JPH1172631A - 光ファイバー加工用位相マスク及びその製造方法 - Google Patents
光ファイバー加工用位相マスク及びその製造方法Info
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Abstract
クの電子線描画を簡単に行うことができる。 【解決手段】 透明基板の1面に格子状の凹溝26と凸
条27の繰り返しパターンが設けられ、その繰り返しパ
ターンによる回折光を光ファイバーに照射して異なる次
数の回折光相互の干渉縞により光ファイバー中に回折格
子を作製する光ファイバー加工用位相マスクであり、ピ
ッチが線形あるいは非線形に増加あるいは減少し、凹溝
26と凸条27の幅の比が一定の複数のパターンA1 〜
A3 を相互に並列してなる光ファイバー加工用位相マス
ク。その製造には、ピッチが異なる凹溝26と凸条27
からなる複数のパターンを並列させて描画することによ
り行う。
Description
用位相マスク及びその製造方法に関し、特に、光通信等
に用いられる光ファイバー内に紫外線レーザ光を用いて
回折格子を作製するための位相マスク及びその製造方法
に関するものである。
をもたらし、高品質、大容量の大洋横断電話通信を可能
にしたが、従来より、この光ファイバーに沿ってコア内
に周期的に屈折率分布を作り出し、光ファイバー内にブ
ラック回折格子を作り、その回折格子の周期と長さ、屈
折率変調の大きさによって回折格子の反射率の高低と波
長特性の幅を決めることにより、その回折格子を光通信
用の波長多重分割器、レーザやセンサーに使用される狭
帯域の高反射ミラー、ファイバーアンプにおける余分な
レーザ波長を取り除く波長選択フィルター等として利用
できることが知られている。
なり、長距離通信システムに適している波長は1.55
μmであることにより、この波長で光ファイバー回折格
子を使用するためには、格子間隔を約500nmとする
必要があり、このような細かい構造をコアの中に作るこ
と自体が当初は難しいとされており、光ファイバーのコ
ア内にブラック回折格子を作るのに、側面研磨、フォト
レジストプロセス、ホログラフィー露光、反応性イオン
ビームエッチング等からなる何段階もの複雑な工程がと
られていた。このため、作製時間が長く、歩留まりも低
かった。
射し、直接コア内に屈折率の変化をもたらし回折格子を
作る方法が知られるようになり、この紫外線を照射する
方法は複雑なプロセスを必要としないため、周辺技術の
進歩と共に次第に実施されるようになってきた。
うに格子間隔が約500nmと細かいため、2本の光束
を干渉させる干渉方法、(エキシマレーザからのシング
ルパルスを集光して回折格子面を1枚ずつ作る)1点毎
の書き込みによる方法、グレーティングを持つ位相マス
クを使って照射する方法等がとられている。
横方向のビームの品質、すなわち空間コヒーレンスに問
題があり、1点毎の書き込みによる方法には、サブミク
ロンの大きさの緻密なステップ制御が必要で、かつ光を
小さく取り込み多くの面を書き込むことが要求され、作
業性にも問題があった。
て、位相マスクを用いる照射方法が注目されるようにな
ってきたが、この方法は図7(a)に示すように、石英
基板の1面に凹溝を所定のピッチで所定の深さに設けた
位相シフトマスク21を用いて、KrFエキシマレーザ
光(波長:248nm)23をそのマスク21照射し、
光ファイバー22のコア22Aに直接屈折率の変化をも
たらし、グレーティング(格子)を作製するものである
(符号22Bは光ファイバー22のクラッドを示
す。)。なお、図7(a)には、コア22Aにおける干
渉縞パターン24を分かりやすく拡大して示してある。
図7(b)、図7(c)はそれぞれ位相マスク21の断
面図、それに対応する上面図の一部を示したものであ
る。位相マスク21は、その1面に繰り返しピッチPで
深さDの凹溝26を設け、凹溝26間に略同じ幅の凸条
27を設けてなるバイナリー位相型回折格子状の構造を
有するものである。
7と凹溝26との高さの差)Dは、露光光であるエキシ
マレーザ光(ビーム)23の位相をπラジアンだけ変調
するように選択されており、0次光(ビーム)25Aは
位相シフトマスク21により5%以下に抑えられ、マス
ク21から出る主な光(ビーム)は、回折光の35%以
上を含むプラス1次の回折光25Bとマイナス1次の回
折光25Cに分割される。このため、このプラス1次の
回折光25Bとマイナス1次の回折光25Cによる所定
ピッチの干渉縞の照射を行い、このピッチでの屈折率変
化を光ファイバー22内にもたらすものである。
する光ファイバー中のグレーティングはピッチが一定の
ものであり、そのためその作製に用いられる位相マスク
21の凹溝26のピッチも一定のものであった。
子状の溝ピッチに対応したパターンデータを作製し、電
子線描画装置により描画し、凹溝状の格子を作製してい
た。
ァイバー中に形成するブラック回折格子として、格子の
ピッチが格子溝に直交する方向(格子の繰り返し方向)
の位置に応じて線形あるいは非線形に増加あるいは減少
しているチャープトグレーティングが要求されるように
なってきた。このようなグレーティングは、例えば反射
帯域を広げた高反射ミラー、遅延時間を調整する手段等
として用いられる。
長さ方向の位置に応じて線形あるいは非線形に変化する
グレーティングを、位相マスクを用いてプラス1次の回
折光とマイナス1次の回折光の干渉により作製しようと
する場合、位相マスクの凹溝のピッチも、図7(a)の
原理より明らかなように、同様に位置に応じて線形ある
いは非線形に増加あるいは減少する必要がある(位相マ
スクの凹溝のピッチがより小さければ、プラス1次回折
光とマイナス1次回折光のなす角度がより大きくなり、
干渉縞のピッチはより小さくなる。)。このような位相
マスクを電子線描画装置により描画して作製するには、
従来、凹溝あるいはその間の凸条をマスクの全範囲にわ
たって描くための多くの描画データを必要とし、製造が
困難になる場合がある。
みてなされたものであり、その目的は、凹溝ピッチが溝
に直交する方向の位置に応じて変化する位相マスクの電
子線描画を簡単に行うことができる光ファイバー加工用
位相マスクの製造方法と製造された光ファイバー加工用
位相マスクを提供することである。
溝方向の位置に応じて変化する光ファイバー加工用位相
マスク及びその電子線描画による製造方法を提供するこ
とである。
明の光ファイバー加工用位相マスクは、透明基板の1面
に格子状の凹溝と凸条の繰り返しパターンが設けられ、
その繰り返しパターンによる回折光を光ファイバーに照
射して異なる次数の回折光相互の干渉縞により光ファイ
バー中に回折格子を作製する光ファイバー加工用位相マ
スクにおいて、ピッチが線形あるいは非線形に増加ある
いは減少し、凹溝と凸条の幅の比が一定の複数のパター
ンを相互に並列してなることを特徴とするものである。
交する方向へ並列してなるもの、あるいは、相互に溝の
方向へ並列してなるもの何れのものとすることもでき
る。
隣接するパターンの凹溝との溝に直交する方向のずれ幅
が、左右の最外端においても1つの凹溝の幅以内にある
ことが望ましい。
1.25μmの間で変化しているものとすることができ
る。
は、光ファイバー加工用の紫外線が透過する際に位相が
略πだけずれる大きさであることが望ましい。
製造方法は、透明基板の1面に格子状の凹溝と凸条の繰
り返しパターンが設けられ、その繰り返しパターンによ
る回折光を光ファイバーに照射して異なる次数の回折光
相互の干渉縞により光ファイバー中に回折格子を作製す
る光ファイバー加工用位相マスクの製造方法において、
ピッチが異なる凹溝と凸条からなる複数のパターンを並
列させて描画することにより前記の格子状の凹溝と凸条
の繰り返しパターンを作製することを特徴とする方法で
ある。
交する方向へ並列させて描画することも、溝の方向へ並
列させて描画することもできる。
するパターンの凹溝との溝に直交する方向のずれ幅が、
左右の最外端においても1つの凹溝の幅以内にあるよう
にすることが望ましい。
クの製造方法において、格子状の凹溝と凸条の繰り返し
パターンは、1つの凹溝と凸条からなる基本パターンの
描画データを基本とし、その基本パターンの描画データ
の縮尺を変えてピッチが異なる凹溝と凸条からなるパタ
ーンを連続的に描画することにより作製することが望ま
しい。
ーンのピッチの位置に応じた変化は、光ファイバー中に
作製される回折格子のピッチの変化に応じて定められ、
基本パターンの描画データの縮尺の位置に応じた変化に
より与えられることが望ましい。
パターンは、電子線描画により形成することができる。
ーンのピッチは、例えば0.85μm〜1.25μmの
間で変化するものとすることができる。
ーンの凹溝と凸条の高さの差は、光ファイバー加工用の
紫外線が透過する際に位相が略πだけずれる大きさであ
ることが望ましい。
非線形に増加あるいは減少し、凹溝と凸条の幅の比が一
定の複数のパターンを相互に並列してなるので、光ファ
イバー中にピッチが変化する回折格子を簡単に作製する
ことができる。そして、1つの凹溝と凸条からなる基本
パターンの描画データを作製し、その基本データに縮尺
率を掛けることにより、溝に直交する方向あるいは溝の
方向の位置に応じてピッチが変化する格子状の凹溝と凸
条の繰り返しパターン全体の描画データが作製できるの
で、描画データ量を大幅に低減することができ、パター
ン作製が容易になる。また、この手法により、任意のピ
ッチ配列の位相マスクが作製可能となる。
工用位相マスク及びその製造方法を実施例に基づいて説
明する。図2(b)に、図7(a)のような配置で光フ
ァイバー中にブラック回折格子を作製するための交互に
凹溝26と凸条27の繰り返しパターンからなる位相マ
スク21の断面図を示す。このようなマスク21の凹溝
26と凸条27は、図2(a)の上面図に示すように、
電子ビームの走査線28が凹溝26に沿う方向へ向くよ
うにラスタースキャンして描画することにより凹溝26
を露光し、図に破線で示すように、電子ビームのスキャ
ンをブランクにすることにより凸条27を作製する場合
を考える。マスク21全体の露光は、図2(a)中、二
重矢印で示す方向へラスタースキャンを行い、上記のよ
うに、凹溝26を描画すべき位置においては所定の走査
線数(図の場合は5本)だけ実際のスキャンを行い、次
の凸条27を描画すべき位置においては同じ走査線数だ
けスキャンをブランクにし、これを繰り返すことにより
所定長さの位相マスク21が電子線露光される。
ムの走査線28によるラスタースキャンを行うことによ
りマスク21全体の露光を行う場合に、凹溝26又は凸
条27のピッチを溝26に直交する方向あるいは溝26
の方向の位置に応じて線形あるいは非線形に増加あるい
は減少させるものである。この場合に、凹溝26の幅を
その変化に従って増加あるいは減少させるが、1本の凹
溝26を描画するラスタースキャンの走査線数を何れの
位置においても同じにし、その走査線28の中心間の距
離をその変化に応じて増加あるいは減少させるようにす
るものである。
て線形あるいは非線形に凹溝26又は凸条27のピッチ
を増加あるいは減少させる場合の描画方法を説明するた
めの上面図であり、位相マスク21のサンプルされた左
端の領域A1 は凹溝26又は凸条27のピッチP1 、サ
ンプルされた中央の領域A2 は凹溝26又は凸条27の
ピッチP2 、サンプルされた右端の領域A3 は凹溝26
又は凸条27のピッチP3 を有する。ここで、P1 <P
2 <P3 とする。電子ビームの走査線28を上から下へ
描きながら左端から右端へラスタースキャンにより各凹
溝26部を描画する。その際、領域A1 においても、領
域A2 においても、また、領域A3 においても、1本の
凹溝26を描画する走査線数を同じにする(図の場合は
5本)。そして、凸条27を描画すべき位置においては
同じ走査線数だけスキャンをブランクにする。そのた
め、その走査線28の中心間の距離は、ピッチP1 、P
2 、P3 に応じて領域A1 、A2 、A3 で変化する。
溝26部での走査線28間の電子ビームにより露光され
なかった部分の面積が領域A1 、A2 、A3 によって変
化し、電子線レジスト(図6参照)現像後にその未露光
部が残ることが考えられるが、実際には走査線28に相
当する部分の現像に伴ってその未露光レジストは除去さ
れるので何ら問題にはならない。
又は凸条27のピッチを溝26に直交する方向の位置に
応じて線形あるいは非線形に増加あるいは減少させ、凹
溝26と凸条27の幅をその変化に従って増加あるいは
減少させるが、1本の凹溝26を描画するラスタースキ
ャンの走査線数を何れの位置においても同じにする描画
方法を採用すると、描画データとしてマスク21の1ピ
ッチ分の基本パターンデータと、溝26に直交する方向
の位置に応じたピッチの変化関数に対応するその基本パ
ターンデータに対する縮尺変化関数とを用意するだけ
で、全体の位相マスク21のパターンを電子ビーム描画
できる。
るいは非線形に凹溝26又は凸条27のピッチを増加あ
るいは減少させる場合の描画方法を説明するための上面
図であり、位相マスク21の溝26に沿う方向の下端の
領域B1 は凹溝26又は凸条27のピッチP1 、溝26
に沿う方向のその上の領域B2 は凹溝26又は凸条27
のピッチP2 、溝26に沿う方向のその上の領域B3 は
凹溝26又は凸条27のピッチP3 、・・・、溝26に
沿う方向の上端の下の領域B7 は凹溝26又は凸条27
のピッチP7 、溝26に沿う方向の上端の領域B8 は凹
溝26又は凸条27のピッチP8 を有する。ここで、P
1 >P2 >P3 >・・・>P7 >P8 とする。1つの領
域Bn (n=1〜7)の各凹溝26部を電子ビームのラ
スタースキャンで上から下へ描き、その次の領域Bn+1
の描画を同様に描画して全ての領域B1 〜B8 の凹溝2
6部の描画を行う。その際、何れの領域B1 〜B8 にお
いても、1本の凹溝26を描画する走査線数を同じにす
る(図の場合は5本)。そして、凸条27を描画すべき
位置においては同じ走査線数だけスキャンをブランクに
する。そのため、その走査線28の中心間の距離は、ピ
ッチP1 〜P8 に応じて領域B1 〜B8 で変化する。
溝26部での走査線28間の電子ビームにより露光され
なかった部分の面積が領域B1 〜B8 によって変化し、
電子線レジスト(図6参照)現像後にその未露光部が残
ることが考えられるが、実際には走査線28に相当する
部分の現像に伴ってその未露光レジストは除去されるの
で何ら問題にはならない。
又は凸条27のピッチを溝26の方向の位置に応じて線
形あるいは非線形に増加あるいは減少させ、凹溝26と
凸条27の幅をその変化に従って増加あるいは減少させ
るが、1本の凹溝26を描画するラスタースキャンの走
査線数を何れの位置においても同じにする描画方法を採
用すると、描画データとしてマスク21の1ピッチ分の
基本パターンデータと、溝26の方向の位置に応じたピ
ッチの変化関数に対応するその基本パターンデータに対
する縮尺変化関数とを用意するだけで、全体の位相マス
ク21のパターンを電子ビーム描画できる。
に応じて線形あるいは非線形に凹溝26又は凸条27の
ピッチを増加あるいは減少させた位相マスク21は、光
ファイバー中に形成するブラック回折格子のピッチが格
子溝の方向の位置に応じて線形あるいは非線形に増加あ
るいは減少しているグレーティングを製造するのに適し
ている。このようなグレーティングは、例えば光ファイ
バー中の位置に応じて反射波長が異なるようにするのに
適している。また、このような位相マスク21の凹溝2
6及び凸条27は図7(a)の紙面に垂直な方向に伸び
ているので、位相マスク21の紙面に垂直な方向の位置
を調節することにより、光ファイバー22中に作製する
グレーティングのピッチを選択調節するために用いるこ
ともできる。
Bn の凹溝26とその次の領域Bn+1 の凹溝26との溝
26に直交する方向のずれ幅は、図4に示すように、そ
れらの左右の最外端においても、1つの凹溝26の幅以
内にあるように、上記の縮尺変化関数を設定する必要が
ある。また、相互に隣接する領域Bn とBn+1 間の描画
は相互に接触すればよいが、相互に一部重なるようにす
る方が凹溝26及び凸条27がスムーズに繋がるように
なるので望ましい。
明の描画方法を模式的に示す図である。この図は、図1
の描画方法に対応する図であるが、図3の描画方法の場
合も略同様である。位相マスク21の凹溝26又は凸条
27のピッチを位置に応じて線形あるいは非線形に増加
あるいは減少させる場合、従来の描画方法に従えば、図
5(b)に示すように、位相マスク21の位置に応じて
多数の描画パターンデータA,B,C,D,E,・・・
・・V,W,X,Y,Zを用意しておかなければなら
ず、描画データ量が膨大になる。これに対して、本発明
の描画方法においては、基本パターンデータAと位置x
(図1の場合は、溝26に直交する方向の位置、図3の
場合は、溝26の方向の位置)に応じた縮尺変化関数β
(x)とを用意しておき、描画の際に、図5(a)に示
すよう、A×β(x)=An と基本パターンデータAを
その位置に応じて縮尺して用いればよく、描画データ量
が少なくてすみ、描画が簡単になる。なお、図1、図5
(a)において、上下方向の描画範囲が位置によって異
なるのは、左右方向だけでなる上下方向の縮尺も同時に
変えているからであり、縮尺を位置に応じて左右方向だ
け変化するようにする場合(図3の場合は特に必要)
は、上下方向の描画範囲は全ての位置で揃えることがで
きる。
て、0.125μmのアドレスユニットからなり、10
本の走査線からなる1ピッチ分の描画データを用意し、
縮尺は(所望の格子ピッチ)/(0.125×10)で
与えられる。この縮尺と基本パターンデータとを用い
て、電子線描画装置により透明基板上に塗布された電子
線レジスト上を描画する。以下、このような描画方法を
用いた本発明の位相マスクの製造方法の1実施例を説明
する。
ある。図6中、10は位相マスクのブランク、11は石
英基板、12はクロム薄膜、12Aはクロム薄膜パター
ン、12Bはクロム薄膜開口部、13は電子線レジス
ト、13Aはレジストパターン、13Bはレジスト開口
部、14は電子線(ビーム)、21は位相マスク、26
は凹溝、27は凸条である。
11上に150Å厚のクロム薄膜12をスパッタにて成
膜したブランクス10を用意した。クロム薄膜12は、
後工程の電子線レジスト13に電子線14を照射する際
のチャージアップ防止に役立ち、石英基板に凹溝26を
作製する際のマスクとなるものであるが、クロム薄膜エ
ッチングにおける解像性の点でもその厚さの制御は重要
で、100〜200Å厚が適当である。
レジスト13としては、電子線レジストRE5100P
(日立化成(株)製)を用い、厚さ400nmに塗布
し、乾燥した。
レジスト13を電子線描画装置MEBESIII (ETE
C社製)にて露光量1.2μC/cm2 で、図1、図3
を用いて説明したように、凹溝26のピッチが溝26に
直交する方向の位置あるいは溝26の方向の位置に応じ
て図の左から右あるいは手前から奥にかけて線形に増加
するように、かつ、凹溝26と凸条27の幅がその変化
に従って増加するようにしながら、1本の凹溝26を描
画するラスタースキャンの走査線数を何れの位置におい
ても5本にするように、電子ビーム14の走査線間の幅
を順次制御しながら露光した。
Post Exposure Baking)した後、
2.38%濃度のTMAH(テトラメチルアンモニウム
ハイドロオキサイド)で電子線レジスト13を現像し、
図6(d)に示すような所望のレジストパターン13A
を形成した。なお、露光後のベーク(PEB)は電子ビ
ーム14が照射された部分を選択的に感度アップするた
めのものである。
として、CH2 Cl2 ガスを用いてドライエッチングし
て、図6(e)に示すようなクロム薄膜パターン12A
を形成した。
薄膜パターン12AをマスクとしてCF4 ガスを用いて
石英基板11を深さ240nmだけエッチングした。深
さの制御はエッチング時間を制御することにより行わ
れ、深さ200〜400nmの範囲で制御してエッチン
グが可能である。
の硫酸にてレジストパターン13Aを剥離し、次いで、
図6(h)に示すように、硝酸第二セリウムアンモニウ
ム溶液によりクロム薄膜パターン12Aをエッチングし
て除去し、洗浄処理を経て、深さ240nm、ピッチが
溝26に直交する方向又は溝26の方向に0.85μm
から1.25μmへ線形に変化するライン(凸条27)
&スペース(凹溝26)の位相マスク21を完成した。
スク及びその製造方法を実施例に基づいて説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可
能である。なお、以上の本発明の説明においては、電子
線描画装置としてラスタースキャン型のものを用いるも
のとしたが、ベクタースキャン型のもの、あるいはその
他の方式を用いる場合にも、本発明を適用することがで
きる。
の光ファイバー加工用位相マスク及びその製造方法によ
ると、ピッチが線形あるいは非線形に増加あるいは減少
し、凹溝と凸条の幅の比が一定の複数のパターンを相互
に並列してなるので、光ファイバー中にピッチが変化す
る回折格子を簡単に作製することができる。そして、1
つの凹溝と凸条からなる基本パターンの描画データを作
製し、その基本データに縮尺率を掛けることにより、溝
に直交する方向あるいは溝の方向の位置に応じてピッチ
が変化する格子状の凹溝と凸条の繰り返しパターン全体
の描画データが作製できるので、描画データ量を大幅に
低減することができ、パターン作製が容易になる。ま
た、この手法により、任意のピッチ配列の位相マスクが
作製可能となる。
法を説明するための上面図である。
線描画方法と位相マスクの断面を示す図である。
法を説明するための上面図である。
のずれ幅を説明するための図である。
画方法を模式的に示す図である。
程を示した断面図である。
クを説明するための図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 透明基板の1面に格子状の凹溝と凸条の
繰り返しパターンが設けられ、その繰り返しパターンに
よる回折光を光ファイバーに照射して異なる次数の回折
光相互の干渉縞により光ファイバー中に回折格子を作製
する光ファイバー加工用位相マスクにおいて、ピッチが
線形あるいは非線形に増加あるいは減少し、凹溝と凸条
の幅の比が一定の複数のパターンを相互に並列してなる
ことを特徴とする光ファイバー加工用位相マスク。 - 【請求項2】 前記の複数のパターンを相互に溝に直交
する方向へ並列してなることを特徴とする請求項1記載
の光ファイバー加工用位相マスク。 - 【請求項3】 前記の複数のパターンを相互に溝の方向
へ並列してなることを特徴とする請求項1記載の光ファ
イバー加工用位相マスク。 - 【請求項4】 1つの前記パターンの凹溝と隣接する前
記パターンの凹溝との溝に直交する方向のずれ幅が、左
右の最外端においても1つの凹溝の幅以内にあることを
特徴とする請求項3記載の光ファイバー加工用位相マス
ク。 - 【請求項5】 前記パターンのピッチが0.85μm〜
1.25μmの間で変化していることを特徴とする請求
項1から4の何れか1項記載の光ファイバー加工用位相
マスク。 - 【請求項6】 前記パターンの凹溝と凸条の高さの差
は、光ファイバー加工用の紫外線が透過する際に位相が
略πだけずれる大きさであることを特徴とする請求項1
から5の何れか1項記載の光ファイバー加工用位相マス
ク。 - 【請求項7】 透明基板の1面に格子状の凹溝と凸条の
繰り返しパターンが設けられ、その繰り返しパターンに
よる回折光を光ファイバーに照射して異なる次数の回折
光相互の干渉縞により光ファイバー中に回折格子を作製
する光ファイバー加工用位相マスクの製造方法におい
て、ピッチが異なる凹溝と凸条からなる複数のパターン
を並列させて描画することにより前記の格子状の凹溝と
凸条の繰り返しパターンを作製することを特徴とする光
ファイバー加工用位相マスクの製造方法。 - 【請求項8】 前記の複数のパターンを相互に溝に直交
する方向へ並列させて描画することを特徴とする請求項
7記載の光ファイバー加工用位相マスクの製造方法。 - 【請求項9】 前記の複数のパターンを相互に溝の方向
へ並列させて描画することを特徴とする請求項7記載の
光ファイバー加工用位相マスクの製造方法。 - 【請求項10】 1つの前記パターンの凹溝と隣接する
前記パターンの凹溝との溝に直交する方向のずれ幅が、
左右の最外端においても1つの凹溝の幅以内にあること
を特徴とする請求項9記載の光ファイバー加工用位相マ
スクの製造方法。 - 【請求項11】 前記の格子状の凹溝と凸条の繰り返し
パターンは、1つの凹溝と凸条からなる基本パターンの
描画データを基本とし、その基本パターンの描画データ
の縮尺を変えて前記のピッチが異なる凹溝と凸条からな
るパターンを連続的に描画することにより作製すること
を特徴とする請求項7から10の何れか1項記載の光フ
ァイバー加工用位相マスクの製造方法。 - 【請求項12】 前記の格子状の凹溝と凸条の繰り返し
パターンのピッチの位置に応じた変化は、光ファイバー
中に作製される回折格子のピッチの変化に応じて定めら
れ、前記基本パターンの描画データの縮尺の位置に応じ
た変化により与えられることを特徴とする請求項11記
載の光ファイバー加工用位相マスクの製造方法。 - 【請求項13】 前記の格子状の凹溝と凸条の繰り返し
パターンは、電子線描画により形成されることを特徴と
する請求項7から12の何れか1項記載の光ファイバー
加工用位相マスクの製造方法。 - 【請求項14】 前記の格子状の凹溝と凸条の繰り返し
パターンのピッチが0.85μm〜1.25μmの間で
変化することを特徴とする請求項7から13の何れか1
項記載の光ファイバー加工用位相マスクの製造方法。 - 【請求項15】 前記の格子状の凹溝と凸条の繰り返し
パターンの凹溝と凸条の高さの差は、光ファイバー加工
用の紫外線が透過する際に位相が略πだけずれる大きさ
であることを特徴とする請求項7から14の何れか1項
記載の光ファイバー加工用位相マスクの製造方法。
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