JPH03215114A - 点検機能付保護継電装置 - Google Patents

点検機能付保護継電装置

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JPH03215114A
JPH03215114A JP2009567A JP956790A JPH03215114A JP H03215114 A JPH03215114 A JP H03215114A JP 2009567 A JP2009567 A JP 2009567A JP 956790 A JP956790 A JP 956790A JP H03215114 A JPH03215114 A JP H03215114A
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JP
Japan
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circuit
main circuit
protective relay
current
protective
Prior art date
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Application number
JP2009567A
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English (en)
Inventor
Takashi Iida
隆志 飯田
Seiichi Nakamura
誠一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03215114A publication Critical patent/JPH03215114A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、模凝故障信号を用いずに保護継電器の保護機
能の点検を可能にした点検機能付保護継電袋置に関する
(従来の技術) 従来より用いられている保護継電器は、多くの場合自身
の機能が正常に動作するかを点検する点検機能を有さず
、このため、自身の内部回路に故障を生じた場合、誤動
作又は誤不動作を生しる。
従って誤動作にあっては、主回路の誤遮断を行い無用の
停電を起こし、誤不動作にあっては、事故電流が適正に
遮断されず、事故の拡大となることがあった。このため
点検機能付保護継電器が開発されており、その一例を第
4図を用いて説明する。
第4図において1点鎖線内が保護継電器を表す。
主回路変流器1によって検出された主回路の電流は、補
助変流器2で以降の機器に適した電流値に変換され、電
流電圧変換器3で電流に応じた電圧に変換される。この
電圧はフィルタ4により適切な周波数成分のみが選択さ
れ、相選択回路5で検出対象とする相を選択し、増幅回
路6において低電流域でも十分精度が得られるよう増幅
し、アナログディジタル変換回路7でディジタル化し、
マイクロコンピュータ8に入力する。マイクロコンピュ
ータ8は整定回路9の整定値に基づき入カが正常か否か
の判断を行い動作状況を表示回路11に表示し、異常と
判断すると遮断命令を出カ回路l2より出力して主回路
の遮断を行う。そして異常検出部内部の異常を点検する
ため模擬信号発生回路19が相選沢回路5の入カ側に設
けられ、模擬信号に対し、相選択回路5以降の機器が正
常に作動するか否かを判定することにより保護機能の点
検を行う。
(発明が解決しようとする課題) 以上に述べたように、従来の保護継電器では点検機能を
有しない場合、保護継電器自身に故障が生し、この事故
が誤不動作のときに主回路に事故が発生すると、事故が
拡大波及し、また誤動作のときには無用の停電を発生さ
せる。また点検機能を有する継電器の場合でも、模擬信
号発生回路19以降の機器の点検は行えるが、これより
上流の補助変流器2,電流電圧変換器3.フィルタ4の
故障は発見できない。なお、主回路変流器1より模擬信
号を与えようとすると、主回路並の大電流となり実用的
でない。このように内部回路の全てを点検監視できない
ため、故障発見能力が十分ではなかった。
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的は模凝信号を用いずに保護継電器を構成する全て
の回路をもれなく監視点検することのできる点検機能付
保護継電装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、動作整定値を設定す
る動作整定部を有し、この動作整定値をもとに主回路の
事故を検出すると遮断指令を出力する複数の保護継電器
を備え、これら継電器のうち少なくとも1つの点検を行
うに際し、点検対象となる保護継電器の前記動作整定部
の整定値を實 正常時における主回路がら導入される電m量で動作しう
る値に可変して点検し、且つ非点検対象の保護継電器に
より主回路の事故の有無を判定するようにしたものであ
る。
(作 用) このような構成の点検機能付保護継電装置にあっては、
複数の保護継電器が主回路に接続された状態で、少なく
とも1つの保護継電器の整定部の整定値を正常値より低
い値に変更する。するとこの変更した整定値に対しては
主回路からの入力は過大な値となるのでこの保護継電器
が正常な機能を有していれば保護動作信号を発生する。
これにより点検対象の保護継電器が正常に動作するか否
かを診断することができる。さらに非点検対象の保護継
電器は主回路の事故の有無を判定する。
(実 施 例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本発明の第1実施例を示すブロック回である。第1
図において1点鎖線で示す範囲は主回路の異常を検出し
遮断器に対し引きはずし指令を出力する保護継電装置を
示す。
主回路電流は主回路変流器1により所定の変流比で2次
電流に変換される.この2次電流は、各相ごとに端子台
を介して保護継電装置に入力される。保護継電装置内部
は同一構成の2個の保護継電器A,Bを設けて2重化し
ており、2次電流は2個の補助変流器2より構成された
閉ループに入力される。補助変流器2は以降の電子回路
に適した電流値となるよう電流レヘルを障下させ電流電
圧変換回路3に電流を供給する。電流電圧変換回路3は
入力した電流から1次電流つまり主回路電流に比例した
電圧を出力する。この電圧はフィルタ4に入力され、主
回路の異常を検出するのに適切な周波数成分のみ選択さ
れる。フィルタリング後の各相の電流は相選択回路5で
逐次同一の重みづけで選択され増幅回路6に出力される
。増幅回路6は低電流域での動作精度を向上するために
低電流信号を高精度で検出する。増幅回路6によって増
幅された信号はアナログ・ディジタル変換回路7でディ
ジタル処理に適したパイナリーデー夕に変換されマイク
ロコンピュータ8に入力される。
マイクロコンピュータ8は整定回路9にあらかしめスイ
ソチにより設定されおよびメモリにより記憶された動作
値や動作時間を読み出し入力されたハイナリーデータと
の比較演算や動作時間演算などを行い、表示回路11に
電流値や動作状態の表示を行う。さらに、電流が整定値
を超えた場合は主回路における故障発生と判断し出力回
路12に故障検出信号を出力させ遮断器をトリノプさせ
る。
本実施例においては、さらに外部整定インタフェース1
0が設けられ、信号線18により外部から整定値を設定
できるようにしてある。またテスト/ラン切替回路l3
が設けられ、テストに切り替えると外部整定インタフェ
ース10によって整定された整定値が整定回路9の整定
値と切り替えられてマイクロコンピュータ8に入力され
、ランに切り換えると整定回路9の整定値が外部整定イ
ンタフェースlOの整定値と切り換えられてマイクロコ
ンピュータ8に入力される。テスト/ラン切替回路13
への指示は信号線20.21より行われ、これらのうち
一方はインバータ14を介し、他方はそのままアンド回
路15に入力される。2つの継電器のうちいずれをテス
ト状態にするかは信号線20.21のいずれかをH状態
とし他をL状態とすることにより行われ、第1図の結線
に示すように一方の継電器をテスト状態とした場合、他
方の継電器は必ずラン状態となり主回路の故障を監視し
ている。例えば、信号線20をHとし信号線21をLと
すれば第1図において上方の継電器はテスト状態となり
下方の継電器はラン状態となる。信号線20をLとし信
号線21をHとすれば上方の継電器はラン状態となり下
方の継電器はテスト状態となる。なお、信号線2021
にH,H又はL,  Lという同し信号を与えた場合は
両継電器共ラン状態となり両継電器共主回路の故障を検
出する状態になる。2つの継電器の出力回路12の出力
は共にOR回路16とAND回路17に入力する,OR
回路l6の出力はテスト時の継電器が正常に作動してい
るか又は故障しているかの判定に使用され、AND回路
17の出力は遮断器のトリソプ信号として用いられる。
次にテスト状態の継電器の動作について説明する。信号
線18よりあらかじめ、整定回路9の整定値より低い整
定値を外部整定インタフェース10に設定しておく。信
号線20.21の一方にH,他方にLを入力して所望の
継電器をテスト状態とし、外部整定インタフェース10
の整定値が整定回路9の整定値二こ代えてマイクロコン
ピュータ8に入力サれるようにする。マイクロコンピュ
ータ8はこの低い方の整定値を基準として判断するので
主回路の正常な電流を異常電流としテスト状態の継電器
の出力回路124こトリノプ信号を出力する。このとき
ラン状態にある一方の継電器の出力回路12からはトリ
ノプ信号は出力されない。このためOR回路16からは
トリ,プ信号が出力されるがAND回路l7からはトリ
ソプ信号は出力されない。OR回路l6からトリソプ信
号が出力されればテスト状態にある継電器は正常に機能
するものと判定される.なお、このテスト時主回路で事
故が発生した場合、テスト中の継電器の整定値は低く設
定してあるから必ずトリノプ信号を出し、ラン状態の継
電器かろのトリソプ信号とのANDによりAND回路1
7よりトリソプ信号が出力されるので、テスト中であっ
ても主回路に事故が発生した場合遮断器を確実にトリノ
プすることができる。
本実施例によれば、あらかしめ外部整定インタフェース
10に整定値を設定し、信号線20.21によりテスト
する継電器を選定し、OR回路16の出力を監視するこ
とにより、模擬電流信号等を印加することなく、補助変
流器2から出力回路12までの全ての回路を点検監視す
ることができる。またテスト中主回路の事故が発生して
も確実にトリノプ信号を出力し遮断器を作動させ主回路
を保護することができる。
次に第2図,第3図を用いて第2実施例を説明する。第
2図は本実施例の構成を示すブロソク図である。なお、
第1図と同一符号は同一機能を有する部品や信号線を表
す。第1図と第2図の相違点は、第2図では外部整定イ
ンタフェース10を省略し、この代わりに最小整定値を
予めマイクロコンピュータ8の内部データとして記憶し
ておき、テスト/ラン切り替え回路13よりテスト状態
が設定されたとき整定回路9の整定値に代えてこの最小
整定値を自動読み出しするように構成したものである。
第3図はテスト状態におけるマイクロコンピュータ8の
処理フローチャートを示す。
ステソプ30においてテスト処理が有効か否か判断し、
有効であればステソプ31で内部データから最小整定値
を読み出し、またテスト処理が有効でなければラン状態
と判断し整定回路9の整定値を読み出す。ステップ33
において主回路からの電流値を読み出しステノプ34に
おいてステップ31又はステノプ32で読み出した値に
基づき、主回路からの電流値が過負荷電流か否かを判断
する。過負荷電流でなければ終了しまたAに戻る。過負
荷電流であると判断するとステソプ35において過負荷
フラグを立てる。ステソプ36においてカウンタを1進
め、カウンタ値Tnを得る。このカウンタ稙TnはAか
らBに到る処理の繰り返し回数を表すものであり、この
繰り返しはクロソクのサイクルに従って行われるので時
間を表している。ステソプ37において、このTnが所
定の遅延時間Tsより大きいか否かを判定し、大きくな
ければ終了しまたAから上述した処理を繰り返す。遅延
時間Tsより大きくなったときはステップ38でトリノ
プ信号を出力する。なお、上記フローチャートにおいて
、ステソプ30, 3L32,をテスト状態の場合は外
部整定インタフェース10の値を読み出し、ラン状態の
場合は整定回路IOの値を読み出すようにすれば、第1
実施例のマイクロコンピュータ8の処理フローと同しに
なる。このように第2実施例は、ソフト化により第1実
施例の構造を簡単化したものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、複数の保護継電器の
うち少なくとも1つの保護継電器の整定値を可変とする
ことにより、その保護継電器が正常に機能しているか否
かを点検でき、かつこの点検中に主回路で故障が発生し
ても、非点検対象の保護継電器により主回路を保護する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第11は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図、
第2圀は本発明の第2実施例の構成を示すブロノク図、
第3図は第2実施例の処理フロー図、第4回は従来例の
構成を示すブロノク回である。 8−一−マイクロコンピュータ 9−一一整定回路 10−一一外部整定インタフェース 12−一一出力回路 l3−−−テスト/ラン切り替え回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  動作整定値を設定する動作整定部を有し、この動作整
    定値をもとに主回路の事故を検出すると遮断指令を出力
    する複数の保護継電器を備え、これら継電器のうち少な
    くとも1つの点検を行うに際し、点検対象となる保護継
    電器の前記動作整定部の整定値を正常時における主回路
    から導入される電気量で動作しうる値に可変して点検し
    、且つ非点検対象の保護継電器により主回路の事故の有
    無を判定するようにしたことを特徴とする点検機能付保
    護継電装置。
JP2009567A 1990-01-19 1990-01-19 点検機能付保護継電装置 Pending JPH03215114A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0774821A3 (en) * 1995-11-14 1998-04-01 Eaton Corporation Test circuit for electrical switching device
KR100445573B1 (ko) * 2001-08-28 2004-08-25 한국전력공사 전력손실을 줄이는 보호 계전기 시험방법
KR100471554B1 (ko) * 2002-10-30 2005-03-10 한국전력공사 전력손실을 줄이는 보호 및 제어반의 시험방법
JP2017195654A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 ローム株式会社 保護回路自己診断装置及び保護回路診断方法
KR20210005089A (ko) * 2018-05-30 2021-01-13 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 보호 계전 장치의 특성 시험 시스템

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