JPH05338502A - 自動車用電話機格納装置 - Google Patents

自動車用電話機格納装置

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Publication number
JPH05338502A
JPH05338502A JP14964992A JP14964992A JPH05338502A JP H05338502 A JPH05338502 A JP H05338502A JP 14964992 A JP14964992 A JP 14964992A JP 14964992 A JP14964992 A JP 14964992A JP H05338502 A JPH05338502 A JP H05338502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer box
guide
box
inner box
telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP14964992A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Katagiri
勝広 片桐
Shuji Inui
修司 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP14964992A priority Critical patent/JPH05338502A/ja
Publication of JPH05338502A publication Critical patent/JPH05338502A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】蓋を装備するにもかかわらず送受話操作が簡単
でありかつ場所取りも容易な自動車用電話機格納装置の
提供。 【構成】電話機取り出し時には、モータ5の駆動により
外箱1の下部近傍に位置するモータ5の駆動軸に固定さ
れた回動アーム8が正転すると、回動アーム8の先端部
が外箱ガイド6及び内箱ガイド7に沿って滑動し、外箱
1は回動アーム8に付勢されて外箱ガイド6の曲率にし
たがって後端部の枢支軸11を中心として所定の方向ま
で回動する。内箱2も内箱ガイド7を通じて回動アーム
8から付勢され、外箱1に案内されつつ外箱1に対して
前方へ飛び出す。内箱2の後端部に回動自在に軸支され
たリンク4の先端部はこの内箱2の前進により回動蓋3
に案内されて回動蓋3に対し滑動し、回動蓋3を押し上
げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用電話機格納装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、運転席近傍に配設されて電話機を
格納する格納ケースが知られている。この種の格納ケー
スは例えば運転席側部のコンソールボックスからなり、
送受話に際して乗員はコンソールボックスの蓋を開け、
その内部から電話機のハンドセットを取り出している。
【0003】
【発明が解決する課題】しかしながら、運転者が上記し
た送受話操作を行うに際し、運転中の場合を考慮してで
きるだけ操作が簡単であることが望ましい。格納ケース
の蓋を除去すればハンドセットを直接取り出せるので、
操作が簡単となる利便が生じるが、蓋が無いとどうして
も格納ケース内に塵埃が入り込み易く、また車両外部か
ら電話機が直視できるので盗難を助長する可能性が生じ
る。
【0004】また蓋の有無にかかわらず、省スペースの
ために格納ケースを小型化すると、手が入れにくくなり
電話機を取り出しづらくなる。更に蓋の有無にかかわら
ず、従来の自動車用電話機格納装置では格納ケースをな
るべく運転席に近接して操作しやすい位置に配設しなけ
ればならず、その分、他の機器や格納空間の場所取りが
困難となった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、蓋を装備するにもかかわらず送受話操作が簡単で
ありかつ場所取りも容易な自動車用電話機格納装置を提
供することを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用電話機
格納装置は、後端部が車体に枢支され前端面及び上面が
開口される外箱と、前記外箱に前後方向移動可能かつ前
記外箱の前端開口よりも前方へ一部飛び出し可能に前記
外箱内に保持され上面が開口される電話機収容用の内箱
と、前記外箱の後部に回動自在に軸支され前記外箱の上
面開口を開閉する回動蓋と、前記内箱の後部に回動自在
に軸支され先端部が前記回動蓋に前後方向相対滑動自在
に遊嵌されるリンクと、前記外箱の下部近傍を左右方向
に延在する駆動軸を有し前記車体に固定されるモータ
と、前記駆動軸の上方に位置して前記外箱の側壁に前後
方向に所定曲率で配設された外箱ガイドと、前記駆動軸
の上方に位置して前記内箱の側壁に配設された内箱ガイ
ドと、前記モータの駆動軸に固定され先端部が前記外箱
ガイド及び内箱ガイドに遊嵌される回動アームとを備え
ることを特徴としている。
【0007】
【作用】電話機取り出し時には、モータの駆動により外
箱下部近傍に位置するモータの駆動軸に固定された回動
アームが正転すると、回動アームの先端部が外箱ガイド
及び内箱ガイドに沿って滑動し、その結果、外箱は回動
アームに付勢されて外箱ガイドの曲率にしたがって後端
部の枢支軸を中心として所定の方向まで回動する。ま
た、内箱も内箱ガイドを通じて回動アームから付勢さ
れ、外箱に案内されつつ外箱に対して前方へ飛び出す。
内箱の後端部に回動自在に軸支されたリンクの先端部は
この内箱の前進により回動蓋に案内されて回動蓋に対し
滑動し、この時、回動蓋を押し上げる。
【0008】これにより、内箱に収容された電話機が持
ち上げられつつ蓋の外に取り出される。電話機取り出し
時には、上記と逆の作動により電話機が格納される。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動車用電
話機格納装置は、外箱の外箱ガイドの曲率に応じて外箱
の姿勢を変えるとともに内箱を外箱の前端開口から引き
出す回動アームと、基端が内箱に枢支され先端が回動蓋
に前後方向に案内されつつ回動蓋を押し上げるリンクと
を備えているので、以下の効果を奏することができる。 (1)回動蓋により電話機を遮蔽するので、外部から視
認しにくく盗難に対し安全であり、またケース内に塵埃
が入り込みにくい。 (2)所定角度回動する外箱から内箱が引き出され、更
に回動蓋が開く構成を採用しているので、手に取り易い
位置に電話機を引き出すことができるとともに、外箱自
体は上記電話機引き出し位置よりも離れて設置すること
ができ、電話使用時には電話は手に取り易い位置に来る
にもかかわらず、普段はこの位置よりも控えて格納で
き、運転者などの邪魔になりにくく、かつ運転席の近傍
がすっきりする。 (3)内箱は普段は外箱内に格納されるので、防塵、目
隠し機能をもつ必要がなく、簡単な構造とすることがで
き、そのため電話機の着脱が簡単となる。
【0010】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明の自動車用電話機格納装置
の一実施例を図1〜図4を参照して以下に説明する。こ
の電話機格納装置は、外箱1と、内箱2と、回動蓋3
と、リンク4と、モータ5と、外箱ガイド6と、内箱ガ
イド7と、回動アーム8とを備えている。
【0011】外箱1は、前端面が開口され、上面もその
後端部を残して開口される前後方向に長い角箱であっ
て、外箱1の後端上部がシャフト11によりコンソール
ボックス(本発明でいう車体)10に枢支されている。
12はシャフト11の抜け止め用のEリングである。外
箱1の左右内側面には内箱案内ガイド(長溝)13が前
後方向へ直線状に延設されており、また外箱1の後端上
部には軸孔14を有する軸座15が突設されている。
【0012】内箱2は、上面開口の角箱形状を有し外箱
1内に収容されている。内箱2の左右外側面の後上部に
は各一対のガイド突起21が突設されており、これらガ
イド突起21は内箱案内ガイド13に滑動自在に嵌合
し、それにより内箱2は外箱1の前端開口よりも前方へ
一部飛び出し自在となっている。この内箱2には図4に
図示するように電話機Tが収容されている。
【0013】回動蓋3は、内箱2を収容した外箱1の上
面開口を覆う長方形板状の蓋であり、回動蓋3の後端部
に設けられた軸孔31は外箱1の軸孔14とともにシャ
フト32により枢支されている。回動蓋3の下面には前
後方向に直線状に伸びる左右一対のリンク案内ガイド
(長穴)33が配設されている。シャフト32にはスプ
リング34が巻着され、スプリング34の一端は外箱1
に係止され、他端は回動蓋3を回動蓋3の開方向に付勢
している。
【0014】リンク4の基端は内箱2の後方側のガイド
突起対21、21に回動自在に枢支されており、リンク
4の先端にはシャフト41が左右方向に貫入する軸孔4
2が設けられ、シャフト41の両端は回動蓋3のリンク
案内ガイド33に遊嵌されている。外箱ガイド6は、外
箱1の左内側面の中央部に上突円弧状に形成された案内
溝からなり、外箱ガイド6の始端部61は略下方へ直線
的に屈曲している。
【0015】内箱ガイド7は、内箱2の左外側面後端部
に略上下方向へ延設された長孔からなる。モータ5は外
箱1の左外側面下部の前後方向中央部に近接してコンソ
ールボックス10に固定されており、モータ5の駆動軸
(図示せず)の軸心Mは左右方向に延在している。この
駆動軸には回動アーム8が固定され、回動アーム8の先
端に設けられたピン81の一端は外箱ガイド6に遊嵌さ
れ、ピン81の他端は内箱ガイド7に遊嵌されている。
【0016】更に、外箱1の左側壁後部には内箱案内ガ
イド(長溝)13と外箱ガイド6との間に位置して軸孔
16が貫孔され、軸孔16に抑えプレート9が枢支され
ている。抑えプレート9の軸部にはスプリング91が巻
着されており、一方、外箱1の左内側面には軸孔16に
近接して係止部17、18が設けられ、係止部17、1
8はスプリング91の両端を係止している。これにより
抑えプレート9の所定限度以上の上方回動はこのスプリ
ング91の反発を受ける構成となっている。
【0017】以下、電話機引き出し時の動作を図1〜図
4を参照して説明する。ただし図2〜図4において理解
を助けるために外箱1は破断して図示されており、その
ために外箱ガイド6は二点鎖線で図示されている。図2
の格納状態からモータ5を正転すると、その駆動軸51
に固定された回動アーム8は図中、反時計方向へ回動
し、回動アーム8の先端のピン81は外箱ガイド6の基
端部61に案内されつつ外箱1をシャフト11を中心と
して上方へ約20度回動する(図3参照)。これによ
り、内箱2がコンソールボックス10の前部に邪魔され
ずに前方へ引き出し可能となる。
【0018】更に回動アーム8を回動すると、ピン81
は外箱ガイド6内を遊動するだけで外箱1を付勢せず、
その代わり内箱ガイド7を通じて内箱2を前方へ付勢
し、その結果、内箱2は外箱1の底面に沿って前上方へ
滑動される。なお内箱ガイド7は内箱2の上下方向に伸
びる長孔となっており、その結果、回動アーム8の回動
にかかわらず内箱2の底面は外箱1の底面から離れる方
向に付勢されない。
【0019】このようにして内箱2が外箱1から前上方
へスライドすると、リンク4の先端に支持されたシャフ
ト41は回動蓋3のリンク案内ガイド33に沿って遊動
しつつ回動蓋3を付勢し、回動蓋3はシャフト32を中
心として開く(図4参照)。この結果、内箱2内の電話
機(図4に二点鎖線で図示)は内箱2に載置された状態
で格納位置の前上方に引き出される。
【0020】通話が終了した後は、モータ5をの逆転に
より上記と逆の動作が行われ、電話機は元の格納位置に
格納される。なお、図1、図3に図示した抑えプレート
9は、ピン81が外箱ガイド6の屈曲位置で直線上動か
ら回動に円滑に移るように、スプリング91の助力をピ
ン81に与えるためのものであり、その省略も可能であ
る。また、スプリング34は回動蓋3の開動を補助する
付勢部材であり、省略可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図、
【図2】図1の装置の格納状態を示す要部断面図、
【図3】図1の装置の引き出し途中状態を示す要部断面
図、
【図4】図1の装置の引き出し完了状態を示す要部断面
図。
【符号の説明】 1は外箱、2は内箱、3は回動蓋、4はリンク、5はモ
ータ、6は外箱ガイド、7は内箱ガイド、8は回動アー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後端部が車体に枢支され前端面及び上面が
    開口される外箱と、 前記外箱に前後方向移動可能かつ前記外箱の前端開口よ
    りも前方へ一部飛び出し可能に前記外箱内に保持され上
    面が開口される電話機収容用の内箱と、 前記外箱の後部に回動自在に軸支され前記外箱の上面開
    口を開閉する回動蓋と、 前記内箱の後部に回動自在に軸支され先端部が前記回動
    蓋に前後方向相対滑動自在に遊嵌されるリンクと、 前記外箱の下部近傍を左右方向に延在する駆動軸を有し
    前記車体に固定されるモータと、 前記駆動軸の上方に位置して前記外箱の側壁に前後方向
    に所定曲率で配設された外箱ガイドと、 前記駆動軸の上方に位置して前記内箱の側壁に配設され
    た内箱ガイドと、 前記モータの駆動軸に固定され先端部が前記外箱ガイド
    及び内箱ガイドに遊嵌される回動アームとを備えること
    を特徴とする自動車用電話機格納装置。
JP14964992A 1992-06-09 1992-06-09 自動車用電話機格納装置 Pending JPH05338502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14964992A JPH05338502A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 自動車用電話機格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14964992A JPH05338502A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 自動車用電話機格納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05338502A true JPH05338502A (ja) 1993-12-21

Family

ID=15479842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14964992A Pending JPH05338502A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 自動車用電話機格納装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05338502A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110259906A1 (en) * 2010-04-23 2011-10-27 Nifco Inc. Cup holder
JP2013043616A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Alpine Electronics Inc 表示装置
JP2013043615A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Alpine Electronics Inc 表示装置
US8403190B2 (en) 2009-12-04 2013-03-26 Hyundai Motor Company Tray assembly for vehicle

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JP2013043616A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Alpine Electronics Inc 表示装置
JP2013043615A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Alpine Electronics Inc 表示装置

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