JP5125492B2 - 車両用ドア支持装置 - Google Patents
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Description
以下、図1〜図5を参照して本発明による車両用ドア支持装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る車両用ドア支持装置を有する車両を斜め後方から見た斜視図であり、図2は車両側面図である。図1,2では、車両用ドアとして車両側面のサイドドア1を示している。
(1)ドア1の端部から車両内側に向けてストレート部11と円弧部12を有するヒンジアーム10を突設するとともに、車体2(支持プレート6)から支持されたガイドピン7と滑車8の間にヒンジアーム10を摺動可能に挟むようにした。これによりヒンジアーム10はガイドピン7と滑車8によって位置を拘束されながらアーム形状に沿って移動するため、ドア1をスライド可能に支持するスライド部と、ドア1のスライド移動を規制するガイド部とをドア1に別々に設ける必要がなく、スムーズなドア1の開閉動作が可能である。これに対し、スライド部とガイド部をドア1に別々に設けた場合には、スライド部とガイド部の両方でドア位置が規制されるため、両者の位置関係がずれると、スムーズなドアの開閉動作が妨げられる。
(3)Bピラー内に水平方向に設けられた支持プレート6によってガイドピン7と滑車8を支持するので、ガイドピン7と滑車8の支持剛性を高めることができ、ヒンジアーム10のスムーズな摺動動作が可能である。
(4)脱着機構4を介してドア1の前後に着脱可能にヒンジアーム10を設けるので、車両前側および後側にそれぞれ回動可能な両開きのドア1として構成することもできる。
(5)ドア1のレバー操作時に、リンク機構等を介してその操作に対応した前側または後側の一方の脱着機構4のみロックを解除し、他方の脱着機構4はロック状態を維持するようにした。これにより前後の脱着機構4が同時に解除されることを防止でき、ドア1を確実に車体2から支持できる。
(6)ヒンジ部3に脱着機構4を設け、脱着機構4によりヒンジアーム10をドア1から解放した際、脱着機構4を介してドア1を開閉するようにした。これによりドア1の開閉機能を有する部品を別途設ける必要がなく、部品点数の増加を抑え、部品の設置スペースを節約することができる。
図6を参照して本発明による車両用ドア支持装置の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、ヒンジ部3の構成である。すなわち第1の実施の形態では、ガイドピン7と滑車8によってヒンジアーム10を水平方向に挟むようにしたが、第2の実施の形態では、ヒンジアーム20の上下面をボールで挟み込む。以下では、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
図7〜図10を参照して本発明による車両用ドア支持装置の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、ヒンジ部3の構成である。すなわち第1の実施の形態では、ヒンジアーム10をアーム形状に沿ってスライド可能に設けたが、第3の実施の形態では、ヒンジアームをスライド可能かつ回転可能に設ける。以下では、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
1a,1b レバー
3,3a,3b ヒンジ部
4 脱着機構
6 支持プレート
7 ガイドピン
8 滑車
10,20,35 ヒンジアーム
11 ストレート部
12 円弧部
31,32 ボール
37,43 ピン
41 ケース部材
42 スライド部材
416 切り欠き
61v,61d ゲートウェイ
62 無線通信機器
70 電装品
Claims (6)
- 車両用ドアの一端側および他端側にそれぞれ設けられたヒンジ部を介して、ドアを第1の方向および第2の方向にそれぞれ略水平方向に回動可能に支持する車両用ドア支持装置であって、
前記ドアの一端側および他端側からそれぞれ車体に向けて略水平方向に着脱可能に突設された一対のアーム部材と、
前記第1の方向へのドア開口時に、前記一端側のアーム部材を前記ドアに結合するとともに前記他端側のアーム部材を前記ドアから解放し、前記第2の方向へのドア開口時に、前記他端側のアーム部材を前記ドアに結合するとともに前記一端側のアーム部材を前記ドアから解放するアーム結合手段と、
前記第1の方向へのドア開口時に、前記一端側のアーム部材に当接してこのアーム部材を車体から離間する方向にスライド可能に支持するとともに、前記一端側のアーム部材が所定量スライドした後、このアーム部材を前記第1の方向に回動可能に支持し、
前記第2の方向へのドア開口時に、前記他端側のアーム部材に当接してこのアーム部材を車体から離間する方向にスライド可能に支持するとともに、前記他端側のアーム部材が所定量スライドした後、このアーム部材を前記第2の方向に回動可能に支持する支持手段とを備えることを特徴とする車両用ドア支持装置。 - 請求項1に記載の車両用ドア支持装置において、
前記ドアの一端側および他端側には、それぞれドアを開口操作するための操作部が設けられ、
前記アーム結合手段は、前記一端側の操作部が操作されると、前記一端側のアーム部材を前記ドアから解放し、前記他端側の操作部が操作されると、前記他端側のアーム部材を前記ドアから解放する脱着機構を有することを特徴とする車両用ドア支持装置。 - 請求項1または2に記載の車両用ドア支持装置において、
前記アーム部材は、基端側から長手方向に直線状に形成されたストレート部とこのストレート部に連なり長手方向に円弧状に形成された円弧部とを有し、
前記支持手段は、前記アーム部材の移動に伴い前記ストレート部を摺動可能に支持した後、前記円弧部を摺動可能に支持する摺動部材を有することを特徴とする車両用ドア支持装置。 - 請求項3に記載の車両用ドア支持装置において、
前記摺動部材は、前記アーム部材の上下面を挟んで支持する一対の球状部材であることを特徴とする車両用ドア支持装置。 - 請求項2または4に記載の車両用ドア支持装置において、
前記支持手段は、
前記ドアの開口時に、前記アーム部材に当接して前記アーム部材を車体から離間する方向にスライド可能に支持するとともに、スライド移動量を所定量に制限するスライド支持手段と、
前記アーム部材のスライド移動が制限された後、前記アーム部材を前記ドアの回動する方向に回動可能に支持する回動支持手段とを有することを特徴とする車両用ドア支持装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用ドア支持装置において、
前記ドアに配設された電装品と、
前記電装品に対して車体側から制御信号を出力する無線通信手段とをさらに備えることを特徴とする車両用ドア支持装置。
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JP2007334194A JP5125492B2 (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | 車両用ドア支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007334194A JP5125492B2 (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | 車両用ドア支持装置 |
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Family Applications (1)
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2007
- 2007-12-26 JP JP2007334194A patent/JP5125492B2/ja not_active Expired - Fee Related
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