JPH1174145A - セラミックス積層品の製造方法 - Google Patents
セラミックス積層品の製造方法Info
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- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
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- H05K3/4069—Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections by thick-film techniques for via connections in organic insulating substrates
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- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
ミックスシート上に導電材料による内部電極パターンの
印刷と、そのシートにあけられた通孔への導電材料の充
填を一回の印刷で行える方法を提供する。 【解決手段】セラミックスシート上に導電材料によって
内部電極パターンの印刷と通孔部の充填を行いその後積
層圧着を行って、セラミックス積層品とする方法におい
て、導電材料として10,000cPs超えて100,
000cPs未満の粘度を持った銀ペーストを45度未
満のスキージ角を持ったスキージを用いてメッシュマス
クを介して、前記内部電極パターンの印刷と通孔部への
充填をするセラミックス積層品の製造方法である。
Description
機器用セラミックス積層品の製造方法に関し、そのセラ
ミックスシート上に導電材料による内部電極パターンの
印刷と、そのシートにあけられた通孔への導電材料の充
填を必要とするセラミックス積層品の製造方法に関する
ものである。
子機器に用いられるので長さが1.0mm前後で厚さが
0.5mm程度のものが多い。このセラミックス積層品
は50〜300μmの厚さをしたセラミックス材料から
なるシートの上に、コイル、電極、リードなどになる導
体パターンを導電材料例えば銀ペーストなどで印刷し、
それを乾燥固定している。導体パターンを作製するの
に、コイルや電極などの部分はパターン印刷を行い、シ
ートの表裏を接続するための通孔(スルーホール、ビア
ホールなどと呼ばれることがある)には導電材料を充填
することが行われている。
々の工程で行われることが多い。例えば、金属含有量の
多い銀ペーストを用いて通孔の孔埋めを行い、それが乾
燥した後で金属含有量の少ない銀ペーストを用いて内部
電極パターンの印刷を行うことが行われている。通孔の
孔埋めは、90wt%程度の濃い銀ペーストを用いて、
スキージ角45度の角スキージで行い、その後75wt
%程度の薄い銀ペーストを用いて内部電極パターンの印
刷を行っている。
と内部電極パターン印刷を濃度の違う銀ペーストを用い
て行う場合においては、濃い銀ペーストによる通孔の孔
埋め充填では粘度が高いために孔への流動性が小さく、
完全に通孔の中にペーストが入り込まないで通孔部での
断線が発生するおそれがあった。また、スクリーンの孔
部とセラミックスシートの通孔の位置あわせに時間がか
かって、作業性のきわめて悪いものであった。
通孔の穴埋め充填を同時に行うことを検討した。例え
ば、75wt%程度の薄い銀ペーストを用いて、両方の
作業を行うことを試みた。このように薄い銀ペーストを
用いると、内部電極パターンの印刷は可能であるが、通
孔の穴埋め充填性では充填量が少ないという問題があっ
た。このため、シート厚が薄い場合(50μm以下)は
同時に行うことができるが、シート厚が厚く(50μm
より厚い)なると1度の印刷で同時に行うことはできな
かった。このシート厚が厚い(50μmより厚い)場
合、2回の印刷を繰り返すと、通孔の穴埋め充填は可能
となるが、印刷を繰り返す場合、最初に印刷した銀ペー
ストが乾燥するまで、次の印刷ができなくなり工数がか
かり、また内部電極パターンの厚さが2倍となるという
問題もあった。
製造において、そのセラミックスシート上に導電材料に
よる内部電極パターンの印刷と、そのシートにあけられ
た通孔への導電材料の充填を厚いシートでも一回の印刷
で行える方法を提供するものである。
層品の製造方法は、セラミックスシート上に導電材料に
よって内部電極パターンの印刷と通孔部の充填を行いそ
の後積層圧着を行って、セラミックス積層品とする方法
において、導電材料として10,000cPs超えて1
00,000cPs未満の粘度を持った銀ペーストを4
5度未満のスキージ角を持ったスキージを用いてメッシ
ュマスクを介して、50μmよりも厚いセラミックスシ
ート上に前記内部電極パターンの印刷と通孔部への充填
をすることを特徴とするものである。
おいては、前記銀ペースト中の銀の含有量が75〜90
wt%であることが好ましい。また、本発明は特に10
0μm以上の厚さのセラミックスシートの場合に好まし
い。
まず誘電体材料などのセラミックス原料粉末とバインダ
ー(例えばPVB)と水やアルコールとを混合して所定
の粘度をしたスラリーとする。このスラリーをドクター
ブレードなどで薄いシートにして、乾燥後の厚さが50
〜300μmとなるようにする。このシートを取り扱い
易い大きさ例えば100mm×100mmに切断し、そ
れにパンチで通孔をあける。それに本発明に関係してい
る通孔への導電材料の充填と内部電極パターンの印刷を
行う。このシートを数枚から数十枚積層して加熱しなが
ら圧力を加えて圧着する。それを個々のセラミックス積
層片の大きさ、例えば1.0mm程度の長さに切断し、
それを焼成した上で外部電極形成、メッキなどを行っ
て、電子機器用セラミックス積層品にする。
充填と内部電極パターンの印刷は、図1および図2に印
刷パターンの説明断面図で示しているように、印刷すべ
きセラミックスシート1の上に、メッシュマスク印刷パ
ターン孔4の付いたメッシュスクリーン3を載せて、そ
の上に銀ペーストを供給してあるスキージ角を持ったス
キージ5、6で掻くことで、銀ペーストをメッシュマス
クスクリーンのパターン孔4を通してセラミックスシー
ト1の通孔2への充填とパターン印刷とを行う。図1は
本発明の方法を説明する図でスキージ角度θが15度、
図2は比較例を説明する図でスキージ角度θが45度で
ある。
たスキージおよび粘度を10,000cPsから10
0,000cPs以上まで変えた導電性銀ペーストを用
いて、セラミックスシート上にあけられた通孔への銀ペ
ーストの充填と内部電極パターンの印刷を同時に一回の
処理で行った。この充填と印刷の評価をした結果を表1
に示す。表1でPの欄はパターン印刷の評価を示し、そ
の欄で○は印刷結果の良好なものを、×は印刷結果のよ
くないものを示している。また同表でTHの欄は通孔へ
のペーストの充填状況の評価を示し、その欄で○は充填
状況の良好なものを、×は充填状況のよくないものを示
している。
の粘度が100,000cPs未満であれば内部電極パ
ターンの印刷が一回で良好なものが得られることがわか
る。これはパターン印刷は銀ペーストの粘度が低いもの
ほど細かいパターンまで鮮明にでることから納得のいく
ところである。一方、通孔への銀ペーストの充填は、ス
キージ角が小さければ、ペーストを通孔へ押し込む力が
生じやすく、スキージ角が45度未満で良好な充填が行
えていることがわかる。とともに、粘度の低い10,0
00cPsのものでは銀ペースト中の銀濃度が低いため
に一度の充填では通孔内にペーストが完全に充填しない
ので10,000cPsよりも粘度の高いペーストが必
要である。本発明で好ましい銀濃度は75〜90wt%
である。
にペースト中の銀濃度が高くなると粘度も上昇し、銀濃
度が低くなると粘度も低下する。粘度測定は、ブルック
フィールド社製のものを用い100rpmで行った。し
かし、同じ銀濃度であってもペースト中のバインダーの
種類、量、溶剤の種類、量、銀粉末の粒径などによって
も変化するのでそれらを調整して、必要とする粘度にす
ることができる。
キージを用いて、導電性銀ペーストの濃度を85wt
%、その粘度が90,000cPsのもので、100μ
m厚のセラミックスシートにあけられた200μm径の
通孔への銀ペーストの充填と240μm幅の内部電極パ
ターンの印刷とを一度に同時に行った。その結果、良好
な充填および印刷が得られ、1分間に6枚のシートの処
理ができた。これは、従来の2回塗布によって1分間に
3枚のシートの処理ができていたものに比して、作業時
間が1/2となった。
用いるセラミックスシート上への導電材料による内部電
極パターンの印刷とそのシートにあけられた通孔への導
電材料の充填を一回の印刷で行えるようになったのでそ
の処理時間は、従来の最も早いものに比較して1/2と
なった。
を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 セラミックスシート上に導電材料によっ
て内部電極パターンの印刷と通孔部の充填を行いその後
積層圧着を行って、セラミックス積層品とする製造方法
において、導電材料として10,000cPs超えて1
00,000cPs未満の粘度を持った銀ペーストを4
5度未満のスキージ角を持ったスキージを用いてメッシ
ュマスクを介して、50μmより厚いセラミックスシー
ト上に前記内部電極パターンの印刷と通孔部への充填を
することを特徴とするセラミックス積層品の製造方法。 - 【請求項2】 前記銀ペースト中の銀の含有量が75〜
90wt%であることを特徴とする請求項1記載のセラ
ミックス積層品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23530097A JP3985302B2 (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | セラミックス積層品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23530097A JP3985302B2 (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | セラミックス積層品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1174145A true JPH1174145A (ja) | 1999-03-16 |
JP3985302B2 JP3985302B2 (ja) | 2007-10-03 |
Family
ID=16984081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23530097A Expired - Lifetime JP3985302B2 (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | セラミックス積層品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3985302B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2837345A1 (fr) * | 2002-03-15 | 2003-09-19 | Novatec | Procede de remplissage de zones situees en creux sur un substrat |
-
1997
- 1997-09-01 JP JP23530097A patent/JP3985302B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2837345A1 (fr) * | 2002-03-15 | 2003-09-19 | Novatec | Procede de remplissage de zones situees en creux sur un substrat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3985302B2 (ja) | 2007-10-03 |
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