JPH0340576B2 - - Google Patents

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JPH0340576B2
JPH0340576B2 JP57228217A JP22821782A JPH0340576B2 JP H0340576 B2 JPH0340576 B2 JP H0340576B2 JP 57228217 A JP57228217 A JP 57228217A JP 22821782 A JP22821782 A JP 22821782A JP H0340576 B2 JPH0340576 B2 JP H0340576B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、保護継電器のアナログ入力部に異常
があるか否かを監視する監視回路に関するもので
ある。
正常時には入力が存在しない回路、例えば零相
電圧や零相電流回路並びに差電流や差電圧回路等
においては、補助変流器や補助計器用変圧器から
保護演算部のフイルタ等に至るまでの回路の異常
の有無は所内交流電源から点検入力を補助変流器
や補助計器用変圧器に供給することによつて点検
している。その一例を第1図に示す。
第1図において、CT1〜CTnは保護すべき系統
から電流入力(CT入力)を取出す補助変流器、
PT1〜PTnは系統から電圧入力(PT入力)を取
出す補助計器用変圧器であり、前記変流器CT1
CTnは点検入力巻線を具備している。
また、1は所内交流電源、2は点検用電源変圧
器、3は電流制限用抵抗、4は点検用切換リレー
であり、このリレー4のa接点を介して前記変圧
器2の出力が点検入力として補助計器用変圧器
PT1〜PTnに供給されるとともに、前記抵抗3を
介して変流器CT1〜CTnの点検入力巻線に供給さ
れる。また、リレー4のb接点を介して補助変圧
器PT1〜PTnにPT入力が供給される。即ち、補
助変圧器PT1〜PTnの入力はリレー4の接点によ
つてPT入力と点検入力に切換えられる。5は点
検起動回路であり、この回路から前記リレー4に
励磁電流が付与される。6は保護演算部であり、
前記変流器CT1〜CTnと変圧器PT1〜PTnの出力
を受けるとともに、前記点検起動回路から点検指
令信号線7を介して点検指令を受ける。
しかして、通常はリレー4が無励磁状態にあつ
て、そのa接点が開路、b接点が閉路状態とな
り、補助変流器CT1〜CTnと変圧器PT1〜PTnは
CT入力とPT入力の待機状態となつている。即
ち、保護態勢にある。
点検時には、点検起動回路5を操作してリレー
4を励磁すると、リレー接点が切換わり、電源変
圧器2の出力が点検入力として変流器CT1
CTn.変圧器PT1〜PTnに供給され、その2次出
力に基づいてレベル判定が演算部6で行われて保
護出力が出る。ただし、これは動作確認のためで
あり、この点検期間は無保護となる。
このようにしてアナログ入力部の点検が行われ
るが、上記構成は次のような不具合が生じる。
(a) リレー4の誤動作により保護演算部6に点検
入力が加わり、系統が正常であるにも拘らず演
算部6から保護出力が出るおそれがある。ま
た、その時の整定値との関係で誤動作に至らな
い場合は、補助変圧器入力部が系統から切離さ
れているわけであるから、系統事故時に誤不動
作になることも考えられる。
(b) 点検入力の周波数が系統周波数と同じである
ため、リレー4の接点等による切換回路を設け
る必要がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、点
検入力として系統電力のn次高調波相当の交流電
力を用い、これを常時供給してアナログ入力部を
監視することにより、保護機能を損ねることなく
アナログ入力部を的確に点検できる保護継電器の
アナログ入力部監視回路を提供することを目的と
する。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第2図は本発明の一実施例を示すもので、従来
(第1図)と同一または相当部分には同じ符号を
付している。図において、CT1〜CTnは補助変流
器、PT1〜PTnは補助計器用変圧器であり、補助
変圧器PT1〜PTnも点検入力巻線を具備してい
る。3は電流制限用抵抗、6は保護演算部、8は
系統電力のn次高調波相当の交流電力(n次高調
波と称する)を発生するn次高調波発生回路で、
この回路8の出力は点検入力として補助変圧器
PT1〜PTnの点検入力巻線に供給されるととも
に、抵抗3を介して補助変流器CT1〜CTnの点検
入力巻線にも供給されている。
前記保護演算部6は第3図に示すように構成さ
れている。図において、9は入力変成器(第2図
の補助変流器CT1〜CTnと変圧器PT1〜PTnを一
括表示したもの)PT・CTの出力から系統周波数
成分(基本波)を抽出するバンドパスフイルタ、
10は前記入力変成器PT・CTの出力からn次高
調波を抽出するバンドパスフイルタ、11は前記
バンドパスフイルタの出力を用いて所定の保護演
算を行う演算部、12は前記バンドパスフイルタ
10の出力(n次高調波)aのレベルを設定値
K0と比較し、a<K0のときタイマ駆動信号を生
じる比較器、13はこの比較器12の出力で駆動
されるタイマであり、駆動が一定時間以上継続し
たときその設定時間経過時点で異常検出出力を生
じる。
次に、動作について述べる。n次高調波発生回
路8の出力は常時補助変流器CT1〜CTnと補助変
圧器PT1〜PTnの点検入力巻線に供給されてお
り、系統入力の有無に拘らずその2次側にn次高
調波が出力されている。このn次高調波はバンド
パスフイルタ10により抽出されて比較器12の
入力となり、設定値K0と比較される。フイルタ
10の出力aが設定値K0以下であればアナログ
入力部に異常があることになり、これが一定時間
以上継続するとタイマ13のタイムアツプにより
異常検出出力が出る。
この場合、n次高調波は基本波用バンドパスフ
イルタ9によつて演算部11への通過を阻止され
ており、系統事故時の検出入力のみがバンドパス
フイルタ9を通過し、演算部11の入力となる。
従つて、事故が発生した場合には、n次高調波
が存在してもその影響を受けることなく所定の保
護動作が行われる。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、基
本波用バンドパスフイルタ9出力をn次高調波用
バンドパスフイルタ14の入力とし、その出力b
とバンドパスフイルタ10の出力aを割算・比較
部15に加え、K1<b/a<K2の演算・比較を
行つて、前記基本波用バンドパスフイルタ9がn
次高調波に対してある幅、即ちK1とK2の間の減
衰率をとらなくなつたことをもつてバンドパスフ
イルタ9の不良をも検出しようとしたものであ
り、この割算・比較部15の出力で駆動されるタ
イマ16と前記実施例と同様に比較器12の出力
によつて駆動されるタイマ13の出力の論理和出
力、即ちオア回路17の出力が異常検出出力とな
る。
これによつて、保護演算に必要とする検出入力
(系統入力)の伝送路における基本波用フイルタ
(バンドパスフイルタに限らず低減フイルタでも
よい)の特性をも常時監視できる。
なお、n次高調波出力を二組の独立した出力端
子から取出し、一方を変流器に、他方を変圧器に
点検入力として供給してもよく、それによつて抵
抗3を省くことができる。
以上のように本発明によれば、点検入力として
系統電力のn次高調波相当の交流電力を用い、こ
れを常時供給するようにしたので、系統入力と点
検入力の切換回路が不要となり、切換回路の誤動
作に起因する保護動作における誤動作が皆無にな
るとともに、アナログ入力部の異常を早期に検出
でき、無保護期間の短縮と相俟つて保護動作の信
頼度が著しく向上する。また、フイルタ出力の比
較・演算で系統入力の伝送路に挿設した基本波用
フイルタの特性を監視することにより、点検入力
が保護動作に影響を与えるおそれがある場合には
的確に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保護継電器のアナログ入力部点
検回路の一例を示す接続図、第2図は本発明に係
る保護継電器のアナログ入力部監視回路の一実施
例を示す接続図、第3図は同実施例における保護
演算部のブロツク図、第4図は本発明の他の実施
例を示すブロツク図である。 CT1〜CTn……補助変流器、PT1〜PTn……補
助計器用変圧器、3……電流制限用抵抗、6……
保護演算部、8……n次高調波発生回路、9……
基本波用バンドパスフイルタ、10及び14……
n次高調波用バンドパスフイルタ、11……演算
部、12……比較器、13及び16……タイマ、
15……割算・比較部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 補助変流器、補助計器用変圧器の2次側に保
    護演算部を接続してなる保護継電器において、 系統電力のn次高調波相当の交流電力を発生す
    るn次高調波発生回路を設けてその出力を前記補
    助変流器、補助計器用変圧器に点検入力として常
    時供給し、前記補助変流器、補助計器用変圧器の
    2次側と保護演算部との間に基本波成分を抽出す
    るフイルタを設けると共に、前記補助変流器、補
    助計器用変圧器の2次側にn次高調波成分を抽出
    するフイルタを接続し、このn次高調波成分を抽
    出するフイルタよりのn次高調波成分のレベル判
    定を行い低レベル状態がある一定時間続いたとき
    アナログ入力部に異常ありと判定する判定部を設
    けたことを特徴とする保護継電器のアナログ入力
    部監視回路。
JP57228217A 1982-12-27 1982-12-27 保護継電器のアナログ入力部監視回路 Granted JPS59122314A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57228217A JPS59122314A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 保護継電器のアナログ入力部監視回路

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JP57228217A JPS59122314A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 保護継電器のアナログ入力部監視回路

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Publication Number Publication Date
JPS59122314A JPS59122314A (ja) 1984-07-14
JPH0340576B2 true JPH0340576B2 (ja) 1991-06-19

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ID=16873011

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JP57228217A Granted JPS59122314A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 保護継電器のアナログ入力部監視回路

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61121714A (ja) * 1984-11-15 1986-06-09 三菱電機株式会社 デイジタル保護継電器の自動監視装置
JPS62181617A (ja) * 1986-02-03 1987-08-10 三菱電機株式会社 デイジタル保護継電器の監視方式

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945214U (ja) * 1972-07-25 1974-04-20
JPS5027193A (ja) * 1973-07-12 1975-03-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945214U (ja) * 1972-07-25 1974-04-20
JPS5027193A (ja) * 1973-07-12 1975-03-20

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