JPH04312731A - 開閉器の点検装置 - Google Patents
開閉器の点検装置Info
- Publication number
- JPH04312731A JPH04312731A JP10355691A JP10355691A JPH04312731A JP H04312731 A JPH04312731 A JP H04312731A JP 10355691 A JP10355691 A JP 10355691A JP 10355691 A JP10355691 A JP 10355691A JP H04312731 A JPH04312731 A JP H04312731A
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- Japan
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- switch
- bypass circuit
- opening
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- Pending
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000004377 microelectronic Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転中における開閉器
の点検装置に関する。
の点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】開閉器は、電路の接続、切り放しを行う
ものであるが、とりわけ、電路に事故が発生した時、保
護継電器等からの信号を受け取って、確実に電路を切り
放す(以下トリップという)という電力供給信頼度上重
要な役割を担っている。このため、開閉器の使用者は、
計画的に電路への通電を停止し、保護継電器や操作機構
を主体に点検を行っているが、電力需要の大きい夏など
の時期には通電を停止することは困難な上、このような
時期にこそ、万一の事故発生時にその波及を最小限に抑
える必要があり、通常の時期以上に、開閉器など重要設
備の点検を実施して、確実な動作を確認しておきたいと
いう使用者の強い欲求があった。
ものであるが、とりわけ、電路に事故が発生した時、保
護継電器等からの信号を受け取って、確実に電路を切り
放す(以下トリップという)という電力供給信頼度上重
要な役割を担っている。このため、開閉器の使用者は、
計画的に電路への通電を停止し、保護継電器や操作機構
を主体に点検を行っているが、電力需要の大きい夏など
の時期には通電を停止することは困難な上、このような
時期にこそ、万一の事故発生時にその波及を最小限に抑
える必要があり、通常の時期以上に、開閉器など重要設
備の点検を実施して、確実な動作を確認しておきたいと
いう使用者の強い欲求があった。
【0003】このような背景から、保護継電器あるいは
開閉器の制御回路などの低圧電気系統は、二重化したり
、マイクロエレクトロニクス技術を駆使して常時監視機
能を持たせるなどの対策が講じられているが、操作機構
などの機械的部分に関しては、現状の技術ではその良否
の判断に操作機構を動作させることが必要な上、上記事
故時の保護機能上、電路が通電中には動作を伴う点検が
できないため、操作機構が運転上の理由や事故などで動
作する機会に、動作時間などの特性を自動的に計測し、
性能を評価するなどの点検が行われている。
開閉器の制御回路などの低圧電気系統は、二重化したり
、マイクロエレクトロニクス技術を駆使して常時監視機
能を持たせるなどの対策が講じられているが、操作機構
などの機械的部分に関しては、現状の技術ではその良否
の判断に操作機構を動作させることが必要な上、上記事
故時の保護機能上、電路が通電中には動作を伴う点検が
できないため、操作機構が運転上の理由や事故などで動
作する機会に、動作時間などの特性を自動的に計測し、
性能を評価するなどの点検が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような開閉器の点
検は、開閉器が極めて多頻度に動作する用途に使用され
ている場合は相当な効果が見込まれるが、一般の電力系
統に使用される開閉器では動作の機会が非常に少なく、
より効果的な点検が望まれていた。本発明は、開閉器の
担う重要な役割である事故時のトリップをより確実にす
るために、操作機構などの機械的部分についての、運転
中の点検を可能にしようとするものである。すでに述べ
たとおり、開閉器の機械的部分の点検には開閉器を開路
および閉路動作させることが必要であるが、本発明は開
閉器にバイパス回路を設け、通電路を確保した上で開閉
器の動作の機会を得ようとするものである。
検は、開閉器が極めて多頻度に動作する用途に使用され
ている場合は相当な効果が見込まれるが、一般の電力系
統に使用される開閉器では動作の機会が非常に少なく、
より効果的な点検が望まれていた。本発明は、開閉器の
担う重要な役割である事故時のトリップをより確実にす
るために、操作機構などの機械的部分についての、運転
中の点検を可能にしようとするものである。すでに述べ
たとおり、開閉器の機械的部分の点検には開閉器を開路
および閉路動作させることが必要であるが、本発明は開
閉器にバイパス回路を設け、通電路を確保した上で開閉
器の動作の機会を得ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、開閉器を点検
する場合に用いられ、開閉器を開路するときには開閉器
の遮断部あるいは断路部に並列に接続され、開閉器を閉
路した後には前記遮断部あるいは断路部から切り離され
るバイパス回路を設け、さらに、該開閉器が開路または
閉路動作すると、計測部で各々の動作時間を計測すると
ともに、判定部であらかじめ定められた各々の動作時間
の上限値あるいは下限値と計測値とを比較し、各々の動
作の良否を判定する。
する場合に用いられ、開閉器を開路するときには開閉器
の遮断部あるいは断路部に並列に接続され、開閉器を閉
路した後には前記遮断部あるいは断路部から切り離され
るバイパス回路を設け、さらに、該開閉器が開路または
閉路動作すると、計測部で各々の動作時間を計測すると
ともに、判定部であらかじめ定められた各々の動作時間
の上限値あるいは下限値と計測値とを比較し、各々の動
作の良否を判定する。
【0006】
【作用】本発明によれば、従来停電なしでは困難であっ
た開閉器の操作機構などの機械的部分の点検が、通電状
態で実施可能になる。
た開閉器の操作機構などの機械的部分の点検が、通電状
態で実施可能になる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1(A
)および(B)は、本発明による機能構成の一実施例で
、(A)は通常運転状態、(B)は開閉器1に並列にバ
イパス回路2を接続後、開閉器1を開路した状態である
。遮断器あるいは断路器などの開閉器1の遮断部あるい
は断路部に並列に接離可能なバイパス回路2が設けられ
る。なお、バイパス回路2はヒューズ7と変流器8を有
している。開閉器1が動作の都度、開路および閉路動作
時間を計測するとともに、各々の計測値を記憶する計測
部3が接続される。さらに、あらかじめ開路および閉路
各々の動作時間の上限値と下限値を設定し、この設定値
と計測部3で記憶した計測値とを比較して開閉器1の動
作の良否を判定する判定部4が接続され、判定した結果
を表示する表示部5を備えている。
)および(B)は、本発明による機能構成の一実施例で
、(A)は通常運転状態、(B)は開閉器1に並列にバ
イパス回路2を接続後、開閉器1を開路した状態である
。遮断器あるいは断路器などの開閉器1の遮断部あるい
は断路部に並列に接離可能なバイパス回路2が設けられ
る。なお、バイパス回路2はヒューズ7と変流器8を有
している。開閉器1が動作の都度、開路および閉路動作
時間を計測するとともに、各々の計測値を記憶する計測
部3が接続される。さらに、あらかじめ開路および閉路
各々の動作時間の上限値と下限値を設定し、この設定値
と計測部3で記憶した計測値とを比較して開閉器1の動
作の良否を判定する判定部4が接続され、判定した結果
を表示する表示部5を備えている。
【0008】このほか、点検のために開閉器1にバイパ
ス回路2を接離する指令と開閉器1に対し開路および閉
路指令とを与える動作指示装置6は、開閉器1とは別に
用意されており、該指令を与える時期は開閉器1の使用
者が任意に決定できるよう構成されている。ここで、バ
イパス回路2、計測部3、判定部4、表示部5、動作指
示装置6などは開閉器1の内部で構成してもよい。
ス回路2を接離する指令と開閉器1に対し開路および閉
路指令とを与える動作指示装置6は、開閉器1とは別に
用意されており、該指令を与える時期は開閉器1の使用
者が任意に決定できるよう構成されている。ここで、バ
イパス回路2、計測部3、判定部4、表示部5、動作指
示装置6などは開閉器1の内部で構成してもよい。
【0009】次に図2により本発明の動作を説明する。
図2は、本発明の一実施例による流れ図である。開閉器
1の使用者が決定した時期に開閉器1に動作指示装置6
より点検指令が与えられると、開閉器1にバイパス回路
2が接続される。その後、変流器8にてバイパス回路2
の通電を確認後、動作指示装置6は開閉器1に対し、開
閉指令を与え、開閉器1は開路動作と閉路動作を各々1
回づつ行う。この時、計測部3において各々の動作時間
を計測し記憶する。なお、バイパス回路2を接続し、開
閉器1が開路状態のときに万一事故が発生した場合はヒ
ューズ7にて保護される。そして、開閉器1の閉路動作
完了後、動作指示装置6の指令によりバイパス回路2を
切り離す。次に、判定部4においてあらかじめ設定され
た各々の動作時間の上限値および下限値と計測部3にて
記憶された計測値とを比較して開閉器1の各々の動作の
良否判定を行い、この結果を表示部5において表示する
。
1の使用者が決定した時期に開閉器1に動作指示装置6
より点検指令が与えられると、開閉器1にバイパス回路
2が接続される。その後、変流器8にてバイパス回路2
の通電を確認後、動作指示装置6は開閉器1に対し、開
閉指令を与え、開閉器1は開路動作と閉路動作を各々1
回づつ行う。この時、計測部3において各々の動作時間
を計測し記憶する。なお、バイパス回路2を接続し、開
閉器1が開路状態のときに万一事故が発生した場合はヒ
ューズ7にて保護される。そして、開閉器1の閉路動作
完了後、動作指示装置6の指令によりバイパス回路2を
切り離す。次に、判定部4においてあらかじめ設定され
た各々の動作時間の上限値および下限値と計測部3にて
記憶された計測値とを比較して開閉器1の各々の動作の
良否判定を行い、この結果を表示部5において表示する
。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、従来停電なしでは困難
であった開閉器の操作機構などの機械的部分の点検が、
関連する制御回路を含めて通電状態で実施可能になり、
開閉器の担う重要機能であるトリップが確実に行われる
ことを未然に確認することができる。
であった開閉器の操作機構などの機械的部分の点検が、
関連する制御回路を含めて通電状態で実施可能になり、
開閉器の担う重要機能であるトリップが確実に行われる
ことを未然に確認することができる。
【図1】本発明による開閉器の点検装置の一実施例を示
す機能構成図で、(A)は通常運転状態、(B)は開閉
器1に並列にバイパス回路2を接続後、開閉器1を開路
した状態である。
す機能構成図で、(A)は通常運転状態、(B)は開閉
器1に並列にバイパス回路2を接続後、開閉器1を開路
した状態である。
【図2】本発明の一実施例による流れ図である。
1 開閉器
2 バイパス回路
3 計測部
4 判定部
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉器を点検する場合に用いられ、開
閉器を開路するときには開閉器の遮断部あるいは断路部
に並列に接続され、開閉器を閉路した後には前記遮断部
あるいは断路部から切り離されるバイパス回路と、この
開閉器が開路または閉路動作したときの各々の動作時間
を計測する計測部と、この計測部で計測された各々の動
作時間とあらかじめ定められた設定値とを比較して前記
開閉器の動作の良否を判定する判定部と、を備えたこと
を特徴とする開閉器の点検装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355691A JPH04312731A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 開閉器の点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355691A JPH04312731A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 開閉器の点検装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312731A true JPH04312731A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=14357097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10355691A Pending JPH04312731A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 開閉器の点検装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04312731A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009516337A (ja) * | 2006-09-21 | 2009-04-16 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | スイッチング装置の上流に配置された保護装置の監視方法 |
CN105590800A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-05-18 | 国家电网公司 | 一种户外断路器操作指示告警装置 |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP10355691A patent/JPH04312731A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009516337A (ja) * | 2006-09-21 | 2009-04-16 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | スイッチング装置の上流に配置された保護装置の監視方法 |
JP4848015B2 (ja) * | 2006-09-21 | 2011-12-28 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | スイッチング装置の上流に配置された保護装置の監視方法 |
CN105590800A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-05-18 | 国家电网公司 | 一种户外断路器操作指示告警装置 |
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