JPH1174225A - 高密度プラズマを有する持続セルフスパッタリングリアクタ - Google Patents

高密度プラズマを有する持続セルフスパッタリングリアクタ

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JPH1174225A
JPH1174225A JP10164086A JP16408698A JPH1174225A JP H1174225 A JPH1174225 A JP H1174225A JP 10164086 A JP10164086 A JP 10164086A JP 16408698 A JP16408698 A JP 16408698A JP H1174225 A JPH1174225 A JP H1174225A
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plasma
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Jianming Fu
フ ジアンミン
Peijun Ding
ディン ペイジュン
Zheng Xu
スー ゼン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルゴン等の動作ガスを必要とせずにターゲ
ットからスパッタされた原子種がプラズマを自己持続で
きる物理気相堆積(PVD)用プラズマリアクタを提供
する。 【解決手段】 特に銅のスパッタリングに適用可能な自
己持続スパッタリング(SSS)は、幾つかの手段によ
って可能になる。マグネトロンの磁石アセンブリの領域
におけるプラズマの密度は、一定のターゲット電力に対
して磁石のサイズを小さくすることにより高くなる。よ
り均一なスパッタリングを行うためには、小型のマグネ
トロンをターゲットの裏面上で1次元的または2次元的
に走査させる。ターゲットに隣接するプラズマの密度
も、より平面的な形状を備えたアノードグリッドをター
ゲットと基板の間に配置することにより高まる。このあ
と基板をバイアスすることで、ウェーハに入射するスパ
ッタ粒子束のエネルギーと指向性をより効果的に制御で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全般として半導体
集積回路などの被処理体のプラズマ処理に関し、特に、
持続セルフスパッタリングを用いた物理気相堆積(PV
D)に関する。
【0002】
【従来の技術】最新の半導体集積回路の重要な部分とし
ては、アクティブ半導体領域と接触して相互接続するた
めに使われる一つ以上のメタライゼーションレベルが含
まれている。このメタライゼーションレベル自体は、通
常、極めて良好に画定された結晶シリコン基板中に存在
している。数個のトランジスタやその他の半導体デバイ
ス(例えばメモリキャパシタ)を半導体レベル内で相互
接続することは可能であるが、多重接続されたデバイス
の形状が徐々に複雑になるにつれて、更なるレベルの相
互接続が必要とされている。通常、内部にトランジスタ
およびキャパシタが形成されているアクティブシリコン
層は、誘電体層(例えば二酸化シリコン)によって被覆
される。コンタクトホールは、誘電体層を貫通してシリ
コンデバイスの特定のコンタクト領域に到達するように
エッチングされる。コンタクトホールの中に金属が充填
されるとともに、誘電体層の最上部にも金属が堆積させ
られてシリコンコンタクトと他の電気的な点との間に水
平相互接続を形成する。このようなプロセスは、メタラ
イゼーションと呼ばれる。
【0003】単一レベルのメタライゼーションは、小容
量の単純な集積回路には十分であるかもしれない。しか
し、高密度のメモリチップや特に複雑な論理デバイスの
場合は、単一レベルでは必要なレベルの相互接続がアク
ティブ領域間に形成されないので、メタライゼーション
レベルの追加が必要となる。追加メタライゼーションレ
ベルは、前にメタライズした水平相互接続の上に別の誘
電体レベルを堆積させた後、この誘電体を貫通する孔
(ここではビアと呼ぶ)をエッチングし、このビアに金
属を充填すると共に追加誘電体層を金属で被覆し、その
追加誘電体の上の金属を追加配線層として画成するとい
うプロセスを繰り返すことによって得られる。極めて最
新の論理デバイス、例えば第五世代のマイクロプロセッ
サは、5レベル以上のメタライゼーションを有してい
る。
【0004】従来、メタライズ層は、アルミニウムや多
くとも数パーセントの合金元素(例えば、銅やシリコ
ン)を更に含んだアルミニウムベースの合金から構成さ
れていた。通常、メタライゼーションデポジションは、
スパッタリングとしても知られる物理気相堆積(PV
D)によって行われてきた。従来のPVDリアクタ10
は、図1に断面が略図的に示されている。この図は、カ
リフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアル社
(Applied Materials,Inc.)から市販されているEnd
ura PVDリアクタに基づいている。このリアクタ
10は、ヒータペデスタル18上に保持されたウェーハ
16上にスパッタ堆積すべき材料からなるPVDターゲ
ット14に対してシールされた真空チャンバ12を含ん
でいる。このチャンバ内に保持されたシールド20は、
チャンバ壁12をスパッタ材料から保護するとともに、
アノード接地面を与える。選択可能なDC電源22は、
ターゲットをシールド20に対して約−600VDCに
負バイアスする。従来から、ペデスタル18とウェーハ
16とは、電気的に浮動した状態になっている。
【0005】スパッタリング用の動作ガス(通常は、化
学的に不活性なアルゴン)のガスソース24は、マスフ
ローコントローラ26を介して動作ガスをチャンバに供
給する。真空システム28は、チャンバを低圧に維持す
る。基本圧力は約10-7Torr以下に保持することが
できるが、動作ガスの圧力は約1〜1000mTorr
の間に保たれる。コンピュータ式コントローラ30は、
DC電源22およびマスフローコントローラ26を含む
リアクタを制御する。
【0006】アルゴンがチャンバ内に入れられると、タ
ーゲット14とシールド20との間のDC電圧がアルゴ
ンを点火してプラズマを発生させ、正に帯電したアルゴ
ンイオンが負に帯電したターゲット14に引き寄せられ
る。これらのイオンは、大きなエネルギーでターゲット
14に衝突し、ターゲットの原子または原子クラスタが
ターゲット14からスパッタされるようにする。ターゲ
ット粒子の一部はウェーハ16に衝突し、それによって
ウェーハ上に堆積してターゲット材料の膜を形成する。
【0007】効率の良いスパッタリングを行うために、
マグネトロン32がターゲット14の背後に配置され
る。このマグネトロンは、対向する磁石34、36を有
しており、これらの磁石34、36は、磁石34、36
の近傍でチャンバ内に磁場を発生させる。この磁場は電
子を捕捉し、また電荷的中性のためにイオン密度が増加
して、マグネトロン32の付近のチャンバ内に高密度プ
ラズマ領域38を形成する。
【0008】集積回路の継続的な小型化に伴って、メタ
ライゼーションに対する要求が増大している。現在、多
くの人々は、アルミニウムメタライゼーションの代わり
に銅メタライゼーションを用いるべきだと考えている。
ムラルカ(Murarka)らは、「ULSI以上のための銅
メタライゼーション(Copper metallization for ULSI
and beyond)」(1995年、Critical Reviews in Solid
State and MaterialsScience, vol.10, no.2の87〜124
頁)の中で銅メタライゼーションについての総合的な評
論を提示している。銅は、多くの利点を示す。銅のバル
ク抵抗はアルミニウムのバルク抵抗よりも小さく、純粋
な材料については1.67μΩ−cm対2.7μΩ−c
mである。抵抗の減少は、メタライゼーション相互接続
部の幅と厚さの減少をもたらすので、大きな利点とな
る。更に、アルミニウムメタライゼーションに伴う継続
的な問題は、高い電流密度を運ぶアルミニウム相互接続
部内のアルミニウム原子が、エレクトロマイグレーショ
ンと呼ばれるプロセスにおいて特にホットスポットから
相互接続部に沿って移動するという傾向である。このよ
うなマイグレーションの量が過大になると、アルミニウ
ム相互接続部が切断され、集積回路が破壊されることに
なる。銅ベースの合金は、かなり低いレベルのエレクト
ロマイグレーションを示す。
【0009】銅メタライゼーションは、まだ立証されて
いない技術であり、従来のアルミニウムメタライゼーシ
ョンでは経験のない困難さを伴うことも認められてい
る。しかしながら、銅メタライゼーションには、アルミ
ニウムメタライゼーションに固有の問題点を回避する道
を開く可能性もある。
【0010】従来のスパッタリングに固有の一つの問題
は、アルゴンなどの不活性動作ガスの相当に高い圧力の
中でスパッタリングが行われることである。しかしなが
ら、アルゴン環境は二つの問題を提示する。第1に、一
部のアルゴンイオンが基板上に堆積してスパッタ堆積し
たアルミニウム中に入り込むことを避けられないことで
ある。このような通常は不活性のアルゴンイオンの影響
は正確には知られていないが、おそらく好ましいもので
はない。
【0011】第2の問題は、スパッタ粒子の指向性に関
係している。ホールを充填するスパッタリングは、ター
ゲットからウェーハへ弾動学的に、すなわち当初のコー
スから散乱せずに輸送されるスパッタ粒子に少なくとも
部分的に依存している。この弾道軌跡により、スパッタ
粒子は、ウェーハの表面に対してほぼ垂直にウェーハに
到達して、いかなる開口部の中にも深く侵入することが
可能になる。しかしながら、通常のスパッタリングは、
1〜100mTorrのアルゴン雰囲気中で行われる。
このような高い圧力は、アルミニウムスパッタ粒子がア
ルゴン原子と衝突して自己の弾道経路からそれてしまう
可能性が大きいことを意味している。したがって、低圧
スパッタリングは、深いビアに対してより良いホール充
填を提供するものと考えられている。しかしながら、一
般に、低い圧力は低い堆積速度と同等と考えられるか
ら、圧力を下げることは、より良い指向性を得るために
好ましい方法ではない。更にまた、図1の通常の構成で
プラズマを持続させるためには、1mTorrに近い最
低限の圧力が必要となる。
【0012】高密度プラズマ(HDP)スパッタリアク
タは、活発に開発されており、商業化に近づきつつあ
る。HDPスパッタリングの利点の一つは、スパッタ粒
子のかなりの部分が基板に向かう行程中にイオン化され
ることである。この後、ウェーハを支持するペデスタル
は、正に帯電したプラズマに対してDC自己バイアスを
発生させるように、RFソースによって選択的にバイア
スをかけることができる。その結果、ウェーハはプラズ
マに対して負バイアス(−20Vが通常の値)され、正
に帯電したスパッタイオンは、一般に中性のプラズマか
ら基板に向かって加速される。この加速された速度は、
基板平面に垂直で高い指向性を持ち、これにより高いア
スペクト比のホールの中に深く到達するフラックス
(束)を与える。欧州特許公報703,598-A1号でヌルマン
(Nulman)は、基板とアルゴン動作ガスを用いるHDP
ソースとの間に負バイアスグリッドを挿入する手法を開
示している。
【0013】持続セルフスパッタリング(SSS)を用
いた銅膜のPVDデポジションに最近多くの関心が集ま
っている。これは、例えば「直流マグネトロンソースを
用いた持続セルフスパッタリング(Sustained self-spu
ttering using a direct current magnetron sourc
e)」(1993年、Journal of Vacuum Science and Techn
ology, A, vol.11, no.6の2980〜2984頁)の中でポサド
ースキ(Posadowski)らによって開示されている。少な
くともプラズマが点火された後では、持続性スパッタリ
ング中に動作ガスは使われない。その代わりに、ターゲ
ットからスパッタされた十分な数の原子がイオン化され
た後、これらの原子は、より一般的なアルゴンイオンの
代わりのスパッタリングイオンとして働くように十分に
高いエネルギーでターゲットに引き戻される。
【0014】特殊な条件下で幾つかのターゲット材料に
ついてだけ観測される自己持続性スパッタリングの達成
条件は、 α・β・Sm=1 (1) のように表すことができる。ここで、αはターゲットか
らスパッタされた原子のイオン化率、βはターゲットに
戻るスパッタ原子の比率、Smはセルフスパッタ率、す
なわち銅ターゲットの場合、1個の戻り銅原子によって
ターゲットからスパッタされる銅原子の数である。イオ
ン化率と戻り率は、材料および電流密度に依存するが、
これらは必ず1よりも小さい。一般に、積αβは、高い
電流密度のもとで増加する。したがって、セルフスパッ
タ率の大きな値は、持続セルフスパッタリングにとって
極めて重要であり、高い電流密度もまた重要である。従
来のメタライゼーション材料であるAlやAlホール充
填で用いられる他の金属、すなわちTi、Mo、W、お
よびTaは、1以下のセルフスパッタ率を持っており、
したがってこれらの材料を持続セルフスパッタリングで
使用することはできない。しかしながら、Cuは、P
d、Pt、Ag、Auと同様に、セルフスパッタリング
について許容しうる値を有している。
【0015】麻蒔らは、「平板マグネトロンによる銅の
セルフスパッタリング」(1994年、日本応用物理
誌、第33巻、第1部、第5A号、2500〜2503
頁)と「セルフスパッタデポジションによるサブミクロ
ンスルーホールの充填」(1994年。日本応用物理
誌、第33巻、第1部、第8号、4566〜4569
頁)において、銅のSSS堆積を報告している。彼ら
は、後者の引用文献の中で、約3というアスペクト比を
持った0.4μmホールにおける非常に良好なボトムカ
バレッジを報告している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
既知のSSS研究は実験的な性格を持っており、持続セ
ルフスパッタリングが大きな集積回路市場で商業化でき
るまでには幾つもの困難な問題に取り組む必要がある。
【0017】大抵の新しい半導体製造設備は、200m
mのウェーハサイズ用に開発されており、300mmウ
ェーハ製造用の新しい開発という点では、銅SSSなど
の新しいテクノロジーが200mmで使えることを示
し、300mmにスケールアップできるものと考える必
要がある。200mmウェーハ用でさえ、商業用PVD
リアクタの代表的なターゲット直径は約325mmであ
る。
【0018】従来のアルミニウムPVDの場合であって
も、妥当な堆積速度で200mm以上にわたって一様な
PVD堆積を達成することは、かなり難しい。米国特許
第5,242,566号のパーカー(Parker)と米国特許第5,32
0,728号のテップマン(Tepman)は、腎臓形の輪郭に沿
って配列されたほぼ直線的な配列の磁石を有するマグネ
トロンを開示しており、この磁石アレイは、腎臓形の内
部の一点、あるいは腎臓形を通過する直径の半分ずつを
有する一点を中心としてターゲットの裏側で回転する。
この磁石アレイは、200mmウェーハを覆う325m
mターゲット用のウェーハサイズに近いサイズを有して
いる。磁石アレイの大きなサイズは、さらに大きな磁石
に向かう傾向と一致している。しかしながら、本発明者
は、銅の持続セルフスパッタリングのための従来のテッ
プマン設計をテストしたが、持続セルフスパッタリング
を得ることができなかった。
【0019】従来のテップマン式マグネトロンは、チャ
ンバ内に約200ガウスの磁場を発生させる。この磁気
の強さは、高いプラズマ密度を必要とする持続セルフス
パッタリングのためには幾分低い。高いプラズマ密度
は、高い磁気強さに少なくとも部分的に依存している。
しかしながら、テップマンの拡張配列は、幾つかの更に
基本的な問題を提示する。
【0020】第1に、高密度(HDP)プラズマ内の電
子は、側方へ急速に拡散する傾向がある。テップマンの
腎臓形配列では、他の線形磁石アレイと同様に、直線的
に集中した磁場分布が低磁場領域によって両側を囲まれ
ている。すなわち、HDP電子は、HDP領域から遠く
へ拡散して失われる傾向があり、それによってSSSに
必要な高いレベルからプラズマ密度が低減してしまう。
【0021】第2に、テップマン配列における比較的高
い磁場の領域は、ターゲットの比較的大部分に広がって
いる。この大きなカバレッジは、均一性を高めるもの
の、ターゲットに印加される所定量の電力に対して、こ
の大面積が高密度プラズマ中の電力密度を減少させるこ
とを意味する。大型の商用PVDリアクタの場合には、
セルフスパッタリングを持続させるためにテップマン式
マグネトロンで必要とされるターゲット電力量は、あま
りに大きくなりすぎる。
【0022】銅の持続セルフスパッタリングの報告は、
約200mA/cm2の電流密度が必要であることを示
しているように思われる。全く従来型のPVDリアクタ
内で固定磁石を用いて好適にSSSを行うためにターゲ
ットに印加されるDC電力は、50mmターゲットに対
しては6kW、100mmターゲットに対しては16k
W、200mmターゲットに対しては20kWであっ
た。このスケーリング傾向は、均一性のために極めて大
きなターゲットを必要とする200mmや300mmウ
ェーハに対しては、従来技術の従来の大きさのマグネト
ロンを使うと仮定した場合、DCバイアス電力が35k
W〜50kWとなることを示している。このような電力
レベルは、商用装置としては実用的でないと思われる。
12kW電源が経済的に有利であり、20kW電源が許
容限界であると思われる。
【0023】上記の理由から、大きなターゲットに対し
ても少ない電力レベルで持続セルフスパッタリングを達
成することが望まれている。更に、スパッタイオンの付
加的な指向性制御を与えることが望まれている。
【0024】
【課題を解決するための手段】持続セルフスパッタリン
グリアクタ(特に、銅のスパッタリングに適用可能なも
の)であって、このリアクタでは、磁石アセンブリ(好
ましくは、円形に配列された磁石)の面積を低減し、タ
ーゲットとスパッタ堆積が行われる基板との間にアノー
ドグリッドを配置することにより、マグネトロンの付近
のプラズマ密度が高める。小さな磁石サイズ(特に、小
さなアスペクト比のコンパクトな形状を有する磁石アセ
ンブリに関するもの)により、比較的少ないターゲット
電力で自己持続性スパッタリングを行うことが可能にな
る。小型磁石を用いた持続セルフスパッタリングの均一
性は、ターゲットの裏面の付近でマグネトロンを回転さ
せるか、さもなければ移動させることによって改善され
る。基板を支持するペデスタルをグリッドに対してバイ
アス(例えば、DCバイアスやRFバイアス)すること
により、基板に入射するスパッタ粒子の指向性を高める
ことができる。
【0025】スパッタリングの均一性は、ターゲットの
裏面の付近で1次元的または2次元的に磁石を走査する
ことによって向上する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明者は、マグネトロンに付随
する高密度プラズマの体積を低減することによって、持
続セルフスパッタリングを商業市場に適用することに伴
う問題の多くを、解決できないまでも低減することがで
きると考えている。これらの方法はまた、均一性を高
め、より異方性のスパッタ粒子束を提供し、デバイスの
ダメージを低減するために有益な付加的制御を与える。
【0027】新規なSSS PVDリアクタ50の相互
に関連する三つの特徴を図2の断面図に概略的に示す。
これらの特徴は、図1の従来のアルゴンベースPVDリ
アクタ10に対して大きな変更を与えないので、その開
発と現場保守は容易である。
【0028】新規の小型マグネトロン52は、ターゲッ
ト14の裏面に対向する一の極性のボタン磁石54およ
び他の極性の環状磁石54を備えることができる。磁石
54、56の裏面上の磁気ヨーク58は、磁場を閉じ込
める。マグネトロン52は、チャンバの中心軸59から
離して配置してもよいし、均一性を高めるために軸59
のまわりに円形に走査してもよい。マグネトロン52の
サイズが小さいので、持続セルフスパッタリングのしき
い電力レベルが低くなる。
【0029】グリッド電極60は、ターゲット14とペ
デスタル18との間に配置されている。この電極はアノ
ードとして機能するように接地させてもよいし、プラズ
マ密度を高めるために、第2の可変DC電源62によっ
て電気的に(好ましくは正に)バイアスしたり、あるい
はRFバイアスしてもよい。しかしながら、本発明者
は、グリッド60を接地しておけば多くの用途で十分で
あると考えている。グリッド60は、ターゲット14か
ら約2〜6cm離して配置することが望ましい。この位
置は、高密度プラズマ38内の電子軌道に干渉する程に
は近くないが、アノードとして依然として有効に機能す
る程度には近い、すなわち形状寸法が平面的でプラズマ
の広がりを防ぐ程度に近い。このグリッド電極は、さら
に平面的な形状寸法を提供してマグネトロンプラズマの
密度を増加させるとともに、イオン輸送に対して付加的
制御を与える。
【0030】ペデスタル18は、選択可能な電源66
(DC電源やRF電源やこれらの組み合わせとすること
ができる)によって、特にグリッド60に対して電気バ
イアスすることができる。このペデスタルバイアスは、
プラズマの生成およびプラズマイオン密度の増加に必要
な電気バイアス条件とは比較的独立して行うことができ
る。したがって、このペデスタルバイアスは、高い指向
性のホール充填やその他の処理特性のために、より自由
に最適化することができる。
【0031】図1の従来のリアクタ10では、高密度プ
ラズマ領域38がカソードターゲット14とアノードシ
ールド20との間で結合されている。その結果、電場に
かなりの水平成分が存在し、プラズマイオン電流のかな
りの部分がシールドに接地されるので、有効なイオン電
流を減少させ、高密度プラズマ領域38を広げてしまう
傾向がある。すなわち、プラズマ密度はそれほど高くな
らない。
【0032】図2の本発明のリアクタ50では、グリッ
ド電極60は、カソードターゲット14の大部分に平面
的に対向するアノードグリッドとして機能する。この平
面形状により、高密度プラズマ38が広がり分散して低
密度になる傾向が抑えられる。スパッタイオンのうちシ
ールド20へ失われる部分は、従来のリアクタに比べて
かなり減少する。
【0033】グリッド60は、最小の厚さと高い透過性
を有するスクリーン状のグリッドとすることができる。
この代わりに、グリッド60は、多数の細い貫通孔があ
けられた相当な厚さを有する金属ハニカムや金属コリメ
ータプレートであってもよい。更にまた、グリッド60
は、図3に等角図的に示されるチムニー形構造70であ
ってもよい。このチムニー形構造70は、金属リブ78
のオフセットセット(offset set)によって機械電気的
に連結された3個の同軸金属チューブ72、74、76
を備えている。これらのチューブ72、74、76とリ
ブ78は、リアクタ50の軸59に沿って最小の断面を
有しており、これによって比較的大きな軸方向開口部8
0を備えている。テップマンは、米国特許第5,527,438
号において、異なる用途の幾分類似したコリメーティン
グチムニーを開示している。本発明の用途では、チムニ
ー70は、シールド20の内側に配置され、シールドに
接地されるか、あるいは第2のDC電源62によって個
別に電気バイアスされる。
【0034】プラズマ特性は、ターゲット14およびグ
リッドアノード60によってほぼ完全に定まる。その結
果、ペデスタル電源66は、プラズマ維持の必要性をあ
まり考えずに処理上の考慮に基づいてバイアス条件をさ
らに自由にウェーハ16に適用することができる。例え
ば、ペデスタル18は、グリッド60を貫通する正に帯
電したスパッタイオンを加速し、深い開口部を充填する
ためにこれらイオンの指向性が高まるように、グランド
に対して負にバイアスすることもできる。一方、負バイ
アスをより小さくすると、入射イオンのエネルギーが低
くなり、基板のダメージが低減する。
【0035】持続セルフスパッタリング時におけるグリ
ッド60とペデスタル18との間のプラズマは、通常の
平衡プラズマであるとは考えられていない。電子のエネ
ルギーは、通常のスパッタリング時の値よりもはるかに
高い約5eVであると測定され、プラズマ電子に関する
衝突率が低いことを示している。それにもかかわらず、
希薄なプラズマがグリッド60の下方に存在してペデス
タル18の付近に広がると考えられており、またプラズ
マシースが恐らくは静電気効果のためにペデスタル18
に隣接して存在していると考えられている。その結果、
ペデスタル18は、プラズマイオンに対してDC自己バ
イアスを生成するようにRFバイアスしてもよい。
【0036】本発明のマグネトロン52は、従来のリア
クタのものよりも相当に小型である。一例として、図4
の拡大斜視部分断面図に示されるように、その北極が例
えば下方を指している円形ボタン磁石54は、その南極
が下方を指しているリング磁石56によって取り囲まれ
ている。円板形磁気ヨーク58は、ターゲット14に隣
接する磁場82を強める。この磁石アセンブリの円形構
成は、さらに効果的な高密度プラズマを与える。その理
由は、得られる高密度プラズマ領域38が実質的に円形
であり、電子の逃げ道となる自由側面を一つしか有しな
いからである。ボタン磁石54の下の磁気カスプ(magn
etic cusp)は、電子が横断して拡散できる程度に小さ
な面積を有している。
【0037】図4に関して図2に示すように、磁石アセ
ンブリの面積はスパッタされるターゲットの面積の実質
的に半分未満か4分の1未満であり、これにより、高密
度プラズマ領域38における高いターゲット電力密度の
ために必要な全ターゲット電力が低減されている。
【0038】マグネトロン52の磁石アレイが図示のよ
うに一つの円に配列されている場合、磁石アセンブリの
直径は、スパッタされるターゲット領域の直径の半分未
満である。すなわち、その面積は、ターゲットの面積の
25%未満である。本発明者は、9kW電源でセルフス
パッタリングを持続できるようにするためには磁石アセ
ンブリが125mm以下の最大直径(最大面積123c
2)を有する必要があることを実験的に求めた。20
kW電源の場合は、推定最大面積は272cm2(最大
直径185mm)である。マグネトロン52は、中心軸
59から完全に離して配置される。均一性を与えるため
には、マグネトロンを中心軸56を中心として円周状に
走査することが必要である。これは、パーカーとテップ
マンも同様に行っている。但し、彼らの磁石アセンブリ
は、本質的に中心軸59を取り巻いている。この走査
は、図5に示すように、中心軸59に沿って延びるシャ
フト92上で回転する円板90の上にマグネトロン52
をしっかりと設置することによって行うことができる。
【0039】図6に概略的に示すように、固定点から駆
動することのできる回転円板上の動的径方向位置決め機
構を備えることによってスパッタリングの均一性を更に
高めることが望ましい場合もある。この均一性は、全面
浸食によってターゲット利用度を高めるという利点と、
スパッタされない領域上への再堆積から生じるパーティ
クルを減らすという利点を持っている。径方向位置決め
機構の一例は、円板90中の図示しない径方向スロット
内をスライドするロッド94上にマグネトロン52を支
持するものである。ロッド92は、スプリング96によ
って一つの径方向に付勢されており、空気圧式アクチュ
エータ98によって反対の径方向に選択的に押し込まれ
る。このアクチュエータには、圧力ライン100を通じ
て流体圧力が選択的に供給される。この圧力ラインは、
円板90を回転させる回転シャフト92内に延び、回転
シャフト92に沿って上方に延在している。シャフト9
0の最上部における図示しない回転シールは、選択的に
可変圧力に付勢される固定流体ラインにつながってい
る。これによって、マグネトロンは、中心軸56を中心
として回転するとともに、ターゲット14のフェースに
平行な直線方向に沿って往復運動する。
【0040】図4の円形磁石構成は、コンパクトな平面
領域の高密度プラズマ38という利点を与え、電子の損
失が最小限に抑えられ、持続セルフスパッタリングの電
流密度しきい値が減少するようにする。定量的に表現す
れば、この円形構成は、1:1のアスペクト比を与え
る。ここで、このアスペクト比は、磁石アセンブリの最
大横寸法対最小横寸法として定義される。これらの寸法
は、反対の極性を持つ磁石間に強い磁場が存在する領
域、あるいは反対の極性を持つ磁石の間隔にほぼ等しい
距離だけ横方向外向きに延びる領域しか含まない。この
ため、テップマン構成の最小横寸法は、腎臓形の曲線長
さになる。1に近いアスペクト比は、電子が失われる可
能性がある側面の表面積を最小限に抑える。図7の平面
図に示すように、1に近いアスペクト比を有する別の磁
石構成は、一つの極性を有する2個の方形磁極102、
104を含んでいる。これらの磁極は、反対の極性を有
する別の方形磁極106を挟みつつ、図面の外側を向い
ている。各磁極102、104、106は、その磁極の
形に配列された同一極性を有する複数の小さな磁石から
構成されていてもよい。このアセンブリの幅は、アスペ
クト比がほぼ1.4、すなわち対角線対幅の比になるよ
うに、その図示の高さにほぼ等しくなっている。他の磁
石構成も可能であり、例えば図4の卵形バージョンや、
図7のわずかに延長または圧縮したバージョンも可能で
ある。アスペクト比の好適な範囲は、1:2〜2:1で
ある。
【0041】実験 上述の特徴の幾つかを用いて銅の持続セルフスパッタリ
ングのコンセプトをテストした。図4のボタン磁石およ
びリング磁石は、総直径11.5cmのものを使った。
このため、磁石面積は、325mm銅ターゲットの面積
の15%であった。これらの磁石は、NdBFeから構
成されており、チャンバ内部に800ガウスの磁場を発
生させるものと推定された。マグネトロンは中心軸から
離して配置し、その軸を中心として回転させた。接地ア
ノードグリッドとしては図3のチムニーグリッドを使っ
たが、ある実験ではその代わりにハニカムコリメータを
使った。ターゲットと基板との間の間隔は、10〜16
cmの範囲内に維持した。
【0042】この構成を用いた最初の一連の実験では、
種々のレベルのDC電力を銅ターゲットに供給した。各
レベルについて、プラズマが消えるまでアルゴンの流量
を低減した。最小の流量レベルで、チャンバ圧力とター
ゲット電圧を測定した。この結果を図8に示す。この図
では、曲線112はプラズマを維持する最小のアルゴン
圧力を示し、曲線114はその圧力におけるターゲット
電圧を示しており、これらは双方ともターゲットに与え
るDC電力の関数として示されている。低いターゲット
電力に対しては、約0.1mTorrの最小アルゴン圧
力が必要であることが分かる。しかしながら、9kW以
上では、プラズマを持続させるのにアルゴンは必要でな
い。セルフスパッタリングプラズマを伴うチャンバ圧力
は、10-6〜10-7Torrと測定された。これらの圧
力は、ベークアウトなどに注意することで低減すること
ができるものと思われる。持続セルフスパッタリング中
のこのような低いチャンバ圧力は、約30m以上の平均
自由散乱距離に対応しており、したがって商業的に実現
可能なチャンバ内では感知し得るほどのガス散乱は存在
しないことが分かる。この距離は、持続セルフスパッタ
リング中のチャンバ圧力は10-6Torr以下の圧力が
望ましいものの10-5Torrまたは5×10-5Tor
rでも許されることを示している。後述するように、こ
れらの圧力では、アルゴンがチャンバ内で放電すること
はない。ターゲット電圧は持続セルフスパッタリングの
ために幾分増加するが、約−600VDCの付近にあ
る。
【0043】持続セルフスパッタリングの動作上の一つ
の特徴は、プラズマが自己点火しないが、ターゲットが
スパッタリング粒子を供給しはじめるまで最初のうちは
スパッタリング動作ガスを供給する必要があるというこ
とである。SSSプラズマを点火するために有用な一つ
のタイミング図が図9のタイミング図に示されている。
最初、アルゴンが、プラズマを持続させると知られてい
る流量でチャンバ内に流入させられる。アルゴン流量が
安定してチャンバがフラッシされた後、時刻t1におい
てターゲット用のDC電源が、素早く意図した電力レベ
ル、例えば11〜16kWに変更される。この後、時刻
2(通常はt1の2秒後)において、DC電力を一定に
保持しながらアルゴン流を停止する。
【0044】この構成では、全イオン電流は、12kW
のDC電力レベルにおいて約0.48Aであると測定さ
れた。SSSモードにおける銅のイオン化率は、約20
%〜25%であったと推定される。SSSモードにおけ
る全銅堆積速度は、約200nm/分であった。後の実
験では、約1μm/分の堆積速度が実証された。
【0045】この構成は、シリコン酸化物層を貫通する
ビアとトレンチの双方を用いてテストされた。ペデスタ
ルが−200VDCでDCバイアスされると、トレンチ
のボトムカバレッジが改善された。ビアに関しては、−
50VDCのペデスタルバイアスが最も良好な底部充填
を与えた。
【0046】本発明は、上述の実施形態に限定されるも
のではない。均一性を高めるために更に複雑な構成の磁
石アセンブリを使用してもよい。本発明は、銅や銅合金
だけでなくプラズマを自己持続し得る他の金属にも適用
することができる。バイアスグリッドは、長射程のPV
Dリアクタに好適に適用することができる。1個以上の
グリッドをターゲットとペデスタルの間に配置してもよ
く、各々のグリッドは個別にバイアスしてもよい。例え
ば1個を接地し、ペデスタルにより近い方の1個をRF
バイアスしてもよい。
【0047】このように、本発明は、従来のPVDリア
クタにわずかの変更を加えるだけで銅やその他の材料の
自己持続スパッタリングを提供する。更に、グリッドの
平面形状とウェーハを個別にバイアスする能力により、
付加的な処理制御、特に高いアスペクト比のビアを充填
するための処理制御が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のPVDリアクタの概略断面図である。
【図2】本発明に係るPVDリアクタの一実施形態の概
略断面図である。
【図3】本発明で使用可能なチムニーグリッドの等角図
である。
【図4】本発明のマグネトロンの一実施形態の磁石アセ
ンブリの拡大図であり、一部が断面図、別の一部が斜視
図となっている。
【図5】図4のマグネトロンの回転自在支持体の図であ
り、一部が断面図、別の一部が平面図となっている。
【図6】本マグネトロンの径方向の移動を可能にする図
5の回転自在支持体の変形例の断面図である。
【図7】本磁石アセンブリの別の実施形態の平面図であ
る。
【図8】本発明の実験例に関する最小持続条件を示す図
である。
【図9】持続セルフスパッタリングプラズマを点火する
ためのタイミング図である。
【符号の説明】
14…ターゲット、16…ウェーハ、18…ペデスタ
ル、38…高密度プラズマ領域、50…PVDリアク
タ、52…マグネトロン、54および56…磁石、60
…グリッド電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペイジュン ディン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン ノゼ, ウェスト リヴァーサイド ウェイ 1020 (72)発明者 ゼン スー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, フォースター シティー, ハドソン ベ イ ストリート 279

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板用の支持体を含む真空チャンバと、 前記チャンバ内に配置され、前記支持体に対向するスパ
    ッタリングターゲットと、 前記ターゲットに対して前記チャンバの中心部の反対側
    に配置された磁石アセンブリと、 前記チャンバの一部分に対して前記ターゲットを電気バ
    イアスし、前記ターゲットからスパッタされたイオンの
    自己持続プラズマを維持することの可能な第1の電源
    と、 前記ターゲットと支持体との間に配置され、ある電位に
    バイアス可能なグリッドと、 前記グリッドに対して前記支持体を電気バイアスする第
    2の電源と、を備える持続セルフスパッタリング装置。
  2. 【請求項2】 前記第2電源は、前記支持体を前記グリ
    ッドに対して負DCバイアスする、請求項1記載のスパ
    ッタリング装置。
  3. 【請求項3】 前記第2電源がRF電源である請求項1
    記載のスパッタリング装置。
  4. 【請求項4】 前記第ターゲットが銅を含んでいる請求
    項1記載のスパッタリング装置。
  5. 【請求項5】 前記磁石アセンブリは、その磁石部分の
    間に前記ターゲットの面積の25%以下の面積を有して
    いる、請求項1記載のスパッタリング装置。
  6. 【請求項6】 前記グリッドは、前記ターゲットから2
    〜6cm離れた範囲内に配置されている、請求項1記載
    のスパッタリング装置。
  7. 【請求項7】 前記中心軸のまわりに回転可能な円板で
    あって、前記磁石アセンブリがスライドするスロットを
    有している円板と、 前記円板に取り付けられ、前記磁石アセンブリの位置を
    前記スロット内で選択的に制御する駆動手段と、を更に
    備え、前記磁石アセンブリが前記ターゲットのフェース
    の平面と平行に往復直線運動できるようになっている請
    求項1記載のスパッタリング装置。
  8. 【請求項8】 ターゲットと、前記ターゲットの一側に
    位置する磁石アセンブリと、基板を支持する基板支持体
    と、前記ターゲットと前記支持体との間に配置されたグ
    リッドとを備えるスパッタリングチャンバにおけるスパ
    ッタリング方法であって、 前記グリッドを所定の電位に保持するステップと、 前記チャンバ内において前記ターゲットの付近でプラズ
    マを点火するステップと、 前記プラズマが点火された後、前記チャンバの内部を5
    ×10-5Torr未満の圧力に保持するとともに、前記
    チャンバの空間内において前記磁石アセンブリの付近に
    ターゲットプラズマを自己持続させるのに十分な電力を
    前記ターゲットに供給するステップと、を備える方法。
  9. 【請求項9】 前記ターゲットが銅を含んでいる請求項
    8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記磁石アセンブリを前記ターゲット
    の裏面の付近で移動させるステップを更に備える請求項
    8記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記移動ステップは、前記ターゲット
    を貫通する軸のまわりに前記磁石アセンブリを回転させ
    るサブステップと、前記ターゲットのフェースと平行な
    方向に前記磁石アセンブリを往復平行移動させる独立サ
    ブステップと、を含んでいる、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記十分な電力が20kW未満である
    請求項8記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記点火ステップは、 前記チャンバに動作ガスを流入させるステップと、 ターゲットに電力を供給して前記動作ガスを点火し、プ
    ラズマを生成するステップと、 前記ターゲットプラズマを自己持続させるのに十分な電
    力の前記ターゲットへの前記供給を続けながら、前記動
    作ガスの前記流入を止めるステップと、を備えている、
    請求項8記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記圧力が10-6Torr以下である
    請求項9記載の方法。
JP10164086A 1997-05-08 1998-05-08 高密度プラズマを有する持続セルフスパッタリングリアクタ Withdrawn JPH1174225A (ja)

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