JPH1174328A - ウエハ処理装置 - Google Patents
ウエハ処理装置Info
- Publication number
- JPH1174328A JPH1174328A JP23194597A JP23194597A JPH1174328A JP H1174328 A JPH1174328 A JP H1174328A JP 23194597 A JP23194597 A JP 23194597A JP 23194597 A JP23194597 A JP 23194597A JP H1174328 A JPH1174328 A JP H1174328A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- arm
- chamber
- wafer processing
- load lock
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウエハ処理室がロードロック室に対して開放
されている時間が非常に長いため、ウエハ処理室の本排
気に長時間を要するという問題点があった。 【解決手段】 ウエハ処理室11と、ロードロック室1
2と、これらの間でウエハ13a、13bを移載するア
ーム18と、からなるウエハ処理装置10であって、前
記アーム18は、ロード用ウエハ13aとアンロード用
ウエハ13bとを同時に保持できるウエハ保持手段19
を有し、このアーム18でもってロードロック室12か
らウエハ処理室11にウエハ13a、13bをロードす
る際には同時にウエハ処理室11から処理済みウエハ1
3bのアンロードを行なうウエハ処理装置10を提供す
る。
されている時間が非常に長いため、ウエハ処理室の本排
気に長時間を要するという問題点があった。 【解決手段】 ウエハ処理室11と、ロードロック室1
2と、これらの間でウエハ13a、13bを移載するア
ーム18と、からなるウエハ処理装置10であって、前
記アーム18は、ロード用ウエハ13aとアンロード用
ウエハ13bとを同時に保持できるウエハ保持手段19
を有し、このアーム18でもってロードロック室12か
らウエハ処理室11にウエハ13a、13bをロードす
る際には同時にウエハ処理室11から処理済みウエハ1
3bのアンロードを行なうウエハ処理装置10を提供す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウエハ処理を行なう
ウエハ処理装置に関し、特にウエハ処理室とロードロッ
ク室間でのウエハ交換時間を極めて短くすることができ
るウエハ処理装置に関するものである。
ウエハ処理装置に関し、特にウエハ処理室とロードロッ
ク室間でのウエハ交換時間を極めて短くすることができ
るウエハ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図を用いながら説明する。
図4は従来のウエハ処理装置40を示すものであって、
ウエハ処理室41とロードロック室42及び処理するウ
エハ43a及び処理されたウエハ43bを保持すべきロ
ーダ44及びアンローダ45等からなっている。ローダ
44及びアンローダ45は図示しないキャリアステージ
内に設定されているものであって、複数枚のウエハが挿
入されたウエハキャリア46aが上下に移動するよう設
定されたウエハキャリアエレベータ46とセンタリング
ステージが2組設けられており、1組はローダ用及びも
う1組はアンローダ用として使用される。エレベータ4
6のキャリア46a上に配置されたウエハはプッシャ等
によって前方に押し出され、後に述べるアームによって
保持されるよう設計されている。
図4は従来のウエハ処理装置40を示すものであって、
ウエハ処理室41とロードロック室42及び処理するウ
エハ43a及び処理されたウエハ43bを保持すべきロ
ーダ44及びアンローダ45等からなっている。ローダ
44及びアンローダ45は図示しないキャリアステージ
内に設定されているものであって、複数枚のウエハが挿
入されたウエハキャリア46aが上下に移動するよう設
定されたウエハキャリアエレベータ46とセンタリング
ステージが2組設けられており、1組はローダ用及びも
う1組はアンローダ用として使用される。エレベータ4
6のキャリア46a上に配置されたウエハはプッシャ等
によって前方に押し出され、後に述べるアームによって
保持されるよう設計されている。
【0003】また、ロードロック室42は予備排気する
ためのチャンバーであって、一般的にはステンレス、例
えばSUS304等によって構成されており、ウエハ搬
送ロボット47が組み込まれている。このウエハ搬送ロ
ボット47は本発明で特に問題とする部分であって、ウ
エハ43を保持して移載するためのアーム48を主な構
成要素とするものである。ロードロック室42は、例え
ばターボ分子ポンプを用いて排気され、ロードロック室
42内には図に示すようにロードステージ42a及びア
ンロードステージ42bが配置されている。又、ロード
ステージ42a、アンロードステージ42b上にウエハ
43a、43bが有るか無いか又、アーム48のウエハ
チャック49にウエハが保持されているか、いないか等
はセンサ等でモニタされるようになっている。
ためのチャンバーであって、一般的にはステンレス、例
えばSUS304等によって構成されており、ウエハ搬
送ロボット47が組み込まれている。このウエハ搬送ロ
ボット47は本発明で特に問題とする部分であって、ウ
エハ43を保持して移載するためのアーム48を主な構
成要素とするものである。ロードロック室42は、例え
ばターボ分子ポンプを用いて排気され、ロードロック室
42内には図に示すようにロードステージ42a及びア
ンロードステージ42bが配置されている。又、ロード
ステージ42a、アンロードステージ42b上にウエハ
43a、43bが有るか無いか又、アーム48のウエハ
チャック49にウエハが保持されているか、いないか等
はセンサ等でモニタされるようになっている。
【0004】なお、このロードロック室42は一連のウ
エハ処理作業を高速に進めるために一般的に用いられる
ものであって、ウエハ処理室41の前段階部分に設けら
れており、ロードロック室42を予備排気することによ
り、ウエハ処理室41の本排気が高速で行なわれるよう
にするためのものである。なお、先程の搬送ロボット4
7について、さらにそのアーム48について述べれば、
アーム48は一般的には操作パネル等によって手動で操
作される他、自動的に操作することも可能で複数の関節
をもつ多関節アームとなっている。なお、これはウエハ
処理装置に一般的に必要なことであるが摺動部分からの
発塵が少ないような構成となっている。
エハ処理作業を高速に進めるために一般的に用いられる
ものであって、ウエハ処理室41の前段階部分に設けら
れており、ロードロック室42を予備排気することによ
り、ウエハ処理室41の本排気が高速で行なわれるよう
にするためのものである。なお、先程の搬送ロボット4
7について、さらにそのアーム48について述べれば、
アーム48は一般的には操作パネル等によって手動で操
作される他、自動的に操作することも可能で複数の関節
をもつ多関節アームとなっている。なお、これはウエハ
処理装置に一般的に必要なことであるが摺動部分からの
発塵が少ないような構成となっている。
【0005】次にウエハ処理室41についてであるが、
ウエハ処理室41もロードロック室42と同様に一般的
にはステンレス製のもので、例えばSUS304等のも
ので形成されており、内部にウエハ処理ステージ41a
を有している。このウエハ処理室41は前記のロードロ
ック室42と処理弁412を介して密接に接続されてお
り、ロードロック室42からウエハ処理室41にウエハ
43aをアーム48によって移載する際にはこの処理弁
412を開放して、ロードロック室42のアーム48が
ウエハ処理室41に進入することができるようになてい
る。なお、このウエハ処理室41はウエハ43aを真空
処理するための部屋であって、例えば、1500リット
ル/秒程度のターボ分子ポンプやクライオポンプ等が使
用されるようになっている。
ウエハ処理室41もロードロック室42と同様に一般的
にはステンレス製のもので、例えばSUS304等のも
ので形成されており、内部にウエハ処理ステージ41a
を有している。このウエハ処理室41は前記のロードロ
ック室42と処理弁412を介して密接に接続されてお
り、ロードロック室42からウエハ処理室41にウエハ
43aをアーム48によって移載する際にはこの処理弁
412を開放して、ロードロック室42のアーム48が
ウエハ処理室41に進入することができるようになてい
る。なお、このウエハ処理室41はウエハ43aを真空
処理するための部屋であって、例えば、1500リット
ル/秒程度のターボ分子ポンプやクライオポンプ等が使
用されるようになっている。
【0006】また、ウエハ処理室41にはウエハ処理ス
テージ41aが設けられている。このウエハ処理ステー
ジ41aはウエハ処理室41内でウエハ43aを真空処
理する際に、ウエハ43aを特定の方向に向けて保持
し、確実に処理をすることができるようにするためのも
ので、例えばイオンミリングやスパッタ、蒸着等目的に
よって各種のものが用いられる。最後に図示しないがこ
れらのローダ44、アンローダ45、ロードロック室4
2及びウエハ処理室41、これらの間を連通させるロー
ド弁413や処理弁412ないしロードロック室内42
のアーム48等を制御する制御系があり、一般的にこれ
らの処理は自動的に行なわれている。
テージ41aが設けられている。このウエハ処理ステー
ジ41aはウエハ処理室41内でウエハ43aを真空処
理する際に、ウエハ43aを特定の方向に向けて保持
し、確実に処理をすることができるようにするためのも
ので、例えばイオンミリングやスパッタ、蒸着等目的に
よって各種のものが用いられる。最後に図示しないがこ
れらのローダ44、アンローダ45、ロードロック室4
2及びウエハ処理室41、これらの間を連通させるロー
ド弁413や処理弁412ないしロードロック室内42
のアーム48等を制御する制御系があり、一般的にこれ
らの処理は自動的に行なわれている。
【0007】これをさらに概念図で示したのが図5であ
る。図5にあるように、ウエハ処理装置50はウエハ処
理ステージ51aを含むウエハ処理室51、ウエハチャ
ック59を有するアーム58を含みアンロードステージ
52b及びロードステージ52aを有するロードロック
室52及びローダ54及びアンローダ55からなり、ロ
ードロック室52とローダ54、アンローダ55の間に
はロード弁513が配されている。ところで、このよう
なウエハ処理装置50は図5のウエハ処理ステージ51
a上にウエハ53aを一枚ずつ載置して一枚ずつ処理を
行なっていくものであるが、処理が終わったウエハ53
bはアーム58によってアンローダ55へ、また処理前
のウエハ53aはアーム58によって処理ステージ51
aにそれぞれ移載され、連続してウエハ53aの処理が
行なわれるようになっっている。
る。図5にあるように、ウエハ処理装置50はウエハ処
理ステージ51aを含むウエハ処理室51、ウエハチャ
ック59を有するアーム58を含みアンロードステージ
52b及びロードステージ52aを有するロードロック
室52及びローダ54及びアンローダ55からなり、ロ
ードロック室52とローダ54、アンローダ55の間に
はロード弁513が配されている。ところで、このよう
なウエハ処理装置50は図5のウエハ処理ステージ51
a上にウエハ53aを一枚ずつ載置して一枚ずつ処理を
行なっていくものであるが、処理が終わったウエハ53
bはアーム58によってアンローダ55へ、また処理前
のウエハ53aはアーム58によって処理ステージ51
aにそれぞれ移載され、連続してウエハ53aの処理が
行なわれるようになっっている。
【0008】ところでウエハ処理室51内ではこのよう
にイオンミリングやスパッタ等が行なわれるのである
が、このようにイオンミリングやスパッタ等が行なわれ
る際にはイオンミリングにおいてはイオン源が、又スパ
ッタ装置においてはスパッタターゲットが、それぞれ均
一性よくビームを出現させ、又スパッタ粒子を発散させ
る必要があり、このためには、ある一定値以上の真空度
にウエハ処理室がなっていなければならない。このよう
に一定以上の真空度を必要とするものであるため、前述
のようにロードロック室52が設けられているわけであ
るが、ウエハ処理室51内ではイオンビームを発生させ
るにせよ、又スパッタをするにせよ、その処理室内が飛
散されるターゲット粒子やウエハからの粒子によって汚
染されるため、このウエハ処理室51の真空度を上げる
ためには比較的大容量の排気速度を持つポンプが用いら
れている。
にイオンミリングやスパッタ等が行なわれるのである
が、このようにイオンミリングやスパッタ等が行なわれ
る際にはイオンミリングにおいてはイオン源が、又スパ
ッタ装置においてはスパッタターゲットが、それぞれ均
一性よくビームを出現させ、又スパッタ粒子を発散させ
る必要があり、このためには、ある一定値以上の真空度
にウエハ処理室がなっていなければならない。このよう
に一定以上の真空度を必要とするものであるため、前述
のようにロードロック室52が設けられているわけであ
るが、ウエハ処理室51内ではイオンビームを発生させ
るにせよ、又スパッタをするにせよ、その処理室内が飛
散されるターゲット粒子やウエハからの粒子によって汚
染されるため、このウエハ処理室51の真空度を上げる
ためには比較的大容量の排気速度を持つポンプが用いら
れている。
【0009】例えばウエハ処理室内でターゲット粒子や
ウエハ上に形成された薄膜粒子が飛散してウエハ処理室
内の側壁に付着し、何層にもこれが重なる場合には一旦
処理弁が開放されてウエハ処理室内の真空度が低下する
と、これら多層に積層された被着物間に空気の粒子等の
ガス分子が奥深くまではいりこみ、このウエハ処理室を
真空排気するのが大変となる。このウエハ処理室を真空
排気するために必要な時間は、ウエハ処理室の体積やこ
れに接続される真空排気ポンプの排気能力等によっても
異なるわけであるが、この処理弁が開放される時間に大
きく依存することになる。
ウエハ上に形成された薄膜粒子が飛散してウエハ処理室
内の側壁に付着し、何層にもこれが重なる場合には一旦
処理弁が開放されてウエハ処理室内の真空度が低下する
と、これら多層に積層された被着物間に空気の粒子等の
ガス分子が奥深くまではいりこみ、このウエハ処理室を
真空排気するのが大変となる。このウエハ処理室を真空
排気するために必要な時間は、ウエハ処理室の体積やこ
れに接続される真空排気ポンプの排気能力等によっても
異なるわけであるが、この処理弁が開放される時間に大
きく依存することになる。
【0010】即ち処理弁が開放される時間が長ければ長
いほどウエハ処理室内の側壁に幾層にも積層された被着
膜にはいりこむ粒子の量が多くなり、ある一定値以上に
ウエハ処理室を真空排気するのに必要な時間が長時間化
することになる。従って、このような必要性からロード
ロック室が設けられているわけであるが、この処理弁を
開放する時間が短くできることにこしたことはないので
ある。ところで、この処理弁が開放される時間を決定す
るのは、ウエハ処理室内のウエハステージ上から処理済
みのウエハをロードロック室のアンロードステージに移
載し、またロードロック室のステージ上の処理前ウエハ
をウエハ処理室のウエハ処理ステージに移載するために
必要な時間に依存する。そこで、結局、ウエハ処理装置
の所謂スループット、ウエハ処理時間を短縮するために
はウエハ処理室とロードロック室との間のウエハ移載時
間を短縮化することが最も早い解決方法となる。
いほどウエハ処理室内の側壁に幾層にも積層された被着
膜にはいりこむ粒子の量が多くなり、ある一定値以上に
ウエハ処理室を真空排気するのに必要な時間が長時間化
することになる。従って、このような必要性からロード
ロック室が設けられているわけであるが、この処理弁を
開放する時間が短くできることにこしたことはないので
ある。ところで、この処理弁が開放される時間を決定す
るのは、ウエハ処理室内のウエハステージ上から処理済
みのウエハをロードロック室のアンロードステージに移
載し、またロードロック室のステージ上の処理前ウエハ
をウエハ処理室のウエハ処理ステージに移載するために
必要な時間に依存する。そこで、結局、ウエハ処理装置
の所謂スループット、ウエハ処理時間を短縮するために
はウエハ処理室とロードロック室との間のウエハ移載時
間を短縮化することが最も早い解決方法となる。
【0011】そこで従来におけるアームの動きを考察し
てみると図6のようなものになる。即ち図6に示すよう
にウエハは先ず処理前のウエハをロードステージ上に移
載するためローダに移動し、ローダ上のウエハをウエハ
チャックに保持してロードロック室のロードステージ上
にウエハを移載する。この際ローダからロードロック室
にウエハを移載するためにはロード弁を開く必要があ
る。次にウエハ処理室内で既に処理された処理済みウエ
ハをアンローダに移載しなければならないが、そのため
に先ずアームはウエハ処理ステージ上のウエハを移載す
るためウエハ処理室内に移動しウエハ処理室内のステー
ジ上のウエハを保持する。そしてアームはアンロードス
テージ上にこのウエハを移載するためウエハ処理室から
再びロードロック室に移動する。
てみると図6のようなものになる。即ち図6に示すよう
にウエハは先ず処理前のウエハをロードステージ上に移
載するためローダに移動し、ローダ上のウエハをウエハ
チャックに保持してロードロック室のロードステージ上
にウエハを移載する。この際ローダからロードロック室
にウエハを移載するためにはロード弁を開く必要があ
る。次にウエハ処理室内で既に処理された処理済みウエ
ハをアンローダに移載しなければならないが、そのため
に先ずアームはウエハ処理ステージ上のウエハを移載す
るためウエハ処理室内に移動しウエハ処理室内のステー
ジ上のウエハを保持する。そしてアームはアンロードス
テージ上にこのウエハを移載するためウエハ処理室から
再びロードロック室に移動する。
【0012】そしてロードロック室に移動したアームは
アンロードステージ上に処理済みウエハを移載し、次に
処理前ウエハを処理ステージに移載するためロードステ
ージに移動する。ロードステージに移動し、処理前のウ
エハを保持したアームはこれを処理ステージに移動すべ
くウエハ処理室に移動する。そしてウエハはウエハ処理
室のウエハ処理ステージ上に処理前のウエハを移載し、
ウエハ処理室を真空に排気するためアームは再びロード
ロック室へ移動する。アームがロードロック室に移動し
終わった時点で処理弁が閉じられてウエハ処理室の真空
排気即ち本排気が始まる。アンロードステージ上に移載
されているウエハを移載された処理済みウエハをアンロ
ーダに移載するため、アームは再びアンロードステージ
からアンローダへ移動する。
アンロードステージ上に処理済みウエハを移載し、次に
処理前ウエハを処理ステージに移載するためロードステ
ージに移動する。ロードステージに移動し、処理前のウ
エハを保持したアームはこれを処理ステージに移動すべ
くウエハ処理室に移動する。そしてウエハはウエハ処理
室のウエハ処理ステージ上に処理前のウエハを移載し、
ウエハ処理室を真空に排気するためアームは再びロード
ロック室へ移動する。アームがロードロック室に移動し
終わった時点で処理弁が閉じられてウエハ処理室の真空
排気即ち本排気が始まる。アンロードステージ上に移載
されているウエハを移載された処理済みウエハをアンロ
ーダに移載するため、アームは再びアンロードステージ
からアンローダへ移動する。
【0013】この際にはロード弁が開かれてロードロッ
ク室が開放される。以上説明したようにウエハ処理室の
真空排気を短時間で済ませるためには、この処理弁が開
いている時間を短くする必要があるが、従来のものでは
処理弁はロードステージからウエハ処理ステージにウエ
ハを移載するために開き、アームが処理ステージからア
ンロードステージに移る時点で閉じるということにな
る。具体的にはその間でアームはウエハ処理ステージか
らアンロードステージ、アンロードステージからロード
ステージ、ロードステージから処理ステージ、処理ステ
ージからアンロードステージというふうに移動している
わけである。即ち、五つの移動段階を経なければ処理弁
を閉じることができない構成になっている。
ク室が開放される。以上説明したようにウエハ処理室の
真空排気を短時間で済ませるためには、この処理弁が開
いている時間を短くする必要があるが、従来のものでは
処理弁はロードステージからウエハ処理ステージにウエ
ハを移載するために開き、アームが処理ステージからア
ンロードステージに移る時点で閉じるということにな
る。具体的にはその間でアームはウエハ処理ステージか
らアンロードステージ、アンロードステージからロード
ステージ、ロードステージから処理ステージ、処理ステ
ージからアンロードステージというふうに移動している
わけである。即ち、五つの移動段階を経なければ処理弁
を閉じることができない構成になっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のウ
エハ処理装置においては、ウエハ処理室がロードロック
室に対して開放されている時間が非常に長いため、ウエ
ハ処理室の本排気に長時間を要するという問題点があっ
た。これは、偏にウエハを移載するためのアームの動き
が複雑で長時間を要するような工程を経るからであっ
て、具体的には前述のように、アームがロードステージ
からウエハ処理ステージ、ウエハ処理ステージからアン
ロードステージ、アンロードステージからロードステー
ジ、ロードステージから処理ステージ、処理ステージか
らアンロードステージという移動を経なければ、ウエハ
処理室とロードロック室とを結ぶ処理弁を閉じることが
できないことによるものである。従って本発明ではこの
ようなアームの動きを単純化して処理弁が開かれている
時間を短縮し、よってウエハ処理室の真空排気速度を高
速化しようというものである。
エハ処理装置においては、ウエハ処理室がロードロック
室に対して開放されている時間が非常に長いため、ウエ
ハ処理室の本排気に長時間を要するという問題点があっ
た。これは、偏にウエハを移載するためのアームの動き
が複雑で長時間を要するような工程を経るからであっ
て、具体的には前述のように、アームがロードステージ
からウエハ処理ステージ、ウエハ処理ステージからアン
ロードステージ、アンロードステージからロードステー
ジ、ロードステージから処理ステージ、処理ステージか
らアンロードステージという移動を経なければ、ウエハ
処理室とロードロック室とを結ぶ処理弁を閉じることが
できないことによるものである。従って本発明ではこの
ようなアームの動きを単純化して処理弁が開かれている
時間を短縮し、よってウエハ処理室の真空排気速度を高
速化しようというものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ウエハ処理室と、ロードロック室と、これ
らの間でウエハを移載するアームと、からなるウエハ処
理装置であって、前記アームは、ロード用ウエハとアン
ロード用ウエハとを同時に保持できるウエハ保持手段を
有し、このアームでもってロードロック室からウエハ処
理室にウエハをロードする際には同時にウエハ処理室か
ら処理済みウエハのアンロードを行なうウエハ処理装置
を提供する。また、前記ウエハ処理室は真空状態でウエ
ハ処理を行ない、前記ロードロック室は、予備排気機構
を有するウエハ処理装置を提供する。
に本発明は、ウエハ処理室と、ロードロック室と、これ
らの間でウエハを移載するアームと、からなるウエハ処
理装置であって、前記アームは、ロード用ウエハとアン
ロード用ウエハとを同時に保持できるウエハ保持手段を
有し、このアームでもってロードロック室からウエハ処
理室にウエハをロードする際には同時にウエハ処理室か
ら処理済みウエハのアンロードを行なうウエハ処理装置
を提供する。また、前記ウエハ処理室は真空状態でウエ
ハ処理を行ない、前記ロードロック室は、予備排気機構
を有するウエハ処理装置を提供する。
【0016】また、ウエハ処理ステージを含むウエハ処
理室と、ロードロック室と、ローダおよびアンローダ
と、これらの間でウエハを移載するアームと、からなる
ウエハ処理装置であって、前記アームは、ロード用ウエ
ハとアンロード用ウエハとを同時に保持できるロードチ
ャック及びアンロードチャックを有し、前記ウエハ処理
室で処理された処理済みウエハを処理前ウエハと交換す
る際には前記アームをローダに移動し、前記ローダから
前記ロードチャックに処理前ウエハを保持し、ロードチ
ャックに処理前ウエハを保持したまま前記アームを前記
ロードロック室に移動してロードロック室を予備排気
し、前記ウエハ処理室に前記アームを移動させて前記ア
ンロードチャックに前記処理ステージ上の処理済みウエ
ハを保持し、前記ロードチャックに保持している処理前
ウエハを前記処理ステージに移載し、前記アンロードチ
ャックに前記処理済みウエハを保持したまま前記アーム
をロードロック室に移動し、前記ウエハ処理室の本排気
を行ないながら、前記アンロードチャックに前記処理済
みウエハを保持した前記アームを前記ロードロック室か
ら前記アンローダに移動して前記処理済みウエハを前記
アンローダに移載するウエハ処理装置を提供する。
理室と、ロードロック室と、ローダおよびアンローダ
と、これらの間でウエハを移載するアームと、からなる
ウエハ処理装置であって、前記アームは、ロード用ウエ
ハとアンロード用ウエハとを同時に保持できるロードチ
ャック及びアンロードチャックを有し、前記ウエハ処理
室で処理された処理済みウエハを処理前ウエハと交換す
る際には前記アームをローダに移動し、前記ローダから
前記ロードチャックに処理前ウエハを保持し、ロードチ
ャックに処理前ウエハを保持したまま前記アームを前記
ロードロック室に移動してロードロック室を予備排気
し、前記ウエハ処理室に前記アームを移動させて前記ア
ンロードチャックに前記処理ステージ上の処理済みウエ
ハを保持し、前記ロードチャックに保持している処理前
ウエハを前記処理ステージに移載し、前記アンロードチ
ャックに前記処理済みウエハを保持したまま前記アーム
をロードロック室に移動し、前記ウエハ処理室の本排気
を行ないながら、前記アンロードチャックに前記処理済
みウエハを保持した前記アームを前記ロードロック室か
ら前記アンローダに移動して前記処理済みウエハを前記
アンローダに移載するウエハ処理装置を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら請求項
毎に本願発明の内容を説明する。請求項1記載の発明は
前述のようにウエハ処理室とロードロック室とこれらの
間でウエハを移載するアームとからなるウエハ処理装置
であって、前記アームはロード用ウエハとアンロード用
ウエハとを同時に保持できるウエハ保持手段を有し、こ
のアームでもってロードロック室からウエハ処理室にウ
エハをロードする際には同時にウエハ処理室から処理済
みウエハのアンロードを行なうウエハ処理装置を提供す
るものである。
毎に本願発明の内容を説明する。請求項1記載の発明は
前述のようにウエハ処理室とロードロック室とこれらの
間でウエハを移載するアームとからなるウエハ処理装置
であって、前記アームはロード用ウエハとアンロード用
ウエハとを同時に保持できるウエハ保持手段を有し、こ
のアームでもってロードロック室からウエハ処理室にウ
エハをロードする際には同時にウエハ処理室から処理済
みウエハのアンロードを行なうウエハ処理装置を提供す
るものである。
【0018】これを図をもって示したのが図1である。
要するに本発明の特徴点はアーム18の動きを単純化し
てロードロック室12とウエハ処理室11との間を結ぶ
処理弁112の開放時間を短縮化するため、アーム18
にロード用ウエハ13aとアンロード用ウエハ13bを
同時に保持できるウエハ保持手段19を与えた点にあ
る。即ちロード用ウエハ13aとアンロード用ウエハ1
3bを同時に保持できるからこのアーム18がウエハ処
理室11とロードロック室12の間を何度も行き来しな
くて済むこととなるのである。この発明を概念図でもて
示したのが図2である。
要するに本発明の特徴点はアーム18の動きを単純化し
てロードロック室12とウエハ処理室11との間を結ぶ
処理弁112の開放時間を短縮化するため、アーム18
にロード用ウエハ13aとアンロード用ウエハ13bを
同時に保持できるウエハ保持手段19を与えた点にあ
る。即ちロード用ウエハ13aとアンロード用ウエハ1
3bを同時に保持できるからこのアーム18がウエハ処
理室11とロードロック室12の間を何度も行き来しな
くて済むこととなるのである。この発明を概念図でもて
示したのが図2である。
【0019】図2に示すように、問題となるのはウエハ
処理室11とロードロック室12との間を仕切る処理弁
112の開放時間を短くすることであり、そのためにロ
ードロック室12に設けられたアーム18にロード用ウ
エハ13aとアンロード用ウエハ13bとを同時に保持
できるウエハ保持手段19を与えたのである。具体的に
は図に示すようにロードチャック19aとアンロードチ
ャック19bとを有するアーム18とすればよいのであ
る。このようなアーム18を用いる場合には、ロードロ
ック室12にアンロードステージやロードステージを設
ける必要もなく、またアーム18の動きを極めて単純化
することができるのでウエハ処理室11とロードロック
室12とを結ぶ処理弁112の開放時間を従来のものに
比べて半分程度にすることが可能であり、従ってウエハ
処理室11の排気時間を従来のものと比べて少なくとも
半分程度には短縮できるのである。
処理室11とロードロック室12との間を仕切る処理弁
112の開放時間を短くすることであり、そのためにロ
ードロック室12に設けられたアーム18にロード用ウ
エハ13aとアンロード用ウエハ13bとを同時に保持
できるウエハ保持手段19を与えたのである。具体的に
は図に示すようにロードチャック19aとアンロードチ
ャック19bとを有するアーム18とすればよいのであ
る。このようなアーム18を用いる場合には、ロードロ
ック室12にアンロードステージやロードステージを設
ける必要もなく、またアーム18の動きを極めて単純化
することができるのでウエハ処理室11とロードロック
室12とを結ぶ処理弁112の開放時間を従来のものに
比べて半分程度にすることが可能であり、従ってウエハ
処理室11の排気時間を従来のものと比べて少なくとも
半分程度には短縮できるのである。
【0020】図1や図2に示すような請求項1に記載の
アームの動きを図をもって示したのが図3である。即ち
アームの動きは、ローダからロードロック室、ロードロ
ック室から処理ステージ、処理ステージからロードロッ
ク室、ロードロック室からアンローダと移るだけで済
み、処理弁が開放されているいるのはアームがロードロ
ック室から処理ステージ、処理ステージからロードロッ
ク室、ロードロック室からアンローダと移動する時間の
みであるので3工程の移動を経れば済み、従来のものに
比べて半分程度の短さになるのである。
アームの動きを図をもって示したのが図3である。即ち
アームの動きは、ローダからロードロック室、ロードロ
ック室から処理ステージ、処理ステージからロードロッ
ク室、ロードロック室からアンローダと移るだけで済
み、処理弁が開放されているいるのはアームがロードロ
ック室から処理ステージ、処理ステージからロードロッ
ク室、ロードロック室からアンローダと移動する時間の
みであるので3工程の移動を経れば済み、従来のものに
比べて半分程度の短さになるのである。
【0021】では具体的にこのようなウエハ処理装置の
詳細を説明する。図1に示すようにこのウエハ処理装置
10は大きく分けてキャリアステージ17、及びロード
ロック室12、ならびにウエハ処理室11の部分からな
っており、キャリアステージ17にはローダ14とアン
ローダ15が配置されている。ローダ14とアンローダ
15はウエハキャリア16aを縦に並べてエレベータ状
に上下に移動するとともにプッシャによってウエハを一
枚ずつ前に押し出すことができ、ロードロック室12に
配置されたアーム18のロードチャック19a及びアン
ロードチャック19bが容易にローダ14からウエハ1
3aを引き出し、またアンローダへウエハ13bを再移
載することが可能となっている。このキャリアエレベー
タ16は一枚分の高さずつ上下することができるのであ
るがウエハの厚み等によってその上昇スパンを変えるこ
とができるのは言うまでもない。
詳細を説明する。図1に示すようにこのウエハ処理装置
10は大きく分けてキャリアステージ17、及びロード
ロック室12、ならびにウエハ処理室11の部分からな
っており、キャリアステージ17にはローダ14とアン
ローダ15が配置されている。ローダ14とアンローダ
15はウエハキャリア16aを縦に並べてエレベータ状
に上下に移動するとともにプッシャによってウエハを一
枚ずつ前に押し出すことができ、ロードロック室12に
配置されたアーム18のロードチャック19a及びアン
ロードチャック19bが容易にローダ14からウエハ1
3aを引き出し、またアンローダへウエハ13bを再移
載することが可能となっている。このキャリアエレベー
タ16は一枚分の高さずつ上下することができるのであ
るがウエハの厚み等によってその上昇スパンを変えるこ
とができるのは言うまでもない。
【0022】また、このウエハキャリア16aは3イン
チから6インチ程度の各種のウエハに対応することがで
きるようになっており、特殊サイズの基板に対しても対
応できるようになっている。また、ロードロック室12
は従前のものと同様にSUS304製で予備排気をする
ための真空ポンプが設けられており、例えば1300リ
ットル/秒程度の排気速度のターボ分子ポンプを用いる
ことができる。この程度のターボ分子ポンプを用いた場
合には、本発明によるアームの移動工程を採用すれば約
4分間で1×10-5TORRまで排気することが可能と
なる。
チから6インチ程度の各種のウエハに対応することがで
きるようになっており、特殊サイズの基板に対しても対
応できるようになっている。また、ロードロック室12
は従前のものと同様にSUS304製で予備排気をする
ための真空ポンプが設けられており、例えば1300リ
ットル/秒程度の排気速度のターボ分子ポンプを用いる
ことができる。この程度のターボ分子ポンプを用いた場
合には、本発明によるアームの移動工程を採用すれば約
4分間で1×10-5TORRまで排気することが可能と
なる。
【0023】なお、従来のものに用いられていたような
バッハステージ即ちアンロードステージやロードステー
ジは設けられない。これはアーム18がロードチャック
19aとアンロードチャック19bをもっているため不
要となるためである。従ってこの観点からロードロック
室12のサイズは従来のものと比べて小さくすることが
できるというメリットもある。なお、ロードチャック1
9a及びアンロードチャック19bにウエハ13a、1
3bが載置されたか否かはセンサでモニタされるように
なっており、後に述べる制御系によって監視されてい
る。なお、水分の高速排気が必要の場合にはポリコール
ドも取り付けることが可能である。
バッハステージ即ちアンロードステージやロードステー
ジは設けられない。これはアーム18がロードチャック
19aとアンロードチャック19bをもっているため不
要となるためである。従ってこの観点からロードロック
室12のサイズは従来のものと比べて小さくすることが
できるというメリットもある。なお、ロードチャック1
9a及びアンロードチャック19bにウエハ13a、1
3bが載置されたか否かはセンサでモニタされるように
なっており、後に述べる制御系によって監視されてい
る。なお、水分の高速排気が必要の場合にはポリコール
ドも取り付けることが可能である。
【0024】次に本発明の特徴的部分であるアーム18
であるが、シリコンウエハから400mm程度のセラミ
ック基板まで各種のものが確実に保持できるように比較
的強度の高い構成をとるのが理想的である。また、この
アーム18は所謂スカラ型のものであるのがよい。ま
た、ウエハの搬送状況はセンサによりモニタされるよう
になっており、前述と同様制御系によって常時監視さ
れ、またコントロールされている。また、このアーム1
8は多関節アームであって摺動部を有するものである
が、ウエハ処理装置一般に発塵を嫌うものであるため、
発塵が少ない構造とするのがよい。なお、この際注意し
なければならないのは、この関節部分の構造を複雑にす
ると真空排気のために大きな排気抵抗となる点である。
従って発塵を防止することと真空排気速度との両立を考
えて設計される。
であるが、シリコンウエハから400mm程度のセラミ
ック基板まで各種のものが確実に保持できるように比較
的強度の高い構成をとるのが理想的である。また、この
アーム18は所謂スカラ型のものであるのがよい。ま
た、ウエハの搬送状況はセンサによりモニタされるよう
になっており、前述と同様制御系によって常時監視さ
れ、またコントロールされている。また、このアーム1
8は多関節アームであって摺動部を有するものである
が、ウエハ処理装置一般に発塵を嫌うものであるため、
発塵が少ない構造とするのがよい。なお、この際注意し
なければならないのは、この関節部分の構造を複雑にす
ると真空排気のために大きな排気抵抗となる点である。
従って発塵を防止することと真空排気速度との両立を考
えて設計される。
【0025】次にウエハ処理室11であるが、前述のよ
うにSUS304製等を用いるのがよい。ウエハ処理室
11内にはウエハ処理ステージ11aが必要であり、ま
た、ウエハ処理室11内でアーム18の先端に設けられ
たロードチャック19a及びアンロードチャック19b
が自在に回転することができる程度の回転領域を必要と
する。このウエハ処理ステージ11aは必要に応じて基
板冷却や基板加熱等の構造が採用され、また、イオンミ
リング等の場合にはイオンビーム装置、スパッタ等の場
合には高圧印加装置等がウエハ処理室11内にも設けら
れる。なお、この処理ステージ11a上の基板の自転及
び入射角度制御等はパルスモータ等を使用して制御系に
よってコントロールされる。
うにSUS304製等を用いるのがよい。ウエハ処理室
11内にはウエハ処理ステージ11aが必要であり、ま
た、ウエハ処理室11内でアーム18の先端に設けられ
たロードチャック19a及びアンロードチャック19b
が自在に回転することができる程度の回転領域を必要と
する。このウエハ処理ステージ11aは必要に応じて基
板冷却や基板加熱等の構造が採用され、また、イオンミ
リング等の場合にはイオンビーム装置、スパッタ等の場
合には高圧印加装置等がウエハ処理室11内にも設けら
れる。なお、この処理ステージ11a上の基板の自転及
び入射角度制御等はパルスモータ等を使用して制御系に
よってコントロールされる。
【0026】なお、このウエハ処理室11とロードロッ
ク室12の間には処理弁112が設けられるが、この処
理弁112は例えばゲートバルブのようなものが用いら
れるのがよい。以上のように、ローダ14、アンローダ
15及びロードロック室12並びにウエハ処理室11と
これらの中に配置されるアーム18や処理ステージ11
aないしはその付属機構等は制御系によって集中的に監
視され、またコントロールされるようになっている。こ
の発明の概念を示したのが図2である。
ク室12の間には処理弁112が設けられるが、この処
理弁112は例えばゲートバルブのようなものが用いら
れるのがよい。以上のように、ローダ14、アンローダ
15及びロードロック室12並びにウエハ処理室11と
これらの中に配置されるアーム18や処理ステージ11
aないしはその付属機構等は制御系によって集中的に監
視され、またコントロールされるようになっている。こ
の発明の概念を示したのが図2である。
【0027】図2に示すように、ウエハ処理室11とロ
ードロック室12とが処理弁112で仕切られており、
また、ローダ14及びアンローダ15が配置されるキャ
リアステージとロードロック室12の間はロード弁11
3で仕切られている。ロードロック室12内には前述の
ようにアーム18が配置され、このアーム18は特徴的
にアンロードチャック19bとロードチャック19aと
を有している。一般的にこのようなアーム18は多関節
アームを用いるのがよく、且つスカラ型ロボットである
のがよい。アンロードチャック19bとロードチャック
19aの特徴はアンロード用のウエハ13bとロード用
のウエハ13aとを二つ同時に保持することができる点
である。
ードロック室12とが処理弁112で仕切られており、
また、ローダ14及びアンローダ15が配置されるキャ
リアステージとロードロック室12の間はロード弁11
3で仕切られている。ロードロック室12内には前述の
ようにアーム18が配置され、このアーム18は特徴的
にアンロードチャック19bとロードチャック19aと
を有している。一般的にこのようなアーム18は多関節
アームを用いるのがよく、且つスカラ型ロボットである
のがよい。アンロードチャック19bとロードチャック
19aの特徴はアンロード用のウエハ13bとロード用
のウエハ13aとを二つ同時に保持することができる点
である。
【0028】このアーム18がウエハ処理室11内に移
動し、ウエハ処理室11内の処理ステージ11a上の処
理済みウエハ13bをアンロードチャック19bに、ま
た、既にロードチャック19aに保持していた処理前の
ウエハ13aを処理ステージ11a上にそれぞれ移載す
るために同時保持する必要があるのである。またこのよ
うに同時保持ができるため、前述のようにアーム18の
移動を2回少なくすることができ、従ってアーム18の
移動のために必要な時間を節約することができるのであ
る。ロードロック室12とウエハ処理室11との間の処
理弁112の開放時間を短縮化することができる。
動し、ウエハ処理室11内の処理ステージ11a上の処
理済みウエハ13bをアンロードチャック19bに、ま
た、既にロードチャック19aに保持していた処理前の
ウエハ13aを処理ステージ11a上にそれぞれ移載す
るために同時保持する必要があるのである。またこのよ
うに同時保持ができるため、前述のようにアーム18の
移動を2回少なくすることができ、従ってアーム18の
移動のために必要な時間を節約することができるのであ
る。ロードロック室12とウエハ処理室11との間の処
理弁112の開放時間を短縮化することができる。
【0029】請求項2記載の発明について説明する。請
求項2記載に発明は前述のように前記ウエハ処理室11
は真空状態でウエハ処理を行ない、前記ロードロック室
12は、予備排気機構を有する請求項1記載のウエハ処
理装置である。既に請求項1記載の発明を説明する際に
説明したように、一般的にはこのようなウエハ処理装置
10は、ウエハ処理室11を真空状態でウエハ処理を行
なうのであるが、請求項1に記載したようなアーム機構
を有するウエハ処理装置10は、特に真空状態でウエハ
を処理する真空ウエハ処理装置である場合にその効果を
最大限に引き出すことができるものであり、前述のロー
ドロック室の予備排気と相俟ってスループットの短縮化
を図ることが可能となる。
求項2記載に発明は前述のように前記ウエハ処理室11
は真空状態でウエハ処理を行ない、前記ロードロック室
12は、予備排気機構を有する請求項1記載のウエハ処
理装置である。既に請求項1記載の発明を説明する際に
説明したように、一般的にはこのようなウエハ処理装置
10は、ウエハ処理室11を真空状態でウエハ処理を行
なうのであるが、請求項1に記載したようなアーム機構
を有するウエハ処理装置10は、特に真空状態でウエハ
を処理する真空ウエハ処理装置である場合にその効果を
最大限に引き出すことができるものであり、前述のロー
ドロック室の予備排気と相俟ってスループットの短縮化
を図ることが可能となる。
【0030】次に請求項3記載の発明について説明す
る。請求項3記載の発明は前述のようにウエハ処理ステ
ージ11aを含むウエハ処理室11と、ロードロック室
12と、ローダ14およびアンローダ15と、これらの
間でウエハを移載するアーム18と、からなるウエハ処
理装置10であって、前記アーム18は、ロード用ウエ
ハ13aとアンロード用ウエハ13bとを同時に保持で
きるロードチャック19a及びアンロードチャック19
bを有し、前記ウエハ処理室11で処理された処理済み
ウエハ13bを処理前ウエハ13aと交換する際には前
記アーム18をローダ14に移動し、前記ローダ14か
ら前記ロードチャック19aに処理前ウエハ13aを保
持し、ロードチャック19aに処理前ウエハ13aを保
持したまま前記アーム18を前記ロードロック室12に
移動してロードロック室12を予備排気し、前記ウエハ
処理室11に前記アーム18を移動させて前記アンロー
ドチャック19bに前記処理ステージ11a上の処理済
みウエハ13bを保持し、前記ロードチャック19aに
保持している処理前ウエハ13aを前記処理ステージ1
1aに移載し、前記アンロードチャック19bに前記処
理済みウエハ13bを保持したまま前記アーム18をロ
ードロック室12に移動し、前記ウエハ処理室11の本
排気を行ないながら、前記アンロードチャック19bに
前記処理済みウエハ13bを保持した前記アーム18を
前記ロードロック室12から前記アンローダ15に移動
して前記処理済みウエハ13bを前記アンローダ15に
移載するウエハ処理装置10である。
る。請求項3記載の発明は前述のようにウエハ処理ステ
ージ11aを含むウエハ処理室11と、ロードロック室
12と、ローダ14およびアンローダ15と、これらの
間でウエハを移載するアーム18と、からなるウエハ処
理装置10であって、前記アーム18は、ロード用ウエ
ハ13aとアンロード用ウエハ13bとを同時に保持で
きるロードチャック19a及びアンロードチャック19
bを有し、前記ウエハ処理室11で処理された処理済み
ウエハ13bを処理前ウエハ13aと交換する際には前
記アーム18をローダ14に移動し、前記ローダ14か
ら前記ロードチャック19aに処理前ウエハ13aを保
持し、ロードチャック19aに処理前ウエハ13aを保
持したまま前記アーム18を前記ロードロック室12に
移動してロードロック室12を予備排気し、前記ウエハ
処理室11に前記アーム18を移動させて前記アンロー
ドチャック19bに前記処理ステージ11a上の処理済
みウエハ13bを保持し、前記ロードチャック19aに
保持している処理前ウエハ13aを前記処理ステージ1
1aに移載し、前記アンロードチャック19bに前記処
理済みウエハ13bを保持したまま前記アーム18をロ
ードロック室12に移動し、前記ウエハ処理室11の本
排気を行ないながら、前記アンロードチャック19bに
前記処理済みウエハ13bを保持した前記アーム18を
前記ロードロック室12から前記アンローダ15に移動
して前記処理済みウエハ13bを前記アンローダ15に
移載するウエハ処理装置10である。
【0031】このように、ロードロック室12内に設け
られたアーム18の動きを単純化することができるの
で、従来のものと比べてアーム18の移動を2工程少な
くすることができ、従って、ウエハ処理室11とロード
ロック室12の間を隔てる処理弁112の開放時間を従
来の1/2程度にすることが可能となる。従ってウエハ
処理室11内の側壁に無数に付着積層した被着物間に深
くはいりこんでいる気体分子の量を従来のものと比べて
少なくすることができ、従って処理弁112を閉じた
後、ウエハ処理室11を本排気する際の排気抵抗を従来
のものと比べて非常に小さくすることができるという効
果がある。
られたアーム18の動きを単純化することができるの
で、従来のものと比べてアーム18の移動を2工程少な
くすることができ、従って、ウエハ処理室11とロード
ロック室12の間を隔てる処理弁112の開放時間を従
来の1/2程度にすることが可能となる。従ってウエハ
処理室11内の側壁に無数に付着積層した被着物間に深
くはいりこんでいる気体分子の量を従来のものと比べて
少なくすることができ、従って処理弁112を閉じた
後、ウエハ処理室11を本排気する際の排気抵抗を従来
のものと比べて非常に小さくすることができるという効
果がある。
【0032】前述のように、これを再度図6をもって示
すとアームの動きはローダからロードステージ、ロード
ステージからウエハ処理ステージ、ウエハ処理ステージ
からアンロードステージという従来のものに対してロー
ダからロードロック室、ロードロック室から処理ステー
ジ、処理ステージからロードロック室、ロードロック室
からアンローダというように極めて単純化されている。
従って、処理弁が開放されているのはロードロック室か
ら処理ステージにアームが移動する際から、処理ステー
ジからロードロック室にアームが移動するまでの間であ
り、アームの移動プロセスはたったの2工程だけであ
る。従って従来のものと比べて極めてアームの移動工程
を少なくすることができるので、ウエハ処理室の開放時
間を短縮化でき、本排気のための排気抵抗を極めて小さ
くすことができるのである。
すとアームの動きはローダからロードステージ、ロード
ステージからウエハ処理ステージ、ウエハ処理ステージ
からアンロードステージという従来のものに対してロー
ダからロードロック室、ロードロック室から処理ステー
ジ、処理ステージからロードロック室、ロードロック室
からアンローダというように極めて単純化されている。
従って、処理弁が開放されているのはロードロック室か
ら処理ステージにアームが移動する際から、処理ステー
ジからロードロック室にアームが移動するまでの間であ
り、アームの移動プロセスはたったの2工程だけであ
る。従って従来のものと比べて極めてアームの移動工程
を少なくすることができるので、ウエハ処理室の開放時
間を短縮化でき、本排気のための排気抵抗を極めて小さ
くすことができるのである。
【0033】また、ロードロック室の排気について検討
してみると、ロードロック室が開放されている時間即ち
ロード弁が開放されている時間は、従来のものではアー
ムがアンローダへ移動し、アンローダからローダへ移動
し、ローダからロードステージへ戻る時間であるが、そ
の間には多関節ロボットの全体が動く必要があり、アン
ローダからローダの動きの多関節ロボットの基本となる
腕の全体を動かして移動させてウエハの移載を図る。し
かしながら、本願のものは多関節ロボットのうちロード
チャックとアンロードチャックを有する腕の部分だけを
回転させることができるようになっているので、ローダ
とアンローダ間のウエハチャック部分の移動も極めて短
時間で済むので、結果としてロードロック室の開放時間
も短縮することができることとなる。
してみると、ロードロック室が開放されている時間即ち
ロード弁が開放されている時間は、従来のものではアー
ムがアンローダへ移動し、アンローダからローダへ移動
し、ローダからロードステージへ戻る時間であるが、そ
の間には多関節ロボットの全体が動く必要があり、アン
ローダからローダの動きの多関節ロボットの基本となる
腕の全体を動かして移動させてウエハの移載を図る。し
かしながら、本願のものは多関節ロボットのうちロード
チャックとアンロードチャックを有する腕の部分だけを
回転させることができるようになっているので、ローダ
とアンローダ間のウエハチャック部分の移動も極めて短
時間で済むので、結果としてロードロック室の開放時間
も短縮することができることとなる。
【0034】以上のように本発明においては、アームに
ロードチャックとアンロードチャックを設け、ローダ、
アンローダ、ロードロック室、ウエハ処理室間でのアー
ムの動きを単純化することができたので、ウエハ処理室
の開放時間を短くすることができ、ウエハ処理室の本排
気の排気抵抗を小さくすることができるのでウエハ処理
装置のスループットを極めて高くすることができる。
ロードチャックとアンロードチャックを設け、ローダ、
アンローダ、ロードロック室、ウエハ処理室間でのアー
ムの動きを単純化することができたので、ウエハ処理室
の開放時間を短くすることができ、ウエハ処理室の本排
気の排気抵抗を小さくすることができるのでウエハ処理
装置のスループットを極めて高くすることができる。
【0035】
【発明の効果】前述のように、本発明においては、アー
ムにロードチャックとアンロードチャックを設けて、ア
ームにロード用ウエハとアンロード用ウエハとを同時に
保持できるウエハ保持手段を与えたので、アームの動き
を単純化することができ、ウエハ処理室のロードロック
室に対する開放時間を短くすることができ、従って、ウ
エハ処理室内の側壁等に付着した積層付着物を原因とす
る排気抵抗を小さくすることができるので、ウエハ処理
室の排気時間を短くでき、従って、全体としてウエハ処
理装置のスループットを高めることができる。
ムにロードチャックとアンロードチャックを設けて、ア
ームにロード用ウエハとアンロード用ウエハとを同時に
保持できるウエハ保持手段を与えたので、アームの動き
を単純化することができ、ウエハ処理室のロードロック
室に対する開放時間を短くすることができ、従って、ウ
エハ処理室内の側壁等に付着した積層付着物を原因とす
る排気抵抗を小さくすることができるので、ウエハ処理
室の排気時間を短くでき、従って、全体としてウエハ処
理装置のスループットを高めることができる。
【0036】また、このような手段としてロード用ウエ
ハとアンロード用ウエハとを同時に保持するロードチャ
ックとアンロードチャックとをロボットアームの先端に
一つの腕の両端に有するような形で回動可能に取り付け
れば、ローダ及びアンローダ間のウエハチャックの移動
を単純化できるのでロードロック室の大気に対する開放
時間を短くでき、ロードロック室の排気抵抗も小さくす
ることによって、全体としてウエハ処理装置のスループ
ットを上げることが可能となる。また、ウエハ処理装置
のスループットを上げることが可能となった結果全体と
しては高信頼なウエハの処理が可能となるものでもあ
る。
ハとアンロード用ウエハとを同時に保持するロードチャ
ックとアンロードチャックとをロボットアームの先端に
一つの腕の両端に有するような形で回動可能に取り付け
れば、ローダ及びアンローダ間のウエハチャックの移動
を単純化できるのでロードロック室の大気に対する開放
時間を短くでき、ロードロック室の排気抵抗も小さくす
ることによって、全体としてウエハ処理装置のスループ
ットを上げることが可能となる。また、ウエハ処理装置
のスループットを上げることが可能となった結果全体と
しては高信頼なウエハの処理が可能となるものでもあ
る。
【図1】 本発明のウエハ処理装置の斜視図
【図2】 本発明のウエハ処理装置の概念図
【図3】 本発明のウエハ処理装置のアームの動きを示
した図
した図
【図4】 従来のウエハ処理装置の斜視図
【図5】 従来のウエハ処理装置の概念図
【図6】 従来のウエハ処理装置のアームの動き示した
図
図
10 ウエハ処理装置 11 ウエハ処理室 12 ロードロック室 13a ロード用ウエハ 13b アンロード用ウエハ 14 ローダ 15 アンローダ 18 アーム 19 ウエハ保持手段 19a ロードチャック 19b アンロードチャック
Claims (3)
- 【請求項1】ウエハ処理室と、ロードロック室と、これ
らの間でウエハを移載するアームと、からなるウエハ処
理装置であって、前記アームは、ロード用ウエハとアン
ロード用ウエハとを同時に保持できるウエハ保持手段を
有し、このアームでもってロードロック室からウエハ処
理室にウエハをロードする際には同時にウエハ処理室か
ら処理済みウエハのアンロードを行なうウエハ処理装
置。 - 【請求項2】前記ウエハ処理室は真空状態でウエハ処理
を行ない、前記ロードロック室は、予備排気機構を有す
る請求項1記載のウエハ処理装置。 - 【請求項3】ウエハ処理ステージを含むウエハ処理室
と、ロードロック室と、ローダおよびアンローダと、こ
れらの間でウエハを移載するアームと、からなるウエハ
処理装置であって、前記アームは、ロード用ウエハとア
ンロード用ウエハとを同時に保持できるロードチャック
及びアンロードチャックを有し、前記ウエハ処理室で処
理された処理済みウエハを処理前ウエハと交換する際に
は前記アームをローダに移動し、前記ローダから前記ロ
ードチャックに処理前ウエハを保持し、ロードチャック
に処理前ウエハを保持したまま前記アームを前記ロード
ロック室に移動してロードロック室を予備排気し、前記
ウエハ処理室に前記アームを移動させて前記アンロード
チャックに前記処理ステージ上の処理済みウエハを保持
し、前記ロードチャックに保持している処理前ウエハを
前記処理ステージに移載し、前記アンロードチャックに
前記処理済みウエハを保持したまま前記アームをロード
ロック室に移動し、前記ウエハ処理室の本排気を行ない
ながら、前記アンロードチャックに前記処理済みウエハ
を保持した前記アームを前記ロードロック室から前記ア
ンローダに移動して前記処理済みウエハを前記アンロー
ダに移載するウエハ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23194597A JPH1174328A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ウエハ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23194597A JPH1174328A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ウエハ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1174328A true JPH1174328A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16931534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23194597A Pending JPH1174328A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ウエハ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1174328A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002173773A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-21 | Toyobo Co Ltd | ロールコーター式連続スパッタリング装置 |
KR100342298B1 (ko) * | 2000-08-30 | 2002-07-15 | 황 철 주 | 웨이퍼 가공을 위한 클러스터 툴 |
US6792958B2 (en) * | 2000-12-25 | 2004-09-21 | Tokyo Electron Limited | System for processing substrate with liquid |
USRE45772E1 (en) | 2006-07-20 | 2015-10-20 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Wafer transfer apparatus and substrate transfer apparatus |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP23194597A patent/JPH1174328A/ja active Pending
Cited By (11)
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USRE45772E1 (en) | 2006-07-20 | 2015-10-20 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Wafer transfer apparatus and substrate transfer apparatus |
USRE46465E1 (en) | 2006-07-20 | 2017-07-04 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Wafer transfer apparatus and substrate transfer apparatus |
USRE47145E1 (en) | 2006-07-20 | 2018-11-27 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Wafer transfer apparatus and substrate transfer apparatus |
USRE47909E1 (en) | 2006-07-20 | 2020-03-17 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Wafer transfer apparatus and substrate transfer apparatus |
USRE48031E1 (en) | 2006-07-20 | 2020-06-02 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Wafer transfer apparatus and substrate transfer apparatus |
USRE48792E1 (en) | 2006-07-20 | 2021-10-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Wafer transfer apparatus and substrate transfer apparatus |
USRE49671E1 (en) | 2006-07-20 | 2023-09-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Wafer transfer apparatus and substrate transfer apparatus |
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