JPH1128980A - カードリーダ内蔵ルームミラー - Google Patents

カードリーダ内蔵ルームミラー

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JPH1128980A
JPH1128980A JP9183831A JP18383197A JPH1128980A JP H1128980 A JPH1128980 A JP H1128980A JP 9183831 A JP9183831 A JP 9183831A JP 18383197 A JP18383197 A JP 18383197A JP H1128980 A JPH1128980 A JP H1128980A
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JP
Japan
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card reader
mirror
lid
main body
mirror case
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Application number
JP9183831A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tokunaga
昌弘 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルームミラーに組み込まれたカードリーダ及
びそのカードリーダに装着されたICカードを隠蔽する
ことが可能なカードリーダ内蔵ルームミラーを提供する
こと。 【解決手段】 外面側に鏡面51を有する蓋部50がミ
ラーケース本体部10の前面側に閉開自在に取付けられ
る。ミラーケース本体部10内に、カードリーダ5が出
没自在に取付けられる。蓋部50の開動作に伴ってカー
ドリーダ5が起立し、この起立したカードリーダ5に対
してICカードCが挿脱されるように構成される。ま
た、蓋部50の閉動作に伴ってカードリーダ5が倒伏
し、そのカードリーダ5がミラーケース本体部10及び
蓋部50内に収納・隠蔽されるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICカードや磁
気カード等のカード式情報記憶媒体から料金決済に関す
る情報を読み出し、その読み出し情報に基づいて無線通
信にて自動的に通行料金等の料金決済を行うようにした
カードリーダ内蔵ルームミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、道路側に設けられた料金
徴収装置と自動車側に設けられた料金収受車載機との間
で無線通信を行い、道路料金をICカード(integrated
circuit card)によって自動的に徴収して決済するシ
ステムが提案されている。
【0003】このようなシステムにおいて自動車側の料
金収受車載機は、その無線通信エリアを確保するため
に、見通しのよい位置に設置するのが好ましい。
【0004】そこで、特開平8−297758号公報に
開示の如く、カードリーダ及び無線送受信部を自動車の
ルームミラーに組み込んだものが提案されている。
【0005】このルームミラーは、図9に示すように、
ミラーケース本体部110に、外面側に鏡面を有する蓋
部120が閉開自在に取付けられて構成される。
【0006】上記ミラーケース本体部110には、その
内部に図示省略の無線送受信部が組み込まれると共に、
その一側にICカードCに対して所定の情報の書き込み
・読み出しを行うカードリーダ112が設けられ、さら
に、その下端部に料金等の情報を表示するための表示部
114が設けられる。上記カードリーダ112は、IC
カードCをカード挿入口116を利用して側方から差し
込むことにより装着可能なように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなルームミラーによると、次に述べるような問題が
ある。
【0008】即ち、ICカードCを側方から差し込んで
カードリーダ112に装着する構成となっているため、
たとえ、蓋部120を閉じた状態であっても、ICカー
ドC挿抜のためのカード挿入口116がルームミラーの
側面に露出した状態となっている。このため、このカー
ド挿入口116から異物が侵入したり、また、有価カー
ドであるICカードの存在が自動車の外部より認知さ
れ、盗難等のセキュリティ上の問題があり、さらに、そ
のカード挿入口116による意匠上の問題もある。
【0009】なお、当該カード挿入口116にICカー
ドCの挿抜時にのみ開口するシャッタを設けることも考
えられるが、上述の各問題のうち異物侵入以外の問題に
関しては、有効な解決手段ではない。
【0010】そこで、この発明は上述したような各問題
を解決すべくなされたもので、ルームミラーに装着され
たカード式情報記憶媒体及びその記憶媒体の挿抜のため
の構成を隠蔽することが可能なカードリーダ内蔵ルーム
ミラーを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明のカードリーダ内蔵ルームミラーは、前面
側が開口したミラーケース本体部と、前記ミラーケース
本体部の前面開口を閉塞するように前記ミラーケース本
体部に閉開自在に取付けられ、外面側に鏡面を有する蓋
部と、基端部側が前記ミラーケース本体部内に回動自在
に取付けられて、カード挿入口が設けられた遊端部側が
前記ミラーケース本体部内に収納される収納位置と前記
ミラーケース本体部から突出されるセット位置との間で
起倒自在なカードリーダと、前記カードリーダを前記ミ
ラーケース本体部内の前記収納位置に付勢するカードリ
ーダ付勢手段と、前記ミラーケース本体部内に設けら
れ、前記蓋部の開成に伴い前記カードリーダ付勢手段の
付勢力に抗し前記カードリーダを前記セット位置にセッ
トするカードリーダセット手段とを備える。
【0012】また、このカードリーダ内蔵ルームミラー
が、カード式情報記憶媒体から料金決済に関する情報を
読み出し、その読み出し情報に基づいて無線通信にて自
動的に通行料金等の料金決済を行うようにしてもよい。
【0013】さらに、前記蓋部は、前記ミラーケース本
体部の上辺側で水平回転軸回りに回動自在に取付けら
れ、前記カードリーダは、その基端部側が前記ミラーケ
ース本体部内で鉛直回転軸回りに回動自在に取付けら
れ、前記カードリーダセット手段は、基端部側が前記蓋
部の水平回転軸に枢結されると共に、遊端部側が前記カ
ードリーダの裏面側に配設されたセットアームであっ
て、このセットアームは、前記蓋部の開成に伴い前記蓋
部と同一方向に回動して前記カードリーダを前記収納位
置から前記セット位置に押し出すものであってもよい。
【0014】なお、前記蓋部を開方向に付勢する蓋部付
勢手段と、前記ミラーケース本体部側に設けられた係止
部及び前記蓋部側に設けられて前記蓋部の閉成位置で前
記係止部に係合自在な被係止部とからなるロック機構と
をさらに備えていてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる一実施形
態のカードリーダ内蔵ルームミラーについて説明する。
【0016】このカードリーダ内蔵ルームミラーは、自
動車室内のルーフ前端中央に取付けられる自動車の後方
確認用のルームミラーに、道路側に設けられた料金徴収
装置との間で無線通信を行い道路料金をICカードによ
って自動的に徴収して決済するシステムにおいて用いら
れる料金収受車載機としての機能を組み込んだものであ
る。
【0017】即ち、このカードリーダ内蔵ルームミラー
は、図1ないし図3に示すように、前面側が開口したミ
ラーケース本体部10の前面側に、外面側に鏡面51を
有する蓋部50が閉開自在に取付けられ、このミラーケ
ース本体部10内に、平面アンテナ3,制御装置4及び
カードリーダ5が収納配置されている。
【0018】まず、このカードリーダ内蔵ルームミラー
の料金収受車載機としての機能の概略を説明しておく
と、上記カードリーダ5は、周知のICカードインター
フェース等を備え、装着されたICカードC内のRAM
に対し所定の情報の読み出し・書き込みを行うことが可
能なように構成される。
【0019】また、平面アンテナ3は、平板状に形成さ
れた周知構成のものが用いられる。
【0020】制御装置4は、道路側に設けられた料金徴
収装置との間で無線通信を行うための送受信部及びカー
ドリーダ6による読み出し・書き込み等の制御を行うた
めの制御部(共に図示省略)とを備える。
【0021】この制御装置4は、図示省略の接続手段に
よってカードリーダ5及び平面アンテナ3に電気的に接
続され、送受信部により平面アンテナ3を介して料金徴
収装置との間で所定の情報の授受を伴う無線通信が行わ
れると共に、カードリーダ5によってICカードCに所
定の情報の読み込み・書き込みが行われ、これにより道
路料金がICカードによって自動的に徴収されて決済さ
れるように構成される。
【0022】このカードリーダ内蔵ルームミラーの構造
について説明すると、上記ミラーケース本体部10は、
前面側が開口した略長方形の薄肉ボックス状に形成され
る。このミラーケース本体部10は、その背面側に取付
けられたブラケット1を介して自動車室内のルーフ前方
中央に取付けられる。また、ブラケット1には、ケーブ
ル2が取付けられ、このケーブル2を介して制御装置4
及びカードリーダ5に電力供給がなされる。
【0023】また、平面アンテナ3及び制御装置4は、
いずれも平板状に形成され、ミラーケース本体部10の
内部一側に収納配置される。
【0024】カードリーダ5は、正面視略長方形の薄板
状に形成され、その基端側が支持部20を介して鉛直軸
回りに回転自在に取付けられると共に、その遊端側にI
CカードC挿入用のカード挿入口6が設けられる。この
場合、支持部20は、図2及び図3に示すように、カー
ドリーダ5の基端側の上下位置に鉛直方向に延びる鉛直
回転軸21が突設され、これら鉛直回転軸21がミラー
ケース本体部10の幅方向略中央の上下各位置でその底
面から立設された一対の軸受片22にそれぞれ軸支され
て構成される。これにより、カードリーダ5は、ミラー
ケース本体部10底面から所定間隔を有してその底面と
ほぼ平行な状態でミラーケース本体部10内に収納配置
される収納位置と、遊端部側がミラーケース本体部10
から突出されるセット位置との間で起倒自在とされる。
【0025】また、カードリーダ5の裏面側とミラーケ
ース本体部10の底面との間にカードリーダ付勢手段と
してのコイルバネ7が掛け渡され、これによりカードリ
ーダ5が収納位置に向けて回転付勢される。
【0026】蓋部50は、上記ミラーケース本体部10
と対応する形状であってその裏面側が開口した薄肉ボッ
クス状に形成され、その前面側(外面側)にはミラーが
貼付けられて鏡面51が形成されている。蓋部50は、
支持部60A,60Bを介してミラーケース本体部10
の上辺側に水平軸周りに回転自在に取付けられ、これに
よりミラーケース本体部10の前面開口を閉塞する閉姿
勢と、開放する開姿勢との間で姿勢変更自在とされる。
この場合、一方の支持部60Aは、図2及び図4に示す
ように、ミラーケース本体部10の上辺側に設けられた
左右一対の軸受片61Aに、蓋部50側に設けられた水
平回転軸64Aが回転自在に支持され、他方の支持部6
0Bも支持部60Aと同様、図2及び図5に示すよう
に、ミラーケース本体部10の上辺側に設けられた左右
一対の軸受片61Bに、蓋部50B側に設けられた水平
回転軸64Bが回転自在に支持され、これにより蓋部5
0が水平回転軸64A,64Bを支点としてミラーケー
ス本体部10に回転自在に取付けられる。
【0027】また、一方の支持部60Aには、図4に示
すように、水平回転軸64に蓋部付勢手段としてのねじ
りコイルバネ55Aが装着され、このねじりコイルバネ
55Aにより蓋部50が閉姿勢から開姿勢へ向けて付勢
される。
【0028】また、他方の支持部60Bには、カードリ
ーダセット手段としてのセットアーム70が取付けられ
る。このセットアーム70は、図2,図3及び図6に示
すように、その基端側が支持部60Bの水平回転軸64
Bに回転自在に支持されると共に、その遊端側がカード
リーダ5の裏面側に配設されている。このセットアーム
70の基端側には係合片73が突設されると共に、その
係合片73に係合可能な突片66Bが支持部60Bの水
平回転軸64Bに突設されている。そして、蓋部50が
閉じているときは、突片66Bは図6のAに示す位置に
あり、このときセットアーム70はその遊端側が、コイ
ルバネ7により収納位置に回転回転収納されたカードリ
ーダ5の裏面に押されて係合片77が上記突片66Bと
離れた位置にある。この状態から蓋部50が開成される
と、突片66Bが図6のBに向け回転し始め、蓋部50
の開成途中で突片66Bが係合片73に係合した後、さ
らに蓋部50を開成させると、セットアーム70が水平
回転軸64Bを支点として図6の右回り方向に回転し、
コイルバネ7の付勢力に抗し、カードリーダ5の遊端側
を前方に押し出す。こうして、カードリーダ5が、その
収納位置からセット位置にセットされる。
【0029】ミラーケース本体部10の下辺中央部及び
これに対応する蓋部50の下辺中央位置には、それぞれ
係止部11及びこの係止部11と係脱自在とされた被係
止部80が設けられ、これら係止部11及び被係止部8
0により蓋部50を閉成位置にロックするロック機構が
構成される。
【0030】即ち、係止部11は、図1及び図7,図8
に示すように、ミラーケース本体部10の下辺中央位置
から前方に向けて突設され、先端部にテーパガイド面1
2を備えた係合凸部13が形成されてなる。
【0031】被係止部80は、図7,図8に示すよう
に、係合凸部13と係合するピン81を左右一対の支持
柱82によって上下動自在に支持すると共に、このピン
81を上方へ押動操作するための操作部86を備えて構
成される。
【0032】上記両支持柱82の向かい合う各側面に
は、上下方向に沿ってそれぞれガイド溝83が形成さ
れ、各ガイド溝83にピン81の両端部が嵌め込まれ
て、そのピン81が上下動自在に支持される。また、そ
れぞれの支持柱82に沿ってピン81各端部と蓋部50
内壁とを連結するコイルバネ84が設けられ、これによ
ってピン81が下方に付勢される。
【0033】また、ピン81下方の蓋部50下壁には、
ガイド孔92が形成された操作ガイド部91が形成さ
れ、この操作ガイド基部91に操作部86が上下移動自
在に装着される。操作部86の中間高さ位置にはストッ
パ87が突設され、このストッパ87が操作ガイド部9
1内の上下面に係止されて、操作部86の上下方向の移
動が規制されている。
【0034】また、操作部86の上部には、ピン保持溝
89が形成されると共に、その幅方向中間位置に上記係
止部11を挿入可能とする割溝88が形成される。
【0035】このロック機構では、蓋部50が閉じられ
ると、係止部11の係合凸部13が割溝88内に侵入し
てテーパガイド面12によりピン81が上方に押し上げ
られ、さらに押し込まれてピン81がテーパガイド面1
2を乗り越えると、ピン81がコイルバネ84により下
方に引き下げられ、その係合凸部13がピン81と係合
し、蓋部50が閉姿勢でロックされる。
【0036】蓋部50を開く際には、コイルバネ84の
弾性力に抗して、操作部86を、蓋部50内に押し込
む。すると、操作部86によりピン81が上方に押し上
げられて、係合凸部13とピン81との係合が解除さ
れ、蓋部50がねじりコイルバネ55Aの付勢力により
開成される。
【0037】以下、このカードリーダ内蔵ルームミラー
の動作について説明する。
【0038】まず、本来のルームミラーとして使用する
時には、蓋部50が閉姿勢にあり、係止部11と被係止
部80とが係合されて蓋部50のロックがなされてい
る。この状態からICカードCを挿脱する場合には、運
転者等の操作者が操作部86を押して係止部11と被係
止部80との係合(ロック)を解除させる。すると、ね
じりコイルバネ55Aの弾性力により、蓋部50が開成
されると共に、セットアーム70によってカードリーダ
5がコイルバネ7の付勢力に抗してセット位置に突出配
置される。これにより、カードリーダ5へのICカード
Cの着脱が可能となる。
【0039】次に、蓋部50を閉じる場合には、操作者
がねじりコイルバネ55Aの付勢力に抗し、蓋部50を
手動で閉じる。すると、アーム70が後方に回転し、カ
ードリーダ5もコイルバネ7の付勢力によってミラーケ
ース本体部10内の収納位置に収納される。また、係止
部11と被係止部80とが係合して、蓋部50が閉姿勢
に保持される。
【0040】以上のように構成されたカードリーダ内蔵
ルームミラーによると、蓋部50が閉成された状態で
は、カードリーダ5がミラーケース本体部10及び蓋部
50内に完全に隠蔽された状態となるため、ICカード
Cの存在が自動車の外部より認知されることがなくセキ
ュリティが確保され、また、意匠性にも優れるととも
に、防塵性にも優れる。
【0041】さらに、蓋部50を開成すると、それに連
動してカードリーダ5がセット位置に突出するため、カ
ードリーダ5へのICカードCの着脱も支障無く行うこ
とができる。
【0042】また、係止部11と被係止部80との係合
を解除することにより、蓋部50がねじりコイルバネ5
5Aの付勢力により自動的に開成され、また、カードリ
ーダ5も自動的にセット位置に突出配置されるため、操
作性に優れる。
【0043】なお、このカードリーダ内蔵ルームミラー
の適用は、道路料金を自動的に徴収して決済するシステ
ムのみに限られるものではない。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明のカードリーダ
内蔵ルームミラーによると、前面側が開口したミラーケ
ース本体部と、ミラーケース本体部の前面開口を閉塞す
るようにミラーケース本体部に閉開自在に取付けられ、
外面側に鏡面を有する蓋部と、基端部側がミラーケース
本体部内に回動自在に取付けられて、カード挿入口が設
けられた遊端部側がミラーケース本体部内に収納される
収納位置とミラーケース本体部から突出されるセット位
置との間で起倒自在なカードリーダと、カードリーダを
ミラーケース本体部内の収納位置に付勢するカードリー
ダ付勢手段と、ミラーケース本体部内に設けられ、蓋部
の開成に伴いカードリーダ付勢手段の付勢力に抗しカー
ドリーダをセット位置にセットするカードリーダセット
手段とを備えているため、蓋部を開くと、カードリーダ
がセット位置に起立されて、そのカードリーダに対して
カード式情報記憶媒体の挿抜を行うことができる。ま
た、蓋部を閉じると、カードリーダ付勢手段によりカー
ドリーダがケース内の収納位置に倒伏されて、カード式
情報記憶媒体及びカードリーダをケース内に隠蔽するこ
とが可能となる。
【0045】また、蓋部を開方向に付勢する蓋部付勢手
段と、ミラーケース本体部側に設けられた係止部及び蓋
部側に設けられて蓋部の閉成位置で係止部に係合自在な
被係止部とからなるロック機構とをさらに備えると、係
止部と被係止部との係合解除によって、ミラー部がミラ
ー部付勢手段によって自動的に開成されて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施形態のカードリーダ内
蔵ルームミラーを示す斜視図である。
【図2】同上のカードリーダ内蔵ルームミラーを示す正
面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】一方側の支持部を示す要部拡大断面図である。
【図5】他方側の支持部を示す要部拡大図である。
【図6】セットアームの動作を示すための側面図であ
る。
【図7】係止部及び被係止部を示す要部拡大断面図であ
る。
【図8】係止部及び被係止部を示す要部拡大断面図であ
る。
【図9】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
5 カードリーダ 7 コイルバネ 10 ミラーケース本体部 11 係止部 20 支持部 50 蓋部 55A ねじりコイルバネ 60A,60B 支持部 70 セットアーム 80 被係止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面側が開口したミラーケース本体部
    と、 前記ミラーケース本体部の前面開口を閉塞するように前
    記ミラーケース本体部に閉開自在に取付けられ、外面側
    に鏡面を有する蓋部と、 基端部側が前記ミラーケース本体部内に回動自在に取付
    けられて、カード挿入口が設けられた遊端部側が前記ミ
    ラーケース本体部内に収納される収納位置と前記ミラー
    ケース本体部から突出されるセット位置との間で起倒自
    在なカードリーダと、 前記カードリーダを前記ミラーケース本体部内の前記収
    納位置に付勢するカードリーダ付勢手段と、 前記ミラーケース本体部内に設けられ、前記蓋部の開成
    に伴い前記カードリーダ付勢手段の付勢力に抗し前記カ
    ードリーダを前記セット位置にセットするカードリーダ
    セット手段とを備えることを特徴とするカードリーダ内
    蔵ルームミラー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカードリーダ内蔵ルーム
    ミラーが、 カード式情報記憶媒体から料金決済に関する情報を読み
    出し、その読み出し情報に基づいて無線通信にて自動的
    に通行料金等の料金決済を行うことを特徴とするカード
    リーダ内蔵ルームミラー。
  3. 【請求項3】 前記蓋部は、前記ミラーケース本体部の
    上辺側で水平回転軸回りに回動自在に取付けられ、 前記カードリーダは、その基端部側が前記ミラーケース
    本体部内で鉛直回転軸回りに回動自在に取付けられ、 前記カードリーダセット手段は、基端部側が前記蓋部の
    水平回転軸に枢結されると共に、遊端部側が前記カード
    リーダの裏面側に配設されたセットアームであって、 このセットアームは、前記蓋部の開成に伴い前記蓋部と
    同一方向に回動して前記カードリーダを前記収納位置か
    ら前記セット位置に押し出すものである請求項1又は2
    記載のカードリーダ内蔵ルームミラー。
  4. 【請求項4】 前記蓋部を開方向に付勢する蓋部付勢手
    段と、 前記ミラーケース本体部側に設けられた係止部及び前記
    蓋部側に設けられて前記蓋部の閉成位置で前記係止部に
    係合自在な被係止部とからなるロック機構とをさらに備
    える請求項1〜4のいずれかに記載のカードリーダ内蔵
    ルームミラー。
JP9183831A 1997-07-09 1997-07-09 カードリーダ内蔵ルームミラー Pending JPH1128980A (ja)

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