JPH117376A - 情報検索方法及び情報処理機器並びに情報検索処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

情報検索方法及び情報処理機器並びに情報検索処理プログラムを記憶した記憶媒体

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JPH117376A
JPH117376A JP15904597A JP15904597A JPH117376A JP H117376 A JPH117376 A JP H117376A JP 15904597 A JP15904597 A JP 15904597A JP 15904597 A JP15904597 A JP 15904597A JP H117376 A JPH117376 A JP H117376A
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JP15904597A
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English (en)
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Mitsuru Kubota
満 久保田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像情報、手書き情報さらには付加情報など
複数種類の情報入力が可能な情報処理機器において、高
速ページ送りによるページデータ検索を快適に行う。 【解決手段】所望とする情報を読み出すためのページ送
りを行う際、ページ送り手段の操作状態に対応した信号
を監視し(ステップs1)、ページ送り手段の操作状態
が、1ページごとにそのページ内容を開く操作である
か、連続的なページ送り操作であるかを判断し(ステッ
プs2,s3)、連続的なページ送り操作であると判断
した場合には、それぞれのページごとに、情報が画像で
ある場合、その画像を概形で表す処理を行って表示し、
情報が手書き情報あるいはそれぞれのページに取り込ま
れた情報に対する付加的な情報である場合、それらの情
報を強調処理して表示する(ステップs7,s8,s
9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれのページ
ごとに取り込まれた画像情報、ペン情報、これらのデー
タに伴う付加情報などにより所望のページ情報を検索す
る際の情報検索方法およびその情報検索方法を用いた情
報処理機器ならびに情報検索処理プログラムを記憶した
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、手書き情報だけでなく画像など複
数種類の情報を開かれたページごとに取り込んで、その
ページ情報として記憶させておき、必要に応じて任意の
ページのページ情報を読み出して表示できるようにした
携帯用情報処理機器が開発されてきている。この種の携
帯用情報処理機器は小型軽量であることは勿論、低コス
トであることが要求されることから、メモリ容量などに
大きな制約がある。このため、取り込んだ情報はデータ
圧縮された状態で記憶されるのが普通である。特に、画
像はデータ量が膨大であるため、データ圧縮して保存す
ることが不可欠である。
【0003】一方、この種の情報処理機器は、取り込ん
だ多数の情報の中から所望の情報を素早く検索できるこ
とも重要な課題である。この種の情報処理機器における
情報検索は、ページ送りボタンを押すことにより、ペー
ジめくり操作を行いながら所望のページ情報を得るのが
普通である。特に、多数のページに情報が取り込まれて
いる場合には、ページボタンを連続的に押し続けて高速
でページ送りを行うことで、次々と表示される情報を確
認しながら、所望とする情報を探すという操作が必要と
なってくる。
【0004】このような連続的なページ送りによる情報
検索を行う場合、画像に関しては、圧縮された画像デー
タを元の完全な画像とするための伸長処理に多くの時間
を要することから、簡略化した画像、つまり、概形で表
した大まかな画像を一時的に生成して表示することが一
般的になされている。
【0005】たとえば、多くの画像データの中から所望
の画像を高速に検索する方法の一例として、特開平6−
309376に示される技術がある。これは、外部から
画像の大まかさをの度合いを入力して、大まかさの度合
いに基づいて目的とする画像を検索する方法である。
【0006】すなわち、この従来技術は、画像の大まか
さを調整することによって、連続的なページ送り操作時
に各ページごとに大まかな画像を表示することによっ
て、高速な画像検索処理を可能としようとする技術であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】画像や文字情報など様
々な種類の情報を取り込むことができる携帯用情報処理
機器において、あるページの情報を読み出して表示させ
ると、表示画面上における表示内容は、取り込まれた情
報(たとえば、画像情報、ペン情報など)の他にそのペ
ージにおける付加情報(たとえば、ページのタイトル、
日付・時刻情報、ページ番号など)がそのページのペー
ジ情報として表示される。
【0008】このように、画像情報、ペン情報、さらに
は付加情報などの各種の情報が存在しているページが多
数存在する場合、その多数のページの中から所望とする
ページを探そうとするときは、そのページ取り込まれた
情報をもとに検索を行う。たとえば、画像情報により検
索を行う場合は、ユーザの記憶に基づいてその画像が現
れるまで連続的なページ送り操作を行って、次々とペー
ジ情報を表示して行きながら所望のページを得るという
ような操作を行う。
【0009】このような多数のページの中から所望のペ
ージ情報を検索する場合、高速で次々と描画される各ペ
ージごとの情報を見ながらページ送り操作を行うが、ペ
ン情報や付加情報によって所望のページを検索する場合
は、画像情報によって検索する場合に比べて、所望とす
るページの検索がしにくいという問題がある。
【0010】つまり、ペン情報や日付などの付加情報
は、画像情報に比べて、画面上におけるデータの展開描
画時間に要する時間が短く、視覚的な印象が画像に比べ
て小さいので、高速でページ送りをしたときに、1つの
ページに画像情報とペン情報が存在する場合は、画像に
目が行きがちでコメントなどのペン情報や付加情報は見
落とされることが多い。
【0011】また、それぞれのページには、前述したよ
うに画像、ペン情報、付加情報など各種の情報が混在し
たものだけではなく、画像情報のみのページ、ペン情報
のみのページなどもある。このように、ページごとに取
り込まれている情報の種類が多種多様である場合、高速
にページ送りを行うと、ペン情報のみのページは見落と
されることが多い。
【0012】以上のように、画像情報、ペン情報、付加
情報など複数種類のデータが多種多様に取り込まれた多
数のページの中から、所望のページを検索しようとし
て、高速でページ送りがなされて場合でも、画像情報に
対しては大まかな概形で表示する処理を行うことによ
り、画像情報による検索は効率良く行うことが可能であ
るが、ペン情報や付加情報による検索では、それらの情
報は見落とされることも多く検索しずらいという問題が
あった。
【0013】そこで本発明は、画像情報、ペン情報、付
加情報など多種の情報の取り込みが可能な情報処理機器
において、取り込まれた情報の検索を行う場合、どの情
報によっても効率よく快適な検索を行うことができるよ
うにすることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の情報検索処理方
法における請求項1に記載の発明は、複数種類の情報と
して少なくとも画像情報、手書き情報の取り込みが可能
であって、取り込まれた情報およびその情報に対する付
加的な情報がそれぞれのページに関連づけられた情報と
して記憶手段に書き込まれ、取り込まれた情報を読み出
す際は、表示画面上に所望のページを開くことによって
そのページに取り込まれた情報を前記記憶手段から読み
出し、当該ページのページ情報として表示する機能を有
した情報処理機器における情報検索方法において、所望
とする情報を読み出すためのページ送りを行う際、ペー
ジ送り手段の操作状態を監視し、ページ送り手段の操作
状態が、1ページごとにそのページ内容を開く操作であ
るか、連続的なページ送り操作であるかを判断し、その
判断結果が、1ページごとにそのページ内容を開く操作
である場合、あるいは連続的なページ送り操作である場
合のそれぞれに対応して、それぞれのページに取り込ま
れた情報を各ページごとのページデータとして構成して
表示することを特徴としている。
【0015】また、請求項2の発明は請求項1におい
て、前記連続的なページ送り操作であると判断した場合
に、それぞれのページに取り込まれた情報を各ページご
とのページデータとして構成する処理は、それぞれのペ
ージごとに、画像情報に対しては、その画像を概形で表
す処理を行い、手書き情報あるいはそれぞれのページに
取り込まれた情報に対する付加的な情報に対しては、そ
の情報を強調処理して、これら各情報を当該ページのペ
ージデータとして構成するようにしている。
【0016】また、請求項3の発明は請求項2におい
て、前記手書き情報は、その手書き情報を構成する各ス
トロークごとの線の色や線の太さを表すペン属性と各ス
トロークの座標点列データとを含むデータとして取り込
まれ、その手書き情報を強調する処理は、座標点列の座
標点を間引き、間引かれたあとの座標点間を当初の設定
よりも太い線で結ぶようにしている。
【0017】また、請求項4の発明は請求項2におい
て、前記付加的な情報を強調する処理は、付加的な情報
を拡大表示するようにしている。
【0018】また、本発明の情報処理機器における請求
項5の発明は、複数種類の情報として少なくとも画像情
報、手書き情報の取り込みが可能であって、取り込まれ
た情報およびその情報に対する付加的な情報がそれぞれ
のページに関連づけられた情報として記憶手段に書き込
まれ、取り込まれた情報を読み出す際は、表示画面上に
所望のページを開くことによってそのページに取り込ま
れた情報を前記記憶手段から読み出し、当該ページのペ
ージ情報として表示する機能を有した情報処理機器にお
いて、所望とする情報を読み出すためのページ送りを行
うページ送り手段と、このページ送り手段の操作状態を
監視し、ページ送り手段の操作状態が、1ページごとに
そのページ内容を開く操作であるか、連続的なページ送
り操作であるかを判断するページ送り状態監視部と、こ
のページ送り状態監視部からの判断結果を受け、その判
断結果が、1ページごとにそのページ内容を開く操作で
ある場合、あるいは連続的なページ送り操作である場合
のそれぞれに対応して、それぞれのページに取り込まれ
た情報を各ページごとのページデータとして構成するペ
ージデータ構成部とを有したことを特徴としている。
【0019】また、請求項6の発明は請求項5におい
て、前記ページデータ構成部は、前記ページ送り状態監
視部から連続的なページ送り操作であるとの判断結果を
受けると、それぞれのページごとに、画像情報に対して
は、その画像を概形で表す処理を行い、手書き情報ある
いはそれぞれのページに取り込まれた情報に対する付加
的な情報に対しては、それらの情報を強調処理して、こ
れら各情報を当該ページのページデータとして構成する
ようにしている。
【0020】また、請求項7の発明は請求項6におい
て、前記手書き情報は、その手書き情報を構成する各ス
トロークごとの線の色や太さを表すペン属性と各ストロ
ークの座標点列データとを含むデータとして取り込ま
れ、その手書き情報を強調する処理は、座標点列の座標
点を間引き、間引かれたあとの座標点間を当初の設定よ
りも太い線で結ぶようにしている。
【0021】また、請求項8の発明は請求項6におい
て、前記付加的な情報を強調する処理は、付加的な情報
を拡大表示するようにしている。
【0022】さらに、本発明の情報検索処理プログラム
を記憶した記憶媒体における請求項9の発明は、複数種
類の情報として少なくとも画像情報、手書き情報の取り
込みが可能であって、取り込まれた情報およびその情報
に対する付加的な情報がそれぞれのページに関連づけら
れた情報として記憶手段に書き込まれ、取り込まれた情
報を読み出す際は、表示画面上に所望のページを開くこ
とによってそのページに取り込まれた情報を前記記憶手
段から読み出し、当該ページのページ情報として表示す
る機能を有した情報処理機器における情報検索処理プロ
グラムを記憶した記憶媒体において、前記情報検索処理
プログラムは、所望とする情報を読み出すためのページ
送りを行う際、ページ送り手段の操作状態を監視し、ペ
ージ送り手段の操作状態が、1ページごとにそのページ
内容を開く操作であるか、連続的なページ送り操作であ
るかを判断し、連続的なページ送り操作であると判断し
た場合には、それぞれのページごとに、画像譲歩に対し
ては、その画像を概形で表す処理を行い、手書き情報あ
るいはそれぞれのページに取り込まれた情報に対する付
加的な情報に対しては、それらの情報を強調処理して、
これら各情報を当該ページのページデータとして構成す
ることを特徴としている。
【0023】このような処理プログラムにおいて、請求
項10の発明は、前記手書き情報に対する強調処理を、
座標点列の座標点を間引き、間引かれたあとの座標点間
を当初に設定された座標点間を結ぶ線よりも太い線で結
ぶ処理を行う。
【0024】さらに、このような処理プログラムにおい
て、請求項11の発明は、前記付加的な情報を強調する
処理を、付加的な情報を拡大表示するようにしている。
【0025】以上のように本発明は、ページ送り手段の
操作状態に対応した信号を監視し、ページ送り手段の操
作状態が、1ページごとにそのページ内容を開く操作で
あるか、連続的なページ送り操作であるかを判断し、そ
の判断結果が、1ページごとにそのページ内容を開く操
作である場合あるいは連続的なページ送り操作である場
合のそれぞれに対応して、それぞれのページに取り込ま
れた情報をそのページに表示すべきデータとして構成し
て表示するようにしているので、ページ送りの状態に応
じたページデータの構成が行える。すなわち、連続的な
ページ送り操作であると判断した場合には、画像情報に
対しては、その画像を概形で表す処理を行って表示し、
手書き情報あるいは付加的な情報に対しては、その情報
を強調処理して表示することにより、手書き情報や付加
情報によって高速で連続ページ送りしながら情報検索す
る場合、各ページごとに次々と移り変わって表示される
手書き情報や付加情報を見逃すことがなく、効率的で確
実な情報検索が行える。
【0026】そして、手書き情報を強調する処理は、座
標点列の座標点を間引き、間引いたあとの座標点間を当
初の設定よりも太い線で結ぶようにすることにより、座
標点を間引く分だけ表示処理が簡略化され、太線化を行
う処理を追加しても全体の処理が重くなることはなく、
座標点の間引き方によってはむしろ表示処理を高速化す
ることができる。また、手書き情報が太線化されること
により、高速でのページ送り時に手書き情報を目に付き
やすくすることができ、手書き情報による情報検索を快
適に行うことができる。
【0027】加えて、前記付加的な情報に対しては、拡
大表示することにより、手書き情報同様、高速でのペー
ジ送り時に付加情報を目に付きやすくすることができ、
付加情報による情報検索を快適に行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。本発明の情報検索方法は、ユ
ーザの行うページ送り操作が、情報の検索時になどに行
われる連続的な高速ページ送りであるか、1ページごと
にそのページ内容を開く操作であるかを判定して、連続
的な高速ページ送りである場合には、画像情報に対して
は従来から行われている大まかな表示処理を行い、ペン
情報や付加情報に対しては、それを強調するような処理
を行うものである。以下に本発明の情報検索方法の実施
の形態について説明する。なお、前述の1ページごとに
そのページ内容を開く操作というのは、1ページごとに
そのページに取り込まれている情報を完全な状態で表示
させることを意味している。
【0029】図1は本発明を実現するための構成を示す
ブロック図であり、ページデータ格納手段1、ページデ
ータ構成手段2、ページデータ表示手段3、ページ送り
状態監視手段4、ページ送り手段としてのページ送り手
段5などから構成されている。また、図2は本発明の情
報検索方法の概略的な処理手順を説明するフローチャー
トである。以下、図1および図2を参照しながら本発明
の情報検索処理方法についての概略を説明する。
【0030】まず、ページ送り状態監視手段4がページ
送り手段(以下、ページ送りボタンという)5の状態を
監視する状態に入り(ステップs1)、ページ送りボタ
ン5(次ページボタンあるいは前ページボタンのいずれ
か)が操作されているか否かを判断するとともに、その
操作状態が連続送り操作であるか、1ページごとの送り
操作であるかを判断して(ステップ,s2,s3)、そ
の判断結果をページデータ構成手段2に送る。
【0031】このとき、ページ送りボタンの操作状態が
連続ページ送りでない場合には、ページデータ構成手段
2は、現時点で開こうとするページのページ情報である
付加情報(日付など)、画像情報、ペン情報などをペー
ジデータ格納手段1から読み出してそのページのページ
データとして構成し、ページデータ表示手段3に表示す
る(ステップs4〜s6)。このステップs4〜s6の
処理は通常の表示処理であり、現在開かれているページ
に取り込まれている画像情報やペン情報さらにはそのペ
ージの付加情報などをそのページ情報として表示する処
理である。
【0032】一方、前記ステップs3において連続ペー
ジ送りであると判定された場合は、ページデータ構成手
段2は、付加情報に対しては付加情報を強調してその付
加情報の表示を行い、画像情報に対しては画像を外形で
表す大まかな画像表示を行ったのち、ペン情報に対して
はペン情報を強調処理して表示を行う(ステップs7〜
s9)。
【0033】以上は本発明の概略的な処理手順であり、
連続的なページ送りと判定された場合の処理(ステップ
s7〜s9)について、具体例を参照しながら以下に詳
細に説明する。
【0034】図3は本発明の情報検索処理方法が適用さ
れる携帯用情報処理機器を正面側から見た外観図を示す
もので、取り込んだ情報を表示するとともに手書き情報
や付加情報などの情報を入力可能な表示画面11、ペー
ジ送りボタンとしての次ページボタン12と前ページボ
タン13、CCDカメラの画像入力部14、カメラボタ
ン15などが設けられている。
【0035】この携帯用情報処理機器はこの図3からも
わかるように、手書き情報、画像情報などの情報の取り
込みが可能となっている。なお、表示画面11には、画
像情報21、その画像に対する説明書きとしての手書き
の文字情報22の他に、そのページの付加情報として
「〇〇ショー」といったページタイトル名23や、「9
7/3/1 15:00」といった情報記録の日付・時
間24さらには「1」といったページ番号25などが表
示されている。
【0036】図4はこのような携帯用情報処理機器の内
部構成を示すブロック図であり、CPU31、画像入力
処理部32、取り込んだ情報の表示を行うLCD33、
表示用メモリ(VRAM)34、手書き情報を座標点列
データとして取り込むタブレット35、タブレット制御
部36、通信ポート37、通信ポート制御部38、ワー
クメモリ(RAM)39、本発明の処理プログラムやそ
の他の処理プログラムが格納されたROM40、フラッ
シュメモリ41、ページ送り手段として次ページボタン
12と前ページボタン13、ページ送り状態監視部4
2、ページデータ構成部43、リアルタイムクロック4
4などから構成されている。
【0037】なお、フラッシュメモリ41は図1に示す
ページデータ格納手段1に対応し、次ページボタン12
と前ページボタン13は図1に示すページ送り手段5に
対応し、ページ送り状態監視部42は図1に示すページ
送り状態監視部4に対応し、LCD33は図1に示すペ
ージデータ表示手段3に対応している。また、図3にお
けるLCD33とタブレット35は一体となっている。
また、画像入力処理部32は、CCDカメラやカメラボ
タンさらにはその制御部と信号処理部などを含むもので
ある。
【0038】このように構成された携帯用情報処理機器
は、それぞれのページごとに取り込んだデータがページ
ごとに管理される。図5はフラッシュメモリ41の内容
を示すもので、この図5では、現在、データの取り込み
を行っているページ(3ページ目とする)と、前ページ
(2ページ目とする)と、さらにその前のページ(1ペ
ージ目)のメモリ内容が示されている。以下、図5につ
いて簡単に説明する。
【0039】図5において、アドレスA0,A1,A
2,・・・には、情報が取り込まれた各ページごとに、
そのページの情報が格納されているアドレスが書き込ま
れている。たとえば、アドレスA0には1ページ目の情
報が書き込まれたアドレスB0が書き込まれ、アドレス
A1には2ページ目の情報が書き込まれたアドレスB1
が書き込まれ、アドレスA2には3ページ目の情報が書
き込まれたアドレスB2が書き込まれている。
【0040】そして、アドレスB0,B2,B3には、
それぞれ対応するページの情報が記憶されているアドレ
スや前後のページを示す情報が書き込まれている。たと
えば、アドレスB0には、次のページを示す情報とし
て、「B1」が書き込まれ、前ページを示す情報とし
て、情報が無いことを示す「NULL」が書き込まれる
とともに、この1ページ目に取り込まれている各種情報
や1ページ目の付加情報が格納されているアドレスとし
てアドレスC0,C1,C2が書き込まれている。同様
に、アドレスB1には、次のページを示す情報として、
「B2」が書き込まれ、前ページを示す情報として、
「B0」が書き込まれるとともに、この2ページ目に取
り込まれている情報や2ページ目の付加情報が格納され
ているアドレスとしてアドレスD0,D1,D2が書き
込まれている。
【0041】さらに、アドレスB2には、次のページを
示す情報として、「NULL」が書き込まれ、前ページ
を示す情報として、「B1」が書き込まれるとともに、
この3ページ目に取り込まれている情報や3ページ目の
付加情報が格納されているアドレスとしてアドレスE
0,E1,E2が書き込まれている。
【0042】そして、アドレスCO,C1,C2には1
ページ目の画像データ、ペンデータ、付加情報が書き込
まれ、アドレスDO,D1,D2には2ページ目の画像
データ、ペンデータ、付加情報が書き込まれ、アドレス
EO,E1,E2には3ページ目の画像データ、ペンデ
ータ、付加情報が書き込まれている。
【0043】このように、現在開かれているページに取
り込まれた画像データ、ペンデータ、付加情報など各種
のデータは、フラッシュメモリ41内の当該ページに関
連づけられたデータとして格納される。
【0044】なお、ユーザが手書き入力する文字や線画
などのペンデータは、入力ペンの始点座標とこの始点座
標を基点に入力ペンの移動に伴う各サンプリング点の座
標点列データとしてフラッシュメモリ41に格納され
る。
【0045】このようにして取り込まれた各ページごと
のデータを読み出す際は、開こうとするページごとにそ
のページデータ(画像情報、ペン情報、付加情報など)
がVRAM34上に読み出され、表示画面(LCD3
3)に図3のように、たとえば、画像情報とペン情報を
重ね表示可能に表示される。
【0046】ところで、取り込まれた情報をフラッシュ
メモリ41に書き込む際、各種情報はメモリ容量を考慮
して圧縮された状態で書き込まれるのが普通である。特
に、画像データは、データ量が多いので圧縮することが
不可欠である。
【0047】そして、表示を行う際は、フラッシュメモ
リ41から圧縮された画像データを読み出して、伸長を
行ったのち表示する処理を行うが、多数のページの中か
ら所望のページ情報を検索するような高速のページ送り
操作を行う場合は、それぞれのページの画像を大まかな
画像として表示する方法が一般的である。このように、
完全な画像表示でなく大まかな表示とすることにより、
高速でのページ送りに対応することができ、画像情報を
基にして多数のページの中から所望のページ情報を検索
するには好都合なものとなる。
【0048】このような高速なページ送りによる情報検
索を行う際、ペン情報や付加情報によって情報検索を行
おうとすると、前述したように、検索しにくいという問
題がある。そこで、本発明ではペン情報と付加情報に対
してそれらの情報を強調する処理を行って表示する。
【0049】まず、ペン情報の強調処理について説明す
る。今、書き込まれた或るペン情報として、たとえば文
字を例に取ると、その文字に対するデータとしては、そ
の文字のストローク数、それぞれのストロークにおける
ペンの属性(色や太さを表すデータ)、座標点数、第1
点目の座標値から最終点目の座標値などである。
【0050】たとえば、或る文字のストローク数がn個
であったとすると、図6に示すように、ストローク数と
して「n」、第1のストロークにおけるペン属性として
の「色、太さを表すデータ」、その第1のストロークに
おける座標点数として「k1」、その第1ストロークの
各サンプリング点における第1点目から最終点(k1
点)目の座標値として「(X11,Y11),(X1
2,Y12),・・・,(X1k1,Y1k1)」、第
2ストロークのペン属性としての「色、太さを表すデー
タ」、その第2ストロークの座標点数として「k2」、
その第2ストロークの各サンプリング点における第1点
目から最終点(k2点)目の座標値として「(X21,
Y21),(X22,Y22),・・・,(X2k2,
Y2k2)」というように、それぞれのストロークにつ
いてのデータが存在する。このようなデータは文字に限
られるものではなく、線画などでも同じである。
【0051】このような手書き情報に対するデータにお
いて、それぞれのストロークにおける座標点列データを
間引く処理を行う。たとえば、「あ」という文字につい
て図7を参照して説明する。
【0052】図7(a)は、連続でない通常の1ページ
ごとのページ送り操作時に表示される「あ」の表示状態
を示している。なお、図7においては、説明の都合上、
サンプリング点が示されているがこれらのサンプリング
点は表示されるものではない。このようなサンプリング
点における各座標点をたとえば、1個置きに間引く処理
を行う。
【0053】すなわち、図7(a)において、ストロー
クS1について説明すると、座標点p1〜p7のうち、
p2,p4,p6を間引いて、図7(b)のようにp
1,p3,p5,p7の座標点を残す。
【0054】この座標点を間引く数は、1個おきでなく
てもよく、要は、間引いて表示したときに文字の概形が
その文字を表せる程度に間引くことが可能である。
【0055】そして、間引かれたあとの座標点間を当初
設定された線の太さよりも太い線で結ぶ。つまり、それ
ぞれのストロークごとに図6に示されるように、ペン属
性として線の太さのデータが設定されているが、その設
定値を大きな値とする。たとえば、座標点間を当初の設
定では1ラインの太さで結ぶとなっていた場合、それを
2ラインで結ぶような処理を行う。
【0056】このような処理を施すことにより、この
「あ」という文字は、図7(b)で示されるように、座
標点が間引かれることにより多少粗い外形となるが太い
線での表示がなされることになる。このような処理を行
うに当たっての処理時間は、座標点間を太線化するため
の処理を行うことについては通常の表示処理に比べて多
少時間を要するが、座標点が間引かれているので、表示
するために必要な合計の処理時間は殆ど変わることはな
く、座標点の間引き方によっては、全体の処理時間をむ
しろ少なくすることができる。
【0057】また、付加情報に対しては次のような処理
を行う。ここで、付加情報というのは、各ページごとの
情報入力時間やそのページのタイトルさらにはページ番
号など文字や線画情報であっても手書きで入力される情
報ではない情報である。たとえば、図3の表示内容を例
に取ると、「〇〇ショー」というようなタイトルや、
「97/3/1 15:00」というような日付や時刻
情報、画面の端に表示される「1」といったページ番号
などである。
【0058】このような付加情報は、ユーザの操作に応
じて、機器が予め持っている文字情報を読み出して表示
するものであり、これらの付加情報に対しては、それら
の情報を拡大表示する。
【0059】以上のような処理が施されることにより、
手書き情報と付加情報は通常の表示に比べて強調されて
表示となる。図8は図3の表に内容に対して手書き情報
と付加情報を前述したような処理を施すことにより強調
表示した例を示すものであり、図3の表示状態に比べる
と、手書き情報は太線表示され、付加情報は拡大表示さ
れている。
【0060】このような処理を施すのは、高速でページ
送りがなされている場合、つまり、図2のステップs3
において連続ページ送りと判定された場合である。この
図2からもわかるように、連続ページ送りと判定された
場合は、付加情報を強調(拡大)して表示し(ステップ
s7)、画像に対しては概形で表す大まかな表示を行い
(ステップs8)、ペン情報に対してはペン情報を強調
(太線化)して表示する(ステップs9)。
【0061】なお、大まかな画像表示処理については、
従来から様々な方式が提案されている。たとえば、JP
EGによるプログレッシブモードの圧縮伸長方式なども
その一つの方法である。本発明では、この画像の大まか
な表示処理については特に限定されず、適当と思われる
方式を用いることができる。
【0062】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、1ページごとのページ送り操作の場合は、通常通
りの表示処理ががなされ、高速な連続ページ送り操作が
なされた場合には、画像は大まかな表示処理がなされ、
ペン情報は太線表示され付加情報は拡大表示というよう
にそれぞれが強調処理されて表示される。
【0063】したがって、所望の情報を検索する際、ペ
ン情報あるいは付加情報によって検索しようとする場
合、高速での連続的なページ送り操作を行っても文字情
報あるいは付加情報を見落とすことがなく確実に所望の
情報を見つけることができる。
【0064】ところで、この種の機器に取り込まれる情
報としては、それぞれのページごとに様々である。たと
えば、図8に示すように、画像情報、ペン情報、付加情
報が取り込まれたページもあれば、図9(a)に示すよ
うにペン情報と付加情報のみのページもあり、さらに
は、図示しないが画像情報のみのページもある。図9に
示されるようなペン情報と付加情報からなるページ情報
は、本発明の強調処理を施すことにより、図9(b)の
ように、ペン情報は太線化されて表示され、付加情報は
拡大表示される。
【0065】このように多種多様な情報を有するページ
が多数存在する場合、その中から所望のページ情報を検
索しようとして高速のページ送りを行う場合、前述した
ように、画像は大まかな表示処理がなされ、文字情報は
太線表示、付加情報は拡大表示されるため、画像情報、
ペン情報あるいは付加情報のどの情報によって検索して
も、それぞれの情報を見落とすことがなく確実に所望の
情報を見つけることができる。
【0066】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
の好適な実施の形態の1つであるが、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施可能となるものである。た
とえば、この実施の形態において用いた情報処理機器
は、ここでは、画像とペン情報の取り込みが可能であっ
たが、これ以外にも、音情報の取り込みを可能とするこ
ともでき、音情報を取り込んだ場合には、そのページに
音情報の取り込みがなされていることを示す何らかの表
示を行うようにすることもできる。そして、この音情報
の取り込みがなされていることを示す表示に対しても前
述したように強調処理を施すこともできる。
【0067】また、以上説明した本発明の処理を行う処
理プログラムは、フロッピィディスク、光ディスク、ハ
ードディスクなどの記憶媒体に記憶させておくこともで
き、本発明はその記憶媒体をも含むものである。また、
ネットワークから処理プログラムを得るようにしてもよ
い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ペ
ージ送り手段の操作状態に対応した信号を監視し、ペー
ジ送り手段の操作状態が、1ページごとにそのページ内
容を開く操作であるか、連続的なページ送り操作である
かを判断し、その判断結果に応じて、それぞれのページ
に取り込まれた情報を各ページのページデータとして構
成して表示するようにしているので、ページ送りの状態
に応じたページデータを構成することができる。すなわ
ち、本発明では、1ページごとにそのページ内容を開く
ページ送り操作である場合には、通常の表示処理を行う
べくページデータを構成し、連続的なページ送り操作で
あると判断した場合には、画像情報に対しては、その画
像を概形で表す処理を行って表示し、手書き情報あるい
は付加的な情報に対しては、その情報を強調処理して表
示する。これにより、手書き情報や付加情報によって情
報検索を行おうとして高速で連続ページ送りする場合、
各ページごとに次々と移り変わって表示される手書き情
報や付加情報を見逃すことがなくなり、手書き情報や付
加情報による情報検索が容易にかつ確実に行えるように
なる。
【0069】そして、手書き情報を強調する処理は、座
標点列の座標点を間引き、間引いたあとの座標点間を当
初の設定よりも太い線で結ぶことにより行う。このよう
に、、手書き情報が太線化されることにより、高速での
ページ送り時に手書き情報を目に付きやすくすることが
でき、手書き情報による情報検索を快適に確実に行うこ
とができる。なお、座標点を間引くことにより、太線化
を行う処理を行っても表示するために必要な合計の処理
時間は殆ど変わることはなく、座標点の間引き方によっ
ては、全体の処理時間をむしろ少なくすることができる
加えて、前記付加的な情報に対しては、拡大表示するこ
とにより、手書き情報同様、高速でのページ送り時に目
に付きやすくすることができ、見落としを少なくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報検索方法を説明する
ための概略的なブロック図。
【図2】本発明の実施の形態における情報検索方法の処
理手順を説明するフローチャート。
【図3】本発明の実施の形態の携帯用情報処理機器の表
示面側を表示例と共に示す図。
【図4】本発明の実施の形態の携帯用情報処理機器の構
成を説明するブロック図。
【図5】図5で示したフラッシュメモリ内のデータ格納
例を示す図。
【図6】本発明の実施の形態における手書き情報のデー
タ構成を説明する図。
【図7】手書き情報として文字「あ」について座標点の
間引き処理および太線化を説明する図。
【図8】図2の処理手順により画像を大まか表示し、手
書き情報と付加情報を強調処理した場合の表示例を示す
図。
【図9】手書き情報のみが取り込まれたページにおける
手書き情報と付加情報の強調処理を説明する図。
【符号の説明】
1 ページデータ格納手段 2 ページデータ構成手段 3 ページデータ表示手段 4 ページ送り状態監視手段 5 ページ送り手段 11 表示画面 12 次ページボタン 13 前ページボタン 15 カメラボタン 21 画像情報 22 手書き情報 23,24 付加情報

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の情報として少なくとも画像情
    報、手書き情報の取り込みが可能であって、取り込まれ
    た情報およびその情報に対する付加的な情報がそれぞれ
    のページに関連づけられた情報として記憶手段に書き込
    まれ、取り込まれた情報を読み出す際は、表示画面上に
    所望のページを開くことによってそのページに取り込ま
    れた情報を前記記憶手段から読み出し、当該ページのペ
    ージ情報として表示する機能を有した情報処理機器にお
    ける情報検索方法において、 所望とする情報を読み出すためのページ送りを行う際、
    ページ送り手段の操作状態を監視し、ページ送り手段の
    操作状態が、1ページごとにそのページ内容を開く操作
    であるか、連続的なページ送り操作であるかを判断し、 その判断結果が、1ページごとにそのページ内容を開く
    操作である場合、あるいは連続的なページ送り操作であ
    る場合のそれぞれに対応して、それぞれのページに取り
    込まれた情報を各ページごとのページデータとして構成
    して表示することを特徴とする情報検索方法。
  2. 【請求項2】 前記連続的なページ送り操作であると判
    断した場合に、それぞれのページに取り込まれた情報を
    各ページごとのページデータとして構成する処理は、そ
    れぞれのページごとに、画像情報に対しては、その画像
    を概形で表す処理を行い、手書き情報あるいはそれぞれ
    のページに取り込まれた情報に対する付加的な情報に対
    しては、その情報を強調処理して、これら各情報を当該
    ページのページデータとして構成することを特徴とする
    請求項1記載の情報検索方法。
  3. 【請求項3】 前記手書き情報は、その手書き情報を構
    成する各ストロークごとの線の色や線の太さを表すペン
    属性と各ストロークの座標点列データとを含むデータと
    して取り込まれ、その手書き情報を強調する処理は、座
    標点列の座標点を間引き、間引かれたあとの座標点間を
    当初の設定よりも太い線で結ぶことを特徴する請求項2
    記載の情報検索方法。
  4. 【請求項4】 前記付加的な情報を強調する処理は、付
    加的な情報を拡大表示することを特徴とする請求項2記
    載の情報検索方法。
  5. 【請求項5】 複数種類の情報として少なくとも画像情
    報、手書き情報の取り込みが可能であって、取り込まれ
    た情報およびその情報に対する付加的な情報がそれぞれ
    のページに関連づけられた情報として記憶手段に書き込
    まれ、取り込まれた情報を読み出す際は、表示画面上に
    所望のページを開くことによってそのページに取り込ま
    れた情報を前記記憶手段から読み出し、当該ページのペ
    ージ情報として表示する機能を有した情報処理機器にお
    いて、 所望とする情報を読み出すためのページ送りを行うペー
    ジ送り手段と、 このページ送り手段の操作状態を監視し、ページ送り手
    段の操作状態が、1ページごとにそのページ内容を開く
    操作であるか、連続的なページ送り操作であるかを判断
    するページ送り状態監視部と、 このページ送り状態監視部からの判断結果を受け、その
    判断結果が、1ページごとにそのページ内容を開く操作
    である場合、あるいは連続的なページ送り操作である場
    合のそれぞれに対応して、それぞれのページに取り込ま
    れた情報を各ページごとのページデータとして構成する
    ページデータ構成部と、 を有したことを特徴とする情報処理機器。
  6. 【請求項6】 前記ページデータ構成部は、前記ページ
    送り状態監視部から連続的なページ送り操作であるとの
    判断結果を受けると、それぞれのページごとに、画像情
    報に対しては、その画像を概形で表す処理を行い、手書
    き情報あるいはそれぞれのページに取り込まれた情報に
    対する付加的な情報に対しては、それらの情報を強調処
    理して、これら各情報を当該ページのページデータとし
    て構成することを特徴とする請求項5記載の情報処理機
    器。
  7. 【請求項7】 前記手書き情報は、その手書き情報を構
    成する各ストロークごとの線の色や太さを表すペン属性
    と各ストロークの座標点列データとを含むデータとして
    取り込まれ、その手書き情報を強調する処理は、座標点
    列の座標点を間引き、間引かれたあとの座標点間を当初
    の設定よりも太い線で結ぶことを特徴する請求項6記載
    の情報処理機器。
  8. 【請求項8】 前記付加的な情報を強調する処理は、付
    加的な情報を拡大表示することを特徴とする請求項6記
    載の情報処理機器。
  9. 【請求項9】 複数種類の情報として少なくとも画像
    情報、手書き情報の取り込みが可能であって、取り込ま
    れた情報およびその情報に対する付加的な情報がそれぞ
    れのページに関連づけられた情報として記憶手段に書き
    込まれ、取り込まれた情報を読み出す際は、表示画面上
    に所望のページを開くことによってそのページに取り込
    まれた情報を前記記憶手段から読み出し、当該ページの
    ページ情報として表示する機能を有した情報処理機器に
    おける情報検索処理プログラムを記憶した記憶媒体にお
    いて、 前記情報検索処理プログラムは、所望とする情報を読み
    出すためのページ送りを行う際、ページ送り手段の操作
    状態を監視し、ページ送り手段の操作状態が、1ページ
    ごとにそのページ内容を開く操作であるか、連続的なペ
    ージ送り操作であるかを判断し、 連続的なページ送り操作であると判断した場合には、そ
    れぞれのページごとに、画像譲歩に対しては、その画像
    を概形で表す処理を行い、手書き情報あるいはそれぞれ
    のページに取り込まれた情報に対する付加的な情報に対
    しては、それらの情報を強調処理して、これら各情報を
    当該ページのページデータとして構成することを特徴と
    する情報検索処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記手書き情報に対する強調処理は、
    座標点列の座標点を間引き、間引かれたあとの座標点間
    を当初に設定された座標点間を結ぶ線よりも太い線で結
    ぶ処理を行うことを特徴する請求項9記載の情報検索処
    理プログラムを記憶した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記付加的な情報を強調する処理は、
    付加的な情報を拡大表示する処理であることを特徴とす
    る請求項9記載の情報検索処理プログラムを記憶した記
    憶媒体。
JP15904597A 1997-06-16 1997-06-16 情報検索方法及び情報処理機器並びに情報検索処理プログラムを記憶した記憶媒体 Withdrawn JPH117376A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069955A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Dainippon Printing Co Ltd サーバ装置及びプログラム
JP2010224358A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Konica Minolta Holdings Inc 情報表示装置
JP2012230573A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Kyocera Corp 携帯端末装置、プログラムおよび表示制御方法
JP2015064693A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 ブラザー工業株式会社 情報入力装置
JP2015090670A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 株式会社東芝 電子機器、方法およびプログラム

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