JPH11212246A - 回折格子形成用位相マスク - Google Patents

回折格子形成用位相マスク

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JPH11212246A
JPH11212246A JP1036598A JP1036598A JPH11212246A JP H11212246 A JPH11212246 A JP H11212246A JP 1036598 A JP1036598 A JP 1036598A JP 1036598 A JP1036598 A JP 1036598A JP H11212246 A JPH11212246 A JP H11212246A
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phase mask
diffraction grating
forming
pattern
optical fiber
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Masaaki Kurihara
栗原正彰
Toshiichi Segawa
瀬川敏一
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相マスクの表面に異物や光ファイバーから
昇華された樹脂等が付着しても形成される回折格子に欠
陥が生じ難い回折格子形成用位相マスク。 【解決手段】 透明基板の1面に格子状の凹溝26と凸
条27の繰り返しパターンが設けられ、その繰り返しパ
ターンによる回折光相互の干渉縞により回折格子を形成
する位相マスク21において、凹溝26と凸条27の繰
り返しパターンが設けられた表面上に光学的に透明な保
護層30が設けられてなる回折格子形成用位相マスク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回折格子形成用位
相マスクに関し、特に、光通信等に用いられる光ファイ
バー内に紫外線レーザ光を用いて回折格子を作成するた
めの位相シフトマスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーは地球規模の通信に大革新
をもたらし、高品質、大容量の大洋横断電話通信を可能
にしたが、従来より、この光ファイバーに沿ってコア内
に周期的に屈折率分布を作り出し、光ファイバー内にブ
ラック回折格子を作り、その回折格子の周期と長さ、屈
折率変調の大きさによって回折格子の反射率の高低と波
長特性の幅を決めることにより、その回折格子を光通信
用の波長多重分割器、レーザやセンサーに使用される狭
帯域の高反射ミラー、ファイバーアンプにおける余分な
レーザ波長を取り除く波長選択フィルター等として利用
できることが知られている。
【0003】しかし、石英光ファイバーの減衰が最小と
なり、長距離通信システムに適している波長は1.55
μmであることにより、この波長で光ファイバー回折格
子を使用するためには、格子間隔を約500nmとする
必要があり、このような細かい構造をコアの中に作るこ
と自体が当初は難しいとされており、光ファイバーのコ
ア内にブラック回折格子を作るのに、側面研磨、フォト
レジストプロセス、ホログラフィー露光、反応性イオン
ビームエッチング等からなる何段階もの複雑な工程がと
られていた。このため、作製時間が長く、歩留まりも低
かった。
【0004】しかし、最近、紫外線を光ファイバーに照
射し、直接コア内に屈折率の変化をもたらし回折格子を
作る方法が知られるようになり、この紫外線を照射する
方法は複雑なプロセスを必要としないため、周辺技術の
進歩と共に次第に実施されるようになってきた。
【0005】この紫外光を用いる方法の場合、上記のよ
うに格子間隔が約500nmと細かいため、2本の光束
を干渉させる干渉方法、(エキシマレーザからのシング
ルパルスを集光して回折格子面を1枚ずつ作る)1点毎
の書き込みによる方法、グレーティングを持つ位相マス
クを使って照射する方法等がとられている。
【0006】上記の2光束を干渉させる干渉方法には、
横方向のビームの品質、すなわち空間コヒーレンスに問
題があり、1点毎の書き込みによる方法には、サブミク
ロンの大きさの緻密なステップ制御が必要で、かつ光を
小さく取り込み多くの面を書き込むことが要求され、作
業性にも問題があった。
【0007】このため、上記問題に対応できる方法とし
て、位相マスクを用いる照射方法が注目されるようにな
ってきたが、この方法は図4(a)に示すように、石英
基板の1面に凹溝を所定のピッチで所定の深さに設けた
位相シフトマスク21を用いて、KrFエキシマレーザ
光(波長:248nm)23をそのマスク21照射し、
光ファイバー22のコア22Aに直接屈折率の変化をも
たらし、グレーティング(格子)を作製するものであ
る。なお、図4(a)には、コア22Aにおける干渉縞
パターン24を分かりやすく拡大して示してある。図4
(b)、図4(c)はそれぞれ位相マスク21の断面
図、それに対応する上面図の一部を示したものである。
位相マスク21は、その1面に繰り返しピッチPで深さ
Dの凹溝26を設け、凹溝26間に略同じ幅の凸条27
を設けてなるバイナリー位相型回折格子状の構造を有す
るものである。
【0008】位相マスク21の凹溝26の深さ(凸条2
7と凹溝26との高さの差)Dは、露光光であるエキシ
マレーザ光(ビーム)23の位相をπラジアンだけ変調
するように選択されており、0次光(ビーム)25Aは
位相シフトマスク21により5%以下に抑えられ、マス
ク21から出る主な光(ビーム)は、回折光の35%以
上を含むプラス1次の回折光25Bとマイナス1次の回
折光25Cに分割される。このため、このプラス1次の
回折光25Bとマイナス1次の回折光25Cによる所定
ピッチの干渉縞の照射を行い、このピッチでの屈折率変
化を光ファイバー22内にもたらすものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような位相マスク
21を用いてプラス1次光25Bとマイナス1次光25
Cの干渉により光ファイバー22内に回折格子を作る場
合、位相マスク21の表面に異物が付着していると、光
ファイバー22に露光される回折格子に欠陥が生じ、回
折格子の特性スペクトル中にノイズが発生してしまう。
【0010】また、図4(a)のような配置で紫外線2
5B,25Cを光ファイバー22に照射すると、光ファ
イバー22を被覆している樹脂が紫外線25B,25C
により昇華し、位相マスク21中の溝26を埋めてしま
い、同様に光ファイバー22に露光される回折格子に欠
陥が生じる問題があった。
【0011】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、位相マスクの表
面に異物や光ファイバーから昇華された樹脂等が付着し
ても形成される回折格子に欠陥が生じ難い回折格子形成
用位相マスクを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の回折格子形成用位相マスクは、透明基板の1面に格
子状の凹溝と凸条の繰り返しパターンが設けられ、その
繰り返しパターンによる回折光相互の干渉縞により回折
格子を形成する位相マスクにおいて、凹溝と凸条の繰り
返しパターンが設けられた表面上に光学的に透明な保護
層が設けられてなることを特徴とするものである。
【0013】この場合、その保護層が板状あるいはフィ
ルム状のSiO2 ,CaF2 ,MgF2 ,ZrO,Hf
O,フッ素系樹脂の何れかからなることが望ましい。
【0014】また、その保護層が厚さ0.1mm〜2m
mの板状あるいはフィルム状のものであることが望まし
い。
【0015】上記目的を達成する本発明のもう1つの回
折格子形成用位相マスクは、透明基板の1面に格子状の
凹溝と凸条の繰り返しパターンが設けられ、その繰り返
しパターンによる回折光相互の干渉縞により回折格子を
形成する位相マスクにおいて、凹溝と凸条の繰り返しパ
ターンが設けられた表面上に、前記透明基板とは異なる
屈折率の光学的に透明な材料層が、蒸着、CVD、スパ
ッタリング、スピンコート法等の膜形成法により少なく
とも前記凹溝を充填するように設けられ、かつ、その露
出表面が平坦に研磨されてなることを特徴とするもので
ある。
【0016】この場合、透明基板が石英からなり、その
材料層がCaF2 ,MgF2 ,ZrO,HfO,フッ素
系樹脂の何れかからなることが望ましい。
【0017】本発明においては、凹溝と凸条の繰り返し
パターンが設けられた表面上に光学的に透明な保護層が
設けられてなるか、あるいは、透明基板とは異なる屈折
率の光学的に透明な材料層が、蒸着、CVD、スパッタ
リング、スピンコート法等の膜形成法により少なくとも
凹溝を充填するように設けられ、かつ、その露出表面が
平坦に研磨されてなるので、位相マスクの表面に異物や
光ファイバーから昇華された樹脂等が付着しても、格子
状の凹溝と凸条の繰り返しパターン自体は維持されるの
で、光ファイバー等に形成される回折格子に欠陥が生じ
ることはない。また、その異物や光ファイバーから昇華
された樹脂等は拭き取り等により容易に除去できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の回折格子形成用
位相マスクをその基本構成とその製造方法に1例に基づ
いて説明する。図1は、この発明による1実施例の回折
格子形成用位相マスクの断面図(a)と平面図(b)で
あり、位相マスク本体21は、従来のものと同様、石英
ガラス等の紫外線に対して透明な基板の1面に所定の繰
り返しピッチと深さで交互に凹溝26と凸条27を設け
てなるバイナリー位相型回折格子状のものである。本発
明による位相マスクは、この凹溝26と凸条27が設け
られた表面、特に、凹溝26の中に異物が入ったり、光
ファイバーを被覆している樹脂が紫外線により昇華して
その中に付着するのを防止するために、その表面を板状
あるいはフィルム状の保護層30で覆う。この保護層3
0としては、厚さ0.1mm〜2mmの紫外線に対して
透明なSiO2 ,CaF2 ,MgF2 ,ZrO,Hf
O,フッ素系樹脂等の何れかからなる板状体あるいはフ
ィルムを位相マスク本体21の凹溝26と凸条27が設
けられた表面に貼り付けて構成するのが好ましい。
【0019】このような構成であると、凹溝26と凸条
27が設けられた表面を光ファイバー22(図4)側に
向けて接触あるいはわずかに離間して位相マスクを配置
し、その裏面側から紫外線レーザ光23を照射した場合
に、光ファイバー22の被覆からその紫外線により昇華
した樹脂等が位相マスクに付着しても、保護層30上に
付着するのみであり、凹溝26中には付着しないので、
格子状の凹溝26と凸条27の繰り返しパターン自体は
維持されるため、光ファイバー22に形成される回折格
子に欠陥が生じることはない。また、このようにして付
着した樹脂等の異物は、保護層30表面を拭き取るだけ
で容易に除去できる。
【0020】本発明のもう1つの実施例の回折格子形成
用位相マスクの断面図を図2に示す。この位相マスク
は、従来のものと同様に、石英ガラス等の紫外線に対し
て透明な基板の1面に所定の繰り返しピッチと深さで交
互に凹溝26と凸条27を設けてなるバイナリー位相型
回折格子状の位相マスク本体21の凹溝26と凸条27
が設けられた表面に、図2(a)に示すように、その透
明基板とは異なる屈折率の紫外線に透明なCaF2 ,M
gF2 ,ZrO,HfO,フッ素系樹脂等の材料層31
を、蒸着、CVD、スパッタリング、スピンコート法等
の膜形成法により、少なくとも凹溝26を充填するよう
に成膜する。
【0021】その後、図2(b)に示すように、その材
料層31の露出表面をCMP(chemical me
chanical polishing)法等の研磨法
により平坦に研磨することにより、凹溝26がこの透明
基板と異なる屈折率の材料31により充填され、表面が
平面の位相マスクが得られる(凸条27上に材料層31
の一部が残るように研磨してもよいし、凸条27の一部
が研磨により低くなるように研磨してもよい。)。
【0022】このようにして得られた位相マスクも、図
1のものの場合と同様に、光ファイバー22の被覆から
その紫外線により昇華した樹脂等が位相マスクに付着し
ても、平坦な表面上に付着するのみであり、凹溝26中
には付着しないので、格子状の凹溝26と凸条27の繰
り返しパターン自体は維持されるため、光ファイバー2
2に形成される回折格子に欠陥が生じることはない。ま
た、このようにして付着した樹脂等の異物は、平坦な表
面を拭き取るだけで容易に除去できる。
【0023】図3は位相マスク本体21の製造工程の1
例を示した断面図である。図3中、10は位相マスクの
ブランク、11は石英基板、12はクロム薄膜、12A
はクロム薄膜パターン、12Bはクロム薄膜開口部、1
3は電子線レジスト、13Aはレジストパターン、13
Bはレジスト開口部、14は電子線(ビーム)、21は
位相マスク、26は凹溝、27は凸条である。
【0024】まず、図3(a)に示すように、石英基板
11上に150Å厚のクロム薄膜12をスパッタにて成
膜したブランクス10を用意した。クロム薄膜12は、
後工程の電子線レジスト13に電子線14を照射する際
のチャージアップ防止に役立ち、石英基板に凹溝26を
作製する際のマスクとなるものであるが、クロム薄膜エ
ッチングにおける解像性の点でもその厚さの制御は重要
で、100〜200Å厚が適当である。
【0025】次いで、図3(b)に示すように、電子線
レジスト13としては、電子線レジストRE5100P
(日立化成(株)製)を用い、厚さ400nmに塗布
し、乾燥した。
【0026】この後、図3(c)に示すように、電子線
レジスト13を電子線描画装置MEBESIII (ETE
C社製)にて露光量1.2μC/cm2 で、凹溝26に
対応する部分を電子ビーム14により露光した。
【0027】露光後、90℃で5分間ベーク(PEB:
Post Exposure Baking)した後、
2.38%濃度のTMAH(テトラメチルアンモニウム
ハイドロオキサイド)で電子線レジスト13を現像し、
図3(d)に示すような所望のレジストパターン13A
を形成した。なお、露光後のベーク(PEB)は電子ビ
ーム14が照射された部分を選択的に感度アップするた
めのものである。
【0028】次いで、レジストパターン13Aをマスク
として、CH2 Cl2 ガスを用いてドライエッチングし
て、図3(e)に示すようなクロム薄膜パターン12A
を形成した。
【0029】次いで、図3(f)に示すように、クロム
薄膜パターン12AをマスクとしてCF4 ガスを用いて
石英基板11を深さ240nmだけエッチングした。深
さの制御はエッチング時間を制御することにより行わ
れ、深さ200〜400nmの範囲で制御してエッチン
グが可能である。
【0030】この後、図3(g)に示すように、70℃
の硫酸にてレジストパターン13Aを剥離し、次いで、
図3(h)に示すように、硝酸第二セリウムアンモニウ
ム溶液によりクロム薄膜パターン12Aをエッチングし
て除去し、洗浄処理を経て、深さ240nm、ピッチ
1.070μmのライン(凸条27)&スペース(凹溝
26)の位相マスク本体21を完成した。
【0031】続いて、厚さ0.5mmの合成石英板を作
成された位相マスク本体21のライン&スペース・パタ
ーンを覆うように貼り合わせることにより、図1に示す
ような本発明の位相マスクを得ることができた。
【0032】以上、本発明の回折格子形成用位相マスク
を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実
施例に限定されず種々の変形が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の回折格子形成用位相マスクによると、凹溝と凸条の繰
り返しパターンが設けられた表面上に光学的に透明な保
護層が設けられてなるか、あるいは、透明基板とは異な
る屈折率の光学的に透明な材料層が、蒸着、CVD、ス
パッタリング、スピンコート法等の膜形成法により少な
くとも凹溝を充填するように設けられ、かつ、その露出
表面が平坦に研磨されてなるので、位相マスクの表面に
異物や光ファイバーから昇華された樹脂等が付着して
も、格子状の凹溝と凸条の繰り返しパターン自体は維持
されるので、光ファイバー等に形成される回折格子に欠
陥が生じることはない。また、その異物や光ファイバー
から昇華された樹脂等は拭き取り等により容易に除去で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による1実施例の回折格子形成用位相マ
スクの断面図と平面図である。
【図2】本発明による別の実施例の回折格子形成用位相
マスクの断面図である。
【図3】位相マスク本体の製造工程の1例を示した断面
図である。
【図4】光ファイバー加工とそれに用いられる位相マス
クを説明するための図である。
【符号の説明】
10…位相マスクのブランク 11…石英基板 12…クロム薄膜 12A…クロム薄膜パターン 12B…クロム薄膜開口部 13…電子線レジスト 13A…レジストパターン 13B…レジスト開口部 14…電子線(ビーム) 21…位相シフトマスク(本体) 22…光ファイバー 22A…光ファイバーのコア 23…KrFエキシマレーザ光 24…干渉縞パターン 25A…0次光(ビーム) 25B…プラス1次回折光 25C…マイナス1次回折光 26…凹溝 27…凸条 30…保護層 31…透明材料層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の1面に格子状の凹溝と凸条の
    繰り返しパターンが設けられ、その繰り返しパターンに
    よる回折光相互の干渉縞により回折格子を形成する位相
    マスクにおいて、凹溝と凸条の繰り返しパターンが設け
    られた表面上に光学的に透明な保護層が設けられてなる
    ことを特徴とする回折格子形成用位相マスク。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記保護層が板状あ
    るいはフィルム状のSiO2 ,CaF2 ,MgF2 ,Z
    rO,HfO,フッ素系樹脂の何れかからなることを特
    徴とする回折格子形成用位相マスク。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記保護層が
    厚さ0.1mm〜2mmの板状あるいはフィルム状のも
    のであることを特徴とする回折格子形成用位相マスク。
  4. 【請求項4】 透明基板の1面に格子状の凹溝と凸条の
    繰り返しパターンが設けられ、その繰り返しパターンに
    よる回折光相互の干渉縞により回折格子を形成する位相
    マスクにおいて、凹溝と凸条の繰り返しパターンが設け
    られた表面上に、前記透明基板とは異なる屈折率の光学
    的に透明な材料層が、蒸着、CVD、スパッタリング、
    スピンコート法等の膜形成法により少なくとも前記凹溝
    を充填するように設けられ、かつ、その露出表面が平坦
    に研磨されてなることを特徴とする回折格子形成用位相
    マスク。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記透明基板が石英
    からなり、前記材料層がCaF2 ,MgF2 ,ZrO,
    HfO,フッ素系樹脂の何れかからなることを特徴とす
    る回折格子形成用位相マスク。
JP1036598A 1998-01-22 1998-01-22 回折格子形成用位相マスク Pending JPH11212246A (ja)

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