JP2001236872A - 配線用しゃ断器の点検装置 - Google Patents

配線用しゃ断器の点検装置

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JP2001236872A
JP2001236872A JP2000050531A JP2000050531A JP2001236872A JP 2001236872 A JP2001236872 A JP 2001236872A JP 2000050531 A JP2000050531 A JP 2000050531A JP 2000050531 A JP2000050531 A JP 2000050531A JP 2001236872 A JP2001236872 A JP 2001236872A
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wiring
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load
breaker
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JP2000050531A
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Tatsuo Hamada
辰男 浜田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、配線用しゃ断器の点検を負荷
への給電を中断することなく行え、運転稼働率と設備信
頼性を向上させることのできる配線用しゃ断器の点検装
置を提供することにある。 【解決手段】本発明の特徴とするところは、負荷に電源
を供給する配線用しゃ断器1に点検用スイッチ8を並列
接続し、配線用しゃ断器1の通電電流と点検用スイッチ
8の通電電流を検出して両者の通電電流が検出された時
に配線用しゃ断器1を開操作(オフ操作)するようにし
たことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷に電源を供給
する配線用しゃ断器の健全性確認を負荷への給電を中断
することなく行うようにした配線用しゃ断器の点検装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力プラントなどの大規模プ
ラントには負荷に電源を供給するのに多数の配線用しゃ
断器が設けられている。配線用しゃ断器は、パワーセン
ター、コントロールセンターの下流に設置される分電盤
に収納される。配線用しゃ断器が給電する負荷として
は、コントローラ、計器、インタロック回路などがあ
る。
【0003】配線用しゃ断器は、スイッチ機構にグリス
を塗布しており、グリスの固化によって配線用しゃ断器
の操作時にスイッチ機構を破損することがある。このた
め、配線用しゃ断器は定期的に点検を行う必要がある。
配線用しゃ断器の点検は、配線用しゃ断器を開状態(オ
フ状態)にして行われる。
【0004】しかし、原子力や火力などの発電プラント
では、配線用しゃ断器で給電する負荷は停電に出来ない
のがほとんどである。配線用しゃ断器の点検は、点検用
の別電源を用意して負荷に給電を継続した上で行う等の
処置が必要となる。このようにして点検するのは、作業
性が著しく悪くなる。
【0005】このことを解決するために、配線用しゃ断
器に点検用スイッチを並列接続して、配線用しゃ断器の
点検時には点検用スイッチをオンして負荷に給電を継続
して行い配線用しゃ断器を点検することが提案されてい
る。このことは、漏電ブレーカであるが、例えば、特開
平6−88369号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、配線用し
ゃ断器の点検時に点検用スイッチをオンすると配線用し
ゃ断器をオフにして配線用しゃ断器の点検を行うように
している。このため、点検用スイッチに接触不良が発生
すると負荷への給電が停電状態となる。負荷への給電が
中断すると発電プラントの運転停止になることがあり、
発電プラントの運転稼働率の低下と設備信頼性を低下す
るという問題点を有する。
【0007】本発明の目的は、配線用しゃ断器の点検を
負荷への給電を中断することなく行え、運転稼働率と設
備信頼性を向上させることのできる配線用しゃ断器の点
検装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、負荷に電源を供給する配線用しゃ断器に点検用ス
イッチを並列接続し、配線用しゃ断器の通電電流と点検
用スイッチの通電電流を検出して両者の通電電流が検出
された時に配線用しゃ断器を開操作(オフ操作)するよ
うにしたことにある。
【0009】本発明は、配線用しゃ断器と点検用スイッ
チの両者が通電状態にあり健全性を確認して配線用しゃ
断器を開操作(オフ操作)するようにしているので、配
線用しゃ断器の点検を負荷への給電を中断することなく
行え、運転稼働率と設備信頼性を向上させることのでき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例を示す。
【0011】図1において、配線用しゃ断器1は電源側
端子2と負荷側端子3の間に設けられ、図示しない負荷
への給電を開閉する。なお、R、S、Tは3相交流の各
相を示す。配線用しゃ断器1の負荷電流(通電電流)は
電流検出器(変流器)4で検出され、電流検出装置5に
入力される。
【0012】電流検出装置5は負荷電流を入力すると通
電表示灯6(R1、S1、T1)を点灯させると共に配
線用しゃ断器1の通電状態を示す状態信号を自動テスト
装置11に加える。また、電流検出装置5は負荷側回路
の短絡等の発生による過電流検出時には配線用しゃ断1
の引外し信号を引外し装置7に加える。引外し装置7は
引外し信号を入力すると配線用しゃ断器1を開(オフ)
にする。
【0013】配線用しゃ断器1には点検スイッチ8が並
列接続されている。点検スイッチ8の負荷電流(通電電
流)は電流検出器(変流器)9で検出され、電流検出装
置10に入力される。電流検出装置10は負荷電流を入
力すると通電表示灯13(R2、S2、T2)を点灯さ
せ、また、点検スイッチ8の通電状態を示す状態信号を
自動テスト装置11に加える。
【0014】テスト指令装置12は自動テスト装置11
にテスト指令を与える。自動テスト装置11はテスト指
令装置12からテスト指令を与えられると、電流検出装
置5から入力する配線用しゃ断器1の通電状態信号と電
流検出装置10から入力する点検スイッチ8の通電状態
信号に基づきテスト可能かを判断してテストを実行す
る。
【0015】この構成において、配線用しゃ断器1の点
検を手動で行うには、配線用しゃ断器1が閉状態で異常
のないことを通電表示灯6の点灯で確認し、その後、点
検スイッチ8を入状態(オン状態)として点検スイッチ
8に異常のないことを通電表示灯13の点灯で確認す
る。この状態で配線用しゃ断器1を開操作して手動点検
する。配線用しゃ断器1の点検時には、点検スイッチ8
によって、負荷への給電が継続して行われる。
【0016】次に、配線用しゃ断器1の点検を自動で行
う場合の動作を図2に示すフロー図を参照して説明す
る。
【0017】テスト指令装置12がテスト指令を自動テ
スト装置11に与えるとテストが開始される。自動テス
ト装置11はステップS1において電流検出装置5の通
電状態信号を入力して配線用しゃ断器(FFB)1が正
常であるか判断する。ステップS1で配線用しゃ断器1
が正常であると判断すると、ステップS2に移行して点
検スイッチ8を入操作して通電状態にする。点検スイッ
チ8が正常に動作すると通電状態信号が電流検出装置1
0から自動テスト装置11に入力される。
【0018】自動テスト装置11はステップS3で点検
スイッチ8が正常と判断すると、ステップS4において
しゃ断器引外し信号を出力し、電流検出装置5を経由し
て引外し装置7に与える。引外し装置7はステップS5
で動作して、ステップS6において配線用しゃ断器1が
開操作される。このように、電流検出装置5からのしゃ
断器引外し信号の模擬信号を出力させることにより実動
作試験を実施することが出来る。自動テスト装置11は
ステップS7で配線用しゃ断器1が開となったことを電
流検出装置5から得られる配線用しゃ断器1の通電状態
信号により判断し、ステップS8で一定時間経過したか
を判断した後にステップS9に移行してしゃ断器引外し
信号をリセットする。
【0019】引外し装置7はステップS10においてリ
セットされるので、配線用しゃ断器1はステップS11
で閉操作される。配線用しゃ断器1が閉となったことを
ステップS12において判断した後にステップS13に
移行して点検スイッチ8の入動作信号をリセットする。
自動テスト装置11はステップS14において点検スイ
ッチ8が非通電状態であることを確認してテストを終了
する。
【0020】なお、上述の動作の中で、各々の状態判断
において、異常と判断された場合には、ステップS15
に移行して異常表示装置14に異常を表示させる。
【0021】このようにして配線用しゃ断器の点検を行
うのであるが、配線用しゃ断器と点検用スイッチの両者
が通電状態にあり健全性を確認して配線用しゃ断器を開
操作(オフ操作)するようにしているので、配線用しゃ
断器の点検を負荷への給電を中断することなく行え、運
転稼働率と設備信頼性を向上させることのできる。
【0022】また、上述の実施例では、自動テスト装置
を使用しているので、配線用しゃ断器の点検作業省力化
及び異常の早期発見による予防保全に効果がある。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、配線用しゃ断器と点検
用スイッチの両者が通電状態にあり健全性を確認して配
線用しゃ断器を開操作(オフ操作)するようにしている
ので、配線用しゃ断器の点検を負荷への給電を中断する
ことなく行え、運転稼働率と設備信頼性を向上させるこ
とのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の動作を説明するためのフロー図であ
る。
【符号の説明】
1…配線用しゃ断器、2…電源側端子、3…負荷側端
子、4…電流検出器、5…電流検出装置、6…通電表示
灯、7…引外し装置、8…点検スイッチ、9…電流検出
器、10…電流検出装置、11…自動テスト装置、12
…テスト指令装置、13…通電表示灯、14…異常表示
装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷に電源を供給する配線用しゃ断器と、
    前記配線用しゃ断器と並列接続される点検用スイッチ
    と、前記配線用しゃ断器の通電電流を検出する第1の電
    流検出手段と、前記点検用スイッチの通電電流を検出す
    る第2の電流検出手段と、前記第1と第2の電流検出手
    段が通電電流の検出時に前記配線用しゃ断器を開操作す
    る手段とを具備することを特徴とする配線用しゃ断器の
    点検装置。
  2. 【請求項2】負荷に電源を供給する配線用しゃ断器と、
    前記配線用しゃ断器と並列接続され、前記配線用しゃ断
    器の点検時にオンされる点検用スイッチと、前記配線用
    しゃ断器の負荷電流を検出する第1の電流検出手段と、
    前記点検用スイッチの負荷電流を検出する第2の電流検
    出手段と、前記第1と第2の電流検出手段が負荷電流の
    検出時に前記配線用しゃ断器をオフ操作する手段とを具
    備することを特徴とする配線用しゃ断器の点検装置。
  3. 【請求項3】負荷に電源を供給する配線用しゃ断器と、
    前記配線用しゃ断器と並列接続され、前記配線用しゃ断
    器の点検時にオンされる点検用スイッチと、前記配線用
    しゃ断器の負荷電流を検出する第1の電流検出手段と、
    前記点検用スイッチの負荷電流を検出する第2の電流検
    出手段と、前記第1と第2の電流検出手段が負荷電流の
    検出時に前記配線用しゃ断器をオフ操作するテスト手
    段、前記点検用スイッチがオンされた時に前記第1と第
    2の電流検出手段のいずれかが負荷電流を検出しない時
    に異常表示する異常表示装置とを具備することを特徴と
    する配線用しゃ断器の点検装置。
JP2000050531A 2000-02-22 2000-02-22 配線用しゃ断器の点検装置 Pending JP2001236872A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104854A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発電ユニットの電源位置発見システム
JP2015041497A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 三菱電機株式会社 漏電遮断器

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