JP2001135138A - 導体ペースト - Google Patents

導体ペースト

Info

Publication number
JP2001135138A
JP2001135138A JP30930099A JP30930099A JP2001135138A JP 2001135138 A JP2001135138 A JP 2001135138A JP 30930099 A JP30930099 A JP 30930099A JP 30930099 A JP30930099 A JP 30930099A JP 2001135138 A JP2001135138 A JP 2001135138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paste
film
conductor
mesh
resinate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30930099A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hashimoto
晃 橋本
Takeo Anpo
武雄 安保
Masaaki Hayama
雅昭 葉山
Kazuhiro Miura
和裕 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30930099A priority Critical patent/JP2001135138A/ja
Priority to US09/696,687 priority patent/US6372158B1/en
Publication of JP2001135138A publication Critical patent/JP2001135138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/09Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
    • H05K1/092Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B1/00Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
    • H01B1/20Conductive material dispersed in non-conductive organic material
    • H01B1/22Conductive material dispersed in non-conductive organic material the conductive material comprising metals or alloys

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミック厚膜回路基板の印刷工程等におい
てファイン印刷を可能にする導体ペーストを実現するこ
とを目的とする。 【解決手段】 従来ペースト化した際に分散性が悪かっ
たPd、Ptなどの微粉末粒子に代えて、レジネートペ
ーストを用いることにより、高メッシュスクリーンマス
クでもペーストの通過性を向上させることができ、ファ
イン印刷を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミック厚膜回
路基板の印刷工程等においてファイン印刷性を向上させ
るための導体ペーストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品において携帯電話や小型
OA機器の必要性から、部品の軽薄短小化が要求されて
いる。特にセラミック厚膜印刷回路基板はグリーンシー
ト積層法などの多層化により、MCM(マイクロチップ
モジュール)やCSP(チップサイズパッケージ)の様
な高密度印刷回路基板の要求に対応している。
【0003】また、チップ部品業界においてもチップサ
イズの小型化に対応するために、チップコンデンサーや
チップインダクターなどの様に高積層が主流として用い
られてきた。またチップ抵抗器などではスクリーン印刷
工程で高解像度スクリーンマスクや印刷性のよいペース
トの導入によってファイン印刷化が進められている。
【0004】更に、ファイン印刷の可能な凹版転写印刷
技術を応用したチップ部品も実用化されている。以上の
ように高密度印刷回路基板の実現において高積層では印
刷回数が非常に多くなり、また凹版転写技術では凹版な
どの材料コストが高くなっていた。
【0005】従来の厚膜導体ペーストは、導電材料(貴
金属材料)や無機バインダー(ガラスフリットや添加
剤)の粉体を用いて、エチルセルロースなどをα−ター
ピネオールなどの有機溶剤に溶かした有機ビヒクルに混
練することでペースト化されていた。この様に粉体を有
機バインダーで混練した場合では、30〜50μmφ程
度の粘性の高い分散不良の固まりが発生した。
【0006】ここで従来のスクリーン印刷では線幅25
0〜300μmの配線が主流でスクリーンマスクのステ
ンレスメッシュは200〜325メッシュを用いてい
た。200〜325メッシュのスクリーンマスクの目開
き(オープニング)は50〜80μmであり、前記この
ような分散不良の固まり部もメッシュの通過性では問題
はなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近のスクリ
ーン印刷のファイン化に伴い、線幅100μm以下の配
線を形成するスクリーンマスクは400〜600メッシ
ュであり、オープニングは27〜40μmφになり、前
記の分散不良の固まりがメッシュの通過しにくい状態に
なり、この固まり部が印刷できずメッシュに残り、印刷
塗膜の欠損を生じさせた。
【0008】この現象を図3を用いて説明する。図3は
スクリーンマスクを用いて導体ペーストを印刷して、印
刷パターンを形成した状態を示す。図3(a)におい
て、スクリーン印刷でベース基板21上に印刷された導
体ペーストの印刷塗膜24であり、ペーストの分散性の
良好な場合はスクリーンメッシュ22やマスク乳剤23
のパターン側面にはほとんどペーストが残留しない。
【0009】しかし図3(b)の様にペースト中に分散
不良の固まりが発生すると、スクリーン印刷時にスクリ
ーンメッシュ22に導体ペーストの分散不良部25が目
詰まりすることで、印刷塗膜24に塗膜の凹部欠損が発
生した。また凹部欠損26が大きくなると導体膜の断線
が発生した。
【0010】このように、従来のAg−Pd、Ag−P
tペーストなどのPdやPtの微粉末0.5mmφ以下
を有したペーストでは、ペースト製造工程でこれらの微
粉末の分散性が悪いため、30〜50μm程度のペース
ト粘度より高い粘度を有した固まりが発生した。また、
印刷導体膜の基板との密着性を得るための添加剤(無機
バインダー:酸化ビスマス、酸化銅や酸化亜鉛)などの
添加剤のメッシュパスを行っても、粒径の粗いものを取
り除くことができず、スクリーン印刷時にスクリーンマ
スクに詰まった。スクリーン印刷でスクリーンマスク4
00〜600メッシュを用いて100μm以下の配線を
印刷形成する場合、前記ペースト中の分散不良部(固ま
り)や、無機バインダーの粒径の粗いものがスクリーン
マスクのメッシュの目開き部に引っかかり、印刷塗膜の
欠損を発生させた。
【0011】本発明は、セラミック厚膜印刷回路基板の
印刷工程に使用する導体ペーストの導電粒子をファイン
印刷し易いほぼ球状に設計し、従来ペースト化したとき
に分散性が悪かったPd、Ptなどの微粉末粒子に変わ
り、レジネートペーストを用いることで高メッシュスク
リーンマスクでもペースト通過性を向上させることによ
り、ファイン印刷を実現させる導体ペーストを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、導体ペーストのPd、Ptの貴金属成分を
レジネート化したものを用いることで、ペースト中の分
散不良部の固まりを10μmφ以下にすることができ、
また、無機バインダー成分もレジネート化することで、
粗い粒子の混入のない導体ペーストを得られ、この様な
ペーストを用いることで、スクリーン印刷法で配線10
0μm以下の印刷時の目詰まり不良を大幅に低減させる
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、スクリーン印刷用Ag系導体ペーストにおいて主成
分Ag粉体に添加するPdやPtを微粉体に代えてレジ
ネート化したものにすることにより、ペースト中に発生
する分散不良の固まりを微小化及び低減した導体ペース
トが得られ、この導体ペーストを用いると高メッシュス
クリーンマスクでも目詰まりの発生しにくい、良好な印
刷膜を形成できる作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のAg系導体ペーストにおいて、Bi、CuやZn成分
などの無機バインダー材料を従来の酸化物粉体からレジ
ネート化したものに変更することでスクリーンメッシュ
を目詰まりさせる粗い粒径粉を混入しない導体ペースト
が得られ、この導体ペーストを用いると高メッシュスク
リーンマスクでも目詰まりの発生しにくい、良好な印刷
膜を形成できる作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
した導体ペーストにおいて、スクリーン印刷法にて印刷
塗膜を形成し、焼成して基板にメタライズする場合、導
体の焼成収縮時に印刷膜に部分的にクラックを生じる事
があるが、AuやAuのレジネート材料を添加すること
によって、クラックが低減できる作用を有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、スクリーン印刷
用Au系導体ペーストにおいて主成分Au粉体に添加す
るPdやPtを微粉体からレジネート化したものに変更
することにより、ペースト中に発生する分散不良の固ま
りを微小化及び低減した導体ペーストが得られ、この導
体ペーストを用いると高メッシュスクリーンマスクでも
目詰まりの発生しにくい、良好な印刷膜を形成できる作
用を有する。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のAu系導体ペーストにおいて、Bi、CuやZnなど
の無機バインダー材料を従来の酸化物粉体からレジネー
ト化したものに変更することでスクリーンメッシュを目
詰まりさせる粗い粒径粉を混入しない導体ペーストが得
られ、この導体ペーストを用いると高メッシュスクリー
ンマスクでも目詰まりの発生しにくい、良好な印刷膜を
形成できる作用を有する。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
した導体ペーストにおいて、スクリーン印刷法にて印刷
塗膜を形成し、焼成して基板にメタライズする場合、導
体の焼成収縮時に印刷膜に部分的にクラックを生じる事
があるが、AuやAuのレジネート材料を添加すること
によって、クラックが低減できる作用を有する。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項1または
請求項4に記載した導体ペーストにおいて、スクリーン
印刷法にて印刷塗膜を形成し、焼成して基板にメタライ
ズする場合、導体の焼成収縮時に印刷膜に部分的にクラ
ックを生じる事があるが、ペースト中の有機バインダー
としてポリビニルブチラールを0.5〜2%の範囲内に
添加することによって、クラックが低減できる作用を有
する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図2を用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)Ag−Pdペーストの概
略製造工程1を説明する。まず次の材料を準備する。導
電成分として粒径2〜3μmの球状のAg粉を主成分と
して、Pdをレジネート化したもの、無機バインダー材
料として、酸化ビスマス、酸化銅や酸化亜鉛などの粉体
及び有機バインダー(エチルセルロース)と有機溶剤
(α−ターピネオール)を用いる。次にこれらの材料
を、秤量する。更に調合を行い、ライカイ機や三本ロー
ルで混合・混練を行い、フィルターを通して分散性を上
げる。以上で導体ペーストが作成される。Pdの代わり
にPtを用いるとAg−Ptペーストの製造工程とな
る。
【0022】(実施の形態2)Ag−Pdペーストの概
略製造工程2を説明する。まず次の材料を準備する。導
電成分として粒径2〜3μmの球状のAg粉を主成分と
して、Pdをレジネート化したもの、無機バインダー材
料として、酸化ビスマス、酸化銅や酸化亜鉛などのレジ
ネート化したもの及び有機バインダー(エチルセルロー
ス)と有機溶剤(α−ターピネオール)を用いる。次に
これらの材料を、秤量する。更に調合を行い、ライカイ
機や三本ロールで混合・混練を行い、フィルターを通し
て分散性を上げる。以上で導体ペーストが作成される。
Pdの代わりにPtを用いるとAg−Ptペーストの製
造工程となる。
【0023】(実施の形態3)Ag−Pdペーストの概
略製造工程3を説明する。まず次の材料を準備する。導
電成分として粒径2〜3μmの球状のAg粉を主成分と
して、Pdをレジネート化したもの、Ag又はAuのレ
ジネート化したもの、無機バインダー材料として、酸化
ビスマス、酸化銅や酸化亜鉛などの粉体及び有機バイン
ダー(エチルセルロース)と有機溶剤(α−ターピネオ
ール)を用いる。次にこれらの材料を、秤量する。更に
調合を行い、ライカイ機や三本ロールで混合・混練を行
い、フィルターを通して分散性を上げる。以上で導体ペ
ーストが作成される。Pdの代わりにPtを用いるとA
g−Ptペーストの製造工程となる。
【0024】(実施の形態4)Ag−Pdペーストの概
略製造工程4を説明する。まず(実施の形態1)〜(実
施の形態3)に使用する材料に更に有機バインダーとし
てポリビニルブチラールを加える。次にこれらの材料
を、秤量する。更に調合を行い、ライカイ機や三本ロー
ルで混合・混練を行い、フィルターを通して分散性を上
げる。以上で導体ペーストが作成される。Pdの代わり
にPtを用いるとAg−Ptペーストの製造工程とな
る。
【0025】上記の(実施の形態1)〜(実施の形態
4)のAg粉をAu粉に変更するとAu−Pd、Au−
Ptペーストも同様な内容である。
【0026】
【実施例】次に、本発明の具体例を説明する。
【0027】(実施例1)本発明の実施例1としてAg
−Pdペーストで説明する。まず使用材料について説明
する。Ag粉はスクリーン印刷時にスクリーンマスクの
メッシュ通過性の良好な球状で粒径2〜3μm程度のも
のをペースト中含有量が60〜80wt%の範囲内で使
用する。Pdはレジネート化したもの(レジネート中の
Pdの含有率5〜15%)をペースト中5〜20wt%
の範囲内で使用する。無機バインダー成分として、酸化
ビスマス、酸化銅や酸化亜鉛などの添加物はペースト中
含有量が2〜6wt%の範囲内で使用する。
【0028】有機バインダー(エチルセルロース)は、
ペースト中含有量が1〜5wt%の範囲内で使用する。
有機溶剤(α−ターピネオール、ジブチルフタレート、
ブチルカルビトールアセテートやアルキルベンゼンなど
の混合溶液)は、ペースト中含有量が10〜20wt%
の範囲内で使用する。上記材料をライカイ機や三本ロー
ルを用いて混合・混練を行う。できあがったペーストは
400メッシュのステンレスメッシュで濾過する。濾過
したペーストを有機溶剤の添加量で粘度調整する。
【0029】図1により、グラインドゲージによるペー
ストの分散不良実験方法を説明する。図1(a)はグラ
インドゲージ本体11の側面図を示す。図1(a)にお
いてグラインドゲージ本体11には溝部12と溝深さ表
示目盛り13を有する。図1(b)はグラインドゲージ
本体11の上面図を示す。図1(b)のグラインドゲー
ジ本体には一定の幅を持つ溝部12があり、溝部の深さ
目盛り13が表示されている。図1(c)はグラインド
ゲージ本体11の側面図である。図1(c)はグライン
ドゲージ本体11の溝部12の深い部分に導体ペースト
14をのせて、溝部12の浅い方へブレード15を垂直
に立てた状態でスキージングしている状態を示す。図1
(d)はグラインドゲージ本体11の上面図である。図
1(d)は(c)のブレード15を溝部12の浅い部分
までスキージングした状態を上面から見た図である。図
1(d)の溝部12には導体ペースト14が充填された
状態である。図1(e)はグラインドゲージ本体11の
上面図である。図1(e)は(d)の状態を自然乾燥し
た状態である。また図1(e)の溝部12に充填された
導体ペースト14の分散不良の部分である固まり部16
が見られる。図1(e)の導体ペースト14の固まり部
16の発生場所により、導体ペースト14の分散具合を
評価できる。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】今回(実施例1)で作成した導体ペースト
と従来ペーストとの比較をこの方法で評価した結果を
(表1)に示す。(表1)の従来ペーストはペースト中
の主成分であるAgとPdや添加剤(無機バインダーな
ど)は全て粉体である。(表1)より実施例1の特徴を
簡単に述べると、Pd材料を従来ペーストの微粉末のも
のからレジネート化したものである。(表1)の評価内
容はペーストの分散具合を2項目から評価した結果であ
る。分散不良の固まりは、前記図1の評価方法である。
グラインドゲージの粒度最大値は、グラインドゲージの
JIS規定の測定方法で得た結果を示す。(表1)の実
施例1と従来ペーストとを比較すると、分散不良の固ま
りが実施例1のものでは10μmφ以下に小さくなっ
た。しかし、グラインドゲージの最大粒度15〜25μ
mφで従来品と実施例1では差がなかった。
【0033】上記実施例1の導体ペーストの改良効果を
次に示す。実施例1の導体ペーストを用いて、スクリー
ン印刷を行い、印刷欠陥数で比較した結果を(表2)に
示す。(表2)の様に従来ペーストでは、ペーストの分
散不良による印刷膜の欠陥数が30個発生していたもの
が、Pd成分をレジネート化した実施例1のペーストで
は不良発生数が0個になった。これは、ペーストの分散
性が向上し、スクリーンマスクのメッシュ通過性が改善
したことを示す。上記の結果はAg系ペーストの結果を
示したが、Auでも同様な効果を確認している。また、
Pd成分をPt成分に変更した場合でも同様な効果があ
った。
【0034】(実施例2)本発明の実施例2としてAg
−Pdペーストで説明する。まず使用材料について説明
する。Ag粉はスクリーン印刷時にスクリーンマスクの
メッシュ通過性の良好な球状で粒径2〜3μm程度のも
のをペースト中含有量が60〜80wt%の範囲内で使
用する。Pdはレジネート化したもの(レジネート中の
Pdの含有率5〜15%)をペースト中5〜20wt%
の範囲内で使用する。無機バインダー成分として、B
i、CuやZnなどの添加物はレジネート化したもの
(それぞれのレジネート中金属成分の含有率は10〜3
0%)をペースト中含有量が5〜10wt%の範囲内で
使用する。有機バインダー(エチルセルロース)は、ペ
ースト中含有量が1〜5wt%の範囲内で使用する。有
機溶剤(α−ターピネオール、ジブチルフタレート、ブ
チルカルビトールアセテートやアルキルベンゼンなどの
混合溶液)は、ペースト中含有量が10〜20wt%の
範囲内で使用する。上記材料をライカイ機や三本ロール
を用いて混合・混練を行う。できあがったペーストは4
00メッシュのステンレスメッシュで濾過する。濾過し
たペーストを有機溶剤の添加量で粘度調整する。
【0035】上記の導体ペーストを実施例1と同様にグ
ラインドゲージによりペーストの分散具合を評価した結
果を(表1)に示す。(表1)の様に実施例2のペース
トでは実施例1よりも粒度の最大値が2μm以下にな
り、粗い粒径の粉体除去に効果があったことを示す。更
に実施例2の導体ペーストをスクリーン印刷してペース
トの分散具合を印刷膜の欠陥数で比較した結果を(表
2)に示す。(表2)に示すように実施例2のペースト
ではペーストの分散具合による印刷膜の欠陥及びペース
トの粗い粉体粒子による印刷膜の欠陥が無くなった。上
記の結果より、実施例2の導体ペーストを用いた場合、
スクリーン印刷時の印刷膜不良が非常に低減されたこと
を示す。上記の結果はAg系ペーストの結果を示した
が、Auでも同様な効果を確認している。また、Pd成
分をPt成分に変更した場合でも同様な効果があった。
【0036】(実施例3)本発明の実施例3としてAg
−Pdペーストで説明する。まず使用材料について説明
する。Ag粉はスクリーン印刷時にスクリーンマスクの
メッシュ通過性の良好な球状で粒径2〜3μm程度のも
のをペースト中含有量が50〜65wt%の範囲内で使
用する。Pdはレジネート化したもの(レジネート中の
Pdの含有率5〜15%)をペースト中5〜20wt%
の範囲内で使用する。Ag又はAuのレジネート化した
もの(レジネート中のAg又はAu成分の含有率10〜
20%)をペースト中に10〜20wt%の範囲で使用
する。無機バインダー成分として、酸化ビスマス、酸化
銅や酸化亜鉛などの添加物はペースト中含有量が2〜6
wt%の範囲内で使用する。有機バインダー(エチルセ
ルロース)は、ペースト中含有量が1〜5wt%の範囲
内で使用する。有機溶剤(α−ターピネオール、ジブチ
ルフタレート、ブチルカルビトールアセテートやアルキ
ルベンゼンなどの混合溶液)はペースト中含有量が10
〜20wt%の範囲内で使用する。上記材料をライカイ
機や三本ロールを用いて混合・混練を行う。できあがっ
たペーストは400メッシュのステンレスメッシュで濾
過する。濾過したペーストを有機溶剤の添加量で粘度調
整する。
【0037】上記の導体ペーストを実施例1と同様にグ
ラインドゲージによりペーストの分散具合を評価した結
果を(表1)に示す。(表1)の様に実施例3のペース
トでは実施例2と同様に粒度の最大値が2μm以下にな
り、粗い粒径の粉体除去に効果があったことを示す。更
に実施例3の導体ペーストをスクリーン印刷してペース
トの分散具合を印刷膜の欠陥数で比較した結果を(表
2)に示す。(表2)に示すように実施例3のペースト
では実施例2と同様にペーストの分散具合による印刷膜
の欠陥及びペーストの粗い粉体粒子による印刷膜の欠陥
が無くなった。上記の結果より、実施例3の導体ペース
トを用いた場合、スクリーン印刷時の印刷膜不良が非常
に低減されたことを示す。
【0038】更に図2(a)を用いて、Ag(又はA
u)のレジネート化したものを添加した場合の効果を説
明する。図2(a)の基板41上にスクリーン印刷にて
実施例1又は実施例2の導体ペーストを印刷して、形成
された導体膜42を示す。図2(a)の導体膜42には
スクリーンマスクのメッシュにより導体膜42の細った
部分43が発生し、これをメタライズするために焼成収
縮させると導体膜42の細った部分43にクラック44
が発生した。図2(b)は実施例3の導体ペーストを使
った場合で、図2(c)の様に導体膜42の焼成後では
導体膜42の細った部分43にはクラックは発生しなか
った。これは、Ag(又はAu)のレジネート成分が、
Ag粉の焼成収縮時の緩衝剤となったものだと考えられ
る。
【0039】上記の結果より、実施例3のペーストを用
いることで焼成後にクラックのない品質のよい導体膜を
形成できる。上記の結果はAg系ペーストの結果を示し
たが、Au系でも同様な効果を確認している。また、P
d成分をPt成分に変更した場合でも同様な効果があっ
た。
【0040】(実施例4)本発明の実施例4としてAg
−Pdペーストで説明する。まず使用材料について説明
する。Ag粉はスクリーン印刷時にスクリーンマスクの
メッシュ通過性の良好な球状で粒径2〜3μm程度のも
のをペースト中含有量が60〜80wt%の範囲内で使
用する。Pdはレジネート化したもの(レジネート中の
Pdの含有率5〜15%)をペースト中5〜20wt%
の範囲内で使用する。無機バインダー成分として、酸化
ビスマス、酸化銅や酸化亜鉛などの添加物はペースト中
含有量が2〜6wt%の範囲内で使用する。有機バイン
ダー(エチルセルロース)は、ペースト中含有量が1〜
5wt%の範囲内で使用する。有機バインダーとしてポ
リビニルブチラールをペースト中含有量が0.5〜2w
t%の範囲内で添加する。有機溶剤(α−ターピネオー
ル、ジブチルフタレート、ブチルカルビトールアセテー
トやアルキルベンゼンなどの混合溶液)は、ペースト中
含有量が10〜20wt%の範囲内で使用する。上記材
料をライカイ機や三本ロールを用いて混合・混練を行
う。できあがったペーストは400メッシュのステンレ
スメッシュで濾過する。濾過したペーストを有機溶剤の
添加量で粘度調整する。
【0041】ここでポリビニルブチラールの効果につい
て図2を用いて述べる。図2(c)は実施例3で示した
ように、導体膜42の細った部分43の焼成収縮時のク
ラックについて、このクラックの抑制を目的とするもの
で、ポリビニルブチラール添加により焼成収縮を小さく
することにより、クラックを低減させる効果がある。た
だし、ポリビニルブチラールのペースト中への添加量は
少ないと効果が見られないこと及び多すぎると図2の導
体膜42の膜質がポーラスになるために、ペースト中の
含有率は0.5〜2wt%が最適であった。
【0042】上記実施例において、図1(b)のだれ防
止層15の材料をエチルセルロースを主体として述べて
きたが、ブチラール樹脂でも同じ効果が得られた。ま
た、エチルセルロースのブレードによって、印刷塗膜1
6や焼成塗膜17に影響があり、その最適な範囲内に条
件を管理することでだれ防止層15の効果が十分に発揮
できる。上記の結果はAg系ペーストの結果を示した
が、Au系でも同様な効果を確認している。また、Pd
成分をPt成分に変更した場合でも同様な効果があっ
た。また上記効果は実施例1のペーストについて述べた
ものであるが、実施例2や実施例3においても同様な効
果が得られた。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スクリー
ン印刷法によるファイン印刷を行う場合において、導体
ペーストの成分中の分散具合を悪くする粉体成分をレジ
ネート化したものに変えることによって、スクリーンマ
スクの高メッシュでも通過性の良いペーストに改良さ
れ、印刷塗膜の欠損の非常に少ないファインパターンが
得られる。また、Ag又はAuのレジネートを添加する
ことで、印刷膜の焼成収縮において印刷膜のレベリング
性が向上したり、ポリブチルビチラールの樹脂成分の添
加により、印刷膜の焼成収縮量をコントロールすること
で印刷膜にクラックのない品質の良い印刷膜が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるグラインドゲー
ジを用いた分散不良実験方法の検査工程図
【図2】(a)本発明の一実施の形態におけるスクリー
ン印刷にて導体ペーストを印刷した際の導体膜の乾燥状
態を示す模式図 (b)(a)の焼成後の状態を示す模式図 (c)ポリビニルブチラールを添加した際の導体膜の焼
成状態を示す模式図
【図3】(a)印刷パターンの良好な状態を示す模式図 (b)ペーストの分散不良による印刷膜欠損状態を示す
模式図
【符号の説明】
11 グラインドゲージ本体 12 溝部 13 溝部の深さ目盛り 14 導体ペースト 15 ブレード 16 ペーストの固まり部 21 ベース基板 22 スクリーンメッシュ 23 マスク乳剤 24 印刷塗膜 25 分散不良部 26 塗膜の凹部欠損 41 ベース基板 42 導体膜 43 導体膜の細り部 44 導体膜のクラック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 5/00 H01F 5/00 M 41/04 41/04 C // H01G 4/12 397 H01G 4/12 397 (72)発明者 葉山 雅昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三浦 和裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4J040 BA202 DD061 HA066 LA09 5E001 AB06 AC09 AC10 AH01 AJ01 5E033 AA12 AA22 AA23 BB02 BC01 5E062 DD01 5G301 DA03 DA05 DA11 DA12 DA22 DA31 DA42 DD01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン印刷用Ag系の導体ペースト
    であって、ペーストの主要成分であるAg粉体にPdま
    たはPtのレジネートを添加した導体ペースト。
  2. 【請求項2】 基板と導体膜の接着剤である添加剤とし
    てBi、Cu、Znのうちの少なくとも1つのレジネー
    トを添加した請求項1に記載の導体ペースト。
  3. 【請求項3】 添加剤としてAuまたはAgのレジネー
    トを添加した請求項1に記載の導体ペースト。
  4. 【請求項4】 スクリーン印刷用Au系の導体ペースト
    であって、ペーストの主要成分であるAu粉体にPdま
    たはPtのレジネートを添加した導体ペースト。
  5. 【請求項5】 基板と導体膜の接着剤である添加剤とし
    てBi、CuまたはZnのうちの少なくとも1つのレジ
    ネートを添加した請求項4に記載の導体ペースト。
  6. 【請求項6】 添加剤としてAuまたはAgのレジネー
    トを添加した請求項4に記載の導体ペースト。
  7. 【請求項7】 有機バインダーとして、ポリビニルブチ
    ラールを0.5〜2%の範囲で添加した請求項1または
    4に記載の導体ペースト。
JP30930099A 1999-10-29 1999-10-29 導体ペースト Pending JP2001135138A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30930099A JP2001135138A (ja) 1999-10-29 1999-10-29 導体ペースト
US09/696,687 US6372158B1 (en) 1999-10-29 2000-10-26 Conductive paste

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30930099A JP2001135138A (ja) 1999-10-29 1999-10-29 導体ペースト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001135138A true JP2001135138A (ja) 2001-05-18

Family

ID=17991356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30930099A Pending JP2001135138A (ja) 1999-10-29 1999-10-29 導体ペースト

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6372158B1 (ja)
JP (1) JP2001135138A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005113133A (ja) * 2003-09-19 2005-04-28 Sekisui Chem Co Ltd スクリーン印刷用ペースト
JP2006519291A (ja) * 2003-01-29 2006-08-24 パレレック インコーポレイテッド 改良された接着性を有する高導電率インク
KR100853279B1 (ko) * 2003-09-30 2008-08-20 티디케이가부시기가이샤 적층 세라믹 전자 부품의 내부 전극용 도전체 페이스트의제조 방법
US7560050B2 (en) 2004-02-27 2009-07-14 Tdk Corporation Conductive paste for a multi-layered ceramic electronic component and a method for manufacturing a multi-layered unit for a multi-layered ceramic electronic component
US7569247B2 (en) 2003-11-27 2009-08-04 Tdk Corporation Conductive paste for an electrode layer of a multi-layered ceramic electronic component and a method for manufacturing a multi-layered unit for a multi-layered ceramic electronic component
US7572477B2 (en) 2003-12-15 2009-08-11 Tdk Corporation Dielectric paste for spacer layer of a multi-layered ceramic electronic component
JP2011228023A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Noritake Co Ltd レジネートペースト

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6165247A (en) * 1997-02-24 2000-12-26 Superior Micropowders, Llc Methods for producing platinum powders
US6338809B1 (en) 1997-02-24 2002-01-15 Superior Micropowders Llc Aerosol method and apparatus, particulate products, and electronic devices made therefrom
US20030148024A1 (en) * 2001-10-05 2003-08-07 Kodas Toivo T. Low viscosity precursor compositons and methods for the depositon of conductive electronic features
US7524528B2 (en) * 2001-10-05 2009-04-28 Cabot Corporation Precursor compositions and methods for the deposition of passive electrical components on a substrate
US20060159838A1 (en) * 2005-01-14 2006-07-20 Cabot Corporation Controlling ink migration during the formation of printable electronic features
US7629017B2 (en) * 2001-10-05 2009-12-08 Cabot Corporation Methods for the deposition of conductive electronic features
US20030108664A1 (en) * 2001-10-05 2003-06-12 Kodas Toivo T. Methods and compositions for the formation of recessed electrical features on a substrate
US6951666B2 (en) * 2001-10-05 2005-10-04 Cabot Corporation Precursor compositions for the deposition of electrically conductive features
US7732002B2 (en) * 2001-10-19 2010-06-08 Cabot Corporation Method for the fabrication of conductive electronic features
US7553512B2 (en) * 2001-11-02 2009-06-30 Cabot Corporation Method for fabricating an inorganic resistor
US20040259007A1 (en) * 2001-12-27 2004-12-23 Katsuhiko Takahashi Electroconductive composition, electroconductive coating and method for forming electroconductive coating
US6770971B2 (en) * 2002-06-14 2004-08-03 Casio Computer Co., Ltd. Semiconductor device and method of fabricating the same
US20040178391A1 (en) * 2003-01-29 2004-09-16 Conaghan Brian F. High conductivity inks with low minimum curing temperatures
US7141185B2 (en) * 2003-01-29 2006-11-28 Parelec, Inc. High conductivity inks with low minimum curing temperatures
JP2005174824A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 金属ペースト及び該金属ペーストを用いた膜形成方法
WO2005079353A2 (en) * 2004-02-18 2005-09-01 Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. Nanoscale metal paste for interconnect and method of use
US20070183920A1 (en) * 2005-02-14 2007-08-09 Guo-Quan Lu Nanoscale metal paste for interconnect and method of use
US8257795B2 (en) * 2004-02-18 2012-09-04 Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. Nanoscale metal paste for interconnect and method of use
US7824466B2 (en) 2005-01-14 2010-11-02 Cabot Corporation Production of metal nanoparticles
US20060158497A1 (en) * 2005-01-14 2006-07-20 Karel Vanheusden Ink-jet printing of compositionally non-uniform features
WO2006076603A2 (en) * 2005-01-14 2006-07-20 Cabot Corporation Printable electrical conductors
US7533361B2 (en) * 2005-01-14 2009-05-12 Cabot Corporation System and process for manufacturing custom electronics by combining traditional electronics with printable electronics
US20060190917A1 (en) * 2005-01-14 2006-08-24 Cabot Corporation System and process for manufacturing application specific printable circuits (ASPC'S) and other custom electronic devices
US8383014B2 (en) 2010-06-15 2013-02-26 Cabot Corporation Metal nanoparticle compositions
US8167393B2 (en) * 2005-01-14 2012-05-01 Cabot Corporation Printable electronic features on non-uniform substrate and processes for making same
CN101870218A (zh) * 2005-01-14 2010-10-27 卡伯特公司 防伪特征件、其使用及其制造方法
WO2006076606A2 (en) * 2005-01-14 2006-07-20 Cabot Corporation Optimized multi-layer printing of electronics and displays
US7749299B2 (en) * 2005-01-14 2010-07-06 Cabot Corporation Production of metal nanoparticles
EP2015367A4 (en) * 2006-04-25 2011-10-05 Sharp Kk ELECTRO-CONDUCTIVE PASTE FOR A SOLAR BATTERY ELECTRODE
JP5252473B2 (ja) * 2006-10-19 2013-07-31 独立行政法人産業技術総合研究所 導電パターン形成フィルムと、そのための導電パターン形成方法及び導電パターン形成装置
KR20130007300A (ko) * 2011-06-30 2013-01-18 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품의 내부전극용 도전성 페이스트 및 이를 포함하는 제조된 적층 세라믹 전자부품
US9783874B2 (en) * 2011-06-30 2017-10-10 E I Du Pont De Nemours And Company Thick film paste and use thereof
EP2763141B1 (en) * 2013-02-01 2016-02-03 Heraeus Precious Metals North America Conshohocken LLC Low fire silver paste
TW201511296A (zh) 2013-06-20 2015-03-16 Plant PV 用於矽太陽能電池之核-殼型鎳粒子金屬化層
WO2017035103A1 (en) 2015-08-25 2017-03-02 Plant Pv, Inc Core-shell, oxidation-resistant particles for low temperature conductive applications
US10418497B2 (en) 2015-08-26 2019-09-17 Hitachi Chemical Co., Ltd. Silver-bismuth non-contact metallization pastes for silicon solar cells
US10696851B2 (en) 2015-11-24 2020-06-30 Hitachi Chemical Co., Ltd. Print-on pastes for modifying material properties of metal particle layers

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4636332A (en) * 1985-11-01 1987-01-13 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thick film conductor composition
US5059242A (en) * 1990-04-27 1991-10-22 Firmstone Michael G Seed layer compositions containing organogold and organosilver compounds
JP3211641B2 (ja) * 1995-09-22 2001-09-25 株式会社村田製作所 導電性組成物
JP3419244B2 (ja) * 1996-05-24 2003-06-23 株式会社村田製作所 導電ペースト及びセラミック基板の製造方法
JP3428418B2 (ja) * 1998-02-13 2003-07-22 株式会社村田製作所 セラミック内部電極用ペースト

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006519291A (ja) * 2003-01-29 2006-08-24 パレレック インコーポレイテッド 改良された接着性を有する高導電率インク
JP2005113133A (ja) * 2003-09-19 2005-04-28 Sekisui Chem Co Ltd スクリーン印刷用ペースト
JP4669685B2 (ja) * 2003-09-19 2011-04-13 積水化学工業株式会社 スクリーン印刷用ペースト
KR100853279B1 (ko) * 2003-09-30 2008-08-20 티디케이가부시기가이샤 적층 세라믹 전자 부품의 내부 전극용 도전체 페이스트의제조 방법
US7569247B2 (en) 2003-11-27 2009-08-04 Tdk Corporation Conductive paste for an electrode layer of a multi-layered ceramic electronic component and a method for manufacturing a multi-layered unit for a multi-layered ceramic electronic component
US7572477B2 (en) 2003-12-15 2009-08-11 Tdk Corporation Dielectric paste for spacer layer of a multi-layered ceramic electronic component
US7560050B2 (en) 2004-02-27 2009-07-14 Tdk Corporation Conductive paste for a multi-layered ceramic electronic component and a method for manufacturing a multi-layered unit for a multi-layered ceramic electronic component
JP2011228023A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Noritake Co Ltd レジネートペースト

Also Published As

Publication number Publication date
US6372158B1 (en) 2002-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001135138A (ja) 導体ペースト
KR960001353B1 (ko) 다층 전자 회로의 제조방법
KR100525176B1 (ko) 세라믹 전자부품 및 그 제조방법
JP4355010B2 (ja) 積層電子部品用導体ペースト
US20090272566A1 (en) Electrically conductive paste and multilayer ceramic substrate
CN101371624A (zh) 导体浆料、多层陶瓷基板以及多层陶瓷基板的制造方法
EP1083578A1 (en) Conductive paste, ceramic multilayer substrate, and method for manufacturing ceramic multilayer substrate
KR100286091B1 (ko) 비아홀용 도전성 페이스트 및 이것을 이용한 모놀리식 세라믹기판의 제조방법
JPH08161930A (ja) 導電ペースト並びにそれを用いた導電体および多層セラミック基板
JP6968524B2 (ja) 厚膜導電ペーストおよびセラミック多層積層電子部品の製造方法
JP2004047856A (ja) 導体ペースト及び印刷方法並びにセラミック多層回路基板の製造方法
WO2014054671A1 (ja) 導体ペースト及びそれを用いたセラミック基板
US20040238207A1 (en) Conductive paste and ceramic multilayer substrate
JP2012186269A (ja) セラミック多層基板
JPH08161931A (ja) 導電ペースト並びにそれを用いた導電体および多層セラミック基板
EP0291064B1 (en) Conductive paste composition
JP3150932B2 (ja) セラミック多層回路基板用導電ペースト
JP2001291959A (ja) 多層セラミック基板の製造方法および銅系導電性ペースト
JPH09282941A (ja) 導電性ペースト並びにそれを用いた積層セラミック電子部品およびその製造方法
JP2004014338A (ja) 導電性ペースト
JP2019102393A (ja) 積層セラミックコンデンサ用ニッケルペースト
JP2019102238A (ja) 導電ペースト及びこれを用いて形成された多層基板
JP2002197922A (ja) 導電性ペーストおよびセラミック回路基板の製法
JP7059636B2 (ja) 導電性ペースト及びその乾燥膜並びに該乾燥膜を焼成してなる内部電極及び該内部電極を有する積層セラミックコンデンサ
JP4948459B2 (ja) ペースト組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061030

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20061114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090602