JP2001238352A - 配電系統の事故復旧方法及びその制御システム - Google Patents

配電系統の事故復旧方法及びその制御システム

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JP2001238352A JP2000044011A JP2000044011A JP2001238352A JP 2001238352 A JP2001238352 A JP 2001238352A JP 2000044011 A JP2000044011 A JP 2000044011A JP 2000044011 A JP2000044011 A JP 2000044011A JP 2001238352 A JP2001238352 A JP 2001238352A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自然に回復する回復性事故と回復
せずに継続する永久事故を判別し、回復性事故の場合は
再送電により速やかに停電を終わらせ、永久事故の場合
は再送電を取り止めることで健全な配電系統区間の再停
電を防止することを可能にする。 【解決手段】 本発明は、事故区間に小電流を通流する
ことで事故が回復しているか否かを判別する事故回復判
別手段を各区分開閉器と並列に設け、区分開閉器の投入
前に系統事故の回復を確認するようにしたものである。 【効果】 本発明によれば、区分開閉器を投入する前に
事故が回復しているかどうかを判別し、事故が継続して
いる場合、事故区間の直前の区分開閉器を投入しないよ
うにすることができるので、配電系統の事故復旧操作時
における健全区間の停電は1回で済むことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、停電時間を軽減す
る配電系統の事故復旧方法及びその制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】配電系統は、配電用変電所から電力需要
家まで電力を送る末端の電力系統である。配電系統の送
電線は一般にフィーダと呼ばれ、フィーダ遮断器を介し
て配電用変電所の変圧器2次側母線に接続されている。
電力需要家まで至る送電線には、数kmごとに柱上開閉
器が設備されており、地絡、短絡等の系統事故が発生し
た場合、事故区間を切り離すことができるように構成さ
れている。この開閉器を区分開閉器と称している。ま
た、事故区間以降の健全な系統に対して電力を供給する
ことを可能にするため、他のフィーダから電力融通を行
えるように、他のフィーダと接続するための連絡用開閉
器が設備されている。
【0003】従来の配電自動化システムにおいては、系
統事故が発生した場合、変電所の保護装置が動作し、ま
ず、フィーダ遮断器が開放(オフ)する。これにより、
系統電圧が失われたことで、対象フィーダにおける全て
の区分開閉器が開放(オフ)となる。その後、回復性事
故の回復時間を見込んで数10秒の時限をもってフィー
ダ遮断器が自動投入され、各区分開閉器は、それぞれ電
源側電圧の回復後10秒前後の時限をおきながら、フィ
ーダ遮断器に近い位置の開閉器から順に自動投入され
る。系統事故が復旧していた場合、これで停電は回復す
ることになるが、系統事故が継続していた場合、事故区
間の直前の区分開閉器が投入された時点で再びフィーダ
遮断器が開放し健全区間も含め停電する。このとき、ど
の区分開閉器により再停電したか判断できるので、その
後、上記と同様の手順により、事故区間の前の区間まで
電力を供給し、回復操作が終了する。以上のような配電
系統運用方法を時限順送方式と称しており、広く採用さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の時限順送方式で
は、系統事故が継続している場合、上記のように、健全
な区間が2回停電することになる。したがって、区分開
閉器を投入する前に事故が回復しているかどうかを判別
し、事故が継続している場合、事故区間の直前の区分開
閉器を投入しないようにすることができれば、停電は1
回で済むことになる。
【0005】本発明は、自然に回復する回復性事故と回
復せずに継続する永久事故を判別し、回復性事故の場合
は再送電により速やかに停電を終わらせ、永久事故の場
合は再送電を取り止めることで健全な配電系統区間の再
停電を防止することを可能にする配電系統の事故復旧方
法及びその制御システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遮断器を介し
て配電用変電所の母線に接続され、配電用送電線の事故
区間を切り離すための区分開閉器を各所に設けた配電系
統にあって、該送電線の事故発生時には、遮断器を一旦
開放し、遮断器の投入後、該母線に近い区分開閉器から
順に区分開閉器を投入する配電系統の事故復旧方法にお
いて、各区分開閉器ごとに区分開閉器を投入することで
充電される配電用送電線区間に小電流を通流することで
当該送電線区間の短絡あるいは地絡のような系統事故点
が存在するかどうかを判定する開閉器対応の判定手段を
設け、この判定手段によって系統事故点が存在するとの
判定の場合、この判定に基づいて、当該区分開閉器の投
入を実施しないようにしたことを特徴とする配電系統の
事故復旧方法を開示する。
【0007】更に本発明は、遮断器を介して配電用変電
所の母線に接続され、配電用送電線の区分対応に開閉器
を設け、送電源の事故区間を、対応する遮断器の開放及
び母線に近い順に開閉器を順次開放することで、切り離
す配電系統の事故復旧制御システムにおいて、遮断器の
投入、開放を行う機器であって、配電用送電線の事故発
生を検出して上記遮断器の開放、及び事故後の復旧操作
に伴う投入を行う遮断器制御手段と、配電用送電線の各
区分の開閉器の投入、開放を行う開閉器対応の機器であ
って、その区分対応での電圧の喪失を検出して対応する
開閉器の開放、及び事故後の復旧操作に伴う投入を、上
記遮断器の投入後に行う、開閉器対応に設けた開閉器制
御手段と、事故後の復旧操作によって事故が回復したか
否かを判定する、開閉器対応に設けた事故判定手段と、
を備えると共に、上記開閉器制御手段は、更に、該判定
手段での事故継続との判定に基づいて、上記開閉器制御
手段による事故後の復旧操作に伴う開閉器の投入を阻止
する手段を設けた配電系統の事故復旧制御システムを開
示する。
【0008】更に本発明は、遮断器を介して配電用変電
所の母線に接続され、送電線の区分対応に開閉器を設
け、送電源の事故区間を、対応する遮断器の開放及び母
線に近い順に開閉器を順次開放することで、切り離す配
電系統の事故復旧制御システムにおいて、系統の監視制
御を行う監視制御装置と、監視制御装置につながり遮断
器の投入、開放を行う機器であって、配電用送電線の事
故発生に伴う監視制御装置からの指令に基づいて、上記
遮断器の開放、及び事故後の復旧操作に伴う投入を行う
遮断器制御手段と、監視制御装置につながり配電用送電
線の各区分の開閉器の投入、開放を行う開閉器対応の機
器であって、その区分対応での電圧の喪失に伴って監視
制御装置からの指令に基づいて、対応する開閉器の開
放、及び事故後の復旧操作に伴う投入を、上記遮断器の
投入後に行う、開閉器対応に設けた開閉器制御手段と、
監視制御装置につながり、監視制御装置からの指令に基
づいて、事故後の復旧操作によって事故が回復したか否
かを判定し、判定結果を監視制御装置に送出する、開閉
器対応に設けた事故判定手段と、を備えると共に、監視
制御装置は、事故継続との判定信号であれば、事故復旧
後の復旧操作に伴う開閉器の投入を阻止する指令を開閉
器制御手段に出力する手段、又は投入指令の出力を発生
しない手段、を設けた配電系統の事故復旧制御システム
を開示する。
【0009】更に本発明は、事故判定手段は、対応する
開閉器に並列に設けた送電線に対する並列経路と、並列
系路の開放・投入を行うスイッチと、判定時にこのスイ
ッチを投入し、並列系路の電圧及び又は電流から事故継
続しているか否かを判定し、判定後に上記スイッチの開
放を行う判定部と、を有するものとした配電系統の事故
復旧制御システムを開示する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1、図
2、及び図3により説明する。図1は全体構成図であ
る。図の主回路は、配電変電所1の変圧器2次母線2、
フィーダ遮断器3、送電線4、区分開閉器5、6、7、
及び事故回復判定回路8、9、10から成っており、各
事故回復判定回路8、9、10は、それぞれ抵抗等の電
流制限素子11、12、13、スイッチ14、15、1
6で構成されている。また、制御系は、電圧検出器17
と電流検出器18の出力から送電線の事故発生を検知し
てフィーダ遮断器3を遮断し、また復旧操作時はフィー
ダ遮断器3を投入するフィーダ遮断器制御装置19、電
圧検出器20、21、22の出力から送電線4の電圧回
復を検出して、それぞれ区分開閉器5、6、7を投入す
る区分開閉器制御装置23、24、25、区分開閉器投
入前にスイッチ14、15、16を投入して電流検出器
26、27、28を介して得られる電流値の大きさによ
り、事故回復を判断する事故回復判定装置29、30、
31、及び通信回線32を介して各機器の操作を行う監
視制御装置33から成っている。
【0011】監視制御装置33は、通信回線32を介し
て、遮断器制御装置19への遮断器3の投入指令/開放
指令、区分開閉器制御装置23〜25への開閉器5〜7
の投入指令/開放指令(但し、母線に近い順の開閉器か
ら順次投入を行う)、判定装置29〜31への判定スイ
ッチ14〜16の投入指令/開放指令を送出する。更に
監視制御装置33は、制御装置19、23〜25、29
〜31の各検出信号や操作結果を示す信号を、通信回線
32を介して取り込む。尚、監視制御装置33が集中的
に監視及び制御する上記のやり方のほかに、各制御装置
19、23〜25、29〜31が自律分散的に自己判断
して、対応する機器を直接に制御する例もある。この場
合、監視制御装置33は、全体的なことに関するものの
みの監視制御を負担する。勿論、自律分散的な場合にあ
っても、監視制御装置は、できるだけ多くの各制御指令
を受け取るようにすることが好ましい。全体監視制御に
かかわる情報として利用できるためである。以下では、
監視制御装置33が集中的に監視制御するやり方を前提
として説明する。
【0012】図2は事故回復判定装置29、30、31
の内、29を代表させて、その内部構成を示しており、
演算処理回路29a、記憶回路29b、通信インタフェ
ース回路29c、入力回路29d、及び出力回路29e
で構成されている。記憶回路29bには、演算処理回路
29aが担う演算処理手順を予め記憶させておき、演算
処理回路29aは、演算処理回路29bに記憶されてい
る演算処理手順に従って図3にフロー図で示す処理を実
行する。すなわち、処理41で監視制御装置33からの
事故回復判定動作指令を、通信回線32及び通信インタ
ーフェース回路29cを介して受信し、事故回復判定動
作を開始する。次に処理42で出力回路29eを介して
操作信号c1を出力することで事故回復判定回路8のス
イッチ14をオン操作し、処理43で電流検出器26、
入力回路29dを介して事故回復判定回路8の電流i1
を検出し、処理44で電流i1の大きさを判定し送電線
の浮遊容量の充電電流以上の電流が流れている場合、事
故が継続しているものと判定し、判定処理が終了すると
処理45でスイッチ14をオフ操作し、その後、処理4
6で通信インタフェース29cを介して判定結果を監視
制御装置33に送る。監視制御装置33では、事故が継
続しているとの判定結果の場合、区分開閉器5の投入操
作を阻止するための指令を区分開閉器制御装置23に送
信する。
【0013】ここで、送電線において線間短絡あるいは
地絡のような系統事故が発生した場合を考える。系統事
故は、樹木の一時接触などのように、フィーダ遮断器を
開放し事故点への電圧印加を一旦停止するとアークが消
滅し絶縁特性を回復する回復性事故と、金属物接触のよ
うに回復しない永久事故がある。図4に示す従来システ
ムにおいて区分開閉器5、6の間の送電線で永久事故が
発生した場合のフィーダ遮断器および各区分開閉器の動
作を考える。そのために、まず、図5及び図6により事
故時の回路現象を説明する。図5は線間短絡の例であ
り、短絡している相間を循環電流i4が流れる。図5に
おいては、系統を3相回路で表わしており、図中の記号
は各相を添え字a、b、cで示している。また、34は
中性点接地抵抗、35、36は系統の浮遊容量である。
図6は、地絡の場合であり、中性点接地抵抗34を介し
て地絡電流i5が流れる。図7の(1)、(2)、
(3)はそれぞれフィーダ遮断器3の動作、事故電流i
4、i5および区分開閉器5の動作を波形で表現したも
のであり、遮断器および開閉器については、Highは
投入状態(オン状態)、Lowは開放状態(オフ状態)
を表している。事故発生時点をt1とすると、図4のフ
ィーダ遮断器制御装置19が事故を検知し、波形(1)
のようにフィーダ遮断器3を開放する。その後、系統電
圧が失われるので、区分開閉器制御装置23、24、2
5により各区分開閉器5、6、7がそれぞれ開放され
る。波形(3)は区分開閉器5の動作を示している。そ
の後、各制御装置は復旧操作を開始し、フィーダ遮断器
3は回復性事故の回復時間を見込み、30秒程度の時限
をおいてt2の時点で投入される。区分開閉器5は電源
側電圧の回復後、10秒程度の時限をおいて波形(3)
に示すようにt3の時点で投入されるが、永久事故の場
合、再びフィーダ遮断器3が開放する。その後、上記の
一連の動作を繰り返すが、2回目の投入では、1回目の
投入時、区分開閉器5を投入した時点でフィーダ遮断器
3が再度遮断されたことから事故区間が分かっているの
で、復旧操作はフィーダ遮断器3の投入までで終了す
る。以上のように、従来システムでは、事故区間から電
源側の健全系統が2回停電することになる。
【0014】これに対し、図1の発明を適用したシステ
ムにおいては、事故発生時、図8、図9に示すように、
区分開閉器5を投入する前に事故回復判定回路8が動作
し、電流制限素子11(図では11a)を介して、電流
i6、i7が流れる。本システムにおいて、区分開閉器
5、6の間の送電線で永久事故が発生した場合のフィー
ダ遮断器3および区分開閉器5の動作を考える。図10
の(1)、(2)、(3)、(4)はそれぞれフィーダ
遮断器3の動作、事故電流i6、i7、区分開閉器5、
および事故回復判定用スイッチ14の動作を波形で表現
したものであり、スイッチ類の動作はHighは投入状
態(オン状態)、Lowは開放状態(オフ状態)を表し
ている。事故発生時点をt1とすると、図1のフィーダ
遮断器制御装置19が事故を検知し、図10の波形
(1)のようにフィーダ遮断器3を開放する。その後、
系統電圧が失われるので、区分開閉器制御装置23、2
4、25により各区分開閉器5、6、7がそれぞれ開放
される。波形(3)は区分開閉器5の動作を表わしてい
る。次に各制御装置は復旧操作を開始する。フィーダ遮
断器3は回復性事故の回復時間を見込み、30秒程度の
時限をおいてt2の時点で投入される。その後、波形
(4)に示すようにスイッチ14が投入され、事故回復
判定装置29が電流検出器26を介して得た電流値の大
きさにより事故の回復を判定する。この場合、事故電流
が流れるので、区分開閉器5の投入はロックされる。従
って、健全区間の停電は1回のみで復旧操作が完了す
る。
【0015】図11、図12、図13は、本発明の変形
例であり、図11は図1に対し、各事故回復判定回路2
9に電圧検出器51、52、53を追加したものとなっ
ている。したがって、図12に示す事故回復判定回路2
9の内部構成も電圧v1検出を追加した入力回路29f
を用いている。更に、処理手順についても、処理47、
48のように事故回復判定回路29の電圧も判定するよ
うにしている。地絡事故の場合、系統の事故相電圧が低
下するので、これにより、地絡事故を検出することがで
きる。特に、図14、図15に示すような非接地系統で
は、中性点接地抵抗は無く、零相電圧検出回路37によ
り、高抵抗接地されているだけなので、地絡電流は微弱
であり、本変形例のように、相電圧の低下により事故継
続を判定するのが効果的である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、区分開閉器を投入する
前に事故が回復しているかどうかを判別し、事故が継続
している場合、事故区間の直前の区分開閉器を投入しな
いようにすることができるので、配電系統の事故復旧操
作時における健全区間の停電は1回で済むことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の事故復旧システム例を示す図である。
【図2】本発明の事故回復判定装置の実施態様図であ
る。
【図3】図2の判定装置の処理フローを示す図である。
【図4】従来の事故復旧システムを示す図である。
【図5】線間短絡事故例を示す図である。
【図6】地絡事故例を示す図である。
【図7】従来例での制御タイムチャートを示す図であ
る。
【図8】本発明での線間短絡事故例を示す図である。
【図9】本発明での地絡事故例を示す図である。
【図10】本発明の制御タイムチャートを示す図であ
る。
【図11】本発明の事故復旧システムの他の例を示す図
である。
【図12】本発明の事故回復判定装置の実施態様図であ
る。
【図13】そのフローチャートである。
【図14】本発明の事故復旧システムの線間短絡事故へ
の適用例図である。
【図15】本発明の事故復旧システムの地絡事故への適
用例図である。
【符号の説明】
1 配電用変電所 2 母線 3 遮断器 4 配電用送電線 5〜7 区分開閉器 8〜10 事故回復判定回路 14〜16 スイッチ 19 遮断器制御装置 23〜25 区分開閉器制御装置 29〜31 事故回復判定装置 33 監視制御装置
フロントページの続き (72)発明者 川瀬 実 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分事業所内 Fターム(参考) 5G066 AA08 AA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器を介して配電用変電所の母線に接
    続され、配電用送電線の事故区間を切り離すための区分
    開閉器を各所に設けた配電系統にあって、該送電線の事
    故発生時には、遮断器を一旦開放し、遮断器の投入後、
    該母線に近い区分開閉器から順に区分開閉器を投入する
    配電系統の事故復旧方法において、 各区分開閉器ごとに区分開閉器を投入することで充電さ
    れる配電用送電線区間に小電流を通流することで当該送
    電線区間の短絡あるいは地絡のような系統事故点が存在
    するかどうかを判定する開閉器対応の判定手段を設け、
    この判定手段によって系統事故点が存在するとの判定の
    場合、この判定に基づいて、当該区分開閉器の投入を実
    施しないようにしたことを特徴とする配電系統の事故復
    旧方法。
  2. 【請求項2】 遮断器を介して配電用変電所の母線に接
    続され、配電用送電線の区分対応に開閉器を設け、送電
    源の事故区間を、対応する遮断器の開放及び母線に近い
    順に開閉器を順次開放することで、切り離す配電系統の
    事故復旧制御システムにおいて、 遮断器の投入、開放を行う機器であって、配電用送電線
    の事故発生を検出して上記遮断器の開放、及び事故後の
    復旧操作に伴う投入を行う遮断器制御手段と、 配電用送電線の各区分の開閉器の投入、開放を行う開閉
    器対応の機器であって、その区分対応での電圧の喪失を
    検出して対応する開閉器の開放、及び事故後の復旧操作
    に伴う投入を、上記遮断器の投入後に行う、開閉器対応
    に設けた開閉器制御手段と、 事故後の復旧操作によって事故が回復したか否かを判定
    する、開閉器対応に設けた事故判定手段と、 を備えると共に、上記開閉器制御手段は、更に、該判定
    手段での事故継続との判定に基づいて、上記開閉器制御
    手段による事故後の復旧操作に伴う開閉器の投入を阻止
    する手段を設けた配電系統の事故復旧制御システム。
  3. 【請求項3】 遮断器を介して配電用変電所の母線に接
    続され、送電線の区分対応に開閉器を設け、送電源の事
    故区間を、対応する遮断器の開放及び母線に近い順に開
    閉器を順次開放することで、切り離す配電系統の事故復
    旧制御システムにおいて、 系統の監視制御を行う監視制御装置と、 監視制御装置につながり遮断器の投入、開放を行う機器
    であって、配電用送電線の事故発生に伴う監視制御装置
    からの指令に基づいて、上記遮断器の開放、及び事故後
    の復旧操作に伴う投入を行う遮断器制御手段と、 監視制御装置につながり配電用送電線の各区分の開閉器
    の投入、開放を行う開閉器対応の機器であって、その区
    分対応での電圧の喪失に伴って監視制御装置からの指令
    に基づいて、対応する開閉器の開放、及び事故後の復旧
    操作に伴う投入を、上記遮断器の投入後に行う、開閉器
    対応に設けた開閉器制御手段と、 監視制御装置につながり、監視制御装置からの指令に基
    づいて、事故後の復旧操作によって事故が回復したか否
    かを判定し、判定結果を監視制御装置に送出する、開閉
    器対応に設けた事故判定手段と、を備えると共に、 監視制御装置は、事故継続との判定信号であれば、事故
    復旧後の復旧操作に伴う開閉器の投入を阻止する指令を
    開閉器制御手段に出力する手段、又は投入指令の出力を
    発生しない手段、 を設けた配電系統の事故復旧制御システム。
  4. 【請求項4】 上記事故判定手段は、対応する開閉器に
    並列に設けた送電線に対する並列経路と、並列系路の開
    放・投入を行うスイッチと、判定時にこのスイッチを投
    入し、並列系路の電圧及び又は電流から事故継続してい
    るか否かを判定し、判定後に上記スイッチの開放を行う
    判定部と、を有するものとした請求項2又は3の配電系
    統の事故復旧制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019527009A (ja) * 2016-08-09 2019-09-19 エヌアール エレクトリック カンパニー リミテッドNr Electric Co., Ltd 高圧直流遮断器の閉極制御方法

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