JPH11326669A - 光フィルタの製造方法及び光フィルタ - Google Patents

光フィルタの製造方法及び光フィルタ

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JPH11326669A
JPH11326669A JP10138376A JP13837698A JPH11326669A JP H11326669 A JPH11326669 A JP H11326669A JP 10138376 A JP10138376 A JP 10138376A JP 13837698 A JP13837698 A JP 13837698A JP H11326669 A JPH11326669 A JP H11326669A
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fiber
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタ特性においてフラットトップを平坦
化しつつ反射帯域を広く、あるいはフェーズマスクを短
くすることができ、レーザ照射時間を短くすることがで
きる光フィルタの製造方法及び光フィルタを提供する。 【解決手段】 FBGフィルタの製造方法では、ファイ
バの長手方向において屈折率変化量が連続に変化するア
ポダイズ領域を、短波長側と長波長側において非対称と
するようにするため、位相マスク123において、長波
長側のアポダイズ領域127と短波長側のアポダイズ領
域128とで位相マスクの領域に差を持たせ、かつ、反
射ミラー122の移動速度を、長波長側のアポダイズ領
域127及び短波長側のアポダイズ領域128の領域に
相当する範囲で速度変調129,130する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光フィルタの製造
方法及び光フィルタに関し、詳細には、例えばファイバ
ブラッググレーティングを用いた光フィルタの製造方法
及び光フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光通信分野では、波長フィルタや
分散補償器などの光フィルタとして、ファイバブラッグ
グレーティング(以下、FBGという)が多用されてい
る。このFBGは、光ファイバのコアに対して周期的な
屈折率変化を施して形成する。周期的な屈折率変化(屈
折率変調)は、例えば位相マスク法により形成する。こ
の位相マスク法については、例えば「米国特許5367
588号」(文献1)がある。
【0003】図7は従来の位相マスク法を用いたFBG
作製の概念図であり、図8は位相マスクの外観図であ
る。
【0004】まず、FBG作製の概要について説明す
る。
【0005】光学系は、レーザ光源1、アッテネータ
(出力調整器)3、ミラー4、及びシリンドリカルレン
ズ5を備えている。レーザ光源1(例えば、ラムダ・フ
ィジックス製KrFエキシマレーザ)から波長248n
mのレーザ光2が出力され、レーザ光2は、アッテネー
タ3を通過して、ミラー4により90°の方向変換を受
け、さらに、シリンドリカルレンズ5によりビーム径が
調整されて位相マスク6に照射される。
【0006】この位相マスク6でレーザ光7は回折さ
れ、図7拡大部に示すように位相マスク6の下部には縞
模様の回折光8が生じる。この下に、クラッド9が露出
した状態の感光性光ファイバ10(例えば、水素充填を
施したコーニング)を設置することで、回折光の強度の
高い部分で光感光性ファイバ10のコア部11に局所的
な屈折率変化が起こる。図中、12はこの屈折率変化部
(屈折率変調部)である。
【0007】この光感光性ファイバ10の軸方向からレ
ーザ光13を入射させると式(1)に示す波長の反射光
λb14はブラッグ反射により入射端15に出射される
ようになる。
【0008】 λb=2・n eff・Λ …(1) ここで、n effはグレーティング部のコアの実効屈
折率、Λはファイバの屈折率変化の周期である。
【0009】位相マスク法では、位相マスクを介して光
ファイバに紫外線光を照射する。位相マスクは紫外線光
の透過が可能な板状体である。この板状体の表面には複
数個の凹部が形成されており、各凹部は所定の間隔をも
って直線的に配列している。これら凹部により紫外線光
が回折する。その回折光の強度は、凹部の配列間隔(ピ
ッチ)に応じた位置で強められたり弱められたりする。
一方、光ファイバのコアは、紫外線光によってその屈折
率が変化する材料で形成されている。このような光ファ
イバを光感光性ファイバという。
【0010】上述した回折光が光ファイバに対して照射
されるので、光ファイバの延在方向(長手方向、光の導
波方向)に沿って、周期的な屈折率変調すなわちグレー
ティングがコアに形成される。
【0011】上述の位相マスクの作製方法は、例えば
「PRODUCTION OF IN_FIBRE G
RATINGS USING A DIFFRACTI
VEOPTICAL ELEMENT」 D.Z.Anderson
et.al.,Electronics Letters 18th Mar 1993 Vol 29 N
o.6(文献2)に記載されている製造方法によって形成
される。
【0012】上記文献2に記載された位相マスク6の作
製方法を図示せずに以下に説明する。まず、石英ガラス
板にCr薄膜をスパッタリング若しくは蒸着法により、
形成する。次に電子ビームリソグラフィ法により、Cr
薄膜をパターニングする。この時、ライン(Cr)/ス
ペースを等寸法(Λ/Λ)としておく。2Λが後の回折
格子列の周期となる。その後、Crパターンをマスクと
して下地の石英を反応性イオンエッチングを用いてエッ
チングし、溝を形成する。その後、Cr薄膜を酸により
除去することで、石英基板上に凸凹の回折格子列17
(図8)が作製される。
【0013】一方、レーザの照射方法は、レーザビーム
7の大きさが25×10mm程度であるので屈折率変化
部12が十分に短い場合(≦15mm)は直接、長い場
合には、ミラー4あるいは位相マスク6と光感光性ファ
イバ10を走査させる方式で作製される。
【0014】また、ブラッグ反射波長λb14の反射帯
域を広くしたい場合には、例えば「ファイバグレーティ
ングとその応用」井上ら応用物理第66巻第1号pp3
3−36(文献3)に記載されているチャープグレーテ
ィングの構造にすればよい。上記文献3に記載のチャー
プグレーティングの構造は、チャープグレーティングと
呼ばれるようなΛが小から大へ連続的、段階的に変化す
るようにしたものである(図8参照)。
【0015】次にアポダイズ法について説明する。
【0016】図9はフラット形状の屈折率分布を示す
図、図10はFBGフィルタの反射特性を示す図であ
る。
【0017】図9に示すファイバ長手方向に対して均一
強度でレーザを照射させた場合、図10に示すように、
FBGフィルタ特性としてサイドモード20の発生、反
射帯域、フラットトップ部のリップルなどが発生する。
【0018】これらの問題のひとつの解決手段としてア
ポダイズ法が提案されている。アポダイズ法は、例えば
「Apodised in-fibre Bragg grating refiectors photo
imprinted using a phase mask」B.Malo et.al.,Elect
ronics Letters 2nd February 1995 Vol.31 No.3,pp.22
3-225(文献4)に記載されたものがある。
【0019】図11はアポダイズ法を説明するための
図、図12はアポダイズ法を用いたFBGフィルタの反
射特性を示す図である。
【0020】アポダイズ法(apodization
法)は、図11に示すように屈折率変化を、ファイバ長
さ方向の屈折率変化の包絡線をガウシャン関数、COS
IN関数のようなベル状33にする方法であり、ファイ
バの長手方向においてグレーティングの強度が不連続に
変化しないように、グレーティングの強度分布に一定の
窓関数を用いるものである。図12と図10を比較して
わかるように、アポダイズ法を用いることによりFBG
フィルタ特性において、サイドモード20の発生、反射
帯域、フラットトップ部のリップルの発生が緩和され
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の光フィルタの製造方法にあっては、以下のよう
な問題点があった。
【0022】すなわち、チャープグレーティングマスク
を用いた広帯域フィルタをアポダイズ法を用いて作製し
た場合、フィルタ特性において前記フラットトップの平
坦化、サイドローブの抑圧を達成するためにはチャープ
グレーティングマスクの長波長側、短波長側の多くの領
域をアポダイズ領域とする必要がある。このため、作製
されたFBGの帯域がチャープグレーティングマスクの
帯域と比較して狭帯域となってしまうという問題点があ
った。
【0023】また、図13に波長分散特性を示すよう
に、通常の条件で現状のアポダイズ法を適用した場合、
図13(a)に示すように、分散補償特性の群遅延時間
の傾きの均一性が低下する。すなわち、光入射側(通常
の分散補償素子の場合、長波長側)での分散補償特性の
群遅延時間の傾きを良好にするようにアポダイズ領域を
規定した場合、反対側(短波長側)の波長領域で図13
(b)に示すようにリップル47が出現する。このリッ
プル47が原因となり、波長分散補償素子としては、非
常に補償帯域の狭いフィルタとなるという問題点が生ず
る。ここでは、計算機の都合から光入射側を短波長側と
してシミュレートした。
【0024】本発明は、フィルタ特性においてフラット
トップを平坦化しつつ反射帯域を広く、あるいはフェー
ズマスクを短くすることができ、レーザ照射時間を短く
することができる光フィルタの製造方法及び光フィルタ
を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光フィルタ
の製造方法は、光感光性ファイバに紫外線光と位相マス
クを用いて、光感光性ファイバの選択的領域に紫外線光
を照射することで選択的にグレーティング領域を形成す
る光フィルタ製造方法において、ファイバの長手方向に
おいて屈折率変化量が連続に変化するアポダイズ領域
を、短波長側と長波長側において非対称とすることを特
徴とする。
【0026】本発明に係る光フィルタの製造方法は、ア
ポダイズ領域の非対称において、光入射側のアポダイズ
領域が反対側のアボダイズ領域の2倍から8倍の長さで
あってもよい。
【0027】本発明に係る光フィルタの製造方法は、短
波長側と長波長側において非対称であるアポダイズ領域
を、書き込み時のレーザ光の光路を移動させ、その移動
速度を変化させて単位面積当たり、又は単位時間当たり
のファイバ受光面強度を変化させ、屈折率変化量を連続
的に変化させるようにしたものであってもよい。
【0028】本発明に係る光フィルタの製造方法は、短
波長側と長波長側において非対称であるアポダイズ領域
を、書き込み時のファイバを搭載したステージを移動さ
せ、その移動速度を変化させて単位面積当たり、又は単
位時間当たりのファイバ受光面強度を変化させ、屈折率
変化量を連続的に変化させるようにしたものであっても
よい。
【0029】本発明に係る光フィルタの製造方法は、短
波長側と長波長側において非対称であるアポダイズ領域
を、レーザ周波数に差を持たせて変調する、又は減衰率
を自動で変調できる減衰器により光源のエネルギーに差
を持たせて変調させ、単位面積当たり、又は単位時間当
たりのファイバ受光面強度を変化させ、屈折率変化量を
連続的に変化させるようにしたものであってもよい。
【0030】上記光入射側は、分散補償ファイバブラッ
ググレーティングの場合には長波長側であってもよく、
また、上記屈折率変化量は、グレーティングの強度であ
ってもよい。
【0031】本発明に係る光フィルタは、光感光性ファ
イバに紫外線光と位相マスクを用いて、光感光性ファイ
バの選択的領域に紫外線光を照射することで選択的にグ
レーティング領域が形成された光フィルタにおいて、光
フィルタは、ファイバの長手方向において屈折率変化量
が連続に変化するアポダイズ領域が、短波長側と長波長
側において非対称に構成されたことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明に係る光フィルタの製造方
法は、波長フィルタや分散補償器などの光フィルタとし
て用いられるFBGの製造方法に適用することができ
る。
【0033】第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態に係る光フィルタの製造
方法の構成を示す図であり、アポダイズ法を用いたFB
G作製の概念図を示す。
【0034】本発明は、新規なアポダイズ法に関するも
のであり、アポダイズ法以外は前記図7及び図8で述べ
た従来の製造方法と同様であるため省略し、新規なアポ
ダイズ法のみについて以下詳細に説明する。
【0035】図1において、100はファイバへの紫外
線書き込み装置であり、ファイバへの紫外線書き込み装
置100は、基本的にレーザ光源121、レーザ光源1
21からの紫外線をファイバヘ導く反射ミラー122、
位相マスク123、ファイバを載せるファイバステージ
124、そして紫外線が書き込まれるファイバ125か
ら構成される。このとき、上記反射ミラー122は移動
できるようにしておく。この反射ミラー122が移動1
26することで、微小紫外線スポットがファイバ長手方
向にわたって移動し、長いファイバヘ紫外線が書き込ま
れることになる。
【0036】ここで、連続的に屈折率変化を発生させる
ため、図1に示すように位相マスク123において、長
波長側のアポダイズ領域127と短波長側のアポダイズ
領域128とで位相マスクの領域(ファイバ長手方向の
長さ)に差を持たせる。かつ、図1に示すように、レー
ザ光源121からの紫外線をファイバヘ移動しながら導
く反射ミラー122の移動速度を、上記長波長側のアポ
ダイズ領域127及び短波長側のアポダイズ領域128
の領域に相当する範囲で、図1の下側に示すように速度
変調129,130することで、光学系の光路移動速度
に差を持たせる。
【0037】これにより、上記長波長側のアポダイズ領
域127及び短波長側のアポダイズ領域128におい
て、単位面積当たり、単位時間当たりのファイバ受光面
強度に所望の差を持たせながら、連続的に変化させるこ
とができる。
【0038】さらに、図1において、ファイバの長手方
向の長波長側領域のアポダイズ領域127と短波長側の
アポダイズ領域128のアポダイズ領域は、非等分(非
対称)に割り振ってある。つまり、長波長側のアポダイ
ズ領域127が短波長側のアポダイズ領域128より狭
くなるように速度変調をかける。
【0039】このように、本実施形態に係るアポダイズ
法は、ファイバの長手方向において、アポダイズ領域と
非アポダイズ領域との割合を一定の範囲の割合とし、か
つ一定の範囲のアポダイズ領域を短波長側と長波長側に
非等分(非対称)で割り振るものである。以下、この新
規なアポダイズ法を非対称アポダイズ法と呼ぶ。
【0040】ここで、長波長側と短波長側のアポダイズ
領域の非等分の割合について説明する。
【0041】アポダイズの基本的な考え方としてサイド
ローブの抑圧、フラットトップの平坦化が達成される範
囲でアポダイズ領域は狭い方が好ましい。すなわち、狭
い方が所望の帯域を得るために必要な書き込み長が短く
なるのでレーザ照射時間の短縮、フェーズマスクの短縮
が得られ、最終的には生産量の増大、コストの低減化が
図られる。
【0042】本非対称アポダイズ法においても同様な理
由から、アポダイズ領域の非等分について長波長側(グ
レーティング書き込み開始側)のアポダイズ領域は、従
来のアポダイズ領域と実質的に同じとする。すなわち、
前記図8において、回折格子の周期Λ、ステップチャー
プのステップ数S、レーザ光源の強度等により任意好適
に設定する。但し、本非対称アポダイズ法では、短波長
側(グレーティング書き込み終了側)のアポダイズ領域
を長波長側のアポダイズ領域の1/8から1/2に設定
することを特徴とする。
【0043】また、図示は省略するが、上述した方法に
より作製したFBGを光フィルタ及び分散補償素子等の
デバイスとして用いるためには、ファイバの信号光の入
力端にコネクタを接続し、かつ、反対側には透過光を反
射させないための終端器を取り付ける必要がある。
【0044】以上説明したように、第1の実施形態に係
るFBGフィルタの製造方法では、ファイバの長手方向
において屈折率変化量が連続に変化するアポダイズ領域
を、短波長側と長波長側において非対称とするようにす
るため、位相マスク123において、長波長側のアポダ
イズ領域127と短波長側のアポダイズ領域128とで
位相マスクの領域に差を持たせ、かつ、反射ミラー12
2の移動速度を、長波長側のアポダイズ領域127及び
短波長側のアポダイズ領域128の領域に相当する範囲
で速度変調129,130するようにしたので、フィル
タ特性においてフラットトップを平坦化しつつ反射帯域
を広く、あるいはフェーズマスクを短くすることがで
き、レーザ照射時間を短くすることができる。
【0045】以下、本実施形態の効果を具体的に説明す
る。
【0046】図2は本実施形態に係るFBGフィルタの
波長分散特性を示す図であり、長波長側、短波長側のア
ポダイズ領域に変化を持たせてシミュレーションを行っ
た結果である。
【0047】図2は、前記図13に示す従来の対称形ア
ポダイズ法と比較するための本非対称アポダイズ法にお
けるシミュレーション結果を示すものであり、波長帯域
1.0nm、分散補償量800ps/nmのフェーズマ
スクを想定して計算した場合、フェーズマスク長(露光
長)は約8cmとなる。上記条件で光入力端を短波長側
として計算した結果、十分なサイドローブの抑圧、フラ
ットトップの平坦化が得られる条件は光入力側アポダイ
ズ領域が15%(12mm)以上のときであることが判
明した。
【0048】前記図13に示す従来のアポダイズ法では
分散リップルが小さく平坦な反射帯域48は0.6nm
であったものが、本非対称アポダイズ法を用いた方法に
よれば、図2に示すように短波側アポダイズ12mm、
長波側アポダイズ4mm(比率;3:1)とした場合、
分散リップルが小さく平坦な反射帯域48は0.73n
mとなった。これは前記図13で見られたリップル47
が本方法によりなくなったためである。
【0049】換言すれば、本実施形態によれば、アポダ
イズ領域に相当する領域の位相マスクの長さに差を持た
せ、ミラー移動速度が変調する範囲に差を持たせるなど
光学系の光路移動に差を持たせることで、ファイバの長
手方向においてグレーティングの強度が速続に変化する
アポダイズ領域を、短波長側と長波長側において所望の
比率(1/8〜1/2)で非対称化できる。
【0050】図3は非対称アポダイズ法を説明するため
の図、図4は非対称アポダイズ法を用いたFBGフィル
タの反射特性を示す図であり、前記図11及び図12の
従来のアポダイズ法に対応している。
【0051】図11の従来例と比較して明らかなように
フラットトップ領域が大幅に平坦化162(図3)され
るとともに、図12に示す反射スペクトルのサイドモー
ドの発生46が図4に示すように抑圧160されてい
る。
【0052】このように、反射スペクトルのサイドモー
ドが抑圧160され、フラットトップも平坦化162さ
れる条件下において、図2に示すように反射帯域を広く
とる、あるいはフェーズマスクを短くすることができ、
更にはレーザ照射時間を短くすることができる。これに
より、製品コストを低減するが可能になる。
【0053】また、ステージ移動速度制御プログラムな
どを用意すれば、任意にフィルタ特性を改善した各種、
任意の長さ(0.1〜4メートル)のFBGを容易に作
製できる。
【0054】第2の実施形態 図5は本発明の第2の実施形態に係る光フィルタの製造
方法の構成を示す図であり、アポダイズ方法の変更例で
ある。
【0055】第1の実施形態ではミラー移動速度を変調
させることにより、アポダイズをかける手法について説
明したが、本実施形態は他の手段によるアポダイズ方法
を説明する。
【0056】図5はファイバとフェーズマスクを固定し
ているファイバステージ134を速度変調をかけて移動
させることによりアポダイズをかける方法を示す。
【0057】図5において、ファイバへの紫外線書き込
み装置は、基本的にレーザ光源131、レーザ光源13
1からの紫外線をファイバヘ導く反射ミラー132、位
相マスク133、ファイバを載せるファイバステージ1
34、そして紫外線が書き込まれるファイバ135から
構成される。このとき、上記ファイバステージ134は
移動できるようにしておく。このファイバステージ13
4が移動136することで、微小紫外線スポットがファ
イバ長手方向にわたって移動し、長いファイバヘ紫外線
が書き込まれることになる。
【0058】ここで、連続的に屈折率変化を発生させる
ため、図5に示すように位相マスク133において、長
波長側のアポダイズ領域137と短波長側領域のアポダ
イズ領域138とでマスクの長さに差を持たせる。か
つ、図5の下側に示すように、ファイバを搭載したステ
ージ移動速度を、上記長波長側のアポダイズ領域137
及び短波長側領域のアポダイズ領域138のマスクの長
さに相当する範囲で、速度変調139,140すること
でステージ移動速度に差を持たせる。
【0059】これにより、上記長波長側のアポダイズ領
域137及び短波長側領域のアポダイズ領域138にお
いて、単位面積当たり、単位時間当たりのファイバ受光
面強度に所望の差を持たせながら、連続的に変化させ
る。
【0060】また、短波長側のアポダイズ領域、長波長
側のアポダイズ領域、及びフラットトップの領域の割合
は第1の実施形態と同様に設定する。
【0061】以上説明したように、第2の実施形態に係
るFBGフィルタの製造方法では、長波長側のアポダイ
ズ領域137と短波長側のアポダイズ領域138とで位
相マスクの領域に差を持たせ、かつ、ファイバを搭載し
たステージ移動速度を、長波長側のアポダイズ領域13
7及び短波長側領域のアポダイズ領域138のマスクの
長さに相当する範囲で、速度変調139,140するこ
とでステージ移動速度に差を持たせるようにしたので、
第1の実施形態と同様に、フィルタ特性においてフラッ
トトップを平坦化しつつ反射帯域を広く、又はフェーズ
マスクを短くすることができる。
【0062】特に、本実施形態では、ファイバを搭載し
たステージ移動速度に差を持たせることで紫外線光量に
差を持たせているので、光学経路(光がファイバに届く
までの距離)は固定である。したがって、第1の実施形
態の効果に加える特有の効果として、光学経路が変化し
ないため、エネルギー、偏波依存性などのレーザ特性に
変化がなく、安定して紫外線を書き込めるという利点が
ある。
【0063】第3の実施形態 図6は本発明の第3の実施形態に係る光フィルタの製造
方法の構成を示す図であり、アポダイズ方法の変更例で
ある。
【0064】図6はミラー移動速度あるいはファイバス
テージ移動速度を一定速度で移動させつつ、アッテネー
タ変調部150を用いてレーザ光源そのものに強度変調
をかけることによりアポダイズをかける方法を示す。
【0065】図6において、ファイバへの紫外線書き込
み装置は、基本的にレーザ光源141、アッテネータ1
42、レーザ光源141からの紫外線をファイバヘ導く
反射ミラー143、位相マスク144、ファイバを載せ
るファイバステージ145、そして紫外線が書き込まれ
るファイバ146から構成される。
【0066】このとき、上記ファイバステージ144又
は上記反射ミラー143は移動できるようにしておく。
このファイバステージ145又は反射ミラー143が一
定速度で移動147することで、微小紫外線スポットが
ファイバ長手方向にわたって移動し、長いファイバヘ紫
外線が書き込まれることになる。
【0067】ここで、連続的に屈折率変化を発生させる
ため、図6に示すように位相マスク144において、長
波長側のアポダイズ領域148と短波長側領域のアポダ
イズ領域149とでマスクの長さに差を持たせる。か
つ、図6の下側に示すように、上記長波長側のアポダイ
ズ領域148及び短波長側領域のアポダイズ領域149
のマスクの長さに相当する範囲で、アッテネータ142
の透過率を0〜100%の範囲で任意に変える。このよ
うにして、アッテネータ142の減衰率を上記長波長側
のアポダイズ領域148及び短波長側領域のアポダイズ
領域149の領域と同期させながら自動的に変調するこ
とにより紫外線のエネルギーに差を持たせて変調する。
図中、150はこの変調を示す。これによりファイバ受
光面での紫外線の強度が変化する。
【0068】上述した変調150に代えて、レーザ周波
数に差を持たせて変調する態様でもよい。図中、151
はこの変調を示す。すなわち、レーザの周波数を例えば
高周波数(50Hz)〜低周波数(1Hz)の範囲で変
化させることで、紫外線エネルギーは約50倍変化す
る。この変化により、ファイバ受光面での紫外線の強度
が変化する。
【0069】以上のような方法により、上記長波長側の
アポダイズ領域148及び短波長側領域のアポダイズ領
域149において、単位面積当たり、単位時間当たりの
ファイバ受光面強度に所望の差を持たせながら、連続的
に変化させる。
【0070】また、短波長側のアポダイズ領域、長波長
側のアポダイズ領域、及びフラットトップの領域の割合
は第1の実施形態と同様に設定する。
【0071】以上説明したように、第3の実施形態に係
るFBGフィルタの製造方法では、長波長側のアポダイ
ズ領域148と短波長側領域のアポダイズ領域149と
でマスクの長さに差を持たせ、かつ、長波長側のアポダ
イズ領域148及び短波長側領域のアポダイズ領域14
9のマスクの長さに相当する範囲で、アッテネータ14
2の透過率を0〜100%の範囲で任意に変え、アッテ
ネータ142の減衰率を長波長側のアポダイズ領域14
8及び短波長側領域のアポダイズ領域149の領域と同
期させながら自動的に変調するようにしたので、第1、
第2の実施形態の効果に加えて、ステージ移動が定速で
安定するためにグレーティング書き込み特性の均一性向
上が望める。また、光源強度に変調をかけることになる
ため実質的に屈折率変化を0から始めることが可能にな
る。すなわち、第1、第2の実施形態では、移動速度を
無限大に高速化することは実質的に不可能なのでアポダ
イズ開始及び終了端で屈折率変化Δnは0とはならない
が、本実施形態では屈折率変化を0から始めることが可
能になる。
【0072】したがって、このような優れた特長を有す
る光フィルタの製造方法を、例えば位相マスク法による
FBGの製造方法に適用すれば、フィルタ特性において
フラットトップの平坦化、反射帯域の拡大、更には製作
時間の短縮、製造コストの低減を図ることができる。
【0073】なお、上記各実施形態に係る光フィルタの
製造方法を、上述したようなFBGに適用することもで
きるが、勿論これには限定されず、光感光性ファイバに
紫外線光と位相マスクを用いて選択的にグレーティング
領域を形成する光フィルタ製造方法であれば、全ての製
造方法及び装置に適用可能であることは言うまでもな
い。
【0074】また、上記光フィルタの製造方法を構成す
る光学系、位相マスク、ファイバステージ等の種類、
数、配置関係、更には材料や数値等の条件は上述の各実
施形態に限られないことは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】本発明に係る光フィルタの製造方法及び
光フィルタでは、ファイバの長手方向において屈折率変
化量が連続に変化するアポダイズ領域を、短波長側と長
波長側において非対称とするようにしたので、フィルタ
特性においてフラットトップを平坦化しつつ反射帯域を
広く、あるいはフェーズマスクを短くすることができ、
レーザ照射時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係る光フィ
ルタの製造方法の構成を示す図である。
【図2】上記光フィルタの製造方法のFBGフィルタの
波長分散特性を示す図である。
【図3】上記光フィルタの製造方法の非対称アポダイズ
法を説明するための図である。
【図4】上記光フィルタの製造方法の非対称アポダイズ
法を用いたFBGフィルタの反射特性を示す図である。
【図5】本発明を適用した第2の実施形態に係る光フィ
ルタの製造方法の構成を示す図である。
【図6】本発明を適用した第3の実施形態に係る光フィ
ルタの製造方法の構成を示す図である。
【図7】従来の光フィルタの製造方法の構成を示す図で
ある。
【図8】従来の光フィルタの製造方法の位相マスクの外
観図である。
【図9】従来の光フィルタのフラット形状の屈折率分布
を示す図である。
【図10】従来のFBGフィルタの反射特性を示す図で
ある。
【図11】従来の光フィルタの製造方法のアポダイズ法
を説明するための図である。
【図12】従来の光フィルタの製造方法のアポダイズ法
を用いたFBGフィルタの反射特性を示す図である。
【図13】従来の光フィルタの製造方法のFBGフィル
タの波長分散特性を示す図である。
【符号の説明】
100 ファイバへの紫外線書き込み装置、121,1
31,141 レーザ光源、122,132,143
反射ミラー、123,133,144 位相マスク、1
24,134,145 ファイバステージ、125,1
35,146ファイバ、126 反射ミラーの移動、1
27,137,148 長波長側のアポダイズ領域、1
28,138,149 短波長側のアポダイズ領域、1
29,130,139,140 速度変調、136 フ
ァイバステージの移動、142アッテネータ、147
ファイバステージ又は反射ミラーの移動、150,15
1 変調

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光感光性ファイバに紫外線光と位相マス
    クを用いて、前記光感光性ファイバの選択的領域に紫外
    線光を照射することで選択的にグレーティング領域を形
    成する光フィルタ製造方法において、 ファイバの長手方向において屈折率変化量が連続に変化
    するアポダイズ領域を、短波長側と長波長側において非
    対称とすることを特徴とする光フィルタの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記アポダイズ領域の非対称において、
    光入射側のアポダイズ領域が反対側のアボダイズ領域の
    2倍から8倍の長さであることを特徴とする請求項1記
    載の光フィルタの製造方法。
  3. 【請求項3】 短波長側と長波長側において非対称であ
    るアポダイズ領域を、書き込み時のレーザ光の光路を移
    動させ、その移動速度を変化させて単位面積当たり、又
    は単位時間当たりのファイバ受光面強度を変化させ、屈
    折率変化量を連続的に変化させるようにしたことを特徴
    とする請求項1又は2の何れかに記載の光フィルタの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 短波長側と長波長側において非対称であ
    るアポダイズ領域を、書き込み時のファイバを搭載した
    ステージを移動させ、その移動速度を変化させて単位面
    積当たり、又は単位時間当たりのファイバ受光面強度を
    変化させ、屈折率変化量を連続的に変化させるようにし
    たことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の光
    フィルタの製造方法。
  5. 【請求項5】 短波長側と長波長側において非対称であ
    るアポダイズ領域を、レーザ周波数に差を持たせて変調
    する、又は減衰率を自動で変調できる減衰器により光源
    のエネルギーに差を持たせて変調させ、単位面積当た
    り、又は単位時間当たりのファイバ受光面強度を変化さ
    せ、屈折率変化量を連続的に変化させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1、2、3又は4の何れかに記載の
    光フィルタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記光入射側は、分散補償ファイバブラ
    ッググレーティングの場合には長波長側であることを特
    徴とする請求項2記載の光フィルタの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記屈折率変化量は、グレーティングの
    強度であることを特徴とする請求項1、3、4又は5の
    何れかに記載の光フィルタの製造方法。
  8. 【請求項8】 光感光性ファイバに紫外線光と位相マス
    クを用いて、前記光感光性ファイバの選択的領域に紫外
    線光を照射することで選択的にグレーティング領域が形
    成された光フィルタにおいて、前記光フィルタは、ファ
    イバの長手方向において屈折率変化量が連続に変化する
    アポダイズ領域が、短波長側と長波長側において非対称
    に構成されたことを特徴とする光フィルタ。
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