JP2015041497A - 漏電遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】交流電路を遮断することなく、漏電検出機能が正常かどうかを確認できるテスト機能を備えた漏電遮断器を得る。
【解決手段】交流電路1に挿入された零相変流器3の二次巻線3aに接続されて交流電路1に流れる漏電電流を検出し漏電検出信号を出力する漏電判別部5と、漏電検出信号の出力により交流電路1に挿入された開閉接点2を開離する引外し装置8と、零相変流器3のテスト巻線12にテスト電流を流すテスト回路と、セルフチェック用のテストパルス信号をテスト回路に供給するセルフチェックテストパルス発生回路15と、テストパルス判別部17とを有し、セルフチェック用のテストパルス信号が出力されてテストパルス判別部17で検出されない場合は異常とし、引外し機構8を動作させることなくテスト結果を表示させるセルフチェック異常表示装置22を備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、交流電路に漏電や地絡が発生したときにその電路を遮断する漏電遮断器に係り、特に、電路に擬似漏電電流を流して漏電をテストするテスト回路を備えた漏電遮断器に関するものである。
従来のテスト装置を備えた漏電遮断器としては、例えば、零相変流器により線路電流の漏電等によるアンバランスを検出して線路を遮断させる引外し信号を出力する漏電検出回路と、線路の疑似漏電状態を作り人為的に漏電検出回路へ引外し信号を出力させる漏電テストスイッチとを有し、更に、遠隔からも漏電テストを行うことが可能なように、この漏電テストスイッチにリレーを介して並列接続された遠隔テストスイッチを備え、漏電テスト時は、漏電テストスイッチまたは遠隔テストスイッチを操作して線路の疑似漏電状態を作り、漏電検出回路に対して引外し信号を出力させて、交流電路を遮断することで漏電遮断器が正常であることを判断するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−106844号公報(第2頁、図1)
特許文献1のような従来のテスト装置を備えた漏電遮断器では、漏電テスト操作を行った場合、漏電遮断器が接続された交流電路を遮断してしまうため、交流電路に接続された負荷に対する給電が一時的に止まってしまう。漏電テストは定期的に実施するのが望ましいが、給電を止められないユーザーにとっては、漏電遮断器の点検を行うことができないという問題があった。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、交流電路を遮断することなく、漏電検出機能が正常かどうかを確認できるテスト機能を備えた漏電遮断器を得ることを目的とする。
この発明に係る漏電遮断器は、交流電路に挿入された零相変流器と、零相変流器に巻回された二次巻線に接続され交流電路に流れる漏電電流が所定のレベルを越えたとき漏電検出信号を出力する漏電検出手段と、漏電検出信号の出力により交流電路に挿入された開閉接点を開離する引外し手段と、零相変流器に巻回されたテスト巻線にテスト電流を流すテスト回路と、漏電検出信号としては検出されないセルフチェック用のテストパルス信号をテスト回路に供給するテストパルス発生手段と、テストパルス信号を検出するテストパルス検出手段と、を有し、セルフチェックテスト時に、セルフチェック用のテストパルス信号が出力されてテストパルス検出手段で検出されない場合は異常とし、引外し手段を動作させることなくテスト結果を表示させる表示手段を備えたものである。
この発明の漏電遮断器によれば、通常のテスト回路に加えて、漏電検出信号としては検出されないセルフチェック用のテストパルス信号をテスト回路に供給するテストパルス発生手段と、テストパルス検出手段とを有し、セルフチェック用のテストパルス信号が出力されてテストパルス検出手段で検出されない場合は異常とし、引外し手段を動作させるこ
となくテスト結果を表示させる表示手段を備えたので、交流電路を遮断することなく、テスト巻線や二次巻線などの漏電検出機能の一部が正常かどうかを容易に点検することができる。
この発明の実施の形態1の漏電遮断器の構成を示すブロック図である。 図1の漏電遮断器の回路各部の動作を示すタイムチャートである。 この発明の実施の形態2の漏電遮断器の構成を示すブロック図である。 図3の漏電遮断器の回路各部の動作を示すタイムチャートである。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における漏電遮断器の構成を示すブロック図である。図2は図1の動作を示すタイムチャートである。
まず全体の構成から説明する。図1において、漏電遮断器100は、交流電路1を開閉する開閉接点2と、交流電路1の途中に挿入された零相変流器(ZTC)3と、零相変流器3の二次巻線3aに接続され、その出力信号をデジタル値に変換するA/D変換部4と、このA/D変換部4からのデジタル信号に基づいて漏電を検出する漏電検出手段である漏電判別部5と、この漏電判別部5の出力信号によりスイッチング手段6を介して付勢される引外しコイル7と、この引外しコイル7の付勢時に開閉接点2を開離駆動する引外し機構8と、を有している。すなわち、漏電遮断器100は、遮断機能と漏電検出機能を備えたものである。
なお、上記の引外しコイル7と引外し機構8とで引外し手段が構成されている。
また、漏電遮断器100は、使用者が漏電機能をテストする為のテストボタン9と、このテストボタン9がオンされると、テスト電流を生成するための駆動信号を発生するテストパルス発生回路10と、このテストパルス発生回路10により駆動され、抵抗11を介してテスト巻線12に所定の電流値に調整されたテスト電流を流すスイッチング手段13と、を有しており、これらでテスト回路が構成されている。
また、漏電遮断器100は、セルフチェックテスト動作を行うための信号を発生させるセルフチェックテスト信号発生元14と、このセルフチェックテスト信号発生元14がオン時に漏電判別部5が検知できないパルス幅の駆動信号を発生するテストパルス発生手段であるセルフチェックテストパルス発生回路15と、このセルフチェックテストパルス発生回路15により駆動され、抵抗11を介してテスト巻線12にセルフチェックテストパルス電流を流すためのスイッチング手段16とを有している。
すなわち、本実施の形態では、引外し手段が作動する疑似漏電電流を発生させるテストパルス発生回路10とは別に、セルフチェックテス用のテストパルス発生手段としてセルフチェックテストパルス発生回路15が設けられている。
また、A/D変換部4からのデジタル信号に基づいてセルフチェックテストパルス電流を検出するテストパルス検出手段としてテストパルス判別部17を有している。
更に、このテストパルス判別部17の出力信号を反転させるNOT回路18と、このNOT回路18およびセルフチェックテスト信号発生元14の出力信号のANDを出力するAND回路19と、AND回路19の出力信号により駆動されるスイッチング手段20と、スイッチング手段20がオンすると抵抗21を介して駆動されて異常を表示する表示手段であるセルフチェック異常表示装置22と、を備えている。
更に、引外しコイル7に流す励磁電流,テスト巻線12に流すテスト電流,及び、テストパルス発生回路10等の内部回路への直流電源を供給するための電源回路として、AC/DC電源回路23を備えている。
次に、漏電遮断器100における各動作について、図2のタイムチャートを参照しながら説明する。
まず、漏電動作から説明する。
交流電路1に漏電が発生すると、零相変流器3よりZTC出力信号Dが出力され、A/D変換部4を介して漏電判別部5へ入力される。漏電判別部5で漏電と判別すると漏電検出出力信号Eが出力され、スイッチング手段6が駆動されて引外しコイル7に励磁電流Jが供給され、引外し機構8を介して開閉接点2が開離駆動する。
このとき、瞬間的なサージやノイズ等による不要動作を防止するため、漏電判別部5ではある程度の幅を持った入力信号のみを漏電と判別するようにしている。
次に、テスト動作について説明する。
テストボタン9を閉じると、テストパルス発生回路10に電源(A点電圧)が供給され、スイッチング手段13を介してテスト巻線12にテスト電流Cが供給される。このとき、テストパルス発生回路10で生成される駆動信号によるテスト電流Cのパルス幅は、漏電を模擬したデューティー比としているため、漏電判別部5では漏電動作と同様に判別されて漏電検出出力信号Eが出力され、漏電が発生したときと同様に引外し手段が駆動されて漏電遮断器100はトリップに至る。
次にセルフチェックテスト動作について説明する。
セルフチェックテスト信号発生元14より信号が出力されてセルフチェックテストパルス発生回路15にセルフチェックテスト入力Bがあると、スイッチング手段16が駆動され、テスト巻線12にセルフチェックテスト信号としてテスト電流Cが流れる。このときのセルフチェックテストパルスは、前段で述べたように、漏電判別部5が検知する幅に満たない細幅パルスの、セルフチェック用のテストパルス信号としているので、漏電判別部5では漏電と判別されず漏電検出出力信号Eは出力されない。
また、セルフチェックテスト信号発生元14からの出力信号は、AND回路19へも入力されている。
一方、テストパルス判別部17では、このセルフチェックテスト電流を検出し、テストパルス検出出力信号Gが出力される。出力信号GはNOT回路18で反転されるため、AND回路19によりスイッチング手段20への出力はキャンセルされる。よって、セルフチェックテスト信号Bが出力されながらもテストパルス判別部17からの出力はスイッチング手段20へ出力されない。これが、正常時のセルフチェックテスト動作である。
ここで、セルフチェックテスト動作時に、もしテスト巻線12に断線等があり、テストパルス判別部17がセルフチェックテスト電流を検知しないような異常があった場合は、出力信号Gが出力されず、NOT回路18とAND回路19により、セルフチェック異常出力信号Hが出力され、スイッチング手段20が駆動され、セルフチェック異常表示動作電流Kが流れてセルフチェック異常表示装置22(例えば発光ダイオード等)を動作させる。
なお、テストパルス判別部17からは前段説明の漏電動作やテスト動作の場合もテストパルス検出出力信号Gが出力されるが、セルフチェックテスト信号Bが出力されていないとAND回路19によりスイッチング手段20への出力はキャンセルされるので、セルフチェック異常表示装置22(例えば発光ダイオード等)が動作することはない。
また、セルフチェック異常表示装置22は、異常を表示するものとしたが、異常表示に限定されず、セルフチェックテスト信号の出力情報と連動してセルフチェック異常出力信号Hが出力されない正常時には、正常表示するようにしても良い。すなわち、セルフチェックテストの結果を表示する表示手段として機能させればよい。
なお、セルフチェックテスト信号発生元14より出力され信号Bは、図示しないセルフチェックテストボタンまたは、外部からのセルフチェックテスト指令に基づき信号を出力するようにしてもよいが、マイコン等で自動的に発生させる自動生成機能を備え、定期的に出力するように構成するのが好ましい。
また、本実施の形態では、各構成部をハードウェアとして説明したが、A/D変換部4,漏電判別部5,テストパルス判別部17,テストパルス発生回路10,セルフチェックテストパルス発生回路15,セルフチェックテスト信号発生元14,NOT回路18,およびAND回路19等は、マイコンによるソフトウェアとして構成してもよい。
以上のように、実施の形態1の漏電遮断器によれば、交流電路に挿入された零相変流器と、零相変流器に巻回された二次巻線に接続され交流電路に流れる漏電電流が所定のレベルを越えたとき漏電検出信号を出力する漏電検出手段と、漏電検出信号の出力により交流電路に挿入された開閉接点を開離する引外し手段と、零相変流器に巻回されたテスト巻線にテスト電流を流すテスト回路と、漏電検出信号としては検出されないセルフチェック用のテストパルス信号をテスト回路に供給するテストパルス発生手段と、テストパルス信号を検出するテストパルス検出手段と、を有し、セルフチェックテスト時に、セルフチェック用のテストパルス信号が出力されてテストパルス検出手段で検出されない場合は異常とし、引外し手段を動作させることなくテスト結果を表示させる表示手段を備えたので、交流電路を遮断することなく、テスト巻線や二次巻線などの漏電検出機能の一部が正常かどうかを容易に点検することができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2における漏電遮断器の構成を示すブロック図である。また、図4は図3に示す漏電遮断器の動作を示すタイムチャートである。
先の実施の形態1では、セルフチェックと漏電検出(テスト動作含む)の駆動回路(スイッチング手段6,20等)が分かれていたので、セルフチェックでは、引外しコイル7の断線等の異常をチェックすることができなかった。
そこで、本実施の形態では、セルフチェックと漏電検出(テスト動作含む)の駆動回路を共通化し、セルフチェックにおいても、引外しコイル7の断線等の異常チェックを行うことができるようにしたものである。
実施の形態1の図1と同等部分は同一符号を付して詳細な説明は省略し、以下では主に相違点を中心に説明する。
図3において、本実施の形態のテストパルス発生回路10は、実施の形態1のセルフチェックテストパルス発生回路15の機能も兼ね備えている。すなわち、この部分がセルフチェック用のテストパルス発生手段となる。
引外しコイル7を駆動するスイッチング手段6は、ダイオード31を介して漏電判別部5により駆動され、また、ダイオード32を介してテストパルス判別部17からも駆動される。ダイオード32のアノードは、テストパルス判別部17およびNOT回路18の接続点に接続されている。そして、テストパルス判別部17およびNOT回路18の接続点とグランド間には、漏電判別部5により駆動されるスイッチング手段33が接続されている。
スイッチング手段6と引外しコイル7との間には、NOT回路18の出力信号により駆動される(閉となる)スイッチング手段34が接続されている。
更に、このスイッチング手段34には、抵抗35が並列に接続されている。スイッチング手段34と引外しコイル7との接続点には、抵抗36を介してテスト動作表示装置37の一端が接続され、テスト動作表示装置37の他端は、スイッチング手段38を介して、スイッチング手段34とスイッチング手段6の接続点に接続されている。
次に、漏電遮断器101の漏電時の漏電動作とセルフチェックを行うテスト動作について、図4のタイムチャートを参照しながら説明する。
まず漏電動作から説明する。
交流電路1に漏電が発生すると、零相変流器3より検出信号が出力され、漏電判別部5により漏電と判別されるとスイッチング手段6が付勢される。このとき同時にテストパルス判別部17からもテストパルス検出出力Gが出力されるが、漏電判別部5の出力Eによりスイッチング手段33が付勢されるので、NOT回路18にテスト動作信号Hは入力されず、スイッチング手段34は閉となっている。そこで、スイッチング手段6の付勢によりスイッチング手段34を介して引外しコイル7に励磁電流Jが供給され、引外し機構8を介して開閉接点2を開離駆動させる。
このときスイッチング手段38は、スイッチング手段34が閉のために付勢されず、テスト動作表示装置37には電流が流れないので動作しない。
次に、実施の形態2のセルフチェックテスト動作について説明する。
テストボタン9を閉じると、テストパルス発生回路10に電源が供給され、スイッチング手段13を介してテスト巻線12にテスト電流Cが流れる。このときのテストパルスは実施の形態1で述べたセルフチェックテストパルスと同様に、漏電判別の幅に満たない信号となっており、漏電判別部5では漏電と判別されず出力されない。一方テストパルス判別部17ではこのテストパルスを検出して出力される。テストパルス判別部17のテストパルス検出出力信号Gによりスイッチング手段6が付勢される。このとき、NOT回路18へは、テスト動作出力Hが入力されるので、スイッチング手段34は開となり、スイッチング手段38が付勢され、引外しコイル7の励磁電流は、抵抗36,テスト動作表示装置37を介してテスト動作表示駆動電流Kとして流れて、テスト動作表示装置37が動作する。これが正常時の動作である。
セルフチェックテスト動作の異常時には、テストパルス検出出力信号Gが検出されず、テスト動作表示装置37が動作しない。
なお、テスト動作表示装置37は、テストボタン9が閉じられたとき、テストパルス検出出力信号Gが出力されず、テスト動作表示駆動電流Kが流れない場合、漏電検出機能に異常があると判定して異常表示するようにしてもよい。すなわち、テスト結果の表示手段として機能させればよい。
このように、このテスト動作によって、引外しコイル7を含めた回路が正常かどうかを確認することができる。
抵抗36の値は、テスト動作表示装置37の動作には十分であるが引外し機構8の付勢には不十分な電流に抑制されるように設定されている。即ち、セルフチェックテスト操作の場合は、漏電遮断器101はトリップせずに、テスト動作表示装置37のみが動作するようになっている。
なお、テストパルス発生回路10で生成するテストパルスのパルス幅を、漏電を模擬したデューティー比とすれば、漏電が発生したときと同様に引外し手段を駆動し、漏電遮断器101をトリップさせるテスト動作も行うことができる。
また、実施の形態1で説明したように、セルフチェックテストパルスは、マイコン等で自動的に発生させる自動生成機能を備え、定期的に出力するように構成するのが良い。そうすれば、交流電路を遮断することなく、漏電検出機能が正常であることを定期的に点検することができる。
以上のように、実施の形態2の漏電遮断器によれば、実施の形態1と同様の漏電検出手段,テスト回路,テストパルス発生手段,テストパルス検出手段を有する構成に加え、引外し手段を駆動する駆動回路の一部と表示手段を駆動する駆動回路の一部とを共通化した
ので、実施の形態1と同様に、交流電路を遮断することなく、テスト巻線や二次巻線などの漏電検出機能の一部が正常かどうかを容易に点検することができ、更に、テスト動作時に、引外し手段の駆動回路が正常かどうかを確認することができる。
また、セルフチェック用のテストパルス信号を自動的に発生させる自動生成機能を備えたので、漏電遮断器の漏電検出機能が正常かどうかを定期的に点検し確認することができる。
なお、本願発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変更、省略したりすることが可能である。
1 交流電路、2 開閉接点、3 零相変流器、3a 二次巻線、
4 A/D変換部、5 漏電判別部、6 スイッチング手段、7 引外しコイル、
8 引外し機構、9 テストボタン、10 テストパルス発生回路、11 抵抗、
12 テスト巻線、13 スイッチング手段、14 セルフチェックテスト信号発生元、15 セルフチェックテストパルス発生回路、16 スイッチング手段、
17 テストパルス判別部、18 NOT回路、19 AND回路、
20 スイッチング手段、21 抵抗、22 セルフチェック異常表示装置、
23 AC/DC電源回路、31,32 ダイオード、33,34 スイッチング手段、35,36 抵抗、37 テスト動作表示装置、38 スイッチング手段、
100,101 漏電遮断器。

Claims (3)

  1. 交流電路に挿入された零相変流器と、前記零相変流器に巻回された二次巻線に接続され前記交流電路に流れる漏電電流が所定のレベルを越えたとき漏電検出信号を出力する漏電検出手段と、前記漏電検出信号の出力により前記交流電路に挿入された開閉接点を開離する引外し手段と、前記零相変流器に巻回されたテスト巻線にテスト電流を流すテスト回路と、前記漏電検出信号としては検出されないセルフチェック用のテストパルス信号を前記テスト回路に供給するテストパルス発生手段と、前記テストパルス信号を検出するテストパルス検出手段と、を有し、
    セルフチェックテスト時に、前記セルフチェック用のテストパルス信号が出力されて前記テストパルス検出手段で検出されない場合は異常とし、前記引外し手段を動作させることなくテスト結果を表示させる表示手段を備えたことを特徴とする漏電遮断器。
  2. 請求項1記載の漏電遮断器において、
    前記引外し手段を駆動する駆動回路の一部と前記表示手段を駆動する駆動回路の一部とを共通化したことを特徴とする漏電遮断器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の漏電遮断器において、
    前記セルフチェック用のテストパルス信号を自動的に発生させる自動生成機能を備えたことを特徴とする漏電遮断器。
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