JPH1171966A - 躯体接合金具 - Google Patents

躯体接合金具

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Publication number
JPH1171966A
JPH1171966A JP24613797A JP24613797A JPH1171966A JP H1171966 A JPH1171966 A JP H1171966A JP 24613797 A JP24613797 A JP 24613797A JP 24613797 A JP24613797 A JP 24613797A JP H1171966 A JPH1171966 A JP H1171966A
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JP
Japan
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frame
screw rod
main screw
metal fitting
hole
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24613797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kuriki
一男 久力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
Original Assignee
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1171966A publication Critical patent/JPH1171966A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 躯体に接合された後の枠体の歪みや躯体の奥
行きに沿った枠体の傾きの修正ができる躯体接合金具に
する。 【解決手段】 躯体20に固定される躯体側金具1と、
躯体側金具1に対応して枠体21の取り付け孔22に埋
設される枠体側金具10との組み合わせからなり;躯体
側金具1には主螺子棒5が回動自在に基盤2に遊嵌して
脱抜不能に突設され、枠体側金具10には主螺子棒5に
対応する位置に主螺子棒5が螺合する主螺子孔13が貫
設され、且つ主螺子孔13の両側方の位置に脇螺子孔1
4、15が貫設されているとともに脇螺子孔14、15
には脇螺子棒16、17が螺装されており、主螺子棒5
および脇螺子棒16、17のそれぞれの調整端面6、1
8、19には調整工具の先端が係合する係合穴7、3
0、31が設けられて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の入り口や間
仕切り等の開口部を構成する柱や梁からなる躯体に竪枠
や上枠(鴨居)を固定する躯体接合金具に関し、詳しく
は、躯体と枠体との間隔を調整することができる躯体接
合金具に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の開口部を美化、洋風化する為に、
又、開口部の扉や引戸の立て付けの都合などから柱や梁
などからなる躯体に竪枠や上枠(鴨居)からなる枠体を
接合して設けることが行われており、この接合のために
躯体接合金具が使用されている。そして、扉や引戸の枠
体への立て付けを良好にするために躯体と枠体との接合
間隔を調整できるようにした躯体接合金具は周知であ
る。
【0003】図6は、従来の躯体接合金具を示すもの
で、柱や梁などの躯体50に固定されるボルト状の躯体
側金具51と竪枠や上枠(鴨居)などの枠体52に埋設
されるナット状の枠体側金具53とで構成されている。
【0004】この躯体接合金具は、躯体50の表面に仮
固定された躯体側金具51の雄ねじ部54の軸線に穿孔
された角孔55に、枠体52に埋設された枠体側金具5
3の外側から角レンチ56を差し込み、躯体側金具51
を回動して躯体50と枠体52との間隔を調整し、タッ
ピンねじ57を締め込んで固定するものである。
【0005】上記従来の躯体接合金具は躯体50と枠体
52の要所に配設されることにより、図5(A)、
(B)に於いて実線で示す、扉58の正面から見た竪枠
59の左右方向の歪みや、上枠60が垂れ気味になる歪
みを、破線で示す垂直、水平の位置に補正することが可
能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、躯体接
合金具により躯体52に取り付けられた枠体52は、左
右方向や下方へ歪むことがあるばかりてなく、図4に於
いて実線で示す枠体59のように、躯体50の奥行きに
沿って出入り口方向へ閉じ気味や開き気味に傾いて接合
されることがある。このように枠体52の向きが傾いた
まま接合されると、扉や引戸の作動や立て付けに支障を
来すが、従来の躯体接合金具では、枠体52を取り付け
たまま傾きのない正常な向き(図4に於いて破線で示
す)に修正することができなかった。
【0007】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、躯体に接合された後の枠体の歪みの補正や躯体の
奥行きに沿った枠体の傾きの修正ができる躯体接合金具
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、躯体に固定さ
れる躯体側金具と、前記躯体側金具に対応して枠体の取
り付け孔に埋設される枠体側金具との組み合わせからな
り;前記躯体側金具には主螺子棒がその基端部において
回動自在に基盤に遊嵌して脱抜不能に突設され、前記枠
体側金具には前記主螺子棒に対応する位置に前記主螺子
棒が螺合する主螺子孔が貫設され、且つ前記主螺子孔の
両側方にあって自身の軸線から等距離の位置に脇螺子孔
が貫設されているとともに前記脇螺子孔には脇螺子棒が
進退自在に螺装されており、前記主螺子棒および前記脇
螺子棒のそれぞれの調整端面には調整工具の先端が係合
する係合穴が設けられて構成され、躯体に枠体を接合し
た後、調整工具を使って主螺子棒を回動させることによ
り躯体と枠体との間隔が補正できるとともに、二本の脇
螺子棒を進退させることにより枠体の躯体の奥行きに沿
った傾きを修正できるようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1乃至図3は、本発明の躯体接合金具を
実施の形態を示すもので、建物の開口部を形成する柱や
梁などからなる躯体20に接合される躯体側金具1と、
この躯体側金具1に対応して竪枠や上枠(鴨居)などか
らなる枠体21に貫設された取り付け孔22に埋設され
る枠体側金具10とが組み合わされて構成されている。
【0011】躯体側金具1は、その基盤2が円板状に形
成されており、基盤2にはタッピンねじ23の軸棒24
が挿通可能な寸径の挿通孔3が穿孔されており、この挿
通孔3と基盤2の中心を通る縦線上にあって基盤2の中
心よりもやや下方の位置には取り付け孔4が穿孔されて
おり、この取り付け孔4には、主螺子棒5がその基端部
5aにおいて回動自在に遊嵌し基端面がかしめられて脱
抜不能に突設されている。
【0012】主螺子棒5の調整端面6にはドライバなど
の調整工具(図指省略)の先端が係合する係合孔7が設
けられており、主螺子棒5の更に下方にはガイドピン8
が突設されている。
【0013】一方、前記躯体側金具1と対応して組み合
わされる枠体側金具10は、内端面にフランジ11を有
する円筒状に形成され、その外端面は枠体21の取り付
け状態の調整をする調整面10aとなっている。
【0014】枠体側金具10の前記挿通孔3に対応する
位置にはタッピンねじ23の頭部25が挿通できる寸径
の挿通孔12が貫設されており、前記主螺子棒5に対応
する位置には主螺子棒5が螺合する主螺子孔13が貫設
されており、更に、主螺子孔13の両側方にあって枠体
側金具10自身の軸線から等距離の位置には脇螺子棒1
6、17がそれぞれ進退可能に螺装する脇螺子孔14、
15が貫設されている。
【0015】そして、主螺子孔13の下方のガイドピン
8に対応する位置にはガイドピン8が挿通するガイド孔
9が貫設されている。
【0016】また、脇螺子棒16、17の調整端面1
8、19にはそれぞれ主螺子棒5の係合孔7と同様の係
合孔30、31が設けられている。
【0017】以上のように構成された本実施の形態の躯
体接合金具を使って枠体21を躯体20へ接合するに
は、枠体20が竪枠の場合には、竪枠の長さ方向の軸線
上の所望の要部に取り付け孔22を穿孔し、この取り付
け孔22に躯体側金具1と枠体側金具10とが組み合わ
された状態の躯体接合金具を挿通孔3、12を上にし
て、且つ挿通孔3、12とガイド孔9が前記軸線上に位
置するように取り付け孔22に嵌込んで枠体側金具10
を枠体20に固定する。
【0018】また、枠体20が上枠(鴨居)の場合に
は、上枠の長さ方向の軸線上の所望の要部に取り付け孔
22を貫設し、この取り付け孔22に、挿通孔3、12
とガイド孔が前記軸線上に位置するように躯体接合金具
を嵌込んで枠体側金具10を枠体20に固定する。
【0019】次に、躯体接合金具が取り付けられた枠体
21を躯体20に仮接合し、枠体側金具金具10の調整
面10aから主螺子棒5の係合穴7にドライバなどの調
整工具の先端を差し込み、主螺子棒5を回動して躯体側
金具1を枠体側金具20から躯体20に向かって螺進さ
せる。躯体側金具1の基盤2が躯体20の表面に当接し
て躯体側金具1の位置が決まる。
【0020】次に、タッピンねじ23を枠体側金具10
の挿通孔12を通して躯体側金具1の挿通孔3にねじ込
み、躯体側金具1を躯体20の表面に固定する。
【0021】そして、主螺子棒5を進退させて躯体20
と枠体21との間隔や枠体21の歪みを補正し、二本の
脇螺子棒16、17を躯体側金具1に向かって螺進させ
てその当接端面16a、17aを基盤2の表面に当接さ
せ、三本の螺子棒5、16、17で躯体20と枠体21
の間隔を保持し、三点で支持する。
【0022】更に、枠体21の躯体20の奥行きに沿っ
た向きに傾きがあってその修正が必要な場合には、二本
の脇螺子棒16、17を進退させて、枠体側金具10の
内側端面10bからの脇螺子棒16、17の突出寸法を
変えることにより枠体21の傾きを調整する。
【0023】以上、説明したように、本実施の形態の躯
体接合金具を使った枠体21の施行は、躯体側金具1と
枠体側金具10との位置合わせが簡単にできる上に、施
行の完了後でも、ドライバなどの調整工具によって三本
の調整螺子棒5、16、17をそれぞれの調整端面6、
18、19で操作することにより、枠体21の取り付け
歪みのみならず枠体21の躯体20の奥行きに沿った傾
きの調整が可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したような形態で実施される本
発明の躯体接合金具は、以下に記載されるような効果を
奏する。
【0025】躯体側金具に回動自在に且つ脱抜不能に主
螺子棒を突設し、枠体側金具に進退自在に脇螺子棒を螺
装することにより、躯体に枠体を接合した後、各螺子棒
の調整側端面で調整工具を使って躯体と枠体との間隔が
補正できるとともに、枠体の躯体の奥行きに沿った傾き
も修正できるようにしたので、竪枠や上枠の高精度な施
行が簡単にできるようになり、扉や引戸を枠体に仕上が
りよく立て付けることができる。
【0026】しかも、枠体の高精度な取り付け調整が枠
体を取り外すことなくできるので、施行時間の短縮とと
もに工費を低減化することができる。また、未熟者でも
精度の高い調整ができるので、熟練者の少ない今日、有
用な躯体接合金具である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の躯体接合金具の分解斜視図。
【図2】図1の使用状態を示す図1YーY矢視断面図。
【図3】図1の使用状態を示す図1XーX線矢視断面
図。
【図4】躯体と枠体との接合状態を示す説明図。
【図5】枠体の歪み状態を示す説明図。
【図6】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 躯体側金具,2 基盤,5 主螺子棒,5a 基端
部,6 調整端面,7係合孔,10 枠体側金具,13
主螺子孔,14、15 脇螺子孔,16、17 脇螺
子棒,18、19 調整端面,20 躯体,21 枠
体,22 取り付け孔,30、31係合孔,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体に固定される躯体側金具と、前記躯
    体側金具に対応して枠体の取り付け孔に埋設される枠体
    側金具との組み合わせからなり;前記躯体側金具には主
    螺子棒がその基端部において回動自在に基盤に遊嵌して
    脱抜不能に突設され、前記枠体側金具には前記主螺子棒
    に対応する位置に前記主螺子棒が螺合する主螺子孔が貫
    設され、且つ前記主螺子孔の両側方にあって自身の軸線
    から等距離の位置に脇螺子孔が貫設されているとともに
    前記脇螺子孔には脇螺子棒が進退自在に螺装されてお
    り、前記主螺子棒および前記脇螺子棒のそれぞれの調整
    端面には調整工具の先端が係合する係合穴が設けられて
    構成されていることを特徴とする躯体接合金具。
JP24613797A 1997-08-27 1997-08-27 躯体接合金具 Withdrawn JPH1171966A (ja)

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JP24613797A JPH1171966A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 躯体接合金具

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JP24613797A JPH1171966A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 躯体接合金具

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JP24613797A Withdrawn JPH1171966A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 躯体接合金具

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JP (1) JPH1171966A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188366A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Aisin Kiko Co Ltd 戸枠隙間調整具
JP2011179235A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Ykk Ap株式会社 枠体固定構造、枠体固定方法及び建具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002188366A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Aisin Kiko Co Ltd 戸枠隙間調整具
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041102