残置させるステップ
とを具備するものである。
【0032】(9)本発明の製造方法は、上記(2)に
記載した製造方法であって、かつ第1の絶縁膜と第1の
ゲート電極とを形成するステップは、第1の絶縁膜を熱
酸化法により形成するステップを具備するものである。
【0033】(10)本発明の製造方法は、上記(2)
に記載した製造方法であって、かつ第1の絶縁膜は堆積
膜である。
【0034】(11)本発明の製造方法は、上記(1)
に記載した製造方法であって、かつ第1の膜と第2の膜
とを形成するステップは、基板全面に第1の膜と第2の
膜とを形成するステップと、第2の膜上に第3の膜を積
層形成するステップと、複数の領域をパターニングする
ことによりダミー配線部を形成するステップと、形成さ
れたダミー配線部の周囲に絶縁部を形成するステップと
を具備し、第1の絶縁膜と第1のゲート電極とを形成す
るステップは、所望の1つ以上の領域の第1の膜と第2
の膜と第3の膜とを除去するステップと、所望の1つ以
上の領域に第1の絶縁膜を形成するステップと、第1の
絶縁膜が形成された後、複数の領域の内、所望の1つ以
上の領域を除く領域の第3の膜を取り除き、複数の領域
に第1のゲート電極を形成するステップとを具備するも
のである。
【0035】(12)本発明の製造方法は、上記(1
1)に記載した製造方法であって、かつ第1のゲート電
極を形成するステップは、基板上に第1のゲート電極を
堆積するステップと、この第1のゲート電極を化学的機
械的研磨を施すことにより複数の領域に残置させるステ
ップとを具備するものである。
【0036】(13)本発明の製造方法は、上記(2)
に記載した製造方法であって、かつ第1の絶縁膜と第1
のゲート電極とを形成するステップは、水素と水蒸気の
混合ガスを含む雰囲気中で基板を選択的に酸化すること
により第1の絶縁膜を形成するステップを具備するもの
である。
【0037】(14)本発明の半導体の製造方法は、半
導体基板上に第1のゲート絶縁膜を形成するステップ
と、第1のゲート絶縁膜上に第1のゲート構成膜と第2
の膜とを積層して積層膜を形成するステップと、積層膜
をゲート電極が形成される複数の領域にパターニングす
るステップと、複数の領域の周囲に絶縁部を形成するス
テップと、複数の領域の内、所望の1つ以上の領域をマ
スクするステップと、この所望の1つ以上の領域以外の
領域の第2の膜を除去するステップと、第2の膜が除去
された領域に第2のゲート構成膜を形成するステップと
を具備するものである。
【0038】(15)本発明の半導体装置は、半導体基
板と、半導体基板の第1の領域に設けられた第1の絶縁
膜と第1のゲート電極とを含む第1のトランジスタと、
半導体基板の第1の領域に隣接した第2領域に設けられ
た第2の絶縁膜と第2のゲート電極とを含む第2のトラ
ンジスタとを具備し、第1および第2の絶縁膜の組と、
第1および第2のゲート電極の組と少なくとも一方の組
は互いに異なり、第1および第2の絶縁膜の組の場合に
は、膜厚、材料、および材料構成の少なくとも1つが異
なり、第1および第2のゲート電極の組の場合には、材
料および材料構成のいずれかが異なり、第1のゲート電
極の側面の一部と第2の側面の一部とが接続しているも
のである。
【0039】(16)本発明の半導体装置は、上記(1
5)に記載した半導体装置であって、かつ第1のゲート
電極の側面の一部と第2の側面の一部とは半導体基板表
面に対して略垂直である。
【0040】(17)本発明の半導体装置は、基板と、
基板上に形成され、異なる材料および/または異なる厚
さの第1、第2のゲート絶縁膜と、第1、第2のゲート
絶縁膜上に形成され、異なる材料および/または異なる
厚さの第1、第2のゲート電極とを具備し、第1のゲー
ト絶縁膜と第1のゲート電極の高さの和は第2のゲート
絶縁膜と第2のゲート電極の高さの和と等しいものであ
る。
【0041】
【発明の実施の形態】
第1実施形態 以下、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方
法を図8から図19を参照して説明する。
【0042】図8はこの発明の第1実施形態〜第5実施
形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための図面
であり、同一基板上に膜厚や材料の異なるゲート電極/
ゲート絶縁膜が形成される半導体装置の平面構成を示し
ている。図9から図12は第1実施形態の製造方法にお
ける各工程を説明するための図面であり、図8に示され
る破断線XIa−XIaでの断面を右側に、破断線XIb−XI
bの断面を左側に示している。図13から図16は図9
から図12に示される各工程における半導体装置の上面
図である。図17から図18は第1実施形態の製造方法
を説明するための図面であり、図8に示される破断線XI
II−XIIIでの断面図を示す。図19は第1実施形態の製
造方法において図10(c)と図14(c)に示される
工程時の半導体装置の斜視図を示す。
【0043】図8において、参照符号1は素子分離領
域、参照符号2はゲート配線領域、参照符号3a,3b
は拡散領域を示している。
【0044】先ず、シリコン基板201にウエル領域
(図示せず)やSTI構造の素子分離領域202が形成
される。その後、ゲート酸化膜203が熱酸化法で形成
され、その上にポリSi膜204、シリコン窒化膜20
5がそれぞれCVD法で積層形成される(図9(a)、
図13(a))。ポリSi膜204中のドーパント不純
物は、成膜中に添加しても、成膜後にイオン注入法など
で導入しても良い。
【0045】次に、ポリSi膜204/シリコン窒化膜
205の積層膜がリソグラフィー/ドライエッチング技
術によりゲート配線に対応した形状にパターニングされ
る。続いて、パターニングされたゲート配線をマスクと
して不純物のイオン注入が行われ、LDD(Lightly Dop
ed Drain) 層が形成される。その後、パターニングされ
たゲート配線側壁にシリコン酸化膜207が形成され
る。このようにして、ダミーのゲート配線、および側壁
絶縁膜207からなるダミーゲート配線構造が形成され
る。続いて、このダミーゲート配線構造をマスクとし
て、不純物のイオン注入が行われる。その後、熱処理を
行うことによりソース・ドレイン拡散領域206が形成
される。続いて、CVD法で全面にシリコン酸化膜20
8が形成され、ダミーゲート構造を全域が覆われる。そ
の後、シリコン窒化膜205をストッパーとして化学的
機械的研磨(CMP)法でシリコン酸化膜208が研磨
され、全面が平坦化される(図9(b)、図13
(b))。
【0046】次に、主として第1のトランジスタが形成
される領域(図8の拡散領域3a)をフォトレジスト2
09で覆い、SiN4膜205およびポリSi膜204
が、それぞれ例えば加熱燐酸溶液およびヒドラジン溶液
で順次除去され、これにより、溝部210が形成され
る。続いて、溝部210の底面に露出したゲート酸化膜
203を通してチャネルイオン注入が行われた後、この
露出領域のゲート酸化膜203が希フッ酸溶液で除去さ
れる(図10(c)、図14(c)、図17(a))。
【0047】ここで、第2のトランジスタが形成される
領域(図8の拡散領域3b)に形成されたダミーゲート
構造が取り除かれた状態を、図19に示す。
【0048】次に、露出された領域のシリコン基板20
1の表面に熱酸化法によりゲート酸化膜211が形成さ
れ、さらに全面にタングステン膜212が形成される
(図10(d)、図14(d)、図17(b))。
【0049】次に、CMP法で溝部以外に形成されたタ
ングステン膜212が除去され、溝内にのみタングステ
ン膜212が残置される(図11(e)、図15
(e))。
【0050】続いて、ポリSi膜204上のSiN膜2
05を、加熱燐酸溶液により剥離することにより、ポリ
Si膜204が露出され、溝部213が形成される(図
11(f)、図15(f))。
【0051】次に、タングステン膜214が全面に堆積
される。タングステン膜214を堆積しない場合には、
ゲート酸化膜211を形成する際にポリSi膜204の
断面も酸化されて酸化シリコン膜211aが形成される
ため、ポリSi膜204とタングステン膜212とが絶
縁されてしまう。しかし、タングステン膜214が形成
されることにより、ポリSi膜204とタングステン膜
212とがタングステン膜214を介して接続される
(図12(g)、図16(g)、図18(c))。
【0052】次に、CMP法でタングステン膜214が
研磨され、溝内にのみタングステン膜214が残置され
る(図12(h)、図16(h)、図18(d))。
【0053】以上のようにして主要な工程が終了し、ゲ
ート酸化膜の膜厚が異なる第1および第2のトランジス
タを比較的簡単な工程で作製することができる。この後
は、通常の配線工程等を行い、半導体集積回路が完成さ
れる。
【0054】この第1実施形態によれば、最初に形成し
たゲート絶縁膜203は、直接フォトレジストと接する
ことはない。又、他の工程を挟むことなく、ゲート絶縁
膜203とその上に形成されるポリシリコン膜204と
を連続的に形成することが可能となる。また、現状用い
られている工程と同様に、最も厳しい微細化が要求され
るゲート配線レベルのリソグラフィー/ドライエッチン
グ工程が1回しかなく、工程的にも比較的容易なものと
なる。
【0055】特に、従来の製造方法により製造された半
導体装置と比較した場合、本願の効果がより明確に理解
できる。従来の製造方法により製造された半導体装置に
おける2つのトランジスタの境界部分の構成は、図7に
示されるようになる。一方、前述したように、この発明
の製造方法によって製造された半導体装置における2つ
のトランジスタの境界部分の構成は、図18(d)に示
されるようになる。
【0056】これらの図面から明らかなように、従来の
第1の問題点である、接続部で第1のゲート電極と第2
のゲート電極との幅Wの重ね合わせ部分を設ける必要、
が無くなる。従って、この重ね合わせ分だけ必ず素子分
離領域の幅が広くなり、半導体装置全体の寸法が大きく
なり、一枚のシリコン基板から取れるチップの数が減少
するという不具合を回避することができる。これによ
り、半導体装置の製造コストを低減することができる。
【0057】更に、従来の第2の問題点である、半導体
装置に段差が生じることを回避することができる。従っ
て、この段差のため、その後の配線加工時のリソグラフ
ィ/ドライエッチング工程が非常に複雑になったり、微
細寸法の素子で構成された半導体装置を製造することが
困難となるような不具合を解消することができる。
【0058】第2実施形態 次に、この発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造
方法について、図20(a)から図25(e)を参照し
て説明する。
【0059】この第2実施形態の製造方法により製造さ
れる半導体装置の平面構成は、第1実施形態で用いられ
た図8に示される構成と同様である。更に、第1実施形
態と実質的に同一、あるいは対応する構成要素には、同
一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0060】図20(a)から図23(i)は、この発
明の第2実施形態の製造方法における各工程を説明する
ための図面であり、図8に示される破断線XIa−XIaを
右側に、破断線XIb−XIbの断面を左側に示す。図24
(a)から図25(e)は、図8に示される破断線XIII
−XIIIでの断面図を示す。
【0061】この第2実施形態の製造方法では、図20
(a)から図21(c)に示される工程、および図24
(a)に示される工程は、前述した第1実施形態におけ
る図9(a)から図10(c)に示される工程と、図1
7(a)に示される工程と基本的に同じ工程である。従
って、これらの工程については詳細な説明は省略して以
降の工程について説明する。
【0062】図21(c)、図24(a)における工程
の後、全面にゲート絶縁膜221として例えばSiON
膜等が堆積される。この第2実施形態では、このように
ゲート絶縁膜221として堆積膜が用いられているた
め、側壁絶縁膜207の側面およびシリコン酸化膜20
8上にもゲート絶縁膜221が形成される(図21
(d))。
【0063】続いて、ゲート絶縁膜221上にタングス
テン膜212が形成され、このタングステン膜212に
より溝内が埋め込まれる(図22(e)、図24
(b))。
【0064】次に、CMP法で溝部以外に形成されたタ
ングステン膜212およびゲート絶縁膜221が除去さ
れ、溝内にのみタングステン膜212が残置される(図
22(f)、図24(c))。
【0065】続いて、ポリSi膜204上のSiN膜2
05が除去され、ポリSi膜204が露出され、溝部2
13が形成される(図22(g))。
【0066】次に、タングステン膜214が全面に堆積
される。ゲート絶縁膜221が堆積される際には、ポリ
Si膜204の断面にもこのゲート絶縁膜が堆積される
ため、ポリSi膜204とタングステン膜212とが絶
縁される。しかし、タングステン膜214が形成される
ことにより(図24(c))、ポリSi膜204とタン
グステン膜212とがタングステン膜214を介して接
続される(図23(h)、図25(d))。
【0067】次に、CMP法でタングステン膜214が
研磨され、溝内にのみタングステン膜214が残置され
る(図23(i)、図25(e))。
【0068】以上のようにして主要な工程が終了し、ゲ
ート絶縁膜の膜種が異なる第1および第2のトランジス
タが比較的簡単な工程で作製される。この後は、通常の
配線工程等が行われ、半導体集積回路が完成される。
【0069】この第2実施形態によっても、前述した第
1実施形態と同様に、従来の第1および第2の問題点を
解消することが可能となる。
【0070】第3実施形態 次に、この発明の第3実施形態に係る、半導体装置の製
造方法について図26(a)から図30(e)を参照し
て説明する。
【0071】この第3実施形態の製造方法により製造さ
れる半導体装置の平面構成は、第1実施形態で用いられ
た図8に示される構成と同様である。更に、第1実施形
態と実質的に同一、あるいは対応する構成要素には、同
一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0072】図26(a)から図28(g)は、この発
明の第3実施形態の製造方法における各工程を説明する
ための図面であり、図8に示される破断線XIa−XIaを
右側に、破断線XIb−XIbの断面を左側に示す。図29
(a)から図30(e)は、図8に示される破断線XIII
−XIIIでの断面図を示す。
【0073】この第3実施形態の製造方法では、図26
(a)から図26(c)に示される工程、および図29
(a)に示される工程は、前述した第1実施形態におけ
る図9(a)から図10(c)に示される工程と、図1
7(a)に示される工程と基本的に同じ工程である。従
って、これらの工程については詳細な説明は省略して以
降の工程について説明する。
【0074】図26(c)、図29(a)に示される工
程の後、溝部において露出されたシリコン基板201の
表面に熱酸化法でゲート酸化膜211が形成される(図
27(d)、図29(b))。
【0075】続いて、SiN膜205が除去されてポリ
Si膜204が露出され、溝部222が形成される(図
27(e)、図29(c))。
【0076】次に、タングステン膜223が全面に堆積
される。ゲート酸化膜211が形成される際にポリSi
膜204の断面も酸化されて酸化膜211aが形成され
るため、ポリSi膜204とタングステン膜212とが
絶縁される。なお、ゲート絶縁膜211として堆積膜を
用いた場合には、シリコン窒化膜205上に形成された
ゲート絶縁膜を除去することが困難となる。このため、
ゲート絶縁膜211には、熱酸化膜又は熱窒化膜、或い
はこれらを併用した熱オキシナイトライド膜を用いるこ
とが好ましい(図28(f)、図30(d))。
【0077】次に、CMP法によりタングステン膜22
3が研磨され、溝内にのみタングステン膜223が残置
される(図28(g)、図30(e))。
【0078】以上のようにして、主要な工程が終了し、
ゲート酸化膜の膜厚が異なる第1および第2のトランジ
スタを比較的簡単な工程で作製される。この後、通常の
配線工程等が行われ、半導体集積回路が完成される。
【0079】これにより、工程がさらに簡略化される。
【0080】次に、前述した第1実施形態〜第3実施形
態により製造される第1および第2のトランジスタを適
用した例を、図31、図32を参照して説明する。
【0081】第1実施形態〜第3実施形態と実質的に同
一、あるいは対応する構成要素には、同一の参照符号を
付している。
【0082】図31(a)は、この発明をDRAM(Dyn
amic Random Access Memory)混載デバイスに適用したも
のを示す。この半導体装置では、第1のトランジスタ
(右側断面図)をDRAMのメモリセル部に、第2のト
ランジスタ(左側断面図)をロジック部に適用してい
る。すなわち、メモリセル部には比較的厚いシリコン酸
化膜203を用いることにより信頼性を確保し、ロジッ
ク部には薄いシリコン酸化膜231を用いることにより
高速動作を確保している。
【0083】図31(b)は、この発明をFeRAM(F
erroelectric Random Access Memory)混載デバイスに適
用したものを示す。この半導体装置では、第1のトラン
ジスタ(右側断面図)をロジック部に、第2のトランジ
スタ(左側断面図)をメモリセル部に適用している。す
なわち、ロジック部にシリコン酸化膜203が適用さ
れ、メモリセル部には強誘電体膜232が適用されてい
る。
【0084】図32(a)は、この発明をEEPROM
(不揮発性メモリ)に適用したものを示す。この半導体
装置では、第1のトランジスタ(右側断面図)をロジッ
ク部に、第2のトランジスタ(左側断面図)をメモリセ
ル部に適用している。ロジック部にはシリコン酸化膜2
03が用いられ、メモリセル部には長期信頼性の要求さ
れるトンネル酸化膜としてオキシナイトライド膜233
が用いられている。また、メモリセル部のトランジスタ
のゲートにはタングステン膜の代わりにポリシリコン膜
212aが用いられている。
【0085】図32(b)は、この発明をCMOS(com
plementary metal oxide semiconductor) 高速ロジック
デバイスに適用したものを示す。この半導体装置では、
第1のトランジスタ(右側断面図)をnチャネルトラン
ジスタに、第2のトランジスタ(左側断面図)をpチャ
ネルトランジスタに適用している。すなわち、nチャネ
ルトランジスタにはシリコン酸化膜203を用い、pチ
ャネルトランジスタにはオキシナイトライド膜234を
用いている。また、nチャネルトランジスタではゲート
電極を構成するポリSi膜204にn型不純物が導入さ
れており、pチャネルトランジスタではゲート電極がp
型不純物を導入したポリシリコン膜212bおよびタン
グステン膜212cによって形成されている。これによ
り、従来、表面チャネル型p型トランジスタで問題にな
っていた、p型ポリSiからのゲート酸化膜を通しての
基板へのボロンの染み出しを防止することができる。p
チャネルトランジスタのゲートはp型不純物を導入した
ポリシリコン膜のみで形成してもよい。このような構成
であっても、nチャネルトランジスタのゲート電極を構
成するn型ポリシリコンと、pチャネルトランジスタの
ゲート電極を構成するp型ポリシリコンとは、タングス
テン膜214を介して確実に接続される。
【0086】このように、前述した第1実施形態〜第3
実施形態によれば、ゲート絶縁膜の膜厚や膜種が異なる
複数のトランジスタを簡単かつ信頼性の高い工程で作製
することができる。これにより、高信頼性および高速性
を両立させた集積回路を作製することが可能となる。
【0087】第4実施形態 次に、この発明に係る第4実施形態の半導体装置の製造
方法を図33(a)から図37(e)を参照して説明す
る。
【0088】この第4実施形態の製造方法により製造さ
れる半導体装置の平面構成は、第1実施形態の説明で用
いられた図8に示される構成と同様である。
【0089】図33(a)から図35(e)は、この発
明の第4実施形態の製造方法における各工程を説明する
ための図面であり、図8に示される破断線XIa−XIaを
右側に、破断線XIb−XIbの断面を左側に示す。図36
(a)から図37(e)は、図8に示される破断線XIII
−XIIIでの断面図を示す。
【0090】先ず、シリコン基板301にウェル領域
(図示せず)やSTI構造の素子分離領域302が形成
される。その後、第1のゲート酸化膜303が熱酸化法
により形成され、その上に第1のゲート電極であるポリ
Si膜304と、窒化タングステン膜305、タングス
テン膜306が、CVD法あるいはスパッター法によ
り、順次積層形成される。ポリSi膜304中のドーパ
ント不純物は、成膜中に添加、あるいは成膜後にイオン
注入法などで導入しても良い(図33(a)、図36
(a))。
【0091】次に、ポリSi膜304/窒化タングステ
ン膜305/タングステン膜306の積層膜が、リソグ
ラフィ/ドライエッチング技術によりゲート配線に対応
した形状にパターニングされる。続いて、パターニング
されたゲート配線をマスクとして不純物のイオン注入が
行われ、LDD(lightly Doped Drain Structure) 層3
07が形成される。その後、パターニングされたゲート
配線側壁にシリコン酸化膜308が形成される。続い
て、このゲート配線構造をマスクとして不純物のイオン
注入が行われる。その後、短時間で高温熱処理(RT
A)を行うことでソース・ドレイン拡散領域309が形
成される。続いて、CVD法により全面にシリコン酸化
膜310が形成され、これによりゲート構造全域が覆わ
れる。その後、タングステン膜306をストッパーとし
て化学的機械的研磨(CMP)法でシリコン酸化膜31
0が研磨され、全面が平坦化される(図33(b)、図
36(b))。
【0092】次に、主として第1のトランジスタが形成
される領域がフォトレジストで覆われ、第1のタングス
テン306/窒化タングステン305積層膜、およびポ
リSi膜304が、それぞれ例えば硫酸/過酸化水素水
混合溶液およびヒドラジン溶液で順次除去される。これ
により、第2のトランジスタのゲート電極が形成される
領域に、溝部312が形成される。続いて、溝部312
の底面に露出したゲート酸化膜を通してチャネルイオン
注入を行った後、この露出領域のゲート酸化膜303が
希フッ酸溶液で除去される(図34(c)、図36
(c))。
【0093】次に、露出した領域(溝部312)のシリ
コン基板の表面に、水素/水蒸気の混合ガスを含んだ雰
囲気中でタングステンを酸化せずにシリコンのみを選択
酸化する方法(特願平第8−701716号)により第
2のゲート酸化膜313が形成される。例えば、水素/
水蒸気/希釈窒素の流量比を2.7:1:13.4とし
た雰囲気で温度850℃、圧力200torr、1時間
の条件で、タングステンを酸化させずに、シリコン基板
上に約50オングストロームのゲート酸化膜を形成する
ことができる。その後、全面に第2のタングステン膜3
14が形成される。第2のゲート酸化膜を形成する際に
通常の熱酸化法を用いるとポリSi膜304の断面のみ
ならず、タングステン膜306も酸化されて酸化シリコ
ン膜が形成され、第1のタングステン膜306と第2の
タングステン膜314とが絶縁されてしまうが、選択酸
化法を用いることで第1のタングステン膜306と第2
のタングステン膜314とが接続される(図34
(d)、図37(d))。
【0094】次に、CMP法で溝部以外に形成されたタ
ングステン膜が除去され、溝部312内にのみタングス
テン膜が残置される(図35(e)、図37(e))。
【0095】以上のようにして主要な工程が終了し、ゲ
ート配線構造が異なる第1および第2のトランジスタを
簡単な工程で作成することができる。この後は、通常の
配線工程が施され、半導体集積回路が完成される。
【0096】この第4実施形態によれば、前述した第1
〜第3実施形態と同様に、ゲート絶縁膜やゲート電極の
膜厚や膜種が異なる複数のトランジスタを簡単かつ信頼
性の高い工程で作製することができる。これにより、高
信頼性および高速性を両立させた集積回路を作製するこ
とが可能となる。特に、この第4実施形態では、選択酸
化法を適用することにより、第1のトランジスタが形成
される領域に、フォトレジストを設ける必要が無くな
る。
【0097】第5実施形態 次に、この発明に係る第5実施形態の半導体装置の製造
方法について、図38(a)から図42(e)を参照し
て説明する。
【0098】この第5実施形態の製造方法により製造さ
れる半導体装置の平面構成は、第1実施形態で用いられ
た図8に示される構成と同様である。
【0099】図38(a)から図40(e)は、この発
明の第5実施形態の製造方法における各工程を説明する
ための図面であり、図8に示される破断線XIa−XIaを
右側に、破断線XIb−XIbの断面を左側に示す。図41
(a)から図42(e)は、図8に示される破断線XIII
−XIIIでの断面図を示す。
【0100】先ず、シリコン基板401にウェル領域
(図示せず)やSTI構造の素子分離領域402が形成
される。その後、第1のゲート酸化膜403が熱酸化法
で形成され、その上に第1のゲート電極であるポリSi
膜404と、シリコン窒化膜405とがCVD法で積層
形成される。ポリSi膜404中のドーパント不純物
は、成膜中に添加、あるいは成膜後にイオン注入法など
で導入しても良い(図38(a)、図41(a))。
【0101】次に、ポリSi膜404/シリコン窒化膜
405の積層膜が、リソグラフィ/ドライエッチング技
術によりゲート配線に対応した形状にパターニングされ
る。続いて、パターニングされたゲート配線をマスクと
して不純物のイオン注入が行われ、LDD層407が形
成される。その後、パターニングされたゲート配線側壁
にシリコン酸化膜408が形成される。続いて、このゲ
ート配線構造をマスクとして不純物のイオン注入が行わ
れる。その後、熱処理を行うことでソース・ドレイン拡
散領域409が形成される。この後、CVD法で全面に
シリコン酸化膜410が形成され、これによりゲート構
造全域が覆われる。その後、シリコン窒化膜405をス
トッパーとして化学的機械的研磨(CMP)法でシリコ
ン酸化膜410が研磨され、全面が平坦化される(図3
8(b)、図41(b))。
【0102】次に、主として第1のトランジスタが形成
される領域がフォトレジストで覆われ、Si3 4
が、例えば加熱燐酸溶液で除去され、これにより溝部4
12が形成される(図39(c)、図41(c))。
【0103】次に、全面に窒化タングステン膜413お
よびタングステン膜414が順次形成される(図39
(d)、図42(d))。
【0104】更に、CMP法で溝部412以外に形成さ
れた窒化タングステン膜413とタングステン膜414
とを除去し、溝部412内にのみ窒化タングステン膜4
13とタングステン膜414とが残置される(図40
(e)、図42(e))。
【0105】以上のようにして主要な工程が終了し、ゲ
ート配線構造が異なる第1および第2のトランジスタを
簡単な工程で作成することができる。この後は、通常の
配線工程が行われ、半導体集積回路が完成される。
【0106】この第5実施形態によれば、ゲート絶縁膜
が共通であるが、ゲート電極の膜厚や膜種が異なる複数
のトランジスタを簡単かつ信頼性の高い工程で作製する
ことができる。これにより、高信頼性および高速性を両
立させた集積回路を作製することが可能となる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来に問題とされていた、接続領域の確保や、半導体装置
の段差を無くすことが可能となり、高信頼性および高速
性を両立することのでき、同一基板上に膜厚/材料の異
なるゲート電極/ゲート絶縁膜が形成された半導体装置
および半導体装置の製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置の平面構成を示す図。
【図2】図1に示される半導体装置の従来の製造工程を
説明するための破断線IIa−IIa、IIb−IIbに沿った
断面図。
【図3】図1に示される半導体装置の従来の製造工程を
説明するための破断線IIa−IIa、IIb−IIbに沿った
断面図。
【図4】図1に示される半導体装置の従来の製造工程を
説明するための破断線IIa−IIa、IIb−IIbに沿った
断面図。
【図5】図1に示される半導体装置の従来の製造工程を
説明するための破断線III −III に沿った断面図。
【図6】図1に示される半導体装置の従来の製造工程を
説明するための破断線III −III に沿った断面図。
【図7】図1に示される半導体装置の従来の製造工程を
説明するための破断線III −III に沿った断面図。
【図8】本発明により同一基板上に膜厚や材料の異なる
ゲート電極/ゲート絶縁膜が形成された半導体装置の平
面構成を示す図。
【図9】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を説明するために図8に示される半導体装置の破断
線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図10】本発明の第1実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図11】本発明の第1実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図12】本発明の第1実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図13】図9の各工程における半導体装置の上面図。
【図14】図9の各工程における半導体装置の上面図。
【図15】図9の各工程における半導体装置の上面図。
【図16】図9の各工程における半導体装置の上面図。
【図17】本発明の第1実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【図18】本発明の第1実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【図19】第1実施形態の製造方法において、図10
(a)、図14(a)に示される工程時の半導体装置の
斜視図。
【図20】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図21】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図22】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図23】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図24】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【図25】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【図26】本発明の第3実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図27】本発明の第3実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図28】本発明の第3実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図29】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【図30】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【図31】第1実施形態〜第3実施形態の製造方法によ
り製造された半導体装置の適用例を説明するための断面
図。
【図32】第1実施形態〜第3実施形態の製造方法によ
り製造された半導体装置の他の適用例を説明するための
断面図。
【図33】本発明の第4実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図34】本発明の第4実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図35】本発明の第4実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図36】本発明の第4実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【図37】本発明の第4実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【図38】本発明の第5実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図39】本発明の第5実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図40】本発明の第5実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIa−XIa、XIb−XIbに沿った断面図。
【図41】本発明の第5実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【図42】本発明の第5実施形態による半導体装置の製
造方法を説明するために図8に示される半導体装置の破
断線XIII−XIIIに沿った断面図。
【符号の説明】
1…素子分離領域 2…ゲート配線領域 3a、3b…拡散領域 201…シリコン基板 202…素子分離領域 203…ゲート酸化膜 204…ポリSi膜 205…シリコン窒化膜 207、208…シリコン酸化膜 209…フォトレジスト 210…溝部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上のゲート電極が形成される複数の
    領域に第1の膜と第2の膜とを形成するステップと、 前記複数の領域の内の少なくとも1つの領域から前記第
    1の膜と第2の膜とを取り除くステップと、 前記第1の膜と第2の膜とが取り除かれた前記少なくと
    も1つの領域に第1の絶縁膜と第1のゲート電極とを形
    成するステップと、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の膜と第2の膜とを形成するス
    テップは、 前記基板全面に前記第1の膜と前記第2の膜とを形成す
    るステップと、 前記第2の膜上に第3の膜を積層形成するステップと、 前記複数の領域をパターニングすることによりダミー配
    線部を形成するステップと、 前記ダミー配線部の周囲に絶縁部を形成するステップと
    を具備し、 前記第1の絶縁膜と第1のゲート電極とを形成するステ
    ップは、 前記複数の領域の内、前記所望の1つ以上の領域を除く
    領域をマスクするステップと、 前記所望の1つ以上の領域の前記第1の膜と前記第2の
    膜と前記第3の膜とを除去するステップと、 前記第1の膜と前記第2の膜と前記第3の膜とが除去さ
    れた領域に前記第1の絶縁膜と前記第1のゲート電極を
    形成するステップを具備することを特徴とする請求項1
    に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の膜と前記第2の膜とを形成す
    るステップは、 前記ダミー配線部が形成された後、前記ダミー配線部を
    マスクとして不純物をイオン注入するステップと、 これによりソース・ドレイン領域を形成するステップと
    を具備することを特徴とする請求項2に記載の半導体装
    置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の膜と前記第2の膜とを形成す
    るステップは、 前記複数の領域がパターニングされた後、前記第1の膜
    と前記第3の膜と第4の膜とによる積層膜の側壁に第2
    の絶縁膜を形成するステップを具備することを特徴とす
    る請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ダミー配線部の周囲に前記絶縁部を
    形成するステップは、 前記基板上に前記第3の絶縁膜を形成するステップと、 前記第3の膜をストッパーとして化学的機械的研磨を行
    うことにより前記ダミー配線部の周囲に前記絶縁部を形
    成するステップとを具備することを特徴とする請求項2
    に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の絶縁膜と第1のゲート電極と
    を形成するステップは、 前記第1の膜と前記第2の膜とが除去された領域に前記
    第1の絶縁膜を形成するステップと、 前記基板上に前記第1のゲート電極を形成するステップ
    と、 前記第1のゲート電極を化学的機械的研磨を行うことに
    より前記第1の膜と前記第2の膜とが除去された領域に
    前記第1のゲート電極を残置させるステップとを具備す
    ることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記所望の1つ以上の領域に、前記第1
    の絶縁膜と前記第1のゲート電極が形成された後、前記
    複数の領域の内、前記所望の1つ以上の領域を除く領域
    の前記第3の膜を取り除き、前記第3の膜が取り除かれ
    た領域の前記第2の膜上に第2のゲート電極を形成する
    ステップをさらに具備し、 これにより、前記所望の1つ以上の領域には、前記第1
    のゲート電極により構成される第1のゲート電極が形成
    され、前記複数の領域の内、前記所望の1つ以上の領域
    を除く領域には、前記第2の膜と前記第2のゲート電極
    とにより構成される第2のゲート電極が形成されること
    を特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のゲート電極を形成するステッ
    プは、 前記基板上に前記第2のゲート電極を形成するステップ
    と、 化学的機械的研磨により前記第3の膜を取り除かれた領
    域に前記第2のゲート電極を残置させるステップとを具
    備することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の絶縁膜と前記第1のゲート電
    極とを形成するステップは、前記第1の絶縁膜を熱酸化
    法により形成するステップを具備することを特徴とする
    請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の絶縁膜は堆積膜であること
    を特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の膜と第2の膜とを形成する
    ステップは、 前記基板全面に前記第1の膜と前記第2の膜とを形成す
    るステップと、 前記第2の膜上に第3の膜を積層形成するステップと、 前記複数の領域をパターニングすることによりダミー配
    線部を形成するステップと、 前記形成されたダミー配線部の周囲に絶縁部を形成する
    ステップとを具備し、 前記第1の絶縁膜と第1のゲート電極とを形成するステ
    ップは、 前記所望の1つ以上の領域の前記第1の膜と前記第2の
    膜と前記第3の膜とを除去するステップと、 前記所望の1つ以上の領域に前記第1の絶縁膜を形成す
    るステップと、 前記第1の絶縁膜が形成された後、前記複数の領域の
    内、前記所望の1つ以上の領域を除く領域の前記第3の
    膜を取り除き、前記複数の領域に前記第1のゲート電極
    を形成するステップとを具備することを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1のゲート電極を形成するステ
    ップは、 前記基板上に前記第1のゲート電極を堆積するステップ
    と、 この第1のゲート電極を化学的機械的研磨を施すことに
    より前記複数の領域に残置させるステップとを具備する
    ことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の絶縁膜と前記第1のゲート
    電極とを形成するステップは、 水素と水蒸気の混合ガスを含む雰囲気中で前記基板を選
    択的に酸化することにより前記第1の絶縁膜を形成する
    ステップを具備することを特徴とする請求項2に記載の
    半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 半導体基板上に第1のゲート絶縁膜を
    形成するステップと、 前記第1のゲート絶縁膜上に第1のゲート構成膜と第2
    の膜とを積層して積層膜を形成するステップと、 前記積層膜をゲート電極が形成される複数の領域にパタ
    ーニングするステップと、 前記複数の領域の周囲に絶縁部を形成するステップと、 前記複数の領域の内、所望の1つ以上の領域をマスクす
    るステップと、 この所望の1つ以上の領域以外の領域の前記第2の膜を
    除去するステップと、 前記第2の膜が除去された領域に第2のゲート構成膜を
    形成するステップと、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 半導体基板と、 前記半導体基板の第1の領域に設けられた第1の絶縁膜
    と第1のゲート電極とを含む第1のトランジスタと、 前記半導体基板の前記第1の領域に隣接した第2領域に
    設けられた第2の絶縁膜と第2のゲート電極とを含む第
    2のトランジスタとを具備し、 前記第1および第2の絶縁膜の組と、前記第1および第
    2のゲート電極の組と少なくとも一方の組は互いに異な
    り、前記第1および第2の絶縁膜の組の場合には、膜
    厚、材料、および材料構成の少なくとも1つが異なり、
    前記第1および第2のゲート電極の組の場合には、材料
    および材料構成のいずれかが異なり、前記第1のゲート
    電極の側面の一部と前記第2の側面の一部とが接続して
    いることを特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】 前記第1のゲート電極の側面の一部と
    前記第2の側面の一部とは前記半導体基板表面に対して
    略垂直であることを特徴とする請求項15記載の半導体
    装置。
  17. 【請求項17】 基板と、 前記基板上に形成され、異なる材料および/または異な
    る厚さの第1、第2のゲート絶縁膜と、 前記第1、第2のゲート絶縁膜上に形成され、異なる材
    料および/または異なる厚さの第1、第2のゲート電極
    と、 を具備し、 前記第1のゲート絶縁膜と第1のゲート電極の高さの和
    は前記第2のゲート絶縁膜と第2のゲート電極の高さの
    和と等しいことを特徴とする半導体装置。
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