JPH1173059A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1173059A
JPH1173059A JP9245907A JP24590797A JPH1173059A JP H1173059 A JPH1173059 A JP H1173059A JP 9245907 A JP9245907 A JP 9245907A JP 24590797 A JP24590797 A JP 24590797A JP H1173059 A JPH1173059 A JP H1173059A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤って小サイズの記録材で印字した後の記録
材の画像不良を防止でき、小サイズでない記録材の場合
の消費電力を抑えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置に、TOPセンサ307に
おける記録材有り検知時間を計時するタイマ201を設
け、加熱手段305を制御する制御手段310a内に、
タイマ201による計時時間が基準時間よりも長いか否
かを判断する判断手段310bを設け、判断手段310
bが計時時間が基準時間よりも短いと判断した場合は、
制御手段310aにより第二の時間経過後の目標温度と
して第三の温度で加熱手段305を制御し、判断手段3
10bが計時時間が基準時間よりも長いと判断した場合
は、制御手段310aによりTOPセンサ307の記録
材有検知から第一の温度で加熱手段を制御するまでの時
間を第三の時間とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定温度に制御さ
れた加熱手段により記録材上のトナーを定着させる電子
写真方式を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成装置とし
ては、レーザープリンタ等が挙げられる。一例を示せ
ば、レーザープリンタは、図9に示すように、表面に静
電潜像を形成する感光ドラム302、感光ドラム302
の表面を一様に帯電させる帯電手段304、帯電させら
れた感光ドラム302の表面を露光して静電潜像を形成
させる露光手段301、感光ドラム302上の静電潜像
を現像剤であるトナーによって現像して可視像化する現
像手段313、感光ドラム302上のトナー画像を記録
材上に転写させる転写手段314、加熱手段305およ
び加圧手段306とを有して記録材上に転写させられた
トナー画像を記録材上に定着させる定着手段、ホストコ
ンピュータ311からの印字開始信号を受けて上記の各
部材等の作動を制御する制御ユニット310、記録材を
給紙する給紙手段、給紙された記録材を搬送する搬送手
段や搬送路等から構成されている。
【0003】上記構成のレーザビームプリンタの一般的
な動作を説明すると、ホストコンピュータ311から印
字開始信号を制御ユニット310が受け取ると、記録材
カセット309に収容された記録材316が給紙手段3
03によって給紙され、あるいは、使用者が手差しによ
り記録材を補給する場合には手差し給紙手段312によ
って記録材を給紙する。
【0004】また、制御ユニット310が印字開始信号
を受信すると、制御手段から帯電手段304等に作動信
号が送信され、ホストコンピュータ311からの画像情
報を基にして、帯電手段304、露光手段301、現像
手段313によってトナー像が感光ドラム302上に形
成される。
【0005】給紙された記録材は、感光ドラム302上
にトナー像が形成された後、所定のタイミングで感光ド
ラム302と転写手段314との対向部分に搬送され、
記録紙の表面に感光ドラム302上のトナー像を転写手
段314によって転写する。トナー像が転写させられた
記録材は加熱手段305方向に搬送され、加熱手段30
5および加圧手段306によってトナーを記録材に定着
させるのに十分な熱と圧力を加えられ、トナー像が記録
材に固定される。なお、加熱手段305の記録材搬送方
向上流側には、TOPセンサ307が設けられていると
ともに、加熱手段305の記録材搬送方向下流側には、
排紙センサ315が配置されており、TOPセンサ30
7および排紙センサ315により記録材の搬送が正常に
行われているかどうかを監視することができるようにな
っている。
【0006】図10は、加熱手段305および加圧手段
306を示した模式図で、加熱手段305と加圧手段3
06に記録材503が挟まれている状態を表わしてい
る。図10に示した加熱手段305は、フィルム加熱定
着方式が用いられており、発熱源であるヒータ305a
がステー510に保持され、ステー510の周囲に定着
フィルム502が配置されて構成されている。
【0007】ヒータ305aには、図示を省略した駆動
源からの駆動力により所定方向に回転する加圧手段30
6が定着フィルム502を介して圧接されており、定着
フィルム502が加圧手段306の回転に同期して回転
するようになっていて、加熱手段305と加圧手段30
6との圧接部分に、トナー像が担持された記録材を通過
させることにより、記録材にトナーを定着させるのに十
分な熱と加圧力を加えることができるようになってい
る。
【0008】制御ユニット310内には、加熱手段30
5のヒータ305aに信号入力可能に接続されてヒータ
305aの温度を適宜変更できる制御手段310aが設
けられており、制御ユニット310内の制御手段310
aによって加熱手段305の温度を調節できるようにな
っている。また、ヒータ305aには、ヒータ305a
の温度を検知できる温度検知手段であるサーミスタ(図
示せず)が配置されており、サーミスタが制御手段31
0aに接続されて、サーミスタの検知温度が所定の目標
温度となるように制御手段310aが適宜ヒータに作動
信号を送信してヒータのオン/オフを行うことにより加
熱手段305が定着に必要な温度となるように温度制御
が行われている。
【0009】具体的には、制御手段310aには、加熱
手段の温度を制御する際の目標温度として任意に設定さ
れた第一の温度と、該第一の温度よりも低い第二の温
度、および、任意に設定された第一と第二の時間とが設
定されており、TOPセンサ307が記録材有を検知し
てから任意に設定された第一の時間経過後は制御手段3
10aによって加熱手段305の温度が第一の温度とな
るように制御されるとともに、TOPセンサ307が記
録材無しを検知してから任意に設定された第二の時間経
過後は制御手段310aによって加熱手段305の温度
が第二の温度となるように制御される。なお、第一の温
度は、記録材上のトナーを定着させるために必要な温度
とする。
【0010】ここで、図11に示すように、第一の温度
をT1、第二の温度をT2、第一の時間をtb、第二の
時間をtaとすると、印字開始信号を制御ユニット31
0が受け取ることにより、制御手段310aが目標温度
をT1として加熱手段305のヒータ305aを加熱
し、加熱手段305の温度が目標温度であるT1に達す
ると記録材がTOPセンサ307を通過して加熱手段3
05と加圧手段306との圧接部分に搬送されて定着が
行われる。その後、TOPセンサ307が記録材無しを
検知した後からta時間後に加熱手段305の目標温度
がT1からT2に変更される。通常taはTOPセンサ
307を通過した記録材の後端が加熱手段305を通過
するまでの時間以上に設定され、定着工程中は加熱手段
305の温度がT1で制御されて良好な定着を行うこと
ができるようになっている。
【0011】連続的に印字動作が行われる場合には、次
の記録材が給紙手段303によって給紙されて記録材の
先端がTOPセンサ307に達する。先端がTOPセン
サ307に達してからtb時間後に加熱手段305の温
度はT2からT1に再び変更される。通常tbはTOP
センサ307を通過した記録材の先端が加熱手段305
に達するまでの時間以内に設定される。なお、図11中
のAからB間での期間を紙間温調時間、AからB間以外
の期間を通常温調時間とする。
【0012】加熱手段305を温調温度T2で温度制御
する時間帯が設けられている理由を述べると、通常、加
圧手段306は金属製の長棒の外周面に弾性部材の層を
設けた構成となっているため、加熱手段305に比較し
て加圧手段306の熱容量が大きく、加熱手段305に
対向する位置に配置される記録材が加圧手段306と加
熱手段305の間に存在しない場合も温度T1で加熱手
段305を制御してしまうと本来紙に与えるべき熱が紙
がないために直に加圧手段306を熱することになる。
そのため加圧手段306の温度が高くなってしまい、結
果としてホットオフセットなど画像に影響を与えてしま
うことがあり、これを防止するため、所定時間帯は温度
T2で加熱手段305の温度制御を行うようにしている
のである。
【0013】また、上記の定着工程において、図10に
示すように、加熱手段305の長手方向の幅が短い、例
えば封筒などのサイズが小さい記録材の場合には、記録
材が加熱手段305と加圧手段306との圧接部分を通
過しているときでも、加熱手段305の長手方向の端郡
には記録材が存在しないため、加熱手段305の端部と
加圧手段306の端部とが直接当接しており、この当接
部分の温度が上昇してしまう。そして、この当接部分の
温度が高いまま、次に普通サイズの記録材を印字する
と、普通サイズの記録材の端部にホットオフセット現象
が見られることがあった。
【0014】この対策として、制御手段310aに第二
の温度であるT2よりも任意の温度だけ低い第三の温度
としてT3を設けておき、図11に示すように、従来は
ホストコンピュータ311から制御ユニット310に対
して小サイズの記録材(例えば、封筒、はがきなど加熱
手段の長手方向の記録材の通過幅よりも所定以上幅の短
い記録材)の印字指令が送信された場合に、紙間温調時
間中の制御温度をT2よりも低い温度T3で加熱手段3
05を制御するようにして、紙間温調時間中の制御温度
をT2で制御した場合に比べて、加圧手段306の端部
の昇温部分の温度が下がるようにしていた。
【0015】このとき、図12に示す、紙間温調制御の
フローチャートに示すように、TOPセンサ307が記
録材の後端を検知(検知信号が記録材有りから記録材無
しに変る)してから、時間ta経過後に、ホストコンピ
ュータ311からの印字指令が小サイズの記録材を指定
しているかどうかを判断し、小サイズの指定ならば目標
温度を温度T3に設定し、小サイズ指定でなければ目標
温度を温度T2に設定するようにしている。目標温度が
設定されたら、設定された目標温度で紙間温調動作を行
う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホストコンピ
ュータから指示されたサイズ通りの記録材で印字されな
い場合があり、例えば、ユーザの記録材セット間違いな
どで、ホストコンピュータの指示した記録材と違う記録
材に印字されてしまう場合などがある。具体的には、ホ
ストコンピュータの指示が小サイズ指定でない場合に、
給紙された記録材がハガキであったときには、上記の理
由により、はがきの印字の後連続して普通サイズの記録
材に印字したときや、連続2枚目以降の印字には画像不
良が生じる恐れがあった。
【0017】また、記録材の先端検知のタイミングから
の時間tbは、目標温度をT3で制御した後に、定着の
タイミングに合わせて定着温度であるT1に変更するこ
とができるように設定されており、この時間tbは、紙
間温調時間中の温度がT2あるいはT3にかかわらず用
いられている。このため、紙間温調時間中の温度がT2
と高い普通サイズの記録材の場合は、時間tb経過後に
温度T2から温度T1に変更すると、定着のタイミング
よりも少し速く温度T1に達し、温度T1に達してから
定着までの間温度T1で加熱手段の温度調節を行うた
め、定着のタイミングに合わせて温度T1となる場合に
比べて無駄な電力を消費していた。
【0018】そこで、本発明は、計時手段により記録材
の搬送時間を計時して、搬送に要した時間により紙間温
調時の目標温度あるいは通常温調に切り替えるタイミン
グを変更するようにして、誤って小サイズの記録材で印
字してしまった後の記録材の画像不良を防止でき、ま
た、普通サイズの記録材の場合の消費電力を抑えること
ができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本出願にかかる第1の発
明によれば、上記目的は、表面にトナー画像を担持する
記録材が搬送される搬送路と、搬送路上に配置されて記
録材の有無を検知する記録材検知手段と、記録材上のト
ナーを定着させるために予め所定の温度に制御される加
熱手段と、加熱手段の温度を所定の目標温度に制御する
ための制御手段とを備え、制御手段には、加熱手段の温
度を制御する際の目標温度として任意に設定された第一
の温度と、該第一の温度よりも低い第二の温度、およ
び、任意に設定された第一と第二の時間とが設定されて
おり、記録材検出手段が記録材有を検知してから任意に
設定された第一の時間経過後は制御手段によって加熱手
段の温度が第一の温度となるように制御されるととも
に、記録材検知手段が記録材無しを検知してから任意に
設定された第二の時間経過後は制御手段によって加熱手
段の温度が第二の温度となるように制御される画像形成
装置において、画像形成装置に、記録材検知手段が記録
材有りを検知している時間を計時して計時信号を制御手
段に送信できる計時手段を設け、制御手段が、計時手段
によって計時された時間に応じて記録材検知手段が記録
材無しを検知してから第二の時間経過後の加熱手段の温
度を制御する際の目標温度を任意の温度だけ下げるか、
あるいは、記録材検出手段が記録材有を検知してから加
熱手段の温度を制御する際の目標温度を変更するまでの
時間を任意の時間だけ長くできるようにすることにより
達成される。
【0020】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、上記目的は、制御手段に、加熱手段の温度を制御す
る際の目標温度として第二の温度よりも任意の温度だけ
低い第三の温度を設定するとともに、計時手段による計
時時間が予め設定された基準時間よりも長いか短いかを
判断する判断手段を設けて、判断手段によって計時時間
が基準時間よりも短いと判断された場合は、制御手段が
第二の時間経過後の目標温度を第二の温度に替えて第三
の温度で加熱手段を制御できるようにすることにより達
成される。
【0021】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、上記目的は、制御手段に、第一の時間よりも任意の
時間だけ長い第三の時間を設定し、制御手段に設けられ
た判断手段によって計時時間が基準時間よりも長いと判
断された場合は、制御手段が記録材検知手段の記録材有
検知から第一の温度で加熱手段を制御するまでの時間を
第一の時間に替えて第三の時間とすることにより達成さ
れる。
【0022】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、上記目的は、表面にトナー画像を担持する記録材が
搬送される搬送路と、搬送路上に配置されて記録材の有
無を検知する記録材検知手段と、記録材上のトナーを定
着させるために予め所定の温度に制御される加熱手段
と、加熱手段の温度を所定の目標温度に制御するための
制御手段とを備え、制御手段には、加熱手段の温度を制
御する際の目標温度として任意に設定された第一の温度
と、該第一の温度よりも低い第二の温度、および、任意
に設定された第一と第二の時間とが設定されており、記
録材検出手段が記録材有を検知してから任意に設定され
た第一の時間経過後は制御手段によって加熱手段の温度
が第一の温度となるように制御されるとともに、記録材
検知手段が記録材無しを検知してから任意に設定された
第二の時間経過後は制御手段によって加熱手段の温度が
第二の温度となるように制御される画像形成装置におい
て、搬送路に沿った所定位置に、記録材の搬送方向に対
する幅を検知して検知信号を制御手段に送信できる記録
材幅検知手段を配置し、制御手段が、記録材幅検知手段
によって検知された記録材の幅に応じて記録材検知手段
が記録材無しを検知してから第二の時間経過後の加熱手
段の温度を制御する際の目標温度を任意の温度だけ下げ
るか、あるいは、記録材検出手段が記録材有を検知して
から加熱手段の温度を制御する際の目標温度を変更する
までの時間を任意の時間だけ長くできるようにうするこ
とにより達成される。
【0023】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、上記目的は、制御手段に、加熱手段の温度を制御す
る際の目標温度として第二の温度よりも任意の温度だけ
低い第三の温度を設定するとともに、記録材幅検知手段
からの検知信号によって記録材の幅が予め設定された基
準幅よりも長いか短いかを判断する判断手段が設けられ
て、判断手段によって記録材の幅が基準幅よりも短いと
判断された場合は、制御手段が第二の時間経過後の目標
温度を第二の温度に替えて第三の温度として加熱手段を
制御することにより達成される。
【0024】また、本出願にかかる第6の発明によれ
ば、上記目的は、制御手段に、第一の時間よりも任意の
時間だけ長い第三の時間を設定し、制御手段に設けられ
た判断手段によって記録材の幅が基準幅よりも長いと判
断された場合は、制御手段が記録材検知手段の記録材有
検知から第一の温度で加熱手段を制御するまでの時間を
第一の時間に替えて第三の時間とすることにより達成さ
れる。
【0025】つまり、本出願にかかる第1の発明によれ
ば、計時手段により記録材検知手段が記録材有りを検知
している時間が計時され、計時手段から計時信号が制御
手段に送信され、計時信号を受信した制御手段が計時信
号に応じて記録材検知手段が記録材無しを検知してから
第二の時間経過後の加熱手段の温度を制御する際の目標
温度を任意の温度だけ下げるか、あるいは、記録材検出
手段が記録材有を検知してから加熱手段の温度を制御す
る際の目標温度を変更するまでの時間を任意の時間だけ
長くできるように加熱手段を制御することにより、小サ
イズの記録材が誤って投入された場合でも次の記録材の
画像不良が防止され、また通常サイズの記録材の場合に
は消費電力を抑えた温調が行なわれる。
【0026】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、制御手段に設けられた判断手段により、計時手段か
らの計時信号により計時手段による計時時間が予め設定
された基準時間よりも長いか短いかを判断し、判断手段
により計時時間が基準時間よりも短いと判断された場合
は、制御手段が第二の時間経過後の目標温度を第二の温
度に替えて第三の温度で加熱手段が制御されるので、確
実に小サイズの記録材の使用が検知されて小サイズの記
録材の使用後の温調が第二の温度よりも任意の温度だけ
低い第三の温度で実行され、記録材の誤使用による画像
不良が防止される。
【0027】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、制御手段に設けられた判断手段により、計時手段か
らの計時信号により計時手段による計時時間が予め設定
された基準時間よりも長いか短いかを判断し、判断手段
により計時時間が基準時間よりも長いと判断された場合
は、制御手段が記録材検知手段の記録材有検知から第一
の温度で加熱手段を制御するまでの時間を第一の時間よ
りも任意の時間だけ長い第三の時間とするので、確実に
小サイズの記録材でない場合を検知して第二の温度での
温調後の第一の温度への変更のタイミングが遅らされ、
温調制御時の消費電力が削減される。
【0028】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、記録材幅検知手段により搬送されてきた記録材の搬
送方向に対する幅が検知され、記録材幅検知手段から検
知信号が制御手段に送信され、検知信号を受信した制御
手段が検知信号に応じて記録材検知手段が記録材無しを
検知してから第二の時間経過後の加熱手段の温度を制御
する際の目標温度を任意の温度だけ下げるか、あるい
は、記録材検出手段が記録材有を検知してから加熱手段
の温度を制御する際の目標温度を変更するまでの時間を
任意の時間だけ長くできるように加熱手段を制御するこ
とにより、小サイズの記録材が誤って投入された場合で
も次の記録材の画像不良が防止され、また通常サイズの
記録材の場合には消費電力を抑えた温調が行なわれるま
た、本出願にかかる第5の発明によれば、制御手段に設
けられた判断手段により、記録材幅検知手段からの検知
信号により記録材幅検知手段による記録材の幅が予め設
定された基準幅よりも長いか短いかを判断し、判断手段
により記録材の幅が基準幅よりも短いと判断された場合
は、制御手段が第二の時間経過後の目標温度を第二の温
度に替えて第三の温度で加熱手段が制御されるので、確
実に小サイズの記録材の使用が検知されて小サイズの記
録材の使用後の温調が第二の温度よりも任意の温度だけ
低い第三の温度で実行され、記録材の誤使用による画像
不良が防止される。
【0029】また、本出願にかかる第6の発明によれ
ば、記録材幅検知手段からの検知信号により記録材幅検
知手段による記録材の幅が予め設定された基準幅よりも
長いか短いかを判断し、判断手段により記録材の幅が基
準幅よりも短いと判断された場合は、制御手段が記録材
検知手段の記録材有検知から第一の温度で加熱手段を制
御するまでの時間を第一の時間よりも任意の時間だけ長
い第三の時間とするので、確実に小サイズの記録材でな
い場合を検知して第二の温度での温調後の第一の温度へ
の変更のタイミングが遅らされ、温調制御時の消費電力
が削減される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0031】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1〜図4により説明する。図1に、本発明
に基づく画像形成装置としてのレーザープリンタを表す
概略構成図を示す。図1に示すように、本発明のレーザ
ープリンタは、表面に静電潜像を形成する感光ドラム3
02、感光ドラム302の表面を一様に帯電させる帯電
手段304、帯電させられた感光ドラム302の表面を
露光して静電潜像を形成させる露光手段301、感光ド
ラム302上の静電潜像を現像剤であるトナーによって
現像して可視像化する現像手段313、感光ドラム30
2上のトナー画像を記録材上に転写させる転写手段31
4、加熱手段305および加圧手段306とを有して記
録材上に転写させられたトナー画像を記録材上に定着さ
せる定着手段、ホストコンピュータ311からの印字開
始信号を受けて上記の各部材等の作動を制御する制御ユ
ニット310、制御ユニット内に設けられて加熱手段3
05の温度を制御する制御手段310a、記録材を給紙
する給紙手段、給紙された記録材を搬送する搬送手段や
搬送路、搬送路上の感光ドラム302よりも記録材搬送
方向上流側に配置されて記録材の有無を検知できる記録
材検知手段としてのTOPセンサ307、TOPセンサ
307に接続されて記録材有り信号を検知している時間
を計時できる計時手段としてのタイマ201等から構成
されている。
【0032】なお、上記構成のレーザビームプリンタの
動作において、ホストコンピュータ311からの印字開
始信号を制御ユニット310が受け取って、所定の記録
材を給紙手段303から給紙したり、所定の帯電、露
光、現像工程いより感光ドラム302上にトナー像が形
成され、感光ドラム302上のトナー像が転写手段31
4により記録材上に転写され、記録材上のトナーを加熱
手段305と加圧手段306とからの熱と加圧力によっ
て定着させることは従来例と同様である。
【0033】また、加熱手段305および加圧手段30
6は、従来例と同様にしてヒータをステーで保持させス
テーの周囲に定着フィルムを配置させた構成のフィルム
加熱定着方式としてもよいし、長筒状部材内にヒータを
配置した加熱ローラに加圧ローラを圧接する方式などを
用いるようにしてもよい。さらに、加熱手段305に
は、図示を省略したが、加熱手段305の温度を検知で
きる温度検知手段としてサーミスタが設けられており、
サーミスタの検知信号を制御手段310aに送信できる
ようになっている。
【0034】図2に示すように、TOPセンサ307
は、タイマ201と制御手段310aに信号送信可能に
接続されて、記録材有り信号と記録材無し信号とを制御
手段310aおよびタイマ201に送信できるようにな
っている。タイマ201は、TOPセンサ307からの
記録材有り信号を受信してから、TOPセンサ307か
らの記録材無し信号までの時間を計時できるようになっ
ており、タイマ201で計時された時間が計時情報とし
て制御手段310aに入力されるようになっている。
【0035】画像形成の各工程を制御する制御ユニット
310内には、加熱手段305の温度を適宜制御する制
御手段310aが設けられており、制御手段310a
に、加熱手段305の温度を制御する際の目標温度とし
て任意に設定された第一の温度、該第一の温度よりも低
い第二の温度、第二の温度よりも任意の温度だけ低い第
三の温度が設定されているとともに、任意に設定された
第一,第二の時間と第一の時間よりも任意の時間だけ長
い第三の時間とが設定されており、後述するシーケンス
にしたがってタイマ201からの計時情報およびTOP
センサ307からの記録材有無信号を元に加熱手段30
5の温調の目標温度を設定し、加熱手段305に設けら
れたサーミスタからの温度情報を元にして加熱手段30
5が所定の温調温度になるように加熱手段305の駆動
信号を制御できるようになっている。ここで、駆動信号
の制御方法は、例えば位相変調によるPID制御などを
用いることができるが、PID制御に限るものではな
く、種々の従来公知の方法を用いることができる。な
お、第一の温度は、記録材上のトナーを定着させるため
に必要な温度とする。
【0036】また、制御手段310a内には、タイマ2
01による計時時間が予め設定された基準時間よりも長
いか短いかを判断する判断手段310bが設けられてお
り、判断手段によって計時時間が基準時間よりも短いと
判断された場合は制御ユニット310内に設けられた記
憶部に小サイズフラグをセットして小サイズの記録材に
よる印字がされたものと判断するようになっている。
【0037】加熱手段305の温調は、図3に示すよう
に、第一の温度をT1、第二の温度をT2、第三の温度
をT3、第一の時間をtb、第二の時間をta、第三の
時間をtb+tcとすると、印字開始信号を制御ユニッ
ト310が受け取ることにより、まず、制御手段310
aが定着温度である温度T1を目標温度として加熱手段
305を加熱し、加熱手段305の温度が目標温度であ
るT1に達すると記録材がTOPセンサ307を通過し
て加熱手段305と加圧手段306との圧接部分に搬送
されて定着が行われる。ここで、TOPセンサ307が
記録材有りを検知したときからタイマ201により計時
が開始される。
【0038】その後、記録材が搬送されて記録材の搬送
方向後端がTOPセンサ307の位置に到達した直後
に、TOPセンサ307から記録材無し信号がタイマ2
01に送信されてタイマ201の計時が終了してタイマ
201によりTOPセンサ307からの記録材有り信号
を検知している時間が計時され、計時情報が制御手段3
10aに送信される。計時情報を受信した制御手段31
0aでは、判断手段310bにより、予め設定された所
定の基準時間と受信した計時情報による時間とを比較
し、計時情報による時間が基準時間未満であれば、使用
された記録材が小サイズであったと判断して小サイズフ
ラグをセットする。
【0039】そして、TOPセンサ307が記録材無し
を検知してからta時間経過後、制御手段310aは、
制御ユニット310内に小サイズフラグがセットされて
いるか否かを判断し、小サイズフラグがセットされてい
ない場合は加熱手段305の目標温度をT1からT2に
変更し、小サイズフラグがセットされている場合は加熱
手段305の目標温度をT1からT3に変更して、加熱
手段305の温度が制御される。通常taはTOPセン
サ307を通過した記録材の後端が加熱手段305を通
過するまでの時間以上に設定され、定着工程中は加熱手
段305の温度がT1で制御されて良好な定着を行うこ
とができるようになっている。
【0040】連続的に印字動作が行われる場合には、次
の記録材が給紙手段303によって給紙されて記録材の
先端がTOPセンサ307に達する。このとき、制御手
段310aは、制御ユニット310内に小サイズフラグ
がセットされているか否かを判断し、小サイズフラグが
セットされていない場合は、記録材の先端がTOPセン
サ307に達してからtb+tc時間後に加熱手段30
5の温度はT2からT1に再び変更され、小サイズフラ
グがセットされている場合は、記録材の先端がTOPセ
ンサ307に達してからtb時間後に加熱手段305の
温度はT3からT1に再び変更されて加熱手段305の
温度が定着温度である温度T1となるように制御され
る。ここで、通常tbはTOPセンサ307を通過した
記録材の先端が加熱手段305に達するまでの時間以内
に設定される。
【0041】より具体的には、搬送方向の長さがB5サ
イズ未満の記録材に対応した計時時間である時に小サイ
ズフラグがセットされて温度T3や時間tb+tcが設
定されるようになっていて、例えば、温度T1は195
℃、温度T2は175℃、温度T3は155℃、時間t
cは500msecに設定されている。
【0042】次に、図4に示す加熱手段の温度制御のフ
ローチャートを用いて、上記構成のTOPセンサ30
7、タイマ201、制御手段310による加熱手段30
5の制御温度決定方法を説明する。いま、給紙手段30
3によって給紙された記録材がTOPセンサ307に達
すると、TOPセンサ307は記録材有を検知し、TO
Pセンサ307から記録材有り信号がタイマ201と制
御手段310に報知される。ここで、TOPセンサ30
7の信号が記録材無しから記録材有に変化した時刻が記
録材の先端がTOPセンサ307の位置を通過した時刻
である。
【0043】タイマ201は、TOPセンサ307から
の記録材有り信号を受信したタイミングで計時を開始さ
せ、同時に連続印字の際にも用いられる通常温調温度設
定処理の実行を開始する。通常温調温度設定処理はタイ
マ201の動作からtb時間経過すると、小サイズフラ
グがセットされているかどうかを判断し、セットされて
いる場合はそのタイミングで加熱手段の目標温度をT1
℃に設定し、小サイズフラグをクリアする。小サイズフ
ラグがセットされていない場合は、さらにtc時間待っ
た後(TOPセンサ307の記録材有り検知から時間t
b+tc後)に加熱手段の目標温度をT1℃に設定し
て、記録材上のトナーの定着に備えるようにする。
【0044】ここで小サイズフラグは、後記するタイマ
201の計時による時間の長さによって推定される記録
材の長さによって、制御手段310内に設けられた記憶
部等に小サイズである旨のフラグがセットされ、記録材
の供給や加熱手段305の温度制御などに参照されるよ
うになっている。
【0045】さらに、記録材が進み記録材の後端がTO
Pセンサ307に達した時点でTOPセンサ307が記
録材無しを検知し、TOPセンサ307からタイマ20
1と制御手段310に記録材無し信号が報知される。タ
イマ201は、TOPセンサ307からの記録材無し信
号を受信したタイミングで計時を停止し、計時した時間
を計時情報として制御手段310に送信する。
【0046】計時情報を受信した制御手段310aで
は、判断手段310bにより計時情報を基に記録材の搬
送方向の長さが所定値よりも長いか短いかを判断する。
これは、記録材の搬送は常に等速で行われているため、
タイマ201によって計時された時間によって制御手段
310は搬送された記録材の搬送方向の長さを求めるこ
とができ、制御手段310は、記録材の長さが所定の値
より短いと判断した場合には(つまり、タイマによって
計時された時間が所定の値より小さければ)、紙間温調
時(図3のAからB’間)の制御温度としてT3を設定
し、小サイズ紙フラグをセットする。また、記録材の長
さが所定の値より短いと判断した場合には、紙間温調時
(図3のAからB間)の制御温度としてT2を設定す
る。
【0047】連続して記録材に印字する際には、給紙手
段303によって給紙された記録材がTOPセンサ30
7に達して、TOPセンサ307が記録材有を検知する
と、タイマ201が、TOPセンサ307からの記録材
有り信号を受信したタイミングで計時を開始させ、通常
温調温度設定処理の実行を開始する。通常温調温度設定
処理はタイマ201の動作からtb時間経過後、小サイ
ズフラグがセットされているかどうかを判断し、セット
されている場合(上記の紙間温調時間で温度T3で温調
された場合)はそのタイミングで加熱手段の目標温度を
T1℃に設定し、小サイズフラグをクリアする。小サイ
ズフラグがセットされていない場合(上記の紙間温調時
間で温度T2で温調された場合)は、さらにtc時間待
った後に加熱手段の目標温度をT1℃に設定して記録材
上のトナーの定着に備えるようにする。
【0048】本実施形態のレーザープリンタにおいて
は、タイマ201で計時した時間に応じて加熱手段30
5を温調温度T2あるいは温度T3で温度制御すること
により、印字に用いられた記録材のサイズを的確に判断
して加熱手段の温度を制御できるので、サイズ違いによ
るホットオフセットを確実に防止することができ、制御
ユニットに送信された記録材のサイズの指令と実際にプ
リンタにセットされた記録材のサイズとが違う場合など
の人的なミスを防ぐことができる。
【0049】また、タイマ201で計時した時間に応じ
て、記録材の先端がTOPセンサに達してから温度制御
の目標温度を変更するまでの時間を時間tbあるいは時
間tb+tcで制御することにより、幅広の記録材で印
字した後に温度T2で制御された場合を的確に判断し、
温度T2で制御された後の定着温度である温度T1への
変更のタイミングを遅らせて、温度制御時に消費される
電力を削減することができる。
【0050】なお、本実施形態では簡単にするため通常
温調時の目標温度T1、普通紙の場合の紙間温調時の目
標温度T2、小サイズ紙の場合の紙間温調時の目標温度
T3は固定であるが、連続して通紙される枚数や、環境
温度などの情報によって上下させるようにしてもかまわ
ない。また、計時情報を基に紙間温調時の目標温度と紙
間温調後の目標温度の切換タイミングの両者を制御して
いるが、いずれか一方を制御するようにしてもよい。さ
らにまた、本実施形態の制御手段や判断手段を、レーザ
ープリンタの他、加熱手段により記録材上のトナーを定
着させる構成の複写機やファクシミリなどに用いるよう
にしてもよい。
【0051】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図5〜図8により説明する。本実施形態は、
第1の実施形態で計時手段によって記録材の搬送方向の
長さを推定して小サイズフラグをセットするようにして
いたが、これに替えて、記録材の搬送方向に対する幅を
検知する記録材幅検知手段を設け、記録材幅検知手段か
らの検知信号に応じて小サイズフラグのセットを行うよ
うにした。
【0052】図5に、第2の実施形態のレーザービーム
プリンタの概略構成図を示す。図5に示すように、本実
施形態では加熱手段305の記録材搬送方向の上流側の
搬送路に記録材幅検知手段として記録材幅センサ317
が配置されている。また、図6に示すように、記録材幅
センサ317は、制御ユニット310内の加熱手段30
5の温度を制御する制御手段310aに信号送信可能に
接続されているとともに、制御手段310aにTOPセ
ンサ307と加熱手段305とが接続され、制御手段3
10a内に、記録材幅センサ317からの検知信号によ
って記録材の幅が予め設定された基準幅よりも長いか短
いかを判断する判断手段310bが設けられている。
【0053】ここで、図7に示すように、本実施形態の
レーザープリンタは、搬送路の中心線C−Dと記録材の
中心線とが一致するように記録材が搬送させるようにな
っており、搬送路の中心線C−Dから搬送方向と直行す
る線に沿って距離laだけ離れた位置で加熱手段305
と感光ドラム302との間の搬送路に記録材幅センサ3
17が配置されて、記録材幅センサ317の位置に搬送
されてきた記録材の幅が距離laの2倍以上の場合に記
録材幅センサ317が記録材有りを検知して記録材有り
信号を制御手段310aに送信するとともに、記録材の
幅が距離laの2倍未満の場合に記録材幅センサ317
が記録材無し信号を制御手段310aに送信することが
できるようになっている。
【0054】搬送路の中心線C−Dからの距離laは、
搬送路に搬送される記録材の最大幅である距離lbの1
/2よりも短い距離となっており、所定のサイズよりも
搬送方向に対する幅が短い記録材が搬送された場合に
は、記録材幅センサ317からは記録材無し信号が発信
されるようになっている。ここで、図7では、距離la
の2倍未満の幅の記録材305が搬送されて記いる場合
を示しており、このとき録材幅センサ317は記録材無
し信号を発信する。
【0055】また、制御手段310a内に設けられた判
断手段310bは、記録材幅センサ317から送信され
た信号が、記録材有り信号であるか、記録材無し信号で
あるかを判断して、記録材無し信号であると判断したと
きは制御ユニット310内に設けられた記憶部に小サイ
ズフラグをセットして小サイズの記録材による印字がさ
れたものと判断するようになっている。
【0056】制御手段310aには、上記第1の実施形
態と同様に、加熱手段305の温度を制御する際の目標
温度として任意に設定された第一の温度、該第一の温度
よりも低い第二の温度、第二の温度よりも任意の温度だ
け低い第三の温度が設定されているとともに、任意に設
定された第一,第二の時間と第一の時間よりも任意の時
間だけ長い第三の時間とが設定されており、後述するシ
ーケンスにしたがって記録材幅センサ317からの記録
材幅情報およびTOPセンサ307からの記録材有無信
号を元に加熱手段305の温調の目標温度を設定し、加
熱手段305に設けられたサーミスタからの温度情報を
元にして加熱手段305が所定の温調温度になるように
加熱手段305の駆動信号を制御できるようになってい
る。
【0057】加熱手段305の温調は、第1の実施形態
で用いた図3に示すように、第一の温度をT1、第二の
温度をT2、第三の温度をT3、第一の時間をtb、第
二の時間をta、第三の時間をtb+tcとすると、印
字開始信号を制御ユニット310が受け取ることによ
り、まず、制御手段310aが定着温度である温度T1
を目標温度として加熱手段305を加熱し、加熱手段3
05の温度が目標温度であるT1に達すると記録材がT
OPセンサ307を通過して加熱手段305と加圧手段
306との圧接部分に搬送されて定着が行われる。ここ
で、記録材が記録材幅センサ317の位置を通過したと
きに、通過した記録材の搬送方向に対する幅に応じて記
録材有り信号、あるいは、記録材無し信号を制御手段3
10aに送信する。
【0058】記録材幅センサ317からの検知信号を受
信した制御手段310aでは、判断手段310bによ
り、受信した信号が記録材有り信号か、記録材無し信号
かを判断し、記録材無し信号であれば使用された記録材
が小サイズであったと判断して小サイズフラグをセット
する。
【0059】そして、TOPセンサ307が記録材無し
を検知してからta時間経過後、制御手段310aは、
制御ユニット310内に小サイズフラグがセットされて
いるか否かを判断し、小サイズフラグがセットされてい
ない場合は加熱手段305の目標温度をT1からT2に
変更し、小サイズフラグがセットされている場合は加熱
手段305の目標温度をT1からT3に変更して、加熱
手段305の温度が制御される。通常taはTOPセン
サ307を通過した記録材の後端が加熱手段305を通
過するまでの時間以上に設定され、定着工程中は加熱手
段305の温度がT1で制御されて良好な定着を行うこ
とができるようになっている。
【0060】連続的に印字動作が行われる場合には、次
の記録材が給紙手段303によって給紙されて記録材の
先端がTOPセンサ307に達する。このとき、制御手
段310aは、制御ユニット310内に小サイズフラグ
がセットされているか否かを判断し、小サイズフラグが
セットされていない場合は、記録材の先端がTOPセン
サ307に達してからtb+tc時間後に加熱手段30
5の温度はT2からT1に再び変更され、小サイズフラ
グがセットされている場合は、記録材の先端がTOPセ
ンサ307に達してからtb時間後に加熱手段305の
温度はT3からT1に再び変更されて加熱手段305の
温度が定着温度である温度T1となるように制御され
る。ここで、通常tbはTOPセンサ307を通過した
記録材の先端が加熱手段305に達するまでの時間以内
に設定される。
【0061】図8に、本実施形態の制御温度の決定方法
のフローチャートを示す。TOPセンサ307が記録材
有を検知すると通常制御温度設定処理が開始される。通
常制御温度設定処理は、第1の実施形態と同様に、TO
Pセンサ記録材有検知からtb時間経過すると制御手段
310は小サイズフラグがセットされているか否かを判
断し、セットされている場合にはすぐに目標温度をT1
℃に設定し小サイズフラグをクリアする。小サイズフラ
グがセットされていない場合は、さらにtc時間だけ待
った後(TOPセンサ307の記録材有り検知から時間
tb+tc後)、目標温度をT1℃に設定して記録材上
のトナー定着に備えるようにする。
【0062】その後、TOPセンサ307が記録材無し
を検知してからta時間後に、記録材幅センサ317の
位置を記録材が通過したときに記録材幅センサ317が
記録材有を検知してた場合は目標温度をT2℃に設定す
る。また、記録材幅センサ317が記録材有を検知して
いなかった場合は目標温度をT3℃に設定して、小サイ
ズフラグをセットする。連続的に印字が行われている場
合の紙間付近でのTOPセンサの記録材有無情報と加熱
手段の温度の移り変わりは実施形態1と同様である。
【0063】本実施形態のレーザープリンタにおいて
は、記録材幅センサ317の記録材有り信号または記録
材無し信号に応じて応じて、加熱手段305を温調温度
T2あるいは温度T3で温度制御することにより、印字
に用いられた記録材のサイズを的確に判断して加熱手段
の温度を制御できるので、サイズ違いによるホットオフ
セットを確実に防止することができ、制御ユニットに送
信された記録材のサイズの指令と実際にプリンタにセッ
トされた記録材のサイズとが違う場合などの人的なミス
を防ぐことができる。
【0064】また、記録材幅センサ317の記録材有り
信号または記録材無し信号に応じて応じて、記録材の先
端がTOPセンサに達してから温度制御の目標温度を変
更するまでの時間を時間tbあるいは時間tb+tcで
制御することにより、幅広の記録材で印字した後に温度
T2で制御された場合を的確に判断し、温度T2で制御
された後の定着温度である温度T1への変更のタイミン
グを遅らせて、温度制御時に消費される電力を削減する
ことができる。
【0065】なお、本実施形態では簡単にするため通常
温調時の目標温度T1、普通紙の場合の紙間温調時の目
標温度T2、小サイズ紙の場合の紙間温調時の目標温度
T3は固定であるが、連続して通紙される枚数や、環境
温度などの情報によって上下させるようにしてもよい。
また、記録材幅情報を基に紙間温調時の目標温度と紙間
温調後の目標温度の切換タイミングの両者を制御してい
るが、いずれか一方を制御するようにしてもよい。さら
にまた、本実施形態の制御手段や判断手段を、レーザー
プリンタの他、加熱手段により記録材上のトナーを定着
させる構成の複写機やファクシミリなどに用いるように
してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
1の発明によれば、計時手段により記録材検知手段が記
録材有りを検知している時間を計時して、計時手段から
計時信号を制御手段に送信し、計時信号を受信した制御
手段が計時信号に応じて記録材検知手段が記録材無しを
検知してから第二の時間経過後の加熱手段の温度を制御
する際の目標温度を任意の温度だけ下げるか、あるい
は、記録材検出手段が記録材有を検知してから加熱手段
の温度を制御する際の目標温度を変更するまでの時間を
任意の時間だけ長くできるように加熱手段を制御するこ
とにより、小サイズの記録材が誤って投入された場合で
も次の記録材の画像不良を防止することができ、また通
常サイズの記録材の場合には消費電力を抑えた温調が行
なわれる画像形成装置となる。
【0067】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、制御手段に設けられた判断手段により、計時手段か
らの計時信号により計時手段による計時時間が予め設定
された基準時間よりも長いか短いかを判断し、判断手段
により計時時間が基準時間よりも短いと判断された場合
は、制御手段が第二の時間経過後の目標温度を第二の温
度に替えて第三の温度で加熱手段が制御されるので、確
実に小サイズの記録材の使用を検知することができ、小
サイズの記録材の使用後の温調を第二の温度よりも任意
の温度だけ低い第三の温度で確実に実行でき、記録材の
誤使用による画像不良を防止することができる。
【0068】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、制御手段に設けられた判断手段により、計時手段か
らの計時信号により計時手段による計時時間が予め設定
された基準時間よりも長いか短いかを判断し、判断手段
により計時時間が基準時間よりも長いと判断された場合
は、制御手段が記録材検知手段の記録材有検知から第一
の温度で加熱手段を制御するまでの時間を第一の時間よ
りも任意の時間だけ長い第三の時間とするので、確実に
小サイズの記録材でない場合を検知して第二の温度での
温調後の第一の温度への変更のタイミングを遅らせるこ
とができ、温調制御時の消費電力を削減して消費電力の
少ない画像形成装置となる。
【0069】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、記録材幅検知手段により搬送されてきた記録材の搬
送方向に対する幅が検知され、記録材幅検知手段から検
知信号が制御手段に送信され、検知信号を受信した制御
手段が検知信号に応じて記録材検知手段が記録材無しを
検知してから第二の時間経過後の加熱手段の温度を制御
する際の目標温度を任意の温度だけ下げるか、あるい
は、記録材検出手段が記録材有を検知してから加熱手段
の温度を制御する際の目標温度を変更するまでの時間を
任意の時間だけ長くできるように加熱手段を制御するこ
とにより、小サイズの記録材が誤って投入された場合で
も次の記録材の画像不良を防止することができ、また通
常サイズの記録材の場合には消費電力を抑えた温調が行
なわれる画像形成装置となる。
【0070】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、制御手段に設けられた判断手段により、記録材幅検
知手段からの検知信号により記録材幅検知手段による記
録材の幅が予め設定された基準幅よりも長いか短いかを
判断し、判断手段により記録材の幅が基準幅よりも短い
と判断された場合は、制御手段が第二の時間経過後の目
標温度を第二の温度に替えて第三の温度で加熱手段を制
御されるので、確実に小サイズの記録材の使用を検知す
ることができ、小サイズの記録材の使用後の温調を第二
の温度よりも任意の温度だけ低い第三の温度で確実に実
行でき、記録材の誤使用による画像不良を防止すること
ができる。
【0071】また、本出願にかかる第6の発明によれ
ば、記録材幅検知手段からの検知信号により記録材幅検
知手段による記録材の幅が予め設定された基準幅よりも
長いか短いかを判断し、判断手段により記録材の幅が基
準幅よりも短いと判断された場合は、制御手段が記録材
検知手段の記録材有検知から第一の温度で加熱手段を制
御するまでの時間を第一の時間よりも任意の時間だけ長
い第三の時間とするので、確実に小サイズの記録材でな
い場合を検知して第二の温度での温調後の第一の温度へ
の変更のタイミングを遅らせることができ、温調制御時
の消費電力を削減して消費電力の少ない画像形成装置と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1に実施形態のレーザービームプリンタを示
す概略構成図である。
【図2】第1の実施形態の制御手段の計時情報などの入
出力を示す概略説明図である。
【図3】加熱手段の目標温度の遷移説明図である。
【図4】第1の実施形態の加熱手段の温度制御のフロー
チャートである。
【図5】第2の実施形態のレーザービームプリンタを示
す概略構成図である。
【図6】第2の実施形態の制御手段の記録材幅情報など
の入出力を示す概略説明図である。
【図7】記録材幅センサの設置位置を示す平面説明図で
ある。
【図8】第2の実施形態の加熱手段の温度制御のフロー
チャートである。
【図9】従来のレーザービームプリンタを示す概略構成
図である。
【図10】加熱手段と加圧手段との間に小サイズ紙を挟
持した場合を示す模式図である。
【図11】従来の加熱手段の温度制御の目標温度の遷移
説明図である。
【図12】従来の加熱手段の紙間温調制御のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
201 タイマ(計時手段) 305 加熱手段 307 TOPセンサ(記録材検知手段) 310 制御ユニット 310a 制御手段 310b 判断手段 317 記録材幅センサ(記録材幅検知手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー画像を担持する記録材が搬
    送される搬送路と、搬送路上に配置されて記録材の有無
    を検知する記録材検知手段と、記録材上のトナーを定着
    させるために予め所定の温度に制御される加熱手段と、
    加熱手段の温度を所定の目標温度に制御するための制御
    手段とを備え、制御手段には、加熱手段の温度を制御す
    る際の目標温度として任意に設定された第一の温度と、
    該第一の温度よりも低い第二の温度、および、任意に設
    定された第一と第二の時間とが設定されており、記録材
    検出手段が記録材有を検知してから任意に設定された第
    一の時間経過後は制御手段によって加熱手段の温度が第
    一の温度となるように制御されるとともに、記録材検知
    手段が記録材無しを検知してから任意に設定された第二
    の時間経過後は制御手段によって加熱手段の温度が第二
    の温度となるように制御される画像形成装置において、
    画像形成装置に、記録材検知手段が記録材有りを検知し
    ている時間を計時して計時信号を制御手段に送信できる
    計時手段が設けられ、制御手段は、計時手段によって計
    時された時間に応じて記録材検知手段が記録材無しを検
    知してから第二の時間経過後の加熱手段の温度を制御す
    る際の目標温度を任意の温度だけ下げるか、あるいは、
    記録材検出手段が記録材有を検知してから加熱手段の温
    度を制御する際の目標温度を変更するまでの時間を任意
    の時間だけ長くできることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 制御手段に、加熱手段の温度を制御する
    際の目標温度として第二の温度よりも任意の温度だけ低
    い第三の温度が設定されるとともに、計時手段による計
    時時間が予め設定された基準時間よりも長いか短いかを
    判断する判断手段が設けられて、判断手段によって計時
    時間が基準時間よりも短いと判断された場合は、制御手
    段が第二の時間経過後の目標温度を第二の温度に替えて
    第三の温度で加熱手段を制御できることとする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 制御手段に、第一の時間よりも任意の時
    間だけ長い第三の時間が設定され、制御手段に設けられ
    た判断手段によって計時時間が基準時間よりも長いと判
    断された場合は、制御手段が記録材検知手段の記録材有
    検知から第一の温度で加熱手段を制御するまでの時間を
    第一の時間に替えて第三の時間とすることとする請求項
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 表面にトナー画像を担持する記録材が搬
    送される搬送路と、搬送路上に配置されて記録材の有無
    を検知する記録材検知手段と、記録材上のトナーを定着
    させるために予め所定の温度に制御される加熱手段と、
    加熱手段の温度を所定の目標温度に制御するための制御
    手段とを備え、制御手段には、加熱手段の温度を制御す
    る際の目標温度として任意に設定された第一の温度と、
    該第一の温度よりも低い第二の温度、および、任意に設
    定された第一と第二の時間とが設定されており、記録材
    検出手段が記録材有を検知してから任意に設定された第
    一の時間経過後は制御手段によって加熱手段の温度が第
    一の温度となるように制御されるとともに、記録材検知
    手段が記録材無しを検知してから任意に設定された第二
    の時間経過後は制御手段によって加熱手段の温度が第二
    の温度となるように制御される画像形成装置において、
    搬送路に沿った所定位置に、記録材の搬送方向に対する
    幅を検知して検知信号を制御手段に送信できる記録材幅
    検知手段が配置され、制御手段は、記録材幅検知手段に
    よって検知された記録材の幅に応じて記録材検知手段が
    記録材無しを検知してから第二の時間経過後の加熱手段
    の温度を制御する際の目標温度を任意の温度だけ下げる
    か、あるいは、記録材検出手段が記録材有を検知してか
    ら加熱手段の温度を制御する際の目標温度を変更するま
    での時間を任意の時間だけ長くできることを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 制御手段に、加熱手段の温度を制御する
    際の目標温度として第二の温度よりも任意の温度だけ低
    い第三の温度が設定されるとともに、記録材幅検知手段
    からの検知信号によって記録材の幅が予め設定された基
    準幅よりも長いか短いかを判断する判断手段が設けられ
    て、判断手段によって記録材の幅が基準幅よりも短いと
    判断された場合は、制御手段が第二の時間経過後の目標
    温度を第二の温度に替えて第三の温度として加熱手段が
    制御されることとする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 制御手段に、第一の時間よりも任意の時
    間だけ長い第三の時間が設定され、制御手段に設けられ
    た判断手段によって記録材の幅が基準幅よりも長いと判
    断された場合は、制御手段が記録材検知手段の記録材有
    検知から第一の温度で加熱手段を制御するまでの時間を
    第一の時間に替えて第三の時間とすることとする請求項
    5に記載の画像形成装置。
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