JPH1172528A - 制御回路の地絡判定回路 - Google Patents

制御回路の地絡判定回路

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Publication number
JPH1172528A
JPH1172528A JP9246004A JP24600497A JPH1172528A JP H1172528 A JPH1172528 A JP H1172528A JP 9246004 A JP9246004 A JP 9246004A JP 24600497 A JP24600497 A JP 24600497A JP H1172528 A JPH1172528 A JP H1172528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground fault
control circuit
circuit
zero
current transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9246004A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunimitsu Fujiwara
国満 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Priority to JP9246004A priority Critical patent/JPH1172528A/ja
Publication of JPH1172528A publication Critical patent/JPH1172528A/ja
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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの零相変流器、地絡過電流継電器および
出力部で、複数の制御回路の地絡判定が可能な制御回路
の地絡判定回路を提供する。 【解決手段】 配電盤内のユニット毎に区別された複数
の制御回路1,2,3に、押しボタンスイッチ4,5,
6をそれぞれ直列に接続し、これらを並列に接続した
後、零相変流器7を貫通する接地線14によって接地す
る。零相変流器7の二次側に地絡過電流継電器8を接続
し、地絡過電流継電器8が動作したときに出力する表示
出力部13および警報出力部15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配電盤内のユニット
毎に区別された制御回路に発生する地絡事故を判定する
制御回路の地絡判定回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、配電盤内には、ユニット毎に区
別された複数の制御回路が設けられている。また、この
制御回路に地絡事故が発生したときに、これを検出する
地絡判定回路も設けられているが、この地絡判定回路
は、複数の制御回路のうち、どの制御回路に地絡事故が
発生したかを判定することが必要となる。
【0003】このため、地絡判定回路は、従来、各制御
回路毎に接地線をそれぞれ接続するとともに、これらの
接地線をそれぞれ零相変流器を貫通させて接地する。各
零相変流器の二次側には、それぞれ地絡過電流継電器を
接続し、これら地絡過電流継電器が動作したときに出力
する出力部がそれぞれ設けられる。
【0004】この地絡判定回路においては、複数の制御
回路のうち、いずれかに地絡事故が発生すると、地絡事
故が発生した制御回路の接地線のみに地絡電流が流れ
る。この地絡電流が零相変流器によって検出されると、
地絡過電流継電器が動作し、出力部に地絡事故が発生し
たことが出力される。すなわち、地絡事故が発生した制
御回路の出力部のみが出力するので、どの制御回路に地
絡事故が発生したかを判定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の地絡判定
回路においては、上述したように、地絡事故が発生した
制御回路を判定することは可能であるが、各制御回路毎
に、零相変流器、地絡過電流継電器および出力部がそれ
ぞれ必要になる。したがって、費用が増大するばかりで
なく、大きな取付スペースも必要になり、制御回路の数
が増えれば増えるほど、この欠点は顕著となる。
【0006】そこで本発明は、一つの零相変流器、地絡
過電流継電器および出力部で、複数の制御回路の地絡判
定が可能な制御回路の地絡判定回路を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の制御回路の地絡判定回路では、配電盤内の
ユニット毎に区別された複数の制御回路に、押しボタン
スイッチをそれぞれ直列に接続し、これらを並列に接続
した後、零相変流器を貫通する接地線によって接地し、
この零相変流器の二次側に地絡過電流継電器を接続し、
この地絡過電流継電器が動作したときに出力する出力部
を設ける。
【0008】なお、前記出力部は、前記地絡過電流継電
器の動作接点に直列に接続された補助継電器と、この補
助継電器の接点が閉路したときに動作する表示出力部お
よび警報出力部のうち少なくとも一方とを備えるように
すればよい。
【0009】上記制御回路の地絡判定回路においては、
複数の制御回路のいずれかに地絡事故が発生すると、押
しボタンスイッチを介して、接地線に地絡電流が流れ
る。この地絡電流が零相変流器によって検出されると、
地絡過電流継電器が動作し、出力部に地絡事故が発生し
たことが出力される。
【0010】この後、各押しボタンスイッチを順次押し
て、一時的に開路すれば、地絡事故が発生した制御回路
に接続された押しボタンを押したときのみ、接地線に地
絡電流が流れなくなる。このため、零相変流器は検出し
なくなり、地絡過電流継電器が復帰するので、出力部が
出力しなくなり、地絡事故が発生した制御回路を判定す
ることができる。
【0011】したがって、一つの零相変流器、地絡過電
流継電器および出力部で、複数の制御回路の地絡判定が
可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の制御回路の地絡判定
回路の実施の形態の一例を示すもので、配電盤内には、
ユニット毎に区別された複数(図では三つ)の制御回路
1,2,3が設けられる。制御回路1,2,3には、押
しボタンスイッチ4,5,6がそれぞれ直列に接続され
る。制御回路1および押しボタンスイッチ4と、制御回
路2および押しボタンスイッチ5と、制御回路3および
押しボタンスイッチ6とは、並列に接続された後、零相
変流器7を貫通する接地線14によって接地される。
【0013】零相変流器7の二次側には、地絡過電流継
電器8が接続される。地絡過電流継電器8の動作接点9
には、補助継電器コイル10が直列に接続されており、
補助継電器接点11には、表示灯などの表示出力部13
が接続されるとともに、補助継電器接点12には、ブザ
ーなどの警報出力部15が接続される。
【0014】次に、上記地絡判定回路の動作を説明す
る。通常時には、押しボタンスイッチ4,5,6は閉路
状態、地絡過電流継電器8の動作接点9は開路状態、補
助継電器接点11,12は開路状態にある。したがっ
て、表示出力部13および警報出力部15は、補助継電
器接点11,12が開路しているので、ともに出力して
いない。
【0015】今、制御回路2に地絡事故が発生すると、
地絡電流が押しボタンスイッチ5を介して、接地線14
に流れる。この地絡電流は零相変流器7によって検出さ
れ、地絡過電流継電器8が動作するので、動作接点9は
閉路する。これにより、補助継電器コイル10が励磁さ
れて、補助継電器接点11,12が閉路するので、表示
出力部13および警報出力部15がともに出力し、地絡
事故が発生したことがわかる。
【0016】この状態では、制御回路1,2,3のいず
れに地絡事故が発生したのかは判定できないので、次
に、制御回路1の押しボタンスイッチ4を押して、一時
的に開路する。このとき、地絡電流は依然として、制御
回路2から押しボタンスイッチ5を介して、接地線14
に流れており、表示出力部13および警報出力部15は
出力し続けるので、地絡事故が発生したのは制御回路1
ではないことがわかる。
【0017】次に、制御回路2の押しボタンスイッチ5
を押して、一時的に開路する。これにより、押しボタン
スイッチ5を押している間は、地絡電流は接地線14に
流れなくなるので、零相変流器7は検出しなくなり、地
絡過電流継電器8は復帰して、動作接点9が開路する。
このため、補助継電器コイル10が励磁されなくなり、
補助継電器接点11,12が開路するので、表示出力部
13および警報出力部15からの出力が停止する。した
がって、制御回路2に地絡事故が発生したことを判定す
ることができる。
【0018】以上は制御回路2に地絡事故が発生したと
きの動作について説明したが、制御回路1あるいは制御
回路3に地絡事故が発生した場合においても、上記と全
く同様に判定することができるので、その説明は省略す
る。
【0019】なお、上記実施の形態では、制御回路が三
つの場合を説明したが、二つあるいは四つ以上でも同様
に実施できることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明の制御回路の地絡判定回路によれ
ば、一つの零相変流器、地絡過電流継電器および出力部
で、複数の制御回路の地絡判定が可能となるので、費用
の削減および取付スペースの縮小化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御回路の地絡判定回路の実施の形態
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 制御回路 3 制御回路 4 押しボタンスイッチ 5 押しボタンスイッチ 6 押しボタンスイッチ 7 零相変流器 8 地絡過電流継電器 9 地絡過電流継電器動作接点 10 補助継電器コイル 11 補助継電器接点 12 補助継電器接点 13 表示出力部 14 接地線 15 警報出力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配電盤内のユニット毎に区別された複数の
    制御回路に、押しボタンスイッチをそれぞれ直列に接続
    し、 これらを並列に接続した後、零相変流器を貫通する接地
    線によって接地し、 この零相変流器の二次側に地絡過電流継電器を接続し、 この地絡過電流継電器が動作したときに出力する出力部
    を設けた、 ことを特徴とする制御回路の地絡判定回路。
  2. 【請求項2】前記出力部は、前記地絡過電流継電器の動
    作接点に直列に接続された補助継電器と、この補助継電
    器の接点が閉路したときに動作する表示出力部および警
    報出力部のうち少なくとも一方とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の制御回路の地絡判定回路。
JP9246004A 1997-08-28 1997-08-28 制御回路の地絡判定回路 Pending JPH1172528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9246004A JPH1172528A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 制御回路の地絡判定回路

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JPH1172528A true JPH1172528A (ja) 1999-03-16

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ID=17142041

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JP9246004A Pending JPH1172528A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 制御回路の地絡判定回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9981684B2 (en) 2011-12-05 2018-05-29 Mitsubishi Electric Corporation Vehicle power steering control apparatus

Cited By (1)

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