JP2001314036A - 電力系統分離装置 - Google Patents
電力系統分離装置Info
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Abstract
時に、電力会社側の事故を検出した場合に、確実に買電
電源21と自家発電源22とを分離することが可能であ
り、継続して自家発による系統運用を行なうことが可能
な電力系統分離装置を提供すること。 【解決手段】 系統分離装置12に負荷遮断器4Aの開
接点情報4Aa、負荷遮断器5Aの開接点情報5Aa、
負荷遮断器4Bの開接点情報4Ba、および負荷遮断器
5Bの開接点情報5Baを入力し、負荷遮断器4A,5
Aおよび負荷遮断器4B,5Bがいずれも閉路状態か否
かを判断し、買電側遮断器1および自家発側遮断器2お
よび連繋遮断器3がいずれも閉路状態で、しかも負荷遮
断器4A,5Aおよび負荷遮断器4B,5Bがいずれも
閉路状態の場合には、買電電源21の事故時に負荷遮断
器4A,5Aを開路する引き外し指令4Ab,5Abを
出力する。
Description
に切り離す電力系統分離装置に関する。
明する。
れる電源であり、買電側遮断器1は買電電源21と買電
母線23との系統接続を開閉する遮断器である。
を発電して使用する電源であり、自家発側遮断器2は自
家発電源22と自家発母線24との系統接続を開閉する
遮断器である。
付設された買電母線23と自家発母線24との系統接続
を開閉する遮断器であり、これら買電側遮断器1と自家
発側遮断器2と連繋遮断器3とによって電源側回路を構
成している。
21と負荷26との系統接続を開閉する負荷遮断器4
A,5Aと、負荷遮断器4A,5Aと並列に自家発母線
24に接続されて自家発電源22と負荷26との系統接
続を開閉する負荷遮断器4B,5Bとによって負荷側回
路を構成している。
遮断器1と直列に変流器10が接続され、買電母線23
には計器用変圧器11が接続されており、変流器10の
2次側からは電流信号10aが出力され、計器用変圧器
11の2次側からは電圧信号11aが出力される。
2次側および計器用変圧器11の2次側に接続され、電
流信号10aおよび電圧信号11aを入力し、これらの
信号の位相関係から買電電源21の事故を検出してい
る。
aにより電力会社側の事故時に自家発電源22から買電
電源21に流れる事故電流や系統の電圧変動を検出し
て、買電電源21と自家発電源22を並列運用状態から
分離するために、連繋遮断器3をトリップして開路状態
にする。
断器1の閉路信号1a、自家発側遮断器2の閉路信号2
a、および連繋遮断器3の閉路信号3aが入力されてお
り、買電側遮断器1および自家発側遮断器2および連繋
遮断器3がいずれも閉路状態で、買電電源21の事故を
検出した場合には、連繋遮断器3を開路するようにトリ
ップ信号3bが出力するように構成されている。
会社側の事故が除去され、自家発電源22により継続し
て負荷26に電力を供給することが可能となる。
作フローチャート説明図である。
号1a、自家発側遮断器2の閉路信号2a、および連繋
遮断器3の閉路信号3aから、買電電源21と自家発電
源22とが並列運転されているか否か、即ち系統の運用
状態を検出する。
1の閉路信号1a、自家発側遮断器(CB2)2の閉路
信号2a、および連繋遮断器(CB3)3の閉路信号3
aから、これらの遮断器CB1〜CB3がすべて閉路状
態か否かを判定し、いずれか一つでも開路状態であれ
ば、系統分離装置12の動作を終了し、すべてが閉路状
態であれば、次のステップに進む。
出力された電流信号10aと、計器用変圧器11の2次
側から出力された電圧信号11aとから、買電側の事故
を検出し、ステップ44で事故と判定された場合には次
のステップに進み、事故と判定されなかった場合には再
びステップ43に戻り判定を繰り返す。
結果に基づき、連繋遮断器3(CB3)に対してトリッ
プ信号を出力し、その動作を終了する。
の負荷遮断器と第2の負荷遮断器が2台共に閉の状態で
あれば、買電電源と自家発電源とが並列状態となるた
め、電力会社側の事故を検出して連繋遮断器をトリップ
しても、自家発電源が分離されず、事故が継続し、最終
的には自家発電源が停止し、系統が全停になることがあ
る。
おいて、系統運用状態に関係なく、電力会社側の事故で
確実に系統分離ができる電力系統分離装置を提供するこ
とを目的としている。
置は、買電電源系統接続を開閉する買電側遮断器と、自
家発電源系統接続を開閉する自家発側遮断器と、前記買
電電源系統と前記自家発電源系統との系統接続を開閉す
る連繋遮断器と、前記買電電源系統と負荷との間を開閉
する第1の負荷遮断器と、前記自家発電源系統と前記負
荷との間を開閉する第2の負荷遮断器と、前記買電電源
系統の事故を検出し、前記連繋遮断器を開路させる系統
分離装置とを備え、この系統分離装置は、前記第1及び
第2の負荷遮断器の開閉状態を入力しており、前記買電
電源系統の事故時に前記第1および前記第2の負荷遮断
器がいずれも閉路状態の場合には、前記第1および第2
の負荷遮断器の少なくとも一方を開路するように系統分
離制御することを特徴とするものである。
は、前記系統分離装置は、前記買電側遮断器、自家発側
遮断器および連繋遮断器がすべて閉開路状態のとき、前
記系統分離制御を行うことを特徴とするものである。
実施形態を説明する。図1において、買電電源21は電
力会社から電力を供給される電源であり、買電側遮断器
1は買電電源21と買電母線23との系統接続を開閉す
る遮断器である。
を発電して使用する電源であり、自家発側遮断器2は自
家発電源22と自家発母線24との系統接続を開閉する
遮断器である。
付設された買電母線23と自家発母線24との系統接続
を開閉する遮断器であり、これら買電側遮断器1と自家
発側遮断器2と連繋遮断器3とによって電源側回路を構
成している。
21と負荷26、27との系統接続を開閉する負荷遮断
器4A,5Aと、負荷遮断器4A,5Aと並列に自家発
母線24に接続されて自家発電源22と負荷26、27
との系統接続を開閉する負荷遮断器4B,5Bとによっ
て負荷側回路を構成している。
遮断器1と直列に変流器10が接続され、買電母線23
には計器用変圧器11が接続されており、変流器10の
2次側からは電流信号10aが出力され、計器用変圧器
11の2次側からは電圧信号11aが出力される。
2次側および計器用変圧器11の2次側に接続され、電
流信号10aおよび電圧信号11aにより電力会社側の
事故時に自家発電源22から買電電源21に流れる事故
電流や系統の電圧変動を検出する。
路信号1a、自家発側遮断器2の閉路信号2a、および
連繋遮断器3の閉路信号3aが入力されているほか、負
荷遮断器4Aの開接点情報4Aa、負荷遮断器5Aの開
接点情報5Aa、負荷遮断器4Bの開接点情報4Ba、
および負荷遮断器5Bの開接点情報5Baも入力されて
おり、これらの遮断器の動作状態、すなわち、閉路状態
か否かを判断する。
び自家発側遮断器2および連繋遮断器3がいずれも閉路
状態のとき、買電電源21に事故が発生したものと判断
すると、負荷遮断器4A,5Aおよび負荷遮断器4B,
5Bが閉路状態か否かを判断する。付加に並列に接続さ
れている一対の負荷遮断器4A,5Aあるいは4B,5
Bの少なくも一方が開状態にある場合には、連繋遮断器
3のみをトリップする。そして、これらの負荷遮断器対
のうち、いずれかの負荷遮断器対が両方とも閉路状態の
場合には、連繋遮断器3の他に、負荷遮断器対のうちの
少なくも一方、たとえば、負荷遮断器4A,5Aを開路
するトリップ指令4Ab,5Abを出力する。
説明するためのフローチャートである。
号1a、自家発側遮断器2の閉路信号2a、および連繋
遮断器3の閉路信号3aから、買電電源21と自家発電
源22とが並列運転されているか否か、即ち系統の運用
状態を検出する。
1の閉路信号1a、自家発側遮断器(CB2)2の閉路
信号2a、および連繋遮断器(CB3)3の閉路信号3
aから、これらの遮断器CB1〜CB3がすべて閉路状
態か否かを判定し、いずれか一つでも開路状態であれ
ば、系統分離装置12の動作を終了し、すべてが閉路状
態であれば、次のステップに進む。
出力された電流信号10aと、計器用変圧器11の2次
側から出力された電圧信号11aとから、買電側の事故
を検出し、ステップ44で事故と判定された場合には次
のステップに進み、事故と判定されなかった場合には再
びステップ43に戻り判定を繰り返す。
情報4Aa、負荷遮断器5Aの開接点情報5Aa、負荷
遮断器4Bの開接点情報4Ba、および負荷遮断器5B
の開接点情報5Baから、負荷側の各遮断器(CB:4
A、4B、5A、5B)の状態を検出する。
A、4Bあるいは負荷遮断器5A、5Bについて、対を
なす遮断器が両方ともに閉路状態か否かを判断し、いず
れかの遮断器対が両方とも閉路状態であれば、次のステ
ップに進み、すべての遮断器対について、少なくもいず
れか一方が開路状態であれば、連繋遮断器(CB3)を
トリップして系統分離装置12の動作を終了する。
3とともに負荷遮断器4Aまたは負荷遮断器(CB)5
Aに対してトリップ信号を出力して系統分離装置12の
動作を終了する。
が並列運転時に、電力会社側の事故を検出した場合に、
確実に買電電源と自家発電源とを分離することが可能で
あり、継続して自家発による系統運用ができるので電力
系統分離装置の信頼性を向上させることができる。
構成図である。
る。
成図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 買電電源系統接続を開閉する買電側遮断
器と、自家発電源系統接続を開閉する自家発側遮断器
と、前記買電電源系統と前記自家発電源系統との系統接
続を開閉する連繋遮断器と、前記買電電源系統と負荷と
の間を開閉する第1の負荷遮断器と、前記自家発電源系
統と前記負荷との間を開閉する第2の負荷遮断器と、前
記買電電源系統の事故を検出し、前記連繋遮断器を開路
させる系統分離装置とを備え、この系統分離装置は、前
記第1及び第2の負荷遮断器の開閉状態を入力してお
り、前記買電電源系統の事故時に前記第1および前記第
2の負荷遮断器がいずれも閉路状態の場合には、前記第
1および第2の負荷遮断器の少なくとも一方を開路する
ように系統分離制御することを特徴とする電力系統分離
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000127967A JP3735511B2 (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 電力系統分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000127967A JP3735511B2 (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 電力系統分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001314036A true JP2001314036A (ja) | 2001-11-09 |
JP3735511B2 JP3735511B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000127967A Expired - Fee Related JP3735511B2 (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 電力系統分離装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3735511B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003105310A1 (ja) * | 2002-06-05 | 2003-12-18 | 三菱重工業株式会社 | 安定化電力供給システムおよびその運用方法、並びに電力安定供給の運用プログラム |
-
2000
- 2000-04-27 JP JP2000127967A patent/JP3735511B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2003105310A1 (ja) * | 2002-06-05 | 2003-12-18 | 三菱重工業株式会社 | 安定化電力供給システムおよびその運用方法、並びに電力安定供給の運用プログラム |
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