JPH1173129A - 車載用表示装置 - Google Patents

車載用表示装置

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JPH1173129A
JPH1173129A JP23235497A JP23235497A JPH1173129A JP H1173129 A JPH1173129 A JP H1173129A JP 23235497 A JP23235497 A JP 23235497A JP 23235497 A JP23235497 A JP 23235497A JP H1173129 A JPH1173129 A JP H1173129A
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清隆 内藤
Katsutoshi Kato
勝敏 加藤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部を開けるためのスイッチの配置スペー
スを不要とし、表示装置自体の小型化が可能な車載用表
示装置を提供すること。 【解決手段】 車載用表示装置は、装置本体1に表示部
5が閉開自在に設けられてなる。表示部5側にはロック
爪30が、装置本体1側には、被ロック爪40を有する
ラッチ機構50が設けられる。表示部5を閉じると、ロ
ック爪30と被ロック爪40とが係合し合って、表示部
5が閉状態で維持される。この状態で、表示部5を押す
と、ラッチ機構50によりロック爪30と被ロック爪4
0との係合が解除され、表示部5が開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のダッシュボ
ード等に組込まれる車載用表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カーナビゲーションシステムにおいて用
いられる車載用表示装置として、車両のダッシュボード
中央の機器搭載部に組込まれた装置本体の前面部に、液
晶表示装置等からなる表示部を閉開自在に枢設したもの
がある。
【0003】従来、この種の表示装置では、表示部側に
ロック爪が設けられると共に、装置本体側にこのロック
爪と係脱自在な被ロック爪が設けられ、前記装置本体側
に設けた所定のスイッチによりこれらロック爪及び被ロ
ック爪との係合を解除可能なように構成していた。
【0004】即ち、表示部を閉じることによってロック
爪と被ロック部とを係合させ、また、前記所定のスイッ
チを押してロック爪と被ロック爪との係合を解除するこ
とにより、表示部を開くことが可能なようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような表示装置によると、装置本体側に前記所定のスイ
ッチを配置するためのスペースを設ける必要があり、表
示装置の小型化に支障が生じるという問題がある。
【0006】そこで、この発明は上述したような問題を
解決すべくなされたもので、表示部を開くためのスイッ
チの配置スペースを不要とし、表示装置自体の小型化が
可能な車載用表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の請求項1記載の車載用表示装置は、表示
部の表示内容の制御機能および所定の記録媒体からの記
録情報を読込む機能を有する装置本体の前面部に、前記
表示部を開閉可能に枢設するとともに、閉状態にある前
記表示部が覆う前記装置本体の前記前面部の部分に、前
記所定の記録媒体の投入口を設けた車載用表示装置であ
って、前記表示部側に設けられたロック部と、前記装置
本体側に設けられた被ロック部と、前記表示部の開状態
から閉状態への姿勢変更により前記ロック部と前記被ロ
ック部との係合を可能とすると共に、閉状態にある前記
表示部へのプッシュ操作により、前記ロック部と前記被
ロック部との係合を解除可能とするラッチ機構とを備え
たことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載のように、前記ラッチ
機構に、前記表示部に衝撃が加わったときの前記ロック
部と前記被ロック部との係合解除を防止するための係合
解除防止機構を設けるとよい。
【0009】さらに、請求項3記載のように、前記ラッ
チ機構が、前記表示部のロック部側に向けて開口した略
筒状のハウジングと、前記ハウジング内に収容及びその
開口から突出自在とされると共に、その先端部に前記被
ロック部が揺動自在に枢結され、その収容状態で前記被
ロック部をロック位置に姿勢変更させて前記ロック部と
の係合を可能とすると共に、その突出状態で前記被ロッ
ク部をロック解除位置に姿勢変更させて前記ロック部と
の係合を解除可能とする移動体と、前記移動体をその突
出方向に付勢するための付勢手段と、前記移動体の前記
突出状態からの収容によりその移動体を前記収容状態に
維持すると共に、前記移動体の前記収容状態からのさら
に収容方向へのプッシュ操作により前記移動体を突出可
能とするカム機構とが備えられてなり、前記係合解除防
止機構が、内部に流体を封入したケーシングと、一方端
部が前記移動体に連結されると共に、他方端部が前記ケ
ーシング内に挿入されたロッド体と、前記ロッド体の他
方端部に設けられ、前記ケーシングと内接した状態で、
前記移動体の移動に伴って前記ケーシング内を往復移動
自在とされたヘッドとを備え、前記ヘッドに、そのヘッ
ドによって仕切られた前記ケーシング内の一方側の空間
内の流体と、他方側の空間内の流体とを通流させるため
の流路が形成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る一実施形態
の車載用表示装置について図面を参照して説明する。
【0011】この車載用表示装置は、図1ないし図2に
示されるように、カーナビゲーションシステムにおいて
用いられるものであり、車両のダッシュボード中央の機
器搭載部に組込まれた装置本体1と、その装置本体1の
前面部3に左右の回転軸4(右側は省略)を介して開閉
可能に枢設された液晶表示装置等からなる表示部5とを
備えて構成されている。装置本体1は、カーナビゲーシ
ョンを行うために必要な各種の処理動作、例えば、衛星
から送信されるナビゲーションのための通信情報の受信
動作、所定の記録媒体(ここではCDROM)からの道
路情報の読込動作、受信した通信情報や記録媒体から読
込んだ道路情報等に基づいて所定の情報処理を行うと共
に、表示部5の表示内容を制御し、表示部5にナビゲー
ション情報等を表示させる道路案内処理動作等を行って
いる。
【0012】上記装置本体1の前面部3であって閉状態
にある表示部5によって覆われる部分(被覆領域)3a
には、道路情報等が記録されたCDROMの挿入口7
と、拡張用のメモリやモデム等の各種の機能が付加され
たカード状の付属機器(ここではPCカード)の挿入口
9とが設けられており、図2に示されるように、表示部
5を開いた状態にすることによって、挿入口7および9
を介したCDROMの出し入れおよびPCカードの着脱
ができるようになっている。
【0013】また、装置本体1の被覆領域3aに表示部
5の開閉を検知するためのリミットスイッチ11が設け
られる。このリミットスイッチ11は、表示部5が開成
されてその画面が乗員により視認不能な状態ではオフ状
態にあって、表示部5の画面が消され(表示部5の電源
がオフされる)、また、表示部5が閉成されてその画面
を視認可能な状態では表示部5によりオン操作されて表
示部5の画面を表示させるように構成される。
【0014】さらに、表示部5の右側の回転軸(図示省
略)には歯車部23が設けられると共に、この歯車部2
3の回転運動が前面部3側に設けられた歯車25を介し
て装置本体1内部の図示省略の開閉速度抑制機構(ダン
パ等)に伝達されるように構成される。これにより、表
示部5が図示省略のバネ又はその自重等により開成する
際に、ゆっくりかつスムーズに開くように構成される。
【0015】また、表示部5の裏面側一隅には、ロック
爪30が設けられると共に、装置本体1の被覆領域3a
の前記ロック爪30と対応する位置に、被ロック爪40
を有するラッチ機構50が設けられる。そして、表示部
5を開状態から閉じることによって、ロック爪30と被
ロック爪40とが係合し合って、表示部5が閉状態に維
持される。また、表示部5を装置本体1側にプッシュ操
作することによって、ロック爪30と被ロック爪40と
の係合が解除され、表示部5が開成するように構成され
る。
【0016】以下、このロック爪30及びラッチ機構5
0について図3ないし図5を参照して説明する。
【0017】ロック爪30は、側面視が上下逆さまの略
L字状に形成され、その水平部分端部が表示部5の裏面
側に取付けられている。
【0018】また、ラッチ機構50は、一端側が開口状
とされた略筒状のハウジング60内に、収容・突出自在
に移動体70が設けられてなる。上記ハウジング60
は、その側方に設けられた取付部64を介して装置本体
1の被覆領域3aに取付けられる。また、移動体70
は、その上部の規制片71がハウジング60上壁の規制
溝61によって移動を規制される範囲内で、ハウジング
に収容・突出自在とされる。
【0019】また、移動体70の先端部には、略コの字
状の被ロック爪40が軸部42を介して揺動自在に枢結
される。この被ロック爪40に形成されたバネ係止部4
1とハウジング60底部に突設されたバネガイド部63
間に、付勢手段としてのコイルバネ90が圧縮状態で取
付けられる。したがって、図3に示すように、移動体7
0がコイルバネ90の付勢力に抗してハウジング60内
に収容された状態では、被ロック部40の背面40aが
ハウジング60の内周面と当接して、その開口が下向き
に指向したロック位置の姿勢となっている。また、図5
に示すように、移動体70がハウジング60から突出し
た状態では、被ロック部40の遊端部がコイルバネ90
により突出方向に付勢されて、その開口が斜め下向きに
指向したロック解除位置の姿勢になっている。
【0020】また、ハウジング60内には、移動体70
が突出状態から収容されたときにその移動体70を前記
収容状態に維持すると共に、収容状態にある移動体70
がさらに収容方向へプッシュ操作されたときに、その移
動体70を突出可能とするカム機構74が設けられる。
【0021】カム機構70は、ハウジング60の底部に
揺動自在に軸支された係止ピン80と、移動体70の両
側面に形成されて係止ピン80の係止動作をガイドする
カム部75とを備える。
【0022】上記係止ピン80は、平面視略コの字状
で、その中央片がハウジング60の底部に水平軸周りに
回転自在に連結されると共に、両側片先端部が内向きに
ほぼ直角に折曲げられて、その折曲端部がカム部75の
カム面に沿って移動ガイドされるように構成されてい
る。
【0023】カム部75は、ハート型のカム面76と、
その前方に配置された傾斜カム面78と、ハート型カム
面76の後方下部に配置された曲成カムとを備えてい
る。
【0024】そして、図3に示すように、移動体70が
収容された状態では、係止ピン80先端側の折曲端部が
ハート型カム面76の前側凹部77に係合し、これによ
り移動体70がコイルバネ90の付勢力に抗し収容状態
に維持される。
【0025】この状態で、移動体70が収容方向へ押し
込まれると、係止ピン80の両折曲端部とハート型カム
面76の前側凹部77との係合が解除され、係止ピン8
0の両屈曲端部が傾斜カム面78に当接してその下方へ
押し下げられる。この後、移動体70への押圧力を解除
すると、移動体70はバネ90の付勢力により突出方向
に移動され、係止ピン80の両折曲端部はハート型カム
面76の下側を通り、曲成カム面79に沿ってその後部
位置まで移動することになる(図5参照)。
【0026】この突出状態にある移動体70が再度収容
方向へ押し込まれると、係止ピン80の両折曲端部がハ
ート型カム面76の上側曲面に沿って移動し、その上側
曲面を乗り越えた時点で、自重により下方へ移動してハ
ート型カム面76の前方に位置する。この後、移動体7
0の押込力が解除されると、コイルバネ90の付勢力に
より係止ピン80の両折曲端部がハート型カム面76の
前側凹部77と再び係合し合うことになる。
【0027】次に、この車載用表示装置の表示部5の閉
開動作について説明する。
【0028】まず、表示部5が閉じた状態では、図3に
示すように、ラッチ機構50の移動体70は、ハート型
カム面76と係止ピン80との係合により収容状態にあ
り、被ロック爪40はロック位置に保持される。この被
ロック爪40と表示部5側のロック爪30とが係合し
て、表示部5が閉状態に維持されている。
【0029】この状態で、表示部5を装置本体1側に押
すと、ロック爪30及び被ロック爪40を介して移動体
70が収容方向に移動し、ハート型カム面76と係止ピ
ン80との係合が解除される。そして、装置本体1への
押込力を解除すると、図5に示すようにコイルバネ70
の付勢力により移動体70が突出方向へ移動し、これと
同時に、被ロック部40がロック解除位置に姿勢変更さ
れる。これにより、ロック爪30と被ロック爪40との
係合が解除され、表示部5が開成されることになる。
【0030】また、開状態にある表示部5を閉じると、
ロック爪30と被ロック爪40とが係合し合って移動体
70が収容方向へ押され、被ロック爪40がロック位置
に姿勢変更される。これにより、図3に示すように係止
ピン80とハート型カム面76とが再び係合し合って、
移動体70が収容状態に、被ロック爪40がロック位置
にそれぞれ維持されて、また、被ロック爪40とロック
爪30との係合による表示部5の閉状態が維持される。
【0031】以上のように構成された車載用表示装置に
よると、開いた状態の表示部5を閉じると、ロック爪3
0と被ロック爪40とが係合し合って、その閉状態が維
持され、また、表示部5を開く場合には、その表示部5
を装置本体1側に少し押込んでからその押込力を解除す
ることにより、ロック爪30と被ロック爪40との係合
が解除されて、その表示部5が開くこととなるため、従
来のように、ロック機構の係合解除のためのスイッチを
設けるためのスペースが不要となって、車載用表示装置
の小型化が可能となる。
【0032】また、ロック爪30と被ロック爪40との
係合を解除するためには、比較的広い面積の表示部5を
押せばよいため、操作性にも優れる。
【0033】なお、ラッチ機構50に、図6に示すよう
な係合解除防止機構100を設けてもよい。
【0034】この係合解除防止機構100は、流体粘性
ダンパの一種であり、ラッチ機構50のハウジング60
の後方に設けられたケーシング101内に、オイルLが
封入されると共に、移動体70の後部から延設されたロ
ッド体102が、ハウジング60の底部を貫通し、その
先端部がケーシング101内に挿入配置されてなる。上
記ハウジング60底部のロッド体102を取り囲む位置
には、シール103が設けられ、ケーシング101内か
らのオイルLの漏れを防止している。また、ロッド体1
02先端部には、前記ケーシング101とその全周に亘
って内接するヘッド104が設けられる。このヘッド1
04には、その周縁に沿ってシール106が設けられる
と共に、ヘッド104によって仕切られるケーシング1
04の一方側の空間内のオイルLと他方側の空間内のオ
イルLとを通流させる流路として小孔105が形成され
る。
【0035】この係合解除防止機構100では、ラッチ
機構50の移動体70の運動がロッド体102を介して
ヘッド104に伝達され、即ち、移動体70に往復運動
に伴って、ヘッド104がケーシング101内を往復運
動する。
【0036】そして、移動体70の移動に伴ってヘッド
104がケーシング101内を往復移動するときには、
そのヘッド104によって仕切られた空間のうち縮小さ
れる側の空間から拡張される側の空間へ、小孔105を
通ってオイルLが流入するように構成される。このと
き、移動体70の移動速度が大きく、前記各空間の縮小
・拡張速度が、小孔105によるオイルLの流入可能な
速度を上回ると、ヘッド104、即ち、移動体70の動
きに制動がかけられるように構成される。
【0037】この係合解除防止機構100の動作につい
て説明すると、まず、表示部5を手で押した場合のよう
に、比較的低速で移動体70が移動する場合には、係合
解除防止機構100よるその動きの阻害は小さい。次
に、例えば、車両の衝突により運転者等の身体が誤って
表示部5を押してしまった場合のように、表示部5に衝
撃が加えられたときには、移動体70が比較的高速で移
動することになるので、この係合解除防止機構100に
よってその移動に制動がかけられることになる。つま
り、移動体70の収容方向への移動が阻止されるので、
ロック爪30と被ロック爪40との係合解除が防止され
る。
【0038】なお、どの程度の衝撃によって移動体70
に制動をかけるかは、ハウジング101内の体積や、小
孔105の大きさ、数等を適宜調整することにより決定
することが可能である。
【0039】また、ヘッド104に小孔105を形成す
る代わりに、ヘッド104とケーシング101内周面と
の間を通ってオイルを流通させるようにしてもよい。
【0040】この係合解除防止機構100によると、通
常の表示部5の開閉時には、何ら支障なくその開閉を行
うことができる一方で、車両の衝突により運転者等の身
体が誤って表示部5を押してしまった場合のように、表
示部5に衝撃が加えられたときには、ロック爪30と被
ロック爪40との係合が解除されにくくなる。したがっ
て、車両衝突時等に不用意に表示部5が開きにくくな
り、安全性の向上を図ることができる。
【0041】なお、図3に示す係合解除防止機構100
では、ハウジング101内にオイルLを封入している
が、このオイルLに代えて気体を封入してもよい。
【0042】また、表示部5に衝撃が加わったときに、
ロック爪30と被ロック爪40との係合解除を防止する
ための係合解除防止機構としては、上述のように一種の
粘性ダンパを適用したものの他、磁界中を動く電気導体
への抵抗力を利用した電磁ダンパを適用したり、車両の
衝突による衝撃をセンサにより検知して、移動体70自
体をロックして移動しないようにするような構成を用い
ることも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明の車載用表示装
置によると、表示部側に設けられたロック部と、装置本
体側に設けられた被ロック部と、表示部の開状態から閉
状態への姿勢変更によりロック部と被ロック部との係合
を可能とすると共に、閉状態にある表示部のプッシュ操
作により、ロック部と被ロック部との係合を解除可能と
するラッチ機構とを備えるため、表示部を閉じることに
よりロック部と被ロック部とが係合してその閉状態が維
持され、この状態で表示部をプッシュ操作すると、ロッ
ク部と被ロック部との係合が解除されることになる。ロ
ック部と被ロック部との係合解除のためのスイッチを別
途設ける必要がなく、車載用表示装置の小型化が可能と
なる。
【0044】また、ラッチ機構に、表示部の衝撃的なプ
ッシュ操作によるロック部と被ロック部との係合解除を
防止するための係合解除防止機構を設ければ、例えば、
車両の衝突時に運転者の身体等が表示部に衝突してしま
った場合等、表示部に衝撃が加わった場合にロック部と
被ロック物の係合が解除されない。したがって、車両衝
突時に表示部が不用意に開かなくなり安全性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実施形態の車両用表示装置を
示す斜視図である。
【図2】同上の車両用表示装置の表示部が開いた状態を
示す斜視図である。
【図3】ラッチ機構の被ロック爪とロック爪との係合状
態を示す断面図である。
【図4】ラッチ機構の縦断面図である。
【図5】ラッチ機構の被ロック爪とロック爪との係合解
除状態を示す断面図である。
【図6】係合解除防止機構を示す断面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 5 表示部 30 ロック爪 40 被ロック爪 50 ラッチ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 勝敏 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部の表示内容の制御機能および所定
    の記録媒体からの記録情報を読込む機能を有する装置本
    体の前面部に、前記表示部を開閉可能に枢設するととも
    に、閉状態にある前記表示部が覆う前記装置本体の前記
    前面部の部分に、前記所定の記録媒体の投入口を設けた
    車載用表示装置であって、 前記表示部側に設けられたロック部と、 前記装置本体側に設けられた被ロック部と、 前記表示部の開状態から閉状態への姿勢変更により前記
    ロック部と前記被ロック部との係合を可能とすると共
    に、閉状態にある前記表示部へのプッシュ操作により、
    前記ロック部と前記被ロック部との係合を解除可能とす
    るラッチ機構とを備えたことを特徴とする車載用表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ラッチ機構に、 前記表示部に衝撃が加わったときの前記ロック部と前記
    被ロック部との係合解除を防止するための係合解除防止
    機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の車載用表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記ラッチ機構が、 前記表示部のロック部側に向けて開口した略筒状のハウ
    ジングと、 前記ハウジング内に収容及びその開口から突出自在とさ
    れると共に、その先端部に前記被ロック部が揺動自在に
    枢結され、その収容状態で前記被ロック部をロック位置
    に姿勢変更させて前記ロック部との係合を可能とすると
    共に、その突出状態で前記被ロック部をロック解除位置
    に姿勢変更させて前記ロック部との係合を解除可能とす
    る移動体と、 前記移動体をその突出方向に付勢するための付勢手段
    と、 前記移動体の前記突出状態からの収容によりその移動体
    を前記収容状態に維持すると共に、前記移動体の前記収
    容状態からのさらに収容方向へのプッシュ操作により前
    記移動体を突出可能とするカム機構とが備えられてな
    り、 前記係合解除防止機構が、 内部に流体を封入したケーシングと、 一方端部が前記移動体に連結されると共に、他方端部が
    前記ケーシング内に挿入されたロッド体と、 前記ロッド体の他方端部に設けられ、前記ケーシングと
    内接した状態で、前記移動体の移動に伴って前記ケーシ
    ング内を往復移動自在とされたヘッドとを備え、 前記ヘッドに、そのヘッドによって仕切られた前記ケー
    シング内の一方側の空間内の流体と、他方側の空間内の
    流体とを通流させるための流路が形成されてなることを
    特徴とする請求項2記載の車載用表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008537041A (ja) * 2005-04-19 2008-09-11 ベーエスハー ボッシュ ウント ジーメンス ハウスゲレーテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 家庭用機器のための閉鎖部材
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