JPH1173315A - 可変長命令プロセサ - Google Patents

可変長命令プロセサ

Info

Publication number
JPH1173315A
JPH1173315A JP23204597A JP23204597A JPH1173315A JP H1173315 A JPH1173315 A JP H1173315A JP 23204597 A JP23204597 A JP 23204597A JP 23204597 A JP23204597 A JP 23204597A JP H1173315 A JPH1173315 A JP H1173315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
register
ring
bytes
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23204597A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Takemoto
悟 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAIBAA LAB KK
Original Assignee
SAIBAA LAB KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAIBAA LAB KK filed Critical SAIBAA LAB KK
Priority to JP23204597A priority Critical patent/JPH1173315A/ja
Publication of JPH1173315A publication Critical patent/JPH1173315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プロセサの能力を上げるために、信号線数を増
やすと、最低命令長が長くなり、命令を記憶するのに必
要とする記憶容量が大きくなり、装置が高価になるとい
う欠点があった。 【解決手段】リング状に循環アクセス可能なレジスタ5
を記憶装置とプロセサの間に配置し、命令長を検出し
て、命令長の分だけデコーダー8で処理し、プログラム
カウンタ7も命令長だけ加算することにより、次の命令
が命令長に応じて、シフトしてデコーダー7に入るよう
にして1〜nバイトの命令を処理出来るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気信号を処理す
るプロセサ(CPU等)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプロセサは命令を保持する記憶手
段とは図2で示すように複数本の信号線(一般にデータ
バスと呼ばれる)でつながっており、この信号線の本数
で1回に読み出せる命令の最小の長さが決まっていた。
たとえば8本の信号線を持ったプロセサは1回に1バイ
ト長の命令しか読み出せない。複数バイトの命令かあっ
た場合、1命令を実行するのに、その命令の長さの回数
だけ読み込み動作を行わなければならず、動作が遅くな
るという欠点を持っていた。そのため信号線の増やすこ
とで読み込み動作の回数を減らし、動作を早くしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
従来技術によれば、通常プロセサは1回の読み込みバイ
ト数が最短命令長になり、それがそのままデコーダーに
入力されるため、このままだと1つの命令の長さが信号
線の本数以下にはできない。たとえば信号線の数が32
本もつプロセサでは1命令の最短長は4バイト、他の命
令はその倍数ということになる。命令長は4,8,1
2,32バイトという風に命令長が限定されてしまうの
で平均命令長は長くなる。このため処理速度は早くなる
が、命令を保持する手段の中には信号線数が増えた分だ
け、大量の容量をもって命令を保持することが必要にな
る。このため従来のプロセサの形式で装置を構成しよう
とすれば高価なものになってしまう。
【0004】そこでこの発明は、メモリーとプロセサー
の間にリング状のレジスタを配置することにより、信号
線の本数に関わらず、命令最短長を短くすることによっ
て、命令保持手段の容量を下げることにより、装置のコ
ストを下げる手段を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、1〜nバイトの範囲で長さの
異なる命令セットを持つプロセサにおいて、リング状に
循環アクセス可能なレジスタと命令長を検出する回路を
具備する事を特徴としたプロセサである。また請求項2
の発明は、リング状のレジスタのバイト数を最大命令長
の2倍であることを特徴とする請求項1記載のプロセサ
である。
【0006】また請求項3の発明は、リング状のレジス
タのバイト数を最大命令長の3倍であることを特徴とす
る請求項1記載のプロセサである。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を、図1に示
す。この例では最大命令長4バイト、信号線数32本で
ある場合を説明する。命令保持手段1は通常半導体メモ
リーが用いられ、読み込み回路3が信号線2を通じて命
令バッファーレジスタ4に命令を読み込む。読み込まれ
た命令はさらにリングレジスタ5に転送される。このよ
うにしてリングレジスタ5とバッファーレジスタ4は命
令で満たされる。リングレジスタ5は8バイトのレジス
タである。リングレジスタは実際にリング状に置く必要
はなく、先端と後端が連続して繋がっていればよい。こ
れは最大命令長の2倍である。リングレジスタは任意の
位置から4バイト取り出してデコーダに伝達する。リン
グ状に配置しているため、後端に達したらまた先端の部
分がつながる。そして0〜3番目と4〜7番目と二つに
わかれ、4バイト単位で命令バッファレジスタの内容に
書き換えられる。
【0008】プログラムカウンタ7が0番地のときには
リングレジスタ4からは0〜3バイトまでのデータがデ
コーダ8に出力される。デコーダ8は入力された命令の
先頭からデコードを開始し、命令の長さ(バイト数)を
検出し、プログラムカウンタ7に伝えられる。同時にこ
の命令をデコードし処理部9に出力される。処理部は命
令の内容を実行する。プログラムカウンタ7はデコーダ
8が出力した命令長の分だけ加算される。ここではリン
グレジスタの0番目にあった命令は3バイト命令である
とすると、プログラムカウンタ7は3になる。デコーダ
に伝達された命令は4バイトであるが、デコーダーは先
頭から3バイト分だけを命令として処理部に命令の実行
を伝え、残りの一バイトは捨てられる。
【0009】プログラムカウンタ7が加算されると、こ
の情報はリングレジスタ制御部6に伝えられデコーダー
への出力はその分シフトしてリングレジスタ5の3〜6
バイトまでのデータを出力する。デコーダは先ほどと同
様にリングカウンタ制御部6の出力を解析し、ここにあ
る命令の長さを出力し、同時に処理部に伝えて命令を実
行する。リングレジスタ5の3番目にある命令の長さが
2バイトとしたときプログラムカウンタ7は2加算さ
れ、5となります。デコーダーへの出力は5〜7,0番
目となる。このときリングカウンタ4の右半分0〜3番
目はすでに実行の終わった命令なので直ちに命令バッフ
ァーレジスタにある新しい命令と入れ替えられる。読み
込み回路3はバッファーレジスタ4に新しい命令をメモ
リーから読み込む。従って0番目には新しいデータが書
き換えられ、それがデコーダへ伝達される。
【0010】つぎに5番目にある命令の長さが4バイト
のとき、アドレスカウンタ7は加算され、9となるが、
リングレジスタ5は8バイト(0〜7番目)までしかな
いので一周して次に1〜5番目までのデータがデコーダ
に伝達される。このときリングレジスタの左半分は読み
終わったのでバッファーレジスタ内の命令と入れ替えら
れる。このように4バイトずつメモリーから読み込まれ
た命令がリングレジスタにおかれ、順次切り替えられな
がら読みとられることにより、あたかも一直線上に命令
が一列に並んでいるようになり、プログラムカウンタの
指示する番号に従って命令が処理される。 「実施形態の効果」 この実施形態によれば、4バイト単位で読み込まれた命
令もリングレジスタにより、命令長にあわせて、1から
4バイトの命令長の単位でデコーダーに伝達されるの
で、1バイト命令でも4バイト命令でも同じように実行
することができる。最小命令長は1バイトとする事がで
きる。 「他の実施形態」 図1の実施形態ではリングレジスタを最大命令長の2倍
であったが、最大命令長の3倍にしても同じ様な効果が
得られる。この場合、リングレジスタは3等分する。そ
うすると3等分したうちの一つが必ずアクセスされない
ので、命令バッファーレジスタを省略してメモリーから
直接リングレジスタに読み込むことができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
記憶保持装置から読み込む信号線の数に関わりなく、命
令長を最小にできるので、プログラムのサイズを小さく
でき、装置を安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 記憶装置 2 信号線 3 読み込み回路 4 命令バッファレジスタ 5 リングレジスタ 6 リング制御回路 7 プログラムカウンタ 8 処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1バイト以上の様々な長さの命令セットを
    持ち、リング状の循環アクセス可能なレジスタと命令長
    を検出する回路を具備し、nバイト単位で一定の長さで
    命令を取り込み、リング状のレジスタに置くことによ
    り、命令長に関係なく1クロックで命令を実行すること
    を特徴とした可変長命令プロセサ。
  2. 【請求項2】リング状のレジスタのバイト数が最大命令
    長の2倍であることを特徴とする請求項1記載のプロセ
    サ。
  3. 【請求項3】リング状のレジスタのバイト数が最大命令
    長の3倍であることを特徴とする請求項1記載のプロセ
    サ。
JP23204597A 1997-08-28 1997-08-28 可変長命令プロセサ Pending JPH1173315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23204597A JPH1173315A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 可変長命令プロセサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23204597A JPH1173315A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 可変長命令プロセサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1173315A true JPH1173315A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16933112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23204597A Pending JPH1173315A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 可変長命令プロセサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1173315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536089A (ja) * 2007-08-08 2010-11-25 アナログ デバイシス, インコーポレイテッド エイリアスアドレス指定を用いる可変長命令コード化の実装

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536089A (ja) * 2007-08-08 2010-11-25 アナログ デバイシス, インコーポレイテッド エイリアスアドレス指定を用いる可変長命令コード化の実装

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4839797A (en) Microprocessor compatible with any software represented by different types of instruction formats
US20050198471A1 (en) Micro-controller for reading out compressed instruction code and program memory for compressing instruction code and storing therein
US20020026545A1 (en) Data processing apparatus of high speed process using memory of low speed and low power consumption
JPS6243744A (ja) マイクロコンピユ−タ
JP2773471B2 (ja) 情報処理装置
JPH08212075A (ja) 情報処理装置
KR100472706B1 (ko) 복수의 독립 전용 프로세서를 갖는 디지털 신호 프로세서
JPH1173315A (ja) 可変長命令プロセサ
JPS6211736B2 (ja)
JPH0962533A (ja) シングルチップマイクロプロセッサのテスト回路
US6715058B1 (en) Apparatus and method for a sorting mode in a direct memory access controller of a digital signal processor
JP2738683B2 (ja) データ処理装置
JPH04280334A (ja) ワンチップマイクロコンピュータ
JPH04245333A (ja) 情報処理装置
JPS6037061A (ja) マイクロコンピユ−タ
JPH01255037A (ja) 電子計算機
JPH03184143A (ja) メモリアクセス方式
JPH0340075A (ja) マイクロコンピュータ
JPH01193943A (ja) マイクロコンピュータ
JPH04101263A (ja) クロック装置
JPH02205987A (ja) 演算処理システム
JPS62259158A (ja) 割込み要求回路
JPH03250329A (ja) プログラム実行制御回路
JPH07302239A (ja) データ処理装置
JPH06243080A (ja) データ転送回路