JP2980653B2 - 車載テレビ格納装置 - Google Patents

車載テレビ格納装置

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JP2980653B2 JP2213062A JP21306290A JP2980653B2 JP 2980653 B2 JP2980653 B2 JP 2980653B2 JP 2213062 A JP2213062 A JP 2213062A JP 21306290 A JP21306290 A JP 21306290A JP 2980653 B2 JP2980653 B2 JP 2980653B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車載テレビ格納装置に関し、特に車載テレビ
をコンパクトに格納し且つその画像表示部の損傷を防止
し得る車載テレビ格納装置に関する。
〔従来技術〕
近年、ドライブの楽しさを高めるための車載用のアク
セサリー部品が種々開発され、最近では、例えば実開昭
58−30372号公報に記載されているように、車載テレビ
がアクセサリー部品として提供されている。一般に、後
席側の乗員を対象として車載テレビを視聴できるように
した車載テレビ格納装置としては、前席の左右のシート
装置間のスペースに専用の支持ラック(支持台)を設
け、この支持ラックに車載テレビの画像表示部を略垂直
後向きにして配置・固定する装置が採用されることが多
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の車載テレビ格納装置においては、車載テレ
ビを使用しない場合でも、前席の左右のシート装置間の
スペースが車載テレビに占有され、車室スペースが狭め
られるという問題がある。
また、常時車載テレビの画像表示部を露出しているた
め、画像表示部が損傷をうけやすいという問題がある。
本発明の目的は、車載テレビを使用しない場合には、
格納スペースに車載テレビをコンパクトに格納し、車載
テレビを使用する場合には、画像表示部の損傷を防止し
ながら後席順の乗員が視聴可能な位置に車載テレビを配
設し得る車載テレビ格納装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に係る車載テレビ格納装置は、自動車の前席
の左右のシート装置間に左右方向へ開閉可能な蓋部材を
有するセンタコンソールボックスを設け、車載テレビ
を、センタコンソールボックス内に格納した格納位置
と、画像表示部を略垂直後方向きにしてセンタコンソー
ルボックスから突出させた使用位置とに位置切換え自在
に設け、上記センタコンソールボックスの蓋部材が車載
テレビの格納位置から使用位置に亙る移動軌跡内にある
間、車載テレビの格納位置から使用位置への切換え操作
を規制する規制手段を設けたものである。
請求項2の車載テレビ格納装置は、請求項1の発明に
おいて、上記規制手段が、上記蓋部材の回動支軸を回動
中心とする規制用ヒンジであって、蓋部材に固着された
上側ヒンジ部材と、格納位置の車載テレビに当接して蓋
部材が車載テレビの格納位置から使用位置に亙る移動軌
跡内にある間は車載テレビを格納位置に位置規制する下
側ヒンジ部材とを含む規制用ヒンジと、上記上側ヒンジ
部材と下側ヒンジ部材間に設けられ下側ヒンジ部材を下
方へ付勢する付勢部材とを備えたことを特徴とするもの
である。
請求項3の車載テレビ格納装置は、請求項1の発明に
おいて、上記車載テレビを少なくとも格納位置から使用
位置に駆動するブレーキ付き電導モータを有し、上記規
制手段が、蓋部材が開状態になったことを検出する検出
手段と、この検出手段の検出を受け蓋部材が開状態でな
いときには電動モータのブレーキを作動状態に保持する
とともに蓋部材が開状態になったときに上記ブレーキを
解除状態に切換える制御手段とを有することを特徴とす
るものである。
請求項4の車載テレビ格納装置は、請求項3の発明に
おいて、上記車載テレビが使用位置になったことを検出
するテレビ位置検出手段を有し、上記制御手段はテレビ
位置検出手段の出力を受けて車載テレビが使用位置にな
ったときに上記ブレーキを作動状態に保持することを特
徴とするものである。
〔作用〕
請求項1の車載テレビ格納装置においては、車載テレ
ビを使用しない場合には、格納位置に格納して蓋部材を
閉じることにより、車載テレビをコンパクトに格納する
ことが出来、車載テレビの画像表示部の損傷を防止する
ことが出来る。
一方、車載テレビを使用する場合には、センタコンソ
ールボックスの蓋部材を開き、車載テレビを使用位置に
切換えればよい。このとき、規制手段が、センタコンソ
ールボックスの蓋部材が車載テレビの格納位置から使用
位置に亙る移動軌跡内にある間、車載テレビの格納位置
から使用位置への切換え操作を規制するので、車載テレ
ビを格納位置から使用位置に切換える際、車載テレビが
蓋部材と干渉することによる画像表示部の損傷を確実に
防止することが出来る。
請求項2の車載テレビ格納装置においては、上記規制
手段が、上記蓋部材の回動支軸を回動中心とする規制用
ヒンジと、付勢部材とを備え、格納位置のとき及び蓋部
材が車載テレビの格納位置から使用位置に亙る移動軌跡
内にある間は、付勢部材で下方へ付勢された下側ヒンジ
部材により車載テレビが格納位置に位置規制され、蓋部
材が車載テレビの格納位置から使用位置に亙る移動軌跡
から外れると、規制手段の下側ヒンジ部材による位置規
制が解除されるので、車載テレビを使用位置に切換える
際に蓋部材と干渉することがない。
請求項3の車載テレビ格納装置においては、ブレーキ
付き電動モータにより車載テレビを少なくとも格納位置
から使用位置に駆動でき、上記規制手段の検出手段によ
り蓋部材が開状態になったことが検出され、規制手段の
制御手段は、蓋部材が開状態でないときには、電動モー
タのブレーキを作動状態に保持し、蓋部材が開状態にな
ったときに上記ブレーキを解除状態に切換える。それ
故、蓋部材が開く前に車載テレビを使用位置に切換える
ことができないから、車載テレビと蓋部材の干渉を確実
に防止できる。
請求項4の車載テレビ格納装置においては、テレビ位
置検出手段により車載テレビが使用位置になったことが
検出され、上記制御手段はテレビ位置検出手段の出力を
受けて車載テレビが使用位置になったときに上記ブレー
キを作動状態に保持する。それ故、車載テレビを使用位
置に保持することができる。
〔発明の効果〕
請求項1の車載テレビ格納装置によれば、以上〔作
用〕の項で説明したように、車載テレビを蓋部材を有す
るセンタコンソールボックス内に格納した格納位置とセ
ンタコンソールボックスから突出させた使用位置とに位
置切換え自在に設け、車載テレビを格納位置から使用位
置に切換えるときに、センタコンソールボックスの蓋部
材が車載テレビの格納位置から使用位置に亙る移動軌跡
内にある間、車載テレビの格納位置から使用位置への切
換え操作を規制する規制手段を設けたので、画像表示部
を保護した状態で車載テレビをコンパクトに格納するこ
とが出来ること、車載テレビを格納位置から使用位置に
切換える際、車載テレビが蓋部材と干渉することによる
画像表示部の損傷を確実に防止出来ること、などの効果
が得られる。
請求項2の車載テレビ格納装置によれば、蓋部材の回
動支軸を回動中心とする規制用ヒンジと付勢部材とを備
える簡単な構成の規制手段により、車載テレビを格納位
置から使用位置に切換える際に蓋部材と干渉するのを確
実に防止することができる。
請求項3の車載テレビ格納装置によれば、ブレーキ付
き電動モータにより車載テレビを少なくとも格納位置か
ら使用位置に駆動できるので車載テレビの位置切換えが
簡単になるうえ、検出手段と制御手段とを備えた規制手
段により、蓋部材が開く前に下載テレビを使用位置に切
換え不能にして車載テレビと蓋部材の干渉を確実に防止
できる。電動モータに備えブレーキを介して規制するた
め、電動モータを誤操作しても車載テレビと蓋部材の干
渉が生じることがない。
請求項4の車載テレビ格納装置によれば、テレビ位置
検出手段を設け、上記制御手段はテレビ位置検出手段の
出力を受けて車載テレビが使用位置になったときに上記
ブレーキを作動状態に保持するので、車載テレビを使用
位置に保持することができる。
〔第1実施例〕 以下、本発明の第1実施例について図面に基いて説明
する。
本実施例は、手動により車載テレビを格納位置と後席
側の乗員が視聴可能な使用位置とに切換えるようにした
車載テレビ格納装置に本発明を適用したものである。
第1図〜第3図に示すように、前席の左右のシート装
置1・2間には、蓋部材3を有するセンタコンソールボ
ックス4が設けられ、蓋部材3は、前後1対のヒンジ機
構5・6を介して第2図に示すように左方に略90゜開い
てコンソールボックス4内に形成された格納部7を開放
した開位置と、第3図に示すように格納部7を閉塞した
閉位置とに開閉自在になっている。
センタコンソールボックス4の後端部中央には格納部
7に連通するリセス8が凹設され、リセス8に配設され
た屈曲自在のフレキシブル支持筒9の先端には液晶から
なる画像表示部10aを有する車載テレビ10が取付けら
れ、車載テレビ10は、第2図に示すように画像表示部10
aをセンタコンソールボックス4内に水平上向きにして
格納した格納位置と、第3図に示すように画像表示部10
aを略垂直後向きにしてセンタコンソールボックス4か
ら突出させた使用位置とに位置切換え自在になってい
る。尚、車載テレビ10には、電源スイッチ10cとチャン
ネル切換スイッチ10dが設けられ、フレキシブル支持筒
9内には車載テレビ10に電源を供給する電源線が配設さ
れている。
第4図に示すように、格納部7はアウタコア部材11に
インナコア部材12が内嵌装着されて形成され、蓋部材3
は表皮部材13と表皮部材13の内側に固着されたインナコ
ア部材14から構成されている。
第5図に示すように、後側のヒンジ機構5は、前後1
対の開閉用ヒンジ15と前後の開閉用ヒンジ15の間に設け
られた規制用ヒンジ16からなり、前後の開閉用ヒンジ15
の上側ヒンジ部材15aと規制用ヒンジ16の上側ヒンジ部
材16aは、インナコア部材14の左端部に固着され、前後
の開閉用ヒンジ15の下側ヒンジ部材15bは、アウタコア
部材11のフランジ部11aに固着されている。規制用ヒン
ジ16の下側ヒンジ部材16bは、格納部7の上端に延びる
ように平板状に形成され、下側ヒンジ部材16bの右端部
は、格納位置に位置する車載テレビ10の画像表示部10a
の外側の周縁部10bに当接可能になっている。上側ヒン
ジ部材16aと下側ヒンジ部材16bとの結合部には、前後1
対の捩りコイルバネ17が軸部材18に装着され、各捩りコ
イルバネ17の両端部は、夫々上側ヒンジ部材16aと下側
ヒンジ部材16bに固着されている。
蓋部材3は、その自重により捩りコイルバネ17のバネ
力に抗して閉位置に切換可能になっており、また、蓋部
材3を手で持ち上げて閉位置から開位置に切換える際に
は、第6図に示すように、蓋部材3が約45゜開いた半開
位置に開くまでは捩りコイルバネ17のバネ力による付勢
力が作用するが、第6図の半開位置でバネ17の付勢力は
略零になる。尚、前側のヒンジ機構6は、前後1対の開
閉用ヒンジ15で構成されている。
このように構成された車載テレビ格納装置の作用につ
いて説明する。
車載テレビ10を使用しない場合には、車載テレビ10を
格納位置に格納し、蓋部材3を閉じて格納部7を閉塞す
る。このとき、車載テレビ10は、第4図に示すように規
制用ヒンジ16の下側ヒンジ部材16bにより周縁部10bで押
圧された状態で格納される。このように、車載テレビ10
を使用しない場合には、車載テレビ10をセンタコンソー
ルボックス4内にコンパクトに格納することが出来、ま
た、画像表示部10が外部に露出することがないので、画
像表示部10aを保護することが出来る。
一方、車載テレビ10を使用する場合には、蓋部材3を
閉位置から開位置側に開ける。第6図に示すように、蓋
部材3が半開位置まで開くまでは、規制用ヒンジ16の下
側ヒンジ部材16bは車載テレビ10の周縁部10bに当接した
状態にあり、且つ車載テレビ10の格納位置から使用位置
に亙る回動軌跡(1点鎖線図示)と蓋部材3とが干渉す
る状態にあって、このとき、車載テレビ10を格納位置か
ら回動させようとすると、車載テレビ10は下側ヒンジ部
材16bにより回動しないように規制される。
第7図に矢印で示したように、蓋部材3を半開位置か
ら開位置側に更に開けると、下側ヒンジ部材16bは捩り
コイルバネ17を介して上方に回動するが、蓋部材3が開
位置近傍まで開くまでは、下側ヒンジ部材16bと車載テ
レビ10とが干渉する状態にあり、車載テレビ10は下側ヒ
ンジ部材16bにより使用位置側への回動を規制される。
蓋部材3を開位置まで開けると、第7図に示したよう
に、蓋部材3及び下側ヒンジ部材16bともに車載テレビ1
0の回動軌跡と干渉しない状態になり、蓋部材3と干渉
することよる画像表示部10aの損傷を確実に防止した状
態で、車載テレビ10を格納位置から使用位置に切換える
ことが出来る。車載テレビ10を使用位置へ切換え後には
第3図に示すように蓋部材3を閉じておくことが出来る
が、必要に応じて開閉することが出来る。
尚、蓋部材3が開位置まで開く前に、車載テレビ10を
格納位置から使用位置に強制的に回動させることも可能
であるが、この場合にも、車載テレビ10で押し上げられ
る下側ヒンジ部材16bを介して蓋部材3は開位置に開け
られるので、画像表示部10aが蓋部材3と干渉して損傷
することはない。
〔別実施例〕
本実施例は、電気的に車載テレビを格納位置から使用
位置に切換えられるようにした車載テレビ格納装置に本
発明を適用したものである。尚、上記実施例と同様な部
材には同様な符号を付して説明は省略する。
第8図に示すように、車載テレビ10は、リセス8Aに軸
部材20を介して回動自在に配設された支持軸部材21の先
端部に設けられ、軸部材20の左端部には従動ギア22が装
着され、従動ギア22はブレーキ付きモータ23の出力軸23
aに装着された駆動ギア24に噛合している。尚、駆動ギ
ア24には、車載テレビ10を上方へ起こす方向にトルク伝
達可能なワンウェイクラッチが内蔵されている。
ブレーキ付きモータ23はスプリングの弾性力で作動す
るブレーキ機構とブレーキ解除ソレノイド23bを有し、
ブレーキ解除ソレノイド23bに駆動電流が供給されてい
ないときには、ブレーキ付きモータ23の出力軸23aは回
転不能にブレーキ機構でロックされ、ブレーキ解除ソレ
ノイド23bに駆動電流が供給されると、出力軸23aはロッ
ク解除される。
支持軸部材21の後端部の下方には、車載テレビ10が使
用位置に位置したときに支持軸部材21によりONするリミ
ットスイッチ25が設けられ、センタコンソールボックス
4には、第9図・第10図に示すように、フランジ部11a
に固着の固定接片27aと蓋部材3に固着の可動接片27bか
らなる検知スイッチ27が設けられ、検知スイッチ27は蓋
部材3が開位置に位置したときにONするようになってい
る。
第11図に示すように、検知スイッチ27、リミットスイ
ッチ25及びブレーキ付きモータ23は、夫々シーケンスロ
ジック及びドライバ回路などで構成されるコントロール
ボックス30に接続され、第12図に示すように、検知スイ
ッチ27及びリミットスイッチ25からコントロールボック
ス30に入力される信号に基いてコントロールボックス30
からブレーキ付きモータ23及びブレーキ解除ソレノイド
23bに駆動電流が出力されるようになっている。
このように構成された車載テレビ格納装置の作用につ
いて説明する。
車載テレビ10を使用しない場合には、車載テレビ10を
格納位置に格納し、蓋部材3を閉位置して格納部7を閉
塞する。このように、車載テレビ10を使用しない場合に
は、車載テレビ10をセンタコンソールボックス4内にコ
ンパクトに格納することが出来、また、画像表示部10a
が外部に露出することがないので、画像表示部10aを保
護することが出来る。尚、車載テレビ10が格納位置に格
納された状態では、ブレーキ付きモータ23の出力軸23a
はロック状態に保持されている。
一方、車載テレビ10を使用する場合には、蓋部材3を
閉位置から開位置側に開ける。蓋部材3が開位置に位置
して検知スイッチ27がONし、このON信号がコントロール
ボックス30に入力されると、コントロークボックス30か
らブレーキ解除ソレノイド23bに駆動電流が供給されて
ブレーキ付きモータ23の出力軸23aがアンロック状態に
切換えられ、次にコントロールボックス30からブレーキ
付きモータ23に駆動電流が供給されてモータ23が回転駆
動され、ワンウェイクラッチを介して駆動ギア24が回転
し、従動ギア22が回転することにより、車載テレビ10は
使用位置の方へ回動駆動される。
このように、蓋部材3が開位置まで開くまでは出力軸
23aをロック状態に保持し、蓋部材3が開位置に位置し
たときに、出力軸23aをアンロック状態に切換えるよう
にしたので、蓋部材3が開位置まで開いていない状態で
は、ブレーキ付きモータ23により車載テレビ10の格納位
置からの回動が規制され、従って蓋部材3と干渉するこ
とによる画像表示部10aの損傷を確実に防止することが
出来る。
車載テレビ10が使用位置に位置してリミットスイッチ
25がONし、このON信号がコントロールボックス30に入力
されると、コントロールボックス30からブレーキ付モー
タ23への駆動電流の供給が停止され、車載テレビ10は使
用位置に停止する。その後、蓋部材3を閉じると、検知
スイッチ27がOFFとなってソレノイド23bへの通電が停止
されるので出力軸23aがロック状態になる。車載テレビ1
0を使用位置から格納位置に回動させる場合には、駆動
ギア24にワンウェイクラッチが組込まれているので、手
動で格納位置まで回動させることが出来る。その後蓋部
材3を閉じると、検知スイッチ27がOFFとなり、ソレノ
イド23bへの通電が停止されて出力軸23aはロック状態に
保持される。
尚、駆動ギア24に内蔵されたワンウェイクラッチを省
略し、車載テレビ10が格納位置にあるときにONとなるス
イッチ、車載テレビ10を使用位置へ起こす指令を入力す
る押しボタン及び車載テレビ10を格納位置へ倒す指令を
入力する押しボタンとを設け、これら押しボタンの操作
に応じてモータ23を駆動させるようにしてもよい。但
し、この場合検知スイッチ27のONを条件としてモータ23
を作動させるものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は車室前部の斜視図、第2図は格納位置の車載テレ
ビとセンタコンソールボックスの斜視図、第3図は使用
位置の車載テレビとセンタコンソールボックスの斜視
図、第4図は第1図IV−IV線断面図、第5図はヒンジ機
構の斜視図、第6図は蓋部材が半開位置のときのセンタ
コンソールボックスの要部断面図、第7図は蓋部材が開
位置のときのセンタコンソールボックスの要部断面図、
第8図〜第11図は別実施例を示すもので、第8図は格納
位置の車載テレビとセンタコンソールボックスを示す第
2図相当図、第9図は蓋部材が閉位置のときのセンタコ
ンソールボックスの要部断面図、第10図は蓋部材が開位
置のときのセンタコンソールボックスの要部断面図、第
11図は制御系の構成図、第12図は制御系の作動説明図で
ある。 1・2……シート装置、3……蓋部材、 4……センタコンソールボックス、10……車載テレビ、
10a……画像表示部、16……規制用ヒンジ、23……ブレ
ーキ付モータ、 25……リミットスイッチ、27……検知スイッチ、30……
コントロールボックス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 11/02 B60R 7/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の前席の左右のシート装置間に左右
    方向へ開閉可能な蓋部材を有するセンタコンソールボッ
    クスを設け、 車載テレビを、センタコンソールボックス内に格納した
    格納位置と、画像表示部を略垂直後方向きにしてセンタ
    コンソールボックスから突出させた使用位置とに位置切
    換え自在に設け、 上記センタコンソールボックスの蓋部材が車載テレビの
    格納位置から使用位置に亙る移動軌跡内にある間、車載
    テレビの格納位置から使用位置への切換え操作を規制す
    る規制手段を設けたことを特徴とする車載テレビ格納装
    置。
  2. 【請求項2】上記規制手段が、 上記蓋部材の回動支軸を回動中心とする規制用ヒンジで
    あって、蓋部材に固着された上側ヒンジ部材と、格納位
    置の車載テレビに当接して蓋部材が車載テレビの格納位
    置から使用位置に亙る移動軌跡内にある間は車載テレビ
    を格納位置に位置規制する下側ヒンジ部材とを含む規制
    用ヒンジと、 上記上側ヒンジ部材と下側ヒンジ部材間に設けられ下側
    ヒンジ部材を下方へ付勢する付勢部材とを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の車載テレビ格納装置。
  3. 【請求項3】上記車載テレビを少なくとも格納位置から
    使用位置に駆動するブレーキ付き電動モータを有し、 上記規制手段が、蓋部材が開状態になったことを検出す
    る検出手段と、この検出手段の出力を受け蓋部材が開状
    態でないときには電動モータのブレーキを作動状態に保
    持するとともに蓋部材が開状態になったときに上記ブレ
    ーキを解除状態に切換える制御手段とを有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の車載テレビ格納装
    置。
  4. 【請求項4】上記車載テレビが使用位置になったことを
    検出するテレビ位置検出手段を有し、上記制御手段はテ
    レビ位置検出手段の出力を受けて車載テレビが使用位置
    になったときに上記ブレーキを作動状態に保持すること
    を特徴とする請求項3に記載の車載テレビ格納装置。
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